JP2014035435A - 光結合回路素子及びその作製方法 - Google Patents

光結合回路素子及びその作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014035435A
JP2014035435A JP2012176355A JP2012176355A JP2014035435A JP 2014035435 A JP2014035435 A JP 2014035435A JP 2012176355 A JP2012176355 A JP 2012176355A JP 2012176355 A JP2012176355 A JP 2012176355A JP 2014035435 A JP2014035435 A JP 2014035435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
optical
optical waveguide
waveguide
coupling circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012176355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5904901B2 (ja
Inventor
Shinichi Aozasa
真一 青笹
Masao Kurata
優生 倉田
Yusuke Nasu
悠介 那須
Munehisa Tamura
宗久 田村
Ryoichi Kasahara
亮一 笠原
Mikitaka Itou
幹隆 井藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012176355A priority Critical patent/JP5904901B2/ja
Publication of JP2014035435A publication Critical patent/JP2014035435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5904901B2 publication Critical patent/JP5904901B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】ノード装置の光導波回路で使われる光路変換ミラーに対する要求を満たし、且つ、集光性のある光路変換ミラーを備えた光導波回路及びその作製方法を提供すること。
【解決手段】本発明では、形成するミラーの角度に応じてミラー形成部におけるレジスト膜を形成する位置を変えることで、湾曲したミラー面を形成する。かかる湾曲したミラー面により光の集光性を大幅に向上させることが可能である(図2(b)を参照)。本発明の方法は、光導波路上に光学素子を配置した後にミラー面を形成することが可能であるため、個々の光学素子の作製状態に合わせて、高精度にミラーの形成条件・形状を変えることが可能である。
【選択図】図4

Description

本発明は、光結合回路素子及びその作製方法に関する。より詳細には、本発明は、光の光路を変換しフォトダイオード(本明細書では「PD」ともいう)に結合させるためのミラー構造を備えた光結合回路素子及びその作製方法に関する。
近年、光ファイバ伝送の普及に伴い、多数の光機能素子を高密度に集積する技術が求められている。その技術の一つとして、石英系平面光導波路回路(以下、PLC(Planar Lightwave Circuit)ともいう)が知られている。PLCは低損失、高信頼性、高い設計自由度といった優れた特徴を有し、複合機能一体集積のプラットフォームとして有望である。
実際に伝送端局における光受信装置にはPDなどの受光素子からなる光モジュールや、レーザーダイオード(以下、LDともいう。)などの発光素子と、合分波器、分岐・結合器、光変調器などの機能素子が形成されたPLCとが光結合により実装されている。また、例えば、波長多重分割伝送方式におけるノード装置においては、PLCの中の複数の光導波路についての光強度を監視するために、多数のPDが集積化されて実装されている。
光導波路と受(発)光素子の光結合を可能とする構造として、図1に示すような、光導波路の一部の領域に、基板面に対して垂直方向に光路を変換する反射ミラーを設ける構造が提案されている。図1に示すように、下部クラッド102と、コア103と、上部クラッド104とから構成された光導波路を進行する光が、ミラー105で基板面に対して垂直に反射されてPD受光部106に結合する構造が提案されている。
光路変換ミラーの作製時に要求される条件について説明する。例えば、上述したノード装置の光導波回路で使用される光路変換ミラーは、下記のような多様な条件を満たす必要がある。
第一に、ノード装置には監視対象となる光導波路と監視対象外の光導波路とが混在しているので、監視対象外の光導波路に対して物理的にも光学的にも影響を与えることなく、任意の光導波路の光を取り出すことができなければならない。
第二に、アレイ型のPDとの光学的結合のために、高い位置精度、角度精度が要求される。
第三に、PDにおける受光損失の増大、クロストークの劣化を防ぐために、高い鏡面粗さ精度が要求される。
第四に、小型化、集積化のために、光路変換ミラーに近接してPDを実装可能であることが求められる(例えば、受光径20μmのPD受光部では、光導波路端部からPD受光部までの距離が10μm〜100μmであることが望ましい)。
第五に、PDを実装するときのアライメントおよび使用環境条件において位置ズレを起こさないように、ミラーを固定することが望ましい。
第六に、光導波回路の高機能化のために、ミラーは、レンズ効果、フィルタ効果を追加可能であることが望ましい。
光結合回路において光を反射させる構造を作製する方法について説明する。このような方法として、(1)PLCにダイシングソー等の機械加工により基板垂直方向に対して斜めに傾いた溝を形成し、この溝の中に、薄膜反射フィルタを挿入する方法、(2)ポリマ導波路の一端部にレーザブレーションによりマイクロミラーを形成する方法、(3)導波路端部にエッチングにより基板面まで溝を掘り、溝の中に樹脂の表面張力を用いた斜面を形成し、この斜面にミラーを設置する方法、(4)導波路端部にエッチングにより基板垂直方向に対して斜めに傾いた溝を形成しその端面に金属蒸着膜等による反射体を形成する方法等が提案されている。
(1)の方法は、簡便なものの、導波路端部において、所望の光導波路以外の光導波路を、一緒に切断してしまう恐れがあり、用途が限定されるという問題がある。
(2)の方法は、ポリマ導波路のみに適用でき、実用的なPLCとして最も期待される石英系光導波路では、レーザブレーションによる加工が極めて難しいという問題がある。
(3)の方法は、石英系光導波路をはじめとする各種導波路材料に幅広く適用でき、作製が容易な構造も提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、樹脂斜面をミラー支持体とする構造であり、ミラーの鏡面精度、光導波路とのアライメント精度が高く、高性能かつ生産性の高い光路変換ミラーが提案されている。しかし、光が光素子へ到達するまでに屈折率の異なる複数の界面を通過するために、挿入損失や反射損失が高くなる恐れがある。
(4)の方法は、光素子の素となるエピタキシャル膜を張り付けた後に光素子の加工を行った上でミラー加工を行う方法であり、ウェハプロセスを採用することが可能である。従って、高精度のPD加工とミラー加工とを両立することができる点で有利である(例えば、非特許文献1、非特許文献2を参照)。
特開2012−042515号公報
倉田優生、那須悠介、田村宗久、村本好史、横山春喜,"ヘテロジニアス技術による高速InP-PD集積型石英系PLCデバイス", 信ソ会,2011, C-3-33 (2011) Kurata, Yu; Nasu, Yusuke; Tamura, Munehisa; Yokoyama, Haruki; Muramoto, Yoshifumi, "Heterogeneous Integration of High-Speed InP PDs on Silica-Based Planar Lightwave Circuit Platform", Proc. ECOC2011, Th.12, LeSaleve.5, (2011)
しかしながら、上記(4)の導波路端部にエッチングにより基板垂直方向に対して斜めに傾いた溝を形成しその端面に金属蒸着膜等による反射体を形成する方法では、高精度のPD加工とミラー加工とが両立可能であるものの、平面のミラーしか形成できないため、ミラー反射後の光の散乱角が大きくなるという問題があった(図2(a)を参照)。光の散乱角が大きくなると、PD受光部206の受光径を大きくしなければならず、PD素子帯域が十分に得られないという問題があった(PD素子帯域は、受光面積に反比例する)。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、上述のノード装置の光導波回路で使われる光路変換ミラーに対する要求を満たし、且つ、集光性のある光路変換ミラーを備えた光導波回路及びその作製方法を提供することである。
本発明は、基板と、基板上に形成された光導波路と、光導波路上の光学素子と、光導波路を伝播する光を反射して光学素子に結合させるために光導波路端部に形成されるミラーとを備えた光結合回路であって、光導波路は、コア及びクラッドから構成され、ミラーは、光導波路が形成された基板の面の法線方向(z軸方向とする)に対して湾曲していることを特徴とする。
本発明は、基板と、基板上に形成された光導波路と、光導波路上の光学素子と、光導波路を伝播する光を反射して光学素子に結合させるために光導波路端部に形成されるミラーとを備えた光結合回路であって、光導波路は、コア及びクラッドから構成され、ミラーは、光導波路が積層する基板の面の法線方向(z軸方向とする)と、光導波路の伸長方向(x軸方向とする)とに垂直な方向(y軸方向とする)に対して湾曲していることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、光導波路は、コアからy軸方向に沿って所定距離離れた2箇所に高ドーパント層を更に備えたことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、ミラーはz軸方向に対して湾曲していることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、光学素子は、フォトダイオード(以下、PDとする)であり、PDの受光部は、pコンタクト層及びnコンタクト層から構成され、pコンタクト層は、円形であり、nコンタクト層は、pコンタクト層の円形形状に沿った湾曲構造を持つことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、光導波路は、マルチモード導波路であることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、ミラーは、光導波路の光が出射するコア端部から離れて形成されることを特徴とする。
本発明では、形成するミラーの角度に応じてミラー形成部におけるレジスト膜を形成する位置を変えることで、湾曲したミラー面を形成する。かかる湾曲したミラー面により光の集光性を大幅に向上させることが可能である(図2(b)を参照)。その結果、PD受光部206の受光径を小さくすることができる。
また、ミラー作製位置付近の光導波路の近傍に光導波路部分よりもエッチング速度が速い高ドーパント層を配置することで湾曲したミラー面を形成することが可能であり、上記と同様の効果が得られる。
本発明の方法は、光導波路部に光学素子を配置した後にミラー面を形成することが可能であるため、個々の光学素子の作製状態に合わせて、高精度にミラーの形成条件・形状を変えることが可能である。
従来技術に係る、光を反射してPDに結合させる反射ミラーを備えた構造を説明する図である。 (a)は従来技術の課題を説明する図であり、(b)は本発明の効果を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る、光結合回路素子の基本構造を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る、光結合回路素子を作製する方法を説明する図である。 本発明の第1の実施形態に係る、光結合回路素子を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る、光結合回路素子を作製する方法を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る、光結合回路素子を説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係る、光結合回路素子を説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係る、光結合回路素子を作製する方法を説明する図である。 本発明の第4の実施形態に係る、光結合回路素子を作製するために使用する光導波路の構造を説明する図である。 本発明の第4の実施形態に係る、光結合回路素子を作製するために使用する光導波路を説明する図である。 本発明の第4の実施形態に係る、光結合回路素子を説明する図である。 本発明の第4の実施形態に係る、光結合回路素子の構造を説明する図である。 本発明の第5の実施形態に係る、光結合回路素子を構成するPDを説明するための図である。 本発明の第6の実施形態に係る、光結合回路素子の構造を説明する図である。 本発明の第6の実施形態に係る、光結合回路素子を説明する図である。 本発明の第7の実施形態に係る、光結合回路素子を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図3に、本実施形態に係る光結合回路素子の基本構成を示す。本実施形態に係る光結合回路素子は、基板301と、基板301上に成膜された光導波路と、光導波路上に配置された光学素子306とから構成される。光学素子306付近の光導波路端において、湾曲面のミラー305が形成される。
基板301は、Si基板を使用する。
光導波路は、下部クラッド302と、コア303と、上部クラッド304とから構成される。光導波路の材料は石英系ガラスである。なお、石英系導波路を用いた(平面)光回路を石英系PLC(Planar Lightwave Circuit)と呼んでいる。
ミラー305は、異方性エッチングにより光導波路に斜めの溝を形成することと、光導波路端に金属を蒸着することによって作製する。異方性エッチングの例としては例えば異方性プラズマエッチングがある。蒸着する金属としてAu,Al等を使用することができる。ミラーの作製方法は、後で詳細に説明する。ミラー305は湾曲面を有し、光導波路のコア部303又は光学素子306付近で伝搬光に対して焦点位置を持つ。
光学素子306は、PD又はLDである。
光導波路を進行する光は、ミラー305で反射されて光学素子306に結合する。ミラー305が光学素子付近に焦点位置を持つので、光はミラー305によって反射された後、集光されて光学素子306に結合することとなる。従って、光学素子がPDであれば、PDを高速化することができる。
図4に、本発明に係る光結合回路素子を作製する方法の一例を示す。
最初に、Si基板401上で、下部クラッド402(厚さ:30μm)と、コア403(厚さ:4.5μm、幅:4.5μm)と、上部クラッド404(厚さ:20μm)とを順次成膜して、光導波路を作製し、作製した光導波路上に光学素子を配置する。図4に示す例では、光学素子としてPD405を使用している(図4(a)を参照)。
次いで、石英系導波路が搭載されたSi基板全体(光導波路及びPD405を含む)に対してフォトレジスト406を塗布する。露光後、現像を行い、ミラーを形成するための溝(本明細書では「ミラー溝」ともいう)を形成する部分のフォトレジストを除去する。ミラー溝を形成するためにフォトレジストが除去された部分をミラー開口部407という(図4(b)を参照)。
残っているフォトレジスト406をマスクとして、ミラー開口部407より異方性プラズマエッチングを行うことにより、光導波路伸長方向に対する角度が30度のミラー溝408を形成する(図4(c)を参照)。
この異方性プラズマエッチングを用いたミラー溝加工(斜め溝加工)は以下のように行われる。エッチングチャンバー(以下、「チャンバー」ともいう。)を真空まで排気した後、エッチングガスを流入し、高周波電圧を印加することでチャンバー内にプラズマを発生させる。その後、チャンバー上部と下部に電極面が平行になるように設けられた電極に電圧を印加することでチャンバー内に電界を誘起する。すると、プラズマ中のイオンが電界に従って電極へと引き寄せられる。イオンはチャンバー底面(下部電極)に対し、垂直に引き寄せられ、加速するため、エッチング対象に対して一方向からのみ衝突し、異方性のエッチングが進行する。したがって、チャンバー内に加工対象であるPLCを傾けて設置することでイオンが斜めにPLCに衝突し、斜めにエッチングが行われ、斜め溝加工が可能となる。
次いで、レジスト除去液によりフォトレジストを洗浄し、全てのレジストを一旦除去する。レジストを除去した後、Si基板全体(光導波路及びPD405を含む)に対してフォトレジスト406を再度塗布する。この際、ミラー開口部407の幅が、前にミラー開口部を形成したときより(図4(b))、PD405方向に20μm程度広くなるように露光・現像を行う。(図4(d)を参照)。
フォトプロセスにより、ミラー開口部を形成した後、異方性プラズマエッチングにより、光導波路伸長方向に対する角度が45度のミラー溝408を形成する(図4(e)を参照)。
次いで、レジスト除去液によりフォトレジストを洗浄し、全てのレジストを一旦除去する。レジストを除去した後、Si基板全体(光導波路及びPD405を含む)に対してフォトレジスト406を再度塗布する。この際、ミラー開口部407の幅が、前にミラー開口部を形成したときより(図4(d))、PD405方向に11μm程度広くなるように露光・現像を行う。(図4(f)を参照)。
フォトプロセスにより、ミラー開口部を形成した後、異方性プラズマエッチングにより、光導波路伸長方向に対する角度が60度のミラー溝408を形成する。これにより、PD405付近の光導波路端において、3面から成る面を得ることができる(図4(g)を参照)。ウェットエッチングは化学薬品を使用し、エッチング部位との化学反応により
エッチングが進行する。酸化膜のエッチング溶液としては、NH4F:HF:H2Oの水溶液、HF:H2Oの水溶液等がある。溶液の混合比率を変えることでエッチングレートを調節することができる。
次いで、3面から成る面にAuを蒸着し高反射率のミラーを形成する。Au蒸着前に、ウェットエッチングを行うことにより、全体的に湾曲したミラー面を得ることができる(図4(h)を参照)。
作製されたミラーは、光導波路より伝搬してきた光を反射して、波長1300nm付近を中心にPD受光面で焦点を結ぶように湾曲面が形成されている。
図4に示した例では、異方性プラズマエッチングを3回行うことによって、3面から成るミラー面を得たが、異方性プラズマエッチングを3回より多く行うことによって、より多面なミラー面を得ることができる。この場合、次の(式1)を満たす必要がある。
ここで、nは1以上の整数であり、Dn+1=0とする。以下、図5を参照しながら(式1)を説明する。
は、n回目の異方性プラズマエッチングの際にフォトレジストをどこまで塗布するかを示すパラメータであり、PDからn回目の異方性プラズマエッチングの際に設定されるミラー開口部までの距離を表す。
は、n回目の異方性プラズマエッチングの際にどの程度の深さまでミラー溝を形成するのかを示すパラメータであり、PDが配置された光導波路の面とn回目の異方性プラズマエッチングで形成されるミラー面の下端との間の距離を表す。
θは、n回目の異方性プラズマエッチングの際のエッチング角度を示すパラメータであり、n回目の異方性プラズマエッチングで形成されるミラー面の光導波路伸長方向に対する角度を表す。
上述した本実施形態の場合(異方性プラズマエッチングを3回行うことによって、3面から成るミラー面を得る場合)、n=1〜3であり、D=50μm,D=29μm,D=27μm,θ=30°,θ=45°,θ=60°,L=86.6μm,L=65.4μm,L=54.0μmであった。
また、本実施形態において、光導波路からPDへの結合損失は、0.7dB(1300nm)であった。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、異方性プラズマエッチングを複数回行って多面から成るミラー面を得た後でウェットエッチングを行い、全体的に湾曲した面を得た。本実施形態では、図6に示すように、異方性プラズマエッチングを複数回行って多面から成るミラー面を得た後で、ミラー面の各頂点の周辺のみをウェットエッチングにより削り込むことにより、複数の湾曲した面から成るミラー面を形成する。
ミラー面の各頂点の周辺のみをウェットエッチングするので、本実施形態のウェットエッチングでは第1の実施形態の場合と比較すると、基本的にエッチング量は少なくなる。また、ミラー面形成後、必要に応じて金属膜(Au,Al等)を蒸着し、反射率を向上することが可能である。
このような複数の湾曲した面から成るミラー面を持つ光結合回路素子は、マルチモードを分離する受信回路に応用することができる。図7を参照すると、本実施形態に係る光結合回路素子は、Si基板701と、Si基板701上に成膜された光導波路(下部クラッド702(厚さ:20μm)と、コア703(厚さ:6.0μm、幅:12.0μm)と、上部クラッド704(厚さ:20μm)とから構成される)と、光導波路上に配置された基本モード受信PD705及び高次モード受信PD706と、ミラー707とから構成される。ミラー707は、複数の湾曲面を有している。
図7に示すように、光伝播分布は、基本モードの光がコアの中心付近に多く分布する一方、高次モードの光はより広い範囲で分布している。従って、ミラー面を形成する複数の湾曲面を夫々、基本モードの光伝播分布が高い位置又は高次モードの光伝播分布が高い位置に形成することにより、基本モードの光が反射する方向と高次モードの光が反射する方向とが夫々異なるようにすることができる。ミラー707で反射された基本モードの光708は、基本モード受信PD705に結合する。ミラー707で反射された高次モードの光709は、高次モード受信PD706に結合する。
当然のことであるが、基本モード受信PDに高次モード光の一部が結合する場合はあるが、高次モード受信PDの受信特性と比較することで、基本モード受信PDにおける基本モード光の成分のみを抽出し、受信特性を向上することができる。
また、本実施形態において、光導波路からPDへの結合損失は、基本モード受信PDにおいて0.7dB(1550nm)であり、高次モード受信PDにおいて1.0dB(1550nm)であった。
(第3の実施形態)
図8に示すように、本実施形態に係る光結合回路素子は、Si基板801と、Si基板801上の第1の導波路層802と、第1の導波路層802上の第2の導波路層803と、第2の導波路層803上の第3の導波路層804と、第3の導波路層804上に配置されたPD806と、複数の湾曲面を有するミラー807とから構成された光結合回路素子であって、高ドーパント層805が、第1の導波路層802と第2の導波路層803との間及び第2の導波路層803と第3の導波路層804との間に積層されている。ドーパント物質として、Ge,B,P,F等を用いることができる。これらのドーパント物質は光導波路のコアもしくはクラッド部に添加される場合もあるので、その場合にはそれらの添加量より高くする必要がある。ただし添加する物質により単位体積あたり添加量が同じでもエッチング速度が異なるため、必要なエッチング量に応じてドーパント物質を選択する必要がある。またある程度高いエッチングレートを得たい場合には、1mol%以上添加するのが望ましい。
第1の導波路層802を通る光と、第2の導波路層803を通る光と、第3の導波路層804を通る光とは夫々、ミラー807で異なる方向に反射されて、対応する個別のPDに結合する。
図9に本実施形態に係る光結合回路素子を作製する方法を示す。本実施形態においても、上記の実施形態と同様、異方性プラズマエッチングを複数回行って多面から成るミラー面を得、次いでウェットエッチングにより湾曲したミラー面を形成する。ただし、本実施形態に係る構造では、導波路層と導波路層との間に高ドーパント層が積層されているために、ウェットエッチングプロセスにおいて高ドーパント層の部分が優先的に削られることとなる。この性質を利用することによって、複数の湾曲面を有するミラーが得られる。
また、本実施形態において、光導波路からPDへの結合損失は、第1導波路層が0.8dB(1480nm)であり、第2導波路層が0.9dB(1300nm)であり、第3導波路層が1.0dB(1550nm)であった。
(第4の実施形態)
上記の、第1乃至第3の実施形態では、光導波路が形成された基板の面の法線方向に対して湾曲したミラー面(本明細書では「縦方向に湾曲したミラー面」ともいう)を形成した。本実施形態では、光導波路が形成された基板の面の法線方向とコアの伸長方向との両方に垂直な方向に対して湾曲したミラー面(本明細書では「水平方向に湾曲したミラー面」又は「横方向に湾曲したミラー面」ともいう)を形成する。
水平方向に湾曲したミラー面を得るために、本実施形態で使用する光導波路は、図10に示す構造を持つ。
図10(a)は、本実施形態で使用する光導波路の上面図である。図10(b)は、本実施形態で使用する光導波路の正面図である。図10(c)は、本実施形態で使用する光導波路の、図10(a)の断面線A−A’における断面図である。図10では、コアが伸長する方向がx軸方向、導波路が配置される基板の面(図示せず)の法線方向がz軸方向、x軸及びz軸に垂直な方向がy軸方向となるように座標軸を設定している。この座標軸は、以後の説明において同様に設定されるものとする。
本実施形態で使用する光導波路が、コア1001と、クラッド1002とから構成されることは第1の実施形態と同様である(図10(c)を参照)。しかし、本実施形態で使用する光導波路は、将来的にPDが配置される場所付近の光導波路端部において、コア1001周辺部に高ドーパント層1003−1,1003−2を備えており、この点において第1の実施形態と相違する(図10(a)及び図10(b)を参照)。
図10(a)及び図10(b)に示すように、本実施形態で使用する光導波路は、コア1001からy軸方向に沿って所定距離離れた箇所(コアを中心にして2箇所が存在する)に高ドーパント層1003−1,1003−2を備えている。
図10で示す光導波路は、一般的な導波路作製と同様、膜堆積等により作製することができる。また、図10で示す光導波路は、コア及びクラッドから成る光導波路を作製した後にドーパントを注入することにより作製することもできる。ドーパントとして、Ge,B,P,Fを使用することができる。これらのドーパント物質は光導波路のコアもしくはクラッド部に添加される場合もあるので、その場合にはそれらの添加量より高くする必要がある。ただし添加する物質により単位体積あたり添加量が同じでもエッチング速度が異なるため、必要なエッチング量に応じてドーパント物質を選択する必要がある。またある程度高いエッチングレートを得たい場合には、1mol%以上添加するのが望ましい。
図11に、本実施形態で使用する光導波路の正面図(図11(a))と、y軸方向の位置に対するドーパント(B)濃度のグラフ(図11(b))とを示す。
図10及び図11で示した光導波路を使用して作製した光結合回路素子について説明する。Si基板上に本実施形態で使用する光導波路を作製し、作製した光導波路上にPDを配置する。次いで、異方性プラズマエッチングを1回行い、光導波路に対して斜めの溝を形成する。次いで、異方性プラズマエッチングにより形成した面に金属膜(Au,Al等)を蒸着してミラーを形成する。異方性プラズマエッチングを行う回数が1回であること、並びに、使用する光導波路の構造が異なることを除けば、作製プロセスは第1の実施形態と同様である。
図12に、作製プロセス後の本実施形態に係る光結合回路素子の構成を示す。図12は、本実施形態に係る光結合回路素子の上面図である(基板は図示せず)。
