JP2006013048A - 発光用光半導体素子及び受光用光半導体素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発光波長を透過する半導体基板2上に作られた、上記半導体基板の表面100に対して垂直な方向に光を出射する発光用光半導体素子であって、上記発光用光半導体素子外部に出た光を導く光導波路12の一端が位置決めされる出射部11と、上記半導体基板の表面に対して垂直な方向に出射された光を上記出射部の光導波路の一端に導くように反射させる上記表面の一部である反射面8と、を一体に備えた。
【選択図】図1
Description
図1はこの発明の実施の形態1による発光用光半導体素子(面発光レーザ)の断面図である。図1に示すように、本発明に使用する発光用光半導体素子1は、半導体基板2上に多重ブラッグ反射層(A)3、活性層4、多重ブラッグ反射層(B)5、絶縁層6、p電極7が形成され、さらに半導体基板の表面100に45°反射面8、反射率を向上させるための反射膜を兼ねたn電極9が形成されて構成されている。45°反射面8は半導体基板の表面100の一部の角度がつけられた部分である。p電極7とn電極9により電流注入された光半導体素子1は、活性層4において発光し、多重ブラッグ反射層(A)3と多重ブラッグ反射層(B)5により特定の波長の光が反射され、半導体基板の表面100に垂直な方向にレーザ光を出射し、これが45°反射面8により向きが90°変換されてレーザ光10として外部に取り出される。この際、例えば多重ブラッグ反射層(B)5は99.9%、多重ブラッグ反射層(A)3は99.6%反射されるように設計されている。そして、レーザ光10は半導体基板2側に取り出されるが、半導体基板2には、45°反射面8が形成されているため、上述のように光路が縦から横方向に90°変換されて半導体基板の表面100と平行に基板内を通って取り出される。なお、3,4,5の部分が発光部を構成する。
このように、活性層4で発光した光を45°反射面8で反射して側方に出射するため、活性層4の直上部に光を通すための道をあける必要が無い。そのため、従来の面発光レーザでは不可能であった、活性層4の直上位置の、p電極7に対向する位置の全面にn電極9を形成することができ、その対向するn電極9からp電極7まで一様な密度の電流を流すことが可能になった。このように一様な密度の電流を活性層に流すことにより、容易にシングルモードのきれいなレーザ発振が実現できる効果がある。
このように、n電極26の直上部のp電極25に窓を開けずに、n電極26と対向する位置の全面にp電極25を形成したため、p電極25とn電極26の間に一様な電界分布を形成できる。これにより、受光能力の位置によるバラツキが無い安定した光検出部を構成できる効果がる。
図6はこの発明の実施の形態2による発光用光半導体素子を使用した光導波路結合装置を複数搭載した多層プリント配線板の断面図であり、(a)は発光用光半導体素子の部分の断面図、(b)は全体の断面図を示す。上記実施の形態1では、光導波路12は光導波路結合装置19間を空間配線したが、実施の形態2は光導波路12をプリント配線板16上に配置(実装)したものであり、光導波路結合装置19の光半導体素子1、20の支持体13への実装面と反対側の出射部及び入射部がある側を光導波路12に合わせてプリント配線板16上に搭載(実装)することにより、同様にLSI間の信号のやりとりを光伝送により行うことが可能である。すなわち実施の形態1の光導波路結合装置19を上下反転させてプリント配線板16上に搭載したものである。
図7はこの発明の実施の形態3による発光用光半導体素子が支持体に搭載された状態を示す断面図である。実施の形態1においては,反射面を45°の平面(45°反射面8)で構成する場合を説明したが、実施の形態3ではレンズによる集光効果を利用するため、半導体基板2の反射面31を45°の角度でレンズ状の曲率を持つように加工したもので、光半導体素子1の発光部と光導波路12の距離が離れている場合においても結合効率を落とすことなく光の結合が可能である。
Claims (12)
- 発光波長を透過する半導体基板上に作られた、上記半導体基板の表面に対して垂直な方向に光を出射する発光用光半導体素子であって、上記発光用光半導体素子外部に出た光を導く光導波路の一端が位置決めされる出射部と、上記半導体基板の表面に対して垂直な方向に出射された光を上記出射部の光導波路の一端に導くように反射させる上記表面の一部である反射面と、を一体に備えたことを特徴とする発光用光半導体素子。
- 上記反射面の部分に反射率を向上させる反射膜を形成したことを特徴とする請求項1に記載の発光用光半導体素子。
- 上記反射面が上記光が上記光導波路の一端に結合するような曲率のレンズ状の形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の発光用光半導体素子。
- 上記出射部に上記光導波路の一端を位置決め固定するための溝を設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発光用光半導体素子。
- 上記反射面及び出射部が実装面と反対側に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の発光用光半導体素子。
- 上記反射面及び出射部が形成されている面側が上記光導波路と同一面上に実装されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の発光用光半導体素子。
- 入射する光波長を透過する半導体基板上に作られた、受光用光半導体素子であって、上記受光用光半導体素子外部からの光を入射させる光導波路の一端が位置決めされる入射部と、上記光導波路の一端から入射された光を上記半導体基板の表面に対して垂直な方向でかつ光検出部に導くように反射させる上記表面の一部である反射面と、を一体に備えたことを特徴とする受光用光半導体素子。
- 上記反射面の部分に反射率を向上させる反射膜を形成したことを特徴とする請求項7に記載の受光用光半導体素子。
- 上記反射面が上記光が上記光検出部に結合するような曲率のレンズ状の形状を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の受光用光半導体素子。
- 上記入射部に上記光導波路の一端を位置決め固定するための溝を設けたことを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の受光用光半導体素子。
- 上記反射面及び入射部が実装面と反対側に形成されていることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の受光用光半導体素子。
- 上記反射面及び入射部が形成されている面側が上記光導波路と同一面上に実装されることを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載の受光用光半導体素子。
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