JP2003035846A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JP2003035846A
JP2003035846A JP2001223629A JP2001223629A JP2003035846A JP 2003035846 A JP2003035846 A JP 2003035846A JP 2001223629 A JP2001223629 A JP 2001223629A JP 2001223629 A JP2001223629 A JP 2001223629A JP 2003035846 A JP2003035846 A JP 2003035846A
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light receiving
photonic crystal
photoelectric conversion
optical path
semiconductor material
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JP2001223629A
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Yuji Suzuki
裕二 鈴木
仁路 ▲高▼野
Kimimichi Takano
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入射光を効率良く電気信号に変換することがで
きる低コストの光電変換装置を提供する。 【解決手段】光電変換装置は入射光の向きを変換して出
射する光路変換部材4と、該光路変換部材4の出射側
に、厚み方向と直交する面により形成された受光面を対
向させた表面又は裏面受光型の受光素子2とを備えて構
成される。光路変換部材4は、半導体材料及びこの半導
体材料とは屈折率の異なる材料の組み合わせからなる周
期構造を有するフォトニック結晶からなり、このフォト
ニック結晶の回折格子的機能によって、受光素子2の受
光波長に対して受光素子2の受光面21の方向に空間的
に光路を変換するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換装置に関
し、特に光通信分野や光学計測機器分野に適した光電変
換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信に用いられる光集積回路の
低コスト化および小型化を図る目的で、光送信モジュー
ルや光受信モジュールなどの開発が各所で行われてお
り、光半導体素子(発光素子や、受光素子など)を動作
させずに位置決め用のマーカなどを用いて光半導体素子
や光ファイバを平板状の基板上に位置合わせして実装す
る所謂パッシブアライメント実装によるモジュール組立
技術が注目されている。
【0003】パッシブアライメント実装を用いて組み立
てられる光受信モジュールにおいて、光電変換素子(受
光素子:Photodetector)として、厚み方向に沿った端
面の一部を受光面とする端面受光型の光電変換素子(例
えば、pin構造のフォトダイオードなど)を利用する
ものでは、端面受光型の光電変換素子の受光面と光ファ
イバの終端面との相対位置に関して高い位置精度が要求
されている(受光面と光ファイバの終端面との相対位置
を1μm以下の精度で位置決めすることが要求されてい
る)。
【0004】このようなパッシブアライメント実装を利
用して組み立てられる光受信モジュールとしては、例え
ば図9(a)(b)に示す構成のものが知られている。
この図9(a)(b)に示す構成の光受信モジュール
は、シリコン基板からなる基板1の一表面側に端面受光
型の光電変換素子である受光素子2が実装されるととも
に、基板1の一表面側に形成された断面V字状の固定溝
11に沿って光ファイバ3が固定されている。ここにお
いて、固定溝11は、アルカリ系溶液を用いた異方性エ
ッチング技術を利用して形成されており、光ファイバ3
を基板1に対して高精度に位置決めすることができる。
また、受光素子2は、半田リフローによるセルフアライ
ン効果を利用してフリップチップ実装されている。しか
して、受光素子2を動作させることなく光ファイバ3お
よび受光素子2を基板1上において高精度にパッシブア
ライメント実装することができる。言い換えれば、光フ
ァイバ3および受光素子2がパッシブアライメントにて
高精度に実装されているので、光ファイバ3と受光素子
2とは光軸調整をすることなく、高精度に位置決めされ
ることになる。
【0005】上述の光受信モジュールは、光ファイバ3
から受光素子2の受光面21に光が入射されると、光吸
収によって受光素子2の空乏層内に発生した電子−正孔
対が受光素子2へのバイアス電圧による電界で分離、ド
リフトされて光電流に寄与するので、光信号を電気信号
に変換して外部へ取り出すことができる。
【0006】ところで、光ファイバ3の終端面31から
出射された光は受光素子2の受光面21で約50%程度
が反射され、さらに受光素子2へ入った光の約50%程
度が受光面21を除く端面を通過して受光素子2の外部
へ漏れてしまうので、光ファイバ3の終端面31から出
射された光のうち受光素子2内で電子−正孔対の生成に
寄与するのは約25%程度である。したがって、光ファ
イバ3の終端面31からの出射光強度が微弱な場合に
は、信号対雑音(S/N)比が小さくなり、電気信号と
して取り出すのが難しくなってしまう。特に、光通信で
は、長距離伝送での光信号の強度低下を防止するために
伝送経路の途中に増幅器が設けられているが、受光素子
2での変換効率が低下すると増幅器を設ける間隔が短く
なってコストが増大してしまう。
【0007】そこで、この種の光受信モジュールでは、
入射光を効率良く電気信号に変換するために、受光素子
2の受光面21に反射防止膜を設け、受光面21を除く
端面に透過防止膜を設けている。
【0008】但し、従来の光受信モジュールで使用する
端面受光型の受光素子2の受光面は数μmの厚みしかな
いので、光ファイバ3からの出射光を受光素子2の受光
面に集光するレンズを光ファイバ3と受光素子2との間
に設置するか、或いは、光ファイバ3の出射光が拡散し
ない距離に受光素子2を配置する必要がある。又従来の
光受信モジュールの構造では、入射光の光路を変換する
機構を備えていないため端面受光型の受光素子2より大
きな受光面を持つ表面又は裏面受光型の受光素子には適
用できない。
【0009】そこで、受光面21が数百μmと大きい表
面又は裏面受光型の受光素子に適応できるように、図9
の従来例と同様に図10に示すように基板1に固定溝1
1を設けて、光ファイバ3を高精度に固定するととも
に、光ファイバ3からの出射光を固定溝11の端部に形
成した斜面状のミラー面Mにて光路を変換し、ミラー面
Mの上方に配置した表面又は裏面受光型の受光素子2に
光を照射する構造の光受信モジュールが提供されている
(特開2001−85707号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光受信モジュールにおいて、端面受光型の受光素子2を
用いる場合は、受光面21に反射防止膜を設け、受光面
21を除く端面に透過防止膜を形成する必要があるが、
これら反射防止膜、透過防止膜を異なる端面にスパッタ
法等で成膜する必要があり、そのため製造工程が複雑に
なり、コストアップ要因となるという不具合があった。
また表面又は裏面受光型の受光素子2を用いる場合は、
光路変換の為のミラー面の形成やミラー面の平坦性を維
持する為に、複雑な工程が必要であり、コストアップ要
因となるという不具合があった。
【0011】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、入射光を効率良く電気信号に変換す
ることができる低コストの光電変換装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、入射光の向きを変換して出射
する光路変換部材と、該光路変換部材の出射側に、厚み
方向と直交する面により形成された受光面を対向させた
光電変換素子とを備え、光路変換部材は、半導体材料及
び当該半導体材料とは屈折率の異なる材料の組み合わせ
からなる周期構造若しくは準周期構造を有するフォトニ
ック結晶から成ることを特徴とするものであり、受光面
の大きな受光素子に光ファイバや導波路から出た光を効
率良く受光素子に受光させて電気信号に変換することが
でき、そのため微弱な光信号でもノイズに埋まることな
く電気信号として取り出すことができ、しかも、光路変
換部材が半導体材料及び当該半導体材料とは屈折率の異
なる材料の組み合わせからなる周期構造を有するフォト
ニック結晶により構成されているので、光路変換部材を
比較的簡単な半導体製造工程で形成することが可能であ
り、低コスト化を図ることができる。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、同じ半導体材料からなる基板に上記光路変換部材
と、導波路とを形成して該導波路の終端面に上記光路変
換部材の入射側を対向させていることを特徴とするもの
であり、導波路と光路変換部材を同じ半導体材料からな
る基板を使用して作成することができるとともに、導波
路の終端面から出射される光を光路変換部材へ効率良く
入射させることができる。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の発明において、上記フォトニック結晶は、該フォト
ニック結晶の構成材料の何れよりも屈折率の低い材料か
らなる低屈折率層上に形成されていることを特徴とする
ものであり、受光素子に入った光が受光素子の厚み方向
へ漏れるの抑制することができ、受光素子の変換効率を
向上させることができる。
【0015】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、
上記光電変換素子の受光面内における単位格子が三角形
の2次元三角格子の各格子点に上記半導体材料からなる
柱状体が立設されて成ることを特徴とするものであり、
フォトニック結晶を一般的な半導体製造工程であるフォ
トリソグラフィ技術とエッチング技術とを利用して簡単
に形成することが可能になる。
【0016】請求項5の発明では、請求項1乃至請求項
3の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、
上記光電変換素子の受光面内における単位格子が三角形
の2次元三角格子の各格子点に孔が形成されて成ること
を特徴とするものであり、フォトニック結晶において孔
の周囲の材料として半導体材料を採用することで、フォ
トニック結晶を一般的な半導体製造工程であるフォトリ
ソグラフィ技術とエッチング技術とを利用して簡単に形
成することができる。
【0017】請求項6の発明では、請求項1乃至請求項
3の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、
上記光電変換素子の受光面内における単位格子が四角形
の2次元四角格子の各格子点に前記半導体材料からなる
柱状体が立設されて成ることを特徴とするものであり、
フォトニック結晶を一般的な半導体製造工程であるフォ
トリソグラフィ技術とエッチング技術とを利用して簡単
に形成することが可能になる。
【0018】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
3の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、
光電変換素子の受光面内における単位格子が四角形の2
次元四角格子の各格子点に孔が形成されて成ることを特
徴とするものであり、フォトニック結晶において孔の周
囲の材料として半導体材料を採用することで、フォトニ
ック結晶を一般的な半導体製造工程であるフォトリソグ
ラフィ技術とエッチング技術とを利用して簡単に形成す
ることができる。
【0019】請求項8の発明では、請求項4又は請求項
6の発明において、上記フォトニック結晶は、隣り合う
柱状体の間に前記半導体材料とは屈折率の異なる有形の
材料が充実されて成ることを特徴とするものであり、フ
ォトニック結晶における柱状体の傾倒や折損を防止する
ことができ、信頼性が向上する。
【0020】請求項9の発明では、請求項5又は請求項
7の発明において、上記フォトニック結晶は、前記半導
体材料からなる母材層に前記孔が形成され、前記孔に前
記半導体材料とは屈折率の異なる有形の材料が充実され
て成ることを特徴とするものであり、前記孔への異物の
侵入を防止することができるとともに、フォトニック結
晶の機械的強度を高めることができ、信頼性が向上す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0022】(実施形態1)本実施形態の光電変換装置
について図1〜図3を参照しながら説明するが、以下で
は、図2(b)における上下方向を用いて上下方向を規
定し、図2(a)における上下方向を用いて左右方向を
規定して説明する。
【0023】本実施形態の光電変換装置は、シリコン基
板からなる基板1の上面にシリコン酸化膜からなる絶縁
膜5を介して光路変換部材4を設けるとともに、基板1
上に形成された断面V字状の固定溝11に沿って光ファ
イバ3が固定されている。基板1の上面には左右方向に
