JP5218274B2 - 電子装置およびその製造方法 - Google Patents
電子装置およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5218274B2 JP5218274B2 JP2009118780A JP2009118780A JP5218274B2 JP 5218274 B2 JP5218274 B2 JP 5218274B2 JP 2009118780 A JP2009118780 A JP 2009118780A JP 2009118780 A JP2009118780 A JP 2009118780A JP 5218274 B2 JP5218274 B2 JP 5218274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bundle
- wire
- metal wires
- metal
- wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される電子装置は、例えば、車輪速センサを備えたものであり、車両の各車輪の回転速度を検出するために用いられるものである。
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図3(a)は、本実施形態に係る電子装置の平面図であり、図3(b)は図3(a)のB矢視図であり、図3(c)はケーブル10の端部15の斜視図である。
上記第1実施形態では、ケーブル10の端部15すなわち各導線11の端部16をナイフで切断することによりテーパ面15a、16aを形成していたが、例えばフライスを用いてケーブル10の端部15を削ることによりテーパ面15a、16aを形成しても良い。この場合、テーパ面15a、16aはフライスの刃の回転によりケーブル10の端部15が削られることにより形成されるので、テーパ面15aは図1(b)に示されるような平面ではなく、湾曲した面となる。すなわち、「テーパ面15a、16a」とは、平面だけではなく、湾曲した面も含んでいる。
11 導線
12 被覆部
13 金属線
14 被覆膜
15 ケーブルの端部
15a ケーブルのテーパ面
15b ケーブルの端面
16 導線の端部
16a 導線のテーパ面
16b 導線の端面
17 切れ込み部
20 電子部品
21 リード端子
23 リード端子の先端部
30 冶具
31 貫通孔
Claims (13)
- 複数の金属線(13)が束ねられて絶縁性の被覆膜(14)により被覆された導線(11)と、前記金属線(13)の束に電気的に接続されたリード端子(21)を有する電子部品(20)と、を備えた電子装置であって、
前記導線(11)は、当該導線(11)が終端する端部(16)を有し、
前記端部(16)は、前記金属線(13)が延びる方向に垂直な方向に対して傾斜すると共に前記金属線(13)の束および前記被覆膜(14)が露出したテーパ面(16a)を有しており、
前記リード端子(21)は、前記テーパ面(16a)に露出した前記金属線(13)の束に接触すると共に前記金属線(13)側に押し込まれたことにより、前記金属線(13)の束に差し込まれていることを特徴とする電子装置。 - 前記導線(11)は複数備えられ、前記複数の導線(11)が束ねられて絶縁性の被覆部(12)により覆われることによりケーブル(10)が構成されており、
前記ケーブル(10)は、当該ケーブル(10)が終端する端部(15)を有し、
前記ケーブル(10)の端部(15)は、前記複数の導線(11)のテーパ面(16a)がそれぞれ同一面に露出するテーパ面(15a)を有しており、
前記電子部品(20)は、前記導線(11)の数と同じ数のリード端子(21)を有し、
前記リード端子(21)それぞれは、前記ケーブル(10)のテーパ面(15a)に露出した前記金属線(13)の束それぞれに押し込まれていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 複数の金属線(13)が束ねられて絶縁性の被覆膜(14)により被覆された導線(11)と、前記金属線(13)の束に電気的に接続されたリード端子(21)を有する電子部品(20)と、を備えた電子装置であって、
前記導線(11)は、当該導線(11)が終端する端部(16)を有し、
前記端部(16)は、前記金属線(13)の束および前記被覆膜(14)が露出すると共に前記金属線(13)が延びる方向に垂直な端面(16b)と、前記端面(16b)から前記金属線(13)が延びる方向に向かって前記端部(16)のうち少なくとも前記被覆膜(14)に形成された切れ込み部(17)とを有し、
前記リード端子(21)は、前記端面(16b)に露出した前記金属線(13)の束に接触すると共に前記金属線(13)側に押し込まれたことにより、前記金属線(13)の束に差し込まれており、
前記切れ込み部(17)は、前記端面(16b)から前記金属線(13)が延びる方向に向かって前記金属線(13)の束および前記被覆膜(14)に形成されており、
前記リード端子(21)は、前記金属線(13)の束に形成された前記切れ込み部(17)に接触すると共に前記金属線(13)側に押し込まれたことにより、前記金属線(13)の束に差し込まれていることを特徴とする電子装置。 - 前記導線(11)は複数備えられ、前記複数の導線(11)が束ねられて絶縁性の被覆部(12)により覆われることによりケーブル(10)が構成されており、
前記ケーブル(10)は、当該ケーブル(10)が終端する端部(15)を有し、
前記ケーブル(10)の端部(15)は、前記複数の導線(11)の端面(16b)がそれぞれ同一面に露出する端面(15b)を有しており、
前記電子部品(20)は、前記導線(11)の数と同じ数のリード端子(21)を有し、
前記リード端子(21)それぞれは、前記ケーブル(10)の端面(15b)に露出した前記金属線(13)の束それぞれに押し込まれていることを特徴とする請求項3に記載の電子装置。 - 前記被覆部(12)は、前記ケーブル(10)の端面(15b)から前記金属線(13)が延びる方向に向かって形成された切れ込み部(17)を有していることを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
- 複数の金属線(13)が束ねられて絶縁性の被覆膜(14)により被覆された導線(11)と、前記金属線(13)の束に電気的に接続されたリード端子(21)を有する電子部品(20)と、を備えた電子装置の製造方法であって、
前記導線(11)を用意する工程と、
前記導線(11)の端部(16)に、前記金属線(13)が延びる方向に垂直な方向に対して傾斜すると共に前記金属線(13)の束および前記被覆膜(14)が露出するテーパ面(16a)を形成する工程と、
前記電子部品(20)を用意する工程と、
前記電子部品(20)のリード端子(21)を前記導線(11)のテーパ面(16a)に露出した前記金属線(13)の束に接触させると共に前記金属線(13)側に押し込むことにより、前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程と、を含んでいることを特徴とする電子装置の製造方法。 - 前記導線(11)を用意する工程では、前記導線(11)が複数束ねられて絶縁性の被覆部(12)により覆われたケーブル(10)を用意し、
前記テーパ面(16a)を形成する工程では、前記ケーブル(10)の端部(15)に、前記複数の導線(11)のテーパ面(16a)がそれぞれ同一面に露出するテーパ面(15a)を形成し、
前記電子部品(20)を用意する工程では、前記電子部品(20)として、前記導線(11)の数と同じ数のリード端子(21)を有するものを用意し、
前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程では、前記電子部品(20)の前記リード端子(21)それぞれを、前記ケーブル(10)のテーパ面(15a)に露出した前記金属線(13)の束それぞれに差し込むことを特徴とする請求項6に記載の電子装置の製造方法。 - 複数の金属線(13)が束ねられて絶縁性の被覆膜(14)により被覆された導線(11)と、前記金属線(13)の束に電気的に接続されたリード端子(21)を有する電子部品(20)と、を備えた電子装置の製造方法であって、
前記導線(11)として、前記導線(11)の端部(16)に、前記金属線(13)の束および前記被覆膜(14)が露出すると共に前記金属線(13)が延びる方向に垂直な端面(16b)が形成されたものを用意する工程と、
前記導線(11)の前記端面(16b)から前記金属線(13)が延びる方向に向かって前記端部(16)のうち少なくとも前記被覆膜(14)に切れ込み部(17)を形成する工程と、
前記電子部品(20)を用意する工程と、
前記電子部品(20)のリード端子(21)を前記端面(16b)に露出した前記金属線(13)の束に接触させると共に前記金属線(13)側に押し込むことにより、前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程と、を含んでおり、
前記切れ込み部(17)を形成する工程では、前記端面(16b)から前記金属線(13)が延びる方向に向かって前記切れ込み部(17)を前記金属線(13)の束および前記被覆膜(14)に形成し、
前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程では、前記リード端子(21)を、前記金属線(13)の束に形成した前記切れ込み部(17)に接触させると共に前記金属線(13)側に押し込むことにより、前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込むことを特徴とする電子装置の製造方法。 - 前記導線(11)を用意する工程では、前記導線(11)が複数束ねられて絶縁性の被覆部(12)により被覆されると共に、前記複数の導線(11)の端面(16b)がそれぞれ同一面に露出する端面(15b)を有するケーブル(10)を用意し、
前記電子部品(20)を用意する工程では、前記電子部品(20)として、前記導線(11)の数と同じ数のリード端子(21)を有するものを用意し、
前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程では、前記リード端子(21)それぞれを、前記ケーブル(10)の端面(15b)に露出した前記金属線(13)の束それぞれに押し込むことにより、前記リード端子(21)それぞれを前記金属線(13)の束それぞれに差し込むことを特徴とする請求項8に記載の電子装置の製造方法。 - 前記切れ込み部(17)を形成する工程では、前記被覆部(12)に、前記ケーブル(10)の端面(15b)から前記金属線(13)が延びる方向に向かって切れ込み部(17)を形成することを特徴とする請求項9に記載の電子装置の製造方法。
- 前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程では、貫通孔(31)を備えた冶具(30)を用意し、前記導線(11)から露出する前記金属線(13)の束と前記電子部品(20)との間に前記冶具(30)を配置し、前記リード端子(21)を前記冶具(30)の貫通孔(31)に通して前記金属線(13)の束に差し込み、この後、前記冶具(30)を前記リード端子(21)から取り外すことを特徴とする請求項6ないし10のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。
- 前記電子部品(20)を用意する工程では、前記電子部品(20)として、前記リード端子(21)の先端部(23)が尖っているものを有する電子部品(20)を用意することを特徴とする請求項6ないし11のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。
- 前記リード端子(21)を前記金属線(13)の束に差し込む工程の後、前記金属線(13)の束から前記リード端子(21)が露出した部分に半田付けやレーザ溶接等の接合作業を行うことを特徴とする請求項6ないし12のいずれか1つに記載の電子装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009118780A JP5218274B2 (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 電子装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009118780A JP5218274B2 (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 電子装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010267532A JP2010267532A (ja) | 2010-11-25 |
JP5218274B2 true JP5218274B2 (ja) | 2013-06-26 |
Family
ID=43364322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009118780A Expired - Fee Related JP5218274B2 (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 電子装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5218274B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014033243A (ja) | 2010-11-30 | 2014-02-20 | Asahi Glass Co Ltd | 車両用窓ガラス及びアンテナ |
JP5957345B2 (ja) | 2012-09-06 | 2016-07-27 | 矢崎総業株式会社 | 接続構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53147290A (en) * | 1977-05-27 | 1978-12-21 | Fujitsu Ltd | Stick in wiring method |
JP5188713B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2013-04-24 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ドレン線止水構造を備えたシールド線およびドレン線止水方法 |
-
2009
- 2009-05-15 JP JP2009118780A patent/JP5218274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010267532A (ja) | 2010-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5092412B2 (ja) | レゾルバおよびレゾルバの製造方法 | |
JP4274381B2 (ja) | 極細同軸ケーブルの端末接続方法 | |
JP5244427B2 (ja) | 電子部品実装・絶縁体一体型内導体端子、及び同軸コネクタ | |
CN105474466A (zh) | 用于接触电导体的端子 | |
US20140353361A1 (en) | Electric wire connecting method and connecting device thereof | |
CN111740254A (zh) | 电缆组件、制造电缆组件的方法和设备及用于电缆组件的电气端子 | |
US20120149233A1 (en) | Terminal structure and electrical connector using the same | |
US10038292B2 (en) | Method for connecting insulated wires | |
US20160374201A1 (en) | Printed circuit board with side access termination pads | |
JP5218274B2 (ja) | 電子装置およびその製造方法 | |
WO2015122270A1 (ja) | ジョイントコネクタおよびワイヤーハーネス | |
WO2017195547A1 (ja) | 端子付き電線及び端子 | |
TWI547044B (zh) | 纜線連接方法 | |
US10181658B2 (en) | Electric machine with electrical connector | |
JP2009037748A (ja) | ケーブルコネクタ及びケーブル接続方法 | |
JP2004273333A (ja) | フラットケーブル | |
JP6330845B2 (ja) | 電線用コネクタ | |
JP2016177956A (ja) | 接続端子付き電線及びその電線の製造方法 | |
US9531092B2 (en) | Terminal and connection structure using terminal | |
JP6674847B2 (ja) | モータのステータ組立方法およびモータのステータ構造 | |
JP2006164580A (ja) | ケーブル付き電気コネクタ | |
JP5556609B2 (ja) | 回路基板とリード線との接続構造 | |
JP2006332005A (ja) | 電線用コネクタ | |
JP2016177951A (ja) | 接続端子付き電線及びその電線の製造方法 | |
JP2011049045A (ja) | 電線端末用固定具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5218274 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |