JP2014035444A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な調光性能を有する撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮影装置10は、被写体を撮影する撮影装置10と該被写体を照明する照明装置30,40,40’との関係を判定する判定部20と、前記照明装置30,40,40’における本発光の光量演算用のモニタ発光を行う場合の被写体からの反射光量を測光する測光部12と、前記測光部12における測光方式として、前記判定結果に基づいて、一定時間の測光を複数回行なう第1方式、または、前記一定時間より長い測光を1回行なう第2方式、のいずれかを選択する選択部20と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮影装置に関するものである。
従来、照明装置が着脱可能な撮影装置においては、照明装置をモニタ発光させ、光が照射された被写体像光を露光し、本撮影の際の照明装置の本発光量を決定している(特許文献1参照)。
特開2001−091989号公報
しかし、近年、撮像センサとしてCMOSセンサを用いる場合、ローリングシャッタ方式となる。この場合、モニタ発光の際の被写体像光を安定して測光するためには、全画素受光時間にモニタ発光が収まるようにする必要があり、露光時間が長くなる可能性がある。このように露光時間が長くなると背景光を多く露光してしまい、調光性能が悪化する。
本発明の課題は、良好な調光性能を有する撮影装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、被写体を撮影する撮影装置(10)と該被写体を照明する照明装置(30,40,40’)との関係を判定する判定部(20)と、前記照明装置(30,40,40’)における本発光の光量演算用のモニタ発光を行う場合の被写体からの反射光量を測光する測光部(12)と、前記測光部(12)における測光方式として、前記判定結果に基づいて、一定時間の測光を複数回行なう第1方式、または、前記一定時間より長い測光を1回行なう第2方式、のいずれかを選択する選択部(20)と、を備えることを特徴とする撮影装置(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置(10)であって、前記撮影装置(10)と前記照明装置(30,40,40’)との関係は、前記撮影装置(10)に内蔵されている照明装置(30)で被写体を照明する第1の関係、前記撮影装置(10)に対して着脱可能な照明装置(40)で被写体を照明する第2の関係、前記撮影装置(10)に内蔵されている照明装置(30)がマスタ照明装置(30)となって、該マスタ照明装置(30)が前記撮影装置(10)と別に配置されたリモート照明装置(40)に発光指示する第3の関係、または、前記撮影装置(10)に対して着脱可能な照明装置(40)がマスタ照明装置(40)となって、前記撮影装置(10)と別に配置されたリモート照明装置(40’)に発光指示する第4の関係のいずれかであり、前記判定部(20)が、前記第1の関係、前記2の関係または前記第3の関係であると判定した場合、前記選択部(20)は前記測光方式として前記第2方式を選択し、前記判定部(20)が、前記第4の関係であると判定した場合、前記選択部(20)は前記測光方式として前記第1方式を採用すること、を特徴とする撮影装置(10)である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮影装置(10)であって、前記一定時間は、測光結果読出タイミング信号(VD信号)の1つの信号が発振される時間から次の信号が発振される時間までの時間であること、を特徴とする撮影装置(10)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮影装置(10)であって、前記測光部(12)は、CMOSセンサであること、を特徴とする撮影装置(10)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、良好な調光性能を有する撮影装置を提供することができる。
カメラのブロック図である。 照明装置のブロック図である。 内蔵照明装置で被写体を照明する一灯システムの説明図であり、(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。 外付照明装置で被写体を照明する一灯システムの説明図であり(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。 内蔵照明装置がマスタ照明装置となって、リモート照明装置に発光指示する多灯照明システムの説明図であり(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。 外付照明装置がマスタ照明装置となってリモート照明装置’に発光指示する多灯照明システムの説明図であり(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。 モニタ発光の反射光量演算制御を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について説明する。被写体の撮影時において、被写体を照明するシステムとして、以下の4つの照明システムが考えられる。
(1)カメラに内蔵されている内蔵照明装置で被写体を照明する一灯照明システム、
(2)カメラに対して着脱可能な外付照明装置で被写体を照明する一灯照明システム、
(3)カメラに内蔵されている内蔵照明装置がマスタ照明装置となって、カメラと別の位置に配置されたリモート照明装置に発光指示する多灯照明システム、
(4)カメラに対して着脱可能な外付照明装置がマスタ照明装置となって、カメラと別の位置に配置されたリモート照明装置に発光指示する多灯照明システム。
また、照明装置は、撮影に同期して行う本発光指令の他、本発光に先立って行うモニタ発光を行なう。このモニタ発光は、TTL自動調光モード等において本発光に先立って照明装置を小光量でモニタ発光させ、その被写体からの反射光を後述する撮像センサで露光(測光)して本発光量の演算時に用いる被写体反射率の情報を得るためのものである。
本実施形態は、上述の(1)、(2)、(3)の照明システムの場合と、(4)の照明システムの場合とで、撮像センサにおけるモニタ発光時の露光(測光)方式を変更するものである。
次に、カメラ及び照明装置の構成を説明する。図1はカメラ10のブロック図、図2は照明装置40のブロック図である。
本実施形態のカメラ10は、内蔵照明装置30を備え、且つ外付照明装置40が着脱可能なカメラであるが、これに限定されず、上述の(1)、(4)の場合は、外付照明装置40が着脱可能でなくてもよく(取り付け不能であってもよく)、また(2)、(3)の場合は内蔵照明装置30を備えていないものであっても良い。
カメラ10は、被写体光を結像させる結像光学系11と、被写体像をアナログ信号に光電変換する撮像センサ12と、A/D変換回路13と、画像信号に各種処理を行う画像処理部14と、画像処理部14によって処理された画像信号を記録する記録部15とを備えるデジタルカメラとして構成されている。
また、カメラ10は、撮影者が操作を行う操作部16と、メモリ17と、通信部18と、表示部19と、当該カメラ10における各部を制御するカメラ制御部20と、タイミングジェネレータ21と、を備える。
結像光学系11は、フォーカスレンズやズームレンズを含む複数のレンズ群と開口絞りなどで構成されており、被写体光を撮像センサ12の受光面に結像させる。図1では、1枚のレンズで示している。
撮像センサ12は、結像光学系11の像空間側に配置され、結像光学系11によってその受光面に形成された被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。本実施形態における撮像センサ12は、CMOSイメージセンサによって構成されている。
A/D変換回路13は、撮像センサ12から出力されたアナログ画像信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部14は、撮像センサ12から出力された画像信号を増幅し、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、輪郭強調、レベル調整等の各種画像処理を行う。
記録部15は、画像処理部14で各種の処理が施された画像信号を、当該カメラ10に対して着脱可能な図示しないCFカード、SDカード等の記録媒体に記録する。
操作部16は、撮影者が各種操作を行って当該カメラ10に対して指示を入力する手段であり、図示しないレリーズボタンなどを含む操作部材を備えている。
メモリ17は、カメラ制御部20が利用するプログラムや、プログラムの実行に必要な初期値や設定値などが記憶される不揮発性メモリである。
表示部19は、液晶表示パネルによって構成され、信号処理後の撮影画像や、記録部15の記録媒体から読出した画像データの再生画像を表示する。
カメラ制御部20は、CPUおよび演算処理を実行する際に必要なデータや画像信号などを一時的に記憶する揮発性メモリ等を備えて構成され、焦点検出(AF)や露光決定(AE)などの各種演算を行うと共に、カメラ動作を統括的に制御する。撮影時には、レリーズボタンの操作によって撮影開始が指示されると、結像光学系11が備える絞りユニットを所定のタイミングで駆動し、撮像センサ12からの画像情報の読み出し(撮影)を制御する。
通信部18は、カメラ10に外付照明装置が接続された場合に、外付照明装置に対して発光指令を送信する。
また、カメラ10は、内蔵照明装置30として、発光部31と、駆動回路32と、発光制御を行う発光制御部33と、を備えている。
発光部31は、キセノン管および反射板等を備えて構成され、後述する駆動回路32から印加される高電圧によって、キセノン間から放電による閃光を発する。発光部31の前面側には、フレネルレンズが設けられている。ただしキセノン管に限定されず、LED等であってもよい。
駆動回路32は、図示しないが、電源としての電池、昇圧トランス、昇圧回路およびメインコンデンサ、スイッチング素子等を備えて構成され、発光制御部33からの指令に基づいて発光部31に高圧の直流電圧を印加する。
発光制御部33は、カメラ制御部20から発光指令を受け、駆動回路32を制御して発光部31を発光させる。発光制御部33は、TTL自動調光モード、マニュアルモード等、複数の発光制御モードを備えている。そして発光制御部33は、カメラ制御部20から送信された制御信号に基づいて、駆動回路32を制御して発光部31を発光させる。
カメラ制御部20は、モニタ発光の被写体からの反射光に基づいて本発光量を演算する本発光量演算制御と、この演算により得られた本発光量に基づいて照明装置を本発光させる本発光制御をそれぞれ行う。カメラ制御部20によるモニタ発光指令の制御については後に詳述する。
タイミングジェネレータ21は、カメラ制御部20からの指令に応じて撮像センサ12やA/D変換回路13に対するタイミング信号を生成し、供給する。
上記構成のカメラ10は、撮影に際して、使用者(撮影者)による操作部16の操作に基づくカメラ制御部20の制御によって、撮像センサ12が被写体像を電気信号に変換し、この電気信号から画像処理部14が画像データを形成し、記録部15に記録する。
そして、カメラ制御部20は、内蔵照明部による閃光発光撮影をTTL自動調光で行う場合には、発光制御部33を介して発光指令制御を行う。また、外付の照明装置30が装着されて閃光発光撮影をTTL自動調光で行う場合には、通信部18を介してその発光指令制御を行う。
つぎに、マスタ照明装置(外付照明装置)およびリモート照明装置について説明するが、マスタ照明装置とリモート照明装置とは、全く同様の構成であって使用形態が異なるのみであるため、以下、マスタ照明装置40として構成を説明する。
図2に示すように、マスタ照明装置40は、発光部41と、駆動回路42と、マスタ照明装置40内の各部の制御を行う発光制御部43と、通信部44と、メモリ45と、受光部46と、を備えている。
発光部41及び駆動回路42は図1において説明した内蔵照明装置30の発光部31及び駆動回路32と同様であるのでその説明を省略する。
発光制御部43は、光通信の機能を有している。すなわち、発光制御部43は、発光部41をパルス発光させて、当該マスタ照明装置40の固有情報、設定状態、発光経歴等の情報の光信号を送信できると共に、後述する受光部46による光信号の受光によって、送信情報を受信できるようになっている。発光制御部43は、光通信による発光指令によっても、駆動回路42を制御して発光部41を発光させる。
通信部44は、当該マスタ照明装置40が装着されたカメラ10の通信部18と電気的に接続され、カメラ10のカメラ制御部20との間で各種信号の送受信を行う。
メモリ45は、当該マスタ照明装置40の発光作動全般を制御する情報を格納している。
受光部46は、他の照明装置等からの光を感知(受光)して、その感知情報を発光制御部43に入力する。
上記のように構成されたマスタ照明装置40の通信部44がカメラ10の通信部18と電気的に接続されるとマスタ照明装置40として機能する。すなわち、通信部44を介してカメラ制御部20から送られる発光指示によって発光制御部43が駆動回路42を制御して発光部41を発光させる。
また、マスタ照明装置40は、マスタ照明装置40から離間した位置に配設してリモート照明装置40(40’)として機能させることができ、その場合にはマスタ照明装置40から光信号によって送られる発光指示を受光部36が受信して発光制御部43が駆動回路42を制御して発光部41を発光させる。
次に、上述した4つの照明システムについて説明する。
図3は、上述(1)のカメラ10に内蔵されている内蔵照明装置30で被写体を照明する一灯システムの説明図であり、(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。
(b)に示すように、カメラ10のリーズボタン等の操作部16の操作によって撮影開始が指示されると、カメラ制御部20は内蔵照明装置30の発光制御部33に指示し、発光部31がモニタ発光する。
ここで、カメラ制御部20は、このように自ら発光制御部33に指示をしているため、モニタ発光のタイミングを把握可能である。したがって、このモニタ発光の光量を全画素で受光可能であって且つ不要に長時間露光とならないように可能な限り遅いタイミングt0で、撮像センサ12において露光を開始させる。
ここで、「全画素で受光可能」について説明する。CMOSイメージセンサでは、図3に示すように、時間軸方向に傾いたリセットライン52と読み出しライン51との間において、被写体像を撮影する(画像情報を読み出す)ことになる。このため、最下行のリセットから最上行の読み出しまでの時間範囲ではCMOSイメージセンサにおける全ての画素が受光している(以下、これを全画素受光時間範囲と呼ぶ)が、最上行のリセットから最下行のリセットまでの時間範囲、および、最上行の読み出しから最下行の読み出しまでの時間範囲では、一部の行の画素のみが受光する(以下、これを一部画素受光時間範囲と呼ぶ)。
撮像センサ12は、CMOSイメージセンサによって構成されており、ローリングシャッタ方式で画像情報を読み出す。ここで、モニタ発光が一部画素受光時間範囲中に行われると、モニタ発光による反射光を検出できない画素が存在するために正確な測光が行えない。また、モニタ発光を全画素受光時間範囲の間に納めようとして全画素受光時間範囲を長く設定すると、背景光を多く検出してしまい特に日中シンクロの場合等には調光性能が低下する。
このため、モニタ露光は、全画素受光時間範囲を極力短く、且つ、その全画素受光時間範囲内でモニタ発光が行われるように設定することが求められる。
ただし、全画素受光時間範囲を極力短くする場合であっても、モニタ発光を全画素露光時間内に含めるためには、露光時間は1V以上となる。1Vとは、撮像センサ12のモニタ露光の画像情報読み出しのタイミングとなる、一定間隔で発生されているVD信号の個々の信号間の間隔である。
そして、カメラ制御部20は、モニタ発光の終了後のVD信号のタイミングに合わせて(t1)、画素に蓄積された電荷の読み出しを開始する。
以上、この場合、カメラ10は、モニタ発光のタイミングと露光のタイミングとを合わせることができるので、最短の露光時間を決定することができる。
図4は、上述(2)のカメラ10に対して着脱可能な外付照明装置40で被写体を照明する一灯システムの説明図であり(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。
(b)に示すように、カメラ10のリーズボタン等の操作部16の操作によって撮影開始が指示されると、カメラ制御部20は通信部18を介して外付照明装置40の通信部44に発光指示を送る。
通信部44が発光指示を受け取ると、外付照明装置40の発光制御部43は発光部41をモニタ発光させる。
ここで、カメラ制御部20は、このように通信部18及び通信部44を介して外付照明装置40にモニタ発光を指示しているため、モニタ発光のタイミングを把握可能である。
したがって、このモニタ発光の光量を全画素で受光可能であって且つ不要に長時間露光とならないように可能な限り遅いタイミングt0で、撮像センサ12において露光を開始させる。この場合も、モニタ発光を全画素露光時間内に含めるためには、露光時間は1V以上となる。そして、モニタ発光の終了後のVD信号のタイミングに合わせて(t1)、画素に蓄積された電荷を読み出す。
以上、この場合も、カメラ10は、モニタ発光のタイミングと露光のタイミングとを合わせることができるので、最短の露光時間を決定することができる。
図5は、上述(3)のカメラ10に内蔵されている内蔵照明装置がマスタ照明装置30となって、カメラ10と別の位置に配置されたリモート照明装置40に発光指示する多灯照明システムの説明図であり(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。
(b)に示すように、カメラ10のリーズボタン等の操作部16の操作によって撮影開始が指示されると、カメラ制御部20は内蔵照明装置30の発光制御部33に指示し、発光部31にモニタ発光指示コマンド発光及びトリガ発光を行なわせる。
これらのモニタ発光指示コマンド発光及びトリガ発光は、内蔵照明装置30からリモート照明装置40へ送る指示発光であり、これらの光は受光部46によって受光される。
リモート照明装置40において受光部46がモニタ発光指示コマンドを受光すると、リモート照明装置40はモニタ発光の準備を開始し、トリガ発光の受光を合図にモニタ発光を行なう。
ここで、カメラ制御部20は、このように自ら発光制御部33に指示してモニタ発光指示コマンド発光やトリガ発光をおこなっている。またトリガ発光からモニタ発光までの時間は予め予測可能である。したがって、カメラ制御部20は、モニタ発光のタイミングを把握可能である。
ゆえに、モニタ発光の光量を全画素で受光可能であって且つ不要に長時間露光とならないように可能な限り遅いタイミング(t1)で、撮像センサ12において露光を開始させる。
この場合も、モニタ発光を全画素露光時間内に含めるためには、露光時間は1V以上となる。そして、モニタ発光の終了後のVD信号のタイミングに合わせて(t1)、画素に蓄積された電荷を読み出す。
この場合も、カメラ10は、モニタ発光のタイミングと露光のタイミングとを合わせることができるので、最短の露光時間を決定することができる。
図6は、上述(4)のカメラ10に対して着脱可能な外付照明装置40がマスタ照明装置となって、カメラ10と別の位置に配置されたリモート照明装置40’に発光指示する多灯照明システムの説明図であり(a)はシステム構成図、(b)はタイミングチャートである。
(b)に示すように、カメラ10のリーズボタン等の操作部16の操作によって撮影開始が指示されると、カメラ制御部20は通信部18を介してマスタ照明装置40の通信部44に発光指示を送る。
マスタ照明装置40は、発光指示を受信すると、モニタ発光指示コマンド発光及びトリガ発光を行なう。
これらの光はリモート照明装置40’の受光部46によって受光される。
リモート照明装置40’において受光部46がモニタ発光指示コマンドを受光すると、リモート照明装置40’はモニタ発光の準備を開始し、トリガ発光の受光を合図によってモニタ発光を行なう。
ここで、カメラ制御部20は、マスタ照明装置40に対して発光指示を行なうが、発光指示の後、マスタ照明装置40においてどのタイミングでモニタ発光指示コマンド発光やトリガ発光が行なわれるのか、把握することが出来ない。ただし、マスタ照明装置40は自身が行ったトリガ発光からモニタ発光までの時間は予め予測可能である。
そこで、本実施形態においては、マスタ照明装置40はトリガ発光後、カメラ10に対してモニタ発光が行われると予測されるタイミングを知らせる信号を送信する。
このように、モニタ発光のタイミングはカメラ10において把握可能であるが、どの時点で露光を開始するのが適切であるか、カメラ10は把握することが出来ない。
このため、この場合、トリガ発光及びモニタ発光に対して十分に前の時間T0から、1V(VD信号と次のVD信号との間隔)ごとに、撮像センサ12の撮像を開始及び読み出しを行なう。
すなわち、図6の(b)に示すように、一つの菱形分の露光データSが複数(S0からSn)まで複数得られる。
そして、上述のように、モニタ発光の時間がカメラ10によって把握されるので、そこから、モニタ発光及びトリガ発光が全画素受光時間内に含まれるように逆算して、複数枚の露光データを選び出し(図中Sn,Sn−1,Sn−2の3つ)、その露光データを合算して、モニタ発光時の被写体からの反射光とする。他の露光データ(S0からSn−3)については破棄する。そして、カメラ制御部20は、選択された複数枚の露光データから反射光量を求めて本発光量を演算する。
この場合、カメラ10の露出時間は長くなるが、モニタ発光のタイミングに合わせた露光結果のみ用いてモニタ発光による反射光とするので、背景光等の影響を受けにくい。
つぎに、カメラ10における本実施形態のモニタ発光の反射光量演算制御について図7に示すフローチャートに沿って説明する。
カメラ10におけるカメラ制御部20は、まず、レリーズ操作等による撮影指令の入力が入力されると(ステップS101)、カメラ10と照明装置との関係がどの状態であるかを判定する(S102)。すなわち、上述の(1)から(4)のいずれの状態であるかを判定する。
そして、カメラ10と照明装置との関係が上述の(1)から(3)の場合(S102,(1),(2),(3))、カメラ制御部20はモニタ発光の時間を予測し(S201)、その時間を元に、露光開始時間を決定し(S202)、1V以上の連続した露光を開始する(S203)。そして、露光終了すると、読み出しを開始する(S204)。読み出された全露光量をもとに、モニタ発光による反射光量を演算する(S205)。
一方、ステップ102で、カメラ10と照明装置との関係が上述の(4)の場合(S102,(4))、カメラ制御部20は、撮像センサ12に、トリガ発光及びモニタ発光より十分前から1Vごとの露光を開始する(S301)。
そして、モニタ発光タイミングの信号を受信したら(S302)、モニタ発光終了時間後のVD信号タイミングに合わせて最後の読み出しを開始する(S303)。
そして、トリガ発光及びモニタ発光を全画素受光範囲において含むようにして露出データを選択し(S304)、それらの結果から、モニタ発光による反射光量を求める(305)。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
照明システムの形態により、最適な露光方法を選択する。すなわち、
(1)カメラに内蔵されている内蔵照明装置で被写体を照明する一灯照明システム、
(2)カメラに対して着脱可能な外付照明装置で被写体を照明する一灯照明システム、
(3)カメラに内蔵されている内蔵照明装置がマスタ照明装置となって、カメラと別の位置に配置されたリモート照明装置に発光指示する多灯照明システム、
の場合は、レリーズのタイミングより、モニタ発光時間がある程度予測可能なので、モニタ発光(トリガ発光が行なわれる場合はトリガ発光も)が全画素受光範囲内に含まれるように逆算した露光開始時間より露光を開始する。これにより、必要かつ十分な露光結果を得ることが出来る。
また(4)カメラに対して着脱可能な外付照明装置がマスタ照明装置となって、カメラと別の位置に配置されたリモート照明装置に発光指示する多灯照明システム、
の場合は、モニタ発光時間の予測が精度よくできないため、露出時間を決定することができない。このためモニタ発光(及びトリガ発光)が全画素受光範囲から外れる可能性のない十分に早い時間から露光を1Vごとに開始し、必要な露光結果のみ用いる。これによって、カメラ10の露出時間は長くなるが、モニタ発光のタイミングに合わせた露光結果のみ用いてモニタ発光による反射光とするので、背景光等の影響を受けにくい。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態におけるモニタ発光制御では、照明装置30へのモニタ発光指示に係る通信開始および通信終了を基準としてモニタ露光を設定しているが、他の信号タイミング(たとえばモニタ発光指示等)を基準として構成しても良い。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
10:カメラ、12:撮像センサ、12:撮像センサ、17:メモリ、18:通信部、20:カメラ制御部、30:照明装置、40:照明装置、44:通信部

Claims (4)

  1. 被写体を撮影する撮影装置と該被写体を照明する照明装置との関係を判定する判定部と、
    前記照明装置における本発光の光量演算用のモニタ発光を行う場合の被写体からの反射光量を測光する測光部と、
    前記測光部における測光方式として、前記判定結果に基づいて、
    一定時間の測光を複数回行なう第1方式、または、
    前記一定時間より長い測光を1回行なう第2方式、
    のいずれかを選択する選択部と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載の撮影装置であって、
    前記撮影装置と前記照明装置との関係は、
    前記撮影装置に内蔵されている照明装置で被写体を照明する第1の関係、
    前記撮影装置に対して着脱可能な照明装置で被写体を照明する第2の関係、
    前記撮影装置に内蔵されている照明装置がマスタ照明装置となって、該マスタ照明装置が前記撮影装置と別に配置されたリモート照明装置に発光指示する第3の関係、または、
    前記撮影装置に対して着脱可能な照明装置がマスタ照明装置となって、前記撮影装置と別に配置されたリモート照明装置に発光指示する第4の関係のいずれかであり、
    前記判定部が、前記第1の関係、前記2の関係または前記第3の関係であると判定した場合、前記選択部は前記測光方式として前記第2方式を選択し、
    前記判定部が、前記第4の関係であると判定した場合、前記選択部は前記測光方式として前記第1方式を採用すること、
    を特徴とする撮影装置。
  3. 請求項2に記載の撮影装置であって、
    前記一定時間は、測光結果読出タイミング信号の1の信号が発振される時間から次の信号が発振される時間までの時間であること、
    を特徴とする撮影装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮影装置であって、
    前記測光部は、CMOSセンサであること、
    を特徴とする撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110731078A (zh) * 2019-09-10 2020-01-24 深圳市汇顶科技股份有限公司 曝光时间计算方法、装置及存储介质

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