走る位置決め溝12が形成されており、固定溝11の長
手方向の一端縁は位置決め溝12に開放され、他端縁は
基板1の一端面(図2(b)における左端面)に開放さ
れている。
【0024】ここにおいて、基板1の上面はSi(10
0)面であって、固定溝11は、アルカリ系溶液を用い
た異方性エッチング技術を利用して形成されているの
で、光ファイバ3を基板1に対して高精度に位置決めす
ることができる。つまり、基板1の左右方向および上下
方向それぞれにおいて光ファイバ3を高精度に位置決め
して固定することが可能になる。
【0025】位置決め溝12は、断面矩形状であって、
深さ方向において開口幅(図2(b)の左右方向におけ
る幅)が略一定になるようにチップ検索用のダイシング
ソーなどで斜面を削って形成されており、基板1の上記
一端面に平行な内側面のうち後述するフォトニック結晶
4からなる光路変換部材4に近い側の内側面に光ファイ
バ3の終端面(図2(a)における右端面)31が当接
するようになっている。なお、位置決め溝12を設けて
いない場合には、固定溝11の長手方向の上記一端縁に
Si(111)面からなる傾斜面が形成されているの
で、光ファイバ3の終端面31と光路変換部材4の入射
側との間の距離が比較的大きくなってしまうが、上述の
位置決め溝12を設けていることによって、光ファイバ
3の終端面31と光路変換部材4の入射側との距離を比
較的小さくして近接配置することが可能となる。
【0026】尚光ファイバ3の出射光を集光用のレンズ
を光ファイバ3と光路変換部材4との間に設けても良
い。
【0027】光路変換部材4の上方には表面又は裏面受
光型の受光素子2をその受光面21が光路変換部材4の
出射側に向けるように配置してある。この受光素子2
は、結晶材料(構成材料)としてGaAs系材料を用い
たpinフォトダイオードであって、基板1の左右両端
部に絶縁膜5を介して形成したシリコン台座10、10
上に橋渡すように配設されている。なお、受光素子2の
受光波長としては、例えば光通信用の波長帯域である
0.8μm〜1.7μm程度の範囲が設定されている。
【0028】シリコン台座10は、電極構造を配線して
おり、受光素子2の受光面21側の左右両側部に形成し
たバンプ20によって受光素子2をフリップチップ実装
するようになっている。
【0029】光路変換部材4は、屈折率の異なる2種類
の物質(以下、説明の便宜上、第1の物質、第2の物質
と称す)からなりその配列が周期構造を有し、上方に配
置される受光素子2の受光面21に対しては回折格子的
に機能して光路変換を行うフォトニック結晶により構成
されている。
【0030】本実施形態におけるフォトニック結晶4
は、第1の物質としてシリコン、第2の物質として空気
を採用しており、第1の物質であるシリコンからなる円
柱状の柱状体41が周期的に配列された2次元周期構造
を有している。すなわち、本実施形態におけるフォトニ
ック結晶4は、受光素子2の受光面21に対向する方向
に単位格子が三角形の2次元三角格子の各格子点に柱状
体41が立設されている。なお、柱状体41は絶縁膜5
上に立設されている。
【0031】ここで本発明者らは、格子点間の距離aを
受光素子2の受光波長の略2分の1とすることで回折格
子的にフォトニック結晶4を機能させることができるこ
とを確認している。これに基づいて本実施形態では、格
子間距離aを0.3μm〜0.7μmとして、柱状体4
1の直径を0.2〜0.5μmで設定することにより、
回折格子的な機能を持ち、しかも光通信用の波長帯域で
ある0.8〜1.7μmの波長に対して光路変換部材4
を実現している。
【0032】上述の2次元周期構造を有するフォトニッ
ク結晶4を形成するには、例えば、絶縁膜5上にシリコ
ン層を形成しておき、シリコン層上にマスク材料層を形
成し、フォトリソグラフィ技術によって柱状体41の形
成部位に対応した表面上にマスク材料層が残るようにパ
ターニングした後、エッチング技術を利用してシリコン
層の不要部分を除去することで柱状体41を形成すれば
よい。
【0033】ここに、本実施形態におけるフォトニック
結晶4は、最小寸法が比較的大きいので、数世代前のL
SIの半導体製造工程で形成することができる。
【0034】而して本実施形態では、光ファイバ3の出
射面31から出て光路変換部材4内に入射した光信号は
光路変換部材4の回折格子機能によって光路変換され、
上方に配置している受光素子2の受光面21方向に出射
する。これにより受光素子2の空乏層内で生成される電
子−正孔対を増やすことができ、入射光を効率良く電気
信号として取り出すことができる。この際光路変換によ
って二次元面方向への光漏洩もなく、光ファイバ3の出
射面31から出力される光信号が微弱な場合でも比較的
高いS/N比で電気信号として取り出すことができ、し
かも、光路変換部材4がフォトニック結晶により構成さ
れているので、光路変換部材4を比較的簡単な半導体製
造工程で形成することが可能であり、低コスト化を図る
ことができる。
【0035】また本実施形態の受光素子2は表面又は裏
面受光型であるため、端面受光型の受光素子に比べて受
光面積が広いため、集光用レンズ無しでも、光ファイバ
3からの出射光の大部分を受光でき、光電気変換の効率
を上げて微弱な光信号でもノイズに埋もれることなく電
気信号として取り出せ、更に光りファイバ3と受光素子
2の光軸合わせが簡単にでき、受光素子2の実装が容易
となって実装時のコストも低減できる。
【0036】ところで、本実施形態では、フォトニック
結晶4の第2の物質として空気を採用しているが、空気
(気体)の代わりに、気体以外の誘電体材料(例えば、
SiO2、SiNx、Al23など)、高分子材料(例え
ば、ポリイミドなど)などの有形体を採用して、隣り合
う柱状体41の間に有形体からなる第2の物質を充実さ
せてもよく、このような第2の物質を充実させることに
よって、フォトニック結晶4における柱状体41の傾倒
や折損を防止することができ、信頼性が向上する。例え
ば、第2の物質として、LSIなどの半導体製造工程で
一般的に用いられるポリイミドを採用すれば、シリコン
とポリイミドとの2次元周期構造からなるフォトニック
結晶4を簡単且つ低コストで形成することが可能にな
る。
【0037】また、フォトニック結晶4は基板1の一表
面側に形成された絶縁膜5上に形成されており、絶縁膜
5の構成材料であるシリコン酸化膜は、フォトニック結
晶4の構成材料の1つ(第1の物質)であるSiよりも
屈折率が低いので、上記第2の物質としてシリコン酸化
膜よりも屈折率の小さい材料を採用すれば、光が基板1
へ漏れるのを抑制することができ、受光素子2の変換効
率をさらに向上させることができる。
【0038】なお、本実施形態では、絶縁膜5がフォト
ニック結晶4の構成材料よりも屈折率の低い低屈折率層
を構成している。
【0039】しかも、絶縁膜5は、固定溝11や位置決
め溝12を形成するエッチング時のマスク材料層として
使用することができるので、製造工程の簡略化を図るこ
とができる。また、本実施形態の光電変換装置は、厚み
方向の中間に絶縁膜5が形成され主表面側にシリコン層
が形成されたSOI基板を用いてシリコン層を加工する
ことで上記柱状体41を形成するようにすれば、フォト
ニック結晶4を簡単に形成することができる。
【0040】受光素子2は、結晶材料(構成材料)とし
てGaAs系材料を用いたpinフォトダイオードであ
って、裏面(又は表面)を受光面21としており、基板
1上において固定溝11の延長線上に配設されている。
したがって、固定溝11の深さを適宜設定することによ
り、光ファイバ3のコアを伝搬してきて出射された光信
号を、集光用のレンズを光ファイバ3と受光素子2との
間に設けることなく受光素子2の受光面21へ入射させ
ることが可能となる。なお、受光素子2の受光波長とし
ては、例えば光通信用の波長帯域である0.8μm〜
1.7μm程度の範囲が設定されており、受光素子2の
結晶材料は受光波長に応じて適宜選択すればよい。ま
た、本実施形態では、集光用のレンズを設けていない
が、集光用のレンズを設けるようにしてもよい。
【0041】(実施形態2)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図4(a)に示すように、
受光素子2の厚み方向に直交する面内における単位格子
が四角形の2次元四角格子の各格子点に柱状体41が立
設されている点が相違するだけである。したがって、本
実施形態においても、図4(b)に示すように格子点の
配列方向において隣り合う格子点間の距離をaとすると
き、略半波長を満足するように格子点間の距離を設定す
ればよい。他の構成は実施形態1と同じである。
【0042】(実施形態3)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図5に示すように、漏光防
止部材であるフォトニック結晶4の構造が相違する。す
なわち、本実施形態におけるフォトニック結晶4は、絶
縁膜5上のシリコン層8に円孔42が実施形態1におけ
る柱状体41と同じ周期で周期的に配列された2次元周
期構造を有しており、実施形態1と同様、シリコンと空
気とにより構成されている。他の構成は実施形態1と同
じである。
【0043】本実施形態においても、厚み方向の中間に
絶縁膜5が形成され主表面側にシリコン層8が形成され
たSOI基板(つまり、基板1と絶縁膜5とシリコン層
とからなるSOI基板)を用いてシリコン層8を加工す
ることで円孔42を形成するようにすれば、フォトニッ
ク結晶4を簡単に形成することができる。なお、本実施
形体では、シリコン層8がシリコンからなる母材層を構
成している。
【0044】また、円孔42に気体以外の誘電体材料
(例えば、SiO2、SiNx、Al23など)、高分子
材料(例えば、ポリイミドなど)などの有形体からなる
第2の物質を充実させてもよく、このような第2の物質
を充実させることによって、円孔42への異物(塵や埃
など)の侵入を防ぐことができるとともに、フォトニッ
ク結晶4の機械的強度を高めることができ、信頼性が向
上する。ここに、第2の物質として、LSIなどの半導
体製造工程で一般的に用いられるポリイミドを採用すれ
ば、シリコンとポリイミドとの2次元周期構造からなる
フォトニック結晶4を簡単に形成することが可能とな
る。
【0045】(実施形態4)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図6および図7に示すよう
に、実施形態1で説明した光ファイバ3の代わりに平面
導波路6を用いており、平面導波路6が絶縁膜5上に形
成されている点が相違するだけである。すなわち、本実
施形態の光電変換装置では、平面導波路6の終端面が光
路変換部材4の受光側に対向している。他の構成は実施
形態1と同様である。
【0046】ところで、平面導波路6もシリコン系材料
で形成することができるため、光路変換部材4とシリコ
ン台座10と平面導波路6を、SOI基板をスタート材
料とし、受光素子2を除く本実施形態の基本構造を作成
できる。
【0047】なお、本実施形態では、柱状体41が三角
形を単位格子とする2次元三角格子の格子点に立設され
ているが、実施形態2と同様に2次元四角格子の格子点
に立設するようにしてもよいし、柱状体41の間の隙間
に気体以外の誘電体材料(例えば、SiO2、SiNx
Al23など)、高分子材料(例えば、ポリイミドな
ど)などの有形体からなる第2の物質を充実させるよう
にしてもよい。
【0048】(実施形態5)本実施形態の基本構成は実
施形態4と略同じであって、図8に示すように、漏光防
止部材であるフォトニック結晶4の構造が相違する。す
なわち、本実施形態におけるフォトニック結晶4は、絶
縁膜5上のシリコン層8に円孔42が実施形態1におけ
る柱状体41と同じ周期で周期的に配列された2次元周
期構造を有しており、実施形態1と同様、シリコンと空
気とにより構成されている。
【0049】本実施形態においても、厚み方向の中間に
絶縁膜5が形成され主表面側にシリコン層8が形成され
たSOI基板を用いてシリコン層8を加工することで円
孔42を形成するようにすれば、簡単に製造することが
できる。また、円孔42に気体以外の誘電体材料(例え
ば、SiO2、SiNx、Al23など)、高分子材料
(例えば、ポリイミドなど)などの有形体からなる第2
の物質を充実させてもよく、このような第2の物質を充
実させることによって、円孔42への異物(塵や埃な
ど)の侵入を防ぐことができるとともに、フォトニック
結晶4の機械的強度を高めることができ、信頼性が向上
する。ここに、第2の物質として、LSIなどの半導体
製造工程で一般的に用いられるポリイミドを採用すれ
ば、シリコンとポリイミドとの2次元周期構造からなる
フォトニック結晶4を簡単に形成することが可能とな
る。
【0050】なお、図1〜図3を参照して説明した実施
形態1と同様に、固定溝11および位置決め溝12を設
けて平面導波路6を固定するようにしてもよい。
【0051】上記各実施形態では周期構造を有するフォ
トニック結晶を用いて光路変換部材4を形成している
が、格子間距離を徐々に変えるような準周期構造を採用
しても良い。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明は、入射光の向きを変換
して出射する光路変換部材と、該光路変換部材の出射側
に、厚み方向と直交する面により形成された受光面を対
向させた光電変換素子とを備え、光路変換部材は、半導
体材料及び当該半導体材料とは屈折率の異なる材料の組
み合わせからなる周期構造若しくは準周期構造を有する
フォトニック結晶から成るので、受光面の大きな受光素
子に光ファイバや導波路から出た光を効率良く受光素子
に受光させて電気信号に変換することができ、そのため
微弱な光信号でもノイズに埋まることなく電気信号とし
て取り出すことができ、しかも、光路変換部材が半導体
材料及び当該半導体材料とは屈折率の異なる材料の組み
合わせからなる周期構造若しくは準周期構造を有するフ
ォトニック結晶により構成されているので、光路変換部
材を比較的簡単な半導体製造工程で形成することが可能
であり、低コスト化を図ることができる。
【0053】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、同じ半導体材料からなる基板に上記光路変換部材
と、導波路とを形成して該導波路の終端面に上記光路変
換部材の入射側を対向させているので、導波路と光路変
換部材を同じ半導体材料からなる基板を使用して作成す
ることができるとともに、導波路の終端面から出射され
る光を光路変換部材へ効率良く入射させることができ
る。
【0054】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、上記フォトニック結晶は、該フォトニ
ック結晶の構成材料の何れよりも屈折率の低い材料から
なる低屈折率層上に形成されているので、受光素子に入
った光が受光素子の厚み方向へ漏れるの抑制することが
でき、受光素子の変換効率を向上させることができる。
【0055】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、上
記光電変換素子の受光面内における単位格子が三角形の
2次元三角格子の各格子点に上記半導体材料からなる柱
状体が立設されて成るので、フォトニック結晶を一般的
な半導体製造工程であるフォトリソグラフィ技術とエッ
チング技術とを利用して簡単に形成することが可能にな
る。
【0056】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、上
記光電変換素子の受光面内における単位格子が三角形の
2次元三角格子の各格子点に孔が形成されて成るので、
フォトニック結晶において孔の周囲の材料として半導体
材料を採用することで、フォトニック結晶を一般的な半
導体製造工程であるフォトリソグラフィ技術とエッチン
グ技術とを利用して簡単に形成することができる。
【0057】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、上
記光電変換素子の受光面内における単位格子が四角形の
2次元四角格子の各格子点に前記半導体材料からなる柱
状体が立設されて成るので、フォトニック結晶を一般的
な半導体製造工程であるフォトリソグラフィ技術とエッ
チング技術とを利用して簡単に形成することが可能にな
る。
【0058】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかの発明において、上記フォトニック結晶は、光
電変換素子の受光面内における単位格子が四角形の2次
元四角格子の各格子点に孔が形成されて成るので、フォ
トニック結晶において孔の周囲の材料として半導体材料
を採用することで、フォトニック結晶を一般的な半導体
製造工程であるフォトリソグラフィ技術とエッチング技
術とを利用して簡単に形成することができる。
【0059】請求項8の発明は、請求項4又は請求項6
の発明において、上記フォトニック結晶は、隣り合う柱
状体の間に前記半導体材料とは屈折率の異なる有形の材
料が充実されて成るので、フォトニック結晶における柱
状体の傾倒や折損を防止することができ、信頼性が向上
する。
【0060】請求項9の発明は、請求項5又は請求項7
の発明において、上記フォトニック結晶は、前記半導体
材料からなる母材層に前記孔が形成され、前記孔に前記
半導体材料とは屈折率の異なる有形の材料が充実されて
成るので、前記孔への異物の侵入を防止することができ
るとともに、フォトニック結晶の機械的強度を高めるこ
とができ、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す概略斜視図である。
【図2】(a)は同上の概略平面図である。(b)は概
略断面図である。
【図3】(a)は同上の要部の概略平面図である。
(b)は同上の要部の説明図である。
【図4】(a)は本発明の実施形態2の要部の概略平面
図である。(b)は同上の要部の説明図である。
【図5】本発明の実施形態3を示す概略斜視図である。
【図6】本発明の実施形態4を示す概略斜視図である。
【図7】(a)は同上の概略平面図である。(b)は同
上の概略断面図である。
【図8】実施形態5を示す概略斜視図である。
【図9】(a)は従来例を示す概略斜視図である。
(b)は同上の概略断面図である。
【図10】別の従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 受光素子 21 受光面 3 光ファイバ 5 絶縁膜 11 固定溝 12 位置決め溝 31 終端面 4 光路変換部材 41 柱状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 BA11 CA00 2H047 KA00 KA02 KA03 LA00 MA05 PA21 PA24 QA01 QA02 QA04 QA05 TA05 5F088 AA03 AB07 BA01 BA18 BB01 BB06 CB14 JA11 JA14 LA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射光の向きを変換して出射する光路変換
    部材と、該光路変換部材の出射側に、厚み方向と直交す
    る面により形成された受光面を対向させた光電変換素子
    とを備え、光路変換部材は、半導体材料及び当該半導体
    材料とは屈折率の異なる材料の組み合わせからなる周期
    構造若しくは準周期構造を有するフォトニック結晶から
    成ることを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】同じ半導体材料からなる基板に上記光路変
    換部材と、導波路とを形成して該導波路の終端面に上記
    光路変換部材の入射側を対向させていることを特徴とす
    る請求項1記載の光電変換装置。
  3. 【請求項3】上記フォトニック結晶は、該フォトニック
    結晶の構成材料の何れよりも屈折率の低い材料からなる
    低屈折率層上に形成されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の光電変換装置。
  4. 【請求項4】上記フォトニック結晶は、上記光電変換素
    子の受光面内における単位格子が三角形の2次元三角格
    子の各格子点に上記半導体材料からなる柱状体が立設さ
    れて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    かに記載の光電変換装置。
  5. 【請求項5】上記フォトニック結晶は、上記光電変換素
    子の受光面内における単位格子が三角形の2次元三角格
    子の各格子点に孔が形成されて成ることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れかに記載の光電変換装置。
  6. 【請求項6】上記フォトニック結晶は、上記光電変換素
    子の受光面内における単位格子が四角形の2次元四角格
    子の各格子点に前記半導体材料からなる柱状体が立設さ
    れて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    かにに記載の光電変換装置。
  7. 【請求項7】上記フォトニック結晶は、光電変換素子の
    受光面内における単位格子が四角形の2次元四角格子の
    各格子点に孔が形成されて成ることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れかに記載の光電変換装置。
  8. 【請求項8】上記フォトニック結晶は、隣り合う柱状体
    の間に前記半導体材料とは屈折率の異なる有形の材料が
    充実されて成ることを特徴とする請求項4又は請求項6
    記載の光電変換装置。
  9. 【請求項9】上記フォトニック結晶は、前記半導体材料
    からなる母材層に前記孔が形成され、前記孔に前記半導
    体材料とは屈折率の異なる有形の材料が充実されて成る
    ことを特徴とする請求項5又は請求項7記載の光電変換
    装置。
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