JP2009003272A - 光電子回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子と光導波路との光結合の効率、及び受光素子と光導波路との光結合の効率を向上することができる光電子回路基板を提供する。
【解決手段】本発明に係る光電子回路基板は、光を伝播する光伝播部の光入射位置に光の光路を所定の方向に変換する入射側光路変換部が配置される光導波路を内部に有する基板と、光を入射側光路変換部へ出射する発光素子と光伝播部との光結合距離を縮めると共に発光素子を搭載する素子搭載部を有し、基板に設置される光モジュールとを備える。
【選択図】図2A

Description

本発明は、光電子回路基板に関する。
従来、低コストの光伝送装置として、面発光レーザやフォトダイオードなどの受発光部を備えた面型光素子を用いた光電気混載板が知られている。
このような光電気混載板として、特許文献1には、光配線、及び面型発光素子又は面型受光素子が搭載され、面型発光素子又は面型受光素子と光配線との間が屈曲した光導波路で結ばれ、面端発光素子の発光端部または面型受光素子の受光端部と光導波路の一方の端部、及び光導波路の他端部と光配線の端部とがそれぞれ直接結合されている光電気混載板について記載されている。
特許文献1に記載の光電気混載板によれば、発光素子の発光端部と光導波路の端部、及び受光素子の受光端部と光導波路の端部とがそれぞれ直接結合されているので、光結合損失を低減することができる。
特開2005−062377号公報
本発明の目的は、光素子と光導波路との光結合の効率を向上することができる光電子回路基板を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の光電子回路基板を提供する。
(1)対向する第1及び第2の面を貫通する開口を有する主基板と、主基板の第2の面側に設けられ、開口を通る光軸上に光路変換面を有する光導波路と、光軸上において光導波路の光路変換面に光信号を入力、又は光路変換面からの光信号を出力する光素子と、光素子の光信号を入力又は出力する光入出力面が主基板の第1の面よりも光導波路側に位置するように光素子を保持する保持部材とを備えた光電子回路基板。
(2)保持部材は、導電性ボールを介して主基板の第1の面側に電気的に接続された支持基板と、支持基板の主基板側の面と、光入出力面の反対側の光素子の裏面との間に設けられたスペーサとを有する前記(1)に記載の光電子回路基板。
(3)スペーサは、光素子を搭載する光素子搭載部を有する前記(2)に記載の光電子回路基板。
(4)光素子は、光を発光面から発する発光素子と、光を受光面で受ける受光素子とであり、スペーサは、発光面と受光面とが同一面上に配置されるように予め形成された発光素子を搭載する発光素子搭載部、及び受光素子を搭載する受光素子搭載部を有する前記(3)に記載の光電子回路基板。
(5)光素子は、保持部材に予め設けられた電力供給用の配線パターンにワイヤーを介して電気的に接続され、主基板は、ワイヤーと光導波路の表面とが接触することを防ぐワイヤー収納部を光路変換面に隣接して有する前記(3)に記載の光電子回路基板
請求項1に記載の光電子回路基板によれば、光素子と光導波路との光結合の効率を向上させることができる。
請求項2に記載の光電子回路基板によれば、スペーサによって光素子と光導波路との光結合の効率を向上させることができる。
請求項3に記載の光電子回路基板によれば、光素子搭載部の精度に応じた精度で光素子を実装することができる。
請求項4に記載の光電子回路基板によれば、発光素子の高さと受光素子の高さとが異なる場合であっても、発光素子と光導波路との光結合効率と受光素子と光導波路との光結合効率とを一致させることができる。
請求項5に記載の光電子回路基板によれば、光素子と接続しているワイヤーと光導波路との接触を防止して光素子を光導波路に近づけることにより、光素子と光導波路との光結合効率を向上することできる。
[第1の実施の形態]
(光電子回路基板の構成)
図1Aは、本発明の第1の実施の形態に係る光電子回路基板の構成の概略を示す。すなわち、図1A(a)は、光電子回路基板の斜視図であり、図1A(b)は(a)のA−A線における光電子回路基板の中央部分の縦断面図であり、図1A(c)は(a)のB−B線における光電子回路基板の横断面図である。
本実施形態に係る光電子回路基板1は、図1(a)に示すように、主基板としての第1基板10Aと第2基板10Bとの間に光導波路10Cを挟んで形成される基板10と、光導波路10Cの一方の側(送信側)において基板10の第1の面としての実装面130上に搭載される保持部材としての第1光モジュール12Aと、光導波路10Cの他方の側(受信側)において基板10の実装面130上に搭載される保持部材としての第2光モジュール12Bとを備える。
本実施形態に係る光導波路10Cは、図1(b)に示すように、光を伝播するコア100と、コア100の屈折率よりも小さい屈折率を示すクラッド101を有する。コア100は、上面視にて略長方形に形成される。そして、コア100は、横断面図において略正方形に形成されており、横断面図におけるコア100の縦横寸法は、一例において、縦50μm×横50μmである。また、光導波路10Cは、複数のコア100を有しており、複数のコア100は、例えば、250μm間隔で配置される。
また、本実施形態に係る光導波路10Cは、第1光モジュール12Aからの光信号2を第2光モジュール12Bに伝播する4つのコア100と、第2光モジュール12Bからの光信号2を第1光モジュール12Aに伝播する4つのコア100との8つのコア100を有する。そして、図1(c)に示すように、複数のコア100はそれぞれ、クラッド101に包囲されて形成される。なお、光導波路10Cが有するコア100の数は上記の例に限られない。
図1Bは、本発明の第1の実施の形態に係る第1光モジュール及び第2光モジュールの構成の概略を示す。すなわち、図1B(d)は、第1光モジュールの背面図であり、図1B(e)は、第2光モジュールの背面図である。
本実施形態に係る第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bはそれぞれ、図1B(d)及び図1B(e)に示すように、支持基板122と、支持基板122の外周に沿って支持基板122の上に予め形成される外部接続用の複数の端子120と、支持基板122上の所定の位置に設置されるスペーサ200とを搭載面150の上に備える。また、第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bはそれぞれ、スペーサ200に予め形成される発光素子搭載部としての凹部210Aに搭載される光素子としての発光素子125、及び受光素子搭載部としての凹部210Bに搭載される光素子としての受光素子129と、支持基板122の上に予め形成される複数の端子124のそれぞれと発光素子125及び受光素子129とを電気的に接続するワイヤー123とを備える。
第1光モジュール12Aは、スペーサ200に搭載された発光素子125の光を発する光入出力面としての発光面125A、及び受光素子129の光を受ける光入出力面としての受光面129Aが基板10の実装面130側に向くように、基板10の実装面130上に搭載される。すなわち、図1B(d)におけるz軸方向に基板10の実装面130が位置することとなる。同様にして、第2光モジュール12Bは、スペーサ200に搭載された発光素子125及び受光素子129が基板10の実装面130側に向くように、実装面130上に搭載される。
なお、図1A(a)に示す第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bは、封止樹脂128内に発光素子125及び受光素子129のそれぞれを制御する制御部を搭載している。
図2Aは、本実施形態に係る光電子回路基板を図1A(a)のA−A線において切断した第1光モジュール部分における部分断面図である。また、図2Bは、光電子回路基板を図1A(a)のA−A線において切断した第2光モジュール部分における部分断面図である。
本実施形態に係る第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bはそれぞれ、外部接続用の複数の端子120と基板10に予め形成された複数の端子110Aのそれぞれとを導電性ボールとしてのハンダボール121を介して接続するボールグリッドアレイ(BGA)型の光モジュールである。この場合において、複数の端子120はBGA用のパッドとなる。
図2Aに示すように、第1光モジュール12Aは、大規模集積回路(LSI)等の電子部品を実装可能な支持基板122と、支持基板122のハンダボール121が接合する側である裏面側に設けられる複数の端子120と、裏面側の所定の位置に固定されるスペーサ200と、支持基板122上に予め形成された端子124とワイヤー123を介して電気的に接続する発光素子125とを有する。係る場合において、発光素子125は、スペーサ200の上の凹部210Aに発光面125Aを基板10側に向けて搭載される。
また、第1光モジュール12Aは、スペーサ200が固定されている面の反対側の支持基板122の面に固定されるLSI等の制御部126と、支持基板122を貫通して裏面側の少なくとも一部の端子124と電気的に接続する端子127と、制御部126と端子127とを電気的に接続するワイヤー123とを有する。そして、支持基板122の制御部126が固定される側の面において、制御部126、ワイヤー123、及び端子127は封止樹脂128で封止される。
ここで、基板10の第1基板10Aの上には複数の端子110Aが予め形成されており、第1光モジュール12Aの複数の端子120は、複数の端子110Aにハンダボール121を介してそれぞれ接合する。また、第1光モジュール12Aは、後述する第2光モジュール12Bが送信した光信号を受信する受光素子を、スペーサ200の上に更に有している。
本実施形態に係る第1光モジュール12Aは、基板10の方向に光信号としての光を発する発光素子125と、基板10内に形成された光導波路10Cのコア100とが光結合する位置に固定される。そして、発光素子125の光を発する発光面からクラッド101の表面までの距離が、クラッド101の表面から第1基板10Aの表面までの距離よりも短くなる位置で、第1光モジュール12Aは基板10上に固定される。例えば、第1光モジュール12Aは、第1基板10Aに形成された開口としての開口部10a内にスペーサ200上の発光素子125の光を発する発光面125Aが位置する状態で、基板10上の所定の位置に固定される。すなわち、発光面125Aと光導波路10Cとの間の距離が、実装面130と光導波路10Cとの間の距離よりも短くなるように、スペーサ200に搭載された発光素子125は基板10に固定される。
一方、第2光モジュール12Bにおいては、図2Bに示すように、クラッド101を通してコア100を伝播する光信号2の受信が可能な光路上の所定の位置に受光素子129が固定される。例えば、受光素子129の光を受ける受光面129Aからクラッド101の表面までの距離が、クラッド101の表面から第1基板10Aの表面である実装面130までの距離よりも短くなる位置で、第2光モジュール12Bは基板10上に固定される。また、第2光モジュール12Bは、第1基板10Aに形成された開口部10b内にスペーサ200上の受光素子129の受光面129Aが位置する状態で、基板10上の所定の位置に固定される。
そして、第2光モジュール12Bは、第1光モジュール12Aに向けて光信号2を送信する発光素子125を、支持基板122の制御部126が設けられる面の反対側に更に有する。なお、第2光モジュール12Bは、これらの構成以外については第1光モジュール12Aと同一の構成を有するので、第2光モジュール12Bの各構成についての詳細な説明は省略する。
(発光素子)
発光素子125は、面発光型の発光ダイオード、又は面発光型半導体レーザ等の発光素子(面発光型光素子)である。第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bのそれぞれは、複数の発光素子125を有する。例えば、第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bのそれぞれにおいて、複数の発光素子125は、所定の方向に沿ってアレイ状に配列されて形成される。なお、複数の発光素子125のそれぞれの間隔は、一例として250μmであるが、当該間隔は係る値に限定されるものではない。
本実施形態においては、発光素子125として、垂直共振器型面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)を用いる。本実施形態に係る発光素子125としてのVCSELは、閾値電流が1mAであり、1.6Vから2.2Vの順電圧において、発光波長が840nmから860nmの範囲内、例えば、850nmである。すなわち、発光素子125は、近赤外領域(波長:700nmから1000nm)に発光波長を有する。また、発光素子125の応答速度は、2.5Gbpsである。
本実施形態に係るVCSELは、III−V族化合物半導体積層構造を有する。例えば、VCSELは、n型GaAs基板の上に、n型下部反射鏡層としてのn型DBR(Distributed Bragg Reflector)層、活性層、電流狭窄層、p型上部反射鏡層としてのp型DBR層、p型コンタクト層が係る順に形成される。
ここで、n型DBRは、例えば、n型のAlGa1−xAs(0<x<1)を用いることができる。また、p型DBRは、例えば、p型のAlGa1−xAs(0<x<1)を用いることができる。また、活性層は、i−GaAsのバルクの層、又は単一量子井戸層、若しくは多重量子井戸層から構成することができる。そして、電流狭窄層は、例えば、p型DBR層の所定の領域にプロトンを注入して高抵抗領域とすることにより形成できる。更に、p型コンタクト層は、例えば、所定濃度のZnをドーピングしたGaAsから形成できる。
n型GaAs基板のn型DBRが形成されている面の反対側にはn型電極が形成され、p型コンタクト層の上にはp型電極が形成される。ここで、p型電極は、活性層の発光領域の直上に開口を有する。開口は上面視にて略円状に形成され、5μmから10μmの直径を有する。当該開口から近赤外領域の光が出射される。なお、応答速度が10GbpsであるVCSELを発光素子125として用いてもよい。更に、本実施形態の変形例においては、発光波長が1310nm又は1550nmであるVCSELを発光素子125として用いることもできる。
(受光素子)
受光素子129は、例えば、面型のフォトダイオード等を受光素子129として用いる。本実施形態においては、高速応答性に優れたGaAs系のPINフォトダイオードを受光素子129として用いる。第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bのそれぞれは、複数の受光素子129を有する。例えば、第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bのそれぞれにおいて、複数の受光素子129は、所定の方向に沿ってアレイ状に配列されて形成される。なお、複数の受光素子129のそれぞれの間隔は、一例として250μmであるが、当該間隔は係る値に限定されるものではない。
本実施形態に係る受光素子129は、III−V族化合物半導体構造を有する。例えば、受光素子129は、GaAs基板上に、p型半導体層(p層)と、真性半導体層(i層)と、n型半導体層(n層)とが形成され、i層がp層とn層との間に形成されるPIN構造を有する。そして、受光素子129は、p層に接続されたp側電極と、n層に形成されたn側電極とを更に備え、p側電極は、所定の領域に開口を有する。受光素子129は、当該開口の内側において光を受光する。すなわち、当該開口の内側が光を受光する受光部となる。ここで、PINフォトダイオードは、波長が850nmにおける感度が、例えば、0.2(A/W)であり、受光部の直径は約1mmである。
本実施形態に係る発光素子125としてのVCSELを形成するIII−V族化合物半導体積層構造、及び受光素子129としてのPINフォトダイオードは、例えば、有機金属化学気相成長法(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD)、分子線エピタキシー法(Molecular Beam Epitaxy:MBE)、ハライド気相エピタキシー法(Halide Vapor Phase Epitaxy:HVPE)等によって形成される。
(支持基板)
第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bの支持基板122は、ガラス繊維とエポキシ樹脂との複合材料、すなわち、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性材料から形成される。例えば、支持基板122は、Flame Retardant Type 4(FR−4)から形成される。そして、支持基板122は、外部回路への実装側となる裏面に銅、金、又はアルミニウム等の導電性材料から形成された複数の端子120を有する。
また、支持基板122は、端子120と同様の材料から形成され、発光素子125又は受光素子129とワイヤー123を介して電気的に接続される複数の端子124を有する。更に、支持基板122の制御部126が固定される表面には、端子120と同様の導電性材料から形成され、スルーホールを介して裏面の複数の端子124と電気的に接続する複数の端子127が設けられる。ここで、複数の端子127は、支持基板122の制御部126が固定される表面上に予め形成された電力供給用の配線パターンと電気的に接続されている。
また、支持基板122の裏面にはグランドが予め形成されており、当該グランドと電気的に接続するスペーサ200が、裏面上の所定の位置に固定される。そして、発光素子125は、例えば、Agペースト等の導電性接着剤を用いて、スペーサ200上に固定される。この場合において、発光素子125のn側電極がAgペーストを介してスペーサ200に固定される。更に、発光素子125のp側電極と端子124とが、例えば、金から形成されるワイヤー123を介して電気的に接続される。
同様にして、受光素子129は、図2Bに示すように、Agペースト等の導電性接着剤を用いて、スペーサ200上に固定される。この場合において、受光素子129のn側電極がAgペーストを介してスペーサ200に固定される。更に、受光素子129のp側電極と端子124とが、例えば、金から形成されるワイヤー123を介して電気的に接続される。
(スペーサ)
スペーサ200は、支持基板122の制御部126が搭載される面の反対側の面である搭載面150上の所定の位置に固定されて設けられる。本実施形態に係るスペーサ200には、発光素子125及び受光素子129のそれぞれが搭載される位置に、発光素子125用の位置決め枠である光素子搭載部としての凹部210A、及び受光素子129用の位置決め枠である光素子搭載部としての凹部210Bが予め形成される。
例えば、発光素子125用の凹部210Aと受光素子129用の凹部210Bとは、発光素子125と受光素子129とが平行に配置される位置となるように、スペーサ200上に形成される。また、発光素子125と受光素子129との間隔が、基板10の光導波路10Cの複数のコア100の間隔と一致する間隔になるように、発光素子125用の凹部210Aと受光素子129用の凹部210Bとが形成される。
本実施形態に係るスペーサ200は、上面視にて略長方形に形成され、例えば、所定の導電率を有するSi基板から形成される。また、スペーサ200は、所定の導電率及び所定の熱伝導率を有する金属材料から形成することもできる。
(制御部)
制御部126は、発光素子125を駆動する駆動回路と、受光素子129が受光した光に基づいて光電変換された電気信号を増幅する増幅回路とを有している。
(封止樹脂)
封止樹脂128は、エポキシ樹脂等の熱硬化性成形材料から形成され、ワイヤー123、制御部126、および端子127を光・熱や湿度などの環境から保護する。なお、封止樹脂128は、主成分をエポキシ樹脂にしてシリカ等の充填材を加えて形成してもよい。
(基板)
基板10の第1基板10Aと第2基板10Bとは、例えば、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性材料から形成される。そして、第1基板10Aは、第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bを搭載する側の表面に、銅、金、アルミニウム等の導電性材料から形成される複数の端子110Aを有する。
また、第1基板10Aは、図2Aに示すように、第1光モジュール12Aが設けられる位置に発光素子125と基板10に設けられる光導波路10Cのコア100とを光結合させる開口としての開口部10aを有する。開口部10aは、第1の面としての実装面130と、光導波路10Cと接する第2の面とを貫通して設けられる。なお、光導波路10Cのコア100との光結合が可能であれば、開口部10aには、発光素子125が発する光の波長に対して透明な光透過性材料を充填してもよい。
また、第1基板10Aは、図2Bに示すように、第2光モジュール12Bが設けられる位置に受光素子129と基板10に設けられる光導波路10Cのコア100とを光結合させる開口部10bを有する。なお、開口部10bについても開口部10aと同様に、光導波路10Cのコア100との光結合が可能であれば、発光素子125が発する光の波長に対して透明な光透過性材料を充填してもよい。
(光導波路)
光導波路10Cは、コア100と、コア100の周囲に形成されてコア100を覆うクラッド101とを有する。コア100は、第1基板10Aの開口部10a、10bに対応する位置に、コア100に対して45度に傾斜して設けられる光路変換面としてのミラー10Dを含む。当該ミラー10Dは、発光素子125、コア100、及び受光素子129の間の光軸上にそれぞれ設けられる。そして、ミラー10Dの周囲にはクラッド101と同等の屈折率を有する光透過性樹脂10Eが充填され、ミラー10Dの表面は光透過性樹脂10Eによって覆われる。
本実施形態において、光導波路10Cは、コア100とクラッド101とを含む層厚さが100〜200μmの範囲の厚さで形成される。なお、光導波路10Cは以下のように作成することができる。まず、コア100に対応する領域にコア100の形状のくぼみを有する鋳型を作成する。そして、作成した鋳型に、クラッド用フィルム基材を密着させる。続いて、鋳型のくぼみの領域に、コア100を形成する材料である硬化性樹脂を充填する。
次に、くぼみ内の硬化性樹脂を硬化させてコア100を形成した後、鋳型を取り除く。これにより、クラッド101となるクラッド用フィルム基材上にコア100が残される。そして、クラッド用フィルム基材のコア100が形成された面側に、コア100を覆うクラッド101を設ける。これにより、光導波路10Cが作成される。なお、この光導波路10Cの作成方法は、鋳型を用いて光導波路層を形成する方法であるが、他にも、例えば耐熱性の光反応性の高分子材料を直接露光して光導波路を形成する方法なども用いることができる。本実施の形態では、このようにして形成された光導波路10Cのコア100にミラー10Dを更に設ける。
なお、本実施形態に係るミラー10Dは、第1基板10Aの開口部10a、10bに対応する位置に、コア100に対して45度に傾斜して設けられているが、コア100に対するミラー10Dの角度は45度に限定されない。また、本実施形態に係る第1光モジュール12Aと第2光モジュール12Bとはそれぞれ、発光素子125と受光素子129とを有する双方向型の光モジュールであるが、第1光モジュール12Aと第2光モジュール12Bとはそれぞれ、発光素子125のみ、又は受光素子129のみを有する一方向型の光モジュールとして形成することもできる。
図3(a)から(g)は、光導波路に光路変換面としてのミラーを設ける工程を示す図である。
まず、図3(a)に示すように、前述したコア100及びクラッド101から形成される光導波路10Cを用意する。
次に、図3(b)に示すように、光導波路10Cに対してコア100への光入射位置となる所定の位置にダイサーで切り込みを入れて、傾斜面103Aを有する溝103を形成する。係る場合において、傾斜面103Aは、コア100の水平面に対して45度の傾斜角を有する。これにより、溝103内に、コア100の端面が露出する。続いて、図3(c)に示すように、光導波路10Cの溝103を形成した側の表面にフォトレジスト104の層を、スピンコート等により形成する。
次に、図3(d)に示すように、コア100の端面に形成するミラーの形状に応じたマスクパターンを有するフォトマスクを、フォトレジスト104を形成した面に重ねてフォトレジスト104を露光する。この後、所定の現像液を用いた現像処理によってフォトレジスト104を部分的に除去して、開口部105を形成する。
次に、図3(e)に示すように、溝103の傾斜面103Aに露出したコア100の部分に真空蒸着、又はスパッタ法等の薄膜形成法によって光反射膜としてのミラー10Dを形成する。ミラー10Dを形成する材料としては、発光素子125が発する光の波長に対して所定の反射率を有する金属材料、無機材料を用いることができる。例えば、ミラー10Dは、Au、Ag、又はAl等の金属材料、若しくはTiN等の金属光沢を有する材料から形成できる。また、ミラー10Dは、複数の誘電体材料を交互に積層させて、所定の波長の光を反射する誘電体多層膜層から形成してもよい。
次に、図3(f)に示すように、ミラー10Dを形成した後、光導波路10Cからフォトレジスト104を除去する。そして、図3(g)に示すように、傾斜面103Aにミラー10Dが形成された溝103にクラッド101と同等の屈折率を有する光透過性材料10Eを充填する。これにより、コア100の形成方向に対して45度の傾斜角を有する光路変換面としてのミラー10Dを備え、ミラー10D以外の部分では光路が変換されない光導波路10Cが得られる。
図4(a)及び(b)は、光導波路と第1基板および第2基板とを一体化する工程を示す図である。
まず、図4(a)に示すように、光導波路10Cの下面に熱硬化型接着剤等の接着剤を用いて、第2基板10Bを接合する。
そして、図4(b)に示すように、光導波路10Cの上面に対して、コア100の端面に形成されたミラー10Dが開口部10aに対応する位置に配置されるように、第1基板10Aを位置決めする。次に、位置決めされた第1基板10Aを熱硬化型接着剤等の接着剤によって上面に接合して基板10とする。
なお、上記した工程については光導波路10Cの光入射位置側について説明したが、光出射位置側についても同様に形成される。
図5Aの(a)は、第1の実施の形態に係るスペーサの上面図を示しており、図5Aの(b)は、第1の実施の形態に係るスペーサのA−A線における断面図を示す。
図5Aの(a)及び(b)に示すように、スペーサ200は、発光素子125を搭載する凹部210Aと、受光素子129を搭載する凹部129Bとを有する。凹部210A及び凹部210Bの上面視における形状は、発光素子125及び受光素子129の上面視における形状に合わせて形成される。
ここで凹部210Aは、発光素子125を搭載する素子搭載面213Aを有する。同様にして、凹部210Bは、受光素子129を搭載する素子搭載面213Bを有する。更に、凹部210Aは、発光素子125を搭載する際に、発光素子125の側面を突き当てることにより発光素子125の位置決めに用いる突き当て面211Aと、複数の側面212Aとを有する。同様に、凹部210Bは、突き当て面211Bと、複数の側面212Bとを有する。
図5Bの(a)は、第1の実施の形態に係る第1光モジュールの発光素子及び受光素子を搭載する前の状態を示す図であり、図5Bの(b)は、第1の実施の形態に係る第1光モジュールの背面図である。
まず、図5Bの(a)を参照すると、支持基板122は、基板10に予め形成された複数の端子110Aのそれぞれとハンダボール121を介して接続する複数の端子120を、スペーサ200が固定される搭載面150の表面に有する。更に、支持基板122は、発光素子125及び受光素子129のそれぞれとワイヤー123を介して電気的に接続する複数の端子124を搭載面150の表面に有する。そして、支持基板122は、複数の端子124の近傍の所定の位置に、発光素子125及び受光素子129が搭載されるスペーサ200を有する。
本実施形態においてスペーサ200は、支持基板122の端子120が形成される面に、所定の高さを有して形成される。そして、スペーサ200は、発光素子125を搭載する凹部210Aと、受光素子129を搭載する凹部210Bとを有する。凹部210Aと凹部210Bとは、Z方向、すなわち支持基板122の法線方向におけるサイズの異なる発光素子125及び受光素子129に応じた深さ(Z方向深さ)を有する。
ここで、発光素子125の発光面125A及び受光素子129の受光面129Aが、スペーサ200の支持基板122に固定されている面の反対側の面であるスペーサ表面よりも上になるように、凹部210A及び凹部210Bは形成される。すなわち、スペーサ200の凹部210Aの底面である素子搭載面213Aからスペーサ表面までの距離よりも、素子搭載面213Aから発光面125Aまでの距離の方が長くなるように、凹部210Aは形成される。同様に、凹部210Bの底面である素子搭載面213Bからスペーサ表面までの距離よりも、素子搭載面213Bから受光面129Aまでの距離の方が長くなるように、凹部210Bは形成される。
また、凹部210A及び凹部210Bはそれぞれ、凹部210Aに搭載された発光素子125の発光面125Aと、凹部210Bに搭載された受光素子129の受光面129Aとが同一面上に配置される深さに形成されることが好ましい。すなわち、発光素子125の高さと受光素子129の高さとが異なる場合、素子搭載面213Aからスペーサ表面までの距離と、素子搭載面213Bからスペーサ表面までの距離とは異なることとなる。
続いて、図5Bの(b)を参照する。本実施形態においては、スペーサ200が支持基板122の所定の位置に予め固定されると共に、スペーサ200のスペーサ表面側には、凹部210Aと凹部210Bとが所定の形状に予め形成される。そして、凹部210Aに発光素子125が搭載され、凹部210Bに受光素子129が搭載される。
この場合において、基板10の光導波路10Cと発光素子125との光結合距離と、光導波路10Cと受光素子129との光結合距離とが等しくなるように、発光素子125の発光面125Aと受光素子129の受光面129Aとが、支持基板122の表面からZ方向に高さhの位置で同一面上に配置される。そして、発光素子125及び受光素子129を凹部210A及び凹部210Bにそれぞれ搭載した後、発光素子125及び受光素子129はそれぞれ、ワイヤー123を介して端子124と電気的に接続される。
ここで、発光素子125及び受光素子129はそれぞれ、スペーサ200に予め設けられた凹部210Aの突き当て面211A及び凹部210Bの突き当て面211Bに突き当てられてスペーサ200上に固定される。これにより、スペーサ200上に予め形成された凹部210A及び凹部210Bの精度に応じて、位置決めがなされることとなる。
そして、第1光モジュール12Aは、複数の端子120が基板10に予め形成された複数の端子110Aのそれぞれとハンダボール121を介して接続されることにより、基板10上に固定される。なお、第2光モジュール12Bについても第1光モジュール12Aと同様に形成され、第1光モジュール12Aと同様に基板10上に固定されるので、詳細な説明は省略する。
(光電子回路基板の動作)
以下に、第1の実施の形態の光電子回路基板の動作について、図1から図4を参照しつつ説明する。
(光信号の送受信)
一例として、第1光モジュール12Aから第2光モジュール12Bへ画像信号を送信する場合について説明する。第1光モジュール12Aの制御部126は、第2光モジュール12Bに送信する画像信号に基づいて駆動回路に制御信号を出力する。駆動回路は、制御信号に応じて発光素子125への通電を制御する。発光素子125には、駆動回路の制御に基づいて、p型電極とn型電極との間に所定の電圧が印可される。これにより、画像信号は発光素子125が発する光信号2に変換され、発光素子125は、光信号2を波長850nmのレーザ光として出射する。
そして、図2Aに示すように、発光素子125から発せられたレーザ光の光信号2は、開口部10aを介して光導波路10Cに入射する。ここで、本実施形態において発光素子125は、スペーサ200の上に搭載されている。したがって、発光素子125が支持基板122に直接搭載されている場合に比べて、発光素子125と光入射位置におけるコア100との光結合距離が、スペーサ200の底面から凹部210の素子搭載面213Aまでの距離だけ短くなる。
そして、光信号2は、コア100に設けられたミラー10Dで所定の方向へ反射される。すなわち、光信号2は、ミラー10Dにおいて光路を90度変換されて、コア100内を第2光モジュール12Bの方向に向かって伝播する。光導波路10Cは、コア100にミラー10Dが設けられており、クラッド101には設けられていないので、開口部10aから入射した光信号2はクラッド101には入射しない。係る構成によって第2光モジュール12Bは、コア100を伝播する光信号2だけを受信する。したがって、第2光モジュール12Bが受信する光信号2にノイズが含まれず、ビットエラーの発生が防止される。
そして、図2Bに示すように、コア100を伝播した光信号2は、コア100の光出射位置側に設けられるミラー10Dに入射する。ミラー10Dは、コア100を伝播した光信号2を第2光モジュール12Bに搭載された受光素子129の方向に反射する。そして、ミラー10Dにおいて光路を90度変換された光信号2は、開口部10bより出射して第2光モジュール12Bの受光素子129に入射する。
本実施形態において、受光素子129は、第2光モジュール12Bに設けられたスペーサ200の上に搭載されている。したがって、受光素子129が支持基板122に直接搭載されている場合に比べて、受光素子129と光出射位置におけるコア100との光結合距離が、スペーサ200の底面から凹部210の素子搭載面213Bまでの距離だけ短くなる。
そして、受光素子129は、入射した光信号2の光強度に応じてp側電極とn側電極との間に生じた電圧に対応する電流を、制御部126に出力する。制御部126は、受光素子129から出力される電流を増幅回路で増幅した後に、所定の信号処理を実行する。
[第2の実施の形態]
(第1光モジュール及び第2光モジュールの構成)
図6Aは、第2の実施の形態に係る第1光モジュール部分における部分断面図である。また、図6Bは、第2の実施の形態に係る第2光モジュール部分における部分断面図である。
本実施の形態においては、第1光モジュール12A及び第2光モジュール12Bのそれぞれに固定されているスペーサ200の高さ、及び基板10がワイヤー収納部220を更に有する点を除き、第1光モジュール12A、第2光モジュール12B、及び基板10は第1の実施の形態と略同様の構成をそれぞれ有するので、相違点を除き詳細な説明は省略する。
本実施形態において、第1光モジュール12Aの基板10は、光透過性樹脂10Eの、第2光モジュール12Bが位置する方向の反対側に、ワイヤー123と光導波路10Cの表面とが接触することを防ぐワイヤー収納部220を有する。ワイヤー収納部220は、例えば、第1基板10Aの表面から第1基板10Aに接して設けられるクラッド101及びコア100の一部までの深さを有する溝を設けることによって形成される。第1基板10Aの表面からワイヤー収納部220の底面までの距離は、ワイヤー123の屈曲している部分が収まる距離であり、ワイヤー収納部220の底面にワイヤー123が接しない距離である。
例えば、端子124と発光素子125とを接続するワイヤー123の端子124からワイヤー123の屈曲している部分までの高さが、一例として、100μmである場合、第1基板10Aの表面からワイヤー収納部220の底面までの距離は、100μmを越える距離に形成される。
また、支持基板122の表面から本実施形態に係るスペーサ200の表面までの高さは、ワイヤー収納部220を基板に設けたことにより、第1の実施の形態に係るスペーサ200よりも高く形成できる。これにより、発光素子125と光入射位置におけるコア100との結合距離、及び受光素子129と光出射位置におけるコア100との光結合距離が、第1の実施の形態よりも短くなる。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る第1光モジュールの部分断面図を示す。
本実施形態に係る第1光モジュール12Cは、第1の実施の形態に係る第1光モジュール12Aとは、スペーサ200がない点、及びハンダボール140の径がハンダボール121の径よりも小さい点を除き、略同一の構成を有するので詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、発光素子125を支持基板122上に直接搭載する。そして、発光素子125の発光面125Aが第1基板10Aの実装面130よりも光導波路10C側に位置するように、ハンダボール140の径が設計される。そして、第1光モジュール12Cを実装面130上にハンダボール140を介して実装することにより、発光面125Aが、実装面130よりも光導波路10C側に位置することとなる。一例として、ハンダボール140は、約50μmの径で形成される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組み合わせの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。
(a)は、第1の実施の形態に係る光電子回路基板の斜視図であり、(b)は(a)のA−A線における光電子回路基板の中央部分の縦断面図であり、(c)は(a)のB−B線における光電子回路基板の横断面図である。 (d)は、第1の実施の形態に係る第1光モジュールの背面図であり、(e)は、第2光モジュールの背面図である。 第1の実施の形態に係る光電子回路基板を図1A(a)のA−A線において切断した第1光モジュール部分における部分断面図である。 第1の実施の形態に係る光電子回路基板を図1A(a)のA−A線において切断した第2光モジュール部分における部分断面図である。 (a)から(g)は、光導波路に光路変換面としてのミラーを設ける工程を示す図である。 (a)及び(b)は、光導波路と第1基板および第2基板とを一体化する工程を示す図である。 (a)は、第1の実施の形態に係るスペーサの上面図であり、(b)は、第1の実施の形態に係るスペーサのA−A船における断面図である。 (a)は、第1の実施の形態に係る第1光モジュールの発光素子及び受光素子を搭載する前の状態を示す図であり、(b)は、第1光モジュールの背面図である。 第2の実施の形態に係る第1光モジュール部分における部分断面図である。 第2の実施の形態に係る第2光モジュール部分における部分断面図である。 第3の実施の形態に係る第1光モジュールの部分断面図である。
符号の説明
1 光電子回路基板
2 光信号
10 基板
10A 第1基板
10a、10b 開口部
10B 第2基板
10C 光導波路
10D ミラー
10E 光透過性樹脂
12A、12C 第1光モジュール
12B 第2光モジュール
100 コア
101 クラッド
103 溝
103A 傾斜面
104 フォトレジスト
105 開口部
110A 端子
120 端子
121 ハンダボール
122 支持基板
123 ワイヤー
124 端子
125 発光素子
125A 発光面
126 制御部
127 端子
128 封止樹脂
129 受光素子
129A 受光面
130 実装面
140 ハンダボール
150 搭載面
200 スペーサ
210A、210B 凹部
211A、211B 突き当て面
212A、212B 側面
213A、213B 素子搭載面
220 ワイヤー収納部

Claims (5)

  1. 対向する第1及び第2の面を貫通する開口を有する主基板と、
    前記主基板の前記第2の面側に設けられ、前記開口を通る光軸上に光路変換面を有する光導波路と、
    前記光軸上において前記光導波路の前記光路変換面に光信号を入力、又は前記光路変換面からの光信号を出力する光素子と、
    前記光素子の前記光信号を入力又は出力する光入出力面が前記主基板の前記第1の面よりも前記光導波路側に位置するように前記光素子を保持する保持部材と
    を備えた光電子回路基板。
  2. 前記保持部材は、
    導電性ボールを介して前記主基板の前記第1の面側に電気的に接続された支持基板と、
    前記支持基板の前記主基板側の面と、前記光入出力面の反対側の前記光素子の裏面との間に設けられたスペーサとを有する請求項1に記載の光電子回路基板。
  3. 前記スペーサは、前記光素子を搭載する光素子搭載部を有する請求項2に記載の光電子回路基板。
  4. 前記光素子は、光を発光面から発する発光素子と、光を受光面で受ける受光素子とであり、
    前記スペーサは、前記発光面と前記受光面とが同一面上に配置されるように予め形成された前記発光素子を搭載する発光素子搭載部、及び前記受光素子を搭載する受光素子搭載部を有する請求項3に記載の光電子回路基板。
  5. 前記光素子は、前記保持部材に予め設けられた電力供給用の配線パターンにワイヤーを介して電気的に接続され、
    前記主基板は、前記ワイヤーと前記光導波路の表面とが接触することを防ぐワイヤー収納部を前記光路変換面に隣接して有する請求項3に記載の光電子回路基板。
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