JP2014037506A - 光輝性シーリング材 - Google Patents

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Abstract

【課題】目地内面に密着して十分なシーリング性を付与し、取り替え時には、容易に剥離できる、低コストの光輝性シーリング材を提供する。
【解決手段】光輝性シーリング材は、全分子末端基の50%未満が加水分解性珪素基である重合体(I)100重量部と、全分子末端基の50%以上が加水分解性珪素基である重合体(II)5〜200重量部とを含む湿気硬化型樹脂組成物と、光輝性顔料とを含有する。さらに、光輝性顔料が、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種の基材からなる第1の光輝性顔料と、基材が雲母粒子からなる第2の光輝性顔料とを湿気硬化型樹脂組成物100重量部に対して1〜10重量部含み、第1の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は1〜500μmであり、第2の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は1〜800μmである。
【選択図】なし

Description

本発明は、易剥離性の光輝性シーリング材に関する。
シーリング材は、建物の外装壁面や内装壁面を石材、コンクリート、パネル材等の建築部材で仕上げる場合に、その建築部材間の目地に使用され、壁面の乾燥による収縮や、地震や台風により目地が変形しても、弾性変形して目地の気密性と防水性を確保する役割を有する。
一方、住宅の窓、内壁、床や家具等のインテリア、および外壁等のエクステリアを装飾する場合、その本来の役割に加えて、シーリング材にもその装飾に合った意匠性が要求される場合がある。
施工されたシーリング材は、経時的な劣化による交換、インテリアおよび/またはエクステリア装飾に合わせた交換を行うために容易に剥離できることが望まれている。
シーリング材の交換は、カッター等を用いて目地に切り込みを入れ、ペンチ等の工具でシーリング材の端部を掴み、引っ張って剥がすのが一般的である。しかし、この方法では、シーリング材をきれいに剥がすことができず、目地内面にシーリング材が残留し、新たなシーリング材を充填してもシーリング材の目地内面に対する密着性が不十分となり、目地の気密性や防水性(以下、シーリング性という)が低下するという問題がある。
これに対し、シーリング材を除去した目地溝内にシーリング材溶解剤を充填して、シーリング材の残留層を除去した後に新たなシーリング材を充填する方法(特許文献1)や、回転刃を用いた切削装置でシーリング材を除去する方法(特許文献2)等が提案されている。
特開2001−140365号公報 特開2008−150804号公報
しかしながら、従来の方法では、シーリング材の除去に手間がかかるため、より簡単にシーリング材が除去できる方法が必要とされている。
また、光輝性顔料を含有させて光輝感を付与することにより、シーリング材に優れた意匠性を与えることができる。しかし、人気の高い金色調や銀色調の光輝感を付与する光輝性顔料が高コストであるため、シーリング材が高コストになるという問題がある。
本発明は上記の問題を解決するものであり、施工後には目地内面に密着して十分なシーリング性を付与し、取り替え時には、容易に剥離できる、より低コストの光輝性シーリング材を提供することを目的とした。
上記課題を解決するため、本発明の光輝性シーリング材は、全分子末端基の50%未満が加水分解性珪素基である重合体(I)100重量部と、全分子末端基の50%以上が加水分解性珪素基である重合体(II)5〜200重量部とを含む湿気硬化型樹脂組成物と、光輝性顔料とを含有し、該光輝性顔料が、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種の基材からなる第1の光輝性顔料と、基材が雲母粒子からなる第2の光輝性顔料とを湿気硬化型樹脂組成物100重量部に対して1〜10重量部含み、第1の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径が1〜500μmであり、第2の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径が1〜800μmであることを特徴とするものである。
