JP2014033243A - 車両用窓ガラス及びアンテナ - Google Patents

車両用窓ガラス及びアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2014033243A
JP2014033243A JP2010267532A JP2010267532A JP2014033243A JP 2014033243 A JP2014033243 A JP 2014033243A JP 2010267532 A JP2010267532 A JP 2010267532A JP 2010267532 A JP2010267532 A JP 2010267532A JP 2014033243 A JP2014033243 A JP 2014033243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive film
glass plate
slot
electrode
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010267532A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kagaya
修 加賀谷
Kotaro Suenaga
幸太郎 末永
Koji Igawa
耕司 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2010267532A priority Critical patent/JP2014033243A/ja
Priority to PCT/JP2011/077090 priority patent/WO2012073790A1/ja
Priority to EP11846039.3A priority patent/EP2648276B1/en
Priority to US13/904,589 priority patent/US9118114B2/en
Publication of JP2014033243A publication Critical patent/JP2014033243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
    • H01Q1/3291Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle mounted in or on other locations inside the vehicle or vehicle body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/10Resonant slot antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop

Abstract

【課題】車体のフランジと導電膜との間のスロットの大きさに関係なく所定の周波数で動作させることが可能であり、また、ガラス板の車体フランジへの設置精度を要求しない、導電膜を利用した車両用窓ガラス及びアンテナの提供。
【解決手段】ガラス板11と、誘電体12と、導電膜13と、誘電体12の導電膜13とは反対側の面に設けられた電極16を有するアンテナ導体17とを備えた車両用窓ガラスであって、導電膜13に、第1の端部が導電膜13の周縁部13aで開放するスロット23が形成され、アンテナ導体は、電極16が、ガラス板11側に投影すると導電膜13と重ならない位置に配置され、かつ電極16を給電点とするループ状アンテナエレメント15を有し、ループ状アンテナエレメント15は、ガラス板11側に投影するとスロット23と交差する交差部26を形成するように設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガラス板に設けられた導電膜を利用したアンテナを備える車両用窓ガラス、及び該導電膜を利用したアンテナに関する。
図1は、ガラス板1と2の間に導電膜3及び中間膜4を挟んで形成された車両用合わせガラスの断面図である。この合わせガラスに、従来通り、電波を受信するためのアンテナ導体5を車内側に形成した場合、車外から到来する電波が導電膜3によって遮蔽されることによって、アンテナ導体5に要求される受信特性が十分に得られないことがある。
このような弊害を排除するため、導電膜を利用してアンテナ機能を持たせた窓ガラスが知られている(例えば、特許文献1,2,3,4参照)。
特開平6−45817号公報 特開平9−175166号公報 特開2000−59123号公報 米国特許第5012255号明細書
特許文献1,2,4は、ガラス板が固定される車体のフランジと導電膜との間のスロットを利用したスロットアンテナである。車体のフランジと導電膜との間のスロットを利用したスロットアンテナの場合、スロットの大きさは車種毎に決まってくるものであり、特に高周波帯の電波を受信するには、所定の周波数で共振させることが困難である。また、高周波帯の電波を受信するにはフランジと導電膜との位置関係を正確にコントロールできなければならない。しかしながら、ガラス板には個体差があり、また車体のフランジへの固定は接着剤によるため、接着剤の厚さ、ガラス板のフランジへの固定位置など、様々な誤差が発生する。したがって、量産において同じ大きさのスロットを形成させることは難しいという問題があった。
また、特許文献4のように、車体のフランジと導電膜とのスロットに加えて導電膜にスロットを設けた場合、スロットが大きければ導電膜の効果を減少させ、さらにガラス板を加熱して曲げ成形する時、導電膜の有無によってガラス板上に大きな熱分布が発生し成形精度を低下させる問題がある。
そこで、本発明は、車体のフランジと導電膜との間のスロットの大きさに関係なく所定の周波数で動作させることが可能であり、また、ガラス板の車体フランジへの設置精度を要求しない、導電膜を利用した車両用窓ガラス及びアンテナの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用窓ガラスは、
ガラス板と、誘電体と、前記ガラス板と前記誘電体との間に配置された導電膜と、前記誘電体の前記導電膜側とは反対側の面に設けられた電極を有するアンテナ導体とを備えた車両用窓ガラスであって、
前記導電膜に、第1の端部が該導電膜の周縁部で開放するスロットが形成され、
前記アンテナ導体は、
前記電極が、該電極を前記ガラス板側に投影すると前記導電膜と重ならない位置に配置され、かつ前記電極を給電点とするループ状アンテナエレメントを有し、
前記ループ状アンテナエレメントは、該ループ状アンテナエレメントを前記ガラス板側に投影すると前記スロットと交差する交差部を形成するように設けられることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るアンテナは、
ガラス板と、誘電体と、前記ガラス板と前記誘電体との間に配置された導電膜と、前記誘電体の前記導電膜側とは反対側の面に設けられた電極を有するアンテナ導体とを備えたアンテナであって、
前記導電膜に、第1の端部が該導電膜の周縁部で開放するスロットが形成され、
前記アンテナ導体は、
前記電極が、該電極を前記ガラス板側に投影すると前記導電膜と重ならない位置に配置され、かつ前記電極を給電点とするループ状アンテナエレメントを有し、
前記ループ状アンテナエレメントは、該ループ状アンテナエレメントを前記ガラス板側に投影すると前記スロットと交差する交差部を形成するように設けられることを特徴とするものである。
本発明によれば、車体のフランジと導電膜との間のスロットの大きさに関係なく所定の周波数で動作させることが可能であり、また、ガラス板の車体フランジへの設置精度を要求しない、導電膜を利用したアンテナを実現することができる。
ガラス板1と2の間に導電膜3及び中間膜4を挟んで形成された車両用合わせガラスの断面図である。 本発明の第1の実施形態である車両用窓ガラス100の分解図である。 本発明の第2の実施形態である車両用窓ガラス200の正面図(車内視)である。 ガラス板12に導電膜13がコーティングされた形態である。 中間膜14Aと中間膜14Bとの間に導電膜13が挟まれた形態である。 ガラス板11に導電膜13がコーティングされた形態である。 ガラス板11と誘電体基板32との間の導電膜13がガラス板11にコーティングされた形態である。 ガラス板11と誘電体基板32との間の導電膜13が接着剤38Aによってガラス板11に接着された形態である。 図2、3のアンテナ部分を拡大したアンテナ19の正面図である。 本発明の第3の実施形態であるアンテナ20の正面図である。 S11のシミュレーション結果である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、形態を説明するための図面において、方向について特に記載のない場合には図面上での方向をいうものとし、各図面の基準の方向は、記号、数字の方向に対応する。また、平行、直角などの方向は、本発明の効果を損なわない程度のズレを許容するものである。また、本発明は、車両の前部に取り付けられるフロントガラス、車両の後部に取り付けられるリヤガラス、車両の側部に取り付けられるサイドガラス、車両用窓ガラス以外の窓ガラス(例えば、建物用の窓ガラス、船舶用の窓ガラスなど)に適用してもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態である車両用窓ガラス100の分解図である。車両用窓ガラス100は、車外側に配置される第1のガラス板であるガラス板11と車内側に配置される第2のガラス板であるガラス板12とを合わせて形成された合わせガラスである。図2は、車両用窓ガラス100の構成要素を、ガラス板11(又は、ガラス板12)の面に対する法線方向に分離して示している。
車両用窓ガラス100は、ガラス板11と、ガラス板12と、導電膜13と、アンテナ導体17とを備えている。導電膜13をガラス板11とで挟み込む誘電体として、ガラス板12を用いている。ガラス板11とガラス板12は同じ大きさであり、ガラス板11の外周縁11a〜11dとガラス板12の外周縁12a〜12dとは、ガラス板12と導電膜13とガラス板11とが積層する方向(以下、「積層方向」という)から見たときに形状が一致している。ガラス板11とガラス板12との間に配置された導電膜13は、周縁部13aがガラス板11の外周縁11aから面内方向に所定距離だけオフセットされて設けられ、第1の端部23aが導電膜13の周縁部13aで開放するスロット23が形成されている。また、アンテナ導体17は、ガラス板12の導電膜13側とは反対側に、電極16Aと16Bから構成される一対の電極16と電極16を給電点とするループ状アンテナエレメント15とを備えている。
電極16は、電極16をガラス板11側に投影すると導電膜13と重ならない位置に配置されるように、つまり導電膜13の周縁部13aよりもガラス板11の外周縁11a側に位置するように、ガラス板12の導電膜13側とは反対側の面に設けられている。すなわち、図2に示されるように、積層方向から電極16を投影したときの電極16の投影21,22が、導電膜13が形成されていない位置に、電極16は設けられている。
ループ状アンテナエレメント15は、積層方向でスロット23に交差するように、導電膜13側とは反対側のガラス板12の面に設けられている。すなわち、図2に示されるように、積層方向からループ状アンテナエレメント15を投影したときのループ状アンテナエレメント15の投影25が、スロット23に交差して交差部26を形成するように、ループ状アンテナエレメント15は設けられている。ループ状アンテナエレメント15とスロット23とは、積層方向から見たときに、90°で交差していてもよいし、90°以外の角度で交差していてもよい。ループ状アンテナエレメント15のループの形状は、長方形に限らず、正方形などの他の多角形、円状、楕円状でもよい。
したがって、このような構成であれば、電極16に給電することによって、積層方向で互いに交差するループ状アンテナエレメント15とスロット23が交差部26で電磁結合するので、スロット23に沿って流れる電流を励起させることができる。その結果、スロット23が無い場合に比べて、アンテナ利得を向上させることができる。また、このような構成であれば、車体のフランジと導電膜との間のスロットの大きさに関係なく所定の周波数で動作させることが可能であり、また、ガラス板の車体フランジへの設置精度を要求しない、導電膜を利用したアンテナを実現することができる。
次に、本発明の実施形態について、更に詳細に説明する。図2に示される車両用窓ガラス100は、ガラス板11とガラス板12との間に導電膜13が層状に配置される積層構造を有している。
ガラス板11と導電膜13との間には、中間膜14Aが配置され、導電膜13とガラス板12との間には、中間膜14Bが配置される。ガラス板11と導電膜13は、中間膜14Aによって接合され、導電膜13とガラス板12は、中間膜14Bによって接合される。中間膜14A,14Bは、例えば、熱可塑性のポリビニルブチラールである。中間膜14A,14Bの比誘電率εrは、合わせガラスの一般的な中間膜の比誘電率である2.8以上3.0以下が適用できる。
ガラス板11,12は、透明な板状の誘電体である。また、ガラス板11,12のいずれか一方が半透明でもよいし、ガラス板11,12の両方が半透明でもよい。
導電膜13は、外部から到来する熱線を反射することができる導電性の熱線反射膜である。導電膜13は、透明又は半透明である。導電膜13は、例えばフィルム状のポリエチレンテレフタラートの表面に形成された導電性の膜でもよいし、図4A、4C、4Dに示すようにガラス板の表面に形成された導電性の膜でもよい。また、図4Eのようにガラス板の表面に導電膜を貼着する構成であってもよい。導電膜13には、導電膜13の周縁部13aを開放端(第1の端部)23aとするスロット23が形成されている。
スロット23は、導電膜13の周縁部13aから面内方向に向かって形成されている。周縁部13aは、導電膜13の外周縁である。スロット23は、開放端23aから先端(第2の端部)23bまで導電膜13を直線的に切り欠いて形成されたものである。
また、電極16Aと16Bから構成される一対の電極16が、ガラス板12を挟んで導電膜13の配置位置に対して反対側に配置されている。電極16は、積層方向から電極16を投影したときの電極16の投影21,22が導電膜13の周縁部13aよりもガラス板11の外周縁11a側に位置するように、ガラス板12の車内側の面(すなわち、導電膜13に対向している面に対して反対側の面)に露出して配置されている。電極16Aと16Bは、スロット23の長手方向に対して直交する方向であって、且つガラス板12の面に平行な方向に並んで配置されている。なお、電極16Aと16Bの位置関係はこれに限定されない。例えば、上下方向に配置されてもよい。電極16は、積層方向から見たときに、電極16Aと16Bに挟まれた中間部がスロット23を長手方向に延長した延長線上に位置するように配置されてもよいし、その中間部がその延長線に対してオフセットして配置されてもよい。
また、ガラス板12には、電極16が配置されている面と同一面に、ループ状アンテナエレメント15が配置されている。ループ状アンテナエレメント15は、電極16に接続されている。すなわち、アンテナ導体17は、ガラス板12に設けられたループ状アンテナエレメント15及び電極16によって、いわゆる2極タイプのループアンテナを構成している。
例えば、電極16Aを信号線側の電極とし、電極16Bをアース線側の電極とした場合、電極16Aは、車体側に搭載された信号処理装置(例えば、アンプなど)に結線された信号線に導通可能に接続され、電極16Bは、車体側のグランド部位に結線された接地線に導通可能に接続される。車体側のグランド部位として、例えば、ボディーアース、電極16Aに接続される信号線が結線される信号処理装置のグランドなどが挙げられる。なお、電極16Aをアース線側の電極とし、電極16Bを信号線側の電極としてもよい。
スロット23に沿って励起した電流やループ状アンテナエレメント15に励起した電流による電波の受信信号は、一対の電極16に通電可能に接続された導電性部材を介して、車両に搭載された信号処理装置に伝達される。この導電性部材として、AV線や同軸ケーブルなどの給電線が用いられるとよい。
このアンテナに電極16A,16Bを介して給電するための給電線として、同軸ケーブルを用いる場合には、同軸ケーブルの内部導体を電極16Aに電気的に接続し、同軸ケーブルの外部導体を電極16Bに接続すればよい。また、信号処理装置に接続されている導線等の導電性部材と電極16A,16Bとを電気的に接続するためのコネクタを、電極16A,16Bに実装する構成を採用してもよい。このようなコネクタによって、同軸ケーブルの内部導体を電極16Aに取り付けることが容易になるとともに、同軸ケーブルの外部導体を電極16Bに取り付けることが容易になる。さらに、電極16A,16Bに突起状の導電性部材を設置し、窓ガラス12が取り付けられる車体のフランジに設けられた給電部にその突起状の導電性部材が接触、嵌合するような構成としてもよい。
電極16Aと16Bの形状、及び各電極の間隔は、上記の導電性部材又はコネクタの実装面の形状や、それらの実装面の間隔を考慮して決めるとよい。例えば、正方形、略正方形、長方形、略長方形などの方形状や多角形状が実装上好ましい。なお、円、略円、楕円、略楕円などの円状でもよい。
また、電極16A,16B及びループ状アンテナエレメント15からなるアンテナ導体17は、銀ペースト等の、導電性金属を含有するペーストを、例えばガラス板12の車内側表面にプリントし、焼付けて形成される。しかし、この形成方法に限定されず、銅等の導電性物質からなる、線状体又は箔状体を、ガラス板12の車内側表面に形成してもよく、ガラス板12に接着剤等により貼付してもよい。
また、アンテナ導体17を合成樹脂製フィルムの表面に設けるとともに、その裏面にスロット23が形成された導電膜13を設けて、ガラスアンテナとしてもよい。また、合成樹脂製フィルムの代わりにフレキシブル基板等の基板を用いてもよい。このようなガラスアンテナは、ガラス板12の車内側表面又は車外側表面に取り付けて使用される。
また、ループ状アンテナエレメント15は、所定の周波数帯の電波を受信するのに適した位置であれば、ガラス板上の配置位置は、特に限定されない。例えば、本態様のアンテナは、車両用窓ガラスの取り付け部位である車体開口端の近傍に配置される。図3に示されるように、ルーフ側の車体開口端41の近傍に配置されると、アンテナ利得向上の点で、好適である。また、ピラー側の車体開口端42又は44に近づくように、図3に示す位置から右方又は左方に移動した位置に配置されてもよい。また、シャーシー側車体開口端43の近傍に配置されてもよい。図3の場合、スロット23の長手方向は、車体開口端41の辺に直交する方向、すなわち導電膜13の周縁部13aに直交する方向に一致する。
図3は、本発明の第2の実施形態である車両用窓ガラス200の正面図(車内視)である。図3は、車両用窓ガラス200が車体開口部に取り付けられた状態を示している。車両用窓ガラス200は、図2と同様の構成の合わせガラスである。車両用窓ガラス200は、車体に形成された窓枠であるフランジに接着剤などによって取り付けられる。車体開口端41〜44はフランジ周縁部でもある。導電膜13をガラス板11とで挟み込む誘電体として、ガラス板11と同じ大きさのガラス板12を用いている。車両に対する窓ガラスの取り付け角度は、アンテナ利得向上の点で、水平面(地平面)に対し、15〜90°、特には、30〜90°が好ましい。
導電膜13の外周縁である周縁部13a〜13dは、ガラス板11の外周縁11a〜11dから内側に所定距離だけオフセットされている。このようなオフセットを設けることによって、ガラス板11と12の合わせ面からの浸水等によって導電膜13が腐食することを防ぐことができる。また、図3の例では、導電膜13の上辺の周縁部13aには、面内側に後退した導電膜13が形成されていない領域の凹部が形成されている。この凹部の境界線からスロット23が形成され、この凹部に対応するガラス板12の領域に電極16が設けられている。このような態様にすることによって、導電膜13をガラス板11の外周縁の近くまで形成させる場合であっても、アンテナを形成させる領域を確保できる。なお、導電膜13に凹部を設けずにアンテナを形成させてもよい。
また、ガラス板12の面上に隠蔽膜を形成し、この隠蔽膜の上にアンテナ導体17の一部分又は全体を設けてもよい。またはアンテナ導体17の一部分又は全体に対応するガラス板11に隠蔽膜を形成させてもよい。アンテナ導体17の一部分は特に電極16及びループ状アンテナエレメント15の一部であることが好ましい。隠蔽膜は黒色セラミックス膜等のセラミックスが挙げられる。この場合、車両用窓ガラス200の車外側から見ると、隠蔽膜により隠蔽膜上に設けられているアンテナ導体の部分が車外から見えなくなり、デザインの優れた窓ガラスとなる。図3に示される例では、凹部に対応する領域全体に隠蔽膜を設けることが導電膜13の代わりに熱線を遮蔽できる点でも好ましい。
図4A−4Eは、図3に示したA−Aにおける車両用窓ガラス200の断面図である。図4A−4Eは、本発明に係る車両用窓ガラス及びアンテナが有する積層形態のバリエーションを示したものである。図4A−4Eに示されるように、導電膜13がガラス板11と誘電体(すなわち、ガラス板12又は誘電体基板32)との間に配置されている。導電膜13は、ガラス板と誘電体との間の接着層に接している。
図4A−4Cの場合、ガラス板11とガラス板12の間に、導電膜13と中間膜14(又は、中間膜14A,14B)が配置されている。図4Aは、ガラス板12のガラス板11に対向している対向面に、導電膜13が蒸着処理されることによって、ガラス板12に導電膜13がコーティングされた形態である。図4Bは、ガラス板11のガラス板12に対向している対向面に接した中間膜14Aとガラス板12のガラス板11と対向した対向面に接する中間膜14Bとの間に、フィルム状の導電膜13が挟まれた形態である。フィルム状の導電膜13は、フィルムに導電膜13が蒸着処理されることによって導電膜13がコーティングされた形態であってもよい。図4Cは、ガラス板11のガラス板12に対向している対向面に、導電膜13が蒸着処理されることによって、ガラス板11に導電膜13がコーティングされた形態である。
また、図4D,4Eに示されるように、本発明に係る車両用窓ガラスは、合わせガラスでなくてもよい。この場合、誘電体はガラス板11と同じ大きさでなくてもよく、アンテナ導体17を形成できる程度の大きさの誘電体基板などでよい。図4D,4Eの場合、ガラス板11と誘電体基板32の間に、導電膜13が配置されている。図4Dは、ガラス板11の誘電体基板32に対向している対向面に、導電膜13が蒸着処理されることによって、ガラス板11に導電膜13がコーティングされた形態である。導電膜13及びガラス板11と、誘電体基板32とは、接着剤38によって接着される。図4Eは、ガラス板11の誘電体基板32に対向している対向面に、導電膜13が接着剤38Aによって接着された形態である。導電膜13及びガラス板11と、誘電体基板32とは、接着剤38Bによって接着される。誘電体基板32は樹脂からなる樹脂基板であり、電極16とループ状アンテナエレメント15が設けられている。樹脂基板は、電極16とループ状アンテナエレメント15がプリントされたプリント基板であってもよい。
図4A−図4Eから明らかなように、電極16は、導電膜13の周縁部よりもガラス板の外周縁側に位置するように(積層方向から見て、導電膜13に重ならないように)、ガラス板12又は誘電体基板32に設けられている。
図5Aは、図2、3のアンテナ部分を拡大したアンテナ19の正面図である。ループ状アンテナエレメント15は、所定の周波数帯の電波を受信するのに適した形状と寸法によって形成される。ループ状アンテナエレメント15の形状と寸法は、所定の周波数帯の電波を受信するために必要なアンテナ利得の要求値を満たすように設定されていればよい。
ループ状アンテナエレメント15が所定の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλとし、ガラス波長短縮率をk(ただしk=0.64)とし、λ=λ・kとすると、ループ状アンテナエレメント15のループ長L1(=H1×2+W1×2)が、λ以上(7/5)・λ以下であると、その周波数帯のアンテナ利得向上の点で好ましい結果が得られる。本発明でいうループ長とは、電極16A、16Bの間隔を含む。
例えば、中心周波数が310MHzの所定の周波数帯のアンテナ利得を向上させるためには、電波の速さを3.0×10m/sとすると、ループ状アンテナエレメント15のループ長L1を、640mm以上900mm以下に調整するとよい。
また、ループ状アンテナエレメント15とスロット23との交差部26からスロット23の先端23bまでのスロット長H2が、(3/16)・λ以上・(5/16)λ以下であると、その周波数帯のアンテナ利得向上の点で好ましい結果が得られる。
例えば、中心周波数が310MHzの所定の周波数帯のアンテナ利得を向上させるためには、電波の速さを3.0×10m/sとすると、スロット長H2を、120mm以上200mm以下に調整するとよい。
図5Bは、誘電体12と導電膜13とアンテナ導体17とを備える本発明の第3の実施形態であるアンテナ20の正面図である。図5Bに示されるように、導電膜13には、スロット23から離れた位置に他の独立スロットが形成されていてもよい。独立スロット24A,24Bは、スロット23と同様に、その一端を周縁部13aで開放して導電膜13に形成されたものである。独立スリット24A,24Bは、ループ状アンテナエレメントをガラス板11側に投影した場合にスロット23と交差しないように、スロット23の両側に離間して配置されている。また、特に図示はしていないが、スロット23に近接して、スロット23に非連続の独立スロットが導電膜13の外周縁に接することなく導電膜13内で閉じて形成されていてもよい。このような独立スロットを設けることによって、独立スロットを設けない場合に比べて、アンテナの広帯域化を図ることができる。
縦横500mmの正方形の厚さ2.0mmのガラス基板2枚11、12を、図4Bのように2枚の中間膜14A、14Bを介して貼り合わせた合わせガラスを窓ガラスと想定して、図5Aに示した形態のアンテナ19について、コンピュータ上で数値計算を行った。車内側と仮定したガラス基板12の車内側表面に、一対の電極16A,16Bを配置設定し、2枚の中間膜14A、14Bの間にスロット23が形成された導電膜13を配置設定した。導電膜13の大きさは、縦250mm、横500mmである。周縁部13aは、ガラス基板の上下方向の中心を通り、スロット23は、ガラス基板の左右方向の中心を通るように設定した。アンテナ導体17は、ループ状アンテナエレメントの左右方向の中心と、電極16Aと16Bの中間部と、スロット23の長手方向の延長線とが一致するように配置した。車体やデフォッガはないものと仮定した。
また、それ以外の各部の寸法は、単位をmmとすると、
H1:48.75
H2:163.125
H3:187.5
W1:341.25
W5:6.0
W40:10
W41,H42,W43,H44:20
とした。また、
ガラス板の比誘電率:7.0
1枚当たりの中間膜の厚さ:0.38mm(15ミル)
導電膜13のシート抵抗:2.0[Ω]
導電膜13の厚さ:0.01mm
ループ状エレメント15及び電極16の厚さ:0.01mm
ループ状エレメントの線幅:0.8mm
規格化インピーダンス:200Ω
とした。
このように数値設定されたアンテナ19について、FDTD法(Finite-Difference Time-Domain method)に基づく電磁界シミュレーションによって、周波数200〜400MHzにおいて5Hz毎に、リターンロス(反射係数)S11を数値計算した。S11は、零に近いほどリターンロスが大きくアンテナ利得が小さくなり、マイナスの値が大きくなるほどリターンロスが小さくアンテナ利得が大きくなる。
図6は、S11のシミュレーション結果を示す。aは、図5Aの形態に対して、導電膜13が無い形態のときの結果を示す。bは、図5Aの形態に対して、スロット23が無い(導電膜13は有る)形態のときの結果を示す。cは、図5Aの形態のときの結果を示す。
aの場合とbの場合を比較すればわかるように、スロット23が形成されていない導電膜13を設けることによって、アンテナとして機能させることができなくなってしまう。しかしながら、bの場合の形態に対して、ループ状アンテナエレメント15に交差するスロット23を設けることによって、ループ状アンテナエレメント15とスロット23が電磁結合してスロット23に沿って電流が流れるので、cで示されるように、300MHz付近に良好なマッチングを得ることができ,アンテナとして動作する。
このように、上述の構成によれば、車体フランジと導電膜との間のスロットを用いずに導電膜を利用したアンテナを構成できる。よって、車体フランジを利用しないため、ガラス板の車体フランジへの設置精度が要求されない。また、ガラス板に孔を開ける必要もなく、ガラス板の外周縁の外側を迂回する給電用導体を設ける必要もないため、導電膜を利用したアンテナを簡易な構成で実現することができる。
本発明は、例えば、地上波デジタルテレビ放送、UHF帯のアナログテレビ放送及び米国のデジタルテレビ放送、欧州連合地域のデジタルテレビ放送又は中華人民共和国のデジタルテレビ放送を受信する自動車用のアンテナとして利用されると好適である。その他、日本のFM放送帯(76〜90MHz)、米国のFM放送帯(88〜108MHz)、テレビVHF帯(90〜108MHz、170〜222MHz)、車両用キーレスエントリーシステム(300〜450MHz)にも利用できる。
また、自動車電話用の800MHz帯(810〜960MHz)、自動車電話用の1.5GHz帯(1.429〜1.501GHz)、GPS(Global Positioning System)、人工衛星のGPS信号1575.42MHz)、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System:2.5GHz)にも利用できる。
さらに、ETC通信(Electronic Toll Collection System:ノンストップ自動料金収受システム、路側無線装置の送信周波数:5.795GHz又は5.805GHz、路側無線装置の受信周波数:5.835GHz又は5.845GHz)、専用狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication、915MHz帯、5.8GHz帯、60GHz帯)、マイクロ波(1GHz〜3THz)、ミリ波(30〜300GHz)、及び、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service (2.34GHz、2.6GHz))の通信に利用してもよい。
1,2 ガラス板
3 導電膜
4 中間膜
5 アンテナ導体
11 車外側ガラス板
11a〜11d 車外側ガラス板の外周縁
12 車内側ガラス板
12a〜12d 車内側ガラス板の外周縁
13 熱反射膜(導電膜)
13a〜13d 周縁部
14 中間膜
15 ループ状アンテナエレメント
16A,16B 電極
17 アンテナ導体
19,20 アンテナ
21 電極16Aの投影
22 電極16Bの投影
23 スロット
23a 開放端(第1の端部)
23b 先端(第2の端部)
24A,24B 独立スロット
25 ループ状アンテナエレメント15の投影
26 交差部
32 誘電体基板
38,38A,38B 接着剤(接着層)
41 ルーフ側車体開口端
42,44 ピラー側車体開口端
43 シャーシー側車体開口端
100,200 車両用窓ガラス

Claims (11)

  1. ガラス板と、誘電体と、前記ガラス板と前記誘電体との間に配置された導電膜と、前記誘電体の前記導電膜側とは反対側の面に設けられた電極を有するアンテナ導体とを備えた車両用窓ガラスであって、
    前記導電膜に、第1の端部が該導電膜の周縁部で開放するスロットが形成され、
    前記アンテナ導体は、
    前記電極が、該電極を前記ガラス板側に投影すると前記導電膜と重ならない位置に配置され、かつ前記電極を給電点とするループ状アンテナエレメントを有し、
    前記ループ状アンテナエレメントは、該ループ状アンテナエレメントを前記ガラス板側に投影すると前記スロットと交差する交差部を形成するように設けられることを特徴とする車両用窓ガラス。
  2. 前記誘電体は、前記ガラス板と異なる他のガラス板である、請求項1に記載の車両用窓ガラス。
  3. 前記ガラス板と前記他のガラス板との間に中間膜を備える、請求項2に記載の車両用窓ガラス。
  4. 前記中間膜が、前記ガラス板と前記導電膜との間、及び/又は前記他のガラス板と前記導電膜との間に配置された、請求項3に記載の車両用窓ガラス。
  5. 前記誘電体は、フィルム状又は板状の物体である、請求項1に記載の車両用窓ガラス。
  6. 所定の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλとし、ガラス波長短縮率をk(ただしk=0.64)とし、λ=λ・kとすると、
    前記ループ状アンテナエレメントのループ長が、λ以上(7/5)・λ以下である、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  7. 前記ループ状アンテナエレメントのループ長が、640mm以上900mm以下である、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  8. 所定の周波数帯の中心周波数における空気中の波長をλとし、ガラス波長短縮率をk(ただしk=0.64)とし、λ=λ・kとすると、
    前記交差部から前記スロットの前記第1の端部とは反対側の第2の端部までのスロット長が、(3/16)・λ以上(5/16)・λ以下である、請求項1から7のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  9. 前記交差部から前記スロットの前記第1の端部とは反対側の第2の端部までのスロット長が、120mm以上200mm以下である、請求項1から7のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  10. 前記導電膜は、前記スロットから離れた位置に他のスロットが形成された、請求項1から9のいずれか一項に記載の車両用窓ガラス。
  11. ガラス板と、誘電体と、前記ガラス板と前記誘電体との間に配置された導電膜と、前記誘電体の前記導電膜側とは反対側の面に設けられた電極を有するアンテナ導体とを備えたアンテナであって、
    前記導電膜に、第1の端部が該導電膜の周縁部で開放するスロットが形成され、
    前記アンテナ導体は、
    前記電極が、該電極を前記ガラス板側に投影すると前記導電膜と重ならない位置に配置され、かつ前記電極を給電点とするループ状アンテナエレメントを有し、
    前記ループ状アンテナエレメントは、該ループ状アンテナエレメントを前記ガラス板側に投影すると前記スロットと交差する交差部を形成するように設けられることを特徴とするアンテナ。
JP2010267532A 2010-11-30 2010-11-30 車両用窓ガラス及びアンテナ Pending JP2014033243A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010267532A JP2014033243A (ja) 2010-11-30 2010-11-30 車両用窓ガラス及びアンテナ
PCT/JP2011/077090 WO2012073790A1 (ja) 2010-11-30 2011-11-24 車両用窓ガラス及びアンテナ
EP11846039.3A EP2648276B1 (en) 2010-11-30 2011-11-24 Window glass and antenna for vehicle
US13/904,589 US9118114B2 (en) 2010-11-30 2013-05-29 Window glass for vehicle and antenna

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010267532A JP2014033243A (ja) 2010-11-30 2010-11-30 車両用窓ガラス及びアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014033243A true JP2014033243A (ja) 2014-02-20

Family

ID=46171731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010267532A Pending JP2014033243A (ja) 2010-11-30 2010-11-30 車両用窓ガラス及びアンテナ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9118114B2 (ja)
EP (1) EP2648276B1 (ja)
JP (1) JP2014033243A (ja)
WO (1) WO2012073790A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019107458A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 日本板硝子株式会社 合わせガラス
JP2019214129A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社豊田中央研究所 合わせガラス

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105075009B (zh) 2013-03-27 2017-08-22 旭硝子株式会社 车辆用窗玻璃及天线
EP2940789A1 (en) * 2014-04-28 2015-11-04 King Slide Technology Co., Ltd. Communication device antenna
US10490877B2 (en) * 2016-05-06 2019-11-26 GM Global Technology Operations LLC CPW-fed circularly polarized applique antennas for GPS and SDARS bands
US10707553B2 (en) * 2016-05-06 2020-07-07 GM Global Technology Operations LLC CPW-fed modified sleeve monopole for GPS, GLONASS, and SDARS bands
US10396427B2 (en) * 2016-05-06 2019-08-27 GM Global Technology Operations LLC Dual polarized wideband LTE thin film antenna
US10734701B2 (en) 2016-05-27 2020-08-04 Danlaw, Inc. Through glass integrated antenna
US20170346155A1 (en) * 2016-05-27 2017-11-30 Danlaw, Inc. Through-glass-antenna
US10910692B2 (en) * 2017-11-28 2021-02-02 Taoglas Group Holdings Limited In-glass high performance antenna
JP7298600B2 (ja) * 2018-04-24 2023-06-27 Agc株式会社 車両用アンテナ、車両用アンテナ付き窓ガラス及びアンテナシステム
US11108141B2 (en) 2018-09-12 2021-08-31 Taoglas Group Holdings Limited Embedded patch antennas, systems and methods
JP7355027B2 (ja) * 2018-10-05 2023-10-03 Agc株式会社 アンテナシステム
JP7415943B2 (ja) * 2018-11-22 2024-01-17 Agc株式会社 アンテナシステム
CN209313001U (zh) * 2019-02-22 2019-08-27 深圳市特高科技有限公司 数字电视平面天线
CN114762188A (zh) * 2019-12-03 2022-07-15 株式会社可乐丽 天线系统和天线电路基板

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63196106U (ja) * 1987-01-20 1988-12-16
DE3808401A1 (de) 1988-03-12 1989-09-21 Blaupunkt Werke Gmbh Sichtscheibe fuer fahrzeuge
JPH0282701A (ja) 1988-09-19 1990-03-23 Central Glass Co Ltd 車両用透明ガラスアンテナ
JPH03196704A (ja) 1989-12-26 1991-08-28 Mazda Motor Corp 車両のアンテナ装置
JP3085581B2 (ja) 1989-12-29 2000-09-11 マツダ株式会社 車両用ガラスアンテナ
US5355144A (en) 1992-03-16 1994-10-11 The Ohio State University Transparent window antenna
DE19532431C2 (de) 1995-09-02 1998-07-02 Flachglas Automotive Gmbh Antennenscheibe in zumindest einer Fensteröffnung einer metallischen Karosserie eines Kraftfahrzeugs, insbesondere Personenkraftfahrzeugs
DE19710468A1 (de) * 1996-03-13 1997-10-30 Mazda Motor Erdungsanordnung für Antennen und Antennenvorrichtung mit Erdung für Fahrzeuge
DE19832228C2 (de) 1998-07-17 2002-05-08 Saint Gobain Sekurit D Gmbh Antennenscheibe für Kraftfahrzeuge
JP2000114839A (ja) 1998-10-05 2000-04-21 Harada Ind Co Ltd 車両用窓ガラスアンテナ装置
US6097345A (en) * 1998-11-03 2000-08-01 The Ohio State University Dual band antenna for vehicles
IT248292Y1 (it) * 1999-12-13 2002-12-16 Zendar Spa Antenna planare a microstrip, per autoveicoli.
JP2001185928A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Asahi Glass Co Ltd 車両用ガラスアンテナ
US6317090B1 (en) * 2000-08-03 2001-11-13 General Motors Corporation AM/FM solar-ray antenna with mirror wiring grounding strap
JP5153300B2 (ja) * 2007-11-07 2013-02-27 富士通テン株式会社 アンテナ
WO2010047214A1 (ja) * 2008-10-24 2010-04-29 株式会社村田製作所 無線icデバイス
JP5218274B2 (ja) 2009-05-15 2013-06-26 株式会社デンソー 電子装置およびその製造方法
JP5655782B2 (ja) * 2009-07-09 2015-01-21 旭硝子株式会社 車両用窓ガラス及びアンテナ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019107458A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 日本板硝子株式会社 合わせガラス
JP2019099404A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 日本板硝子株式会社 合わせガラス
JP7029945B2 (ja) 2017-11-29 2022-03-04 日本板硝子株式会社 合わせガラス
JP2019214129A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 株式会社豊田中央研究所 合わせガラス
JP7026002B2 (ja) 2018-06-11 2022-02-25 株式会社豊田中央研究所 車両

Also Published As

Publication number Publication date
EP2648276B1 (en) 2017-11-22
WO2012073790A1 (ja) 2012-06-07
US9118114B2 (en) 2015-08-25
EP2648276A4 (en) 2015-06-17
US20130257664A1 (en) 2013-10-03
EP2648276A1 (en) 2013-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012073790A1 (ja) 車両用窓ガラス及びアンテナ
JP5655782B2 (ja) 車両用窓ガラス及びアンテナ
US9755300B2 (en) Windshield and antenna
WO2012090883A1 (ja) アンテナ装置
US9509038B2 (en) Vehicle window glass and antenna
JP6743486B2 (ja) 車両用窓ガラス
WO2014142312A1 (ja) 車両用窓ガラス
WO2012153663A1 (ja) ガラスアンテナ及び窓ガラス
JP5115359B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス板
JP2008278481A (ja) 自動車用高周波ガラスアンテナ及び自動車用の窓ガラス板
US20170346154A1 (en) Window glass for vehicle
JP2007174513A (ja) 自動車用高周波ガラスアンテナ
JP5499810B2 (ja) 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス