JP2014031995A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】濾過面をプリーツ形状に折曲したフィルタ濾材及びフラットパネル部を有する化粧パネルを使用した空気調和機において、製品のコンパクト化を可能とした空気調和機を提供する。
【解決手段】遠心ファン30等を収納する製品本体20と、製品本体20の正面に取り付けられる室内吸込口12が形成された化粧パネル10とを備える。化粧パネル10は、中央部がフラットパネル部13として形成され、このフラットパネル部13の外周側に室内吸込口12が形成されている。フラットパネル部13とファン吸込口32との間に、プリーツ形状のフィルタ濾材61を備えたエアフィルタ60が配置されている。エアフィルタ60は、枠部材としてフィルタ濾材61の折り山線に垂直な第1枠体63と、折り山線と平行な一対の第2枠体とを有する。そして、第1枠体63は、フィルタ濾材61の吸込側部に空気通路部63cが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機に係り、特に、機内に配置された遠心ファンのファン吸入口と室内吸込口との間にエアフィルタを配置する空気調和機に関する。
従来、機内に配置された遠心ファンのファン吸入口と室内吸込口との間にエアフィルタを配置する典型的な空気調和機として天井埋込型空気調和機がある。その一例は図10に示されるようなものである。
この従来例に係る天井埋込型空気調和機は、天井裏に埋設される直方体状の製品本体101と、この製品本体101の下部において天井材Rを貫通するように取り付けられる正面視長方形状の化粧パネル102とから構成されている。なお、空気調和機における正面は、使用時に最も人の目を引き付ける面と考えるのが一般的であると思われるので、本明細書においては天井埋込型空気調和機の下面が同空気調和機の正面であるとした。したがって、本明細書において、天井埋込型空気調和機の下面というときは天井埋込型空気調和機における正面と同義である。
製品本体101は、次のように構成されている。製品本体101の本体ケーシングの中央部には、回転軸を鉛直方向とするとともに、ファン吸込口103aが下方を向くようにして遠心ファン103が配置されている。また、遠心ファン103の吹出側となる側方には、室内側熱交換器104が配置されている。そして、このファン吸込口103aの下方には、ベルマウス105を介しエアフィルタ106が配置され、エアフィルタ106の直下に化粧パネル102の下面が位置するように化粧パネル102が配置されている。また、この化粧パネル102は、下面の外周部に室内吹出口107が形成され、室内吹出口107で囲まれる下面の中央部全体に吸込みグリルを備えた室内吸込口108が形成されている。
上記従来例に係る空気調和機は、空調運転時、遠心ファン103の運転により室内吸込口108から室内空気を吸い込み、この空気を室内側熱交換器104で熱交換して室内吹出口107から吹き出すように形成されている。なお、この種空気調和機を記載した先行技術文献として特許文献1がある(特許文献1の図12参照のこと)。
図10に記載した従来例に係る空気調和機の場合は、吸込みグリルを備えた室内吸込口108が下面中央部の広い面積を占める外観デザインとなっている。
しかし、近年は、シンプルなデザインが好まれる傾向にあり、下面の中央部をフラットパネル化しようとする傾向がある。図11は、下面の中央部をフラットパネル部109とした従来例である。なお、このような先行技術文献としては、例えば特許文献1がある(特許文献1の図1を参照のこと)。なお、図11において図10と同一の箇所には同一の符号を付しており、これにより以下の説明を簡略化する。
この空気調和機の場合は、化粧パネル102の下面外周側に室内吹出口107が形成され、その内周側の外周より部分には室内吸込口108が形成され、同内周側の中央部分はフラットパネル部109として形成されている。また、このフラットパネル部109は、一段下方に突出するように形成されており、室内吸込口108が外周から内周に向かって下方に傾斜する斜面上に形成されている。このように、フラットパネル部109とエアフィルタ106との間に所定寸法の隙間を形成しているのは、室内吸込口108から吸い込んだ室内空気が均一な速度分布となってエアフィルタ106を通過するようにするためと考えられる。
また、上記のような天井埋込型空気調和機に使用されるエアフィルタ106としては、フィルタ濾材をプリーツ形状にしたものが一般的に使用されている。なお、このようなプリーツ形状のフィルタ濾材を用いたエアフィルタに関する先行技術文献として、例えば、特許文献2を挙げることができる。
特開2000−46366号公報 特開2012−30550号公報
ところで、図11のように構成された従来の天井埋込型空気調和機は、エアフィルタ106と化粧パネル102の下面内周側のフラットパネル部109との間に所定寸法の隙間を必要とするため、図10の構造の空気調和機と比較すると大きくなるという問題があった。特に、下面全体をフラットな形状とすると、吸い込みグリル部分のみが突出するだけでなく、製品全体の高さ寸法がこの隙間分増加することになる。
なお、上記は天井埋込型空気調和機を例に挙げて説明したが、このような問題は、天井埋込型空気調和機に限られたものではなく、例えば、前面を正面とする壁掛け型空調機においても同様の問題点を生ずる。また、天井埋込型空気調和機と同様に下面を正面とする天井吊下げ型空気調和機になどにおいても、同様の問題を生ずる。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであって、エアフィルタにおけるフィルタ濾材の濾過面をプリーツ形状に折曲するとともに、化粧パネルにフラットパネル部を形成した空気調和機において、製品のコンパクト化を可能とした空気調和機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明に係る空気調和機は、内部に送風機としての遠心ファン及び室内側熱交換器を収納する箱形の製品本体と、製品本体の正面に取り付けられる化粧パネルとを備えるとともに、化粧パネルの中央部がフラットパネル部として形成され、フラットパネル部の外周側に室内吸込口が形成されてなる空気調和機であって、前記遠心ファンは、ファン吸込口が化粧パネルの正面と平行となるように配置され、前記フラットパネル部と前記遠心ファンのファン吸込口との間には、前記フラットパネル部と平行に正面視四辺形のエアフィルタが配置され、さらに、このエアフィルタは、濾過面をプリーツ形状に折曲したフィルタ濾材とこのフィルタ濾材の周囲を固定する枠部材とを有し、枠部材は、フィルタ濾材の折り山線に垂直な一対の第1枠体と、フィルタ濾材の折り山線に平行な一対の第2枠体とを備え、第1枠体は、フィルタ濾材の折り山線に垂直な端面を接合する側面壁を有し、この側面壁におけるフィルタ濾材の吸込側に位置する端部の、長さ方向の形状が、少なくとも長さ方向の大部分においてフィルタ濾材の端面が描く折曲線に沿う凹凸状に形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、第1枠体は、フィルタ濾材の端面を接合する側面壁を有し、この側面壁におけるフィルタ濾材の吸込側に位置する端部の、長さ方向の形状が、少なくとも長さ方向の大部分においてフィルタ濾材の端面が描く折曲線に沿う凹凸状に形成されているので、この側面壁の一端側に空気通路部を有することになる。換言すると、エアフィルタにおける空気吸込口は、従来のような空気通過面(すなわち、枠部材の内周側に形成される空気通過面)のみならず、エアフィルタの側面(すなわち、第1枠体における側面壁が形成される面)にも形成されていることになる。したがって、前記室内吸込口から吸い込まれた空気は、従来のものと同様にフラットパネル部とエアフィルタとの隙間を通過してエアフィルタの枠部材の内周側に形成される空気通過面から吸い込まれる他、フラットパネル部とエアフィルタとの隙間を通過せずに直接的にエアフィルタの側面からも吸い込まれる。このため、フラットパネル部とエアフィルタとの隙間を通過する空気量を減少させることができ、その分フラットパネル部とエアフィルタとの隙間を減少させることができる。これにより空気調和機をコンパクト化することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の空気調和機において、前記製品本体は、直方体状に形成され、前記化粧パネルは、この製品本体の形状に対応して正面視矩形状に形成されたものであって、長辺に沿ってスリット状の室内吹出口が形成されるとともに、室内吹出口の内周側にはスリット状の室内吸込口が形成され、さらに、この室内吸込口の内周側に矩形状のフラットパネル部が形成され、前記エアフィルタは、前記フラットパネル部と対向するように矩形状に形成されて配置されるとともに、前記第1枠体が長手方向となるように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、エアフィルタの枠部材を構成する長手方向の第1枠体に空気通路部が形成されるので、フラットパネル部とエアフィルタとの隙間を通過する風量を効果的に減少させることができる。したがって、効果的に空気調和機をコンパクト化することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の空気調和機において、前記エアフィルタは、枠部材が樹脂一体成形されたものであって、枠部材が樹脂一体成形される際に前記フィルタ濾材の外周が前記枠部材に埋め込まれて成ることを特徴とする。
このような構成によれば、第1枠体は樹脂一体成形品であるので、第1枠体の側面壁が形成されている面におけるフィルタ濾材の吸込側に空気通路部を容易に形成することができる。また、第1枠体は、上記のようにフィルタ濾材の外周を埋め込むように樹脂一体成形されているので、フィルタ濾材の保持強度を大きくすることができる。また、第1枠体の肉厚を適宜選択することにより所要強度の第1枠体を得ることができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の空気調和機において、前記第1枠体は、フィルタ濾材の端面を接合する前記側面壁の内面側にフィルタ濾材の端面が描く折曲線に対応する波型形状の厚肉部が形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、第1枠体は、フィルタ濾材の端面を接合する前記側面壁の内面側部分にフィルタ濾材の端面が描く折曲線に対応する波型形状の厚肉部が形成されているので、第1枠体に使用する材料を節約しながら、フィルタ濾材の折り山線に垂直な端部を埋め込む強度を大きくすることができる。また、これにより第1枠体の強度を大きくし、惹いては枠部材の強度を大きくすることができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の空気調和機において、前記エアフィルタは、枠部材として、この枠部材の内周側の空気通過面を長手方向に複数に分割する、短手方向に延びる短手中間枠と、前記枠部材の内周側の空気通過面を短手方向に複数に分割する、長手方向に延びる長手中間枠とを有し、前記フィルタ濾材は、これら中間枠に部分的に埋め込まれるように形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、フィルタ濾材の中間部分が前記短手中間枠及び長手中間枠により支持されるので、フィルタ濾材の耐久性が向上するとともに、プリーツ形状がより変形し難くなり、エアフィルタの空気抵抗の低下を防止することができる。また、これら中間枠により枠部材の強度が向上し、エアフィルタの強度が向上する。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5記載の空気調和機は、前記製品本体と化粧パネルとで天井材を挟みこむように形成された直方体状の天井埋込型空気調和機であることを特徴とする。
このような構成によれば、近年事務所ビル等の建築物への普及率が高まっている天井埋込型空気調和機をコンパクト化することにより、事務所ビル等の建築物における空調機の省スペース化、取付工事の省力化に貢献することができる。
本発明によれば、空気調和機に組み込まれるエアフィルタの側面、すなわち第1枠体における側面壁が形成されている面に空気通路部が形成されるので、室内吸込口からの空気の一部を、フラットパネル部とエアフィルタとの隙間を通過させずに、この空気通路部を通じて直接的にエアフィルタに通過させることができる。これにより空気調和機のコンパクト化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和機の外観斜視図である。 同天井埋込型空気調和機の機器配置を示した側断面図である。 同天井埋込型空気調和機の機器配置を示した平断面図である。 同天井埋込型空気調和機におけるエアフィルタの平面図である。 同エアフィルタの斜視図である。 同エアフィルタにおける第1枠体の側面壁の部分内面図である。 同エアフィルタの取付け部の詳細図である。 同エアフィルタにおける中間枠体の構成を示す斜視図である。 同エアフィルタの第1枠体の側面部における空気流れの説明図である。 従来例に係る天井埋込型空気調和機の機器配置を示した側断面図である。 他の従来例に係る天井埋込型空気調和機の機器配置を示した側断面図である。
以下図1〜図4を参照しながら、実施の形態1に係る空気調和機について説明する。
この空気調和機は、2方向吹出式の天井埋込型空気調和機であって、分離型空調機における室内ユニットを構成する。
この2方向吹出式の天井埋込型空気調和機は、図1及び図2に示されるように、平面形状が長方形を成す天井埋込型空気調和機であって、化粧パネル10とこの化粧パネル10の上方に連結される製品本体20とから構成されている。化粧パネル10は天井材R(図3参照)を挟むように製品本体20の下方に取り付けられている。そして、製品本体20は天井裏の建築構造部材(不図示)に対し吊り下げられるように取り付けられている。なお、化粧パネル10及び製品本体20は双方とも平面形状が長方形であるが、従来一般的なものと同様に製品本体20のほうが一回り小さい長方形になっている。
化粧パネル10は、図1及び図2に示すように、対向する二つの長辺に沿って温度調節された空気を室内へ吹き出す室内吹出口11が形成されている。また、この室内吹出口11の内側に、室内空気を吸い込む細長の室内吸込口12が形成されている。そして、一対の室内吸込口12に挟まれる中央部は、フラットパネル部13として形成されている。なお、このように化粧パネル10において、対向する長辺に沿って二つの室内吹出口11が形成されたものは、一般に2方向吹出式(ダブルフロ−タイプ)と称されている。
製品本体20は、図1〜図3から見て分かるように、直方体状を成す箱形の本体ケーシング21を有する。本体ケーシング21の内面には、発泡スチロールからなる断熱材22が全面的に貼付されている。断熱材22は、製品本体20の内面に嵌め込んで貼付できる箱形に一体成形されている。
また、図2に示すように、製品本体20は、本体ケーシング21内に、送風機としての遠心ファン30と、遠心ファン30の吹出側に配置される室内側熱交換器40と、室内側熱交換器40の下方に配置されたドレンパン50と、ドレンパン50への空気通路中に配置されたエアフィルタ60とを内蔵する。
遠心ファン30は、図3に図示されるように、回転矢印Yの方向に回転するターボファンである。遠心ファン30の羽根車31は、本体ケーシング21の平面視中央部に配置されている。この羽根車31は、図2に示すように、回転軸を鉛直方向とするとともに、ファン吸込口32が下方となるように配置されている。したがって、この羽根車31のファン吸込口32は、フラットパネル部13と平行、つまり水平となるように配置されている。また、このファン吸込口32のドレンパン50側には、ベルマウス33が配置されている。
室内側熱交換器40は、図2及び図3に示すように、本体ケーシング21の長辺を成す一対の側板の内側に配設された2個の分岐熱交換器41から形成されている。したがって、この分岐熱交換器41は、遠心ファン30の吹出側に配置されている。また、この分岐熱交換器41は、熱交換チューブにプレートフィンが取り付けられたプレートフィンコイルである。分岐熱交換器41は、図3に示すように、中間部が本体ケーシング21の側板に対し一定の隙間を置いて配置され、両端部が中心側に折曲された形状を有している。分岐熱交換器41と本体ケーシング21の側板との間の隙間は、室内吹出口11と連通し、熱交換された空気を室内へ吹き出す吹出通風路23を形成している(図2参照)。
ドレンパン50は、分岐熱交換器41の直下部分が、分岐熱交換器41からのドレン水を受けるための溝部51に形成されている。また、ドレンパン50は、遠心ファン30の吹出側と吸込側とを仕切る仕切り部材を兼用するように溝部51以外の部分で連結されている。この部分をこの明細書では仕切板兼用部52と称する。
仕切板兼用部52は、図2に示すように、ベルマウス33が取り付けられる部分に丸穴53が開口され、その下方に直方体状の空間部54が形成されている。空間部54は、エアフィルタ60を通過した空気がベルマウス33に円滑に吸い込まれるようにエアフィルタ60の形状に匹敵する大きさの平面視四角形に形成されている。このようにして、遠心ファン30のファン吸込口32がベルマウス33及び空間部54を介してエアフィルタ60と連通している。また、仕切板兼用部52の長手方向側方には、図2に示すように、分岐熱交換器41と側板との隙間により形成される吹出通風路23の下方において、化粧パネル10の室内吹出口11に連通するように細長の開口部55が形成されている。
エアフィルタ60は、図2に示すように、ドレンパン50における仕切板兼用部52の下方、より具体的には、四角形の空間部54の下方においてフラットパネル部13の方に突出するように取り付けられている。
エアフィルタ60は、図4及び図5に示すように、平面視略矩形状であって、濾過面をプリーツ形状に折曲したフィルタ濾材61と、このフィルタ濾材61の周囲を固定する枠部材62とを備えている。枠部材62は、フィルタ濾材61の折り山線に垂直な一対の第1枠体63と、フィルタ濾材61の折り山線に平行な一対の第2枠体64とを備えており、第1枠体63が長手方向となるように形成されている。
第1枠体63及び第2枠体64は、図6に示すように、枠部材62の内周側に形成される空気通過面に平行な水平面部に形成された平面壁63a、64aと、エアフィルタ60の端面を接合する、前記空気通過面に垂直な側面壁63b、64bとからなる断面L字形に形成されている。第1枠体63の平面壁63aは、側面壁63bの上端から水平に延びるように形成され、エアフィルタ60の取付面部を構成している。
第1枠体63の側面壁63bは、フィルタ濾材61の、折り山線に垂直な端面を接合する。また、側面壁63bにおける、フィルタ濾材61の吸込側に位置する端部の長さ方向の形状は、長さ方向全体にわたりフィルタ濾材61の端面が描く折曲線に沿う凹凸形状に形成されている。ここで、側面壁63bにおける、フィルタ濾材61の吸込側に位置する端部とは、この実施の形態においては、側面壁63bの下端部に相当する。したがって、フィルタ濾材61の吸込側に位置する、凹凸形状部の壁面の形成されていない部分は、フィルタ濾材61の吸込側に位置する空気通路部63cとして形成されていることになる。
より詳細には、第1枠体63は、側面壁63bの下端近傍の内面側に、フィルタ濾材61の端面が描く折曲線に対応する波型形状の厚肉部63dが形成されている。このため、この厚肉部63d下方の壁面を有しない部分が、空気通路部63cとなっている。したがって、この空気通路部63cは、エアフィルタ60の下面、すなわち、枠部材62内周側の空気通過面とともにエアフィルタ60における空気吸込口を成している。また、厚肉部63dが形成されることにより、第1枠体63の強度を大きくすることが容易になる。このようにして第1枠体63の側面、すなわち、側面壁63bが形成されている側面に、空気通路部63cが形成されている。また、この空気通路部63cの中央部の上方には、フィルタ濾材61の折り山形状に合致する突出部63eが形成されている。
また、図4、図5及び図7に示すように、第1枠体63の平面壁63aには、長手方向の2箇所、計4箇所にドレンパン50の空間部54の下方に取り付けられている取付板56への取付部65が形成されている。この取付部65は、他の部分より取付板56の板厚分程度低く窪ませた部分として形成されている。図7に示すように、この窪んだ取付部65に上方から取付板56が嵌め込まれ、下部から取付板56に軸支された係合片57により弾性的に挟み込まれて取り付けられるように構成されている。
係合片57は、図7に破線矢印で示すように回転可能に、かつ、両端位置において保持可能に形成されている。すなわち、係合片57は、エアフィルタ60の取付時に鉛直方向に向けられ、次いで取付部65が所定位置となるようにエアフィルタ60が配置された状態において水平方向に回転される。係合片57がこの状態を維持することにより、取付部65が係合片57と取付板56とにより挟まれた状態で保持され、エアフィルタ60が固定される。なお、図示しないが、係合片57の回転保持機構は係合片57の軸部に組み込まれている。また、この取付板56及び係合片57は、一対の第1枠体63の平面壁をそれぞれ2箇所において、全体として4箇所において支持するようにドレンパン50に組み込まれている。
また、枠部材62は、枠部材62の内周側の空気通過面、すなわち、第1枠体63及び第2枠体64により取り囲まれる空気通過面を、長手方向に複数に分割する、短手方向に延びる短手中間枠66と、短手方向に複数に分割する、長手方向に延びる長手中間枠67とを備えている。
短手中間枠66は、図5、図6及び図8に図示されるように、フィルタ濾材61における5個又は6個置きの折り山部の位置に形成された棒状部材であって、上方から見ると四角形の外観形状を呈する。そして、短手中間枠66は、図8に示される断面から分かるように、下方にはフィルタ濾材61の折り山形状に略合致する形状の溝66aが形成されている。すなわち、この短手中間枠66は、フィルタ濾材61の上方の折り山部を覆うような断面形状の棒状部材に形成されている。
長手中間枠67は、板状部材67aを有し、この板状部材67aの下端が第1枠体63における側面壁63bの下端形状と同様の凹凸形状に形成されている。したがって、この凹凸形状部における壁面の形成されていない山形形状部67bが複数連続的に形成されている。また、この山形形状部67bの上部には、フィルタ濾材61の折り山形状に合致する略三角形の突出部67cが両面に形成されている。
上記構成のエアフィルタ60は、樹脂射出成形によって枠部材62を形成するとともに、枠部材62の樹脂射出成形時にフィルタ濾材61の外周部及び中間部を枠部材62内に埋め込む方法により形成されている。
すなわち、この成形方法では、枠部材62を樹脂一体成形する金型内にフィルタ濾材61を予め組み込んでおき、その状態で枠部材62を樹脂射出成形する。こうすると、枠部材62が樹脂一体成形される際に、フィルタ濾材61の外周部が、第1枠体63及び第2枠体64の内面側から埋め込まれる。また、フィルタ濾材61の上方の折り山部が、5個又は6個おきに短手中間枠66に合致する位置にあるため、これら折り山部が溝66aから短手中間枠66に埋め込まれる。さらにフィルタ濾材61の折り山線方向の中央部が、長手中間枠67において山形形状部67bを形成する板状部材67aや突出部67cに埋め込まれる。
このようにして、エアフィルタ60は、フィルタ濾材61の外周部が枠部材62を構成する第1枠体63及び第2枠体64に埋め込まれるとともに、フィルタ濾材61の中間部が枠部材62を構成する短手中間枠66及び長手中間枠67に埋め込まれることにより、フィルタ濾材61と枠部材62とが一体的に形成される。また、樹脂一体成形する金型を、第1枠体63の側面壁63bの下端形状がフィルタ濾材61の端面が描く折曲線に沿う形状となるように形成しておくことにより、樹脂射出成形完了とともに空気通路部63cが形成される。
フィルタ濾材61及び枠部材62の材料は、従来から知られているものを用いることができる。
フィルタ濾材61としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔質膜と通気性繊維層との積層体を用いることができる。通気性繊維層は、フェルト、不織布、織布、メッシュ(網目状シート)等を用いればよい。通気性繊維層を構成する材料としては、ポリオレフィン(例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン)、ポリアミド(芳香族ポリアミドを含む)、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレート(PET))等を用いればよい。フィルタ濾材61の厚さは、プリーツ加工した後にその形状が保持される程度であることが望ましく、例えば、0.05mm〜1mmが好ましい。
枠部材62を構成する樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂やこれらの複合材料を用いることができる。枠部材62は、上記樹脂の他に、顔料、抗菌剤炭素繊維等の短歌材等を含んでもよい。また、枠部材62は、フィルタ濾材61を保持するとともにフィルタ濾材61の形状を維持するものであるので、人間の力により変形しない程度の強度を有していればよい。
(作用)
次に、本実施の形態に係る空気調和機の作用について説明する。
先ず、本実施の形態に係る天井埋込型空気調和機における空調運転について説明する。この天井埋込型空気調和機は、図示しない室外ユニットに搭載された圧縮機と、製品本体20内に収納された遠心ファン30が運転されることにより空調運転が行われる。空調運転に入ると、室内空気は、図2に実線矢印で示されるように流通される。具体的には、室内空気は、室内吸込口12からエアフィルタ60を通過して遠心ファン30に吸い込まれる。
この場合において室内吸込口12から吸い込まれた室内空気のうちの一部は、フラットパネル部13とエアフィルタ60との間のスペースを介してエアフィルタ60下面の空気通過面からフィルタ濾材61を通過して遠心ファン30の羽根車31に吸い込まれる。しかし、室内吸込口12から吸い込まれた室内空気のうちの他の一部は、図2に示すように、室内吸込口12から直接的にエアフィルタ60の側面の第1枠体63に形成された空気通路部63cの方に流れる。そして、図9に示すように、この空気が、空気通路部63cから吸い込まれフィルタ濾材61を通過して遠心ファン30に吸い込まれる。
したがって、フラットパネル部13とエアフィルタ60との間のスペースを通過する風量は、室内吸込口12から吸い込まれた室内空気が全てフラットパネル部13とエアフィルタ60との間のスペースを介して遠心ファン30の羽根車31に吸い込まれる場合に比し、第1枠体63の空気通路部63cから吸い込まれる風量分少なくなる。これにより、フラットパネル部13とエアフィルタ60との間のスペースを小さくすることができ、この分空気調和機を小型することができる。
上記空気流れにおいて、エアフィルタ60の外周枠を構成する第1枠体63及び第2枠体64のうち、寸法が長く、かつ、室内吸込口12と平行であって、室内吸込口12の上方に位置する第1枠体63に空気通路部63cが形成されている。したがって、フラットパネル部13とエアフィルタ60との間の風量を低減する量は、空気通路部63cが第2枠体64に形成される場合に比べて格段に多くなる。これに対して、第2枠体64の長さ寸法が第1枠体63に比し短いため、フィルタ濾材61の折り山線の方向を90度変更し、第2枠体64に前記と同様に空気通路部を形成したとしても、その空気通路部の合計面積を大きくすることができない。また、第2枠体64に空気通路部を形成したとしても、この空気通路部は室内吸込口12とは直角方向となるため、室内吸込口12からの空気を直接的に吸い込むことが難しい。このために、本実施の形態においては、フィルタ濾材61の折り山線の方向を図5図示のように第1枠体63のみに空気通路部63cを形成している。
遠心ファン30の羽根車31に吸い込まれた空気は、遠心ファン30の羽根車31の外周から吹き出され、対向する二つの分岐熱交換器41に分散されて通過することにより温度調節される。そして、温度調節された空気が、ドレンパン50の側部に形成された細長の開口部55を介し室内吹出口11から室内へ吹き出される。
上記構成の空気調和機において、フラットパネル部13とエアフィルタ60との間の隙間を小さくするには、エアフィルタ60のフィルタ濾材61の形状を変形しないように維持してエアフィルタ60の空気抵抗が大きくなることを防止することが重要である。この点に関し、本実施の形態においては、濾過面をプリーツ形状に折曲したフィルタ濾材61の外周及びその中間部を枠部材62の第1枠体63、第2枠体64、短手中間枠66及び長手中間枠67に埋め込ませているので、枠部材62によるフィルタ濾材61の保持力が強化されるとともに、フィルタ濾材61のプリーツ形状の形崩れが少なくなる。
具体的には、フィルタ濾材61の折り山線に垂直な端部は、第1枠体63の内面側に埋め込まれる。この場合において、フィルタ濾材61の折り山線に垂直な端部は、第1枠体63の内面側に形成された厚肉部63dに埋め込まれる。また、フィルタ濾材61の上方の折り山部の端部は、空気通路部63cの上方中央部の突出部63eに埋め込まれるので、折り山部の位置が強固に維持される。
また、フィルタ濾材61の折り山線方向の中間部は、長手中間枠67の山形形状部67bおいて埋め込まれる、この場合において、フィルタ濾材61の折り山部は、突出部67cに埋め込まれている。また、フィルタ濾材61の折り山部は、5個または6個おきに形成されている棒状の短手中間枠66に埋め込まれている。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る天井埋込型空気調和機は、以上のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
(1)室内吸込口12から吸い込まれた空気は、その一部がフラットパネル部13とエアフィルタ60との隙間を通過せずに直接的にエアフィルタ60の側面、すなわち、第1枠体63の側面壁63bが形成されている面からエアフィルタ60に吸い込まれる。このため、フラットパネル部13とエアフィルタ60との隙間を通過する空気量を減少させることができ、その分フラットパネル部13とエアフィルタ60との隙間を減少させることができる。これにより空気調和機をコンパクト化することができる。
(2)エアフィルタ60は、枠部材62を構成する長手方向の第1枠体63とフィルタ濾材61の折り山線が垂直となるように構成されるとともに、第1枠体63に空気通路部63cが形成されているので、効果的にフラットパネル部13とエアフィルタ60との隙間を通過する風量を減少させることができる。したがって、効果的に空気調和機をコンパクト化することができる。
(3)第1枠体63は樹脂一体成形されるので、第1枠体63の側面壁63bが形成されている面におけるフィルタ濾材61の吸込側に、空気通路部63cを容易に形成することができる。また、第1枠体63は、上記のようにフィルタ濾材61の外周を埋め込むように樹脂一体成形されているので、フィルタ濾材61の保持強度を大きくすることができる。また、第1枠体63の肉厚を適宜選択することにより所要強度の第1枠体63を得ることができる。
(4)第1枠体63は、フィルタ濾材61の折り山線に垂直な端部が埋め込まれる側面壁63bの内面側部分に、フィルタ濾材61の端面が描く折曲線形状に対応する波型形状の厚肉部63dを有しているので、第1枠体63に使用する材料を節約しながら、フィルタ濾材61の折り山線に垂直な端部を埋め込む強度を大きくすることができる。また、第1枠体63の強度を大きくし、惹いては枠部材62の強度を大きくすることができる。
(5)フィルタ濾材61の中間部分が短手中間枠66及び長手中間枠67により支持されるので、フィルタ濾材61の耐久性が向上するとともに、プリーツ形状がより変形し難くなり、エアフィルタ60の空気抵抗の低下を防止することができる。また、これら中間枠により枠部材62の強度が向上し、エアフィルタ60の強度が向上する。
(6)近年事務所ビル等の建築物への普及率が高まっている天井埋込型空気調和機をコンパクト化することにより、事務所ビル等の建築物における空調機の省スペース化、取付工事の省力化に貢献することができる。
(変形例)
本発明に係る空気調和機は、上記実施の形態に限定されることなく、以下の変形例も適用可能である。なお、以下の変形例については、異なる変形例同士を適宜互いに組み合わせて適用してもよい。
・上記実施の形態は、二方向吹出式の天井埋込型空気調和機に関するものであったが、前面を正面とする壁掛け型空気調和機や、天井埋込型空気調和機と同様に下面を正面とする天井吊下げ型空気調和機等に同様趣旨の構造を採用することが可能である。
・上記実施の形態においては、フィルタ濾材61の吸込側に位置する、側面壁63bにおける端部の長さ方向の形状は、長さ方向全体にわたりフィルタ濾材61の端面が描く折曲線に沿う凹凸形状に形成されていた。しかし、長さ方向において凹凸形状を形成する部分は、全体ではなく大部分、すなわち、長さ方向の半分〜全体の範囲に形成したものも本発明に含まれる。
・エアフィルタ60は、フィルタ濾材61の外周部や中間部が枠部材62に埋め込まれて一体成形されたものであるが、このように一体成形されたものに限られるものではない。すなわち、エアフィルタ60を構成する枠部材に対しフィルタ濾材61を機械的に固定したものでもよい。なお、このようなものに比べて、前記実施の形態におけるものは、構造が簡易であり、フィルタ濾材61の保持強度や形状維持性能を優れたものとすることができる利点がある。
・前記実施の形態に記載された枠部材62の具体的な構造は、一例であって本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形することは可能である。例えば、第1枠体63における厚肉部63d、突出部63eの何れか又は何れをも省略することも可能である。この場合に、第1枠体63全体の肉厚を厚くして、その強度を大きくすることもできる。また、短手中間枠66の間隔を小さくしたり大きくしたりして、その本数を適宜変更することもできる。また、長手中間枠67において板状部材67aの下方を延長して山形形状部67bを廃止することもできる。この場合は、フィルタ濾材61をこの長手中間枠67で仕切った形状として枠部材62を成形する金型内にフィルタ濾材61を予め組み込めばよい。
R…天井材、10…化粧パネル、11…室内吹出口、12…室内吸込口、13…フラットパネル部、20…製品本体、21…本体ケーシング、30…遠心ファン、32…ファン吸込口、40…室内側熱交換器、60…エアフィルタ、61…フィルタ濾材、62…枠部材、63…第1枠体、63b…側面壁、63c…空気通路部、63d…厚肉部、64…第2枠体、66…短手中間枠、67…長手中間枠。

Claims (6)

  1. 内部に送風機としての遠心ファン(30)及び室内側熱交換器(40)を収納する箱形の製品本体(20)と、製品本体(20)の正面に取り付けられる化粧パネル(10)とを備えるとともに、化粧パネル(10)の中央部がフラットパネル部(13)として形成され、フラットパネル部(13)の外周側に室内吸込口(12)が形成されてなる空気調和機であって、
    前記遠心ファン(30)は、ファン吸込口(32)が化粧パネル(10)の正面と平行となるように配置され、
    前記フラットパネル部(13)と前記のファン吸込口(32)との間には、前記フラットパネル部(10)と平行に正面視四辺形のエアフィルタ(60)が配置され、さらに、このエアフィルタ(60)は、濾過面をプリーツ形状に折曲したフィルタ濾材(61)とこのフィルタ濾材(61)の周囲を固定する枠部材(62)とを有し、
    枠部材(62)は、フィルタ濾材(61)の折り山線に垂直な一対の第1枠体(63)と、フィルタ濾材(61)の折り山線に平行な一対の第2枠体(64)とを備え、
    第1枠体(63)は、フィルタ濾材(61)の折り山線に垂直な端面を接合する側面壁(63b)を有し、この側面壁(63b)におけるフィルタ濾材(61)の吸込側に位置する端部の、長さ方向の形状が、少なくとも長さ方向の大部分においてフィルタ濾材(61)の端面が描く折曲線に沿う凹凸状に形成されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1記載の空気調和機において、
    前記製品本体(20)は、直方体状に形成され、
    前記化粧パネル(10)は、この製品本体(20)の形状に対応して正面視矩形状に形成されたものであって、長辺に沿ってスリット状の室内吹出口(11)が形成されるとともに、室内吹出口(11)の内周側にはスリット状の室内吸込口(12)が形成され、さらに、この室内吸込口(12)の内周側に矩形状のフラットパネル部(13)が形成され、
    前記エアフィルタ(60)は、前記フラットパネル部(13)と対向するように矩形状に形成されて配置されるとともに、前記第1枠体(63)が長手方向となるように形成されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項2記載の空気調和機において、
    前記エアフィルタ(60)は、枠部材(62)が樹脂一体成形されたものであって、枠部材(62)が樹脂一体成形される際に前記フィルタ濾材(61)の外周が前記枠部材(62)に埋め込まれて成る
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3記載の空気調和機において、
    前記第1枠体(63)は、フィルタ濾材(61)の端面を接合する前記側面壁(63b)の内面側にフィルタ濾材(61)の端面が描く折曲線に対応する波型形状の厚肉部(63d)が形成されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4記載の空気調和機において、
    前記エアフィルタ(61)は、枠部材(62)として、この枠部材(62)の内周側の空気通過面を長手方向に複数に分割する、短手方向に延びる短手中間枠(66)と、前記枠部材(62)の内周側の空気通過面を短手方向に複数に分割する、長手方向に延びる長手中間枠(67)とを有し、
    前記フィルタ濾材(61)は、これら中間枠に部分的に埋め込まれるように形成されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の空気調和機は、前記製品本体(20)と化粧パネル(10)とで天井材(R)を挟みこむように形成された直方体状の天井埋込型空気調和機である
    ことを特徴とする空気調和機。
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