JP2014034369A - 板状部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性部材の少なくとも一端を板状部材に対して、容易、かつ、しっかりと接続することが可能な板状部材を提供する。
【解決手段】本発明にかかる板状部材は、芯材(103)と基材樹脂(102)とが少なくとも積層されて構成する板状部材であって、ヒンジ機構(14)を有し、ヒンジ機構(14)を回動軸として板状部材が回動可能になっており、ヒンジ機構(14)は、少なくとも弾性部材(16)で構成し、弾性部材(16)の少なくとも一端(161)は、積層された基材樹脂(102)と芯材(103)とに差し込まれて板状部材に接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、芯材と基材樹脂とが少なくとも積層されて構成する板状部材に関し、特に、自動車等のラゲッジボードに好適な板状部材に関する。
従来、自動車等の車両内部においては、リヤシートの後方側に荷室を設け、ラゲッジボードを配置して、このラゲッジボードの上に荷物を積載できるようにしている。また、リヤシートのシートバックを前方側へ折り畳み可能に設けることによって、前方側へ折り畳んだシートバックの背面を荷室床面の一部として利用する場合もある。リヤシートの後方側にラゲッジボードを配置した構造については、例えば、特許文献1(特開2008-239086号公報)に開示されている。
特許文献1には、ラゲッジルームの底面を形成するラゲッジボードと、ラゲッジボードの前端にインテグラルヒンジを介して回動可能に連設される補助ボードと、ラゲッジボード及び補助ボードに固定されるばね部材と、を備え、補助ボードは、ばね部材によって常時リヤシートバックの背面を押付ける方向に付勢されている自動車のラゲッジボード構造について開示されている。これにより、軽量かつ簡単な構造で回動角度を大きくすることを可能にしている。
特開2008−239086号公報
特許文献1には、ばね部材をラゲッジボードに固定する態様が開示されている。具体的には、ばね部材の両端部が、ビスや樹脂プレートなどの取付部材でボードに固定された構成が開示されている。また、ばね部材の端部をL字状に屈曲させてヒンジ付近に設けられたリンフォースの長孔に引っ掛けて固定する構成も開示されている。
しかし、特許文献1に開示された構成では、ばね部材を固定する作業が煩雑になってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、弾性部材の少なくとも一端を板状部材に対して、容易、かつ、しっかりと接続することが可能な板状部材を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明にかかる板状部材は、
芯材と基材樹脂とが少なくとも積層されて構成する板状部材であって、
ヒンジ機構を有し、前記ヒンジ機構を回動軸として前記板状部材が回動可能になっており、
前記ヒンジ機構は、少なくとも弾性部材で構成し、前記弾性部材の少なくとも一端は、積層された前記基材樹脂と前記芯材とに差し込まれて、前記板状部材に接続されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、弾性部材の少なくとも一端を板状部材に対して、容易、かつ、しっかりと接続することができる。
本実施形態の板状部材をラゲッジボード10として使用した場合の構成を示す図である。 図1に示すラッゲジボード10を裏側から見た状態を示し、(a)は、ラゲッジボード10の全体構成例を示し、(b)は、(a)に示すラゲッジボード10から2つの補強部18,19を取り外した状態を示す。 図2(b)に示すコイルスプリング16の周辺の構成例を示す図である。 図3の3A-3A'の断面構成例を示す。 ラゲッジボード10の他の構成例を示す第1の図である。 ラゲッジボード10の他の構成例を示す第2の図である。 ラゲッジボード10の他の構成例を示す第3の図である。 ラゲッジボード10の他の構成例を示す第4の図である。
(本発明にかかる板状部材10の概要)
まず、図2〜図4を参照しながら、本発明にかかる板状部材10の概要について説明する。図2は、板状部材10の構成例を示し、図3は、図2(b)に示す弾性部材(コイルスプリング16に相当)の周辺の構成例を示し、図4は、図3に示す3A-3A'の断面構成例を示す。
本発明にかかる板状部材10は、図4に示すように、芯材103と基材樹脂102とが少なくとも積層されて構成する板状部材10であって、ヒンジ機構14を有し、ヒンジ機構14を回動軸として板状部材10が回動可能になっており、ヒンジ機構14は、少なくとも弾性部材16で構成し、弾性部材16の少なくとも一端161は、積層された基材樹脂102と芯材103とに差し込まれて、板状部材10に接続されている。なお、図2〜図4では、弾性部材16の一端161を基材樹脂102と芯材103とに差し込んで弾性部材16の一端161を板状部材10に接続している。しかし、弾性部材16の他端162も基材樹脂102と芯材103とに差し込んで弾性部材16の他端162も弾性部材10に接続するように構成することも可能である。
本発明にかかる板状部材10は、弾性部材16の少なくとも一端161,162を、積層された基材樹脂102と芯材103とに差し込んで板状部材10に接続しているため、差し込むという簡易な操作で弾性部材16の少なくとも一端161,162を板状部材10に対して、容易、かつ、しっかりと接続することができる。また、弾性部材16の少なくとも一端161,162を、積層された基材樹脂102と芯材103とに差し込んで板状部材10に接続しているため、複雑な穴を基材樹脂102や芯材103に形成することなく、弾性部材16の少なくとも一端161,162を板状部材10に対して、容易、かつ、しっかりと接続することができる。また、弾性部材16の少なくとも一端161,162を、積層された基材樹脂102と芯材103との2箇所に差し込んで板状部材10に接続しているため、弾性部材16の少なくとも一端161,162を板状部材10に対して安定して接続することができる。その結果、弾性部材16の少なくとも一端161,162がぐらつかないようにすることができる。以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる板状部材10について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、板状部材10を自動車のラゲッジボード10として利用した場合について説明する。
<板状部材10の構成例>
まず、図1、図2を参照しながら、本実施形態の板状部材10の構成例について説明する。図1は、本実施形態の板状部材10を自動車のラゲッジボード10として利用した場合の構成例を示す図である。図2は、図1に示すラッゲジボード10を裏側から見た状態を示し、図2(a)は、ラゲッジボード10の全体構成例を示し、図2(b)は、図2(a)に示すラゲッジボード10から2つの補強部18,19を取り外した状態を示す。第1の補強部18は、弾性部材16の一例であるコイルスプリング16を収容部17に設置した状態を維持するものであり、第1の板状部11に配置したコイルスプリング16の一部を覆うように第1の板状部11に取り付けられている。第1の補強部18を第1の板状部11に取り付けることで、コイルスプリング16が第1の板状部11と接続することになる。第2の補強部19は、2つのヒンジ機構14,15を保護するためのものであり、2つのヒンジ機構14,15を覆うように連結部12に取り付けられている。
図1に示すように、自動車の車室内後方には左右一対のリヤシート1が設置されている。リヤシート1は、リヤシートクッション2とリヤシートバック3とを有している。リヤシートクッション2は、車両の前後方向にスライド可能になっている。また、リヤシートバック3は、リヤシートクッション2に対して前後方向にリクライニング可能になっていると共に、前方に大きく倒れて折り畳むことができるようになっている。
リヤシートバック3の後方は、ラゲッジルームRを構成し、そのラゲッジルームRの後方には車体のバックパネル6が形成される。このバックパネル6の開口はバックドア(図示せず)にて開閉される。
ラゲッジルームRのフロアパネル上には、工具類やスペアタイヤ等を収納する収納ボックス7が設置されている。また、収納ボックス7の上部にはデッキボード8が載置されている。デッキボード8は、収納ボックス7に係合されており、必要な場合だけ開閉及び取外しを行うことができるようになっている。
デッキボード8の上部には、ラゲッジルームRの底面を構成する部材であるラゲッジボード10が載置されている。
ラゲッジボード10は、リヤシートクッション2に連結されている。このため、ラゲッジボード10は、リヤシートクッション2を前後方向にスライドさせた際に一緒にデッキボード8上を前後方向にスライドするようになっている。また、ラゲッジボード10は、リヤシートバック3に連結されている。このため、ラゲッジボード10は、リヤシートバック3をリヤシートクッション2に対して前後方向にリクライニングさせた際に一緒に追従して移動するようになっている。
ラゲッジボード10は、図2に示すように、第1の板状部11と連結部12と第2の板状部13とがヒンジ機構14,15を介して回動可能に連結している。第1の板状部11は、ラゲッジボード10の後端を構成し、デッキボード8上を移動する。第2の板状部13は、ラゲッジボード10の前端を構成し、リヤシートクッション2やリヤシートバック3に連結される。第1の板状部11、第2の板状部13は、所定の表面積を有する板形状で構成している。第1の板状部11、第2の板状部13の形状は、所定の表面積を有する板形状であれば、任意の形状で構成することが可能である。連結部12は、ヒンジ機構14,15を介して第1の板状部11、第2の板状部13を連結する。連結部12は、第1の板状部11,第2の板状部13よりも小さい表面積を有する形状で構成している。本実施形態の連結部12は、図4に示すように、一方の面の幅が他方の面の幅より短い台形形状で構成している。ヒンジ機構14,15の構成は、第1の板状部11と連結部12、または、連結部12と第2の板状部13がヒンジ機構14,15を介して回動可能に構成することが可能であれば特に限定せず、任意に構成することが可能である。
本実施形態では、ヒンジ機構15は、図4に示すように、第2の板状部13と連結部12との連結部分を一方の面から他方の面に対して窪ませて構成し、その連結部分を回動軸として第2の板状部13と連結部12とが回動可能になっている。ヒンジ機構14は、図4に示すように、第1の板状部11と連結部12との連結部分を一方の面から他方の面に対して窪ませて構成し、その連結部分を回動軸として第1の板状部11と連結部12とが回動可能になっている。また、ヒンジ機構14は、図4に示すように、コイルスプリング16の一端161が連結部12に接続し、コイルスプリング16の他端162が第1の板状部11に接続し、コイルスプリング16を介して連結部12と第1の板状部11とを接続し、コイルスプリング16を介して連結部12と第1の板状部11とが回動可能になっている。
本実施形態のヒンジ機構14は、図2(b)に示すように、コイルスプリング16を収容するための収容部17を有しており、その収容部17にコイルスプリング16を配置し、コイルスプリング16の両端を第1の板状部11と連結部12とに接続している。収容部17は、例えば、ヒンジ機構14を構成する第1の板状部11と連結部12との連結部分の一部を更に凹状に窪ませることで形成することができる。本実施形態では、ヒンジ機構14は、図4に示すように第1の板状部11の立壁(一方の面から他方の面に対して起立した壁)と連結部12の立壁とが連結した部分で構成しているため、その立壁の一部を更に凹状に窪ませることで収容部17を形成することができる。なお、収容部17の形状は特に限定せず、コイルスプリング16を安定して収納することが可能であれば任意の形状で構成することが可能である。なお、収容部17を形成せず、ヒンジ機構14を構成する第1の板状部11の立壁と連結部12の立壁との連結部分にコイルスプリング16を配置するように構成することも可能である。コイルスプリング16は、捻れ復元力を発生し、第1の板状部11と連結部12との回動状態を安定させることを可能にしている。また、第1の板状部11と連結部12とが車両走行時の振動等により上下にばたつくのを抑制することを可能にしている。
本実施形態のラゲッジボード10は、図2(b)に示すように、コイルスプリング16の一端を連結部12に差し込み、コイルスプリング16の一端を連結部12に接続すると共に、ヒンジ機構14を構成する第1の板状部11の立壁と連結部12の立壁との連結部分に形成された収容部17にコイルスプリング16を配置する。そして、図2(b)に示すように収容部17にコイルスプリング16を配置した状態で、コイルスプリング16の他端を第1の板状部11に形成された取付部24に配置する。取付部24は、第1の補強板18を取り付ける部分であり、第1の補強板18に応じた形状の凹部を第1の板状部11に形成することで取付部24を形成することができる。
本実施形態では、第1の板状部11に形成した取付部24に配置したコイルスプリング16の他端を覆うように第1の補強部18を取付部24に取り付ける。第1の補強部18は、2箇所のビス止で取付部24に取り付けられる。これにより、コイルスプリング16の他端と第1の板状部11とが接続される。
次に、2つのヒンジ機構14,15の凹形状部(第1の板状部11の立壁と連結部12の立壁とが連結した部分の間で構成する空間、第2の板状部13の立壁と連結部12の立壁とが連結した部分の間で構成する空間)を覆うように第2の補強部19を連結部12に取り付ける。図2(b)に示す25は、第2の補強部19を配置する配置部25であり、第1の板状部11に配置される第2の補強部19の形状に応じた凹部を形成することで配置部25が形成される。
本実施形態では、2つのヒンジ機構14,15の凹形状部を覆うように第2の補強部19を連結部12,配置部25上に配置し、第2の補強部19を連結部12に取り付ける。第2の補強部19は、4箇所のビス止で連結部12に取り付けられる。なお、第2の補強部19は、連結部12のみに取り付けられるため、ヒンジ機構14,15を介して第1の板状部11,連結部12,第2の板状部13が回動する際に支障をきたすことなく、ヒンジ機構14,15を覆うことができる。なお、第1の補強部18や第2の補強部19を構成する材料は特に限定せず、アルミ、鉄、プラスチック等の任意の材料で構成することが可能である。
<コイルスプリング16の周囲の構成例>
次に、図3、図4を参照しながら、図2(b)に示すコイルスプリング16の周辺の構成例について説明する。図3は、図2(b)に示すコイルスプリング16の周辺の構成例を示し、図4は、図3の3A-3A'の断面構成例を示す。
コイルスプリング16は、図3に示すように、ヒンジ機構14を構成する第1の板状部11と連結部12との連結部分に形成された収容部17に配置される。
コイルスプリング16の一端161は、連結部12に形成された穴20に差し込むことで、連結部12に接続することになる。コイルスプリング16の一端161は、連結部12の外表面に配置される部分と、連結部12に形成された穴20に差し込む部分と、を有しており、連結部12の外表面に配置される部分は、コイルスプリング16の中央の本体部分と連結しており、連結部12に形成された穴20に差し込む部分は、連結部12の外表面に配置される部分と連結している。コイルスプリング16の中央の本体部分は、螺旋形状になっている。連結部12の外表面に配置される部分は円弧形状になっており、連結部12の外表面に形成された案内溝21と同じ形状になっている。このため、コイルスプリング16の一端161を案内溝21に沿って配置し、コイルスプリング16の一端161の位置ずれ(ラゲッジボード10を構成する基材樹脂101,102,芯材103を積層する積層方向と直交する直交方向への位置ずれ)の発生を防止することができる。連結部12の外表面に配置される部分の形状は、図3に示すような円弧形状に限定せず、連結部12の外表面に形成された案内溝21と同じ形状であれば任意の形状で構成することが可能である。連結部12に形成された穴20に差し込む部分は、図4に示すように直線形状で構成し、連結部12の外表面に形成された案内溝21に沿って配置される部分と屈曲している。屈曲方向は、図4に示すようにラゲッジボード10の内面側方向になり、連結部12の外表面に配置される部分と約90度屈曲している。連結部12に形成された穴20に差し込む部分は、図4に示すように直線形状で構成することで、コイルスプリング16の一端161を連結部12に形成された穴20に容易に差し込むことができる。なお、連結部12に形成された穴20に差し込む部分の先端面は、平坦な面で構成する必要はなく、先端を丸めたり、尖らせたりすることも可能である。
コイルスプリング16の他端162は、第1の板状部11に形成された案内溝22に沿って配置し、図2(a)に示すように、コイルスプリング16の他端162を覆うように第1の補強部18を第1の板状部11に形成された取付部24に取り付ける。これにより、コイルスプリング16の他端162が第1の板状部11に接続されると共に、コイルスプリング16が収容部17に収納された状態を維持することができる。
コイルスプリング16の他端162は、L字状に屈曲した形状で構成しており、屈曲した部分の先端が案内溝22の先端に形成されたスライド領域23の端部に引っ掛かるようにしている。これにより、コイルスプリング16の他端162が案内溝22の先端に形成されたスライド領域23の範囲αのみでスライドし、コイルスプリング16の他端162が案内溝22から抜けないようになっている。これにより、コイルスプリング16の他端162に遊びを持たせることができる。第1の板状部11に形成する案内溝22の形状は、コイルスプリング16の他端162を配置することができ、且つ、コイルスプリング16の他端162を所定の範囲αでスライドすることが可能な形状であれば、任意の形状で構成することが可能である。また、コイルスプリング16の他端162の先端の形状もL字状に屈曲した形状に限定せず、屈曲した部分が案内溝22の先端に形成されたスライド領域23の端部に引っ掛かるような形状であれば任意の形状で構成することが可能である。
本実施形態のラゲッジボード10は、図4に示すように、上下2枚の基材樹脂101,102と、芯材103と、を有して構成し、芯材103を2枚の基材樹脂101,102で挟んだ状態で相互に溶着した3層構造を構成している。また、表側を構成する基材樹脂101の上面に化粧部材104を積層して構成している。
基材樹脂101,102は、公知の樹脂が適用可能であり、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレンエーテル等のエンジニアリング・プラスチックなどが好適であり、適宜にガラス繊維、カーボンファイバ、炭酸カルシウム、タルク、マイカなどの充填材を添加することができる。但し、基材樹脂101,102は、ラゲッジボード10全体としての剛性、特に、曲げ剛性を確保する観点から、芯材103の剛性より高い樹脂を用いることが好ましい。また、基材樹脂101,102は、ドローダウン、ネックインなどにより肉厚のバラツキが発生するのを防止する観点から溶融張力の高い樹脂材料を用いることが好ましく、一方で金型への転写性、追従性を良好とするため流動性の高い樹脂を用いることが好ましい。
芯材103は、公知の材料が可能であり、例えば、基材樹脂101,102と同様な公知の樹脂や後述する化粧部材104を構成する材料で構成することが可能である。これにより、芯材103の形状を所望の形状に形成することができる。なお、芯材103としては、本実施形態のように発泡体103で構成することが好ましい。これにより、ラゲッジボード10の軽量化を図ることができる。この場合、発泡体103は、発泡倍率2.5〜5.0倍で複数の気泡セル有する独立気泡構造(独立気泡率が70%以上)で構成することが好ましい。なお、発泡体103を成形する際に適用可能な発泡剤としては、物理発泡剤、化学発泡剤及びその混合物が挙げられる。物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス、水等の無機系物理発泡剤、及び、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤、更には、それらの超臨界流体を適用することができる。超臨界流体としては、二酸化炭素、窒素などを用いて作ることが好ましく、窒素であれば臨界温度−149.1℃、臨界圧力3.4MPa以上、二酸化炭素であれば臨界温度31℃、臨界圧力7.4MPa以上とすることで作成することができる。以下の説明では、芯材103を発泡体103として説明する。
