JP2014036037A - 撮像装置、撮像システム、および撮像装置の製造方法。 - Google Patents

撮像装置、撮像システム、および撮像装置の製造方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】 光の混入を低減することにより、画質を向上させることができる。
【解決手段】 本発明の実施形態は、導波路を備えた撮像装置である。より詳細には、複数の受光部が配された基板を備えた撮像装置である。複数の受光部に対応して、複数の導波路が配される。1つの実施例では、導波路の上に第2部材が配される。そして、第2部材に遮光部が配される。第2部材の屈折率は、導波路を構成する第1部材の屈折率より低い。あるいは、別の実施例では、第2部材と導波路との間に第3部材が配される。第2部材の屈折率が、第3部材の屈折率よりも低い。あるいは、別の実施例では、第2部材の上に第2部材とは異なる屈折率を有する第4部材が配される。さらに別の実施例では、導波路の上に、隣り合う導波路を連結するように連結部材が配される。そして、連結部材の上に遮光部が配される。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像装置、および撮像装置の製造方法に関する。
近年、受光部に入射する光量を増やすため、光導波路を有する撮像装置が提案されている。特許文献1には、複数の受光部と、被写体からの光を受光部へ導く光導波路と、隣接する受光部への光の入射を防止するための遮光部とを有する撮像装置が開示されている。
特開2006−261249公報
特許文献1では、遮光部が配される部材の屈折率について検討されていない。そのため、特許文献1に記載された撮像装置では、隣り合う受光部への光の混入が生じる可能性がある。特に、特許文献1の図2Aに示された撮像装置では、光導波路を構成する高屈折率部材が受光部の上に配され、その高屈折率部材の一部が遮光部の上まで延在している。遮光部の上に配された高屈折率部材は遮光されないため、そこには斜め光が入射しやすい。遮光部の上に配された高屈折率部材に光が入射すると、高屈折率部材の中を光が伝搬し、隣の光導波路へ混入する可能性がある。その結果、隣り合う受光部への光の混入が生じうる。
隣り合う受光部への光の混入はノイズの原因となり、画質が低下する原因となりうる。そこで、上述の課題に鑑み、本発明は光の混入を低減することにより画質を向上させることを可能とする。
本発明の実施形態である撮像装置は、複数の受光部が配された基板と、前記基板の上に配された絶縁体と、前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材と、前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配され、前記第1部材の屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材と、前記第2部材に配された遮光部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の別の実施形態である撮像装置は、複数の受光部が配された基板と、前記基板の上に配された絶縁体と、前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれ、前記絶縁体の屈折率よりも高い屈折率を有する複数の第1部材と、前記絶縁体の上に、前記複数の第1部材のうち隣り合う2つの第1部材を連結するように配され、前記絶縁体の前記屈折率よりも高い屈折率を有する連結部材と、前記連結部材の上に配された遮光部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の別の実施形態である撮像装置は、複数の受光部が配された基板と、前記基板の上に配された絶縁体と、前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材と、前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配された第2部材と、前記第2部材と、前記絶縁体および前記複数の第1部材との間に配され、前記第2部材の屈折率より高い屈折率を有する第3部材と、前記第2部材に配された遮光部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のさらに別の実施形態である撮像装置は、複数の受光部が配された基板と、前記基板の上に配された絶縁体と、前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材と、前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配された第2部材と、前記第2部材の上に配され、前記第2部材の屈折率とは異なる屈折率を有する第4部材と、前記第2部材に配された遮光部と、を備え、前記第2部材と前記遮光部とが、それぞれ前記第4部材に接するように配されたことを特徴とする。
本発明の別の側面の実施形態である撮像装置の製造方法は、複数の受光部が配され、絶縁体が上に配された基板を準備する第1工程と、前記複数の受光部に対応した複数の第1の開口を前記絶縁体に形成する第2工程と、前記複数の第1の開口のそれぞれに第1部材を形成する第3工程と、前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に、第2部材を形成する第4工程と、前記第2部材に複数の第2の開口を形成する第5工程と、前記複数の第2の開口のそれぞれに遮光部を形成する第6工程と、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の側面の実施形態である撮像装置の製造方法は、複数の受光部が配され、絶縁体が上に配された基板を準備する工程と、前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材を形成する工程と、前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配され、前記第1部材の屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材を形成する工程と、前記第2部材の第1部分と第2部分との間に配される遮光部を形成する工程と、を備え、前記遮光部の前記基板への射影が、前記複数の第1部材のうち隣り合う2つの第1部材の前記基板への射影の間に位置することを特徴とする。
本発明によれば、光の混入を低減することにより、画質を向上させることができる。
実施例1の撮像装置の断面構造を示す概略図。 実施例1の撮像装置の平面レイアウトを示す概略図。 実施例1および実施例2の撮像装置の製造方法を示す図。 実施例1および実施例2の撮像装置の製造方法を示す図。 実施例1および実施例2の撮像装置の製造方法を示す図。 実施例2の撮像装置の平面レイアウトを示す概略図。 実施例3の撮像装置の製造方法を示す図。 実施例4の撮像装置の断面構造を示す概略図。 実施例4の撮像装置の製造方法を示す図。 実施例1の撮像装置の断面構造を示す概略図。 実施例4の撮像装置の断面構造を示す概略図。 本発明に係る実施例5の撮像システムのブロック図。
本発明の実施形態は、導波路を備えた撮像装置である。より詳細には、複数の受光部が配された基板を備えた撮像装置である。基板は、例えばシリコンやゲルマニウムなどの半導体基板であってもよい。受光部は、例えばフォトダイオードなどの光電変換部であってもよい。
複数の受光部に対応して、複数の導波路が配される。導波路には、公知の構造が用いられる。例えば、基板の上に配された絶縁体と、絶縁体にその側面を囲まれ、絶縁体より高い屈折率を有する第1部材とによって、導波路が構成されてもよい。あるいは、基板の上に配された絶縁体と、絶縁体にその側面を囲まれて配された第1部材との間に、エアギャップや反射部材が配されることによって、導波路が構成されてもよい。
1つの実施例では、遮光部が配される部材と導波路との屈折率の関係、または、遮光部が配される部材とその上あるいは下に配される部材との屈折率の関係に特徴がある。例えば、導波路の上に第2部材が配される。そして、第2部材に遮光部が配される。第2部材の屈折率は、導波路を構成する第1部材の屈折率より低くてもよい。あるいは、第2部材と導波路との間に第3部材が配され、第2部材の屈折率が、第3部材の屈折率よりも低くてもよい。あるいは、第2部材の上に第2部材とは異なる屈折率を有する第4部材が配されてもよい。遮光部には公知の材料が用いられうる。例えば金属が遮光部に用いられうる。
また、別の実施例は、導波路の上に、隣り合う導波路を連結するように配された連結部材を備えた撮像装置である。連結部材は、例えば導波路を構成する第1部材と同じ材料で構成される。第1部材と、連結部材とが同一のプロセスで形成されてもよい。この実施形態では、連結部材の上に遮光部が配される。遮光部には公知の材料が用いられうる。例えば金属が遮光部に用いられうる。
以下では、本発明の実施例についてさらに詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明される実施例のみに限定されない。本発明の趣旨を超えない範囲で以下に説明される実施例の一部の構成が変更された変形例も、本発明の実施例である。また、以下のいずれかの実施例の一部の構成を、他の実施例に追加した例、あるいは他の実施例の一部の構成と置換した例も本発明の実施例である。
本発明の実施例について図面を用いて説明する。図1および図2は、それぞれ本実施例の撮像装置の断面構造および平面レイアウトを示した概略図である。
図1には、画素領域に配された3つの画素、周辺回路領域に配された1つのトランジスタが示されている。実際には、画素領域には複数の画素が行列状に配される。また周辺回路領域にも半導体領域の導電型が反対のものも含め複数のトランジスタが配される。
以下の説明では、電子が信号電荷である場合について説明するが、ホールが信号電荷であってもよい。ホールが信号電荷の場合には、半導体領域の導電型を反対にすればよい。
101は半導体基板である。本実施例では、半導体基板101はエピタキシャル法で形成されたN型のシリコン層である。半導体基板101にはP型半導体領域、およびN型半導体領域が配される。102は半導体基板101の主面である。本実施例では、主面102は半導体基板101と半導体基板に積層された熱酸化膜の(不図示)の界面である。主面102を通って光が半導体基板101に入射する。光の入射する方向が矢印Lで示されている。
103は受光部であり、例えばフォトダイオードである。本実施例では、半導体基板101に複数の受光部103が配される。本実施例では、受光部103は、フォトダイオードを構成するN型半導体領域である。光電変換によって発生した電荷がN型半導体領域に収集される。109はP型半導体領域である。P型半導体領域109は半導体基板の主面102に接するように配される。
110はフローティングディフュージョン(以下、FD)である。FD110はN型半導体領域である。受光部103で発生した電荷はFD110に転送され、電圧に変換される。FD110は不図示の増幅部の入力ノードに電気的に接続される。画素ごとに増幅部が配されてもよい。あるいは、FD110は不図示の信号出力線に電気的に接続される。
111は不図示の熱酸化膜を介して半導体基板101の上に配されたゲート電極である。受光部103とFD110の間に配されたゲート電極111は、受光部103とFD110との間の電荷の転送を制御する転送ゲート電極である。119は周辺回路領域のトランジスタのソース領域、またはドレイン領域である。
図1において104は半導体基板101の上に配された絶縁体である。本実施例では、絶縁体104はシリコン酸化膜である。絶縁体104の屈折率は1.40〜1.60であってもよい。また、半導体基板101の上に第1配線層112a、第2配線層112b、第3配線層112cが配される。第1配線層112a、第2配線層112b、第3配線層112cは、半導体基板101の主面を基準に異なる高さに配される。本実施例において、第1配線層112a、及び第2配線層112bに含まれる導電部材は、銅を主として含んで構成される。第3配線層112cに含まれる導電部材は、アルミニウムを主として含んで形成される。第3配線層112cには、パッドや周辺回路領域の配線層を構成する導電部材が含まれる。それぞれの配線層に含まれる導電部材は、導電性の材料であれば銅・アルミニウム以外の材料で形成されてもよい。第1配線層112aの一部の導電部材と第2配線層112bの一部の導電部材は不図示のプラグによって電気的に接続される。第2配線層112bの一部の導電部材と第3配線層112cの一部の導電部材とはプラグ403によって電気的に接続される。プラグ403はタングステンなどの導電材料で構成される。プラグによって電気的に接続される部分を除いて、第1配線層112aの導電部材、第2配線層112bの導電部材、および第3配線層112cの導電部材は、絶縁体104によって互いに絶縁されている。絶縁体104は複数の層間絶縁膜を含んでいてもよい。複数の層間絶縁膜は、半導体基板101と第1配線層112aとの間に配された層間絶縁膜、第1配線層112aと第2配線層112bとの間に配された層間絶縁膜、あるいは第2配線層112bの上に配された層間絶縁膜などである。本実施例では、第3配線層112cが、複数の配線層のうち半導体基板101からもっとも離れて配されている。なお、配線層の数は3層に限定されるものではない。
図1において、106aは第1部材である。本実施例では、第1部材が光を導く導波路を構成する。そのため、以下では、第1部材106aを導波路部材106aと呼ぶ。導波路部材106aは、その側面を絶縁体104に囲まれるように配される。言い換えると、基板101の主面に平行な面で導波路部材106aを切った断面において、導波路部材106aが、絶縁体104に囲まれる。導波路部材106aの上、および絶縁体104の上には、導波路部材106aと同じ材料で構成された連結部材106bが配される。本実施例では、導波路部材106a、および連結部材106bはシリコン窒化膜である。あるいは、導波路部材106a、および連結部材106bはシリコン酸窒化膜、有機材料(ポリイミド系高分子等の樹脂)であってもよい。導波路部材106aと連結部材106bとが、異なる材料で構成されてもよい。例えば、導波路部材106aがシリコン窒化膜であり、連結部材106bがシリコン酸窒化膜であってもよい。
本実施例では、導波路部材106aの屈折率および連結部材106bの屈折率は、いずれも絶縁体104の屈折率よりも高い。具体的に、導波路部材106aの屈折率および連結部材106bの屈折率は、いずれも1.60以上である。導波路部材106aの屈折率が絶縁体104の屈折率よりも高い。そのため、スネルの法則に基づいて、導波路部材106aと絶縁体104との界面に入る光が反射する。これによって、導波路部材106a、の内部に光を閉じ込めることができる。つまり、導波路部材106aは入射した光を受光部103へ導く導波路として機能しうる。またシリコン窒化膜は水素含有量を多くすることが可能である。そのため、導波路部材106aがシリコン窒化膜で構成されることにより、水素供給効果によって基板のダングリングボンドを終端することができる。これによって、白傷などのノイズを低減することが可能となる。なお、ポリイミド系の有機材料は屈折率が約1.7である。ポリイミド系の有機材料の埋め込み特性はシリコン窒化膜より優れている。導波路部材106aの屈折率が1.80〜2.40の範囲であると、導波路の性能が向上しうる。
導波路部材106aは複数の材料を含んで構成されていてもよい。この場合、複数の材料のうちいずれか一つの材料の屈折率が、絶縁体104の屈折率よりも高ければよい。例えば、導波路部材106aがシリコン窒化膜とシリコン酸窒化膜とで構成されていてもよい。あるいは、導波路部材106aの側面及び底の近傍にシリコン窒化膜が配され、他の領域に有機材料が配された構成でもよい。また、図1が示す通り、周辺回路領域には、連結部材106bが配されていなくてもよい。
なお、本実施例とは異なり、導波路部材106aと絶縁体104の間にエアギャップや反射部材が配されることによって導波路が構成される実施例では、導波路部材106aの屈折率は限定されない。このような実施例では、導波路部材106aは光を透過する材料で構成されればよい。
図1において113はエッチストップ部材である。エッチストップ部材113は導波路部材106aと半導体基板101との間に配される。エッチストップ部材113は導波路部材106aを配するための開口を絶縁体104に形成する際に、エッチングを精度よく停止させるための層である。あるいは、エッチストップ部材113がエッチングの進行を遅らせるための層であってもよい。エッチストップ部材113と導波路部材106とは互いに接している。エッチストップ部材113は絶縁体104とは異なる材料で形成される。本実施例では、エッチストップ部材113はシリコン窒化膜である。なお、エッチストップ部材113はエッチング条件に応じて配置しない場合もある。
図1において、107は、絶縁体104の上、および導波路部材106aの上に配された第2部材である。本実施例では、第2部材107はシリコン酸化膜である。第2部材の屈折率は、導波路部材106aの屈折率よりも低い。具体的に、第2部材の屈折率は、1.40〜1.60の範囲に含まれる。
また、本実施例では、第2部材107と導波路部材106aとの間に、連結部材106bが配されている。そして、連結部材106bの屈折率は、第2部材の屈折率よりも高い。つまり、連結部材106bは、第3部材である。
なお、連結部材106bと第2部材107との間に、第2部材の屈折率よりも高い屈折率を有する別の部材が配されてもよい。別の部材は例えばシリコン酸窒化膜である。
図1において108は遮光部である。本実施例では、遮光部108の少なくとも一部が、第2部材107に配される。つまり、断面において、第2部材107の2つの部分に挟まれるように遮光部108が配される。遮光部108は金属、合金、あるいは光を透過しない有機材料で形成される。遮光部108の材料は、400〜600nmの波長の光の反射率が高い材料でもよい。本実施例では、遮光部108はタングステンを含んで構成される。また、遮光部108は、第2配線層112bに含まれる導電部材と第3配線層112cに含まれる導電部材とを電気的に接続するプラグ403と同じ材料で構成されてもよい。遮光部108とプラグ403とが同じ材料で構成されることで、両者を同一の工程で形成することが可能となり、プロセスの簡略化が可能である。本実施例では、遮光部108とプラグ403とが同じ材料で構成され、同一の工程で形成されている。
本実施例において、遮光部108は金属または合金で構成された第1部分と、第2部分とを含んで構成される。第2部分は、第1部分に含まれる金属の拡散を低減するために配される。具体的には、第1部分に含まれる金属の拡散に対して、第2部分の拡散係数は、絶縁体104の拡散係数よりも低い。第2部分は、いわゆるバリアメタルであってもよい。なお、プラグ403も、第1部分と第2部分とを含んで構成されうる。
第2部材107上には、第4部材114、第1レンズ115が配される。第4部材114は保護膜として機能しうる。本実施例では、第4部材114、第1レンズ115はシリコン窒化膜で形成される。本実施例では、第4部材114の屈折率、第1レンズ115の屈折率は、いずれも第2部材107の屈折率より高い。なお、第4部材114の屈折率は第2部材の屈折率と異なっていればよい。また、第4部材114、第1レンズ115は必ずしも配される必要はない。さらに、第1レンズ115の上に平坦化膜116、カラーフィルター117、第2レンズ118が配されてもよい。
また、第2部材107の屈折率は、第1レンズ115の屈折率よりも小さくてもよい。本実施例では、第1レンズ115を形成するシリコン窒化膜の屈折率は約1.60以上であり、第2部材107を形成するシリコン酸化膜の屈折率は1.40〜1.60の範囲に含まれる。このような屈折率の関係によれば、斜めに入射する光に対する感度を向上することができる。この理由は次のように説明される。斜めに入射する光は第1レンズ115で十分集光されず、導波路部材106aに入射されないことがある。しかし、第1レンズ115と導波路部材106aとの間に第1レンズ115よりも屈折率の低い部材が配されたことにより、第1レンズ115を透過する光が、第1レンズ115と第2部材107の界面において、導波路部材106aに向かって屈折する。こうして、斜めに入射する光が導波路部材106aに入射されるようになるので、斜めに入射する光に対する感度を向上させることができる。
図10は、本実施例の撮像装置の別の部分の断面構造を示す概略図である。図1と同様の機能を有する部分には同じ符号を付している。本実施例における画素領域は、有効画素領域とOB画素領域を含んでいる。図10は、有効画素領域に含まれる画素の断面と、OB画素領域に含まれる画素の断面とを示している。
OB画素領域には、いわゆるオプティカルブラック画素が配される。具体的に、OB画素領域に含まれる画素の受光部103には、遮光部902が配される。遮光部902は、OB画素領域に含まれる画素の受光部103に入射する光を遮蔽する。遮光部902は、第3配線層112cに含まれる導電材料で構成される。なお、OB画素領域は必要に応じて配されるもので、画素領域がOB画素領域を含まなくてもよい。
次に、本実施例における、遮光部108、遮光部902、および第3配線層112cの位置関係について説明する。まず、本実施例において、遮光部108は、複数の配線層112a〜112cのうち半導体基板101からもっとも離れて配された第3配線層112cよりも、半導体基板101の近くに配されている。つまり、半導体基板101の主面102から遮光部108の下面までの距離が、半導体基板101の主面102から第3配線層112cに含まれる導電部材の下面までの距離よりも短い。また、遮光部108は、遮光部902よりも、半導体基板101の近くに配されている。つまり、半導体基板101の主面102から遮光部108の下面までの距離が、半導体基板101の主面102から遮光部902の下面までの距離よりも短い。また、図10が示す通り、半導体基板101の主面102から遮光部108の上面までの距離は、半導体基板101の主面102から遮光部902の下面までの距離と等しい。なお、半導体基板101の主面102から遮光部108の上面までの距離は、半導体基板101の主面102から遮光部902の下面までの距離よりも長くてもよい。
図1または図10では、遮光部108の下面が、連結部材106bの上面に対し、半導体基板101の近い位置にある。つまり、遮光部108の一部は連結部材106bに配されている。しかし、遮光部108の下面は、連結部材106bの上面よりも半導体基板101から遠くに位置していてもよい。つまり、遮光部108と連結部材106bとの間に第2部材107の一部が配されてもよい。あるいは、遮光部108の下面が、連結部材106bの上面と同じ位置にあってもよい。
図1または図10が示すように、本実施例では、遮光部108の上面と第2部材107の上面がいずれも第4部材114に接している。しかし、遮光部108と第4部材114との間に第2部材107の一部が配されてもよい。この場合には、遮光部108と第4部材とは互いに接していない。
図2に本実施例における導波路部材と遮光部の平面配置図を示す。図2において図1と同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図2において点線201が1つの画素を示す。1つの画素201に受光部103(図2では不図示)と導波路部材106aとが1つずつ配される。遮光部108は隣り合う2つの導波路部材106aの間に配される。つまり、遮光部108の半導体基板101への射影が、絶縁体104のうち、隣り合う2つの第1部材106aの間に配された部分の半導体基板101への射影と少なくとも部分的に重なるように、遮光部108が配される。
本実施例では、図2に示されるように1つの画素201が正方形で、それが行列状に2次元に並んでいる。このような水平垂直配置の画素群に入射する光は図2の紙面に垂直入射する光と、斜め入射光とがある。この斜め入射光のうち、水平垂直に隣接する画素のオンチップレンズを通過した光が漏れ込むことがないように。隣接する導波路部材106aの中間に遮光部108が配置される。
なお、遮光部108が、絶縁体104とは重ならないように配されてもよい。例えば、遮光部108が、導波路部材106aの上に、導波路部材106の外周に沿って配されてもよい。このように配置された場合であっても、遮光部108が隣り合う導波路部材106aへの光の混入を抑制することができる。
続いて、図3〜図5を用いて本実施例の製造方法について説明する。図3〜図5において図1、図2または図10と同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図3(a)は、複数の受光部103が配され、上部に絶縁体104が配された半導体基板101を準備する工程を示している。より詳細には、図3(a)に示される工程においては、半導体基板101に半導体領域を形成し、半導体基板101の上にゲート電極111、絶縁体104、エッチストップ部材113、第1配線層112a、第2配線層112bを形成する。
この工程では、まず、半導体基板101に受光部103、続いて、ゲート電極111を形成する。続いてFD110およびソースまたはドレインを構成する半導体領域119を形成する。
次に受光部103の主面102側に保護層301を形成する。例えば保護層301はシリコン窒化膜である。保護層301はシリコン窒化膜、シリコン酸化膜を含む複数の層で構成されてもよい。保護層301は、後の工程で受光部に与えられるダメージを低減する機能を有していてもよい。また、保護層301が反射防止の機能を有していてもよい。
保護層301に対して半導体基板101とは反対側にエッチストップ部材113を形成する。エッチストップ部材の面積は、その後に形成される開口105の底の面積より大きいことが好ましい。開口105の底となる領域以外にはエッチストップ部材が形成されなくてもよい。なお、保護層301及びエッチストップ部材113は必ずしも形成される必要はない。
続いて、絶縁体104及び第1配線層112a、第2配線層112bを形成する。本実施例ではデュアルダマシン法によって第1配線層112a、第2配線層112bが形成される。絶縁体104が複数の層間絶縁膜104a〜104eで構成されている場合を例に説明する。便宜的に半導体基板101に近いほうから順に、第1〜第5層間絶縁膜104a〜eとする。
第1層間絶縁膜104aを画素領域及び周辺回路領域の全面に形成する。必要に応じて、第1層間絶縁膜104aの半導体基板101とは反対側の面を平坦化してもよい。第1層間絶縁膜104aには不図示のコンタクトホールが形成される。コンタクトホールには、第1配線層112aの導電部材と半導体基板101の半導体領域とを電気的に接続するプラグが配される。
次に、第1層間絶縁膜104aに対して半導体基板101とは反対側に第2層間絶縁膜104bを形成する。第2層間絶縁膜104bのうち、第1配線層112aの導電部材が配される領域に対応した部分をエッチングにより除去する。その後、第1配線層の材料となる金属膜を画素領域及び周辺回路領域に形成する。その後、CMPなどの方法により第2層間絶縁膜104bが露出するまで金属膜を除去する。このような手順によって、第1配線層112aの配線を構成する導電部材が所定のパターンに配される。
続いて、第3層間絶縁膜104c、第4層間絶縁膜104dを画素領域及び周辺回路領域に形成する。ここで、第4層間絶縁膜104dのうち、第2配線層112bの導電部材が配される領域に対応した部分をエッチングにより除去する。次に、第3層間絶縁膜104cのうち、第1配線層112aの導電部材と第2配線層112bの導電部材とを電気的に接続するプラグが配される領域に対応した部分をエッチングにより除去する。その後、第2配線層及びプラグの材料となる金属膜を画素領域及び周辺回路領域に形成する。その後、CMPなどの方法により第4層間絶縁膜104dが露出するまで金属膜を除去する。このような手順によって、第2配線層112bの配線パターン、及びプラグのパターンを得る。なお、第3層間絶縁膜104c、第4層間絶縁膜104dを形成した後に、先に第1配線層112aの導電部材と第2配線層112bの導電部材とを電気的に接続するプラグが配される領域に対応した部分をエッチングにより除去してもよい。
その後、第5層間絶縁膜104eを画素領域及び周辺回路領域に形成する。必要に応じて、第5層間絶縁膜104eの半導体基板101とは反対側の面をCMPなどの方法で平坦化してもよい。
また、各層間絶縁膜の間にはエッチストップ膜、金属の拡散防止膜、あるいは両方の機能を備える膜が配されてもよい。具体的には、絶縁体104がシリコン酸化膜である場合、シリコン窒化膜が金属の拡散防止膜となる。
なお、第1配線層112a及び第2配線層112bはダマシン法以外の手法で形成されてもよい。ダマシン法以外の手法の一例を説明する。第1層間絶縁膜104aが形成された後に、第1配線層の材料となる金属膜を画素領域及び周辺回路領域に形成する。次に、金属膜のうち、第1配線層112aの導電部材が配される領域以外の部分をエッチングにより除去する。これによって、第1配線層112aの配線パターンを得る。その後、第2層間絶縁膜104b、第3層間絶縁膜104cを形成し、同様に第2配線層112bを形成する。第2配線層112bが形成された後、第4層間絶縁膜104d及び第5層間絶縁膜104eを形成する。第3層間絶縁膜104c、及び第5層間絶縁膜104eの半導体基板101とは反対側の面は必要に応じて平坦化される。
図3(b)は、絶縁体104に複数の開口105を形成する工程を示す。複数の開口105は、複数の受光部103に対応した位置に形成される。まず、不図示のエッチマスクパターンを絶縁体104に対して半導体基板101とは反対側に形成する。エッチマスクパターンは開口105が配されるべき領域以外に配される。言い換えれば、エッチマスクパターンは開口105が配されるべき領域に開口を有する。エッチマスクパターンは、例えばフォトリソグラフィ及び現像によってパターニングされたフォトレジストである。
続いて、エッチマスクパターンをマスクとして、絶縁体104をエッチングする。これによって、開口105が形成される。絶縁体104のエッチング後に、エッチマスクパターンを除去する。
エッチストップ部材113が配された場合には、図3(b)において、エッチストップ部材113が露出するまでエッチングが行われる。絶縁体104をエッチングする際のエッチング条件におけるエッチストップ部材113のエッチングレートは、当該条件における絶縁体104のエッチングレートよりも小さい。絶縁体104がシリコン酸化膜である場合は、エッチストップ部材113はシリコン窒化膜、あるいはシリコン酸窒化膜であればよい。また、条件の異なる複数回のエッチングによって、エッチストップ部材113が露出するようにしてもよい。
図3(c)は、複数の開口105のそれぞれに導波路部材106aを形成する工程を示す。本実施例では、図3(c)の工程において、導波路部材106aと連結部材106bとを形成する。導波路部材106aおよび連結部材106bの材料を、画素領域および周辺回路領域に堆積する。これにより、開口105の内部に、導波路部材106aが形成され、導波路部材106aの上と絶縁体104の上に連結部材106bが形成される。導波路部材106aおよび連結部材106bの材料は、例えばシリコン窒化膜である。導波路部材106aおよび連結部材106bの材料の堆積は、CVDあるいはスパッタによる成膜や、ポリイミド系高分子などの有機材料の塗布によって行うことができる。導波路部材106aおよび連結部材106bの材料の堆積を行った後に、エッチバックやCMPによる平坦化を行ってもよい。本実施例では、CMPによる平坦化を行っている。また、図3(b)の工程で、エッチストップ部材113が露出するまで絶縁体104がエッチングされた場合には、導波路部材106aがエッチストップ部材113と接するように配される。
本実施例では、周辺回路領域に配された絶縁体104の上に導波路部材106aの材料が堆積される。そして、平坦化を行った後であって、第2部材107を形成する前に、周辺回路領域に配された部分が除去される。一方で、画素領域では、絶縁体104の上に導波路部材106aの材料が残されている、つまり連結部材106bが形成されている。このように、周辺回路領域の連結部材106bを除去することによって、後述するプラグ403のための開口402を容易に形成することができる。なお、周辺回路領域に体積された導波路部材106aの材料を除去しなくてもよい。除去しない場合は、連結部材106bが周辺回路領域にも延在して配される。
また、同一の材料を複数回堆積することによって、導波路部材106aおよび連結部材106bを形成してもよい。さらには、複数の異なる材料を順次形成することによって導波路部材106aおよび連結部材106bを形成してもよい。例えば、シリコン窒化膜を最初に堆積させ、次に埋め込み性能の高い有機材料を堆積させることによって、導波路部材106aおよび連結部材106bを形成してもよい。
図4(a)は、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、第2部材107を形成する工程を示している。本実施例では、連結部材106bの上に第2部材107が形成される。例えばシリコン酸化膜をCVDにより形成する。この後、第2部材107の半導体基板101と反対の面をCMPによって平坦化してもよい。
図4(b)は、第2部材107に複数の開口401を形成する工程を示している。図4(b)においては、遮光部108が形成される領域に、開口401を形成する。本実施例では、プラグ403が形成される領域に、開口402を形成する。プラグ403は、第2配線層112bに含まれる導電部材と、第3配線層112cに含まれる導電部材とを電気的に接続するプラグである。本実施例では、遮光部108にタングステンを用いる場合の形成方法について説明する。
まず、不図示のエッチマスクパターンを第2部材107の上に形成する。エッチマスクパターンは開口401、402が配されるべき領域以外に配される。言い換えれば、エッチマスクパターンは開口401、402が配されるべき領域に開口を有する。エッチマスクパターンは、例えばフォトリソグラフィ及び現像によってパターニングされたフォトレジストである。
続いて、エッチマスクパターンをマスクとして、第2部材107をエッチングする。これによって、開口401、402が形成される。第2部材107のエッチング後に、エッチマスクパターンを除去する。本実施例では、連結部材106bを開口401開口時のエッチングストップとして利用し、開口401と開口402とを同時に形成している。しかし、必ずしも開口401と開口402とを同時に形成する必要はない。
図4(c)は、複数の開口401のそれぞれに遮光部108を形成する工程を示している。より詳細には、図4(c)においては、遮光部108、プラグ403、第3配線層112cを形成している。
まず、開口401、402の内部と第2部材107の上に遮光部108、プラグ403を構成する金属膜を形成する。なお、遮光部108が第1部分と、バリアメタルで構成された第2部分とを含む場合には、金属膜の形成の前に、開口401、402の内部と第2部材107の上にバリアメタル層を形成する。本実施例では、遮光部108およびプラグ403は、いずれも、タングステンを主として含む第1部分と、バリアメタルである窒化チタンを主として含む第2部分とを含む。その後、CMPやエッチバックなどの方法により、下地である第2部材107が露出するように、開口401、402の内部を除き、金属膜およびバリアメタル層を除去する。本実施例では、工程簡略化のため、遮光部108とプラグ403を同時に形成しているが、必ずしも同時に形成する必要はない。
つづいて、例えばアルミニウム膜を画素領域および周辺回路領域に形成し、アルミニウム膜をエッチングすることで、第3配線層112cを形成する。なお、図4(c)では省略されているが、第3配線層112cを形成する工程において、OB画素領域の受光部103に対して配される遮光部902を形成してもよい。
図5(a)においては、第4部材114、第1レンズ115を形成する。第2部材107に対して半導体基板101とは反対側に第4部材114、第1レンズ115を形成する。第1レンズ115は画素領域の受光部103に対応して配される。第4部材114、第1レンズ115は公知の方法によって形成することができる。
図5(b)においては、平坦化膜116、カラーフィルター117、第2レンズ118を形成する。まず、第4部材114および第1レンズ115を覆うように平坦化膜116を形成する。平坦化膜116は絶縁体である。例えば、平坦化膜116はポリイミド系の有機材料である。その後、受光部103に対応した位置にカラーフィルター117、第2レンズ118を形成する。
以上に述べた通り、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、導波路部材106aの屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材107が配される。そして、第2部材107に遮光部108が配される。このような構成によれば、斜め光が屈折率の高い部材を伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、連結部材106bが配される。連結部材106bは、隣り合う2つの導波路部材106aを連結するように配され、絶縁体104の屈折率よりも高い屈折率を有する。そして、連結部材106bの上に遮光部108が配される。このような構成によれば、隣り合う導波路部材106aを連結する連結部材106bへの光の入射を低減することができる。これにより、斜め光が連結部材106bを伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、第2部材107が配される。第2部材107と、複数の導波路部材106aとの間に、第2部材107より高い区設立を有する第3部材(連結部材106b)が配される。そして、第2部材107に遮光部108が配される。このような構成によれば、高屈折率部材の上に配された低屈折率部材に遮光部が配されるため、高屈折率部材への光の入射を低減することができる。これにより、斜め光が高屈折率部材を伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、第2部材107が配される。第2部材107の上に、第2部材107の屈折率とは異なる屈折率を有する第4部材114が配される。そして第2部材107に遮光部108が配される。このとき、第2部材107と遮光部108とが、それぞれ第4部材114に接するように配される。
このような構成によれば、遮光部108と第4部材114との間に、第2部材107が配されない。遮光部108と第4部材との間に第2部材107の一部が配される場合、遮光部108の上に第4部材と第2部材107との界面が配される。斜めに入射した光が、この界面で屈折あるいは反射して、隣り合う導波路部材106aに入射する可能性がある。したがって、遮光部108と第4部材との間に第2部材107の一部が配される場合に比べて、光の混入を低減することができる。結果として、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、遮光部108が第2部材107の上面から下面に渡って延在している。これによって、光の混入を低減する効果をより向上させることができる。
本発明の別の実施例について説明する。本実施例は、遮光部の平面レイアウトが実施例1と異なっている。それ以外の部分は、実施例1と同様である。そこで、実施例1と異なる部分についてのみ説明し、それ以外の部分についての説明は省略する。
図6は本実施例の撮像装置における平面レイアウトを示した概略図である。図6には、導波路部材106aと遮光部601が示されている。図2と同様の機能を有する部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例では、1つの画素201に受光部103(図6では不図示)と導波路部材106aとが1つずつ配される。遮光部601は隣り合う2つの導波路部材106aの間に配される。さらに、本実施例では、遮光部601が格子状に配されている。つまり、遮光部601の半導体基板101への射影が、導波路部材106aの半導体基板101への射影を囲むように、遮光部601が配されている。垂直方向または水平方向に隣り合って配された導波路部材106aの間だけではなく、斜め方向に隣り合って配された導波路部材106aの間にも、遮光部601が配される。
なお、本実施例におけるOB画素領域の断面構造は実施例1と同様である。つまり、図10が本実施例のOB画素領域の断面概略図である。また、本実施例の製造方法は、実施例1と同じである。つまり、図3〜図5に示される製造方法によって本実施例の撮像装置は形成されうる。
以上に説明した通り、本実施例では、遮光部が格子状に配される。このような構成によれば、隣り合う受光部への光の漏れ込みをさらに低減することができる。
本発明の別の実施例について説明する。本実施例は、遮光部および第2部材を形成する製造プロセスが実施例1と異なっている。そこで、実施例1と異なる部分についてのみ説明し、それ以外の部分についての説明は省略する。
本実施例の製造方法について、図7を用いて説明する。図7において図3〜図5と同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。まず、本実施例の製造方法は、実施例1の図3(a)〜図3(c)で示される工程を含む。図3(c)までの工程は、実施例1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
本実施例では、図3(c)に示される工程の後に、導波路部材106aの上に遮光部701を形成する。まず、遮光部701の材料の膜を画素領域および周辺回路領域に形成する。次に遮光部701の材料の膜を部分的にエッチングすることで、導波路部材106bの上に配された遮光部701を形成する。
続いて、図7(b)において、第2部材702を形成する。遮光部701、導波路部材106a、106bに対して半導体基板101とは反対側に第2部材702を形成する。第2部材702は、例えばCVDによって形成されたシリコン酸化膜である。第2部材702の半導体基板101と反対の面をCMPによって平坦化してもよい。
その後、図7(c)において、第3配線層112c、第4部材114、第1レンズ115、平坦化膜116、カラーフィルター117、第2レンズ118を実施例1の工程と同様のプロセスにより形成する。
以上の製造方法によって形成された本実施例の撮像装置について説明する。本実施例では、遮光部701の少なくとも一部が、第2部材107に配される。つまり、断面において、第2部材の2つの部分に挟まれるように遮光部701が配される。遮光部701は金属、合金、あるいは光を透過しない有機材料で形成される。遮光部701の材料は、400〜600nmの波長の光の反射率が高い材料でもよい。本実施例では、遮光部701はタングステンを含んで構成される。また、遮光部701は、第2配線層112bに含まれる導電部材と第3配線層112cに含まれる導電部材とを電気的に接続するプラグ403と同じ材料で構成されてもよい。遮光部701とプラグ403とが同じ材料で構成されることで、両者を同一の工程で形成することが可能となり、プロセスの簡略化が可能である。本実施例では、遮光部701とプラグ403とが同じ材料で構成され、別々の工程で形成されている。遮光部701は第2部材702が形成される前に形成され、プラグ403は第2部材702を形成した後に形成される。
本実施例において、遮光部701は金属または合金で構成された第1部分と、第2部分とを含んで構成される。第2部分は、第1部分に含まれる金属の拡散を低減するために配される。具体的には、第1部分に含まれる金属の拡散に対して、第2部分の拡散係数は、絶縁体104の拡散係数よりも低い。第2部分は、いわゆるバリアメタルであってもよい。なお、プラグ403も、第1部分と第2部分とを含んで構成されうる。本実施例では遮光部701およびプラグ403は、いずれも、タングステンを主として含む第1部分と、バリアメタルである窒化チタンを主として含む第2部分とを含む。
また、図7(c)が示すように、本実施例では、遮光部701と第4部材114との間に第2部材107の一部が配されている。
以上に述べた通り、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、導波路部材106aの屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材107が配される。そして、第2部材107に遮光部108が配される。このような構成によれば、斜め光が屈折率の高い部材を伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、連結部材106bが配される。連結部材106bは、隣り合う2つの導波路部材106aを連結するように配され、絶縁体104の屈折率よりも高い屈折率を有する。そして、連結部材106bの上に遮光部108が配される。このような構成によれば、隣り合う導波路部材106aを連結する連結部材106bへの光の入射を低減することができる。これにより、斜め光が連結部材106bを伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、第2部材107が配される。第2部材107と、複数の導波路部材106aとの間に、第2部材107より高い区設立を有する第3部材(連結部材106b)が配される。そして、第2部材107に遮光部108が配される。このような構成によれば、高屈折率部材の上に配された低屈折率部材に遮光部が配されるため、高屈折率部材への光の入射を低減することができる。これにより、斜め光が高屈折率部材を伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
本発明の別の実施例について説明する。本実施例は、絶縁体の上に連結部材が配されていない点で、実施例1と異なっている。それ以外の部分は、実施例1と同様である。そこで、実施例1と異なる部分についてのみ説明し、実施例1と同様である部分については説明を省略する。
図8は本実施例における撮像装置の断面構造を示した概略図である。図8において図1と同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図8が示す通り、絶縁体104の上には、導波路部材106aと同じ材料を含む部材が配されていない。そのため、絶縁体104と第2部材107とが互いに接するように配されている。
本実施例では、第2部材107は、絶縁体104の上と複数の導波路部材106aの上に配される。第2部材107の屈折率は、導波路部材106aの屈折率より低い。そして、遮光部108の少なくとも一部が、第2部材107に配される。つまり、断面において、第2部材107の2つの部分に挟まれるように遮光部108が配される。
また、遮光部108の上と、第2部材107の上に第4部材114が配されている。第4部材114の屈折率は、第2部材107の屈折率とは異なっている。そして、遮光部108および第2部材107は、いずれも第4部材114と接するように配されている。
図11は、本実施例の撮像装置の別の部分の断面構造を示す概略図である。図8と同様の機能を有する部分には同じ符号を付している。本実施例における画素領域は、有効画素領域とOB画素領域を含んでいる。図11は、有効画素領域に含まれる画素の断面と、OB画素領域に含まれる画素の断面とを示している。
OB画素領域には、いわゆるオプティカルブラック画素が配される。具体的に、OB画素領域に含まれる画素の受光部103には、遮光部902が配される。遮光部902は、OB画素領域に含まれる画素の受光部103に入射する光を遮蔽する。遮光部902は、第3配線層112cに含まれる導電材料で構成される。なお、OB画素領域は必要に応じて配されるもので、画素領域がOB画素領域を含まなくてもよい。
また、図11は、エッチストップ膜901が配された例を示している。エッチストップ膜901は、隣り合う導波路部材106aの間であって、絶縁体104の上に配される。エッチストップ膜901と遮光部108とは、互いに接するように配されている。エッチストップ膜901は、後述する製造プロセスにおいて、絶縁体104の上に堆積された導波路部材106aの材料を除去する際のストッパとしての機能、および、遮光部108のための開口401を形成する際のストッパとしの機能の両方を有する。なお、エッチストップ膜901は、必要に応じて配されるものである。図9に示されるように、エッチストップ膜901が配されていなくてもよい。
遮光部108の平面レイアウトは、実施例1または実施例2と同様である。つまり、図2または図6に、本実施例の遮光部108の平面レイアウトが示されている。ここでは詳細な説明は省略する。
続いて、図9を用いて本実施例の製造プロセスについて説明する。図9において、図1〜図8または図11と同様の機能を有する部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。まず、本実施例の製造方法は、実施例1の図3(a)〜図3(b)で示される工程を含む。図3(b)までの工程は、実施例1と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図9(a)に示す工程では、複数の開口105のそれぞれに導波路部材106aを形成する。まず、導波路部材106aの材料を、画素領域および周辺回路領域に堆積する。これにより、開口105の内部と絶縁体104の上に、導波路部材106aの材料が堆積される。導波路部材106aの材料は、例えばシリコン窒化膜である。導波路部材106aの材料の堆積は、CVDあるいはスパッタによる成膜や、ポリイミド系高分子などの有機材料の塗布によって行うことができる。
図3(b)の工程で、エッチストップ部材113が露出するまで絶縁体104がエッチングされた場合には、導波路部材106aがエッチストップ部材113と接するように配される。また、同一の材料を複数回堆積することによって、導波路部材106aを形成してもよい。さらには、複数の異なる材料を順次形成することによって導波路部材106aを形成してもよい。例えば、シリコン窒化膜を最初に堆積させ、次に埋め込み性能の高い有機材料を堆積させることによって、導波路部材106aを形成してもよい。
本実施例では、堆積された導波路部材106aの材料の膜のうち、絶縁体104の上に配された部分を除去する。実施例1では、図3(c)の工程において、連結部材106bが残る程度にCMPによる平坦化をおこなっている。これに対して、本実施例では、下地が露出するまで導波路部材106aの材料に対してCMPを行う。したがって、本実施例では連結部材106bが形成されない。なお、導波路部材106aの材料の除去は、研磨やエッチングによって行ってもよい。
絶縁体104と接するように導波路部材106aの材料が堆積された場合には、絶縁体104が露出するまでCMPがおこなわれる。このとき、導波路部材106aの材料を除去する際のCMPの条件において、絶縁体104の研磨レートが導波路部材106aの材料の研磨レートよりも小さくてもよい。つまり、絶縁体104がCMPに対するストッパとしての機能を有していてもよい。
あるいは、図11が示すようにエッチストップ膜901が配される場合には、エッチストップ膜901が露出するまでCMPが行われる。このとき、導波路部材106aの材料を除去する際のCMPの条件において、エッチストップ膜901の研磨レートが導波路部材106aの材料の研磨レートよりも小さくてもよい。これにより、エッチストップ膜901がCMPに対するストッパとして機能する。
図9(b)に示す工程では、導波路部材106aの上に、第2部材107、第2部材に配された遮光部108、プラグ403、および第3配線層112cを形成する。これらの形成方法は、実施例1の図4(a)〜図4(c)の工程、あるいは実施例3の図7(a)〜図7(c)の工程と同じである。したがって、詳細な説明は省略する。
なお、図11が示すようにエッチストップ膜901が配される場合には、エッチストップ膜901が開口401を形成する際のストッパとして機能してもよい。このように、エッチストップ膜901は、CMPに対するストッパと、開口401を形成する際のストッパとの両方の機能を有する。
図9(c)に示す工程において、第4部材114、第1レンズ115、平坦化膜116、カラーフィルター117、第2レンズ118を実施例1の工程と同様のプロセスにより形成する。
以上に述べた通り、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、導波路部材106aの屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材107が配される。そして、第2部材107に遮光部108が配される。このような構成によれば、斜め光が屈折率の高い部材を伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、連結部材106bが配される。連結部材106bは、隣り合う2つの導波路部材106aを連結するように配され、絶縁体104の屈折率よりも高い屈折率を有する。そして、連結部材106bの上に遮光部108が配される。このような構成によれば、隣り合う導波路部材106aを連結する連結部材106bへの光の入射を低減することができる。これにより、斜め光が連結部材106bを伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、第2部材107が配される。第2部材107と、複数の導波路部材106aとの間に、第2部材107より高い区設立を有する第3部材(連結部材106b)が配される。そして、第2部材107に遮光部108が配される。このような構成によれば、高屈折率部材の上に配された低屈折率部材に遮光部が配されるため、高屈折率部材への光の入射を低減することができる。これにより、斜め光が高屈折率部材を伝搬して隣り合う導波路部材106aへ混入することを低減することができる。その結果、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
また、本実施例では、絶縁体104および複数の導波路部材106aの上に、第2部材107が配される。第2部材107の上に、第2部材107の屈折率とは異なる屈折率を有する第4部材114が配される。そして第2部材107に遮光部108が配される。このとき、第2部材107と遮光部108とが、それぞれ第4部材114に接するように配される。
このような構成によれば、遮光部108と第4部材114との間に、第2部材107が配されない。遮光部108と第4部材との間に第2部材107の一部が配される場合、遮光部108の上に第4部材と第2部材107との界面が配される。斜めに入射した光が、この界面で屈折あるいは反射して、隣り合う導波路部材106aに入射する可能性がある。したがって、遮光部108と第4部材との間に第2部材107の一部が配される場合に比べて、光の混入を低減することができる。結果として、隣り合う受光部103への光の混入を低減することができる。
本発明に係る撮像システムの実施例について説明する。撮像システムとして、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、複写機、ファックス、携帯電話、車載カメラ、観測衛星などがあげられる。図12に、撮像システムの例としてデジタルスチルカメラのブロック図を示す。
図12において、1001はレンズの保護のためのバリア、1002は被写体の光学像を撮像装置1004に結像させるレンズ、1003はレンズ1002を通った光量を可変するための絞りである。1004は上述の各実施例で説明した撮像装置であって、レンズ1002により結像された光学像を画像データとして変換する。ここで、撮像装置1004の半導体基板にはAD変換部が形成されているものとする。1007は撮像装置1004より出力された撮像データに各種の補正やデータを圧縮する信号処理部である。そして、図12において、1008は撮像装置1004および信号処理部1007に、各種タイミング信号を出力するタイミング発生部、1009はデジタルスチルカメラ全体を制御する全体制御部である。1010は画像データを一時的に記憶する為のフレームメモリ部、1011は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース部、1012は撮像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体である。そして、1013は外部コンピュータ等と通信する為のインターフェース部である。ここで、タイミング信号などは撮像システムの外部から入力されてもよく、撮像システムは少なくとも撮像装置1004と、撮像装置1004から出力された撮像信号を処理する信号処理部1007とを有すればよい。
本実施例では、撮像装置1004とAD変換部とが同一の半導体基板に形成されている構成を説明した。しかし、撮像装置1004とAD変換部とが別の半導体基板に設けられていてもよい。また、撮像装置1004と信号処理部1007とが同一の基板上に形成されていてもよい。
本実施例において、撮像装置1004は、実施例1乃至実施例4のいずれかの撮像装置である。このように、実施例1乃至実施例4のいずれかの撮像装置を撮像システムに適用することが可能である。撮像システムにおいて本発明に係る実施例を適用することにより、画質を向上させることができる。
101 半導体基板
103 受光部
104 絶縁体
106a 導波路部材(第1部材)
106b 連結部材(第3部材)
107 第2部材
108 遮光部
114 第4部材

Claims (25)

  1. 複数の受光部が配された基板と、
    前記基板の上に配された絶縁体と、
    前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材と、
    前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配され、前記第1部材の屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材と、
    前記第2部材に配された遮光部と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2部材と、前記絶縁体および前記複数の第1部材との間に配され、前記第2部材の屈折率および前記絶縁体の屈折率のいずれよりも高い屈折率を有する第3部材と、
    前記第2部材の上に配され、前記第2部材の前記屈折率とは異なる屈折率を有する第4部材と、をさらに備え、
    前記複数の第1部材の屈折率が前記絶縁体の屈折率より高く。
    前記第2部材と前記遮光部とが、それぞれ前記第4部材に接するように配されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 複数の受光部が配された基板と、
    前記基板の上に配された絶縁体と、
    前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれ、前記絶縁体の屈折率よりも高い屈折率を有する複数の第1部材と、
    前記絶縁体の上に、前記複数の第1部材のうち隣り合う2つの第1部材を連結するように配され、前記絶縁体の前記屈折率よりも高い屈折率を有する連結部材と、
    前記連結部材の上に配された遮光部と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 前記複数の第1部材と前記連結部材とが同じ材料で構成されたことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 複数の受光部が配された基板と、
    前記基板の上に配された絶縁体と、
    前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材と、
    前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配された第2部材と、
    前記第2部材と、前記絶縁体および前記複数の第1部材との間に配され、前記第2部材の屈折率より高い屈折率を有する第3部材と、
    前記第2部材に配された遮光部と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 複数の受光部が配された基板と、
    前記基板の上に配された絶縁体と、
    前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材と、
    前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配された第2部材と、
    前記第2部材の上に配され、前記第2部材の屈折率とは異なる屈折率を有する第4部材と、
    前記第2部材に配された遮光部と、を備え、
    前記第2部材と前記遮光部とが、それぞれ前記第4部材に接するように配されたことを特徴とする撮像装置。
  7. 前記基板の上に配された複数の配線層をさらに備え、
    前記絶縁体は、それぞれが前記複数の配線層の間に配された複数の絶縁膜を含んで構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記遮光部は、前記複数の配線層のうち前記基板からもっとも離れて配された配線層よりも、前記基板の近くに配されたことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記遮光部は、前記複数の配線層のうち異なる配線層に含まれる2つの配線を互いに電気的に接続する導電部材と同じ材料で構成されたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記複数の受光部のうちの一部の受光部を遮光する第2の遮光部を有し、
    前記基板から前記第2部材に配された前記遮光部までの距離は、前記基板から前記第2の遮光部までの距離よりも短いことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の撮像装置。
  11. 前記基板から前記第2部材に配された前記遮光部の上面までの距離は、前記基板から前記第2の遮光部の下面までの距離と等しい、または長いことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記遮光部の前記基板への射影が前記第1部材の前記基板への射影を囲むように、前記遮光部が格子状に配されたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の撮像装置。
  13. 前記遮光部は、金属または前記金属を含む合金で構成された第1部分と、前記第2部材の前記金属に対する拡散係数よりも低い拡散係数を有する材料で構成された第2部分とを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の撮像装置。
  14. 前記第2部材の上に配された複数のレンズをさらに備え、
    前記複数のレンズを構成する材料の屈折率は、前記第2部材の屈折率よりも高いことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の撮像装置。
  15. 前記第4部材の前記屈折率が、前記第2部材の前記屈折率よりも高く、
    前記第4部材が、複数のレンズを構成することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  16. 前記複数の第1部材は、それぞれ、前記複数の受光部へ光を導くための光導波路を構成することを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか一項に記載の撮像装置。
  17. 前記遮光部の前記基板への射影が、前記複数の第1部材のうち隣り合う2つの第1部材の間に配された前記絶縁体の部分の前記基板への射影と少なくとも部分的に重なるように、前記遮光部が配されたことを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載の撮像装置。
  18. 請求項1乃至請求項17のいずれか一項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置からの信号を処理する信号処理部と、を備えた撮像システム。
  19. 撮像装置の製造方法であって、
    複数の受光部が配され、絶縁体が上に配された基板を準備する第1工程と、
    前記複数の受光部に対応した複数の第1の開口を前記絶縁体に形成する第2工程と、
    前記複数の第1の開口のそれぞれに第1部材を形成する第3工程と、
    前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に、第2部材を形成する第4工程と、
    前記第2部材に複数の第2の開口を形成する第5工程と、
    前記複数の第2の開口のそれぞれに遮光部を形成する第6工程と、を含むことを特徴とする撮像装置の製造方法。
  20. 前記第3工程において、前記第1部材の上、および前記絶縁体の上に、前記第1部材と同じ材料で構成された連結部材を形成することを特徴とする請求項19に記載の撮像装置の製造方法。
  21. 前記第3工程の後であって、前記第4工程の前に、所定の領域に配された前記連結部材の一部を除去する工程と、
    前記第4工程の後に、前記第2部材のうち前記所定の領域に配された部分に、配線を構成する複数の導電部材を互いに電気的に接続するためのプラグを配するための開口を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項20に記載の撮像装置の製造方法。
  22. 前記基板の上に複数の配線層を形成する工程を含み、
    前記遮光部と、異なる2つの配線層に含まれる導電部材を互いに電気的に接続するプラグとを、同時に形成することを特徴とすることを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか一項に記載の撮像装置の製造方法。
  23. 前記第3工程には、前記絶縁体の上に前記第1部材を構成する材料を配する工程と、前記絶縁体の上に配された前記材料を除去する工程と、を含み、
    前記絶縁体の上にエッチストップ膜が配され、
    前記材料を除去する前記工程は、CMPまたは研磨またはエッチングによって行われ、
    前記エッチストップ膜が、前記CMPまたは前記研磨または前記エッチングにおけるストッパであることを特徴とする請求項19乃至請求項22のいずれか一項に記載の撮像装置の製造方法。
  24. 前記エッチストップ膜が、前記第5工程において前記第2の開口を形成する際のストッパであることを特徴とする請求項23に記載の撮像装置の製造方法。
  25. 撮像装置の製造方法であって、
    複数の受光部が配され、絶縁体が上に配された基板を準備する工程と、
    前記基板の上に、それぞれの前記基板への射影が前記複数の受光部のいずれかと少なくとも部分的に重なるように配され、それぞれの側面を前記絶縁体に囲まれた複数の第1部材を形成する工程と、
    前記絶縁体および前記複数の第1部材の上に配され、前記第1部材の屈折率よりも低い屈折率を有する第2部材を形成する工程と、
    前記第2部材の第1部分と第2部分との間に配される遮光部を形成する工程と、を備え、
    前記遮光部の前記基板への射影が、前記複数の第1部材のうち隣り合う2つの第1部材の前記基板への射影の間に位置することを特徴とする撮像装置。
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