前述したように、本実施形態で使用する光導波路は、PDが配置される場所付近の光導波路端部において、コア周辺部に高ドーパント層を備えた構成を持つ。ミラー面形成のための異方性プラズマエッチングの際は、高ドーパント層が優先的に削られるので、コア付近よりもクラッドと高ドーパント層のエッジ付近の方がより削られることとなる。この性質を利用することにより、平面方向に湾曲した面を形成することができる。
また、本実施形態において、光導波路からPDへの結合損失は、0.7dB(1300nm)であった。
本実施形態は、第1の実施形態と共に使用することができる。具体的には、本実施形態で使用する光導波路に対して、異方性プラズマエッチングを複数回行うことにより、縦方向と水平方向との両方に対して湾曲したミラー面を形成することができる。これにより、光が反射するミラー部の形状を球面形状にすることができる。
図13は、球面形状のミラーを備えた光結合回路素子の構造を示す図である。図13(a)は、光結合回路素子の上面図である。図13(b)は、光結合回路素子の正面図である。図13(c)は、光結合回路素子の、図13(a)の断面線A−A’における断面図である。球面形状のミラー構造により、信号光を、縦方向及び横方向に集光することが可能である。
なお、上述の本実施形態では、水平方向に湾曲したミラーを形成するために高ドーパント層を備えた光導波路を使用したが、高ドーパント層の代わりに、湾曲構造が形成できるよう設計したフォトマスクを使用することによっても水平方向に湾曲したミラーを形成することができる。
(第5の実施形態)
本実施形態では、第4の実施形態に係る水平方向に湾曲したミラー構造を、特定の構造を持つPDと共に用いる。これにより、集光特性の向上を実現しつつ複数のPDを近接して配置することが可能となる。
図14(a)は、従来の構造のPD受光部に、平面ミラーで反射した光が結合される様子を上から見た図である。なお、図14(a)及び後述の図14(b)では、説明のために、ミラー及び受光部以外の構成要素は省略して図示した。PD受光部は、pコンタクト層1401とnコンタクト層1402とから構成される。pコンタクト層1401は、上から見て円形の形状に構成されている。平面ミラー1403で反射された光1411は特に集光されないので、nコンタクト層1402は、平面ミラー1403の面に沿った直線形状を備えていなければならない(図14(a)を参照)。
これに対し、本実施形態では、湾曲したミラー1404で反射した光1411を集光してPD受光部に結合させる(図14(b)を参照)。pコンタクト層1401は、上から見て円形の形状に構成されている。nコンタクト層1402は、pコンタクト層1401が持つ円形の形状に沿った湾曲形状を持つ。かかる構成により、ミラー面からPD受光部までの距離を等距離かつ短尺にすることが可能であるので、受信光のPDへの結合率や高速信号の受光特性を改善することが可能である。
また、nコンタクト層にpコンタクト層が持つ円形の形状に沿った湾曲形状を持たせることで、PDのサイズを従来のPDのサイズより小さくすることができる(図14(c)を参照)。
また、光導波路からPDへの結合損失は、図14(a)に示す構造において0.9dB(1550nm)、図14(b)に示す構造において0.5dB(1550nm)であり、図14(a)の受信帯域が25GHzであるのに対し、図14(b)が54GHzであった。
(第6の実施形態)
本実施形態では、第4の実施形態で説明した水平方向に湾曲したミラー構造を、マルチモード導波路と共に用いる。本実施形態に係る光結合回路素子を、図15に示す。
図15(a)は、本実施形態に係る光結合回路素子の上面図である。図15(b)は、本実施形態に係る光結合回路素子の正面図である。図15(c)は、本実施形態に係る光結合回路素子の、図15(a)の断面線A−A’における断面図である。
図15に示すように、本実施形態に係る光結合回路素子は、コア1501及びクラッド1502から成る光導波路と、PD1504と、ミラー1505とから構成される。
本実施形態では、コア1501及びクラッド1502から成る光導波路は、マルチモード導波路である。図15(b)に示すように、光伝播方向と垂直なコア1501の断面は、横長の矩形である。
ミラー1505は水平方向に湾曲した構造を持つ。異方性プラズマエッチングの際、高ドーパント層1503−1,1503−2が優先的に削られる性質を利用して水平方向に湾曲した構造を得ることは、(第4の実施形態)で説明した。光導波路を伝播するマルチモードの光は、湾曲ミラー1505で反射されてPD1504に結合する。
本実施形態では、水平方向に湾曲したミラーと、マルチモード導波路とを併せ持った光結合回路素子を使用する。図16(b)は、断面が矩形のマルチモード導波路を伝播するマルチモード信号光の強度分布を示す図である。図16(c)は、ミラーで反射されたマルチモード信号光がPDに結合する際の強度分布を示す図である。図16(b)及び図16(c)に示すように、マルチモード信号光は、湾曲したミラー1604により横方向に集光される。従って、楕円形の光フィールド分布を円形の光フィールド分布に変換することができる。よって、作製技術が円熟している円形PD受光部に合わせて光フィールドの形状を変換できるため、PDの小型化、高速化、及び高感度化に資する。
また本実施形態において、光導波路からPDへの結合損失は、0.7dB(1480nm)であった。
(第7の実施形態)
図17に、本実施形態に係る光結合回路素子の構造を示す。図17に示すように、ミラー1704は、コア1701の端部から離れた場所に形成される。図17に示す光導波路は、一般的な導波路作製と同様、膜堆積等により作製することができる。
コア1701を伝播する光は、コア1701端部から出射され、コア1701端部とミラー1704との間の導波路を伝播し、ミラー1704で反射され、PD1703に結合する。ミラー1704がコア1701端部から離れた場所にあるため、光は、コア1701端部からミラー1705へ向かって伝搬し、一旦拡散してミラー面で反射された後、集光されPD1704へ結合する。拡散して伝播する光は、コア端面がミラー面に一致している場合の反射光と比較すると、より大きな面積の範囲に亘ってミラーで反射されるため、ミラー面の面粗さの影響を抑制することが可能である。従って、光の集光精度を向上させることができる。
また、本実施形態において、光導波路からPDへの結合損失は、0.6dB(1480nm)であった。
100 PLC
101 基板
102 下部クラッド
103 コア
104 上部クラッド
105 ミラー
106 PD受光部
107 PD

200 PLC
201 基板
202 下部クラッド
203 コア
204 上部クラッド
205 ミラー
206 PD受光部
207 PD

301 基板
302 下部クラッド
303 コア
304 上部クラッド
305 ミラー
306 光学素子

401 Si基板
402 下部クラッド
403 コア
404 上部クラッド
405 PD
406 フォトレジスト
407 ミラー開口部
408 ミラー溝

501 PD

601 Si基板
602 下部クラッド
603 コア
604 上部クラッド
605 ミラー

701 Si基板
702 下部クラッド
703 コア
704 上部クラッド
705 基本モード受信PD
706 高次モード受信PD
707 ミラー
708 ミラーで反射された基本モードの光
709 ミラーで反射された高次モードの光

801 Si基板
802 第1の導波路層
803 第2の導波路層
804 第3の導波路層
805 高ドーパント層
806 PD
807 ミラー

1001 コア
1002 クラッド
1003−1,1003−2 高ドーパント層

1101 コア
1102 クラッド
1103−1,1103−2 高ドーパント層

1201 コア
1202 クラッド
1203−1,1203−2 高ドーパント層
1204 PD
1205 ミラー

1301 コア
1302 クラッド
1303−1,1303−2 高ドーパント層
1304 PD
1305 球面ミラー

1401 pコンタクト層
1402 nコンタクト層
1403 平面ミラー
1404 湾曲したミラー
1411 反射された光

1501 コア
1502 クラッド
1503−1,1503−2 高ドーパント層
1504 PD
1505 湾曲したミラー

1601 コア
1602 クラッド
1603 PD
1604 湾曲したミラー

1701 コア
1702 クラッド
1703 PD
1704 ミラー

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された光導波路と、
    前記光導波路上の光学素子と、
    前記光導波路を伝播する光を反射して前記光学素子に結合させるために前記光導波路端部に形成されるミラーと
    を備えた光結合回路であって、
    前記光導波路は、コア及びクラッドから構成され、
    前記ミラーは、前記光導波路が形成された基板の面の法線方向(z軸方向とする)に対して湾曲していることを特徴とする光結合回路。
  2. 基板と、
    前記基板上に形成された光導波路と、
    前記光導波路上の光学素子と、
    前記光導波路を伝播する光を反射して前記光学素子に結合させるために前記光導波路端部に形成されるミラーと
    を備えた光結合回路であって、
    前記光導波路は、コア及びクラッドから構成され、
    前記ミラーは、前記光導波路が積層する基板の面の法線方向(z軸方向とする)と、前記光導波路の伸長方向(x軸方向とする)とに垂直な方向(y軸方向とする)に対して湾曲していることを特徴とする光結合回路。
  3. 前記光導波路は、前記コアからy軸方向に沿って所定距離離れた2箇所に高ドーパント層を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の光結合回路。
  4. 前記ミラーはz軸方向に対して湾曲していることを特徴とする請求項2または3に記載の光結合回路。
  5. 前記光学素子は、フォトダイオード(以下、PDとする)であり、
    前記PDの受光部は、pコンタクト層及びnコンタクト層から構成され、
    前記pコンタクト層は、円形であり、
    前記nコンタクト層は、前記pコンタクト層の円形形状に沿った湾曲構造を持つことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の光結合回路。
  6. 前記光導波路は、マルチモード導波路であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光結合回路。
  7. 前記ミラーは、前記光導波路の光が出射するコア端部から離れて形成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の光結合回路。
JP2012176355A 2012-08-08 2012-08-08 光結合回路素子及びその作製方法 Expired - Fee Related JP5904901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012176355A JP5904901B2 (ja) 2012-08-08 2012-08-08 光結合回路素子及びその作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012176355A JP5904901B2 (ja) 2012-08-08 2012-08-08 光結合回路素子及びその作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014035435A true JP2014035435A (ja) 2014-02-24
JP5904901B2 JP5904901B2 (ja) 2016-04-20

