JP2014031762A - 保守用車の燃料供給装置 - Google Patents

保守用車の燃料供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014031762A
JP2014031762A JP2012172661A JP2012172661A JP2014031762A JP 2014031762 A JP2014031762 A JP 2014031762A JP 2012172661 A JP2012172661 A JP 2012172661A JP 2012172661 A JP2012172661 A JP 2012172661A JP 2014031762 A JP2014031762 A JP 2014031762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
fuel pump
maintenance vehicle
supply device
pumps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012172661A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Yamada
正則 山田
Kazuhiko Midorikawa
和彦 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKAHAGI JIKO KK
UNION KENSETSU KK
Original Assignee
TAKAHAGI JIKO KK
UNION KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKAHAGI JIKO KK, UNION KENSETSU KK filed Critical TAKAHAGI JIKO KK
Priority to JP2012172661A priority Critical patent/JP2014031762A/ja
Publication of JP2014031762A publication Critical patent/JP2014031762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】複数の燃料ポンプの故障を簡単に検出することができる保守用車の燃料供給装置を提供すること。
【解決手段】燃料タンクに貯蔵された燃料を内燃機関に供給する複数の燃料ポンプ41,42,43を有する保守用車の燃料供給装置であって、複数の燃料ポンプ41,42,43と内燃機関との間には、各燃料ポンプ41,42,43から排出された燃料が通る各支流管51,52,53と、各支流管51,52,53が結合されて各支流管51,52,53からの燃料が合流して内燃機関に供給される本流管54とが設けられ、かつ、各支流管51,52,53には、それぞれ、各支流管51,52,53を通る燃料によって回転する羽根車と、その羽根車の回転の有無を外から確認可能な確認窓とを有する水車61,62,63を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料タンクに貯蔵された燃料を内燃機関に供給する複数の燃料ポンプを有する保守用車の燃料供給装置に関する。
列車走行に伴うレールのゆがみ等の修正作業を行うマルチプルタイタンパや、道床バラストの掻き込みや清掃作業等を行う道床整理車等の保守用車は、大型であり、走行しながら各種作業を行なったり、道床バラスト等を積載したり搬送等するため、燃料タンクの位置が内燃機関(エンジン)の高さよりも低い位置に設けられている。そのため、このような保守用車では、燃料タンクに貯蔵された燃料を燃料タンクより高い位置にある内燃機関に供給するため燃料ポンプを設けている。また、このような保守用車では、燃料ポンプを1台しか設けないと、夜間作業時にその1台の燃料ポンプが故障して走行不可になり、翌日の列車の運行に多大な影響を与えるおそれがある等の点から、複数の燃料ポンプを設けている。
なお、マルチプルタイタンパ等の保守用車のものではないが、複数の燃料ポンプのうちの一の燃料ポンプに故障が生じた場合でも、内燃機関の運転を継続して運転できるようにした装置は提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2007−309106号公報 特開平10−259769号公報
ところで、従来の保守用車の燃料供給装置では、複数の燃料ポンプを設けることにより、1台の燃料ポンプが故障した場合でも、正常な燃料ポンプにより燃料タンクから内燃機関に燃料が送られるようにしているものの、各燃料ポンプの故障は検出できないでいたため、複数の燃料ポンプを設置した後、ある程度の期間が経過した場合には、安全を期して、燃料ポンプが正常か故障にかかわらず全ての燃料ポンプを交換しており、非常に無駄があった。
なお、前述の特許文献1の発明は、複数の燃料ポンプを有するものの、ある制御系統が故障した場合、他の制御系統に切り替えて内燃機関の運転を継続する発明であり、複数の燃料ポンプの故障までは検出できないでいた。また、前述の特許文献2の発明も、複数の燃料ポンプを有するものの、内燃機関の始動毎に複数の燃料ポンプを切り替えて使用する装置であり、複数の燃料ポンプの故障までは検出できないでいた。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、複数の燃料ポンプの故障を簡単に検出することができる保守用車の燃料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る保守用車の燃料供給装置は、燃料タンクに貯蔵された燃料を内燃機関に供給する複数の燃料ポンプを有する保守用車の燃料供給装置であって、複数の燃料ポンプと内燃機関との間には、各燃料ポンプから排出された燃料が通る各支流管と、各支流管が結合されて各支流管からの燃料が合流して内燃機関に供給される本流管とが設けられ、かつ、各支流管には、それぞれ、各支流管を通る燃料によって回転する羽根車と、その羽根車の回転の有無を外から確認可能な確認窓とを有する水車を設けたことを特徴とする。
ここで、上述の保守用車の燃料供給装置において、さらに、複数の燃料ポンプ毎に設けられ、燃料ポンプ起動信号の入力に基づいて各ポンプに対し駆動電流を供給する複数のリレー回路と、複数の燃料ポンプ毎に設けられ、各支流管に設けられた水車における羽根車の回転の有無を検出する複数の羽根車回転センサと、燃料ポンプ起動信号と羽根車回転センサからの検出信号とに基づいて、駆動電流が供給されている燃料ポンプの水車の羽根車が回転しているか否かを判断し、駆動電流が供給されているのに水車の羽根車が回転していない燃料ポンプがある場合、その燃料ポンプを故障した燃料ポンプとして検出する燃料ポンプ故障検出回路と、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者に故障した燃料ポンプを知らせる報知部と、を有するようにすると良い。
また、報知部は、前部キャビンまたは後部キャビンの運転台の燃料計の近くに設けられたインジケータランプであって、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者に故障した燃料ポンプを、インジケータランプの色や点滅状態を変えることによって知らせるようにするとさらに良い。
また、上述の保守用車の燃料供給装置において、複数のポンプ毎に設けられ、燃料ポンプ起動信号の入力に基づいて各燃料ポンプに対し駆動電流を供給する複数のリレー回路と、複数の燃料ポンプ毎に設けられ、各支流管に設けられた水車における羽根車の回転の有無を検出する複数の羽根車回転センサと、燃料ポンプ起動信号と羽根車回転センサからの検出信号とに基づいて、駆動電流が供給されている燃料ポンプの水車の羽根車が回転しているか否かを判断し、駆動電流が供給されているのに水車の羽根車が回転していない燃料ポンプがある場合、いずれかの燃料ポンプが故障したことを検出する燃料ポンプ故障検出回路と、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者にいずれかの燃料ポンプが故障したことを知らせる報知部と、を有するようにすると良い。
また、報知部は、前部キャビンまたは後部キャビンの運転台の燃料計の近くに設けられたインジケータランプであって、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者にいずれかの燃料ポンプが故障したことを点灯色や点灯状態を変えることによって知らせるようにするとさらに良い。
本発明に係る保守用車の燃料供給装置では、複数の燃料ポンプ毎に各支流管を通る燃料によって回転する羽根車と、その羽根車の回転の有無を外から確認可能な確認窓とを有する水車を設けたため、水車における羽根車の回転を目視確認することによって各燃料ポンプの故障を簡単に検出することができる。また、複数の燃料ポンプ毎に羽根車回転センサを設け、駆動電流が供給されているのに水車の羽根車が回転していない燃料ポンプがある場合、その燃料ポンプが故障しているものとして、または少なくとも一の燃料ポンプが故障しているものとして検出して、報知部により前部キャビンや後部キャビンの運転者や作業者などに知らせるようにしたため、各支流管に設けられた水車を確認しに行かなくても、報知部によって複数の燃料ポンプの故障を簡単に確認することができる。
本発明に係る保守用車の燃料供給装置を搭載した保守用車の外観や、燃料タンクや燃料ポンプや内燃機関等のおよその配置の一例を示す側面図である。 本発明に係る保守用車の燃料供給装置の燃料ポンプ近辺の構成を示す図である。 支流管に設けた水車の一例を示す拡大図である。 運転台に設けたインジケータランプの一例を示す図である。 実施形態2の燃料供給装置の特徴部分の構成を示す回路図である。 実施形態2の燃料供給装置における燃料ポンプ故障検出回路の動作を示すフローチャートである。 実施形態2の燃料供給装置における燃料ポンプ故障検出回路の動作の他の例を示すフローチャートである。 実施形態3の燃料供給装置における燃料ポンプ故障検出回路の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
次に、本発明本発明に係る保守用車の燃料供給装置の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明に係るマルチプルタイタンパ等の保守用車1は、列車走行に伴うレールのゆがみ等の修正作業を行うため、レールを掴んで持ち上げて、枕木下に隙間を設け、図1に示すように、タンピングツール11等により道床バラスト(砂利)を突き固めたり、枕木下に新たな道床バラストを入れることで所定の高さに線路を直していく各種道床作業を行う保守用車で、内燃機関(エンジン)2の位置より燃料タンク3の位置が低い位置に設けられており、燃料タンク3に貯蔵した燃料を内燃機関2に供給する燃料供給室4に複数の燃料ポンプ41,42,43を設けている。なお、図1において、81は運転や各種作業のためのハンドルや各種スイッチ、各種メータが設けられた運転台であり、82は前部キャビン80の運転席である。また、後部キャビン90にも、同様の運転台91や運転席92等が設けられている。
複数の燃料ポンプ41,42,43と内燃機関2との間には、図2に示すように、各燃料ポンプ41,42,43から排出された燃料が通る各支流管51,52,53と、各支流管51,52,53が結合されて各支流管51,52,53からの燃料が合流して内燃機関2に供給される本流管54とが設けられている。なお、図2において、7は、燃料供給室4に設けられた燃料供給制御盤であり、後述する図4に示すように。この保守用車1の内燃機関2の起動スイッチに基づき燃料ポンプ41,42,43に駆動電流を送って、燃料ポンプ41,42,43の動作を制御するリレー回路71,72,73や燃料ポンプ故障検出回路74等の各種リレー回路や制御回路が内蔵されている。
そして、この保守用車1の燃料供給装置では、図2に示すように、各支流管51,52,53には、それぞれ、各支流管51,52,53に燃料を吐出する燃料ポンプ41,42,43が正常に動作しているか否かを目視で確認できる水車61,62,63を設けている。
水車61,62,63は、図3(水車61のみを示すが、他の水車62,63も同様である。)に示すように、各支流管51,52,53に流れる燃料によって回転する羽根車61a,62a,63aと、その羽根車61a,62a,63aの回転の有無を外から確認可能な透明な確認窓61b,62b,63bとを有する。ここで、水車61,62,63は、羽根車61a,62a,63aが直接各支流管51,52,53に流れる燃料に当って回転しても良いし、さらには、羽根車61a,62a,63a以外の軸や別の羽根車などが各支流管51,52,53に流れる燃料によって回転するタイプでも何でも良い。
従って、この実施形態1の保守用車1の燃料供給装置によれば、各支流管51,52,53に設けられた水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aの回転の有無を確認窓61b,62b,63bを介し確認することにより、複数の燃料ポンプ41,42,43が正常に動作しているか否かを1台ずつ目視で簡単に確認できる。
その結果、複数の燃料ポンプ41,42,43に燃料ポンプ起動信号が入力していても、羽根車61a,62a,63aが回転しない、あるいは回転していてもその回転が遅かったり、回転が不安定な水車61,62,63があれば、故障したものと判断して、その故障している燃料ポンプ41,42,43のみを交換すれば良いので、定期的に全ての燃料ポンプ41,42,43を交換する必要がなくなり、無駄を排除でき、部品コストを低減することができる。
実施の形態2.
実施形態1では、各支流管51,52,53に設けられた水車61,62,63において羽根車61a,62a,63aの回転の有無を確認することにより、各燃料ポンプ41,42,43の故障を検出できるが、これは、運転者や作業者が、図1に示すように燃料タンク3の近傍に設けられた燃料供給室4の水車61,62,63のところまで行って直接目視で確認することにより各燃料ポンプ41,42,43の故障を検出するため、保守用車1が大型であり、かつ、運転席が燃料タンク3から離れている場合には、運転者や作業者が保守用車1の運転中や作業中に水車61,62,63を確認することは現実的には困難である。特に、夜間の作業が多い保守用車1では、尚更である。
そこで、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置では、燃料タンク3の近傍に設けられた水車61,62,63の目視確認よって各燃料ポンプ41,42,43の故障を検出できるだけでなく、運転者が保守用車1の運転中や作業中にも、各燃料ポンプ41,42,43の故障を検出できるように構成したもので、実施形態1の構成をさらに改良したものである。
図4は、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置の主要部分の構成を示す図である。
図4に示すように、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置では、各水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aや回転軸などに、羽根車61a,62a,63aが回転した際に、回転していることを示すパルス信号を燃料供給制御盤7へ出力する公知のパルスジェネレータ61c,62c,63cが羽根車回転センサとして設けられている。
また、保守用車1の前部キャビン80の運転台81(図1参照。)には、燃料ポンプ41,42,43の故障を運転席82(図1参照。)の運転者に知らせるインジケータランプ81aが設けられている。ここで、インジケータランプ81aは、例えば、図5に示すように燃料計81bの下に設けられていると、運転者の目に付きやすいため、都合が良い。なお、本発明では、インジケータランプ81aを前部キャビン80の運転台81に設けることは一例であり、後部キャビン90の運転台91等にさらに設けても勿論良いし、それ以外の場所に設けても勿論よい。
また、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置の燃料供給制御盤7には、図4に示すように、内燃機関2の起動スイッチのオンに基づくエンジン制御回路(図示せず。)からの燃料ポンプ起動信号に基づいて作動して燃料ポンプ41,42,43に駆動電流を送って燃料ポンプ41,42,43の動作を制御するA接点リレー等のリレー回路71,72,73と、各リレー回路71,72,73への燃料ポンプ起動信号と、各水車61,62,63に設けられたパルスジェネレータ61c,62c,63cからのパルス信号とを入力して、それらの信号に基づいて、駆動電流が供給されているのに水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aの回転が不十分ないしは回転していない燃料ポンプを検出して、インジケータランプ81aを点滅などさせて運転席82(図1参照。)の運転者や作業者などに知らせる燃料ポンプ故障検出回路74が設けられている。
次に、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置の動作を、図6を参照して説明する。なお、ここでは、内燃機関(エンジン)2の起動スイッチが入り、内燃機関2のスターター(図示せず。)が回転し、まずエンジン制御回路(図示せず。)等から燃料ポンプ41の燃料ポンプ起動信号が出力され、続いてスターターによって内燃機関2が始動すると、燃料ポンプ42,43にも燃料ポンプ起動信号が出力されるものとして説明する。
まず、運転者が保守用車1の内燃機関(エンジン)2の起動スイッチをオンすると、エンジン制御回路(図示せず。)等からリレー回路71へのみ燃料ポンプ起動信号が出力される。すると、リレー回路71は、正常であれば(故障していなければ)、その燃料ポンプ起動信号に基づいてオンして、駆動電流を燃料ポンプ41へ供給する。
一方、その燃料ポンプ起動信号は、燃料ポンプ故障検出回路74にも出力されるため、燃料ポンプ故障検出回路74は、燃料ポンプ41の燃料ポンプ起動信号が入力すると(S100“Y”)、まず、この段階では、燃料ポンプ41が燃料タンク3から内燃機関2への燃料の供給を開始したものの、まだ内燃機関2の起動スイッチオン直後であり燃料ポンプ41の燃料供給量が不十分または不安定、すなわち水車61の羽根車61aの回転が不十分または不安定であると判断して、1秒〜2秒程度の所定時間は運転台81に設けられたインジケータランプ81aに対し赤色で点滅表示させる表示制御信号を送り、インジケータランプ81aを一定期間だけ赤色点滅表示させる(S110)。なお、この赤色点滅表示は、燃料ポンプ41の故障を示す表示でないため、省略しても良いし、さらには、緑色の点滅表示などにして、燃料ポンプ41の故障の際の赤色点滅表示と明確に差をつけても良い。
次に、燃料ポンプ故障検出回路74は、燃料ポンプ41の燃料ポンプ起動信号が入力してから1秒〜2秒程度の所定時間経過すると、燃料ポンプ41が故障していなければ、水車61の羽根車61aの回転が安定しており所定回転数以上であるので、続いて燃料ポンプ41の水車61に設けたパルスジェネレータ61cから羽根車61aの回転に応じた周波数のパルス信号に基づいて、そのパルス信号が所定の周波数以上であるか否かを判断して燃料ポンプ41が正常に動作しているか否かを判断する(S120)。
そして、燃料ポンプ故障検出回路74は、エンジン制御回路(図示せず。)等からリレー回路71へ燃料ポンプ41の燃料ポンプ起動信号が出力されているのに、燃料ポンプ41が正常に動作していないと判断した場合には(S120“N”)、インジケータランプ81aに対し燃料ポンプ41が故障していることを示す赤色点滅表示させる表示制御信号を送る(S130)。例えば、燃料ポンプ故障検出回路74は、インジケータランプ81aを、例えば、赤色で1秒おきに1回点滅表示させて、燃料ポンプ41が故障していることを運転者や作業者に知らせる。
これに対し、燃料ポンプ故障検出回路74は、燃料ポンプ41が正常に動作していると判断した場合には(S120“Y”)、インジケータランプ81aに対し正常運転を示す緑色通常表示させる表示制御信号を送り、インジケータランプ81aを緑色表示させる(S140)。
次に、内燃機関2の起動スイッチをオンによってスターター(図示せず。)が回転し、そのスターターによって内燃機関2が始動し、エンジン制御回路(図示せず。)等から燃料ポンプ42,43のリレー回路72,73にも燃料ポンプ起動信号が出力されると、その燃料ポンプ起動信号が燃料ポンプ故障検出回路74にも出力される.そのため、燃料ポンプ故障検出回路74は、燃料ポンプ42,43の燃料ポンプ起動信号が入力すると(S150“Y”)、燃料ポンプ41の始動直後の場合と同様に、燃料ポンプ42,43の始動直後の1〜2秒などの所定時間は燃料ポンプ42,43の動作が不十分ないしは不安定であると判断して、インジケータランプ81aに対し赤色で点滅表示させる表示制御信号を送り、インジケータランプ81aを一定期間だけ赤色点滅表示させる(S160)。なお、この赤色点滅表示も、燃料ポンプ42,43の故障を示す表示でないため、省略しても良いし、さらには、緑色の点滅表示などにして、燃料ポンプ42,43の故障の際の赤色点滅表示と明確に差をつけても良い。
そして、燃料ポンプ故障検出回路74は、その燃料ポンプ起動信号が入力した後、その所定時間経過すると、燃料ポンプ41,42,43が故障していなければ、水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aの回転が安定し、所定回転数以上で回転しているはずなので、燃料ポンプ41,42,43の水車61,62,63に設けたパルスジェネレータ61c,62c,63cから羽根車61a,62a,63aの回転に応じた周波数のパルス信号に基づいて、所定の周波数以上であるか否かを判断して、燃料ポンプ41,42,43が正常に動作しているか否かを判断する(S170)。なお、この状態では、作業者は、実施形態1の場合と同様に、各支流管51,52,53に設けられた水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aの回転の有無を直接目視で確認することによって、各燃料ポンプ41,42,43が正常に動作しているか否かを1台ずつ簡単に確認できる。
ここで、燃料ポンプ故障検出回路74は、各水車61,62,63に設けたパルスジェネレータ61c,62c,63cからのパルス信号に基づいて、複数の燃料ポンプ41,42,43全てが正常に回転していると判断した場合には(S170“Y”)、インジケータランプ81aに対し緑色で通常表示させる表示制御信号を送り、インジケータランプ81aを緑色表示させる(S180)。これにより、運転者や作業者は、水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aの回転の有無を直接目視で確認しなくても、各燃料ポンプ41,42,43が正常に動作しているか否かを簡単に確認できる。
これに対し、燃料ポンプ故障検出回路74は、各水車61,62,63に設けたパルスジェネレータ61c,62c,63cからのパルス信号の周波数等に基づいて、複数の燃料ポンプ41,42,43のうちいずれかの燃料ポンプに故障が発生していると判断した場合には(S170“N”)、その燃料ポンプが故障していることを示すための赤色点滅表示させる表示制御信号を運転台81に設けられたインジケータランプ81aに対し送り、インジケータランプ81aを赤色点滅表示させる(S130)。
具体的には、燃料ポンプ故障検出回路74は、水車61に設けたパルスジェネレータ61cからのパルス信号の周波数などが所定数以下の場合には、1台目の燃料ポンプ41の動作が不十分ないしは不安定で故障しているものと判断して、インジケータランプ81aに対し、緑色の表示から故障状態を示す赤色に変えつつ、例えば、赤色で1秒おきに1回点滅表示させる表示制御信号をインジケータランプ81aに対し送る。また、例えば、水車62に設けたパルスジェネレータ62cからのパルス信号の周波数などが所定数以下の場合には、2番目の燃料ポンプ42が故障したものと判断して、インジケータランプ81aに対し、例えば、1秒おきに、連続2回赤色で点滅するように表示制御信号を送る。同様に、3台目の燃料ポンプ43が故障した場合には、インジケータランプ81aに対し、例えば、赤色で1秒おきに3回点滅するように表示制御信号を送る。
すると、運転者や作業者は、インジケータランプ81aの赤色での点滅表示とその点滅表示パターンを確認することにより、水車61,62,63の羽根車61a,62a,63aの回転の有無を直接目視で確認しなくても、各燃料ポンプ41,42,43のうち故障した燃料ポンプを1台ずつ直接検出できる。
その結果、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置では、各支流管51,52,53に設けた水車61,62,63における羽根車61a,62a,63aの回転の有無を確認することによって各燃料ポンプ41,42,43の故障を1台ずつ直接確認できるだけでなく、運転台81に設けられたインジケータランプ81aの色や点滅表示パターンを確認することによって、運転席82に着席して運転や作業を行っている最中でも、複数の燃料ポンプ41,42,43の故障を1台ずつ簡単に確認できる。
なお、上記実施形態1の説明では、図4に示すように、リレー回路72,73へは、エンジン制御回路(図示せず。)等から共通の燃料ポンプ起動信号が入力するように配線されており、内燃機関(エンジン)2の起動スイッチのオンにより、まず、リレー回路71に燃料ポンプ起動信号が出力され、内燃機関(エンジン)2の起動後にリレー回路72,73に燃料ポンプ起動信号が入力するように説明したが、本発明では、これに限らず、内燃機関(エンジン)2の起動スイッチのオンにより全てのリレー回路71,72,73に同時に燃料ポンプ起動信号が入力しても良いし、各リレー回路71,72,73に順番に燃料ポンプ起動信号が入力するように構成してもどちらでも良い。前者の場合、図6におけるS100〜S120,S140の処理は不要になって、図7に示すように、S150’が最初の処理となり、燃料ポンプ故障検出回路74は、最初のS150’で全ての燃料ポンプ41,42,43の燃料ポンプ起動信号が出力されているか否かを判断することになる。
実施の形態3.
上述の実施形態2の保守用車1の燃料供給装置では、各支流管51,52,53に設けた水車61,62,63によって各燃料ポンプ41,42,43の故障を1台ずつ直接確認できるため、運転台81に設けられたインジケータランプ81aでは、いずれかの燃料ポンプ41,42,43で故障したことを検出できれば、どのみち燃料供給室4の扉を開けて故障した燃料ポンプを交換するため、インジケータランプ81aでは、水車61,62,63によって各燃料ポンプ41,42,43の故障を1台ずつ直接確認すれば十分である。
そこで、実施形態3の保守用車1の燃料供給装置の燃料ポンプ故障検出回路74では、エンジン制御回路(図示せず。)等からリレー回路71,72,73および燃料ポンプ故障検出回路74へ燃料ポンプ起動信号が入力している際、各支流管51,52,53に設けた水車61,62,63の一台でもパルスジェネレータ61c,62c,63cからのパルス信号の周波数が所定数以下の場合には、図8のステップ130’のように、燃料ポンプ41,42,43のいずれかが故障したものと判断して、インジケータランプ81aに対し故障状態を示す赤色または赤色点滅表示に変えさせる。なお、ステップ130’以外の処理ステップは、図6に示す実施形態1のものと同じである。つまり、ステップ130’以外の処理ステップでは、燃料ポンプ故障検出回路74は、実施形態2とは異なり、どの燃料ポンプ41,42,43が故障したかを示す表示制御信号をインジケータランプ81aに送らず、燃料ポンプ41,42,43のどれか少なくとも一台が故障していることを示す表示制御信号をインジケータランプ81aに送る。
すると、運転者や作業者は、インジケータランプ81aの赤色または赤色点滅表示により、まず、各燃料ポンプ41,42,43のうちいずれか一台が故障したものと判断できるため、交換用の新しい燃料ポンプを持って燃料供給室4の水車61,62,63のところまで行って羽根車61a,62a,63aの回転の有無を確認することにより、どの燃料ポンプ41,42,43が故障しているかを判断して、故障した燃料ポンプを新しい燃料ポンプに交換する。
従って、実施形態3の保守用車1の燃料供給装置では、実施形態2の保守用車1の燃料供給装置のように、インジケータランプ81aの表示だけでは、各燃料ポンプ41,42,43のうちどれが故障したかを判断できないものの、インジケータランプ81aの表示によって各燃料ポンプ41,42,43のいずれかが故障したものと判断でき、そのような場合には、各燃料ポンプ41,42,43毎の水車61,62,63を確認することによって、どの燃料ポンプ41,42,43が故障しているかを確認できるため、燃料ポンプ故障検出回路74のプログラムや回路構成を、実施形態2のものより簡単に構成できる。
なお、上記実施形態2,3では、報知部としてインジケータランプ81aの赤色点滅表示などにより、各燃料ポンプ41,42,43の故障を運転者や作業者に知らせるように説明したが、本発明では、これに限らず、モニタやディスプレイの表示によって各燃料ポンプ41,42,43が故障したことを運転者や作業者に知らせるようにしても良いし、さらには、ブザーやベル等の音声によって各燃料ポンプ41,42,43が故障したことを運転者や作業者に知らせるようにしても勿論良い。
また、上記実施形態1〜3の保守用車1の燃料供給装置では、燃料ポンプを3台で説明したが、本発明では、これに限らず、2台でも、4台以上でも、複数台あれば何台でも良い。
1 保守用車
2 内燃機関
3 燃料タンク
4 燃料供給室
41,42,43 燃料ポンプ
51,52,53 支流管
54 本流管
61,62,63 水車
61a,62a,63a 羽根車
61b,62b,63b 確認窓
61c,62c,63c パルスジェネレータ(羽根車回転センサ)
7 燃料供給制御盤
71,72,73 リレー回路
74 燃料ポンプ故障検出回路
80 前部キャビン
81 運転台
81a インジケータランプ(報知部)
81b 燃料計
82 運転席
90 後部キャビン
91 運転台
92 運転席

Claims (5)

  1. 燃料タンクに貯蔵された燃料を内燃機関に供給する複数の燃料ポンプを有する保守用車の燃料供給装置であって、
    複数の燃料ポンプと内燃機関との間には、各燃料ポンプから排出された燃料が通る各支流管と、各支流管が結合されて各支流管からの燃料が合流して内燃機関に供給される本流管とが設けられ、かつ、各支流管には、それぞれ、各支流管を通る燃料によって回転する羽根車と、その羽根車の回転の有無を外から確認可能な確認窓とを有する水車を設けたことを特徴とする保守用車の燃料供給装置。
  2. 請求項1記載の保守用車の燃料供給装置において、さらに、
    複数の燃料ポンプ毎に設けられ、燃料ポンプ起動信号の入力に基づいて各燃料ポンプに対し駆動電流を供給する複数のリレー回路と、複数の燃料ポンプ毎に設けられ、各支流管に設けられた水車における羽根車の回転の有無を検出する複数の羽根車回転センサと、燃料ポンプ起動信号と羽根車回転センサからの検出信号とに基づいて、駆動電流が供給されている燃料ポンプの水車の羽根車が回転しているか否かを判断し、駆動電流が供給されているのに水車の羽根車が回転していない燃料ポンプがある場合、その燃料ポンプを故障した燃料ポンプとして検出する燃料ポンプ故障検出回路と、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者に故障した燃料ポンプを知らせる報知部と、
    を有することを特徴とする保守用車の燃料供給装置。
  3. 請求項2記載の保守用車の燃料供給装置において、
    報知部は、前部キャビンまたは後部キャビンの運転台の燃料計の近くに設けられたインジケータランプであって、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者に故障した燃料ポンプを点灯色や点灯状態を変えることによって知らせることを特徴とする保守用車の燃料供給装置。
  4. 請求項2記載の保守用車の燃料供給装置において、
    複数の燃料ポンプ毎に設けられ、燃料ポンプ起動信号の入力に基づいて各燃料ポンプに対し駆動電流を供給する複数のリレー回路と、
    複数の燃料ポンプ毎に設けられ、各支流管に設けられた水車における羽根車の回転の有無を検出する複数の羽根車回転センサと、
    燃料ポンプ起動信号と羽根車回転センサからの検出信号とに基づいて、駆動電流が供給されている燃料ポンプの水車の羽根車が回転しているか否かを判断し、駆動電流が供給されているのに水車の羽根車が回転していない燃料ポンプがある場合、いずれかの燃料ポンプが故障したことを検出する燃料ポンプ故障検出回路と、
    燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者にいずれかの燃料ポンプが故障したことを知らせる報知部と、
    を有することを特徴とする保守用車の燃料供給装置。
  5. 請求項4記載の保守用車の燃料供給装置において、
    報知部は、前部キャビンまたは後部キャビンの運転台の燃料計の近くに設けられたインジケータランプであって、燃料ポンプ故障検出回路からの制御信号に基づいて運転者や作業者にいずれかの燃料ポンプが故障したことを点灯色や点灯状態を変えることによって知らせることを特徴とする保守用車の燃料供給装置。
JP2012172661A 2012-08-03 2012-08-03 保守用車の燃料供給装置 Pending JP2014031762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012172661A JP2014031762A (ja) 2012-08-03 2012-08-03 保守用車の燃料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012172661A JP2014031762A (ja) 2012-08-03 2012-08-03 保守用車の燃料供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014031762A true JP2014031762A (ja) 2014-02-20

Family

ID=50281778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012172661A Pending JP2014031762A (ja) 2012-08-03 2012-08-03 保守用車の燃料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014031762A (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201020U (ja) * 1987-03-12 1987-12-22
JPH05296125A (ja) * 1992-04-20 1993-11-09 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料供給装置
JPH07119573A (ja) * 1993-03-01 1995-05-09 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料供給装置
JP3047889U (ja) * 1997-04-22 1998-04-28 株式会社ヨシタケ フローインジケータ
JPH10259769A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Denso Corp 燃料ポンプ制御装置
JP2002294606A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Komatsu Ltd 鉄道用作業機械
JP2006017523A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Fuji Heavy Ind Ltd サイトグラス装置
JP2007309106A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2009156839A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 水道配管の漏水検知方法と漏水検知機能付止水栓
JP2011206158A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Fujifilm Corp 内視鏡洗浄消毒装置
JP2012083176A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Aichi Tokei Denki Co Ltd 流量計

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201020U (ja) * 1987-03-12 1987-12-22
JPH05296125A (ja) * 1992-04-20 1993-11-09 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料供給装置
JPH07119573A (ja) * 1993-03-01 1995-05-09 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料供給装置
JPH10259769A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Denso Corp 燃料ポンプ制御装置
JP3047889U (ja) * 1997-04-22 1998-04-28 株式会社ヨシタケ フローインジケータ
JP2002294606A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Komatsu Ltd 鉄道用作業機械
JP2006017523A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Fuji Heavy Ind Ltd サイトグラス装置
JP2007309106A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2009156839A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd 水道配管の漏水検知方法と漏水検知機能付止水栓
JP2011206158A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Fujifilm Corp 内視鏡洗浄消毒装置
JP2012083176A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Aichi Tokei Denki Co Ltd 流量計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5053467B2 (ja) 建設機械の車両状態報知装置および車両状態報知方法
JP4310632B2 (ja) 建設機械の表示装置
JP5572770B1 (ja) 作業車両の表示装置及びその表示方法
KR101298401B1 (ko) 휠로더의 자가진단 비상 조향장치
JP2011058177A (ja) 建設機械の漏電検出装置
JP5739746B2 (ja) 車載カメラ洗浄装置
JP4529866B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
CN107107816A (zh) 刹车灯强制亮灯控制装置
JP2014031762A (ja) 保守用車の燃料供給装置
JP4896933B2 (ja) 建設機械の盗難防止装置
WO2021153323A1 (ja) 作業車両用表示制御装置及び作業車両
WO2015156790A1 (en) Early failure detection and multiple-level warning system for a construction machine
JP6224530B2 (ja) 油圧供給装置
JP2012091707A (ja) アイドリングストップ時におけるバッテリ消費警報回路
JP2015017437A (ja) ハイブリッド式作業機
JP2010101068A (ja) 作業機械
WO2022181270A1 (ja) 電動式作業機械
JP5677672B2 (ja) ホイール式作業機械
JP2013155564A (ja) 建設機械のエンジン制御装置
JP2007302035A (ja) 車両用報知装置
EP0906851A1 (en) Method and circuit for detecting a fault in an indicator light
JP2018003691A (ja) ショベル
JPH04277229A (ja) 衝撃リッパの故障診断方法
WO2004048151A1 (en) Method and circuit for detecting a failure in an indicator light
JPH10297363A (ja) ウィンカランプの断線報知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160329