JP2014038124A - ロック解除体験装置及びロック解除体験プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を体験できるロック解除体験装置及びロック解除用プログラムを提供する。
【解決手段】CPU2が、建物全体画像P1に当該建物内での位置を表す位置画像P2を重ねた第1表示画面S21をタッチパネル6に表示させると共に、位置画像P2が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面S22を第1表示画面S21と並べてタッチパネル6に表示させる。また、位置画像P2を建物全体画像P1内のエントランス・アプローチから住戸内に向かって移動させ、ロック箇所(エントランス(風除室)、1階エレベータホール、住戸玄関、住戸内)に到達する毎に位置画像P2の移動を停止させ、停止後、タッチパネル6に表示された非接触キーリーダーP511などのロック解除操作部が選択されて操作が行われると位置画像P2を再び住戸内に向かって移動させる。
【選択図】図6
【解決手段】CPU2が、建物全体画像P1に当該建物内での位置を表す位置画像P2を重ねた第1表示画面S21をタッチパネル6に表示させると共に、位置画像P2が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面S22を第1表示画面S21と並べてタッチパネル6に表示させる。また、位置画像P2を建物全体画像P1内のエントランス・アプローチから住戸内に向かって移動させ、ロック箇所(エントランス(風除室)、1階エレベータホール、住戸玄関、住戸内)に到達する毎に位置画像P2の移動を停止させ、停止後、タッチパネル6に表示された非接触キーリーダーP511などのロック解除操作部が選択されて操作が行われると位置画像P2を再び住戸内に向かって移動させる。
【選択図】図6
Description
本発明は、ロック解除体験装置及びロック解除体験プログラムに関するものである。
従来から、マンションなどの建物内において、建物入口の共同玄関や、個別の居住者用玄関などの複数個所にロック装置を設けて外来者の侵入を防ぐセキュリティシステムが提案されている。マンション販売などの営業活動でこのセキュリティシステムをお客様に説明するために、従来は例えばロック装置などの現物をマンションギャラリーに展示したり、パンフレットを用いて説明していたが、実際に共同玄関(スタート位置)から個別の住戸内(目的位置)までの間のロック解除手順を体験することができない、という問題があった。また、来訪者のロック解除手段については省略されることが多々あった。
そこで、本発明は、表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を体験できるロック解除体験装置及びロック解除用プログラムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を体験させるロック解除体験装置であって、建物全体画像に当該建物内での位置を表す位置画像を重ねた第1表示画面を前記表示装置に表示させる第1表示制御手段と、前記位置画像が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面を前記第1表示画面と並べて前記表示装置に表示させる第2表示制御手段と、を備え、前記第1表示制御手段が、前記位置画像を前記建物全体画像内のスタート位置から目的位置に向かって移動させ、ロック箇所に到達する毎に前記位置画像の移動を停止させ、停止後、前記表示装置に表示されたロック解除操作部が選択されて操作が行われると前記位置画像を再び目的位置に向かって移動させることを特徴とするロック解除体験装置に存する。
請求項2記載の発明は、第2表示制御手段が、前記ロック解除操作部が選択されて操作が行われると、前記第2表示画面に表示されたドア又は窓を開くことを特徴とする請求項1に記載のロック解除体験装置に存する。
請求項3記載の発明は、前記ロック箇所に到達して前記位置画像の移動が停止されると、当該ロック箇所に関する用語の用語アイコンを表示させ、前記用語アイコンが選択されて操作されると当該用語の解説を表示する第3表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロック解除体験装置に存する。
請求項4記載の発明は、目的位置である住戸内に到達して前記表示装置に表示された住戸内セキュリティシステムの解除操作部が操作されると、住戸内セキュリティシステムを解除しないで住戸内の玄関ドア又は窓を開けたときに発生する警報音を発音装置から発生させる警報音発生手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のロック解除体験装置に存する。
請求項5記載の発明は、表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を体験させるためのコンピュータを、建物全体画像に当該建物内での位置を表す位置画像を重ねた第1表示画面を前記表示装置に表示させる第1表示制御手段と、前記位置画像が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面を前記第1表示画面と並べて前記表示装置に表示させる第2表示制御手段と、として機能させ、前記第1表示制御手段が、前記位置画像を前記建物全体画像内のスタート位置から目的位置に向かって移動させ、ロック箇所に到達する毎に前記位置画像の移動を停止させ、停止後、前記表示装置に表示されたロック解除操作部が選択されて操作が行われると前記位置画像を再び目的位置に向かって移動させることを特徴とするロック解除体験プログラムに存する。
以上説明したように請求項1、2及び5記載の発明によれば、表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を居住者、来訪者ともに体験できる。
請求項3記載の発明によれば、そのロック箇所についての詳しい説明を表示することができる。
請求項4記載の発明によれば、住戸内セキュリティシステムの解除操作部の操作に応じて、住戸内セキュリティシステムを解除しないで住戸の窓やドアを空けようとしたときに発生させる警報音を体験できる。
以下、本発明のロック解除体験装置について図1を参照して説明する。同図に示すように、ロック解除体験装置1は、公知であるコンピュータを用いており、予め定めたプログラムに従って装置全体の動作の制御などを行う中央演算処理装置(CPU)2を有している。このCPU2には、バスBを介してCPU2のためのプログラムなどを格納した読み出し専用のメモリであるROM3と、CPU2の処理作業に必要な各種データを格納する作業エリア等を有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM4と、が接続されている。
CPU2には、記憶装置5がバスBを介して接続されており、この記憶装置5にはハードディスク装置、大容量のメモリなどが用いられる。記憶装置5には、ロック解除体験プログラムが記憶されている。このロック解除体験プログラムは、CD−ROM等からインストールされたり、ネットワークを介してダウンロードされ記憶装置5に記憶される。また、上記CPU2には、表示装置としての周知のタッチパネル6と発音装置としてのスピーカ7とがバスBを介して接続されている。
次に、上述したCPU2が記憶装置5のロック解除体験プログラムを実行したときのロック解除体験処理の一例を、図2及び図3のフローチャート及び図4〜図14に示すタッチパネル6に表示される表示画面を参照して以下に説明する。まず、電源オンなどに応じてCPU2は、タッチパネル6に図4に示すような初期画面S1を表示する。初期画面S1は、居住者用のロック解除体験処理を選択するための居住者用アイコンI1と、来訪者用のロック解除体験処理を選択する来訪者用アイコンI2と、が並べて表示されている。
タッチパネル6上に表示された居住者用アイコンI1が操作されると、CPU2は、図2に示す居住者用のロック解除体験処理を開始する。居住者用のロック解除体験処理の開始に応じてCPU2は、第1表示制御手段及び第2表示制御手段として機能し、まず図5に示すように建物全体画像P1にその建物内での位置を表す位置画像P2を重ねた第1表示画面S21と、位置画像P2が表す位置に居住者(人)が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面S22と、を並べて配置する(ステップS11)。なお、建物全体画像P1は、建物全体を示す透過斜視図から構成されている。位置画像P2は、最初は建物全体画像P1上のエントランス・アプローチ(スタート位置)に位置している。
その後、CPU2は、図5及び図6に示すように位置画像P2をエントランス・アプローチから最初のロック箇所であるエントランス(風除室)まで移動させた後、停止させる(ステップS12)。このとき、CPU2は、建物全体画像P1に進入軌跡P3も重ねて表示する。また、CPU2は、第2表示画面S22に位置画像P2の移動に応じて図5に示すエントランス・アプローチの自動ドアを開いてエントランス・アプローチからエントランス(風除室)まで移動する居住者視点の動画を表示させる。
位置画像P2のエントランス(風除室)での移動停止後、CPU2は、エントランス(風除室)での表示処理を実行する(ステップS13)。このエントランス(風除室)での表示処理において、まずCPU2は、図6に示すように、第2表示画面S22に表示された操作パネルP41の拡大画像である拡大操作パネルP51を表示させると共に「操作パネルの非接触キーリーダーに触れてください。」という操作指示文P61を表示する。このとき拡大操作パネルP51の非接触キーリーダーP511(ロック解除操作部)を光らせる。また、CPU2は、第3表示制御手段として働き、エントランス(風除室)でのロックに関する用語の用語アイコンI71を表示させる。そして、用語アイコンI71が操作されると、CPU2は、用語アイコンI71に対応する用語の解説文を表示する。
タッチパネル6により拡大操作パネルP51の非接触キーリーダーP511が選択されて操作され、解除操作が完了すると(ステップS14でY)、CPU2は、スピーカ7から操作音を発生させると共に、図6の第2表示画面S22に表示されたエントランス(風除室)の自動ドアを開いた後、図6及び図7に示すように、位置画像P2をエントランス(風除室)から次のロック箇所である1階エレベータホールまで移動させた後、停止させる(ステップS15)。このとき、CPU2は、第2表示画面S22に位置画像P2の移動に応じてエントランス(風除室)から1階エレベータホールまで移動する居住者視点の動画を表示させる。
位置画像P2の1階エレベータホールでの移動停止後、CPU2は、1階エレベータホールでの表示処理を実行する(ステップS16)。1階エレベータホールでの表示処理において、まずCPU2は、第2表示画面S22に表示された操作パネルP42の拡大画像である拡大操作パネルP52を表示させると共に「操作パネルの非接触キーリーダーに触れてください。」という操作指示文P62を表示する。このとき拡大操作パネルP52の非接触キーリーダーP521(ロック解除操作部)を光らせる。また、CPU2は、1階エレベータホールでのロックに関する用語の用語アイコンI72〜I74を表示させる。そして、用語アイコンI72〜I74が操作されると、CPU2は、用語アイコンI72〜I74に対応する用語の解説文を表示する。
タッチパネル6により拡大操作パネルP52の非接触キーリーダーP521が選択されて操作されると、CPU2は、スピーカ7から操作音を発生させると共に、操作指示文P62の代わりに「セキュリティエレベータシステムが解除されました。続けて操作パネルの↑ボタンを押してください」という操作指示文を表示すると共に、拡大操作パネルP52の↑ボタンP522(ロック解除操作部)を光らせる。タッチパネル6により拡大操作パネルP52の↑ボタンP522が操作され、解除操作が完了すると(ステップS17でY)、CPU2は、図7の第2表示画面S22に表示されたエレベータのドアを開いた後、図7及び図8に示すように位置画像P2を1階エレベータホールから次のロック箇所である住戸玄関まで移動させた後、停止させる(ステップS18)。このとき、CPU2は、第2表示画面S22に位置画像P2の移動に応じた1階エレベータホールから住戸玄関まで移動する居住者視点の動画を表示させる。また、CPU2は、建物全体画像P1から1階部分を消す。
位置画像P2の住戸玄関での停止後、CPU2は、住戸玄関での表示処理を実行する(ステップS19)。住戸玄関での表示処理において、まずCPU2は、第2表示画面S22に表示されたシリンダー錠P43の拡大画像である拡大シリンダー錠P53を表示させると共に「(防犯セット時)上部シリンダー錠で住戸内のセキュリティシステムのON/OFF操作できます。」という操作指示文P63を表示する。このとき、拡大シリンダー錠P53の上部シリンダー錠P531(ロック解除操作部)を光らせる。また、CPU2は、居住者玄関でのロックに関する用語の用語アイコンI75〜I79を表示させる。そして、用語アイコンI75〜I79が操作されると、CPU2は、用語アイコンI75〜I79に対応する用語の解説文を表示する。
タッチパネル6により拡大シリンダー錠P53の上部シリンダー錠P531が選択されて操作されると、次に、CPU2は、操作指示文P63の代わりに「(玄関解除時)上下のシリンダー錠部分を押してください※実際には、シリンダー錠部分に住戸キーを差し込み、解除します。」という操作指示文を表示すると共に、拡大シリンダー錠P53の上下部シリンダー錠P531、P532を光らせる。タッチパネル6により拡大シリンダー錠P53の上下部シリンダー錠P531、P532が操作され、解除操作が完了すると(ステップS20でY)、CPU2は、図8の第2表示画面S22に表示された住戸玄関のドアを開いた後、図9に示すように位置画像P2を住戸玄関から次のロック箇所である住戸内(目的位置)まで移動させた後、停止させる(ステップS21)。このとき、CPU2は、第2表示画面S22に位置画像P2の移動に応じた住戸玄関から住戸内まで移動する居住者視点の動画を表示させる。
位置画像P2の住戸内での停止後、CPU2は、住戸内での表示処理を実行する(ステップS22)。住戸内での表示処理において、まずCPU2は、拡大操作パネルP54を表示させると共に「住戸内のセキュリティシステムを解除すると、玄関ドア・窓が開放されても警報は発生されません。※一部の窓を除きます。」という操作指示文P64を表示する。このとき拡大操作パネルP54の解除ボタンP541(住戸内セキュリティシステムの解除操作部)を光らせる。また、CPU2は、住戸内でのロックに関する用語の用語アイコンI80〜I83を表示させる。そして、用語アイコンI80〜I83が操作されると、CPU2は、用語アイコンI80〜I83に対応する用語の解説文を表示する。
タッチパネル6により拡大操作パネルP54の解除ボタンP541が選択されて操作されると、CPU2は、タッチパネル6に「セキュリティシステムが作動しました」と記載された吹き出しを表示する。その後、CPU2は、図10に示すように、第2表示画面S22に表示された住戸内の窓をあけた後、警報発生手段として働き、スピーカ7から警報音を発生させると共に「住戸内のセキュリティシステム作動後、玄関ドア・窓が開放されると警報がなります。※一部の窓を除きます。」という文書を表示する。CPU2は、警報音が鳴り終わると、図9に示すように、第2表示画面S22に表示された住戸内の窓を閉めた後、再び拡大操作パネルP54の解除ボタンP541が選択されて操作されるのを待つ。その後、解除ボタンP541が操作されると、CPU2は、タッチパネル6に「セキュリティシステムが解除されました。」という吹き出しを表示する。その後、CPU2は、図10に示すように、第2表示画像S22に表示された住戸内の窓を開けた後、「住戸内のセキュリティシステムを解除すると、玄関ドア・窓が開放されても警報は発報されません。※一部の窓を除きます。」という操作指示文P64を表示した後、処理を終了する。スピーカ7から発生する警報音は、解除ボタンP541を操作しないで窓を開けたときに実際に発生する警報音と同じものである。また、ロック解除時等、実際に合わせて警報音を体験できる。
一方、タッチパネル6上に表示された来訪者用アイコンI2が操作されると、CPU2は、図3に示す来訪者用のロック解除体験処理を開始する。来訪者のロック解除体験処理の開始に応じてCPU2は、第1表示制御手段及び第2表示制御手段として機能し、まず図11に示すように建物全体画像P1にその建物内での位置を表す位置画像P2を重ねた第1表示画面S21と、位置画像P2が表す位置に来訪者(人)が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面S22と、を並べて配置する(ステップS31)。
その後、CPU2は、図12に示すように位置画像P2をエントランス・アプローチから最初のロック箇所であるエントランス(風除室)まで移動させた後、停止させる(ステップS32)。ステップS32は、上述したステップS12と同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
位置画像P2のエントランス(風除室)での移動停止後、CPU2は、エントランス(風除室)での表示処理を実行する(ステップS33)。エントランス(風除室)での表示処理において、まずCPU2は、第2表示画面S22に表示された操作パネルP41の拡大画像である拡大操作パネルP51を表示させると共に「部屋番号を押してください。」という操作指示文P65を表示する。このとき、拡大操作パネルP51のテンキーP512(ロック解除操作部)を光らせる。
タッチパネル6により拡大操作パネルP51のテンキーP512が選択されて操作されると、CPU2は、住戸に設置される操作パネルP54を表示させると共に「住戸内のインターホンで来訪者の画像と音声にて確認できます。解除ボタンを押してください。」という操作指示文P66を表示する。タッチパネル6により操作パネルP54の解除ボタンP541が選択されて操作され、解除操作が完了すると(ステップS34でY)、CPU2は、図12の第2表示画面S22に表示されたエントランス(風除室)の自動ドアを開いた後、図12及び図13に示すように、位置画像P2をエントランス(風除室)から次のロック箇所である1階エレベータホールまで移動させた後、停止させる(ステップS35)。ステップS35は、上述したステップS15と同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
位置画像P2の1階エレベータホールでの移動停止後、CPU2は、1階エレベータホールでの表示処理を実行する(ステップS36)。1階エレベータホールでの表示処理において、まずCPU2は、第2表示画面S22に表示された操作パネルP42の拡大画像である拡大操作パネルP52を表示させると共に「LOCK1のオートロック解除後、一定時間のみセキュリティエレベータシステムは解除されます。↑ボタンを押してください。」という操作指示文P67を表示する。このとき拡大操作パネルP52の↑ボタンP522を光らせる。
タッチパネル6により拡大操作パネルP52の↑ボタンP522が操作され、解除操作が完了すると(ステップS37でY)、CPU2は、図13の第2表示画面S22に表示されたエレベータのドアを開いた後、図14に示すように位置画像P2を1階エレベータホールから次のロック箇所である住戸玄関まで移動させた後、停止させる(ステップS38)。ステップS38は、上述したステップS18と同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
位置画像P2の住戸玄関での停止後、CPU2は、住戸玄関での表示処理を実行する(ステップS39)。住戸玄関での表示処理において、まずCPU2は、第2表示画面S22に表示されたインターホンP44の拡大画像である拡大インターホンP55(ロック解除操作部画像)を表示させると共に「インターホンの呼びボタンを押してください。」という操作指示文P68を表示する。このとき拡大インターホンP55を光らせる。
タッチパネル6により拡大インターホンP55が選択されて操作されると、CPU2は、住戸に設置される操作パネルP54を表示させると共に「住戸内インターホンで来訪者を音声にて確認できます。」という操作指示文P69を表示する。その後、CPU2は、第2表示画面S22のドアを開くと共に「※実際にはドアは自動では開きません。」と表示した後、処理を終了する。
上述した実施形態によれば、CPU2が、建物全体画像P1に当該建物内での位置を表す位置画像P2を重ねた第1表示画面S21をタッチパネル6に表示させると共に、位置画像P2が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面S22を第1表示画面S21と並べてタッチパネル6に表示させる。また、CPU2が、位置画像P2を建物全体画像P1内のスタート位置であるエントランス・アプローチから住居者用の目的位置である住戸内又は来訪者用の目的位置である住戸玄関に向かって移動させ、ロック箇所(エントランス(風除室)、1階エレベータホール、住戸玄関、住戸内)に到達する毎に位置画像P2の移動を停止させ、停止後、タッチパネル6に表示された非接触キーリーダーP511、P521や上下シリンダー錠P531、P532などのロック解除操作部が選択されて操作が行われると位置画像P2を再び目的位置に向かって移動させる。また、CPU2が、非接触キーリーダーP511、P521や上下シリンダー錠P531、P532などのロック解除操作部が選択されて操作が行われると、第2表示画面S22に表示されたドア又は窓を開く。これにより、タッチパネル6を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を住居者、来訪者とも体験できる。
また、上述した実施形態によれば、CPU2が、ロック箇所に到達して位置画像P2の移動が停止されると、当該ロック箇所に関する用語の用語アイコンI71〜I83を表示させ、用語アイコンI71〜I83が選択されて操作されると当該用語の解説を表示する。これにより、そのロック箇所についての詳しい説明を表示することができる。
なお、上述した実施形態では、4箇所がロック箇所となっていたが、本発明はこれに限ったものではなく、紹介したい建物に実際に設けられるロック箇所数にすることが考えられる。
また、上述した実施形態では、1階エレベータホールから住戸玄関に移動するときに、建物全体画像P1の1階部分を消していたが、本発明はこれに限ったものではない。1階部分は消さなくてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 ロック解除体験装置
2 CPU(第1表示制御手段、第2表示制御手段、第3表示制御手段、警報発生手段)
6 タッチパネル(表示装置)
7 スピーカ(発音装置)
I71〜I83 用語アイコン
P1 建物全体画像
P2 位置画像
P511 非接触キーリーダー(ロック解除操作部)
P512 テンキー(ロック解除操作部)
P521 非接触キーリーダー(ロック解除操作部)
P522 ↑ボタン(ロック解除操作部)
P531 上部シリンダー錠(ロック解除操作部)
P532 下部シリンダー錠(ロック解除操作部)
P541 解除ボタン(ロック解除操作部)
P542 インターホンボタン(ロック解除操作部)
S21 第1表示画面
S22 第2表示画面
2 CPU(第1表示制御手段、第2表示制御手段、第3表示制御手段、警報発生手段)
6 タッチパネル(表示装置)
7 スピーカ(発音装置)
I71〜I83 用語アイコン
P1 建物全体画像
P2 位置画像
P511 非接触キーリーダー(ロック解除操作部)
P512 テンキー(ロック解除操作部)
P521 非接触キーリーダー(ロック解除操作部)
P522 ↑ボタン(ロック解除操作部)
P531 上部シリンダー錠(ロック解除操作部)
P532 下部シリンダー錠(ロック解除操作部)
P541 解除ボタン(ロック解除操作部)
P542 インターホンボタン(ロック解除操作部)
S21 第1表示画面
S22 第2表示画面
Claims (5)
- 表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を体験させるロック解除体験装置であって、
建物全体画像に当該建物内での位置を表す位置画像を重ねた第1表示画面を前記表示装置に表示させる第1表示制御手段と、
前記位置画像が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面を前記第1表示画面と並べて前記表示装置に表示させる第2表示制御手段と、を備え、
前記第1表示制御手段が、前記位置画像を前記建物全体画像内のスタート位置から目的位置に向かって移動させ、ロック箇所に到達する毎に前記位置画像の移動を停止させ、停止後、前記表示装置に表示されたロック解除操作部が選択されて操作が行われると前記位置画像を再び目的位置に向かって移動させる
ことを特徴とするロック解除体験装置。 - 第2表示制御手段が、前記ロック解除操作部が選択されて操作が行われると、前記第2表示画面に表示されたドア又は窓を開く
ことを特徴とする請求項1に記載のロック解除体験装置。 - 前記ロック箇所に到達して前記位置画像の移動が停止されると、当該ロック箇所に関する用語の用語アイコンを表示させ、前記用語アイコンが選択されて操作されると当該用語の解説を表示する第3表示制御手段を
さらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロック解除体験装置。 - 目的位置である住戸内に到達して前記表示装置に表示された住戸内セキュリティシステムの解除操作部が操作されると、住戸内セキュリティシステムを解除しないで住戸内の玄関ドア又は窓を開けたときに発生する警報音を発音装置から発生させる警報音発生手段を
さらに備えたことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載のロック解除体験装置。 - 表示装置を用いて建物内のスタート位置から目的位置までの間のロック解除手順を体験させるためのコンピュータを、
建物全体画像に当該建物内での位置を表す位置画像を重ねた第1表示画面を前記表示装置に表示させる第1表示制御手段と、
前記位置画像が表す位置に人が立ったときに見える画像を表示する第2表示画面を前記第1表示画面と並べて前記表示装置に表示させる第2表示制御手段と、として機能させ、
前記第1表示制御手段が、前記位置画像を前記建物全体画像内のスタート位置から目的位置に向かって移動させ、ロック箇所に到達する毎に前記位置画像の移動を停止させ、停止後、前記表示装置に表示されたロック解除操作部が選択されて操作が行われると前記位置画像を再び目的位置に向かって移動させる
ことを特徴とするロック解除体験プログラム。
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JP2012178813A JP2014038124A (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | ロック解除体験装置及びロック解除体験プログラム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012178813A Pending JP2014038124A (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | ロック解除体験装置及びロック解除体験プログラム |
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