JP2014024220A - 空気入りタイヤの成形方法、成形装置、生カバー、および空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貼り付け中に、コンポーネントの先端が、フォーマーの回転方向の所定の位置に到着したことを検知する検知ステップと、コンポーネントの先端の検知までに、カバーとフォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量を算定するズレ量算定ステップと、ズレ量算定ステップにおいて算定されたコンポーネントの先端の検知までに生じた回転角度のズレ量に基づいて、コンポーネントの先端の検知以降に回転させるフォーマーの回転角度を決定するフォーマー回転角度決定ステップとを備える空気入りタイヤの成形方法。
【選択図】図1
Description
筒状のカバーを円筒状のフォーマーに嵌合後、前記フォーマーを回転させながら帯状のコンポーネントを供給し、前記コンポーネントを前記カバーの外周面に貼り付ける空気入りタイヤの成形方法であって、
貼り付け中に、前記コンポーネントの先端が、前記フォーマーの回転方向の所定の位置に到着したことを検知する検知ステップと、
前記コンポーネントの先端の検知までに、前記カバーと前記フォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量を算定するズレ量算定ステップと、
前記ズレ量算定ステップにおいて算定された前記コンポーネントの先端の検知までに生じた回転角度のズレ量に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に回転させる前記フォーマーの回転角度を決定するフォーマー回転角度決定ステップとを備え、
決定された前記フォーマーの回転角度に基づいて、前記フォーマーを回転させて、前記コンポーネントをさらに貼り付けた後カットすることを特徴とする空気入りタイヤの成形方法である。
前記検知ステップにおいて、前記フォーマーの回転方向に対して所定の位置に設置されたセンサーを用いて前記コンポーネントの先端を検知し、
前記ズレ量算定ステップにおいて、式1に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知までに前記カバーと前記フォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量Cを算定し、
前記フォーマー回転角度決定ステップにおいて、式2に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に生じる回転角度のズレ量Dを求め、その後、式3に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に回転させる前記フォーマーの回転角度Eを決定することを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤの成形方法である。
前記コンポーネントが、サイドウォールであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤの成形方法である。
筒状のカバーを円筒状のフォーマーに嵌合後、前記フォーマーを回転させながら帯状のコンポーネントを供給し、前記コンポーネントを前記カバーの外周面に貼り付ける空気入りタイヤの成形装置であって、
貼り付け中に、前記コンポーネントの先端が、前記フォーマーの回転方向の所定の位置に到着したことを検知する検知部と、
前記コンポーネントの先端の検知までに、前記カバーと前記フォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量を算定するズレ量算定部と、
前記ズレ量算定ステップにおいて算定された前記コンポーネントの先端の検知までに生じた回転角度のズレ量に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に回転させる前記フォーマーの回転角度を決定するフォーマー回転角度決定部と、
決定された前記フォーマーの回転角度に基づいて、前記フォーマーを回転させて、前記コンポーネントをさらに貼り付けた後カットするカット制御部とを備えることを特徴とする空気入りタイヤの成形装置である。
前記検知部が、前記フォーマーの回転方向に対して所定の位置に設置されたセンサーを用いて前記コンポーネントの先端を検知し、
前記ズレ量算定部が、式1に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知までに前記カバーと前記フォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量Cを算定し、
前記フォーマー回転角度決定部が、式2に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に生じる回転角度のズレ量Dを求め、その後、式3に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に回転させる前記フォーマーの回転角度Eを決定するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤの成形装置である。
前記センサーに、レーザー変位計が用いられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の空気入りタイヤの成形装置である。
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤの成形方法を用いて成形されていることを特徴とする空気入りタイヤ用の生カバーである。
請求項7に記載の空気入りタイヤ用の生カバーを用いて製造されていることを特徴とする空気入りタイヤである。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。なお、以下においては、コンポーネントとしてSWを用いた場合について説明する。
(1)本実施の形態においては、SWの先端を検知するセンサーを所定の位置に配置して、SWの先端が所定の位置に到達したことをセンサーが検知したときのフォーマーが実際に回転する回転角度と、SWの先端の回転角度との差を求めることにより、SWとフォーマーとの回転のズレ量を求めている。そしてこのズレ量を残りの区間でのカット長さに反映させているため、ジョイント量のバラツキを低減することができ、安定した性能の空気入りタイヤを提供することができる。
2 スポンジローラー
3 SWカッター刃
4 まな板
5 センサー
CV カバー
SW サイドウォール
A 貼り付け開始位置からセンサー位置までの回転角度
B SWの先端が検知された時点におけるフォーマーの回転角度
W1 フォーマー幅
W2 カバービード幅
x 厚み閾値
Claims (8)
- 筒状のカバーを円筒状のフォーマーに嵌合後、前記フォーマーを回転させながら帯状のコンポーネントを供給し、前記コンポーネントを前記カバーの外周面に貼り付ける空気入りタイヤの成形方法であって、
貼り付け中に、前記コンポーネントの先端が、前記フォーマーの回転方向の所定の位置に到着したことを検知する検知ステップと、
前記コンポーネントの先端の検知までに、前記カバーと前記フォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量を算定するズレ量算定ステップと、
前記ズレ量算定ステップにおいて算定された前記コンポーネントの先端の検知までに生じた回転角度のズレ量に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に回転させる前記フォーマーの回転角度を決定するフォーマー回転角度決定ステップとを備え、
決定された前記フォーマーの回転角度に基づいて、前記フォーマーを回転させて、前記コンポーネントをさらに貼り付けた後カットすることを特徴とする空気入りタイヤの成形方法。 - 前記コンポーネントが、サイドウォールであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤの成形方法。
- 筒状のカバーを円筒状のフォーマーに嵌合後、前記フォーマーを回転させながら帯状のコンポーネントを供給し、前記コンポーネントを前記カバーの外周面に貼り付ける空気入りタイヤの成形装置であって、
貼り付け中に、前記コンポーネントの先端が、前記フォーマーの回転方向の所定の位置に到着したことを検知する検知部と、
前記コンポーネントの先端の検知までに、前記カバーと前記フォーマーとの間に生じた回転角度のズレ量を算定するズレ量算定部と、
前記ズレ量算定ステップにおいて算定された前記コンポーネントの先端の検知までに生じた回転角度のズレ量に基づいて、前記コンポーネントの先端の検知以降に回転させる前記フォーマーの回転角度を決定するフォーマー回転角度決定部と、
決定された前記フォーマーの回転角度に基づいて、前記フォーマーを回転させて、前記コンポーネントをさらに貼り付けた後カットするカット制御部とを備えることを特徴とする空気入りタイヤの成形装置。 - 前記センサーに、レーザー変位計が用いられていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の空気入りタイヤの成形装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤの成形方法を用いて成形されていることを特徴とする空気入りタイヤ用の生カバー。
- 請求項7に記載の空気入りタイヤ用の生カバーを用いて製造されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
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