Family

ID=50284454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012176355A Expired - Fee Related JP5904901B2 (ja) 2012-08-08 2012-08-08 光結合回路素子及びその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5904901B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028125A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 日本電信電話株式会社 半導体レーザ素子
KR20170093126A (ko) 2014-12-10 2017-08-14 닛토덴코 가부시키가이샤 광 전기 혼재 기판

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290606A (ja) * 1990-04-09 1991-12-20 Fujitsu Ltd 光半導体装置
JP2001138337A (ja) * 1999-11-15 2001-05-22 Canon Inc 変形半球状マイクロ構造体用金型、マイクロ凹面鏡及びその作製方法
JP2001141965A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Canon Inc 光結合器、その作製方法、およびこれを用いた光送受信装置、光インターコネクション装置
JP2002289906A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Hitachi Ltd 半導体受光素子、半導体受光装置及び半導体装置
US20040005119A1 (en) * 2002-06-07 2004-01-08 Sang-Pil Han Parallel optical interconnection module and method for manufacturing the same
JP2007156026A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Kyocera Corp 光配線モジュール
JP2007225920A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Ricoh Co Ltd 光素子、光モジュール、画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290606A (ja) * 1990-04-09 1991-12-20 Fujitsu Ltd 光半導体装置
JP2001138337A (ja) * 1999-11-15 2001-05-22 Canon Inc 変形半球状マイクロ構造体用金型、マイクロ凹面鏡及びその作製方法
JP2001141965A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Canon Inc 光結合器、その作製方法、およびこれを用いた光送受信装置、光インターコネクション装置
JP2002289906A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Hitachi Ltd 半導体受光素子、半導体受光装置及び半導体装置
US20040005119A1 (en) * 2002-06-07 2004-01-08 Sang-Pil Han Parallel optical interconnection module and method for manufacturing the same
JP2007156026A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Kyocera Corp 光配線モジュール
JP2007225920A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Ricoh Co Ltd 光素子、光モジュール、画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170093126A (ko) 2014-12-10 2017-08-14 닛토덴코 가부시키가이샤 광 전기 혼재 기판
US10288823B2 (en) 2014-12-10 2019-05-14 Nitto Denko Corporation Opto-electric hybrid board
JP2017028125A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 日本電信電話株式会社 半導体レーザ素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP5904901B2 (ja) 2016-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2281215B1 (en) Integrated photonics device
TWI522668B (zh) Optical waveguide and optical waveguide module
CN110637246B (zh) 具有集成准直结构的光子芯片
JP2016009151A (ja) 光結合構造、半導体デバイス、マルチ・チップ・モジュールのための光インターコネクト構造、および光結合構造のための製造方法
JPH11153719A (ja) プレーナ導波路ターニングミラーを有する光集積回路
JP2008015434A (ja) 光モジュールおよびその製造方法
JP5904901B2 (ja) 光結合回路素子及びその作製方法
US10302871B2 (en) Microfabricated fiber optic platform
JP5819874B2 (ja) 光機能素子の作製方法
JP5753136B2 (ja) 光結合回路素子及びその作製方法
US6868210B2 (en) Optical waveguide and their application of the optical communication system
JP5904954B2 (ja) 集積型受光素子
JP2006039255A (ja) 光結合装置及びその製造方法
JP2016014842A (ja) 光導波路部品およびその製造方法
JP2003035846A (ja) 光電変換装置
JP2009300562A (ja) 多チャンネル直角光路変換素子
JP6427072B2 (ja) 光ファイバブロック
JP7099395B2 (ja) 光導波路部品及びその製造方法
JP5908369B2 (ja) 受光デバイス
JP6325941B2 (ja) 光回路
JP2002311270A (ja) 垂直伝搬型光導波路及びその製造方法
JP5772436B2 (ja) 光結合器及び光デバイス
JP5801833B2 (ja) 集積型受光素子
JP2008040261A (ja) 光反射回路
JP2014186263A (ja) 光導波路素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160222

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5904901

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees