JP2014028644A - ラベル発行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベル発行装置毎に商品情報の再設定を行うことなく、共通の商品情報を用いて、ラベルの貼付態様や発行態様に対応させて最適な印字を行う。
【解決手段】ラベル発行装置40は、ロール状のラベル用紙を繰り出し、所定の印字フォーマットを基に印字部でラベル用紙に商品情報を印字しラベル発行する。ラベル発行装置は、商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部と、商品に貼付するラベルの発行後更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様に対応する特定文字列を記憶する特定文字列記憶部と、商品の識別情報を入力する入力部と、印字部を制御する制御部とを有する。制御部は、入力部から識別情報が入力された場合、商品に貼付するラベルの発行後に、更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様である場合にのみ特定文字列を含め、印字部で識別情報に対応する商品情報をラベル用紙に印字する処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラベル発行装置に関する。
ラベルを発行し、そのラベルを商品である包装物などに貼付するラベル発行装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、台紙付きラベルからラベルを剥離発行し、そのラベルを商品に貼付する台紙付きラベル発行装置や、台紙レスラベルを所定長の枚葉状に断裁発行し、そのラベルを商品に貼付する台紙レスラベル発行装置が知られている。
ところで、台紙付きラベルは、ラベルサイズ(縦横サイズ)が固定であり、ラベル内に印字可能な文字数や内容などが規定されている。このため、ラベルの貼付態様は、印字内容の情報量が多い場合、商品の表面貼付用のラベルと、裏面貼付用のラベルの2種類を発行し、包装された商品の表裏面に各ラベルを貼付することがある。例えば、表面貼付用のラベルに商品名、値段、産地名、原材料名と、当該商品に含まれる添加物名等の情報が商品の裏面に貼付したラベルに記載されていることを示唆する“添加物名は裏面記載”などを印字し、裏面貼付用のラベルには前記添加物名などを印字する。
台紙レスラベル発行装置は、印字文字数に応じてラベル発行方向の印字領域の長さを可変とすることができるため、前記裏面貼付用のラベルに印字する情報を表面貼付用のラベル1枚に納め印字発行することができる。
特開2001−315737号公報
しかしながら、台紙付きラベル発行装置で使用する印字データを用いて、台紙レスラベル発行装置で商品に貼付するラベルを印字発行させた場合、前述の通り、印字データを表面貼付用のラベル1枚に収めることができるため、ラベル印字内容に不要な印字(例えば、“添加物名は裏面記載”など)が含まれラベル発行されてしまう場合がある。
また、台紙レスラベル発行装置であっても、商品の形状または寸法などにより表面貼付用のラベルの長さを制限しなければならない場合があり、このような場合には、表面貼付用のラベル1枚に商品情報が収まりきらないため、収まりきらない商品情報を裏面貼付用のラベルに印字し発行する場合もある。このような場合は、表面貼付用のラベルには、商品の裏面に貼付したラベルに記載されている内容を示唆する、例えば、“添加物名は裏面記載”などをラベルに含め印字発行する必要がある。
また、上記問題を解決するために、商品情報を含む印字内容の設定を仕直すことも考えられるが、設定忘れをした場合、印字されたラベル表記を見る顧客に対し誤解を生じさせる場合がある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、ラベル発行装置毎に商品情報の再設定を行なうことなく、共通の商品情報を用いて、ラベルの貼付態様(或いは、発行態様)に対応させて最適な印字を行うことを目的とする。
本発明のラベル発行装置は、ロール状のラベル用紙を繰り出し、所定の印字フォーマットに基づいて印字部で前記ラベル用紙に商品情報を印字して商品に貼付するラベルを発行するラベル発行装置であって、前記商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部と、前記商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行する発行態様に対応して特定文字列を記憶する特定文字列記憶部と、商品の識別情報を入力する入力部と、少なくとも前記印字部を制御する制御部とを有し、前記入力部から前記識別情報が入力された場合、前記制御部は、前記商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行する発行態様である場合にのみ前記特定文字列を含め、前記印字部で前記識別情報に対応する商品情報を前記ラベル用紙に印字する処理を行うことを特徴とする。
上記ラベル発行装置は、入力部から前記識別情報が入力された場合、制御部が前記商品に貼付するラベルの発行後に、更にその商品に貼付するラベルを発行する発行態様である場合にのみ前記特定文字列を含め、前記識別情報に対応する商品情報を前記ラベル用紙に印字する処理を行うので、台紙レスラベル発行装置や台紙付きラベル発行装置それぞれで、共通の商品情報を用いて、ラベル用紙の発行態様(或いは、貼付態様)に対応した最適な印字を行うことができる。
本発明によれば、共通の商品情報を用いて、台紙レスラベル発行装置、台紙付きラベル発行装置それぞれで、ラベル用紙の発行態様(或いは、貼付態様)に対応した最適な印字を行うことができる。
本発明の実施形態に係るラベル発行装置を備えた包装装置の一例を示す概念図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置のラベル用紙およびラベル貼付形態の一例を示す図、(a)は表裏貼り用台紙付きラベル、(b)は表貼り用台紙レスラベルの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置を備えた包装装置の一例を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置を備えた包装装置の概要を示す図。 本発明の実施形態に係るラベル発行部の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置を備えた包装装置の電気的なブロック図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置の商品情報、印字フォーマット、台紙付きラベルなどの一例を示す図、(a)は識別情報と商品情報とを関連づけたファイル、(b)は表貼用台紙付きラベルへの印字フォーマット、(c)は表貼用台紙付きラベル、(d)は裏貼用台紙付きラベルへの印字フォーマット、(e)は裏貼用台紙付きラベル、(f)は台紙レスラベルへの印字フォーマット、(g)は台紙レスラベルの一例を示す図。 本発明の実施形態に係るラベル発行装置の動作の一例を示すフローチャート。
本発明の実施形態に係る包装装置100が備えるラベル発行部40(台紙レスラベル発行装置)を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るラベル発行装置の一例を示す概念図である。図2は本発明の実施形態に係るラベル発行装置を備えた包装装置のラベル用紙およびラベル貼付形態の一例を示す図である。図2(a)は表裏貼り用台紙付きラベル用紙L1、L2の一例を示す図、図2(b)は表貼り用台紙レスラベル用紙L3の一例を示す図である。
図3は本発明の実施形態に係るラベル発行部40を備えた包装装置100の一例を示す斜視図である。図4は本発明の実施形態に係るラベル発行部40を備えた包装装置100の概要を示す図である。図5は本発明の実施形態に係る包装装置100のラベル発行部40の一例を示す図である。図6は本発明の実施形態に係るラベル発行部40を備えた包装装置100の電気的なブロック図である。
図1に示したように、本発明の実施形態では、台紙付きラベル発行装置200と台紙レスラベル発行装置を備えた包装装置100とで、商品に貼付されるラベルに印字する際、記憶部(データベース)などに記憶されている共通の商品情報300(印字情報)を用いて、それぞれのラベル用紙の種類、それに対応した印字フォーマット情報に基づいて、各ラベル用紙に印字する発行態様(あるいは、貼付態様)に対応した特定文字列(特定文字)を商品情報から除いてそのラベル用紙に印字を行う。
詳細には、本発明の実施形態に係る包装装置100のラベル発行部40(台紙レスラベル発行装置)は、ロール状のラベル用紙を繰り出し、所定の印字フォーマットに基づいて印字部25でラベル用紙に商品情報を印字してラベルを発行する。
この包装装置100のラベル発行部40は、商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部341と、印字部(サーマルヘッド25b)で用いられるラベル用紙の発行態様(あるいは、貼付態様)に対応する特定文字列(キーワード)を記憶する特定文字列記憶部342と、商品の識別情報を入力する入力部(操作入力部38)と、少なくとも印字部25を制御する制御部31と、を有する。
制御部31は、入力部から識別情報が入力された場合、印字部25で用いられるラベル用紙の種類に基づいて、識別情報に対応する商品情報から、その印字部25で用いられるラベル用紙に印字不要な文字列を除いて、そのラベル用紙に印字する処理を行う。
台紙付きラベル発行装置200は、例えば、図2(a)に示したように、表貼り用台紙付き用紙L1を発行し、裏貼り用台紙付き用紙L2を発行する(裏貼り用の台紙レスラベルプリンタであってもよい)。
表貼り用台紙付き用紙L1は、トレイ上に配置された被包装物をフィルムにより包装された商品Wの表面側Waに貼付される。表貼り用台紙付き用紙L1には、商品名、値段、原産地名、原材料名、“添加物名は裏面記載”などが印字されている。
裏貼り用台紙付き用紙L2は商品Wの裏面側Wbに貼付される。裏貼り用台紙付き用紙L2には添加物名などが印字されている。
包装装置100の台紙レスラベル発行部40は、図2(b)に示したように、可変長の台紙レスラベル用紙L3を発行する。台紙レスラベルL3は、商品Wの表面側Waなどに貼付される。この台紙レスラベルL3には、上記商品名、値段、原産地名、原材料名、添加物名などの商品情報を1枚のラベルに収め印字されている。つまり、台紙レスラベル発行装置(ラベル発行部ともいう)40は、1枚の台紙レスラベルL3に、上記表貼り用台紙付き用紙L1の印字内容(商品情報)と裏貼り用台紙付き用紙L2の印字内容(商品情報)の和から“添加物名は裏面記載”などの台紙レスラベル用紙へ印字不要な特定文字列(特定文字)を差し引いた印字内容(商品情報)を印字する。
このように、台紙レスラベル発行装置40(ラベル発行部)は、印字部(サーマルヘッド25b)25で用いられるラベル用紙の発行態様または貼付態様(所謂、商品へのラベル貼付が2枚貼り設定であるか否か)に応じて、台紙レスラベル用紙に印字不要な特定文字列を商品情報から除いて、台紙レスラベル用紙に印字を行う。
台紙付きラベル発行装置200は、印字部25で用いられるラベル用紙の発行態様または貼付態様(所謂、商品へのラベル貼付が2枚貼り設定であるか否か)に応じて、台紙付きラベル用紙に印字不要な特定文字列を商品情報から除いて、台紙付きラベル用紙に印字を行う。
以下、本発明の実施形態に係る包装装置100のラベル発行部40を詳細に説明する。
図1〜図5に示したように、包装装置100は、包装機能と共に商品に貼付するラベルを発行するラベル発行装置を有する。詳細には、包装装置100は、ストレッチ包装部11と、ラベル発行部(計量ラベルプリンタ)40と、ラベル発行部40から発行された台紙レスラベル用紙を受け取って包装済みの商品Wにそのラベル用紙を貼付するラベル貼付部41と、などを有する。
ラベル発行部40はストレッチ包装部11におけるヒータ10(ヒートシール部)の側方上部に配置され、ラベル貼付部41はラベル発行部40の近傍に配置されている。
ストレッチ包装部11は、機枠11aの前方に商品Wを載置する商品載置部12が配置され、その商品載置部12に載せた商品Wをプッシャコンベア13により機枠内部に設けたエレベータ14まで搬送する。
尚、商品Wは容器であるトレイに収容された状態で搬送される場合を例示する。商品載置部12は計量部50の計量皿として構成されており、その商品載置部12の手前側近傍に商品Wの横幅を検出する幅検出センサ15aが設けられている。
さらに、プッシャコンベア13による商品搬送路上には、そのプッシャコンベア13の側方に位置させて商品Wの高さを検出する高さ検出センサ15b、及び商品載置部12と高さ検出センサ15bとの間に商品Wの奥行き寸法(搬送方向に沿った長さ寸法)を計測する長さ検出センサ15cが設けられている。
上記エレベータ14の上方には包装部16が設けられ、その包装部16の側方(プッシャコンベアと直角に交差した方向)にフィルムロール17をセットし、該フィルムロール17から繰り出されるフィルム17aをフィルムフィード機構5により引き出し、所定長さにカットした後に包装部16まで移送する。
上記包装部16には、フィルムフィード機構5の上方に、商品Wの上面を覆うフィルム17aの端部を商品Wの底部側に折り込む後折り込み部材6と左右折り込み部材7,7’、その左右折り込み部材7,7’の上方に位置して包装済みの商品Wを排出する排出プッシャ(プッシャ)8、及び、排出プッシャ8の移動方向前方位置に前折り込みローラ9が配設されている。
上記フィルムフィード機構5は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5bと、下側の弾性ベルト5bを上側の弾性ベルト5a側へ圧接するクランプ板5cとで構成され、それらが包装部16を挟んで前後に配置されている。
また、前折り込みローラ9の前方には、商品Wの底面側に折り込まれたフィルムの端部の重なり部を加熱して接着し排出するヒータ(ヒートシール部)10とその前部に排出部が配設され、機枠11a上には表示操作部4(コンソール部)が、更にヒータ(ヒートシール部)10の側方上部にラベル発行部40(計量ラベルプリンタ)が、ヒータ(ヒートシール部)10の上方にはラベル貼付部41が設置されている。
ヒータ(ヒートシール部)10は、複数のプーリに亘ってガラス繊維等からなる無端状ベルトが回転可能に巻回され、その無端状ベルトの搬送面(往路側ベルト)の下部に熱板が配置されて構成されている。熱板は電気的に加熱されヒータ(ヒートシール部)の熱源となる。また、熱板は温度検出手段として制御手段を構成するサーモスタット(図示省略)に電気的に接続され、一定温度になるように制御されている。サーモスタットが所定値以上の温度になると熱板への通電が遮断され、所定値以下の温度になると熱板に通電される。そして、無端状ベルトはベルト全体がヒートシール可能な温度に加熱されている。
プッシャ8の底部には、発泡合成樹脂、例えばポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォーム等の断熱材で構成された保温部が、排出プッシャ8の底部一面に設けられている。そして、排出プッシャ8の底部に設けられた保温部の底面はヒータ(ヒートシール部)10の上面(無端状ベルトの表面)に対して擦らないよう僅かな隙間が設けられている。
また、排出プッシャ8の押圧面(商品Wと接触してその被包装物を押圧移送する面)の前面には、保温部を構成する断熱材と同様の断熱材が貼着されて断熱部が構成されている。これにより金属板で構成された押圧面がヒータ10の熱で熱くなったとしても、包装済みの商品Wと接する部分は断熱材からなる断熱部である為、包装するフィルムに熱で穴が開くのを防止することができる。
また、排出プッシャ8を移動させる駆動機構(図示省略)には、その排出プッシャ8が待機位置に位置することを検知する第1プッシャ位置検出センサと、排出プッシャ8が包装済みの商品Wを排出部上に排出する保温位置(即ち、保温部がヒータ10上に位置する)に移動したことを検知する第2プッシャ位置検出センサが設けられている。これにより、保温部(排出プッシャ8)の待機位置、保温位置への移動制御が行なわれる。
つまり、待機位置は、排出プッシャ8の包装動作としての待機位置と、保温部としての排出プッシャ8がヒータ上から退避する位置との両方を兼ねている。
また、保温位置は、排出プッシャ8が商品Wを排出部へ排出するという包装動作の完了を示す位置と、保温部としての排出プッシャ8がヒータ(ヒートシール部)10上に位置し、ヒータ(ヒートシール部)10を保温する位置との両方を兼ねている。尚、例えば、第1プッシャ位置検出センサは透過型フォトセンサが使用され、該位置にて排出プッシャ8に付いているフラグがセンサを遮ることで該位置に排出プッシャ8が位置していることを検知し、第2プッシャ位置検出センサには、例えば反射型フォトセンサが使用されており、排出プッシャ8にて遮られることで排出プッシャ8が該位置に位置していることを検出する。
上記構成のストレッチ包装部11は、プッシャコンベア13でエレベータ14上に搬送された商品Wがエレベータ14の上昇により包装部16に張架されたフィルム17aに対して突き上げられ、商品Wの上面を覆ったフィルム17aの端部は、後折り込み部材6と左右折り込み部材7,7’とにより商品Wの底面側に折り込まれる。
次に、排出プッシャ8により商品Wはヒータ(ヒートシール部)10へ向けて水平に押動され、その押動の途中、フィルム17aの前側端部は前折り込みローラ9で商品Wの底面側に折り込まれ、その底面側に折り込まれたフィルム端部の重なり部はヒータ(ヒートシール部)10でヒートシールされ、フィルムで包装された商品Wが得られる。そして、その包装を完了した商品Wは排出プッシャ8の押動によってヒータ(ヒートシール部)10上から排出部上に排出される。この時、保温部底部に備えた排出プッシャ8はヒータ(ヒートシール部)10上に位置し、ヒータ(ヒートシール部)10の表面は保温部で覆われる。
ラベル貼付部41は、ラベル発行部40から発行されたラベルを受け取って搬送テーブル1’上を移動する商品(物品)Wにラベルを貼付する。詳細には、ラベル貼付部41は、発行されるラベルを、空気の負圧作用によってラベルを吸着保持し、そのラベルを吸着保持した部材を、移動中の商品(物品)Wに押し付けてラベルを物品に貼付するように構成されている。ラベル貼付部41によって貼付するラベルの貼付位置は、商品(物品)Wの大きさ(例えば、トレーのサイズ)や形によって異なる。そのため、ラベル貼付部41は、搬送される商品(物品)Wの大きさや形に合わせてラベルの貼付位置を変更できるように移動可能に支持されている。
図4に示したように、ラベル発行部(プリンタ)40は、ラベル用紙として一方面が印字面で他方面が粘着層を有する貼付面である長尺帯状のラベル用紙21’がロール巻きされた台紙レスラベルロール21を用いる台紙レスラベル発行部である。
ラベル発行部40は、ケース40a内にロール装填部23が設けられ、そのロール装填部23にセットされる台紙レスラベルロール21のラベル用紙の繰り出し方向前方位置に、印字部25と、印字された台紙レスラベル用紙を所定長さに切断する切断手段26と、が配置されている。台紙レスラベルロール21は、ロール装填部23に回転可能に支持される。
切断手段26は、印字部25で商品などの情報が印字され、ラベル送出口に向けて送出されるラベル用紙21’を所定長さの枚葉状に切断する。切断手段26は、ラベル送出口より水平状に送出されるラベル用紙21’を挟むように配置した上下一対の可動刃26aと固定刃26bとを有する。
印字部25は、ラベル用紙21’の下方(貼付面側)に位置するプラテンローラ25aと、ラベル用紙21’の上方(印字面側)に位置するサーマルヘッド25bとを有する。プラテンローラ25aは、後述するステッピングモータ25cによって駆動回転するように構成されている。
ラベル用紙21’の上方に位置するサーマルヘッド25bは、ラベル用紙21’を下側のローラ(プラテンローラ25a)とで挾着するように下方に付勢され、それによりラベル用紙21’を安定して送出し得るように構成されている。
また、印字部25のプラテンローラ25aは、表面に剥離剤がコーティングされており、ラベル用紙21’の印字面とは反対側面に塗着されている粘着剤が付着しないように構成され、それによってラベル用紙21’の送出が円滑に行われるようになっている。尚、ラベル用紙21’の粘着層が上記ローラに付着しにくくする構成は上記構成に限らず、上記ローラ自体又はローラの最外周部分を易剥離性の部材で構成してもよい。
図6は、上述したようにラベル発行装置を備えた包装装置100の電気的なブロック図である。
包装装置100は、ラベル発行貼付部40Eと包装機構制御部102Eとを備えている。ラベル発行貼付部40Eは、主としてラベル発行部40とラベル貼付部41などの制御を行なうもので、制御部(CPU)41によって制御される。包装機構制御部102Eは、主としてストレッチ包装機102の機構部の制御を行うもので、CPU61によって制御される。
<包装機構制御部102E>
包装機構制御部102Eは、CPU61、通信用インタフェース回路(INF)65、ROM62、RAM63、操作部64、及び、機構駆動部66を有する。各構成要素はバス(データ通信線など)61aを介して接続されている。
通信用インタフェース回路(INF)65は、ラベル発行貼付部40Eと各種データ、指令の通信を行なうための回路である。
ROM62は、CPU61が実行する制御プログラムを記憶している。
RAM63は、CPU61がROM62の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリアの他に、商品の形状データ(縦、横、高さ)に基づいて制御データを決定するための各種テーブル等が記憶されている。
操作部64は、装置の起動、停止等のためのスイッチである。
機構駆動部66は、包装を実行する場合に包装機の各機構部を駆動するための回路で、具体的にはエレベータを駆動するモータ67、被包装物を搬入するプッシャコンベアの搬入モータ68、フィルムフィード機構のフィルム移送モータ69等がある。尚、包装機の詳細については説明を省略する。
また、機構駆動部66には、被包装物の横幅を検出する商品の幅検出センサ15aと、被包装物の高さを検出する高さ検出センサ15b、商品の長さを検出する長さ検出センサ15bが接続されており、検出データをCPU61へ供給するようになっている。
ラベル発行貼付部40Eから包装機構制御部102Eへ、商品載置部上に載置された被包装物の計量が安定したことを報知する信号が送信される。また、包装機構制御部102Eからラベル発行貼付部40Eへ、ラベル貼付位置決定のためのデータとして、幅検出センサ15aで検出された一方の長さデータ(商品の中央から幅方向端部までの長さデータ)と、検出センサ15b、15cにより検出された高さデータと、長さ(奥行き)データとなどが送信される。
<ラベル発行貼付部40E>
ラベル発行貼付部40Eは、制御部31、記憶部32、表示操作部(コンソール部)4、通信用のインタフェース回路(INF)46、第1の物品検出センサ35、第2の物品検出センサ36、ラベル発行部40、ラベル貼付部41、貼付駆動部42、搬送駆動部43、商品検出センサ59、計量部50、などを有する。各構成要素は、バス31a(データ通信線)などを介して接続されている。
ラベル発行部40は、サーマルヘッド(印字手段)25b、プラテンローラ25aを駆動するステッピングモータ25c、サーマルヘッド25bで印字したラベル用紙21’を切断する切断手段26としてのカッターなどを有する。サーマルヘッド25b(印字部25)、ステッピングモータ25c、切断手段26としてのカッターなどは、インタフェース37を介して、制御部31に接続されている。
記憶部32は、台紙レスラベルのラベル長などを記憶する。
記憶部32は、ROM33、RAM34などの記憶装置を有する。
ROM33には、制御部31が実行する各種制御プログラムが記憶されている。
RAM34は、制御部31がROM33の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ、フラグ等のエリアと、商品毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリアとを備えている。
プリセットデータエリアには、被包装物(商品番号)に対応して、値段計算及びラベル印字用のデータである「品名」、「単価」、「バーコード」等の各種商品データが記憶された商品ファイル、ラベル印字のフォーマットが定義されたラベルフォーマットファイル、トレイファイルなどが記憶されている。
また、RAM34は、商品情報記憶部341、特定文字列記憶部342などを有する。
商品情報記憶部341は、商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する。
特定文字列記憶部342は、印字部25で用いられるラベル用紙の種類に対応して印字不要な特定文字列を記憶する。特定文字列記憶部342は、例えば、ラベル用紙の発行態様または貼付態様に対応する“添加物名は裏面記載”などの文字列を記憶する。この特定文字列記憶部342に記憶された特定文字列は、例えば、表示操作部4の操作入力部38からの操作情報や、可搬型記憶装置に記憶された情報、通信ネットワークを介して接続された外部の情報処理装置などに記憶された情報、などにより設定される。
表示操作部(コンソール部)4は、キーボードやタッチパネルなどを備える操作入力部38と、液晶表示器などで構成された表示部39と、を有する。表示操作部(コンソール部)4は、各種データ及び指令の入力、或いは制御部31の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行う。
本発明における商品の識別情報の入力に関する各種データの入力などは、この表示操作部4の操作入力部38を操作することで行うことができる。
計量部50は、商品載置部に載置された被包装物の計量信号を制御部31へ供給するものである。
通信用のインタフェース回路(INF)46は、包装機構制御部102Eと各種データ、指令の通信を行う。
サーマルヘッド25b、プラテンローラ25aを駆動するステッピングモータ25c、切断手段26としてのカッターは、ラベル発行部40の印字部25を構成し、制御部31の指令に基づいて台紙レスラベルテープに品名、値段、単価、バーコード等の印字を行い、印字したラベルテープを切断手段26としてのカッターで枚葉状に切断して、台紙レスラベルLをラベル発行口に発行する。
商品検出センサ59は、排出路の側方で、吸着部が貼付のために垂直下降する位置の若干手前(包装部寄り)に配置され、該排出路に包装物の有無を検出して、ラベル貼付のための信号を発生する。商品検出センサ59は、包装物がラベル貼付場所、即ち排出路(ヒートシール部)へ位置した場合、その旨を制御部31へ出力する。
搬送駆動部43は、搬送コンベア(搬送手段1)を駆動する搬送モータなどを有し、制御部31の制御により搬送モータを駆動または駆動停止を行う。
第1の物品検出センサ35は、発光部と受光部などから構成され、搬送コンベア(搬送手段1)の上流側に設置されており、搬送手段1により搬送される商品Wを検知し、それを示す信号を制御部31に出力する。制御部31は、その信号を基に商品Wへのラベル貼付のタイミングを調整する。
第2の物品検出センサ36は、ラベル貼付領域Lpまたはその近傍に、商品Wが載置されているか否かを示す信号を制御部31に出力する。第2の物品検出センサ36は、発光部および受光部を有する。
制御部31は、各構成要素を統括的に制御する。制御部31は、記憶部32から読み出した制御プログラム(PRG)などを実行することにより、コンピュータとしてのラベル発行部40を含む包装装置100に各機能を実現させる。
制御部31は、入力部(操作入力部38)から識別情報が入力された場合、印字部25で用いられるラベル用紙の種類に基づいて、識別情報に対応する商品情報から印字不要な特定文字列を除いて、該ラベル用紙に印字する処理を行う。
また、制御部31は、台紙レスラベル用紙Lに印字部25により印字を行う場合、記憶部32から読み出した、識別情報に対応する台紙付きラベル用紙印字用の商品情報から、台紙レスラベル用紙に印字する際に印字不要な特定文字列を除いて、その台紙レスラベル用紙に印字する処理を行う。
また、制御部31は、貼付対象物の表裏面の一方または両方へのラベル用紙の貼付形態のうち、貼付対象物の表裏面の一方にのみ貼付されるラベル用紙に印字する場合、印字不要な特定文字列を除いて、そのラベル用紙に印字する処理を行う。
貼付駆動部42は、ラベル発行部40から発行されたラベルを吸着する位置と、ラベル貼付領域Lpに載置された商品Wのラベル貼付位置との間で、ラベル貼付部41を駆動機構などで制御部31の制御により移動させる。
ラベル発行部40、ラベル貼付部41などについては、上述したので説明を省略する。
<ラベル発行装置の動作>
図7は、本発明の実施形態に係るラベル発行部40の商品情報、印字フォーマット、台紙付きラベルなどの一例を示す図であり、図7(a)は識別情報と商品情報とを関連づけたファイル、図7(b)は表貼用台紙付きラベルへの印字フォーマット、図7(c)は表貼用台紙付きラベル、図7(d)は裏貼用台紙付きラベルへの印字フォーマット、図7(e)は裏貼用台紙付きラベル、図7(f)は台紙レスラベルへの印字フォーマット、図7(g)は台紙レスラベルの一例を示す図である。
図8は、本発明の実施形態に係る包装装置100のラベル発行部40の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップST11において、制御部31は、表示操作部4などから商品情報の識別情報が入力されると、その商品の識別情報を記憶部32に一時的に記憶する。
ステップST13において、制御部31は、印字部25で用いられるラベル用紙の種類を特定する。例えば、制御部31は、記憶部32に予め記憶された印字部25で用いられるラベル用紙の種類を示す情報を読み出して、ラベル用紙の種類を特定してもよい。また、制御部31は、表示操作部4から入力されたラベル用紙の種類を示す情報に基づいて、ラベル用紙の種類を特定してもよい。また、ラベル発行装置は、ラベル用紙の種類を検出する検出部を備え、制御部31がその検出部の検出結果に基づいて、ラベル用紙の種類を特定してもよい。
ステップS15において、商品の識別情報に基づき、図7(a)に示したように、商品情報記憶部341から、商品の識別情報に対応する商品情報(品名、バーコード、値段、産地名、添加物以外の原材料名、注意書き(“添加物名は裏面記載”)、添加物名、店名など)を読み出す。なお、商品情報に2枚貼りを行うか否かの設定(発行態様または貼付態様の設定)を設けておいても良い。例えば、発行態様の設定フラグが“1”の場合、1枚の台紙レスラベルに全ての商品情報を収めて印字を行う、フラグが“2”の場合は、商品情報内で情報量の多い項目を2枚目のラベルに印字する(例えば、商品名、値段、産地名、バーコードなどを1枚目のラベルに印字して発行し、添加物名等の印字量が多い項目は2枚目のラベルに印字して発行する制御が行われ、1枚目に発行されるラベルは商品の表面に貼付し、2枚目に発行されるラベルは該商品の裏面に貼付する)。
ステップST17において、制御部31は、印字部25で用いられるラベル用紙の発行態様が2枚貼り設定である場合、ステップST25の処理に分岐し、印字部25で用いられるラベル用紙の発行態様が2枚貼りの設定でない場合、ステップST19の処理に進む。
ステップST19において、制御部31は、台紙レスラベル等の印字フォーマットにおいて、印字発行される方向の長さが規定の長さに限定されている場合、印字する添加物名等の文字が所定の印字フォーマットの印字領域に収まるか否か(例えば、台紙レスラベル1枚に商品情報を収めて印字した場合、前記規定されている長さを超えてしまうか否か)を判定し、収まらない(例えば、規定の長さを超える)場合はステップST31へ分岐し、収まる(例えば、規定の長さ以内である)場合はステップST21へ進む。なお、台紙レスラベル等の印字フォーマットにおいて、印字発行方向の長さが規定の長さに限定されていない場合は、ステップST21へ進む。なお、印字フォーマットの印字発行方向の長さの規定は、印字発行されるラベル全体の長さを所定の長さに規定する方式でも良いし、印字フォーマット内の特定印字項目(例えば、添加物名など)が印字発行される方向の長さを所定の長さに規定する方式等の何れの方式であってもよい。
ステップST21において、制御部31は、印字部25で用いられるラベル用紙の発行態様が2枚貼り設定でないので、図7(a)に示したように、商品情報記憶部341から、商品の識別情報に対応する商品情報(品名、バーコード、値段、産地名、添加物以外の原材料名、注意書き(“添加物名は裏面記載”)、添加物名、店名など)を読み出し、特定文字列記憶部342から台紙レスラベル用紙に印字不要な特定文字列“添加物名は裏面記載”などを読み出す。
ステップST23において、制御部31は、RAMのワークエリアに記憶した商品情報(品名、バーコード、値段、産地名、添加物以外の原材料名、注意書き(“添加物名は裏面記載”)、添加物名、店名など)から、ラベル用紙に印字不要な特定文字列“添加物名は裏面記載”などを検索し、ワークエリアの商品情報から特定文字列を除く処理を行い印字データである商品情報を確定する処理をする。
ステップST25において、制御部31は、図7(f)に示した台紙レスラベル用紙印字用の印字フォーマット情報などに基づいて、ワークエリアの商品情報に基づいて、台紙レスラベル用紙に印字部25により印字する処理を行う。
詳細には、制御部31は、貼付対象物(商品W)の表裏面の一方または両方へのラベル用紙の発行対象あるいは貼付形態のうち、図2(b)に示したように、貼付対象物の表裏面の一方にのみ貼付されるラベル用紙(台紙レスラベル用紙)に印字する場合、上記印字不要な特定文字列を除いて、印字部25により上記ラベル用紙に印字する処理を行う。
ステップ処理においてラベル貼付処理に関する詳細を記載していないが、実施例のように包装装置である場合は、ステップST25の処理の後に、制御部31は、図2(b)に示したように、上記台紙レスラベル用紙L3を、ラベル貼付部41により、商品Wの表面側Waなどに貼付する処理を行う。制御部31は、次のラベル発行処理およびラベル貼付処理を行う場合、ステップST11の処理に進み、それ以外の場合、一連のラベル発行処理およびラベル貼付処理を終了する。
次に、ラベル用紙に印字する添加物名等が印字領域よりも多い場合を説明する。
ステップST31において、制御部31は、ラベル用紙の発行態様あるいは貼付態様を2枚貼り設定に切り換えた場合、例えば、図7(a)に示した商品の識別情報に対応した商品情報を、図7(b)に示した表貼付用印字フォーマットなどに基づいて、図7(c)に示したように、表貼り用台紙付ラベル用紙に印字する処理を行い、図7(a)に示した商品の識別情報に対応した商品情報を、図7(d)に示した裏貼付用印字フォーマットなどに基づいて、図7(e)に示したように、裏貼り用台紙付ラベル用紙に印字する処理を行う。この印字処理の際、特定文字列を除去する処理は行わない。
ステップ処理においてラベル貼付処理に関する詳細を記載していないが、実施例のように包装装置である場合は、ステップST31の処理の後に、制御部31は、図2(a)に示したように、表貼り台紙付きラベル用紙L1を商品Wの表面側に、裏貼り台紙付きラベル用紙L2を商品Wの裏面側に、ラベル貼付部41により貼付する処理を行う。制御部31は、次のラベル発行処理およびラベル貼付処理を行う場合、ステップST11の処理に進み、それ以外の場合、一連のラベル発行処理およびラベル貼付処理を終了する。
以上、説明したように、本発明の実施形態では、台紙付きラベル発行装置200と台紙レスラベル発行装置を備えた包装装置100とで、商品に貼付されるラベルに印字する際、記憶部(データベース)などに記憶されている共通の商品情報300(印字情報)を用いて、ラベルの貼付形態(表面貼付、裏面貼付、表裏両面貼付など)、詳細には、それぞれのラベル用紙の種類、例えば表面貼付用台紙付きラベル、裏面貼付用台紙付きラベル、可変長の表面貼付用台紙レスラベル、可変長の裏面貼付用台紙レスラベル、表面(裏面)および側面貼付用の可変長の台紙レスラベルなどや、それに対応した印字フォーマット情報に基づいて、商品情報から適宜特定文字列(特定文字)を除いた印字をラベル用紙に行う、または、商品情報から所定の特定文字列(特定文字)を除かずにラベル用紙に印字を行う。
このため、共通の商品情報(台紙付きラベル用紙印字用の商品情報)を用いて、台紙レスラベル発行装置、台紙付きラベル発行装置それぞれで、ラベル用紙の種類に対応した最適な印字を行うことができる。
また、本発明の実施形態に係る包装装置100のラベル発行部40は、ロール状のラベル用紙を繰り出し、所定の印字フォーマットに基づいて印字部25でラベル用紙Lに商品情報を印字して商品に貼付するラベルを発行する。ラベル発行部40は、商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部341と、商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様に対応する特定文字列を記憶する特定文字列記憶部342と、商品の識別情報を入力する入力部(操作入力部38)と、印字部25などを制御する制御部31を有する。制御部31は、入力部(操作入力部38)から識別情報が入力された場合、商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様である場合にのみ特定文字列を含め、印字部25で識別情報に対応する商品情報をラベル用紙Lに印字する処理を行う。つまり、商品情報に元々含まれている特定文字列をそのままにして印刷を行う。
このため、共通の商品情報を用いて、ラベル用紙の発行態様(或いは、貼付態様)に対応した最適な印字を行うことができる。
詳細には、制御部31は、入力部から識別情報が入力され、商品に1枚だけ貼付するラベルを発行するラベル発行態様である場合に、特定文字列を除いて印字部25で識別情報に対応する商品情報をラベル用紙に印字する処理を行い、商品に対して2枚貼りなど複数貼りの設定時には特定文字列を除くことなく、特定文字列を含めたまま印字部25で識別情報に対応する商品情報をラベル用紙Lに印字する処理を行う。このため、共通の商品情報を用いて、ラベル用紙の発行態様(或いは、貼付態様)に対応した最適な印字を行うことができる。
また、特定のラベル発行態様(例えば、商品に1枚だけ貼付するラベルを発行するラベル発行態様)の場合に印字すべき情報であり且つ商品情報に含まれていない情報を記憶部32に記憶し、制御部31は、上記特定のラベル発行態様の場合に、識別情報に対応する商品情報に上記印字すべき情報を追加して印字処理を行う。
また、特定文字列記憶部342は、ラベル用紙Lの貼付対象物への貼付形態により特定文字列を記憶する。制御部31は、貼付対象物の表裏面の一方または両方へのラベル用紙Lの貼付形態のうち、貼付対象物の表裏面の両方に貼付されるラベル用紙を印字する場合にのみ、特定文字列を含めて、そのラベル用紙に印字する処理を行う。
このため、簡単な構成で、貼付対象物の表裏面の両方に貼付されるラベル用紙を印字する場合にのみ、特定文字列を含めて、そのラベル用紙に印字する処理を行うことができる。
また、包装装置100は、商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部341と、ラベル発行部40の印字部(サーマルヘッド)25bで用いられるラベル用紙Lの種類に対応して印字不要な特定文字列を記憶する特定文字列記憶部342と、商品の識別情報を入力する入力部(操作入力部38)と、印字部25などを制御する制御部31と、を有する。
この制御部31は、操作入力部38から識別情報が入力された場合、印字部25で用いられるラベル用紙の種類に基づいて、ラベル用紙が印字不要な特定文字列を除いて、そのラベル用紙に印字する処理を行う。
このため、共通の商品情報(台紙付きラベル用紙印字用の商品情報)を用いて、包装装置が備える台紙レスラベル発行装置、台紙付きラベル発行装置それぞれで、ラベル用紙の種類に対応した最適な印字を行うことができる。
尚、記憶部32の設定ファイルに、ラベル用紙の種類を示す設定情報を記憶してもよい。ラベル用紙の種類を検出するラベル種類検出部により、ラベル発行部40で用いられるラベル用紙の種類を検出して、記憶部32にラベル用紙の種類を示す設定情報を記憶してもよい。または、操作者(オペレータ)などの操作により操作入力部38(選択手段)で入力された、ラベル発行部40にセットされたラベル用紙の種類を示す設定情報を記憶部32に記憶してもよい。制御部31は、この設定情報を参照して、ラベル発行部40で用いられるラベル用紙の種類を特定する。
こうすることで、簡単な構成で、ラベルをラベル用紙の種類に対応した最適な印字を行うことができるラベル発行装置を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係る包装装置が備えるラベル発行装置は、商品情報記憶部341が、商品の識別情報と台紙付きラベル用紙印字用の商品情報とを関連付けて記憶する。特定文字列記憶部342は、台紙レスラベル用紙に印字する際に印字不要な特定文字列を記憶する。台紙レスラベル用紙に印字部25により印字を行う場合、制御部31が、識別情報に対応する台紙付きラベル用紙印字用の商品情報から、印字不要な特定文字列を除いて、その特定文字列が除かれた商品情報を台紙レスラベル用紙に印字する処理を行う。
このため、簡単な構成で、台紙付きラベル用紙印字用の商品情報を用いて、その台紙付きラベル用紙印字用の商品情報から、台紙レスラベル用紙への印字に不要な特定文字列を除いて、その特定文字列が除かれた商品情報を台紙レスラベル用紙に印字することができるラベル発行装置を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係る包装装置100のラベル発行部40は、特定文字列記憶部342は、ラベル用紙の貼付対象物への貼付形態により印字不要な特定文字列を記憶する。詳細には、例えば、貼付対象物の表裏面の一方にのみ貼付されるラベル用紙(例えば、可変長の台紙レスラベル用紙など)に印字不要な特定文字列を記憶する。制御部31は、貼付対象物の表裏面の一方または両方へのラベル用紙の貼付形態のうち、貼付対象物の表裏面の一方にのみ貼付されるラベル用紙に印字する場合、印字不要な特定文字列を除いて、該ラベル用紙に印字する処理を行う。
このため、共通の商品情報を用いて、ラベルの貼付形態に応じた印字処理、詳細には、一枚の可変長の台紙レスラベル用紙に、商品情報から印字不要な特定文字列を除く印字を行い、表裏貼りの台紙付きラベル用紙に商品情報を印字する処理を行うことができる。
また、本発明の実施形態に係るラベル発行装置は、所定の印字フォーマットが、ラベル用紙の種別として、台紙付きラベル、あるいは、台紙レスラベルの何れかの種別を記憶している。入力部としての操作入力部38は、印字フォーマットを選択する選択手段を更に備える。制御部31は、この選択手段により選択された所定の印字フォーマットの種別が台紙レスラベルである場合、識別情報に対応する商品情報から、印字不要な特定文字列を除いて、その台紙レスラベル用紙に印字する処理を行う。
このため、簡単な構成で、貼付形態に応じて印字不要な特定文字を削除して印字処理を行うので、ラベルに印字された不要な表記によって顧客を戸惑わせることがなくなる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
なお、本発明の実施の形態において包装装置に備え付けられたプリンタは、台紙付用紙のラベルプリンタと台紙無しのラベルプリンタとなっているがこれに限らず、両方のプリンタを台紙無し、あるいは、台紙付きのプリンタの何れか一方の仕様のプリンタであってもよい。
また、商品の裏面にラベルを貼付するために商品排出部側の搬送路下部に裏面貼付用のラベルプリンタを組付け、そのプリンタにより2枚目に発行されるラベル(例えば、添加物名等が印字されたラベル)を貼付するようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態において包装装置のラベル発行装置を示したがこれに限らず、包装機能を有しないラベルプリンタ単体であってもよいし、計量装置付のラベルプリンタであってもよい。なお、前記ラベルプリンタである場合、ラベル発行口を複数備え、2枚貼り設定がなされている場合、ラベルの発行口を変えてラベルを発行するようにしてもよい。
[付記1]
ロール状のラベル用紙を繰り出し、所定の印字フォーマットに基づいて印字部で前記ラベル用紙に商品情報を印字して商品に貼付するラベルを発行するラベル発行装置であって、
前記商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部と、
前記商品に貼付するラベル用紙の商品への貼付形態により特定文字列を記憶する特定文字列記憶部と、
商品の識別情報を入力する入力部と、
少なくとも前記印字部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記入力部から前記識別情報が入力された場合、前記商品の表裏面の一方または両方への前記ラベル用紙の貼付形態のうち、前記商品の表裏面の両方に貼付されるラベル用紙を印字する場合にのみ、前記特定文字列を含めて、該ラベル用紙に印字する処理を行うことを特徴とするラベル発行装置。
1 ベルトコンベア(搬送手段)
1’ 搬送テーブル
4 表示操作部(タッチパネル)
5 フィルムフィード機構
5a 弾性ベルト
5b 弾性ベルト
5c クランプ板
6 後折り込み部材
7 左右折り込み部材
8 排出プッシャ(プッシャ)
9 前折り込みローラ
10 ヒータ
11 ストレッチ包装部
12 商品載置部
13 プッシャコンベア
14 エレベータ
15a 幅検出センサ
15b 高さ検出センサ
15c 長さ検出センサ
16 包装部
17 フィルムロール
17a フィルム
21 ラベル用紙(台紙レスラベルロール)
23 ロール装填部
25 印字部
25a プラテンローラ
25b サーマルヘッド
25c ステッピングモータ
26 切断手段(カッター)
26a 可動刃
26b 固定刃
31 制御部(CPU)
31a バス(データ通信線)
32 記憶部
33 ROM
34 RAM
35 第1の物品検出センサ
36 第2の物品検出センサ(検出部)
36a 発行部
36b 受光部
37 インタフェース
38 操作入力部(入力部、選択手段)
39 表示部
40 ラベル発行部(台紙レスラベル発行装置)
40E ラベル発行貼付部
40a ケース
41 ラベル貼付部(貼付部)
42 貼付駆動部
43 搬送駆動部
50 計量部
59 商品検出センサ
61 CPU
62 ROM
63 RAM
64 操作部
66 機構駆動部
67 モータ
68 搬入モータ
69 フィルム移送モータ
100 包装装置
102E 包装機構制御部
200 台紙付きラベル発行装置
300 商品情報
341 商品情報記憶部
342 特定文字列記憶部

Claims (2)

  1. ロール状のラベル用紙を繰り出し、所定の印字フォーマットに基づいて印字部で前記ラベル用紙に商品情報を印字して商品に貼付するラベルを発行するラベル発行装置であって、
    前記商品の識別情報と商品情報とを関連付けて記憶する商品情報記憶部と、
    前記商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様に対応する特定文字列を記憶する特定文字列記憶部と、
    商品の識別情報を入力する入力部と、
    少なくとも前記印字部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記入力部から前記識別情報が入力された場合、前記商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様である場合にのみ前記特定文字列を含め、前記印字部で前記識別情報に対応する商品情報を前記ラベル用紙に印字する処理を行うことを特徴とするラベル発行装置。
  2. 前記制御部は、前記識別情報に対応する商品情報が前記所定の印字フォーマットに収まらない場合、前記商品に貼付するラベルの発行後に更にその商品に貼付するラベルを発行するラベル発行態様に切り換え、前記印字部で前記特定文字列を含め前記ラベル用紙に印字する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のラベル発行装置。
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