JPH11153719A - プレーナ導波路ターニングミラーを有する光集積回路 - Google Patents

プレーナ導波路ターニングミラーを有する光集積回路

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JPH11153719A
JPH11153719A JP10262182A JP26218298A JPH11153719A JP H11153719 A JPH11153719 A JP H11153719A JP 10262182 A JP10262182 A JP 10262182A JP 26218298 A JP26218298 A JP 26218298A JP H11153719 A JPH11153719 A JP H11153719A
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waveguide
circuit
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optical
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Dietrich Marcuse
マーカス ディトリッヒ
Herman Melvin Presby
メルヴィン プレスビー ハーマン
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Lucent Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、プレーナ導波路ターニングミラー
を有する光集積回路を提供する。 【解決手段】 プレーナ導波路の端面により形成された
ターニングミラーをもつ光集積回路は、ターニングミラ
ー偏向面を形成する。より具体的には、光集積回路はク
ラッド層内に形成されたプレーナ光導波路を含み、その
場合プレーナ導波路は間隙のような領域に隣接して配置
された偏向器端面を有する。プレーナ導波路と領域の屈
折率は、所望の屈折率不連続を生じるよう、約1.3よ
り小さくない比率にある。この屈折率不連続と導波路の
方向に対し垂直に延びる軸に対し、24°ないし67°
の範囲の角度で、偏向器端面を配置することを組合せる
ことにより、光信号の有利な偏向が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の分野 本発明は光信号をプレーナ導波路に出し入れするための
ターニングミラーを用いたシリカ光回路のような光集積
回路に係る。
【0002】本発明の背景 光信号を直接処理するための光集積回路は、光ファイバ
通信が次第にケーブル及びマイクロ波伝送リンクに置き
代るにつれ、重要になってきた。光集積デバイスは、比
較的低価格でコンパクトな寸法をもつシリカ光回路とし
て実現するのが有利である。シリカ光回路はシリコン基
板上に形成された集積ガラス導波路構造を用いる。その
ようなデバイスの基本的な構造については、シー・エイ
チ・ヘンリー(C.H.Henry)ら,“ハイブリッ
ド光パッケージのためのシリコン上のガラス導波路”7
ジャーナル・ライトウェーブ・テクノロジー(J.Li
ghtwave Technol.)、1530−15
39頁(1989)(ヘンリー(Henry)らの引用
文献)に述べられている。この文献はここに参照文献と
して含まれている。
【0003】典型的な場合、シリカ光回路において、シ
リコン基板にはSiO2 のベース層が形成され、ドープ
されたシリカガラスの薄いコア層をSiO2 層上に、堆
積させる。コア層は標準的なフォトリソグラフィ技術を
用いて、所望の導波路構造に構成できる。次に、ドープ
されたシリカガラスの層を、上部クラッドとして働くよ
うに、コア層上に堆積させる。更に、シリカ光回路構造
内で光信号を導くのに加え、所望のように信号処理をす
るために、従来のシリカ光回路内に、多くの受動光回路
部品が形成されてきた。たとえば、低域通過、高域通
過、帯域通過及びノッチフィルタ、カプラ、マルチプレ
クサ及びデマルチプレクサが含まれる。シリカ光回路内
に形成される典型的な受動光部品の構成については、た
とえば、エイチ・エム・プレスビイ(H.M.Pres
by)、“シリカ光集積回路”(SPIEオプティカル
・エンジニアリングプレス、ベリンガム、ワシントン1
996)に述べられている。
【0004】しかし、典型的な光回路用途では、変調器
及び光信号検出器及び送信機といった能動デバイスとと
もに、受動デバイスも必要である。そのような用途に対
しては、従来の光回路はしばしば光ファイバを用いて、
能動デバイスをシリカ光回路内に形成された受動光デバ
イスに結合する。そのような構成において、導波路はシ
リカ光回路の端面まで延び、そこでエッジコネクタが光
ファイバに固着する。しかし、エッジコネクタを固着す
ることにより、回路の作製費用は好ましくないほど上昇
し、得られる形態はシリカ光回路より、典型的な場合、
好ましくないほど大きくなり、付随した光システム中で
より大きな空間を必要とする。
【0005】米国特許第5,135,605及び4,7
50,799号は、能動光要素がシリカ光回路の上面に
マウントされたハイブリッド光集積回路を作製する方法
について述べている。これらのハイブリッド光集積回路
は、光ファイバにより能動デバイスと相互接続された従
来のシリカ光回路に比べ、比較的コンパクトな寸法をも
つ。ハイブリッド光集積回路において、ターニングミラ
ーは能動デバイスとプレーナ導波路間の光信号の交換が
できるよう、能動デバイス下、プレーナ導波路の端部に
近接して、配置される。従来のターニングミラーはプレ
ーナ導波路の端面と相対し、回路の上面とともに、導波
路の方向に対し、45°の角で配置される。
【0006】従来のターニングミラー形態5を有する光
回路1の例の断面側面図が、図1に示されている。図1
において、プレーナ導波路10が各クラッド層15及び
20間に、形成されている。クラッド層20がシリコン
基板のような基板25上に、配置されている。ターニン
グミラー5も基板25上に配置され、導波路10に対し
て、45°の角で反射面7をもつ。光信号検出又は送信
機といったデバイス30が、ミラー5及びクラッド層1
5上に配置される。デバイス30はミラー表面7で偏向
された光信号を、導波路10に送信するか、ミラー表面
7で反射された導波路10を伝播する光信号を受けるよ
うに配置される。デバイス30とプレーナ導波路10間
を伝播する光信号の光路の例が、破線35で示されてい
る。
【0007】米国特許第4,750,799号のハイブ
リッド光集積回路デバイス作製技術に従うと、あらかじ
め作製されたミラー及び導波路要素は、基板に固定され
る。しかし、そのような作製技術は、量産の環境では、
許容できないほど費用がかかる。それに対し、米国特許
第5,135,605号の作製技術は、もっと有利に、
基板上にクラッド及びプレーナ導波路層を形成する。次
に、回路の所望の位置に、ターニングミラー反射面と導
波路端面のプロフィルを生成させるため、多段階エッチ
ングプロセスが用いられる。そのようなエッチング技術
により、回路の作製費用が下るとともに、光集積回路の
領域中に多くのターニングミラーを作製することが可能
になる。
【0008】それにもかかわらず、低価格で実施できる
より複雑でないターニングミラー形態の必要性がある。
【0009】本発明の要約 本発明は光集積回路用の有利なターニングミラー形態に
係る。本発明に従う光集積回路において、プレーナ導波
路の端面は、プレーナ導波路の端面に相対するターニン
グミラーの従来の配置の代りに、ターニングミラー偏向
面を形成する。より具体的には、本発明に従う回路は、
クラッド層内に形成されたプレーナ導波路を含み、その
場合、プレーナ導波路は間隙のような領域に隣接して配
置された偏向器端面を有する。プレーナ導波路及び領域
の屈折率は、所望の屈折率不連続を生じるよう、約1.
3より小さくない比率である。この屈折率不連続は、2
4°ないし67°の範囲の導波路方向に対し垂直に延び
る軸に対する角度で、偏向器端面を配置するとともに、
光信号を有利に偏向する。
【0010】そのような有利な形態により、光信号検出
器又は送信機のような光デバイスを、導波路ターニング
ミラー上に配置することが可能になり、デバイスとプレ
ーナ導波路間の光信号伝送が可能になる。一実施例にお
いて、約43.2°ないし60°の範囲の角度を用いた
導波路と能動デバイス間で、光信号エネルギーの95%
を交換することが可能である。
【0011】本発明のターニングミラー形態により、従
来の光集積回路より、比較的低価格でハイブリッド集積
回路の作製が容易になる。たとえば、回路の端面を所望
の角度で形成することにより、光回路の端面にそのよう
なターニングミラーを作製することが可能である。ある
いは、導波路及び偏向器表面を形成するため、クラッド
層及び導波路を蒸発させる目的で、導波路を含むクラッ
ド層の特定の領域に、適当な角度で入射する十分なパワ
ーの光ビームを向けることにより、そのようなターニン
グミラー形態を作製することが可能である。そのような
方法は、エイチ・エム・プレスビイ(H.M.Pres
by)により本件と同時に出願された“光集積回路プレ
ーナ導波路ターニングミラーの作製方法”と題する権利
者を同じくする特許出願に述べられているようなもので
ある。本発明のつけ加えるべき特徴及び利点について
は、以下の詳細な記述及び添付された図面から、容易に
明らかになるであろう。
【0012】詳述な記述 本発明に従うターニングミラー形態をもつハイブリッド
光回路100が図2に描かれている。線3−3′に沿っ
てとった図2のハイブリッド光回路の断面図が、図3に
示されている。図2及び3を参照すると、ハイブリッド
光回路100はシリカ光回路のような集積光回路100
上に配置された光信号送信機又は検出器のような能動光
デバイス105を含む。変調器は能動デバイスとして使
用できる他のデバイスの例である。光集積回路110は
シリコン基板のような基板上に形成されたシリカガラス
(SiO2 )のようなクラッド層115を含む。
【0013】プレーナ光導波路125が、クラッド層1
15内に形成される。導波路125はその方向に垂直な
Y軸に対し、角度θで本質的に延びる偏向器端面130
を有する。能動デバイス105はデバイス105とプレ
ーナ導波路125間で光信号の交換ができるように、導
波路偏向器端面130上に配置される。偏向器端面13
0により、デバイス105中に偏向されたプレーナ導波
路中を伝播する光信号の光路の例が、図3中で破線14
0により示されている。
【0014】導波路125とデバイス105間で光信号
を偏向させるため、くぼみ又はノッチといった領域13
5により、導波路端に屈折率不連続が生じる。くぼみ又
はノッチは、光信号を偏向する端面130を生じるよう
に、導波路端に隣接して配置される。屈折率不連続は導
波路120の屈折率ncoreに対し、屈折率noを有する
領域135により生じる。ここで、屈折率比ncore/n
Oは少くとも約1.3である。
【0015】シリカ光回路110を作製するのに選択さ
れる具体的な方法は、本発明を実施する上で、厳密さを
必要としない。シリカ光回路110の作製プロセスの例
は、以下のとうりである。シリカガラスのベース層を、
たとえば低圧気相化学堆積又はフレーム加水分解によ
り、シリコン基板のような基板120上に、堆積させ
る。次に、ドープされたシリカガラスの薄いコア層を、
このシリカガラス層上に堆積させる。次に、リソグラフ
ィ及びエッチングといった標準的なフォトリソグラフィ
技術を用いて、コア層を導波路125の所望の構造に加
工する。次に、ドープされたシリカの層を必要に応じ
て、コア層上に堆積させ、上部クラッドとして働かせ
る。ドープされたシリカガラスの適切なドーピングプロ
フィルは、一様な階段状屈折率分布である。これまでの
記述は、シリコン導波路デバイス上のシリカに関してで
あったが、たとえば溶融石英、セラミック又はInP又
はGaAsのような III−V材料を含む基板上に、回路
を作製することは可能である。
【0016】シリカガラス上部クラッド及びシリカガラ
スのベース層は、シリカガラス115を形成する。ベー
スシリカ層、コア層及び上部クラッド層の適当な厚さ
は、それぞれ10ないし20μm、4ないし8μm及び
0ないし20μmである。ベースシリカ層の10μmよ
り小さい厚さは、基板への光損失のため好ましくなく、
一方20μmより大きな厚さは、そのような厚さを形成
するのに必要な堆積時間が長くなるため、一般に有利で
はない。シリコン上のガラス導波路及びその作製につい
ての詳細な記述は、たとえばシー・エンチ・ヘンリー
(C.H.Henry)ら、“ハイブリッド光パッケー
ジのためのシリコン上のガラス導波路”7ジャーナル・
ライトウェーブ・テクノロジー(J.Lightwav
w Technol.)、1530−1539頁(19
89)を参照のこと。この文献は参照文献として、ここ
に含まれる。上の作製法の例では、完全に埋込まれたシ
リカガラス115内の導波路を生じるが、シリカガラス
上面150の一部を形成するシリカガラス115内又は
部分的に埋込まれたそのような導波路を作製することが
可能である。
【0017】本発明は光信号を偏向するよう設定された
特定の偏向角θとともに、導波路端面130における屈
折率不連続を用いると有利である。示された実施例にお
いて、くぼみ135が不連続を得るために、用いられ
る。これまで述べた作製方法を用いて、1.46程度の
屈折率ncoreをもつプレーナ導波路を生成することが、
可能である。空気は1程度の屈折率をもつから、得られ
る屈折率比ncore/nOは、望ましい1.46である。
【0018】領域又はくぼみ135を形成するために用
いる具体的な方法は、本発明を実施する上で、厳密さを
必要としない。くぼみを形成するのに有利な方法の例
は、シリカガラスにより吸収される特定の波長範囲に少
くとも1つの波長をもつ光ビームを生じるレーザのよう
な光源を用いて、シリカガラス層115をくぼみの形に
蒸発させるものである。たとえば、5μmないし12μ
mのおおよその波長範囲内の光ビームのほぼ100%
が、シリカガラスにより吸収される。有利な方法に従う
と、十分なパワーのそのような光ビームは、所望の偏向
角でクラッド層上に入射するように向けられ、この場
合、対応する吸収により、層10を蒸発させ、角度をな
す導波路偏向器端面を生成する。そのような方法につい
ては、エイチ・エム・プレスビイ(H.M.Presb
y)により本件と同時に出願された“光集積回路プレー
ナ導波路ターニングミラーの作製方法”と題する権利者
を同じくする特許出願中に、詳細に述べられている。こ
の特許出願は、参照文献としてここに含まれる。導波路
端130における屈折率不連続を形成する別の方法は、
図6に関して以下で述べるように、光集積構造の端面と
して、導波路端面130を形成するものである。
【0019】形成されたくぼみ領域135は、たとえば
全体又は部分的に長方形、円筒形又はそれらの変形であ
る導波路偏向器端面130を含む端面を有するようにす
ることが、可能である。本質的に長方形の端面により、
本質的に平坦な導波路偏向器端面130が生じ、そのた
め回路110の表面における導波路125から伝播して
きた光信号の分散又は広がりは、ほとんどあるいは全く
加わることはない。その結果、能動デバイス105は回
路110の表面に存在する光信号パワーの大きさを本質
的に受けるため、プレーナ導波路125の少くとも断面
積の光信号検出面積のみを必要とする。
【0020】同様の方式により、対応するプレーナ導波
路の断面積より少くとも4倍大きな実質的曲率直径を有
する本質的に円筒状の導波路偏向器端面130によって
も、デバイス105とプレーナ導波路125間で伝達さ
れる光信号の分散又は広がりは、ほとんど又は全くつけ
加わらない。表面の実効的な曲率直径は、その表面の具
体的な寸法のおおよその形状に対応する。
【0021】しかし、プレーナ導波路の断面寸法の4倍
より小さい実効的な曲率直径を有する本質的に円筒状の
導波路偏向器端面130は、回路110の表面におい
て、対応して光信号を相対的な分散又は焦点のずれある
いは広がりを発生させる。その結果、そのような構成に
おいて、光検出デバイス105は光信号のエネルギーの
所望の部分を捕えるため、偏向された光信号の分散又は
広がった領域の少くとも適切な部分をカバーする検出面
積をもつ必要がある。
【0022】図4はグラフ200を示し、これはシリカ
プレーナ導波路125と約50°の偏向角θを有する領
域135の各屈折率間の異なる屈折率不連続比ncore
Oに対する本発明に従うターニングミラーの偏向特性
を表わす。グラフ200の縦軸は図2及び3の偏向器端
面130により偏向された後、プレーナ導波路中を伝播
し、能動デバイス105に到達する光信号の部分を表わ
し、水平軸は0.8ないし1.8の範囲の屈折率比n
core/nO を表わす。
【0023】グラフ200は約1.3又はそれ以上の屈
折率比ncore/nO で、有利な偏向特性をもつ導波路偏
向器端面が生じる。具体的には、約1.3又はそれ以上
の屈折率比ncore/nO を用いると、能動デバイス10
5により検出するために、導波路中を伝播する光信号パ
ワーの95%以上が、構造から偏向できる。このよう
に、1.46の有利な屈折率比を生成するために、約1
の屈折率nO をもつくぼみ又は領域に隣接した空気とと
もに、約1.46の屈折率をもつ従来のシリカプレーナ
導波路を用いることが可能である。そのような構成によ
って、光集積回路の表面上の能動デバイスにより検出す
るか、モード整合した能動デバイス105により、伝送
される光信号のパワーの95%がプレーナ導波路125
に入るようにするため、光信号の95%以上を導波路か
ら偏向させることができる。
【0024】それに対し、約1.2又はそれより小さい
屈折率比ncore/nO により、導波路125中を伝播す
る光信号のパワーの10%未満が能動デバイスにより検
出できるという比較的質の低い偏向面が生じる。約1.
2ないし1.3の範囲の屈折率比ncore/nO では、デ
バイス105と導波路125間で光信号のパワーの10
%及び95%を変換する比較的広く変化する偏向特性を
もつ偏向器が生じる。このように、もし対応する偏向特
性が光集積回路100の意図した用途に対して適切な
ら、導波路偏向器端面における1.2ないし1.3の範
囲の屈折率比ncore/nO を有する本発明に従うターニ
ングミラーを生成することが可能である。
【0025】図5はグラフ300を示し、このグラフは
ターニングミラーの偏向特性はまた、図2及び3に示さ
れるように、Y軸に対する導波路偏向器端面130の偏
向角θの影響を受けることを、表わしている。グラフ3
00は高さ及び幅6μmのほぼ正方形の断面寸法及び導
波路偏向器端面で、1.305の屈折率比ncore/nO
をもつシリカプレーナ導波路に基く。2つの曲線310
及び320が、導波路偏向器端面の異なる形について、
グラフ300に示されている。曲線310は約20μm
の直径を有する円筒状導波路端面での光信号偏向特性を
表わす。
【0026】同様に、曲線320は約50μm又はそれ
以上の実効的曲率直径をもつ偏向器端面についての光信
号偏向特性を表わす。50μmの直径をもつ円筒状導波
路偏向器端面又は本質的に無限大(∞)の実効曲率直径
をもつ本質的に平坦な導波路偏向器端面を用いると、本
質的に同じ偏向特性が得られる。いずれの場合も、曲線
320により表わされている。
【0027】曲線310及び320は、約43°ないし
60°の比較的広い範囲の偏向角θを用いると、光信号
の90%かそれ以上のパワーを、プレーナ導波路125
から伝播させ、能動デバイス105により検出するた
め、回路110から偏向させることができ有利であるこ
とを示している。しかし、60°ないし67°ととも
に、24°ないし43°の偏向角も、本発明に従う回路
中で使用できるが、対応する偏向特性は、光信号の90
%未満が能動デバイス105により検出可能となるもの
である。
【0028】図2及び3中の導波路端130における屈
折率不連続を形成する別の方法は、導波路端面130を
図6に示すように、光集積構造の端面として形成するこ
とである。図2、3及び6において、明確にするため
に、同様の要素は同様の数字により表わされている。た
とえば、導波路125及び光集積構造110である。図
6において、導波路125の偏向器端面130は、光集
積構造110の端面150に配置される。更に、端面1
50は所望のターニングミラー動作を生じるよう、所望
の偏向角θで形成される。たとえば、切削とその後の研
磨あるいはのこ切り又はレーザビームにより、所望の角
度で切断することにより、導波路偏向器端面130を生
成するために、端面150の少くとも一部分上で、所望
の偏向角θを実現することができる。有利な導波路偏向
器端面130を生成させるため、集積光回路端面150
の一部を用いることにより、その端面に隣接した領域
は、図2及び3に示された回路実施例中のくぼみ135
と同じ機能を果す。
【0029】実施例において、屈折率不連続を形成する
ために、空気を用いるが、図2及び3の領域135中に
他の材料を用いるか、図4の実施例では端面130上の
被膜を用いることができる。
【0030】本発明のいくつかの実施例について、上で
詳細に述べてきたように、その指針を離れることなく、
多くの修正ができる。そのような修正の全てを、特許請
求の範囲に含めることを意図している。たとえば、本発
明について、シリカ光回路内に形成されたプレーナ導波
路に関して述べてきたが、本発明をたとえばニオブ酸リ
チウムを含む他の材料で形成された光集積回路で実施す
ることが可能である。また、示された実施例では、屈折
率不連続を形成するために空気を用いるが、図2及び3
の領域135中に他の材料を用いるか、図4の実施例で
は端面130上にたとえば低屈折率液体又はポリマを含
む比較的低屈折率をもつ被膜を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハイブリッド光集積回路中のターニング
ミラー形態の例の断面図である。
【図2】本発明に従うハイブリッド光集積回路中のター
ニングミラー形態の透視図である。
【図3】図2のハイブリッド光集積回路の断面図であ
る。
【図4】プレーナ導波路の偏向器端面に隣接した領域の
屈折率の異なる比率に基いて、図2及び3の回路表に偏
向されたプレーナ導波路中を伝播する光信号の部分の関
係の例をグラフで示す図である。
【図5】導波路の偏向器端面に対し選択された異なる偏
向角度に基いて、図2及び3の回路表面に偏向されたプ
レーナ導波路を伝播する光信号の部分の関係の例をグラ
フで示す図である。
【図6】図2及び3に示されたハイブリッド光集積回路
形態の別の例の透視図である。
【符号の説明】
1 光回路 3,3′ 線 5 ターニングミラー形態、ターニングミラー 7 反射面、ミラー表面 10 プレーナ導波路、導波路 15 クラッド層 20 クラッド層 25 基板 30 デバイス 35 破線 100 ハイブリッド光回路、光集積回路 105 能動光デバイス、能動デバイス、デバイス、光
検出デバイス 110 光集積回路、シリカ光回路、光集積構造 115 クラッド層、シリカガラス、シリカガラス層 120 基板 125 導波路 130 偏向器端面、端面、導波路端面 135 領域、くぼみ 140 破線 150 シリカガラス上面、端面 200 グラフ 210 (本文中になし) 300 グラフ 310,320 曲線
フロントページの続き (72)発明者 ハーマン メルヴィン プレスビー アメリカ合衆国 08904 ニュージャーシ ィ,ハイランド パーク,リンカーン ア ヴェニュー 467

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッド層及びクラッド層内に形成され
    たプレーナ導波路が含まれ、プレーナ導波路は領域に隣
    接して配置された偏向器端面を有し、領域に対するプレ
    ーナ導波路の屈折率の比は、約1.3より小さくはな
    く、導波路偏向器端面は24°ないし67°の範囲で、
    導波路の方向に垂直に延びる軸に対する角度で配置され
    る光回路。
  2. 【請求項2】 光信号をプレーナ導波路に伝え、あるい
    はプレーナ導波路から受けるため、導波路偏向器端面に
    近接した光回路の主表面上に配置された光能動デバイス
    を更に含む請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 領域はクラッド層中に形成されたくぼみ
    である請求項1記載の回路。
  4. 【請求項4】 くぼみは導波路偏向器端面に近接した溝
    で、前記表面は本質的に平面内に延びる請求項3記載の
    回路。
  5. 【請求項5】 くぼみ及び導波路偏向器端面は、本質的
    に曲面である請求項3記載の回路。
  6. 【請求項6】 くぼみ及び導波路偏向器端面の実効的な
    曲率直径は、プレーナ導波路の対応する断面の寸法の少
    くとも4倍以上である請求項5記載の回路。
  7. 【請求項7】 特定の屈折率がくぼみ内に配置される請
    求項3記載の回路。
  8. 【請求項8】 プレーナ導波路偏向器端面は光回路の端
    面の一部を形成する請求項1記載の回路。
  9. 【請求項9】 クラッド層はシリカガラスを含む請求項
    1記載の回路。
  10. 【請求項10】 プレーナ導波路はシリカガラスクラッ
    ド層のドープされた領域である請求項9記載の回路。
  11. 【請求項11】 プレーナ導波路偏向器端面は、約43
    °ないし60°の範囲の角度で導波路の方向に対して配
    置される請求項1記載の回路。
  12. 【請求項12】 プレーナ導波路は約1.45より小さ
    くない屈折率をもつ請求項1記載の回路。
  13. 【請求項13】 領域は約1の屈折率をもつ請求項1記
    載の回路。
JP10262182A 1997-09-17 1998-09-17 プレーナ導波路ターニングミラーを有する光集積回路 Pending JPH11153719A (ja)

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