本実施形態の発泡体103は、中空部105と、第1の溝部106と、第2の溝部107と、を有して構成する。第1の溝部106は、発泡体103を構成する一方の壁部から他方の壁部に向かって窪ませて形成する。第2の溝部107は、他方の壁部から一方の壁部に向かって窪ませて形成する。第1の溝部106と第2の溝部107とは接合しており板状部108を構成している。板状部108は、発泡体103を構成する樹脂を圧縮して構成することができる。第1の溝部106、第2の溝部107の形状は特に限定せず円錐台形状、円筒形状、角柱形状など任意の形状で構成することが可能である。本実施形態のラゲッジボード10は、中空部105、溝部106,107を有する発泡体103を基材樹脂101,102で挟み込んで積層して構成するため、軽量で且つ薄型でありながら高い剛性を得ることができる。
化粧部材104は、公知の材料が適用可能であり、例えば、天然繊維、再生繊維、半合成繊維、合成繊維およびこれらのブレンドからなる繊維を加工して得られる編物、織物、不織布、または、ポリ塩化ビニル(PVC)、熱可塑性ポリウレタンエラストマ(TPU)または熱可塑性ポリオレフィンエラストマ(TPO)などの熱可塑性エラストマ(TPE)、ポリエチレンポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂からなる樹脂シートおよびこれらの積層シートから適宜選択可能である。
本実施形態のラゲッジボード10は、図4に示すように、連結部12を構成する部分の基材樹脂102、発泡体103に対し、コイルスプリング16の一端161を差し込むための穴20が形成されている。本実施形態のラゲッジボード10は、連結部12を構成する部分の基材樹脂102に形成された穴20、発泡体103に形成された穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込んで、コイルスプリング16の一端161を連結部12に接続している。コイルスプリング16の一端161は、連結部12を構成する部分の基材樹脂102、発泡体103の2箇所に差し込まれているため、コイルスプリング16の一端161を連結部12に安定して接続することができる。その結果、図3に示すように、コイルスプリング16の他端162を第1の板状部11に形成された案内溝22に沿って配置し、図2(a)に示すように、コイルスプリング16の他端162を覆うように第1の補強部18を第1の板状部11に形成された取付部24に取り付ける際に、コイルスプリング16の一端161がぐらつかないようにすることができる。このため、第1の補強部18を第1の板状部11に形成された取付部24に容易に取り付けることができる。
また、本実施形態のラゲッジボード10は、基材樹脂102と発泡体103とが積層された積層方向に穴20が形成されているため、その積層方向(一方向)に形成された穴20にコイルスプリング16の一端161を一方向に差し込むだけで済むため、コイルスプリング16の一端161を連結部12に容易に接続することができる。
また、本実施形態のラゲッジボード10は、穴20が形成された部分の基材樹脂102と、発泡体103と、が離間しているため、コイルスプリング16の一端161を複数箇所で保持することができる。このため、コイルスプリング16の一端161を安定して接続することができる。なお、コイルスプリング16の一端161を保持する部分の発泡体103は、連結部12に差し込まれたコイルスプリング16の一端161の根元から2/3程度の位置に設けられるように構成することが好ましい。これは、コイルスプリング16の一端161の先端近傍を保持することで、コイルスプリング16の一端161を連結部12に対して安定して接続することができるためである。
また、発泡体103に形成する穴20は、発泡体103を圧縮して形成した板状部108等の圧縮部に形成することが好ましい。これにより、発泡体103に形成した穴20にコイルスプリング16を差し込んだ後にコイルスプリング16が可動しても、発泡体103が硬いため、穴20の領域が広がらずにコイルスプリング16の一端161を安定することができる。また、発泡体103の肉厚を規制して穴20を形成し易くすることができたり、コイルスプリング16を穴20に容易に差し込みし易くしたりすることができる。
また、穴20を形成した部分の周囲には中空部105を形成することが好ましい。穴20を形成した部分の周囲に中空部105を形成することで、穴20を形成した部分を中空部105で支持することができる。その結果、発泡体103に形成した穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込んだ後も、コイルスプリング16の一端161を周囲の中空部105で支持し、コイルスプリング16の一端161を連結部12に対して安定して接続することができる。また、穴20を形成する部分の周囲を中空部105で支持することができるため、穴20を容易に形成することができる。なお、穴20を形成した部分の周囲の中空部105は、基材樹脂101,102に沿った形状で構成することが好ましい。これは、中空部105と基材樹脂101,102とが接していることで中空部105を安定させることができるためである。
なお、本実施形態のラゲッジボード10は、2つのヒンジ機構14,15を有して構成し、その2つのヒンジ機構14,15で囲まれた連結部12を構成する基材樹脂102,発泡体103に穴20を形成し、その穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込んでコイルスプリング16の一端161を連結部12に接続しているため、コイルスプリング16の一端161を連結部12に対して安定して固定することができる。これは、連結部12を構成する発泡体103が2つのヒンジ機構14,15で囲まれているため、発泡体103の位置ずれが発生し難いためである。ヒンジ機構14,15を構成する連結部12の立壁の発泡体103と基材樹脂102とは、発泡体103と基材樹脂102との接触面積が大きくなるように構成することが好ましい。これにより、連結部12を構成する発泡体103の位置ずれを発生し難くすることができる。
本実施形態のラゲッジボード10は、図4に示すように、ヒンジ機構14,15、中空部105、溝部106,107を形成した発泡体103を予め成形する。そして、予め成形した発泡体103を基材樹脂101,102、化粧部材104で挟み込んで溶着する。この時、例えば、スライドピンの先端で基材樹脂102、発泡体103を突き刺し、図4に示すように、基材樹脂102、発泡体103に簡易な穴20を形成する。これにより、ラゲッジボード10の成形時に、位置ずれをおこすことなく、コイルスプリング16の一端161を差し込むための簡易な穴20を基材樹脂102、発泡体103に形成することができる。なお、基材樹脂102、発泡体103に形成する穴20の形状は、特に限定せず、コイルスプリング16の一端161を差し込むことが可能であれば任意の形状で形成することが可能である。なお、穴20の形状は、コイルスプリング16の一端161の断面形状よりも小さい形状で形成することも可能である。これにより、コイルスプリング16の一端161を穴20に差し込んだ際に、その穴20を形成した基材樹脂102、発泡体103でコイルスプリング16の一端161を強固に保持することができる。
次に、ヒンジ機構14を構成する第1の板状部11と連結部12との連結部分に形成された収容部17にコイルスプリング16を配置し、コイルスプリング16の一端161を、連結部12を構成する部分の基材樹脂102、発泡体103に形成した穴20に一方向で差し込み、コイルスプリング16の一端161を連結部12に接続する。この時、コイルスプリング16の一端161は、連結部12の外表面に形成された案内溝21に沿って配置される。
また、コイルスプリング16の他端162を第1の板状部11に形成された案内溝22に沿って配置し、図2(a)に示すように、コイルスプリング16の他端162を覆うように第1の補強部18を第1の板状部11に形成された取付部24に取り付ける。また、ヒンジ機構14,15を覆うように第2の補強部19を連結部12に取り付ける。これにより、図2(a)に示すラゲッジボード10を形成することができる。
<本実施形態のラゲッジボード10の作用・効果>
このように、本実施形態のラゲッジボード10は、図4に示すように、連結部12を構成する部分の基材樹脂102、発泡体103に対し、コイルスプリング16の一端161を差し込むための穴20を、基材樹脂102と発泡体103とが積層される積層方向に形成する。そして、図4に示すように、連結部12を構成する部分の基材樹脂102及び発泡体103に形成された穴20にコイルスプリング16の一端161を一方向で差し込み、コイルスプリング16の一端161を連結部12に接続する。これにより、コイルスプリング16の一端161を連結部12に差し込むという簡易な操作でコイルスプリング16の一端161を連結部12に対して容易、かつ、しっかりと接続することができる。また、コイルスプリング16の一端161を基材樹脂102と芯材103との2箇所に差し込んで板状部材10に接続しているため、コイルスプリング16の一端161を連結部12に対して安定して接続することができる。その結果、図3に示すように、コイルスプリング16の他端162を第1の板状部11に形成された案内溝22に沿って配置し、図2(a)に示すように、コイルスプリング16の他端162を覆うように第1の補強部18を第1の板状部11に形成された取付部24に取り付ける際に、コイルスプリング16の一端161がぐらつかないようにすることができる。
なお、図4に示す構成では、基材樹脂102に形成された穴20、発泡体103に形成された穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込み、コイルスプリング16の一端161を連結部12に接続している。
しかし、図5に示すように、基材樹脂102に穴20を形成する際にラゲッジボード10の内側に向かって起立した筒形状部109を形成し、基材樹脂102に形成された穴20、筒形状部109、発泡体103に形成された穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込み、コイルスプリング16の一端161を連結部12に接続することも可能である。筒形状部109は、穴20が形成された基材樹脂102と発泡体103との間に位置するように基材樹脂102で形成される。このため、コイルスプリング16の一端161を基材樹脂102に形成された穴20に差し込んだ際に、その差し込んだコイルスプリング16の一端161を発泡体103に形成された穴20に案内し、コイルスプリング16の一端161を発泡体103に形成された穴20に差し込み易くすることができる。筒形状部109の形状は、穴20に差し込まれたコイルスプリング16の一端161の外表面に沿った形状であれば特に限定せず任意の形状で構成することが可能であり、中空を有する任意の筒形状で構成することが可能である。筒形状部109は、スライドピンの先端で基材樹脂102を突き刺すことで形成することができる。
筒形状部109の肉厚は厚く形成することが好ましい。これにより、コイルスプリング16の一端161を安定して保持することができる。このため、筒形状部109を形成する場合は、基材樹脂102の肉厚が厚いことが好ましい。
また、図4に示す構成では、コイルスプリング16の一端161の先端を基材樹脂101から離間させるようにしている。
しかし、コイルスプリング16の一端161の先端を基材樹脂101に当接させたり埋め込んだりしたり、また、図6に示すように、基材樹脂101にも穴20を形成し、基材樹脂101に形成した穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込んだりするように構成することも可能である。コイルスプリング16の一端161の先端を基材樹脂101に当接させたり埋め込んだり、また、基材樹脂101に形成した穴20に差し込んだりすることで、コイルスプリング16の一端161の先端を固定することができるため、コイルスプリング16の一端161を安定して固定することができる。
また、図4に示す構成では、発泡体103を圧縮して形成した板状部108等の圧縮部に穴20を形成し、その穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込むことにしている。
しかし、図7に示すように、発泡体103に形成した中空部105に穴20を形成し、その穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込むように構成することも可能である。図7に示す構成の場合は、発泡体103の中空部105の2箇所に穴20を形成しているため、コイルスプリング16の一端161を保持する箇所を多くすることができるため、コイルスプリング16の一端161を安定して固定することができる。なお、図7に示すように中空部105でコイルスプリング16の一端161を保持する場合は、その中空部105の周囲に板状部108等の圧縮部を形成することが好ましい。これにより、中空部108の周囲の強度を向上させることができるため、コイルスプリング16を安定して保持することができる。なお、コイルスプリング16の一端161を差し込む中空部105の形状は特に限定せず、任意の形状で構成することが可能である。
また、図4に示す構成では、中空部105、溝部106,107を有する発泡体103に穴20を形成し、その穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込むことにしている。
しかし、図8に示すように、中空部105、溝部106,107を有しない中実の発泡体103に穴20を形成し、その穴20にコイルスプリング16の一端161を差し込むことも可能である。この構成の場合は、コイルスプリング16の一端161を保持する領域を多く確保することができるため、コイルスプリング16の一端161を安定して固定することができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、図4〜図8に示す各構成を適宜組み合わせてラゲッジボード10を構成することも可能である。
また、上述する実施形態では、図4に示すように、上下2枚の基材樹脂101,102と、1枚の発泡体103と、を有して構成し、表側を構成する基材樹脂101の上面に化粧部材104を積層してラゲッジボード10を構成している。しかし、基材樹脂101や化粧部材104を設けずに、1枚の基材樹脂102と1枚の発泡体103とでラゲッジボード10を構成することも可能である。
また、上述する実施形態では、1枚の発泡体103を2枚の基材樹脂101,102で挟み込んで成形している。しかし、第1の板状部11,連結部12,第2の板状部13を構成する発泡体103を個別に成形し、各々個別に成形した発泡体103を2枚の基材樹脂101,102で挟み込んで成形することも可能である。この場合は、ヒンジ機構14,15の部分に発泡体103を介在させたり、介在させないようにすることも可能である。
また、上述する実施形態では、図4に示すように、第1の板状部11、連結部12、第2の板状部13を一体成形して構成することにしている。しかし、第1の板状部11、連結部12、第2の板状部13を各々個別に成形して連結することも可能である。この場合は、第1の板状部11と連結部12とを連結する部分でヒンジ機構14を構成し、連結部12と第2の板状部13とを連結する部分でヒンジ機構15を構成するように設計することになる。この場合のヒンジ機構14,15は、図4に示すようにコイルスプリング16で接続して構成することも可能である。
また、上述する実施形態では、第1の板状部11と連結部12と第2の板状部13とがヒンジ機構14,15を介して回動可能に連結して構成している。しかし、ヒンジ機構15を設けずに、第1の板状部11と連結部12,第2の板状部13とがヒンジ機構14を介して回動可能に連結して構成することも可能である。
また、上述する実施形態では、コイルスプリング16の一端161を基材樹脂102と発泡体103とに差し込んで接続した態様について説明した。しかし、コイルスプリング16の他端162を基材樹脂102と発泡体103とに差し込んで接続することも可能である。
また、上述する実施形態では、図4に示すように、第1の板状部11,連結部12,第2の板状部13の内部に発泡体103を設ける構成にしている。しかし、コイルスプリング16の一端161を差し込む連結部12を構成する部分のみに発泡体103を設け、コイルスプリング16の一端161を基材樹脂102と発泡体103とに差し込んで接続した構成にすることも可能である。
10 ラゲッジボード(板状部材)
11 第1の板状部
12 連結部
13 第2の板状部
14、15 ヒンジ機構
16 コイルスプリング(弾性部材)
17 収容部
18 第1の補強部
19 第2の補強部
20 穴
21、22 案内溝
23 スライド領域
101、102 基材樹脂
103 芯材(発泡体)
104 化粧部材
105 中空部
106 第1の溝部
107 第2の溝部
108 板状部
109 筒形状部

Claims (11)

  1. 芯材と基材樹脂とが少なくとも積層されて構成する板状部材であって、
    ヒンジ機構を有し、前記ヒンジ機構を回動軸として前記板状部材が回動可能になっており、
    前記ヒンジ機構は、少なくとも弾性部材で構成し、前記弾性部材の少なくとも一端は、積層された前記基材樹脂と前記芯材とに差し込まれて、前記板状部材に接続されている、ことを特徴とする板状部材。
  2. 前記弾性部材の少なくとも一端は、積層された前記基材樹脂と前記芯材とに一方向に差し込まれている、ことを特徴とする請求項1記載の板状部材。
  3. 前記弾性部材の少なくとも一端は、前記芯材を圧縮して形成した圧縮部に差し込まれている、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状部材。
  4. 前記芯材は、前記圧縮部の周囲に中空部を有する、ことを特徴とする請求項3記載の板状部材。
  5. 前記弾性部材の少なくとも一端は、前記芯材で形成した中空部に差し込まれている、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状部材。
  6. 前記芯材は、前記中空部の周囲に前記芯材を圧縮して形成した圧縮部を有する、ことを特徴とする請求項5記載の板状部材。
  7. 前記弾性部材の少なくとも一端は、中実の前記芯材に差し込まれている、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の板状部材。
  8. 前記弾性部材の少なくとも一端が差し込まれた部分の前記基材樹脂と前記芯材とは離間している、ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の板状部材。
  9. 前記弾性部材の少なくとも一端が差し込まれた部分の前記基材樹脂は、前記弾性部材に沿って屈曲した筒形状になっている、ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の板状部材。
  10. 前記板状部材は、第1の基材樹脂と第2の基材樹脂とで前記芯材を挟み込んで構成されており、
    前記弾性部材の少なくとも一端は、前記第1の基材樹脂と前記芯材とに差し込まれていると共に、前記第2の基材樹脂に当接または差し込まれている、ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1項に記載の板状部材。
  11. 前記芯材は、発泡体である、ことを特徴とする請求項1から請求項10の何れか1項に記載の板状部材。
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