本発明の光輝性シーリング材は、接着面に平行な剪断力では容易に剥がれることのない接着力を有する一方で、引き剥がすことにより容易に剥離可能である。これにより、本発明の光輝性シーリング材は、目地のシーリング性を確保する一方で、基体表面を破損することなく、かつシーリング材を目地内面に残留させることなく、容易に剥離できる(以下、易剥離性という)ので、目地の補修を容易に行うことができる。さらに、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種の基材からなる第1の光輝性顔料と、基材が雲母粒子からなる第2の光輝性顔料とを用いることにより、強い光輝感を維持しながらより安価な光輝性シーリング材を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の光輝性シーリング材は、全分子末端基の50%未満が加水分解性珪素基である重合体(I)100重量部と、全分子末端基の50%以上が加水分解性珪素基である重合体(II)5〜200重量部とを含む湿気硬化型樹脂組成物と、光輝性顔料とを含有し、該光輝性顔料は、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種の基材からなる第1の光輝性顔料と、基材が雲母粒子からなる第2の光輝性顔料とを湿気硬化型樹脂組成物100重量部に対して1〜10重量部含み、第1の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径が1〜500μmであり、第2の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径が1〜800μmである。
湿気硬化型樹脂組成物:
(重合体)
本発明に用いる重合体(I)と(II)の主鎖には、ポリオキシアルキレン重合体又はビニル系重合体を用いる。ポリオキシアルキレン重合体には、−CHCHO−、−CHCH(CH)O−、−CHCH(C)O−、−CH(CH)CHO−、−CH(C)CHO−、−CHCHCHO−、及び−CHCHCHCHO−から選択された1種以上の繰り返し単位からなるものを用いることができる。好ましくは、−CHCH(CH)O−である。また、ビニル系重合体には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、及びこれら重合体のいずれか2種以上を成分として含む共重合体等を挙げることができる。好ましくは、ポリ(メタ)アクリレートである。
主鎖にポリオキシアルキレン重合体を用いた場合、重合体(I)の分子量は500〜30000、好ましくは1000〜20000である。また、重合体(II)の分子量は500〜30000、好ましくは5000〜20000である。ここで、重合体(I)及び(II)の分子量は、原料である水酸基末端ポリオキシアルキレン重合体の水酸基価換算価分子量に基づいて算出した値である。
また、主鎖にビニル系重合体を用いた場合、重合体(I)の数平均分子量は500〜30000、好ましくは1500〜15000である。また、重合体(II)の数平均分子量は500〜30000、好ましくは2000〜15000である。
また、重合体(I)の加水分解性ケイ素基は分子鎖末端に対する加水分解性ケイ素基の導入率が50%未満であり、25%以上50%未満が好ましい。また、重合体(II)の加水分解性ケイ素基は分子鎖末端に対する加水分解性ケイ素基の導入率が50%以上100%以下であり、60%以上100%以下が好ましい。
ここで、分子鎖末端に対する加水分解性ケイ素基の導入率は、末端基が水酸基である重合体の場合、加水分解性ケイ素基導入後の未反応の水酸基を水酸基価分析法を用いて算出することができる。また、末端基の種類に限定されない方法として、IR法やNMR法を用いて加水分解性ケイ素基導入後の末端基を定量することにより算出する方法を用いることもできる。
また、重合体(I)及び(II)の加水分解性ケイ素基は、アルキルジアルコキシシリル基やトリアルコキシシリル基を用いることができる。アルキルジアルコキシシリル基は、アルキル基が炭素数1から6のアルキル基が好ましく、アルコキシ基が炭素数1から6のアルコキシ基、すなわち、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基又はn−ヘキシルオキシ基が好ましく、より好ましくはメチルジメトキシシリル基又はメチルジエトキシシリル基、さらに好ましくはメチルジメトキシシリル基である。また、トリアルコキシシリル基は、アルコキシ基が炭素数1から6のアルコキシ基、すなわち、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基が好ましく、より好ましくはトリメトキシシリル基である。重合体(I)及び(II)の加水分解性ケイ素基の組み合わせは特に限定されない。
重合体(I)100重量部に対し、重合体(II)を5〜250重量部、好ましくは5〜200重量部使用する。5重量部より少ないと硬化性が悪くなったり、硬化後の残タックが激しく実用的でない。また、250重量部より多いと、基材に接着してしまい、容易に剥離できなくなるからである。
ポリオキシアルキレン重合体に加水分解性ケイ素基を導入する方法としては、2官能の開始剤の存在下、環状エーテルを開環重合させてポリオキシアルキレンジオールを製造し、このジオールの水酸基に加水分解性ケイ素基を導入する方法等の公知の方法を用いることができる。また、ビニル系重合体に加水分解性ケイ素基を導入する方法としては、ビニル系モノマーと、加水分解性ケイ素基含有モノマーとを共重合する方法を用いることができる。加水分解性ケイ素基の導入率を変化させる方法としては、ポリオキシアルキレン重合体の場合、ジオールの水酸基に対する加水分解性ケイ素基のモル数を変化させることに行うことができる。また、ビニル系重合体の場合、共重合させる加水分解性ケイ素基含有モノマーの配合比を変化させることにより加水分解性ケイ素基の導入率を変化させることができる。
(硬化触媒)
本発明のシーリング材には、硬化反応を促進させるために硬化触媒を用いる。具体例としては、アルキルチタン酸塩、有機ケイ素チタン酸塩、ビスマストリス−2−エチルヘキサノエート等の金属塩、リン酸、p−トルエンスルホン酸、フタル酸等の酸性化合物、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ラウリルアミン等の脂肪族モノアミン、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン等の脂肪族ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン等の脂肪族ポリアミン類、ピペリジン、ピペラジン等の複素環式アミン類、メタフェニレンジアミン等の芳香族アミン類、エタノールアミン類、トリエチルアミン、エポキシ樹脂の硬化剤として用いられる各種変性アミン等のアミン化合物を挙げることができる。また、ジオクチル酸錫、ジナフテン酸錫、ジステアリン酸錫等の2価の錫と上記アミン類の混合物を挙げることもできる。
また、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジラウレート及び以下のカルボン酸型有機錫化合物並びにこれらのカルボン酸型有機錫化合物と上記のアミン類との混合物を挙げることもできる。
(n−CSn(OCOCH=CHCOOCH
(n−CSn(OCOCH=CHCOO−(n−C))
(n−C17Sn(OCOCH=CHCOOCH
(n−C17Sn(OCOCH=CHCOO−(n−C))
(n−C17Sn(OCOCH=CHCOO−(iso−C17))
また、以下の含硫黄型有機錫化合物を挙げることもできる。
(n−CSn(SCHCOO)
(n−C17Sn(SCHCOO)
(n−C17Sn(SCHCHCOO)
(n−C17Sn(SCHCOOCHCHOCOCHS)
(n−CSn(SCHCOO−(iso−C17))
(n−C17Sn(SCHCOO−(iso−C17))
(n−C17Sn(SCHCOO−(n−C17))
(n−CSnS
また、以下の有機錫オキシドを挙げることもできる。
(n−CSnO
(n−C17SnO
また、上記の有機錫オキシドとエチルシリケート、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジオクチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル等のエステル化合物との反応生成物を挙げることもできる。
また、以下のキレート錫化合物およびこれらのキレート錫化合物とアルコキシシランとの反応生成物(但し、acacはアセチルアセトナト配位子を表す。)を挙げることもできる。
(n−CSn(acac)
(n−C17Sn(acac)
(n−C(C17O)Sn(acac)
また、以下の−SnOSn−結合含有有機錫化合物を挙げることもできる。
(n−C(CHCOO)SnOSn(OCOCH)(n−C
(n−C(CHO)SnOSn(OCH)(n−C
硬化触媒は、重合体(I)及び(II)の合計量100重量部に対し、0.01〜10重量部使用する。0.01重量部より少ないと効果が十分でなく、10重量部より多いとい硬化物に耐久性が低下するので好ましくない。
光輝性顔料:
本発明に用いる光輝性顔料は、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種の基材からなる第1の光輝性顔料と、基材が雲母粒子からなる第2の光輝性顔料である。
第1の光輝性顔料に用いる基材は、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種であり、好ましくはアルミニウム粒子である。アルミニウム粒子には、樹脂粒子がアルミニウムで被覆されたものも含まれる。これら粒子の形状は特に限定されないが、薄片状(フレーク)が好ましい。なお、これら基材は、必要に応じて金属または金属酸化物で被覆されていてもよい。その金属の例としては、金、銀、ニッケル、チタン、ニッケル合金等を挙げることができる。ニッケル合金の例としては、ニッケル−リン合金、ニッケル−タングステン−リン合金、ニッケル−コバルト合金、ニッケル−コバルト−リン合金等を挙げることができる。また、金属酸化物の例としては、酸化銀、酸化チタン、酸化鉄等を挙げることができる。
第1の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は、1〜500μm、好ましくは10〜300μmである。また、基材粒子の平均厚さは、1〜10μm、好ましくは1〜5μmである。なお、本発明で用いる平均粒径は、特に断らない限り、積算値50%の粒径(d50)を表す。また、基材の表面が金属または金属酸化物で被覆されている場合でも、被覆粒子の平均粒径は、1〜500μm、好ましくは10〜300μmである。
第1の光輝性顔料の具体例としては、例えば、ダイヤ工業社製のダイヤモンドピースや、日本板硝子社製のメタシャインを用いることができる。ダイヤモンドピースは、高純度のアルミニウム金属を薄いPETフィルムに真空蒸着し、表面を着色して粉砕して得られるフレーク状粉末である。また、メタシャインは、薄片状ガラス粒子が、金および銀で被覆された粉末である。
第2の光輝性顔料に用いる基材は、雲母粒子である。雲母粒子の形状はフレークが好ましい。雲母粒子は、必要に応じて金属または金属酸化物で被覆されていてもよい。その金属の例としては、金、銀、ニッケル、チタン、ニッケル合金等を挙げることができる。ニッケル合金の例としては、ニッケル−リン合金、ニッケル−タングステン−リン合金、ニッケル−コバルト合金、ニッケル−コバルト−リン合金等を挙げることができる。また、金属酸化物の例としては、酸化銀、酸化チタン、酸化鉄等を挙げることができる。なお、雲母粒子を焼成したものはそれ自体光輝感のある粒子となるので、焼成雲母をそのまま第2の光輝性顔料としても使用可能である。
第2の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は、1〜800μm、好ましくは10〜600μmである。また、基材粒子の平均厚さは、1〜10μm、好ましくは1〜5μmである。また、第2の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は、第1の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径よりも大きい方が好ましい。それは少量で光輝感、反射率を保ちつつ、高い隠ぺい性をもたせることができるからである。なお、基材の表面が金属または金属酸化物で被覆されている場合でも、被覆雲母粒子の平均粒径は、1〜800μm、好ましくは10〜600μmである。
第2の光輝性顔料の具体例としては、例えば、竹谷化成社製のルミゴールドを挙げることができる。ルミゴールドは、雲母粒子を焼成したものである。
光輝性顔料の含有量は、湿気硬化型樹脂組成物100重量部に対して、1〜10重量部、好ましくは3〜5重量部である。光輝性顔料の含有量が、1重量部より少なくと、光輝感が不十分となり、10重量部より多くしても、含有量に応じた光輝感が得られないのでコストが増加するからである。
第1の光輝性顔料100重量部に対して、第2の光輝性顔料を50〜150重量部、好ましくは50〜100重量部含む。第2の光輝性顔料が50重量部より少ないと、光輝感が得られず、150重量部よりも多くしても光輝感が得られないからである。
本発明の光輝性シーリング材には、必要に応じて、充填剤、脱水剤、可塑剤等の添加剤を添加することができる。
(充填剤)
充填剤としては、公知の充填剤を使用することができる。具体例としては、表面を脂肪酸または樹脂酸系有機物で表面処理した炭酸カルシウム、さらにこれを微粉末化した平均粒径1μm以下の膠質炭酸カルシウム、沈降法により製造した平均粒径1〜3μmの軽質炭酸カルシウム、平均粒径1〜20μmの重質炭酸カルシウム等の炭酸カルシウム、フュームドシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸、およびカーボンブラック、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成クレー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、シラスバルーン、木粉、パルプ、木綿チップ、マイカ、くるみ穀粉、もみ穀粉、グラファイト、アルミニウム微粉末、フリント粉末等の粉体状充填剤、ガラス繊維、ガラスフィラメント、炭素繊維、ケブラー繊維、ポリエチレンファイバー等の繊維状充填剤等を挙げることができる。これらの充填剤は単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。
充填剤の使用量は重合体(I)及び(II)の合計量に対して1〜1000重量%であり、好ましくは10〜300重量%である。
(可塑剤)
本発明の光輝性シーリング材には、硬度調整のために可塑剤を使用することもできる。可塑剤としては公知の可塑剤を使用することができる。具体例としては、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ブチルベンジル等のフタル酸アルキルエステル類;アジピン酸ジオクチル、コハク酸ジイソデシル、セバシン酸ジブチル、オレイン酸ブチル等の脂肪族カルボン酸アルキルエステル類;ペンタエリスリトールエステル等;リン酸トリオクチル、リン酸トリクレジル等のリン酸エステル類;エポキシ化大豆油、エポキシステアリン酸ベンジル等のエポキシ可塑剤;ポリプロピレングリコール;ポリエチレングリコール;塩素化パラフィン;等を挙げることができる。これらの可塑剤を単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。
(脱水剤)
本発明の光輝性シーリング材には、硬化物の物性や硬化性及び貯蔵安定性を調節する目的で加水分解性ケイ素化合物を任意に添加できる。具体例としては、テトラメチルシリケート、ビニルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、トリメチルメトキシシランなどやこれらのメトキシ基がエトキシ基に置換された化合物などを挙げることができるが、これらに限定されない。添加量は重合体(I)及び重合体(II)の合計量100重量部に対し、0.5〜5重量部である。0.5重量よりも少ないと貯蔵安定性が悪くなる。また5重量部よりも多いと剥離性が低下するからである。
その他の添加剤として、チキソ性付与剤、フェノール樹脂やエポキシ樹脂、顔料、各種の安定剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、オリゴエステルアクリレートのような表面改質を目的とした光硬化性化合物、粘度調整のための溶剤等を添加することもできる。しかし、湿気硬化性樹脂組成物に一般的に使用される各種のシランカップリング剤といった粘着付与剤は添加しない。粘着付与剤を用いると、被着体に対し強力に接着するようになるからである。
また、粘度を調整する目的で溶剤を使用することもできる。
また、本発明の光輝性シーリング材は、環境条件下で硬化可能であり、加熱することにより又は水分を添加することにより硬化を促進させることができる。
また、本発明の光輝性シーリング材は、B型回転粘度計による回転数が2rpmと10rpmでの粘度比で規定されるシーリング材のチキソ比が2.5以上であり、かつ10rpmでの粘度が100Pa・s以上であることが好ましい。好ましくは、チキソ比は2.5〜4.0である。ここで、チキソ比は、2rpm、10rpmでの粘度をそれぞれV2rpm、V10rpmとした場合、V2rpm/V10rpmで表すことができる。チキソ比が2.5以上で、かつ10rpmでの粘度が100Pa・s以上であると、液垂れを防止して、塗布された形状を維持することができる。
本発明の光輝性シーリング材は、接着面に平行な剪断力では容易に剥がれることのない接着力を有する一方で、引き剥がすことにより容易に剥離可能であり、さらに、引き剥がした際、シーリング材が千切れてしまうことなく、接着面からきれいに剥離可能である。なお、本発明においては、剥離時に、シーリング材が千切れてしまい、一部が接着面に残留するような状態に対して、「シーリング材が凝集破壊を起こした」、という表現を用いる場合もある。また、本発明においては、剥離時に、シーリング材が接着面からきれいに剥離した状態に対して、「界面剥離」という表現を用いる場合もある。
本発明において、接着面に平行な剪断力では容易に剥がれることのない接着力とは、JIS K6850の引張せん断接着強さ試験法に基づいて得られる引張せん断接着強度が、0.1〜1.0N/mm、好ましくは0.1〜0.8N/mm、さらに好ましくは0.2〜0.8N/mmである。また、引き剥がすことにより容易に剥離可能とは、JIS K6854−2のはく離接着強さ試験法に基づいて得られる90度はく離接着強度が、1〜20N/15mm、好ましくは1〜10N/15mm、さらに好ましくは1〜5N/15mmである。
本発明の光輝性シーリング材の用途は、シーリング材が使用される用途であれば特に限定されない。例えば、建築物の外装壁面や内装壁面の目地や、浴室、トイレ、台所等の水回りの目地等に用いることができる。特に水回りの目地はカビが繁殖しやすく、防カビ剤を配合したシーリング材が用いられることが多い。しかし、防カビ剤は万能ではないので、経年でカビが発生し目地の汚染が目立ってくる。本発明の光輝性シーリング材を使用すれば、容易に剥離することが可能なので、カビ汚染が目立ってきた時点で、容易に、すばやく補修が行える。したがって、駅構内や百貨店、公園、学校、ホテル、レストランなどのトイレや公衆浴場の目地などに好適といえる。具体的にはトイレなどのタイルや壁パネル間の目地、ユニットバスの壁パネル間の目地、床パネル間の目地、キッチンパネル間の目地などが挙げられる。このシーリング材に香料を含有させることもできる。また、意匠性と易剥離性という特徴を有していることから、一定期間で解体されるショーウィンドー内のパネル目地や住宅展示場モデルハウスの各種内装部材および外装部材の目地シールにも好適である。特にインテリア製品を展示する場所など、流行により入れ替えを頻繁に行う場面で用いることができる。
また、住宅などの建築物において、室内や階段部分の床面と壁面との接合部に取り付けられる帯状の仕上げ材(幅木)や、天井と壁面との接合部に取り付けられる帯状の仕上げ材(回り縁)に、本発明のシーリング材を用いることができる。幅木や回り縁を一部または全部を本発明のシーリング材で作製してもよく、あるいは幅木や回り縁の端部や縁部のシーリングに用いてもよい。
本発明のシーリング材が接着対象とする基体の材質は特に限定されず、例えば、金属、ガラス、プラスチック、セラミックス、コンクリート、石材、木質材料、繊維等の各種の材料が含まれる。
以下、実施例を用いて本発明を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例における「部」は、特に断らない限り「重量部」を表す。
実施例(1〜4)および比較例(1〜5)
(製造方法)
重合体(I)としてエクセスターS1000(旭硝子社製)およびアルフォンUS6110(東亞合成社製)、重合体(II)としてエクセスターS2420、エクセスターA2551を用いた。エクセスターS2420は加水分解性珪素基が基本的にジアルコキシアルキルシラン基で、エクセスターA2551はトリアルコキシシラン基である。これら重合体と、可塑剤としてポリプロピレングリコール、充填剤として加熱乾燥により水分を除去したシリカを加え、遊星式攪拌器(クラボウ社製)を使用して攪拌・混合した。得られた混合物を室温まで温度を下げてから、脱水剤としてシラン化合物と硬化触媒としてジブチルスズビス(アセチルアセトネート)を加えて攪拌・混合して、実施例1〜4および比較例1〜5の樹脂組成物を得た。また、第1の光輝性顔料としては、ダイヤ工業社製のダイヤモンドピース(平均粒径200μmと700μm)を用いた。また、第2の光輝性顔料としては、竹谷化成社製のルミゴールド(平均粒径500μmと1000μm)を用いた。表1に作製した樹脂組成物の組成を示す。
Figure 2014037506
(試験方法)
(1)硬化性評価
温度23℃、湿度55%雰囲気下で製造した樹脂組成物を10mm幅で10mmの高さのアルミチャネルに打設し、24時間後切り出し、厚み(単位:mm)を測定した。厚みが0.5mm以上であれば実用上問題のない硬化速度を有する。
(2)貯蔵安定性評価
製造した樹脂組成物をカートリッジ容器に充填し、温度50℃、湿度80%のオーブンに7日間に保存した後、押し出して外観の変化の有無、タックフリー時間を確認した。外観の変化が無くタックフリー時間が2倍以上変化しない場合を合格(○)とし、タックフリー時間が2倍を越えて変化した場合を不合格(×)とした。ただし、硬化性試験において厚みが0.5mmより小さい場合には硬化性不良として、貯蔵安定性の評価は行わなかった。
(3)チキソ比評価
粘度測定は東京計器社製のB型粘度計を用いて室温(20〜25℃)で行った。回転数が2rpmと10rpmでの粘度を測定し、チキソ比を算出した。
(4)せん断接着強度
JIS K6850の引張せん断接着強さ試験法に基づき、幅15mm、長さ150mm、厚み2mmのSUS板同士を接着部幅15mm、長さ10mmで厚み1mm以下で接着させ、23℃、50%雰囲気下で7日間静置した。次に引張試験機にセットして、引張速度5mm/分で引張ったときの最大接着強度を測定した。
(5)はく離接着強度
JIS K6854−2のはく離接着強さ試験法に基づき、幅15mm、長さ100mm、厚み0.3mmのアルミシート2枚を40mmの位置で90度に折り曲げた。その状態で接着部幅15mm、長さ60mmでT字型となるように、厚み1mm以下で接着させ、23℃、50%雰囲気下で7日間静置した。次に引張試験機にセットして引張速度100mm/分で引張ったときの最大接着強度を測定した。
(6)剥離状態
上記のはく離接着強さ試験において、試験終了後のアルミシートについて、シーリング材が凝集破壊を起こしていないかどうか、また界面剥離を起こしていないかどうかを目視で観察した。
(7)金属光沢度評価
50×100mmのアルミシート上に厚さ3mmで平滑になるようにシーリング材を打設し、23℃、50%雰囲気下で7日間静置し試験体を得た。次に、自然昼光下で作製した試験体を5m離れた位置から目視にて観察し、光輝度の度合いをきらきら感の強弱で評価した。なお、観察者には色調検査の実施認定者から3名を選抜した。
評価基準
○:光輝性を十分に感じる
×:光輝性が不十分に感じる、または、ないことがはっきりとわかる。
(8)明暗度
30×30mmの黒色シート上に厚さ3mmで平滑になるようにシーリング材を打設し、23℃、50%雰囲気下で7日間静置し試験体を得た。次に、コニカミノルタ製のSPECTROPHOTOMETER CM−2500dで試験体を測色し、明暗度(L値)を記録した。
評価基準
L値が65以上:目視で明るく見える
L値が65以下:目視であまり明るく見えない、または、暗く見える。
(9)粒径測定
レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置(堀場製作所製、型式:LA−920)を使用し、専用のバッチセル内に付着させた光輝性顔料の粒度分布を測定し、平均粒径を算出した。
Figure 2014037506
(結果)
実施例1から4、硬化性、貯蔵安定性のいずれも優れた特性を有していた。また、チキソ比は、2.5以上であり、かつV10rpmも100Pa・s以上であった。また、実施例1から5は、0.2N/mm以上のせん断接着強度を有していながら、はく離接着強度は5N/15mm以下であり、シーリング材が凝集破壊することなく、容易に界面剥離することができた。実施例1から4は高輝度が得られた。
これに対し、光輝性顔料を含まない比較例1は光輝度が劣っていた。また、第1の光輝性顔料と第2の光輝性顔料の含有量が湿気硬化型樹脂組成物100重量部に対して1重量部より少ない比較例2では光輝度が劣っていた。また、第1の光輝性顔料の平均粒径が500μmを越える比較例3では、光輝度が劣っていた。また、第2の光輝性顔料の平均粒径が800μmを越える比較例4では、光輝度が劣っていた。また、実施例1から4は、明暗度が65以上であった。

Claims (4)

  1. 全分子末端基の50%未満が加水分解性珪素基である重合体(I)100重量部と、全分子末端基の50%以上が加水分解性珪素基である重合体(II)5〜200重量部とを含む湿気硬化型樹脂組成物と、
    光輝性顔料とを含有し、
    該光輝性顔料が、ガラス粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、およびアルミニウム粒子からなる群から選択される少なくとも1種の基材からなる第1の光輝性顔料と、基材が雲母粒子からなる第2の光輝性顔料とを湿気硬化型樹脂組成物100重量部に対して1〜10重量部含み、
    第1の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は1〜500μmであり、第2の光輝性顔料に用いる基材粒子の平均粒径は1〜800μmである、易剥離性の光輝性シーリング材。
  2. 第1の光輝性顔料100重量部に対して、第2の光輝性顔料を50〜150重量部含む請求項1記載の光輝性シーリング材。
  3. 第1の光輝性顔料の基材が、アルミニウム粒子である請求項1記載の光輝性シーリング材。
  4. 上記重合体(II)の加水分解性珪素基がトリアルコキシル基である請求項1記載の光輝性シーリング材。
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