JP2014037260A - スキンパック包装体 - Google Patents

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薫 竹尾
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Abstract

【課題】 自立させて陳列した場合でもスキンパックフィルムが破れにくく、また、スキンパックフィルムを開封し易いスキンパック包装体を提供する。
【解決手段】 台紙2と、後方下端部31bが台紙2の下端部21よりも上側に位置するように台紙2の表面に添えられた被包装物3と、台紙2に添えられた被包装物3を覆いつつ台紙2の表面に接着されたスキンパックフィルム5と、を有し、自立させることができるスキンパック包装体1において、被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間において、スキンパックフィルム5が台紙2の表面に接着されており、スキンパックフィルム5のうち、被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fの厚みが、被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間において台紙2の表面に接着したフィルム部分51bの厚みよりも大きく形成されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、スキンパックフィルムと台紙の間で被包装物が保持されたスキンパック包装体に関する。
スキンパック包装体は、台紙と、台紙の表面に添えられた被包装物と、その被包装物を含んで台紙の表面に接着されたスキンパックフィルムと、からなる。
かかるスキンパック包装体は、厚紙製の台紙の表面に被包装物を載せ、その上から軟化させたスキンパックフィルムを被せ、台紙の裏面側からスキンパックフィルムを吸引することにより製造できる(特許文献1)。
スキンパックフィルムを用いれば、コンパクト且つ安価に被包装物を包装できる。
スキンパック包装体は、通常、吊下げ用の孔を吊下げ棒に掛けて陳列される。また、特許文献1のように、被包装物の後方下端部が台紙の下端部よりも少し上側に位置するように配置されたスキンパック包装体にあっては、前記包装体の下端部と被包装物の前方下端部とを設置面上に載せ、やや傾けて自立させることができる。
この場合、被包装物の前方下端部の表面には、スキンパックフィルムが被さっているので、設置面上には、被包装物の前方下端部を覆うスキンパックフィルムのフィルム部分が接触する。
しかしながら、被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分が設置面に接するので、そのフィルム部分が破れるおそれがある。
また、スキンパック包装体は、スキンパックフィルムを台紙から引き剥がして開封することが困難なので、その改善も求められている。
実開昭60−84551号公報
本発明の目的は、自立させて陳列した場合でもスキンパックフィルムが破れにくく、また、スキンパックフィルムを開封し易いスキンパック包装体を提供することである。
本発明は、台紙と、後方下端部が前記台紙の下端部よりも上側に位置するように前記台紙の表面に添えられた被包装物と、前記台紙に添えられた被包装物を覆いつつ前記台紙の表面に接着されたスキンパックフィルムと、を有する包装体であって、その包装体の下端部と前記被包装物の前方下端部とを設置面上に載せた状態で自立させることができるスキンパック包装体において、前記被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において、スキンパックフィルムが台紙の表面に接着されており、前記スキンパックフィルムのうち、前記被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分の厚みが、前記被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において台紙の表面に接着したフィルム部分の厚みよりも大きく形成されている。
上記スキンパック包装体は、被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分の厚みが比較的大きいので、下端部と被包装物の後方下端部とを設置面上に載せて自立させた場合でも、そのフィルム部分が破れにくくなる。
一方、上記スキンパック包装体は、被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において台紙の表面に接着したフィルム部分の厚みが比較的小さいので、(台紙の下端部に対応する)スキンパックフィルムの下端部を捲り易くなる。このため、スキンパックフィルムの下端部からスキンパックフィルムを容易に剥離できる。
本発明の好ましいスキンパック包装体は、前記スキンパックフィルムの厚みが、前記被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分から前記被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において台紙の表面に接着したフィルム部分に向かうに従って次第に小さく形成された部分を有する。
本発明のスキンパック包装体は、下端部と被包装物の後方下端部とを設置面上に載せ、やや傾けて自立させて陳列できる。本発明のスキンパック包装体は、自立時に設置面に接する、被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分が比較的厚肉であるため、そのフィルム部分が破れにくく、耐久性に優れている。
また、本発明のスキンパック包装体は、スキンパックフィルムの下端部を捲り易いので、スキンパックフィルムの下端部から容易に開封できる。
1つ実施形態に係るスキンパック包装体の正面図。 同スキンパック包装体の左側面図。 図1のIII−III線で切断した断面図。 図1のIV−IV線で切断した断面図。 図4の要部を拡大した断面図。 同スキンパック包装体を設置面上に自立させた状態を示す左側面図。 他の実施形態に係るスキンパック包装体の背面図。
以下、本発明の具体的な実施態様について適宜図面を参照しつつ説明する。
台紙及びスキンパックフィルムの「表面」は、スキンパック包装体を図1に示す正面(スキンパックフィルムの面を直視する方向)から見たときに、手前側(看者に近い側)にある面を指し、ある部材の「裏面」は、その反対側の面を指す。方向性を示す「上」及び「下」は、台紙の任意の一辺を設置面に立ててスキンパック包装体を自立させた際を基準にして、天地の方向を指す。また、「前方」は、台紙の表面に対して鉛直方向に台紙の表面から離れる側を指し、「後方」は、その反対側を指す。
また、「PPP〜QQQ」という記載は、「PPP以上QQQ以下」を意味する。
さらに、本発明において、「台紙」は、スキンパックと協働して被包装物を保持する部材であり、台紙の「紙」は、「台紙が紙製である」という限定的な意味を有するわけではない。
なお、各図の具体的な寸法及び縮尺比は、実際のものとは異なっていることに留意されたい。
図1乃至図5において、スキンパック包装体1は、台紙2と、被包装物3と、台紙2と協働して被包装物3を保持するスキンパックフィルム5と、を有する。
被包装物3は、台紙2の表面に添えられており、スキンパックフィルム5は、その被包装物3を覆いつつ台紙2の表面に接着されている。
被包装物3の後方部は、台紙2の表面に接している。被包装物3は、その後方下端部31bが台紙2の下端部21よりも上側に位置するように配置されている。
かかるスキンパック包装体1は、図6に示すように、包装体1の下端部11(台紙2の下端部21と実質的に同じ)と被包装物3の前方下端部31fとを設置面上に載せた状態で傾いて自立させることができる。
なお、被包装物3の表面にはスキンパックフィルム5が被さっているので、設置面Aの上には、被包装物3の前方下端部31fを覆うスキンパックフィルムのフィルム部分51fが接触する。
被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間隔W(被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間の上下方向長さ)は、包装体1の下端部11と被包装物3の前方下端部31fとを設置面Aの上に置いてスキンパック包装体1を自立させることができることを条件として、特に限定されない。
前記間隔Wが長すぎると、下端部21と被包装物3の前方下端部31fとを設置面A上に置いたときに、スキンパック包装体1が前方に傾きすぎて、スキンパック包装体1が倒れるおそれがある。
図6に示すように、スキンパック包装体1の下端部21と被包装物3の前方下端部31fを設置面Aに置いた状態において、被包装物3の前方下端部31fを通り且つ設置面Aに対して鉛直方向に延びる仮想直線Xを基準にして、スキンパック包装体1の重心Gがその仮想直線X上又はその仮想直線Xよりも台紙寄りに存在すれば、スキンパック包装体1は自立する。
従って、前記のような重心Gの位置となるように、前記間隔Wが設定される。
前記間隔Wの具体例としては、主として被包装物3の大きさや形状に依存するが、例えば、0.5mm〜10mmであり、好ましくは1mm〜5mmである。
スキンパックフィルム5は、被包装物3に被さり且つ台紙2の表面に接着していない部分と、前記被包装物3に被さらず且つ前記台紙2の表面に接着している部分と、を有する。
具体的には、スキンパックフィルム5の裏面は、被包装物3が介在する部分において被包装物3にほぼ密着しており、その部分においては台紙2に接着しておらず、一方、被包装物3が介在しない部分において台紙2の表面に接着している。ただし、スキンパックフィルム5は、被包装物3の全体に密着しているわけではなく、図4に示すように、台紙2に接触している被包装物3の後方部3bを除いて、被包装物3の外形に沿ってほぼ密着している。なお、密着は、接しているが接着していない状態をいう。
被包装物3の周囲において、スキンパックフィルム5の裏面と台紙2の表面が接着している。従って、スキンパック包装体1においては、スキンパックフィルム5と台紙2によって被包装物3が隙間無く密封包装されている。
従って、被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間の領域を含んで、スキンパックフィルム5が台紙2の表面に接着されている。
以下、スキンパックフィルム5のうち、被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間において台紙2の表面に接着したフィルム部分51bを、「間隙接着フィルム部分」という場合がある。
なお、スキンパック包装体1の上方中央部には、スキンパックフィルム5及び台紙2の厚み方向に貫通する、吊り下げ用の孔4が穿設されている。
被包装物3の形状は、特に限定されず、例えば、略円柱状、略円錐状、略円錐台状、略直方体状、略六角柱状、2つ以上の同形状又は2つ以上の異形状が組み合わさった形状(例えば、大きな円柱と小さな円柱が組み合わさった形状)などが挙げられる。
被包装物3の種類は、特に限定されず、例えば、化粧品、生活雑貨、文房具、医薬部外品、医薬品などの各種物品が挙げられる。
スキンパックフィルム5は、台紙2の表面に強固に接着可能なフィルムであることを条件として、従来公知のフィルムを用いることができる。スキンパックフィルム5は、通常、無色透明又は有色透明の単層又は複層の樹脂フィルムが用いられる。スキンパックフィルム5の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂;ナイロンなどのポリアミド系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体;軟質塩化ビニル;などの熱可塑性樹脂が挙げられる。なお、フィルムは、一般にシートと呼ばれるものを含む。
スキンパックフィルム5は、台紙2に被せる際に軟化させることができるフィルムが用いられる。スキンパックフィルム5は、通常、加熱することによって軟化させることができる。性質上、室温で十分に軟らかいスキンパックフィルム5を用いる場合には、前記加熱は省略される。
台紙2は、可撓性を有する平板状の枚葉体であり、例えば、その厚み方向に通気性を有する枚葉体が用いられる。
台紙2の形成材料は特に限定されず、厚紙、普通紙、コート紙、不織布、合成紙、合成樹脂シート、発泡樹脂シートなどの単層シート、及びこれらの2以上のシートが積層接着された積層シートなどの各種シート材を用いることができる。なお、シートは、一般にフィルムと呼ばれるものを含む。
前記合成樹脂シートや発泡樹脂シートの材質は、特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系などが挙げられる。
台紙2が普通紙やコート紙などの紙又は不織布で形成されている場合、その目付量は、例えば、20g/m〜600g/mであり、好ましくは、100g/m〜500g/mである。
台紙2が合成紙、合成樹脂シート又は発泡樹脂シートで形成されている場合、その厚みは、例えば、80μm〜800μmであり、好ましくは、100μm〜500μmである。
厚紙、普通紙、コート紙又は不織布及びこれらの積層体からなる台紙2は、その材質上、厚み方向に通気性を有する。厚み方向に通気性を有するとは、包装体1の製造時に台紙2の裏面から空気を吸引したとき、台紙2の表面側から裏面側に空気が移動しうることをいう。
一方、合成紙、合成樹脂シート又は発泡樹脂シート及びこれらの積層体からなる台紙2は、その材質上、厚み方向に通気性を有さない場合が多い。このような形成材料を用いる場合には、台紙2の面内に、厚み方向に貫通する貫通孔を複数形成しておくことが好ましい。このように複数の貫通孔を台紙全体に渡って形成しておくことにより、台紙2の面全体から空気を吸引できる。
前記貫通孔としては、肉眼で視認できないほどの微細な孔、肉眼で視認できる比較的小さな孔、又は、周知のミシン目線などが挙げられる。なお、前記厚紙などのように、形成材料自体が厚み方向に通気性を有する台紙2においても、必要に応じて、前記貫通孔を形成してもよい。
また、台紙2の表面には、スキンパックフィルム5を接着させるために、熱によって接着性が発現する接着剤又はヒートシール性樹脂剤(図示せず)が塗布されている。接着剤としては、例えば、従来公知のホットメルト接着剤等が好適に使用でき、具体的には、天然ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、ポリエチレン系、アタクチックポリプロピレン系、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリアミド系、ポリエステル系等をベースポリマーとするホットメルト接着剤が挙げられる。もっとも、台紙2の表面に自己接着し得る材質からなるスキンパックフィルム5を用いた場合、又は、台紙2の表面に接着する接着剤(例えば、感熱接着剤など)が塗布されたスキンパックフィルム5を用いた場合には、前記台紙2の表面に接着剤などが塗布されていなくてもよい。
さらに、台紙2の表面及び/又は裏面には、必要に応じて、所望のデザインが施されている。
本発明のスキンパック包装体1は、スキンパックフィルム5が厚み差を有し、被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fの厚みが、前記被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間において台紙2の表面に接着したフィルム部分51bの厚みよりも大きくなるように形成されている。
具体的には、図5に示すように、スキンパックフィルム5は、その厚みが、被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fから被包装物3の後方下端部31bを覆うフィルム部分に向かうに従って次第に(徐々に)小さくなるように形成されている。さらに、スキンパックフィルム5は、その厚みが、被包装物3の後方下端部31bを覆うフィルム部分から間隙接着フィルム部分51bに向かうに従って次第に小さくなるように形成されている。
なお、間隙接着フィルム部分51bからスキンパックフィルム5の下端部に向かうに従って、スキンパックフィルム5の厚みが次第に小さくなるように形成されていてもよいし(この場合には、スキンパックフィルム5は、その厚みが、前記被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fからスキンパックフィルム5の下端部に向かうに従って次第に小さくなるように形成されている)、或いは、間隙接着フィルム部分51bからスキンパックフィルム5の下端部に向かうに従って、スキンパックフィルム5の厚みが、同じとなるように形成されていてもよい。
図5に示す例では、被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fから間隙接着フィルム部分51bの中途部までの厚みが次第に小さくなり、その間隙接着フィルム部分51bの中途部からスキンパックフィルム5の下端部に向かうに従って、スキンパックフィルム5の厚みが、次第に大きくなるように形成されている。
被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fの厚みと間隙接着フィルム部分51bの厚みとの差は、特に限定されないが、例えば、前記フィルム部分51fの厚みが、間隙接着フィルム部分51bの厚み(間隙接着フィルム部分51bの厚みが一様でない場合には、間隙接着フィルム部分51bの厚みの最小値)に対して通常1.1倍以上、好ましくは1.1倍〜3.0倍に設定される。
具体的な寸法では、前記フィルム部分51fの厚みは、例えば、30μm〜300μmであり、好ましくは60μm〜200μmであり、前記間隙接着フィルム部分51bの厚み(その厚みが一様でない場合には最小値)は、フィルム部分51fの厚みよりも3μm〜100μm小さく、好ましくは、5μm〜60μm小さい。
なお、スキンパックフィルム5のうち、前記フィルム部分51fからスキンパックフィルム5の下端部までの領域以外の厚みについては、特に限定されず、一様に同じでもよいし、或いは、厚み差を有していてもよい。
上記スキンパック包装体1は、台紙2の下端部21よりも少し上側に被包装物3を添え、台紙2の表面側から軟化させたスキンパックフィルム5を被せ、台紙2の裏面側から真空吸引することにより得ることができる。
また、上記スキンパック包装体1は、複数を同時に作製することもできる。この場合には、比較的大面積の台紙2に複数の被包装物3を所定間隔を開けて添付し、比較的大面積のスキンパックフィルム5を被せ、これを台紙2の裏面側から真空吸引した後、個々のスキンパック包装体1の外形を象るように裁断することにより、複数のスキンパック包装体1を同時に得ることができる。
上記スキンパック包装体1は、吊り下げ用の孔4にて吊り下げ陳列することができ(図示せず)、また、下端部21及び被包装物3の前方下端部31fを設置面Aに載せて自立させることもできる(図6参照)。
本発明のスキンパック包装体1は、被包装物3の前方下端部31fを覆うフィルム部分51fの厚みが比較的大きいので、このフィルム部分51fの強度が比較的大きい。このため、下端部21と被包装物3の後方下端部31bとを設置面Aの上に載せてスキンパック包装体1を自立させた場合、前記フィルム部分51fが設置面Aに接触しても、そのフィルム部分51fが破れにくく、耐久性に優れている。
一方、本発明のスキンパック包装体1は、被包装物3の後方下端部31bと台紙2の下端部21の間において台紙2の表面に接着したフィルム部分51f(間隙接着フィルム部分51b)の厚みが比較的小さいので、間隙接着フィルム部分51bが比較的軟らかい。換言すれば、間隙接着フィルム部分51bの強度は、他のフィルム部分に比してフィルム強度が低下しているともいえる。このため、(台紙2の下端部21に対応する)スキンパックフィルム5の下端部を指で捲り易く、スキンパックフィルム5の下端部からスキンパックフィルム5を容易に剥離して、スキンパック包装体1を開封できる。
次に、本発明のスキンパック包装体は、上記実施形態に限られず、本発明の意図する範囲で様々に変更できる。
例えば、図7に示すように、台紙2の面内に、ミシン目線7が形成されていてもよい。なお、図7において、ミシン目線7を一点鎖線で示している。
ミシン目線7を設けることにより、台紙2をミシン目線7にて分断し易くなるので、スキンパックフィルム5を台紙2から剥離しながら台紙2を分断でき、スキンパック包装体1の開封性が向上する。
さらに、上記実施形態のスキンパック包装体1は、吊り下げ用の孔4が形成されているが、本発明のスキンパック包装体1は自立させることができるので、図7に示すように、吊り下げ用の孔が形成されていなくてもよい。
1…スキンパック包装体、11…包装体の下端部、2…台紙、21…台紙の下端部、3…被包装物、31b…被包装物の後方下端部、31f…被包装物の前方下端部、5…スキンパックフィルム、51b…被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において台紙の表面に接着したフィルム部分、51f…被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分、A…設置面

Claims (2)

  1. 台紙と、後方下端部が前記台紙の下端部よりも上側に位置するように前記台紙の表面に添えられた被包装物と、前記台紙に添えられた被包装物を覆いつつ前記台紙の表面に接着されたスキンパックフィルムと、を有する包装体であって、その包装体の下端部と前記被包装物の前方下端部とを設置面上に載せた状態で自立させることができるスキンパック包装体において、
    前記被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において、スキンパックフィルムが台紙の表面に接着されており、
    前記スキンパックフィルムのうち、前記被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分の厚みが、前記被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において台紙の表面に接着したフィルム部分の厚みよりも大きく形成されている、スキンパック包装体。
  2. 前記スキンパックフィルムの厚みが、前記被包装物の前方下端部を覆うフィルム部分から前記被包装物の後方下端部と台紙の下端部の間において台紙の表面に接着したフィルム部分に向かうに従って次第に小さくなるように形成された部分を有する、請求項1に記載のスキンパック包装体。
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