JP2014026607A - ホッパー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホッパータンク内において投入されたコインを効率よく回転ディスクへと案内し、回転ディスクの駆動源の負荷を低減させる。
【解決手段】コインを一枚毎に収納する複数のコイン収納部51が設けられてなるとともに駆動源により回転させることによりコインを上流側から下流側へ送る回転ディスク5と、回転ディスク5により下流側へ送られてきたコインを1枚ずつ投出路へ送出する基台4に取り付けられ、回転ディスク5のコイン収納部51に供給するコインを貯留するためのホッパータンク2であって、タンク底部に設けられて回転ディスク5へと通じる略円形の供給口25と、供給口25に向けて傾斜された傾斜板24と、供給口25の周端から内側に向けて突出された遮蔽部材30とを備え、遮蔽部材30は、ホッパータンク2の基台4への取り付け時において、回転ディスク5の回転方向の上流側よりも下流側を遮蔽可能なように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機やアミューズメント機器等に用いることができるホッパー装置に関するものである。
従来より、コイン(メダル、トークンを含む)等のホッパー装置は、遊技場に設置されるスロットマシン等の遊技機等に広く利用されている。このようなホッパー装置は、遊技機による遊技を行った結果、所定の当選役のいずれかに入賞した場合には、入賞した当選役に応じて所定枚数のメダルやコイン等を1枚ずつ払い出すものである。
このようなホッパー装置は、大きく分類した場合に、投入されてくるコインを一時的に貯留するためのホッパータンクと、このホッパータンクに貯留されたコインを1枚ずつ送出するための基台とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
ホッパータンクは一定角度で傾斜している傾斜板が設けられており、この傾斜板の下端は供給口につながり、当該傾斜板を滑降してきたコインは供給口から基台へと導かれる。基台は、コインを一枚毎に収納する複数のコイン収納部を有し、モーター等の駆動源により回転させる回転ディスクを備えている。この回転ディスクが回転することにより、ホッパータンクに貯留されたコインは、供給口から落ち込み、各コイン収納部に1枚ずつ遊嵌される。このコインを遊嵌させたコイン収納部を有する回転ディスクを回転させることによりこれを移動させ、可動ローラにコインを当接させて、その反発力を利用して一枚ずつ送出可能とされている。
特開平7−85333号公報
しかしながら、上述した特許文献1の開示技術では、多数のコインが投入された場合には、回転ディスクの上面を覆うようにしてコインがホッパータンク内に蓄積されていくことになる。このため、回転ディスクにおけるコイン収納部に入りかけたコインが、その上に積み重なっている他のコインにより押され、回転ディスク自体の回転を阻害し、当該回転ディスクの駆動源の消費電力が増大してしまうという問題点があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、ホッパータンク内において投入されたコインを効率よく回転ディスクへと案内し、回転ディスクの駆動源の負荷を低減させることが可能なホッパー装置を提供することにある。
請求項1記載のホッパータンクは、コインを一枚毎に収納する複数のコイン収納部が設けられてなるとともに駆動源により回転させることにより上記コインを上流側から下流側へ送る回転ディスクと、上記回転ディスクにより下流側へ送られてきたコインを1枚ずつ投出路へ送出する送出手段とを有する基台に取り付けられ、上記回転ディスクのコイン収納部に供給するコインを貯留するためのホッパータンクにおいて、タンク底部に設けられて上記回転ディスクへと通じる略円形の供給口と、上記供給口に向けて傾斜された傾斜板と、上記供給口の周端から内側に向けて突出された遮蔽部材とを備え、上記遮蔽部材は、当該ホッパータンクの上記基台への取り付け時において、上記回転ディスクの回転方向の上流側よりも上記下流側を遮蔽可能なように設けられていることを特徴とする。
請求項2記載のホッパータンクは、請求項1記載の発明において、上記傾斜板の傾斜方向に最も離間した供給口周端とを結ぶ第1線分から、当該供給口を中心として上記回転方向に120°回転させた第2線分までのA領域、上記第2線分から当該供給口を中心として上記回転方向に120°回転させた第3線分に到るまでのB領域、上記第3線分から上記第1線分に至るC領域に上記供給口が3等分され、上記遮蔽部材は、上記A領域に突出された第1遮蔽部材と、上記B領域に突出された第2遮蔽部材と、上記C領域に突出された第3遮蔽部材とからなり、上記第1遮蔽部材と上記第2遮蔽部材とは、互いに連続する一枚の板体で構成され、上記第3遮蔽部材は、上記第1遮蔽部材並びに上記第2遮蔽部材に対して互いに離間した非連続とされていることを特徴とする。
請求項3記載のホッパータンクは、請求項1又は2記載の発明において、上記第2遮蔽部材は、その上面が上記傾斜板と同一平面を形成するように設けられ、上記第3遮蔽部材の少なくとも一部、及び上記第1遮蔽部材の少なくとも一部は、その上面が上記第2遮蔽部材の上面よりも下向きに傾斜されていることを特徴とする。
請求項4記載のホッパー装置は、請求項1記載のホッパータンクを上記基台に取り付けたホッパー装置において、上記ホッパータンクに供給されるコインを上記回転ディスクの回転方向の下流側よりも上流側に向けて案内可能とされていることを特徴とする。
請求項5記載のホッパー装置は、請求項2又3記載のホッパータンクを上記基台に取り付けたホッパー装置において、上記ホッパータンクに供給されるコインを上記第2遮蔽部材と上記第3遮蔽部材との間からより落下するよう導くことを特徴とする。
本発明では、回転ディスク上においてコインが一箇所に偏った状態で積み重なることが無くなり、ホッパモータの負担を軽減でき、ひいては消費電力の軽減をも図ることが可能となる。
本発明を適用したホッパー装置の分解斜視図を示す図である。 組み立て後のホッパー装置の斜視図である。 (a)は、組み立て後のホッパー装置の側面図、(b)はその側断面図である。 組み立て後のホッパー装置の正面図である。 オーバーフロー通路を外した状態の平面図である。 回転ディスク載置プレートに回転ディスクを取り付けた状態を示す図である。 供給口の詳細を示す図である。
以下、本発明の実施の形態として、スロットマシン等の遊技機に用いることができるホッパー装置について図面を参照しながら詳細に説明をする。
図1は、本発明を適用したホッパー装置1の分解斜視図を、図2は、組み立て後のホッパー装置の斜視図であり、図3(a)はその側面図、図3(b)はその側断面図、図4は、その背面図、図5は、ホッパー装置1の平面図である。
ホッパー装置1は、大きく分類した場合に、投入されてくるコインを一時的に貯留するためのホッパータンク2と、このホッパータンクに貯留されたコインを1枚ずつ送出するための基台4とを備えている。
ホッパータンク2は、前壁21と、前壁よりも低い後壁22と、両側壁23とにより構成された周壁を形成した、平面視で全体的に略矩形状で構成された箱状を呈している。前壁21には、排出口32が設けられている。そして、このホッパータンク2は、後壁22から前壁21にかけて下り傾斜した傾斜板24が形成されている。この傾斜板24は、勾配に沿って複数本の突条が互いに平行となるように突設され、その長さは供給口25の略半径分以上とされていてもよい。そして、この下り傾斜した傾斜板24の下端は、供給口25に繋がり、この供給口25を上端として下方に向けて筒状に延長する供給管26が設けられている。この供給管26には、係合片28を下面側に有したプレート29が取り付けられている。供給口25の周端から内側に向けて遮蔽部材30が形成されている。
また、このホッパータンク2には、更にオーバーフロー通路34が設けられている。このオーバーフロー通路34には、側壁23と係合可能な係合部35と、このオーバーフロー通路34のコインが供給口25側へ落下するのを防止するための落下防止壁36とを有している。このオーバーフロー通路34は排出口32と連結するように接続され、当該排出口へ向けて下向きに傾斜して取り付けられる。ちなみに、この係合部35は、断面コ字状に構成されていてもよく、これを側壁23の上端に嵌め込むことで容易に係合させることが可能となる。このオーバーフロー通路34は、ホッパータンク2内において大量のコインが貯留されて、当該ホッパータンク2からコインが溢れ出そうな状態になったときに、コインを排出口32へと導いて外部へと排出するために用いられる。
供給口25は、傾斜板24上を滑降してきたコインを基台4側へと導くための穴であり、その平面視でみた形状はいかなるもので構成されていてもよいが、以下の説明においてはこれを円形で構成した場合を例にとり説明をする。この供給口25は、元々円形で構成されているが、以下に説明する遮蔽部材30が周端から内側に向けて突出されているため、かかる遮蔽部材30により一部遮蔽された形となっている。
基台4は、図1に示すように、回転ディスク5と、回転ディスク載置プレート6とホッパモータ7と、フレーム体8とを備えている。
回転ディスク5は、コインの払出可能な、例えば時計回り方向に回転させられた場合には、コインの払い出しを行うことが可能な構成とされている。この回転ディスク5には、コインを一枚毎に収納する8個のコイン収納部51が形成されている。また回転ディスク5の回転中心には、回転中心軸52が上方に向けて突出されてなる。この回転中心軸52は、回転ディスク5の回転に応じて共に回転することとなる。回転中心軸52の突出高さは、いかなる高さで構成されていてもよい。
回転ディスク載置プレート6は、固定ローラー61と可動ローラー62とが、コインを放出する左端部近傍に設けられている。可動ローラー62は、通常は固定ローラー61の方向に付勢されてなるが、当接されたコインを通じて押圧力が負荷された場合には、当該固定ローラー61から離間する方向に軸心が押し上げられるローラーである。これに対して、固定ローラー61は、固定軸を回転中心としたローラーである。また、この回転ディスク載置プレート6には、ホッパータンク2における係合片28が係合可能な係合穴63、64がそれぞれ設けられている。
このような回転ディスク載置プレート6に回転ディスク5を載置してこれを互いに取り付けた場合、図6に示すように、個々のコイン収納部51に遊嵌されたコイン9は、回転ディスク5におけるコイン収納部51の裏側には更に駆動突起66が設けられ、この回転ディスク5の回転方向pへの回転に応じてコイン9を時計回りへと押し上げていく。そして、コインが可動ローラー62に当接した場合には、当該可動ローラー62が回転ディスク5の回転方向である時計回り方向に押し上げられる。その後コイン9は、かかる可動ローラー62による時計反対回り方向への付勢力により押圧力が負荷され、更には可動ローラー62と固定ローラー61による狭持されて送出部44から押し出されることとなる。
ホッパモータ7は、その回転軸が回転ディスク5の軸心に連結されており、当該ホッパモータ7を駆動させることにより回転ディスク5を、例えば時計回り方向に回転させることが可能となる。ホッパモータ7は、外部機器による制御信号に基づいて回転制御される。即ち、このホッパモータ7は、外部機器から、払出枚数に応じた制御信号を受信した場合に駆動し、コインの払出しが実行される。そして、制御信号において規定されている払出枚数と、実際の払出枚数とが一致した場合に、ホッパモータ7の駆動が停止され、1回のコインの払い出し処理が完了することとなる。
フレーム体8は、ホッパモータ7と、回転ディスク載置プレート6と、回転ディスク5等を収容する収容部が形成されている。フレーム体8は、前壁81と、上記前壁81よりも高い後壁82と、これら前壁81、後壁82の双方を連結する側壁83を形成した全体として略台形箱状で構成されている。そして、この側壁83の上辺には、後壁82から前壁81にかけて下り勾配とされた傾斜端84が形成されている。そして、この傾斜端84に対して上述した回転ディスク載置プレート6が設けられることとなる。
図7は供給口25の拡大平面図である。略円形の供給口25の面積に対する遮蔽部材30による遮蔽面積の割合は、好ましくは、20〜35%であり、更に好ましくは25〜30%である。
遮蔽部材30は、傾斜板24上を滑降してきたコインを供給口25の図5中の回転ディスク5の回転方向pの上流側よりも下流側を遮蔽可能なように設けられている。ここでいう下流側については、コインが押し出される送出部44につながるものに該当する。これに対して、上流側は、下流側に向けて回転方向pに向けてコインを送る側に該当する。換言すれば、図7に示すような傾斜板24による傾斜方向rから見た場合における回転方向pの上流側、下流側を意味するものである。つまり、この傾斜方向rの矢印の根元が下に、矢印の先端が上になるように視認した場合に左下を上流とし、送出部44につながる右側を下流としたものである。コインは上流から下流に向けて回転ディスク5により搬送されることとなるが、上述した定義により、この搬送方向の上流側よりも下流側の方が遮蔽されていることとなる。
供給口25において、傾斜板の傾斜方向に最も離間した周端点、換言すれば前壁21に最も近い周端点を点xとしたとき、供給口を構成する円の中心yと、点xとを結ぶ線分を第1線分という。この第1線分は、前壁21に対して直交するものである。またこの第1線分から、供給口中心yを中心として、回転方向pに向けて120°回転させた線分を第2線分という。また、第2線分から、供給口中心yを中心として、回転方向pに向けて120°回転させた線分を第3線分という。そして、この第1線分から第2線分に到るまでの領域をA領域、第2線分から第3線分に到るまでの領域をB領域、第3線分から第1線分に到るまでの領域をC領域という。これにより、供給口25は、A〜C領域に3等分することができる。
遮蔽部材30は、A領域に突出された第1遮蔽部材30aと、B領域に突出された第2遮蔽部材30bと、C領域に突出された第3遮蔽部材30cとからなる。第1遮蔽部材30aと第2遮蔽部材30bとは、互いに連続する一枚の板体で構成されている。第3遮蔽部材30cは、第1遮蔽部材30a並びに第2遮蔽部材30bに対して互いに離間した非連続とされている。
これにより、遮蔽部材30は、図7に示すように、上流側に位置する当該左下には、第2遮蔽部材30bと、第3遮蔽部材30cとの間には、あたかも供給口25の周端に向けた溝71が設けられた状態となる。そして、この溝71が、上述した回転方向pで見た場合における上流に位置するものとなる。これに対して、下流側は第1遮蔽部材30aと第2遮蔽部材により遮蔽されることとなる。
但し、この遮蔽部材30は、点yを中心とした中央領域については、遮蔽することなく、開放状態とされる。即ち、このような点yを中心とした開放状態とするために、遮蔽部材30の突出長さも最適なところまで調整されていることとなる。
なお、第2遮蔽部材30bは、その上面が、上述した傾斜板24と同一平面を形成するように設けられるのに対して、第1遮蔽部材30a、第3遮蔽部材30cは、その上面が第2遮蔽部材の上面よりも下向きに傾斜するように設けられていてもよい。このとき、第1遮蔽部材30a、第3遮蔽部材30cは、全てではなく、少なくともその一部が第2遮蔽部材30bよりも下向きに傾斜されていればよい。また、第2遮蔽部材30bもその一部が、傾斜板24よりも下向きに傾斜されていてもよい。
このような構成からなるホッパー装置1の動作について説明をする。先ず、投入されたコインがホッパータンク2上に落下してくると、このコインは傾斜板24に沿って滑降し、供給口25から回転ディスク5へと落下してくることとなる。この供給口25からコインが落下する際には、第1遮蔽部材30aと第2遮蔽部材30bとの間は互いに連結してなることから、第1遮蔽部材30a並びに第2遮蔽部材30b上を滑降してくるコインは、供給口25の中心点yへと導かれるようにして落下することになる。
これに対して、第3遮蔽部材30cは、第1遮蔽部材30a並びに第2遮蔽部材30bに対して互いに離間した非連続とされており、特に第3遮蔽部材30cと、第2遮蔽部材30bとの間には、溝71が形成されている。その結果、コインを第2遮蔽部材30bと第3遮蔽部材30cとの間からより落下するよう導くことが可能となる。このため、第2遮蔽部材30bと第3遮蔽部材30cとの間に滑降してくるコインは、溝71から、より多くが落下していくこととなる。
その結果、ホッパータンク2上のコインは、回転ディスク5上における、溝71に応じた上流側、又はy点の近傍においてその多くが落下することになる。この状態の下で回転ディスク5が図中回転方向pに向けて回転することとなる。その結果、この回転ディスク5上には下流側よりもむしろ上流側に多くのコインが落下してくることとなる。即ち、上述した構成を通じて、ホッパータンク2に供給されるコインを、回転ディスク5の回転方向の下流側よりも上流側に向けて案内可能することが可能となる。
このため、回転ディスク5上の下流側において多くのコインが集中して詰まってしまう、いわゆるブリッジを回避することができる。ブリッジの発生を防止することができれば、送出部44においてコインが溜まってしまうこともなくなり、コインを安定した状態で送出させることが可能となる。
特に第1遮蔽部材30a並びに第2遮蔽部材30bとの間は、連続しており、互いに離間していないため、第1遮蔽部材30a並びに第2遮蔽部材30bとの間からコインが落下してしまうのを防止することができる。特に、この第1遮蔽部材30a並びに第2遮蔽部材30bの間は、送出部44のほぼ直上に位置しているが、これらが互いに連結されて連続していることにより、送出部44の直上からコインが落下して蓄積してしまうのを防止することが可能となる。
その結果、回転ディスク5上には、回転方向pに向けて下流側にコインが多くなり、上流側にはコインが少なくなることで、上述のブリッジを抑制することが可能となる。ブリッジを抑制することができれば、回転ディスク5上においてコインが溜まることによる回転力の負荷が不均一になるのを防止することが可能となる。その結果、回転ディスク5の消費電力をより低い状態で安定させることも可能となる。
更に、本発明では、第1傾斜部材30a、第3傾斜部材30cについて少なくともその一部が下向きにされている。傾斜板24は、水平方向よりも下向きに傾斜させてなる関係上、第1傾斜部材30a、第3傾斜部材30cもこれと同一平面を構成するように設けたのでは、流れてきたコインが第1傾斜部材30a、第3傾斜部材30c上に溜まってしまう虞がある。このため、第1傾斜部材30a、第3傾斜部材30cを供給口25の中心に向けて下向きに傾斜させることで、その上面にコインが溜まってしまうのを防止することが可能となる。
なお、本発明は、上述した構成からなるホッパー装置1として具現化される場合のみならず、ホッパータンク2として具現化されるものであってもよいことは勿論である。
1 ホッパー装置
2 ホッパータンク
4 基台
5 回転ディスク
6 回転ディスク載置プレート
7 ホッパモータ
8 フレーム体
9 コイン
21 前壁
22 後壁
23 側壁
24 傾斜板
25 供給口
26 供給管
28 係合片
29 プレート
30 遮蔽部材
32 排出口
34 オーバーフロー通路
35 係合部
36 落下防止壁
51 コイン収納部
52 回転中心軸
61 固定ローラー
62 可動ローラー
63 係合穴
66 駆動突起
請求項1記載のホッパータンクは、コインを一枚毎に収納する複数のコイン収納部が設けられてなるとともに駆動源により回転させることにより上記コインを送る回転ディスクと、上記回転ディスクにより送られてきたコインを1枚ずつ投出路へ送出する送出手段とを有する基台に取り付けられ、上記回転ディスクのコイン収納部に供給するコインを貯留するためのホッパータンクにおいて、タンク底部に設けられて上記回転ディスクへと通じる略円形の供給口と、上記供給口に向けて傾斜された傾斜板と、上記供給口の周端から内側に向けて突出された遮蔽部材とを備え、上記傾斜板の傾斜方向に最も離間した供給口周端とを結ぶ第1線分から、当該供給口を中心として上記回転方向に120°回転させた第2線分までのA領域、上記第2線分から当該供給口を中心として上記回転方向に120°回転させた第3線分に到るまでのB領域、上記第3線分から上記第1線分に至るC領域に上記供給口が3等分され、上記遮蔽部材は、上記A領域に突出された第1遮蔽部材と、上記B領域に突出された第2遮蔽部材と、上記C領域に突出された第3遮蔽部材とからなり、上記第1遮蔽部材と上記第2遮蔽部材とは、互いに連続する一枚の板体で構成され、上記第3遮蔽部材は、上記第1遮蔽部材並びに上記第2遮蔽部材に対して互いに離間した非連続とされていることを特徴とする。
請求項2記載のホッパータンクは、請求項1記載の発明において、上記第2遮蔽部材は、その上面が上記傾斜板と同一平面を形成するように設けられ、上記第3遮蔽部材の少なくとも一部、及び上記第1遮蔽部材の少なくとも一部は、その上面が上記第2遮蔽部材の上面よりも下向きに傾斜されていることを特徴とするホッパータンク。
請求項3記載のホッパー装置は、請求項1記載のホッパータンクを上記基台に取り付けたホッパー装置において、上記ホッパータンクに供給されるコインを上記第2遮蔽部材と上記第3遮蔽部材との間からより落下するよう導くことを特徴とする。

Claims (5)

  1. コインを一枚毎に収納する複数のコイン収納部が設けられてなるとともに駆動源により回転させることにより上記コインを上流側から下流側へ送る回転ディスクと、上記回転ディスクにより下流側へ送られてきたコインを1枚ずつ投出路へ送出する送出手段とを有する基台に取り付けられ、上記回転ディスクのコイン収納部に供給するコインを貯留するためのホッパータンクにおいて、
    タンク底部に設けられて上記回転ディスクへと通じる略円形の供給口と、
    上記供給口に向けて傾斜された傾斜板と、
    上記供給口の周端から内側に向けて突出された遮蔽部材とを備え、
    上記遮蔽部材は、当該ホッパータンクの上記基台への取り付け時において、上記回転ディスクの回転方向の上流側よりも上記下流側を遮蔽可能なように設けられていること
    を特徴とするホッパータンク。
  2. 上記傾斜板の傾斜方向に最も離間した供給口周端とを結ぶ第1線分から、当該供給口を中心として上記回転方向に120°回転させた第2線分までのA領域、上記第2線分から当該供給口を中心として上記回転方向に120°回転させた第3線分に到るまでのB領域、上記第3線分から上記第1線分に至るC領域に上記供給口が3等分され、
    上記遮蔽部材は、上記A領域に突出された第1遮蔽部材と、上記B領域に突出された第2遮蔽部材と、上記C領域に突出された第3遮蔽部材とからなり、
    上記第1遮蔽部材と上記第2遮蔽部材とは、互いに連続する一枚の板体で構成され、上記第3遮蔽部材は、上記第1遮蔽部材並びに上記第2遮蔽部材に対して互いに離間した非連続とされていること
    を特徴とする請求項1記載のホッパータンク。
  3. 上記第2遮蔽部材は、その上面が上記傾斜板と同一平面を形成するように設けられ、
    上記第3遮蔽部材の少なくとも一部、及び上記第1遮蔽部材の少なくとも一部は、その上面が上記第2遮蔽部材の上面よりも下向きに傾斜されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載のホッパータンク。
  4. 請求項1記載のホッパータンクを上記基台に取り付けたホッパー装置において、上記ホッパータンクに供給されるコインを上記回転ディスクの回転方向の下流側よりも上流側に向けて案内可能とされていること
    を特徴とするホッパー装置。
  5. 請求項2又3記載のホッパータンクを上記基台に取り付けたホッパー装置において、上記ホッパータンクに供給されるコインを上記第2遮蔽部材と上記第3遮蔽部材との間からより落下するよう導くこと
    を特徴とするホッパー装置。
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