JP2014030947A - 液体噴射装置 - Google Patents
液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014030947A JP2014030947A JP2012172141A JP2012172141A JP2014030947A JP 2014030947 A JP2014030947 A JP 2014030947A JP 2012172141 A JP2012172141 A JP 2012172141A JP 2012172141 A JP2012172141 A JP 2012172141A JP 2014030947 A JP2014030947 A JP 2014030947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body frame
- carriage
- main body
- scanning direction
- main scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
【解決手段】プリンターは、インクを噴射する液体噴射ヘッドと、液体噴射ヘッドを保持して主走査方向Xに沿って往復移動するキャリッジ26と、主走査方向Xと交差する奥行き方向Yにおいてキャリッジ26の移動領域の奥側となる位置に配置され、主走査方向Xに延設される金属板からなる本体フレーム23と、本体フレーム23に保持される電力回路部39と、電力回路部39に基端側が接続されるとともに先端側がキャリッジ26に接続され、キャリッジ26の主走査方向Xに沿う移動に追従して撓み変位する可撓性ケーブル42と、本体フレーム23と可撓性ケーブル42との間に介在するように配置される導電板35と、本体フレーム23と導電板35との間に配置される空気層と、を備える。
【選択図】図6
Description
この構成によれば、断熱層は電気伝導体を本体フレームから奥行き方向に離間して配置することにより形成される空気層であるので、簡易な構成で断熱層を構成することができる。
この構成によれば、金属板からなる本体フレームを介して電気伝導体が接地されるので、電気伝導体の帯電を抑制することができる。
この構成によれば、電気伝導体は主走査方向において電力回路部から離間した位置において本体フレームに接続されているので、電力回路部から電気伝導体への伝熱を抑制することができる。
この構成によれば、電力回路部で発生した熱によって加熱される本体フレームなどの部材を電気伝導体で覆蓋することができる。
図1に示すように、本実施形態のプリンター11は、略直方体形状の本体ケース12を備えている。
図4に示すように、導電板35には、主走査方向Xに並ぶように複数(本実施形態では3つ)のねじ止め部36が設けられている。ねじ止め部36は、切り込み部分を後方に向けて折り曲げるような態様で形成されている。また、導電板35には、主走査方向Xにおいて中央に位置するねじ止め部36と、それよりも右方に位置するねじ止め部36との間に、導電板35の上端側を切り欠いた切欠部37が形成されている。
図7及び図8に示すように、導電板35は本体フレーム23と可撓性ケーブル42との間に介在するように配置される。そのため、キャリッジ26の主走査方向Xに沿う移動に追従して撓み変位する可撓性ケーブル42は、図6に示すように導電板35に接触する。特に、キャリッジ26が保持部材43よりも左側の領域において移動する場合には、可撓性ケーブル42が導電板35に接触する面積が大きくなる。
(1)本体フレーム23は金属板によって形成されるので、電力回路部39で発生した熱を効率よく放熱することができる。また、本体フレーム23と導電板35との間には断熱層としての空気層Laが配置されるので、電力回路部39から導電板35への伝熱を抑制することができる。そして、このように伝熱が抑制された導電板35の奥側に本体フレーム23を配置することで、メンテナンス作業を行う場合などに、本体フレーム23に対する意図しない接触が発生しにくくなる。また、本体フレーム23と可撓性ケーブル42との間には導電板35が配置されるので、可撓性ケーブル42はキャリッジ26の往復移動に伴って撓み変位するときに導電板35に接触する。そのため、可撓性ケーブル42が樹脂によって形成されたフレーム部材等と接触及び剥離する場合と比較して、ミストを引き寄せる要因となる剥離帯電の発生が抑制される。したがって、液体の噴射に伴って生じるミストの周辺部材への付着を抑制しつつ、メンテナンス作業を容易に行うことができる。
(4)電力回路部39で発生した熱によって加熱される本体フレーム23などの部材を導電板35で覆蓋することができる。
・ねじ止め部36は、導電板35が本体フレーム23にねじ止めされた場合に、主走査方向Xにおいて電力回路部39から離間する位置に設けてもよい。すなわち、導電板35は主走査方向Xにおいて電力回路部39から離間した位置において本体フレーム23に接続してもよい。この構成によれば、電力回路部39から導電板35への伝熱をさらに抑制することができる。
・電気伝導体の形状は任意に変更することができる。例えば、電気導電体を金属性のワイヤーやメッシュによって構成してもよい。
・インクカートリッジ28は、上記実施形態のようにキャリッジ26上に搭載される所謂オンキャリタイプのインクカートリッジであってもよいし、本体ケース12内においてキャリッジ56以外の所定箇所に搭載される所謂オフキャリタイプのインクカートリッジであってもよい。また、この場合には、インクカートリッジから液体噴射ヘッド27に向けてインクを供給するためのインクチューブを結束したケーブル束を可撓性ケーブルとしてもよい。
Claims (5)
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
該液体噴射ヘッドを保持して主走査方向に沿って往復移動するキャリッジと、
前記主走査方向と交差する奥行き方向において前記キャリッジの移動領域の奥側となる位置に配置され、前記主走査方向に延設される金属板からなる本体フレームと、
該本体フレームに保持される電力回路部と、
該電力回路部に基端側が接続されるとともに先端側が前記キャリッジに接続され、前記キャリッジの前記主走査方向に沿う移動に追従して撓み変位する可撓性ケーブルと、
前記本体フレームと前記可撓性ケーブルとの間に介在するように配置される電気伝導体と、
前記本体フレームと前記電気伝導体との間に配置される断熱層と、
を備えることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記断熱層は、前記電気伝導体を前記本体フレームから前記奥行き方向に離間して配置することにより形成される空気層であることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記電気伝導体は前記本体フレームに接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
- 前記電気伝導体は、前記主走査方向において前記電力回路部から離間した位置において前記本体フレームに接続されていることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射装置。
- 前記電気伝導体は前記主走査方向に延設される板金からなることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012172141A JP6044162B2 (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012172141A JP6044162B2 (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 液体噴射装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014030947A true JP2014030947A (ja) | 2014-02-20 |
JP2014030947A5 JP2014030947A5 (ja) | 2015-09-17 |
JP6044162B2 JP6044162B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=50281170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012172141A Active JP6044162B2 (ja) | 2012-08-02 | 2012-08-02 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6044162B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003011340A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2004130622A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2005342979A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Ricoh Co Ltd | 記録装置 |
JP2006269658A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Seiko Epson Corp | 実装基板の固定構造、及び、該固定構造を備えた記録装置 |
JP2007283610A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Funai Electric Co Ltd | インクジェットプリンタ |
JP2011126111A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
2012
- 2012-08-02 JP JP2012172141A patent/JP6044162B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003011340A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2004130622A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2005342979A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Ricoh Co Ltd | 記録装置 |
JP2006269658A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Seiko Epson Corp | 実装基板の固定構造、及び、該固定構造を備えた記録装置 |
JP2007283610A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Funai Electric Co Ltd | インクジェットプリンタ |
JP2011126111A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6044162B2 (ja) | 2016-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4618094B2 (ja) | 液体噴射装置、記録装置および電界発生ユニット | |
JP2015080946A (ja) | 液滴吐出装置及び液滴吐出方法 | |
JP2012196804A (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 | |
US10173427B2 (en) | Recording apparatus | |
JP2011218606A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2014168881A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP6155875B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5830886B2 (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 | |
JP5617444B2 (ja) | 接地構造及び記録装置 | |
JP6044162B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2007118321A (ja) | 液体噴射装置、記録装置および電界発生ユニット | |
JP2014240202A (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 | |
JP2012196798A (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 | |
JP2013184470A (ja) | 液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2015112737A (ja) | 印刷装置 | |
JP6064333B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011156780A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2012196799A (ja) | 液体噴射装置 | |
EP3530464B1 (en) | Liquid droplet discharge device | |
JP2012126091A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2014034182A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2013166299A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP4962608B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
EP3378657B1 (en) | Printing apparatus | |
JP2012196801A (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150729 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161031 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6044162 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |