JP2010101068A - 作業機械 - Google Patents

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孝富 宮窪
Tatsuo Takishita
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Abstract

【課題】モニター装置の本来の表示機能に支障を生じることなく、モニター装置に広告を表示する。
【解決手段】コントローラ10の表示制御部46は、ゲートロックレバー7の操作情報に基づいて油圧ショベルが非作動状態にあるかどうかを判定し、ゲートロックレバー7がロック解除位置にあり油圧ショベルが非作動状態にないとき(作動状態にあるとき)は、車体情報取得部43により取得した油圧ショベルの車体情報をモニター装置13に表示し、ゲートロックレバー7がロック位置にあり油圧ショベルが非作動状態にあるときは、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存した広告情報を読み出してモニター装置13に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は油圧ショベルなどの作業機械に係わり、特に広告表示可能な作業機械に関する。
油圧ショベルなどの作業機械は一般的にモニター装置を備えている。このモニター装置は、作業機械の運転室内に設置され、燃料計(燃料残量)、水温計(エンジンの冷却水温)、アワメータ(作業機械の稼動時間)等の作業機械の状況や、警告灯を表示している(特許文献1)。
また、最近では、モニター装置とは別に、外部に向けて情報を表示するための表示装置としてプロジェクタとスクリーンを設け、工事日程表や一般広告等を表示することが提案されている(特許文献1)。
特開2002-323869号公報
ところで、近年、油圧ショベルなどの作業機械の稼動実態は、レンタル業者が大量購入して、必要に応じ土木工事等を行う顧客に貸し出す形態が主流になっている。この場合レンタル業者は、作業機械にレンタル業者名などレンタル業者の自社PR広告を掲載している。また、レンタル業者は資産として保有している作業機械の稼働率を上げるため、またレンタル業者自身が、燃料、グリース、バケット、アタッチメント等の消費材なども扱うこともあり、作業機械のレンタル情報や消費材の特売情報、中古機械の販売セール情報を様々な広告媒体により顧客に知らせることも行われている。
このような背景の下、レンタル業者は自社の様々な広告を作業機械のモニター装置に表示させて欲しいという要望がある。しかし作業機械のモニター装置は、本来、燃料残量、冷却水温等の作業機械の状態を表示するものであり、土木工事等の作業を行う運転者にとってモニター装置の情報は極めて重要である。燃料計は後どの程度の時間で給油が必要を知る手段となり、水温計はエンジンがオーバーヒートすることのないよう適宜監視する手段となる。また、警告灯は作業機械の故障を知らせるものであり、表示されればメンテナンスが必要であることがわかる。一方、広告は運転者が作業を行う上では本質的に不必要な情報であり、常に表示させていることは作業の邪魔になるばかりでなく、本来運転者へ伝えるべき警告等の情報が適切に伝えられなくなるおそれがある。したがって、モニター装置に広告を表示する場合はその表示タイミングを適切に評価する必要がある。
特許文献1記載の従来技術においては、プロテクタおよびスクリーンからなる表示装置は外部に向けて情報を表示するものであり、モニター装置に広告を表示する場合のような問題は生じない。一方、特許文献1記載の従来技術においても、運転室内のモニター装置に広告を表示する場合は、上述した問題が生じる。
本発明の目的は、モニター装置の本来の表示機能に支障を生じることなく、モニター装置に広告を表示することができる作業機械を提供することである。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプおよびパイロットポンプと、前記油圧ポンプからの圧油により駆動される複数のアクチュエータと、この複数のアクチュエータにより駆動される作業装置と、前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流れを制御する複数のコントロールバルブと、前記パイロットポンプからの圧油に基づいて操作パイロット圧を生成し前記複数のコントロールバルブを操作する複数の入力操作装置とを備えた作業機械において、前記作業機械の運転室に配置されたモニター装置と、無線通信端末と、前記作業機械の車体情報を取得する車体情報取得手段と、前記無線通信端末を介して外部のデータサーバから広告画像を含む広告情報をダウンロードして記憶装置に保存する広告情報保存手段と、前記作業機械の操作情報に基づいて前記作業機械が非作動状態にあるかどうかを判定し、前記作業機械が非作動状態にないときは、前記車体情報取得手段により取得した作業機械の車体情報を前記モニター装置に表示し、前記作業機械が非作動状態にあるときは、前記記憶装置に保存した広告情報を読み出して前記モニター装置に表示する表示制御手段とを備える。
このように構成した本発明においては、表示制御手段が、作業機械が非作動状態にないときは、車体情報取得手段により取得した作業機械の車体情報をモニター装置に表示するので、オペレータは燃料残量、冷却水温等の車体情報を知ることができ、モニター装置は本来の表示機能を発揮できる。また、表示制御手段が、作業機械が非作動状態にあるときは、記憶装置に保存した広告情報を読み出してモニター装置に表示するので、モニター装置に広告を表示することができる。これにより、モニター装置の本来の表示機能に支障を生じることなく、モニター装置に広告を表示することができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記車体情報取得手段により取得した作業機械の車体情報に基づいて警告表示すべき情報の有無を判定する警告表示判定手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記警告表示判定手段が前記警告表示すべき情報ありと判定すると、前記モニター装置への前記広告情報の表示を禁止して警告表示を行う。
これにより、作業機械に異常がある場合は本来オペレータへ伝えるべき警告等の情報が適切に伝えられ、モニター装置は本来の表示機能を発揮できる。
(3)上記(1)または(2)において、好ましくは、前記パイロットポンプからの圧油供給油路に配置され、ゲートロックレバーが運転不能を指示するロック位置にあるときに前記複数の入力操作装置への圧油の供給を遮断し、前記複数の入力操作装置による前記複数のコントロールバルブの操作を無効にするゲートロック弁と、前記ゲートロックレバーが前記ロック位置にあるかどうかを検出する操作検出装置とをさらに備え、前記表示制御手段は、前記操作検出装置により前記ゲートロックレバーが前記ロック位置にあることが検出されると、前記作業機械が非作動状態であると判定する。
これにより、表示制御手段は、ゲートロックレバーの操作情報に基づいて作業機械が非作動状態にあるかどうかを判定することができる。例えば、オペレータが作業を開始するとき、エンジンの始動直後はエンジンを暖気する必要があり、作業装置による作業を暫くしないので、誤動作防止の為にゲートロックレバーをロック位置のままにしておく。このとき表示制御手段は、ゲートロックレバーがロック位置にあり、作業機械が非作動状態にあると判定する。
(4)上記(1)または(2)において、好ましくは、前記複数の入力操作装置の全てが非操作状態にあるかどうかを検出する操作検出装置をさらに備え、前記表示制御手段は、前記操作検出装置により前記複数の入力操作装置の全てが非操作状態にあることが検出され、かつその後所定時間経過すると、前記作業機械が非作動状態であると判定する。
これにより、表示制御手段は、入力操作装置の操作情報に基づいて作業機械が非作動状態にあるかどうかを判定することができる。例えば、オペレータが作業中に待機するとき、入力操作装置よる操作をしない。このとき表示制御手段は、入力操作装置の全てが非操作状態にありその後所定時間経過すると、作業機械が非作動状態にあると判定する。
(5)上記(1)または(2)において、好ましくは、前記エンジンの始動および停止を指令するキースイッチをさらに備え、前記表示制御手段は、前記キースイッチにより前記エンジンの停止が指令されると、前記作業機械が非作動状態であると判定する。
これにより、表示制御手段は、キースイッチの操作情報に基づいて作業機械が非作動状態にあるかどうかを判定することができる。例えば、オペレータが作業を終了するとき、キースイッチをOFFとする。このとき表示制御手段は、キースイッチによりエンジンの停止が指令され、作業機械が非作動状態にあると判定する。
本発明によれば、モニター装置の本来の表示機能に支障を生じることなく、モニター装置に広告を表示することができる。また、適切な表示タイミングでモニター装置に広告を表示するため、作業中に運転者が広告表示に気を取られて誤操作をすることを防止する事ができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<第1の実施の形態>
〜構成〜
図1は本発明の第1の実施の形態における作業機械の制御システムを示す図である。本実施の形態は、本発明を油圧ショベルに適用した場合のものである。
図1において、本実施の形態における作業機械の制御システムは、キースイッチ1、エンジンコントロールダイヤル2、ゲートロックスイッチ3等の指示手段と、燃料残量センサ4、冷却水温センサ5、エンジン回転数センサ6等の各種センサと、これら指示手段及びセンサから信号を入力し、所定の演算を行なうコントローラ10と、コントローラ10からの出力信号により動作する電子ガバナ11a、スタータ11b、ゲートロック弁12、モニター装置13等の被駆動部材と、コントローラ10に接続され、外部のデータサーバ14とデータの送受信を行う無線通信端末15とを有している。コントローラ10はマルチプロセッサユニット(MPU)10aと広告情報用不揮発性メモリ10bとを有している。
図2は、本実施の形態における作業機械である油圧ショベルの外観を示す図である。油圧ショベルは下部走行体100と上部旋回体101とフロント作業機102を備えている。下部走行体100は左右のクローラ式走行装置103a,103bを有し、左右の走行モータ104a,104bにより駆動される。上部旋回体101は旋回モータ105により下部走行体100上に旋回可能に搭載され、フロント作業機102は上部旋回体101の前部に俯仰可能に取り付けられている。上部旋回体101にはエンジンルーム106、キャビン(運転室)107が備えられ、エンジンルーム106にエンジン11(図3参照)が配置され、キャビン107内の運転席の左右に操作レバー27,28が配置され、運転席入口にはゲートロックスイッチ3をON/OFFするゲートロックレバー7(図4参照)が配置され、運転室前部にはモニター装置13が配置されている。
フロント作業機102はブーム111、アーム112、バケット113を有する多関節構造であり、ブーム111はブームシリンダ114の伸縮により上下方向に回動し、アーム112はアームシリンダ115の伸縮により上下、前後方向に回動し、バケット113はバケットシリンダ116の伸縮により上下、前後方向に回動する。
図3は油圧ショベルに備えられる油圧システムを示す図である。この油圧システムは、エンジン11により駆動される可変容量型のメインの油圧ポンプ21及び固定容量型のパイロットポンプ22と、油圧ポンプ21からの圧油によって駆動され、油圧ショベルのフロント部に設けられたフロント作業機102を駆動する複数のアクチュエータ23a〜23cと、油圧ポンプ21から各アクチュエータ23a〜23cに供給される圧油の流れ(流量と方向)を制御する複数のコントロールバルブ24a〜24cと、パイロットポンプ22からの圧油に基づいて操作パイロット圧を生成し各コントロールバルブ24a〜24cを操作する複数の入力操作装置25a〜25cと、ゲートロック弁12とを有している。複数のアクチュエータ23a〜23cは、例えば油圧モータ23a及び油圧シリンダ23b,23cである。
パイロットポンプ22の吐出油路22aにはパイロットリリーフ弁26が接続され、パイロットリリーフ弁26は、パイロットポンプ22から吐出される圧油の圧力を一定に保つ。入力操作装置25a〜25cは、パイロットポンプ22の吐出ライン22aに接続されて各コントロールバルブ24a〜24cを操作するための操作パイロット圧a〜fを生成する複数のリモコン弁27a〜27cと、上述した操作レバー28、29を備えている。リモコン弁27a,27cは操作レバー28により操作され、リモコン弁27bは操作レバー29により操作されるものである。操作レバー28,29は、それぞれ、十字方向に操作可能である。操作レバー28を中立位置から十字の一方向に操作すると、リモコン弁27aは操作パイロット圧aを生成し、中立位置から十字の反対方向に操作するとリモコン弁27aは操作パイロット圧bを生成する。操作パイロット圧a,bは、それぞれのパイロットライン30a,30bを介してコントロールバルブ24aの対応する受圧部に導かれ、これによりコントロールバルブ24aが中立位置から切り換えられる。同様に、操作レバー28を中立位置から十字の他方向に操作すると、リモコン弁27cは操作パイロット圧eを生成し、中立位置から十字の反対方向に操作するとリモコン弁27cは操作パイロット圧fを生成し、操作パイロット圧e,fは、それぞれのパイロットライン30e,30fを介してコントロールバルブ24cの対応する受圧部に導かれ、これによりコントロールバルブ24cが中立位置から切り換えられる。操作レバー29を中立位置から十字の一方向に操作すると、操作パイロット圧cを生成し、中立位置から十字の反対方向に操作すると操作パイロット圧dを生成し、操作パイロット圧c,dは、それぞれのパイロットライン30c,30dを介してコントロールバルブ24bの対応する受圧部に導かれ、これによりコントロールバルブ24bが中立位置から切り換えられる。操作レバー29を十字の他方向に操作すると、同様に操作パイロット圧を生成し、図示しないリモコン弁が操作される。
ゲートロック弁12は、パイロットポンプ22の吐出ライン22aに配置され、ゲートロックレバー7が運転不能を指示するロック位置(入口開放位置)にあるときにリモコン弁27a〜27cへの圧油の供給を遮断し、操作レバー28,29によるコントロールバルブ24a〜24cの操作を無効にする電磁弁である。
図3において、油圧モータ23aは例えば旋回モータ105に対応し、油圧シリンダ23bは例えばアームシリンダ115に対応し、油圧シリンダ23cは例えばブームシリンダ114に対応する。油圧システム2には走行モータ104a,104b、バケットシリンダ116等に対応するその他の油圧アクチュエータや制御弁、それらの操作手段も備えられているが、図3ではそれらの図示を省略している。
図4はコントローラ10の制御機能の概要を示す図である。コントローラ10のMPU10aはエンジン制御部40、車体制御部41、モニター制御部42の3つの制御機能を有している。
エンジン制御部40は、キースイッチ1の指令信号を入力し、所定の演算をし、演算結果を電子ガバナ11aやスタータ11bに出力し、これにより、エンジン11の始動及び停止を制御する。また、エンジン制御部40は、エンジンコントロールダイヤル2の指令信号とエンジン回転数センサ6の検出信号を入力し、所定の演算をし、演算結果を電子ガバナ11aに出力し、これにより、エンジン11の回転数とトルクを制御する。
車体制御部41は油圧ショベルの油圧システムを電子制御するものであり、例えば、操作レバー28、29(図3参照)の操作量を検出し、その操作量に応じた流量を吐出するように油圧ポンプ21(図3参照)の傾転角(容量)を制御する。また、車体制御部41はゲートロックスイッチ3のON/OFF信号を入力し、所定の演算をし、制御信号をゲートロック弁12に出力する。
ゲートロックレバー7は、運転席108の入口を制限する位置(入口制限位置)であり通常の作業時に用いられるロック解除位置と、運転席108の入口を開放する位置(入口開放位置)であり操作レバー28,29による操作を無効とするロック位置とに選択的に操作可能である。ゲートロックレバー7がロック解除位置にあるときはゲートロックスイッチ3はON信号を出力し、車体制御部41はゲートロック弁12のソレノイドを励磁してゲートロック弁12を図3の図示の位置から切り換え、パイロットポンプ22の圧力をリモコン弁27a〜27cに導き、これによりリモコン弁27a〜27cによる制御パイロット圧a〜fの生成を可能とし、その制御パイロット圧a〜fによるコントロールバルブ24a〜24cの操作を可能とする。ゲートロックレバー7がロック位置に操作されるとゲートロックスイッチ3はOFF信号を出力し、車体制御部41はゲートロック弁12のソレノイドの励磁を解除してゲートロック弁12を図3の図示の位置に切り換え、パイロットポンプ22とリモコン弁27a〜27cの連通を遮断し、これによりリモコン弁27a〜27cによる制御パイロット圧a〜fの生成を不能とし、その制御パイロット圧a〜fによるコントロールバルブ24a〜24cの操作を無効とする。すなわち、ゲートロックレバー7がロック位置に操作されると入力操作装置25a〜25cに対してロック入りの状態となり、油圧ショベルは非作動状態となる。
モニター制御部42は、車体情報取得部43と、警告表示判定部44と、広告情報保存部45と、表示制御部46の制御機能とを有している。
車体情報取得部43は燃料残量センサ4、冷却水温センサ5の検出信号を車体情報として入力する。警告表示判定部44はそのセンサの検出信号に基づいて警告表示すべき情報の有無を判定する。広告情報保存部45は無線通信端末15を介して外部のデータサーバ14から広告情報(広告画像、有効期間、表示時間間隔)を入力し広告情報用不揮発性メモリ10bに保存する。
表示制御部46は、キースイッチ1の指令信号、ゲートロックスイッチ3のON/OFF信号、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存された広告情報を入力し、フローチャート(図5参照、後述)に示す演算機能に基づいて、車体情報、警告情報、広告情報にかかる表示信号をモニター装置13に出力する。
〜制御内容〜
図5は、コントローラ10の表示制御部46の処理機能を示すフローチャートである。
図5において、表示制御部46は、警告表示判定部44から警告表示すべき情報の有無を入力する(ステップS1)。警告表示すべき情報があるときはモニター装置13への広告情報の表示を禁止して警告表示を行う(ステップS7)。
警告表示すべき情報がないときは、広告情報用不揮発性メモリ10bにアクセスし、外部のデータサーバ14からの広告情報が広告情報用不揮発性メモリ10bに保存されているかどうかを判定する(ステップS2)。ステップS2で判定を肯定すると、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存されている広告情報に含まれる有効期間情報に基づいて、広告が有効期間内かどうかを判定する(ステップS3)。ステップS2、3の判定のいずれかが否定された場合は、図6左側に示すように車体情報をモニター装置13に表示する(ステップS6)。
ステップS3で判定を肯定すると、ゲートロックスイッチ3のON/OFF信号に基づいてゲートロックレバー7がロック位置であるかどうかを判定する(ステップS4)。ステップS4の判定が否定された場合は、油圧ショベルが非作動状態にない(作動状態にある)と判定し、車体情報をモニター装置13に表示する(ステップS6)。
ステップS4でゲートロックレバー7がロック位置であると判定すると、油圧ショベルが非作動状態にあると判定し、広告表示が許可されたとして広告情報用不揮発性メモリ10bに保存した広告画像を読み出し、広告情報に含まれる表示時間間隔に基づいて、図6右側に示すようにモニター装置13に間欠表示する(ステップS5)。
以上において、車体情報取得部43は油圧ショベルの車体情報を取得する車体情報取得手段を構成し、広告情報保存部45は無線通信端末15を介して外部のデータサーバ14から広告画像を含む広告情報をダウンロードして広告情報用不揮発性メモリ10bに保存する広告情報保存手段を構成し、表示制御部46は、油圧ショベルの操作情報に基づいて油圧ショベルが非作動状態にあるかどうかを判定し、油圧ショベルが非作動状態にないときは、車体情報取得部43により取得した油圧ショベルの車体情報をモニター装置13に表示し、油圧ショベルが非作動状態にあるときは、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存した広告情報を読み出してモニター装置13に表示する表示制御手段を構成する。
また、警告表示判定部44は車体情報取得部43により取得した油圧ショベルの車体情報に基づいて警告表示すべき情報の有無を判定する警告表示判定手段を構成し、上記表示制御手段(表示制御部46)の図5に示すフローチャートのステップS1,S7の処理機能は、警告表示判定部44が警告表示すべき情報ありと判定すると、モニター装置13への広告情報の表示を禁止して警告表示を行う手段を構成する。
また、ゲートロックスイッチ3は、ゲートロックレバー7がロック位置にあるかどうかを検出する操作検出装置を構成し、上記表示制御手段(表示制御部46)の図5に示すフローチャートのステップS4の処理機能は、ゲートロックスイッチ3によりゲートロックレバー7がロック位置にあることが検出されると、油圧ショベルが非作動状態であると判定する手段を構成する。
〜動作〜
オペレータがキースイッチ1をONとすると、電源から電力供給され、コントローラ10が稼動する。更にキースイッチ1からの指令により、エンジン11が始動し、油圧システムが作動する。これにより、油圧ショベルは作動可能となる。
レンタル業者が管理する外部のデータサーバ14には広告情報(広告画像、有効期間、表示時間間隔)が随時更新されている。油圧ショベルに設けられたコントローラ10の広告情報保存部45は無線通信端末15を介して外部のデータサーバ14から広告情報をダウンロードして広告情報用不揮発性メモリ10bに保存する。一方、コントローラ10の車体情報取得部43は燃料残量センサ4、冷却水温センサ5から車体情報を随時取得している。
油圧ショベルに異常がなく警告表示すべき情報ないとき、油圧ショベルの作動状態に関わらず、広告情報がダウンロードされていない場合や、広告の有効期間が過ぎている場合は、車体情報がモニター装置13に表示される(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS6)。広告情報がダウンロードされ、広告の有効期間内でも、ゲートロックレバー7がロック解除位置にあり、油圧ショベルが通常の作動状態にある場合は、車体情報がモニター装置13に表示される(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS6)。これによりオペレータは燃料残量、冷却水温等の車体情報を知ることができ、モニター装置13は本来の表示機能を発揮できる。
オペレータが作業を開始するとき、エンジン11の始動直後はエンジン11を暖気する必要があり、フロント作業機102による作業を暫くしないので、誤動作防止の為にゲートロックレバー7をロック位置のままにしておく。このとき広告情報がダウンロードされ、広告の有効期間内であれば、コントローラ10の表示制御部46は、ゲートロックレバー7がロック位置にあり、油圧ショベルが非作動状態にあると判定する。これにより広告画像がモニター装置13に表示される(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5)。
また、オペレータが作業を一時中断するときは誤操作防止の為にゲートロックレバー7をロック位置に操作する。このとき広告情報がダウンロードされ、広告の有効期間内であれば、コントローラ10の表示制御部46は、ゲートロックレバー7がロック位置にあり、油圧ショベルが非作動状態にあると判定する。これにより広告画像がモニター装置13に表示される(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5)。
ゲートロックレバー7がロック位置にあり油圧ショベルが非作動状態にある場合は、オペレータにとって車体情報の重要性は油圧ショベルが作動状態にある場合に比べて低くなる。したがって、広告画像がモニター装置13に表示されても作業の邪魔になることはない。
また、油圧ショベルが非作動状態において、オペレータが車体情報を知りたい場合も考慮して、図6右側に示すように広告画像とともに車体情報が縮小表示される。さらに、広告画像は間欠表示されるのでオペレータの注意を惹くことができる。なお、図6右側に示す広告画像は、レンタル業者自身が販売する消費材の特売情報である。
一方、燃料残量が所定値以下になり燃料補給の必要があったり、エンジン11の冷却水温や油圧ポンプ21の作動油の油温が所定値以上になったりするように、油圧ショベルに異常があると、コントローラ10の警告表示部44は警告表示すべき情報ありと判定し、表示制御部46は警告表示すべき情報あると広告情報の表示を禁止して警告表示を行う。(ステップS1→ステップS7)。これにより、本来オペレータへ伝えるべき警告等の情報が適切に伝えることができる。
〜効果〜
以上のように構成した本実施の形態によれば下記の効果が得られる。
コントローラ10の表示制御部46は、ゲートロックレバー7の操作情報に基づいて油圧ショベルが非作動状態にあるかどうかを判定し、ゲートロックレバー7がロック解除位置にあり油圧ショベルが非作動状態にないとき(作動状態にあるとき)は、車体情報取得部43により取得した油圧ショベルの車体情報をモニター装置13に表示するので、モニター装置13は本来の表示機能を発揮できる。一方、ゲートロックレバー7がロック位置にあり、油圧ショベルが非作動状態にあるときは、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存した広告情報を読み出してモニター装置13に表示する。これにより、作業の邪魔になることはなく、モニター装置13の本来の表示機能に支障を生じることなく、モニター装置13に広告を表示することができる。
また、コントローラ10の表示制御部46は、警告表示判定部44が警告表示すべき情報がありと判定すると、モニター装置13への広告情報の表示を禁止して警告表示を行うので、本来オペレータへ伝えるべき警告等の情報が適切に伝えられる。これにより、モニター装置13の本来の表示機能に支障を生じることなく、モニター装置13に広告を表示することができる。
さらに、本実施の形態においては、オペレータの注意を惹くために、広告情報に含まれる表示時間間隔に基づいて広告画像は間欠表示される。作業中にモニター装置13の表示が変更されると、オペレータが広告表示に気を取られて誤操作をする可能性がある。表示制御部46は、適切な表示タイミングでモニター装置13に広告を表示するため、作業中に運転者が広告表示に気を取られて誤操作をすることを防止する事ができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態を図7〜10を用いて説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態における作業機械の制御システムを示す図1と同様な図である。図7に示す制御システムと図1に示す制御システムとの相違点は、操作検出装置8が設けられた点である。
図8は本実施の形態の油圧システムを示す図3と同様な図である。操作検出装置8はシャトル弁8a〜8fと圧力検出装置8gとを有している。シャトル弁8aはリモコン弁27aのパイロットライン30a,30b間に接続され、シャトル弁8bはリモコン弁27bのパイロットライン30c,30d間に接続され、シャトル弁8cはリモコン弁27cのパイロットライン30e,30f間に接続され、シャトル弁8dはシャトル弁8a,8bの出力ポート間に接続され、シャトル弁8eはシャトル弁8c,8d間の出力ポート間に接続され、シャトル弁8fはシャトル弁8eの出力ポートと図示しない他の操作手段のリモコン弁に係わる最終段のシャトル弁の出力ポート間に接続されている。圧力検出装置8gはシャトル弁36fの出力ポートに接続されている。これによりシャトル弁8a〜8fを含むシャトル弁群はリモコン弁27a〜27cの操作パイロット圧a〜fや図示しない他の操作手段のリモコン弁の操作パイロット圧のうちの最高圧力を抽出し、最終段のシャトル弁8fはその最高圧力を出力し、圧力検出装置8gはシャトル弁8fの出力圧であるその最高圧力を検出することによりリモコン弁27a〜27cの操作レバー28,29を含む全操作手段の操作の有無を検出する。すなわち、操作検出装置8は入力操作装置25a〜cの全てが非操作状態にあるかどうかを検出する。
図9はコントローラ10Aの制御機能の概要を示す図4と同様な図である。図9において表示制御部46Aは操作検出装置8に設けられた圧力検出装置8gの検出信号を入力し、油圧ショベルがオートアイドル状態にあるどうかを判定する。
ここでオートアイドルについて説明する。通常時は、上述したように回転数検出装置3により検出されるエンジン11の実回転数がエンジンコントロールダイヤル2が指示する目標回転数と一致するようにエンジン制御が行われ、エンジン11の回転数は一定である。一方、油圧ショベルが非作動状態にあるときは、燃料消費量の節減や騒音の低減等を目的として、エンジン11の回転数を回転数指示装置3が指示する目標回転数より低い回転数に制御しており、これをオートアイドル制御と言う。入力操作装置25a〜25cの全てが非操作状態にあると、操作検出装置8の圧力検出装置8gは全ての操作パイロット圧を検出せず、圧力検出装置8gの検出信号の入力がないことにより表示制御部46Aは入力操作装置25a〜cの全てが非操作状態にあると判断し、かつその後5秒経過すると、油圧ショベルがオートアイドル状態にあると判定する。
図10は、コントローラ10Aの表示制御部46Aの処理機能を示す図5と同様なフローチャートである。図10に示すフローチャートと図5に示すフローチャートとの相違点は、ステップS4の処理で、ゲートロックレバー7がロック位置であるかどうかを判定し、ゲートロックレバー7がロック位置にあると、油圧ショベルが非作動状態にあると判定するのに対し、ステップS4Aの処理では、油圧ショベルがオートアイドル状態にあるかどうかを判定し、オートアイドル状態にあると、油圧ショベルが非作動状態にあると判定する点である。
以上において、操作検出装置8は、入力操作装置25a〜25cの全てが非操作状態にあるかどうかを検出する操作検出装置を構成し、表示制御部46Aの図10に示すフローチャートのステップS4Aの処理機能は、操作検出装置8により複数の入力操作装置25a〜25cの全てが非操作状態にあることが検出され、かつその後所定時間経過すると、油圧ショベルが非作動状態であると判定する手段を構成する。
オートアイドル状態でなく油圧ショベルが非作動状態にないとき(作動状態にあるとき)は、車体情報取得部43により取得した油圧ショベルの車体情報をモニター装置13に表示する(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4A→ステップS6)。
オペレータが作業中に待機するとき、操作レバー28,29等による操作をせず、かつその後5秒経過すると、油圧ショベルはオートアイドル制御される。
警告表示すべき情報なく、広告情報がダウンロードされ、広告の有効期間内であれば、コントローラ10Aの表示制御部46Aは、オートアイドル状態の情報に基づいて油圧ショベルが非作動状態にあるかどうかを判定し、オートアイドル状態にあり油圧ショベルが非作動状態にあるので、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存した広告情報を読み出してモニター装置13に表示する(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4A→ステップS5)。
このように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態を図11〜13を用いて説明する。図11は、本発明の第3の実施の形態における作業機械の制御システムを示す図1と同様な図である。図11に示す制御システムと図1に示す制御システムとの相違点は、コントローラ10Bに電源自己保持回路10cが設けられた点である。図12はコントローラ10Bの制御機能の概要を示す図4と同様な図である。
電源自己保持回路10cは、キースイッチ1が設けられたラインとキースイッチ1が設けられていないラインとの2ラインを介してメイン電源と接続されており、オペレータによりキースイッチ1がOFFとされて、エンジン11の停止を指令するとともに、メイン電源からの電力供給が遮断されたとき、キースイッチ1が設けられていないラインを介してメイン電源からの電力供給を継続し、コントローラ10Bおよびモニター装置13を駆動する。その後所定時間経過すると、メイン電源からの電力供給を停止する。
なお、本実施の形態の電源自己保持回路10cは小型の油圧ショベルに適用されるものであるが、中型または大型の油圧ショベルにおいては、キースイッチ1は、OFFとされ、エンジン11の停止を指示したのちに、さらに電源を遮断する。すなわち、エンジン11の停止を指令した時点では、メイン電源は遮断されずにコントローラ10Bおよびモニター装置13を駆動する。そのため、中型以上の油圧ショベルの場合、電源自己保持回路10cは必須ではない。
図13は、コントローラ10Bの表示制御部46Bの処理機能を示す図5と同様なフローチャートである。図13に示すフローチャートと図5に示すフローチャートとの相違点は、ステップS4の処理で、ゲートロックレバー7がロック位置であるかどうかを判定し、ゲートロックレバー7がロック位置にあると、油圧ショベルが非作動状態にあると判定するのに対し、ステップS4Bの処理では、キースイッチ1がOFFであるかどうかを判定し、キースイッチ1がOFFにされ、キースイッチ1によりエンジン11の停止が指令されると、油圧ショベルが非作動状態にあると判定する点である。
以上において、表示制御部46Bの図10に示すフローチャートのステップS4Bの処理機能は、キースイッチ1によりエンジン11の停止が指令されると、油圧ショベルが非作動状態であると判定する手段を構成する。
キースイッチ1によりエンジン11の停止が指令されず油圧ショベルが非作動状態にないとき(作動状態にあるとき)は、車体情報取得部43により取得した油圧ショベルの車体情報をモニター装置13に表示する(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4B→ステップS6)。
オペレータが油圧ショベルによる作業を終了するときは、キースイッチ1をOFFとする。このとき、キースイッチ1によりエンジン11の停止が指令されるともに、キースイッチ1が設けられたラインを介したメイン電源からの電力供給は遮断され、電源自己保持回路10cはキースイッチ1が設けられていないラインを介してメイン電源からの電力供給を継続し、コントローラ10Bおよびモニター装置13を駆動する。
警告表示すべき情報なく、広告情報がダウンロードされ、広告の有効期間内であれば、コントローラ10Bの表示制御部46Bは、キースイッチ1をOFFとすることによりエンジン11の停止を指令する操作情報に基づいて油圧ショベルが非作動状態にあるかどうかを判定し、キースイッチ1によりエンジン11の停止が指令され油圧ショベルが非作動状態にあるので、広告情報用不揮発性メモリ10bに保存した広告情報を読み出してモニター装置13に表示する(ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4B→ステップS5)。
電源自己保持回路10cは、その後所定時間経過すると、メイン電源からの供給を停止し、コントローラ10Bおよびモニター装置13の駆動を停止する。
このように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
以上に本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に制限されず、本発明の精神の範囲内で種々の変形が可能である。
第1の実施の形態においては、作業開始時または一時中断時には、ゲートロックレバー7がロック位置にあるので、油圧ショベルが非作動状態にあると判定し、広告画像をモニター装置13に表示し、第2の実施の形態においては、作業中の待機時には、オートアイドル状態にあるので、油圧ショベルが非作動状態にあると判定し、広告画像をモニター装置13に表示し、第3の実施の形態においては、作業終了時には、キースイッチ1がOFFにされキースイッチ1によりエンジン11の停止が指令されるので、油圧ショベルが非作動状態にあると判定し、広告画像をモニター装置13に表示したが、上記第1〜3実施の形態の全てを組み合わせても良いし、いずれか2つの実施の形態を選択して組み合わせてもよい。
上記第1〜3の実施の形態では、作業機械として油圧ショベルを例にとって説明したが、油圧ショベル以外の作業機械(例えば油圧クレーン、ホイールショベル、ホイールローダ等)であっても本発明を同様に適用できる。
上記第1〜3の実施の形態では、モニター装置13に表示する広告情報としてレンタル業者自身が販売する消費材の特売情報について説明したが、車体情報以外の情報であってオペレータにとって有益な情報であればよい。
上記実施の形態では、広告情報に含まれる表示時間間隔に基づいて、広告画像をモニター装置13に間欠表示したが、作業機械が非作動状態にあると判定している間、継続的に広告画像をモニター装置13に表示してもよいし、1回だけ所定時間表示してもよい。
以上のように構成した実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態における作業機械の制御システムを示す図である。 第1の実施の形態における作業機械である油圧ショベルの外観を示す図である。 油圧ショベルに備えられる油圧システムを示す図である。 コントローラの制御機能の概要を示す図である。 コントローラの表示制御部の処理機能を示すフローチャートである。 モニター装置に表示される車体情報および広告画像である。 本発明の第2の実施の形態における作業機械の制御システムを示す図である。 油圧システムを示す図である。 コントローラの制御機能の概要を示す図である。 コントローラの表示制御部の処理機能を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における作業機械の制御システムを示す図である。 コントローラの制御機能の概要を示す図である。 コントローラの表示制御部の処理機能を示すフローチャートである。
符号の説明
1 キースイッチ
2 エンジンコントロールダイヤル
3 ゲートロックスイッチ
4 燃料残量センサ
5 冷却水温センサ
6 エンジン回転数センサ
7 ゲートロックレバー
8 操作検出装置
8a〜8f シャトル弁
8g 圧力検出装置
10,10A,10B コントローラ
10a マルチプロセッサユニット(MPU)
10b 広告情報用不揮発性メモリ
10c 電源自己保持回路
11 エンジン
11a 電子ガバナ
11b スタータ
12 ゲートロック弁
13 モニター装置
14 外部のデータサーバ
15 無線通信端末
21 油圧ポンプ
22 パイロットポンプ
23 アクチュエータ群
24 コントロールバルブ
25 入力操作装置
26 パイロットリリーフ弁
27 リモコン弁
28,29 操作レバー
30 パイロットライン
40 エンジン制御部
41 車体制御部、
42,42A,42B モニター制御部
43 車体情報取得部
44 異常判定部
45 広告情報保存部
46,46A,46B 表示制御部

Claims (5)

  1. エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプおよびパイロットポンプと、前記油圧ポンプからの圧油により駆動される複数のアクチュエータと、この複数のアクチュエータにより駆動される作業装置と、前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流れを制御する複数のコントロールバルブと、前記パイロットポンプからの圧油に基づいて操作パイロット圧を生成し前記複数のコントロールバルブを操作する複数の入力操作装置とを備えた作業機械において、
    前記作業機械の運転室に配置されたモニター装置と、
    無線通信端末と、
    前記作業機械の車体情報を取得する車体情報取得手段と、
    前記無線通信端末を介して外部のデータサーバから広告画像を含む広告情報をダウンロードして記憶装置に保存する広告情報保存手段と、
    前記作業機械の操作情報に基づいて前記作業機械が非作動状態にあるかどうかを判定し、前記作業機械が非作動状態にないときは、前記車体情報取得手段により取得した作業機械の車体情報を前記モニター装置に表示し、前記作業機械が非作動状態にあるときは、前記記憶装置に保存した広告情報を読み出して前記モニター装置に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1記載の作業機械において、
    前記車体情報取得手段により取得した作業機械の車体情報に基づいて警告表示すべき情報の有無を判定する警告表示判定手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記警告表示判定手段が前記警告表示すべき情報ありと判定すると、前記モニター装置への前記広告情報の表示を禁止して警告表示を行うことを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1または請求項2記載の作業機械において、
    前記パイロットポンプからの圧油供給油路に配置され、ゲートロックレバーが運転不能を指示するロック位置にあるときに前記複数の入力操作装置への圧油の供給を遮断し、前記複数の入力操作装置による前記複数のコントロールバルブの操作を無効にするゲートロック弁と、
    前記ゲートロックレバーが前記ロック位置にあるかどうかを検出する操作検出装置とをさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記操作検出装置により前記ゲートロックレバーが前記ロック位置にあることが検出されると、前記作業機械が非作動状態であると判定することを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1または請求項2記載の作業機械において、
    前記複数の入力操作装置の全てが非操作状態にあるかどうかを検出する操作検出装置をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記操作検出装置により前記複数の入力操作装置の全てが非操作状態にあることが検出され、かつその後所定時間経過すると、前記作業機械が非作動状態であると判定することを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1または請求項2記載の作業機械において、
    前記エンジンの始動および停止を指令するキースイッチをさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記キースイッチにより前記エンジンの停止が指令されると、前記作業機械が非作動状態であると判定することを特徴とする作業機械。
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