JP2014022473A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】水分バリア性をさらに高め、その結果、より発電劣化現象を抑制した太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】本発明の太陽電池モジュール100は、太陽電池セル10を一対の透光性基板18A,18Bで挟んでなり、太陽電池セル10と一対の透光性基板18A,18Bとの間には、太陽電池セル10の両側それぞれに、太陽電池セル10を封止する封止材12A,12Bと、封止材12A,12Bよりも低い透水性を有する剛性のプレート層14A,14Bと、プレート層14A,14Bと透光性基板18A,18Bとを接着する接着材16A,16Bと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュールに関する。
太陽電池は、太陽光のエネルギーを直接電気に換える発電装置であり、発電時に二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しないため、クリーンエネルギーの一つとして研究開発が行われ、実用化もされている。太陽電池から電力を得るため、多数の太陽電池素子(太陽電池セル)は直列または並列に接続される。さらに、太陽電池は、屋外で長期間風雨に曝されて使用されるため、太陽電池セルを樹脂などの封止材中に封じ込め、その外部をガラスやシートで保護する。このような構造を太陽電池モジュールといい、一般的には、図2に示すように、配線20で直列または並列に接続された太陽電池セル10の両側を、封止材11A,11Bで封止し、受光面側をガラスなどの透光性基板18で、反対側をバックシート24で保護する構造をとる。
封止材としては、透明性、柔軟性、ガラスとの接着性、および耐熱性に優れることから、典型的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという。)が用いられてきた。また、バックシートとしては、ポリエチレンテレフタラート(PET)樹脂フィルムを主材料とするものが主流であり、PETフィルムの表面をフッ素系樹脂でコーティングしたり、水分バリア性を高めるために、アルミ層やシリカ層を蒸着したりするものも知られている。さらに、バックシートに替えてガラスを用い、封止した太陽電池セルの両側をガラスで保護するシンメトリな構造の太陽電池モジュールも知られている。
しかし、これらの太陽電池モジュールには水分バリア性に劣るという問題があった。その主原因は、EVAが吸水性の高い材料であることである。また、バックシートでは、PETフィルムと各種コーティングまたは封止材との間に、耐水性および耐熱性の低いウレタン系接着剤が用いられている場合が多く、バックシートの接着剤の経年劣化により、水分がバックシートから太陽電池セルへと浸入してしまうことも原因の一つである。また、バックシートを用いない、ガラスによるシンメトリ構造の太陽電池モジュールの場合でも、その側部から水分が浸入してしまえば、やはり吸水性の高いEVAから太陽電池セルへと水分が浸入する。このように太陽電池モジュールの外部から水分が太陽電池セルに浸入すると、PID(potential induced degradation)現象という発電劣化現象を招くため好ましくない。
ここで、近年、EVAに替えて水分バリア性の高い封止材の研究がなされている。特許文献1には、3層以上から構成される樹脂封止シートであって、表面層は、ポリオレフィン系樹脂を含み、前記表面層と隣接する層が、ポリプロピレン系樹脂を含む、樹脂封止シートが記載されている。また、特許文献2には、環状オレフィン系重合体を主成分とする樹脂組成物からなる(I)層と、特定の温度領域における貯蔵弾性率及びせん断弾性率が(I)層を構成する樹脂組成物より低いポリオレフィン系重合体を主成分とする樹脂組成物からなる層(II)層とを積層してなる太陽電池封止材が記載されている。
特開2010−226045号公報 特開2011−205087号公報
しかしながら、本発明者らの検討によれば、特許文献1および2をはじめ従来の封止材を用いたいずれの太陽電池モジュールも、十分な水分バリア性を得ることができていないのが現状であり、太陽電池モジュールの長寿命化を十分に実現するものではなかった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、水分バリア性をさらに高め、その結果、より発電劣化現象を抑制した太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明の要旨構成は以下のとおりである。すなわち、本発明の太陽電池モジュールは、太陽電池セルを一対の透光性基板で挟んだ太陽電池モジュールであって、前記太陽電池セルと前記一対の透光性基板との間には、前記太陽電池セルの両側それぞれに、前記太陽電池セルを封止する封止材と、前記封止材よりも低い透水性を有する剛性のプレート層とを含み、該プレート層と前記透光性基板とが接着していることを特徴とする。
ここで、前記プレート層が環状オレフィン樹脂からなることが好ましく、この場合、前記環状オレフィン樹脂のガラス転移温度が130〜170℃であることが好ましい。
また、前記プレート層の厚さが50〜2000μmであることが好ましい。
前記封止材は、架橋密度が1×1019〜15×1019個/ccであるオレフィン系ゴムからなることが好ましい。その場合、前記オレフィン系ゴムは、厚さが150μm以上であり、全光線透過度が60%以上であることが好ましく、前記オレフィン系ゴムのショアA硬度が40〜70であることが好ましい。
本発明によれば、水分バリア性をさらに高め、その結果、より発電劣化現象を抑制した太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明の一実施形態による太陽電池モジュール100の側断面図である。 従来の太陽電池モジュール200の側断面図である。
(太陽電池モジュール)
以下、図1を参照しつつ本発明の実施形態をより詳細に説明する。図1に示すように、本発明の一実施形態にかかる太陽電池モジュール100は、配線20で直列または並列に接続された複数の太陽電池セル10を一対の透光性基板18A,18Bで挟んでなり、太陽電池セル10と一対の透光性基板18A,18Bとの間には、太陽電池セル10の両側それぞれに、太陽電池セル10を封止する封止材12A,12Bと、封止材12A,12Bよりも低い透水性を有する剛性のプレート層14A,14Bと、プレート層14A,14Bと透光性基板18A,18Bとを接着する接着材16A,16Bと、を含む。そして、これらのモジュール構造の側部が枠体22に保持されている。
太陽電池モジュール100の特徴的構成は、太陽電池セル10の両側に配置された剛性のプレート層14A,14Bである。太陽電池モジュールの水分バリア性の向上については、これまで特許文献1および2のように封止材の材料自体を工夫するという限られた観点で研究がされるに留まっていた。しかし、本発明者らは、これらの技術では水分バリア性の向上が限定的であり、さらに水分バリア性を高めるためには異なる観点での研究が必要であるとの認識に至った。そして、鋭意検討の結果、封止材の材料自体を改良するのではなく、封止材の中にそもそも封止材としては機能できないような剛性を有する、水分バリアの作用に特化したプレート層を挿入するとの全く新しい着想を得た。
すなわち、太陽電池モジュール100は、太陽電池セル10の両側に、封止材12A,12Bよりも低い透水性を有する剛性のプレート層14A,14Bを配置することによって、封止材そのものを工夫するような従来の太陽電池モジュールに比べて水分バリア性をさらに高めることができたものである。ここで本明細書において「剛性のプレート層」とは、そのもの単独では太陽電池セルを封止できない程度の剛性を有する層を意味する。つまり、剛性のプレート層14A,14Bを太陽電池セル10に直接接触させても、空隙ができてしまい封止ができず、また、太陽電池セル10が割れてしまう可能性もある。このため、本発明においては、封止材12A,12Bが必要となり、その上に、剛性のプレート層14A,14Bを設ける。さらに、剛性のプレート層14A,14Bは、それ単独では透光性基板18A,18Bとの十分な接着性もないため、プレート層14A,14Bと透光性基板18A,18Bとを接着する接着材16A,16Bも必要となる。本発明者らは、このような構造の太陽電池モジュールが、水分バリア性をさらに高め、その結果、より発電劣化現象を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
太陽電池モジュール100は、剛性のプレート層14A,14Bを太陽電池セル10の両側に配置した。そのため、片側に配置する場合に比べて水分バリア性向上の効果を確実に得ることができ、また、太陽電池モジュールに過剰な反りが発生することがない点でも好ましい。
さらに、太陽電池モジュール100では、バックシートを採用せず、太陽電池セル10の両側に透光性基板18A,18Bを配置した。そのため、バックシートを用いる場合よりもモジュール内への水分の浸入を抑制でき、また、太陽電池セル10を中心としたシンメトリな構造となるため、太陽電池モジュールに過剰な反りが発生することがない点でも好ましい。
太陽電池モジュール100では、剛性のプレート層14A,14Bを従来の透光性基板の代替として用いたのではなく、透光性基板18A,18Bは存置しつつ、その内側に封止材12A,12Bとともに配置した。そのため、水分バリア性を確実に得ることができる。
(プレート層)
剛性のプレート層14A,14Bを構成する材料としては、特に限定されないが、環状オレフィン樹脂からなることが好ましい。環状オレフィン樹脂からなる剛性のプレート層は、上記の水分バリア性の向上の効果を確実に得ることができる。また、環状オレフィン樹脂は、水分と同様にPID現象との関係性が高い透光性基板から太陽電池セルへのナトリウムイオンの拡散を抑制することもできる。そのため、発電劣化現象をより確実に抑制することができる。
環状オレフィン樹脂を構成する環状オレフィンポリマーの種類としては、特に限定されるものではなく、具体的には1種以上の環状オレフィンを開環重合して得られる環状オレフィン重合体や、その水素化物、さらに直鎖状α−オレフィンと環状オレフィンのブロック共重合体、及び直鎖状α−オレフィンと環状オレフィンのランダム共重合体などが挙げられ、工業的に入手しやすく、特に透明性と靱性のバランスが良好であるという観点から、直鎖状α−オレフィンと環状オレフィンのランダム共重合体が好ましい。
前記環状オレフィンポリマーを構成する環状オレフィンの種類は、特に限定されるものではないが、ビシクロヘプト−2−エン(2−ノルボルネン)及びその誘導体、例えば、ノルボルネン、6−メチルノルボルネン、6−エチルノルボルネン、6−n−ブチルノルボルネン、5−プロピルノルボルネン、1−メチルノルボルネン、7−メチルノルボルネン、5,6−ジメチルノルボルネン、5−フェニルノルボルネン、5−ベンジルノルボルネンやテトラシクロ−3−ドデセン、8−エチルテトラシクロ−3−ドデセン、8−ヘキシルテトラシクロ3−ドデセン、10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセン、5,10−ジメチルテトラシクロ−3−ドデセンなどが挙げられる。
前記環状オレフィンと共重合する直鎖状α−オレフィンの種類としては特に限定されるものではないが、通常、炭素数2〜20の直鎖状α−オレフィンが好適に用いられる。ここで環状オレフィンと共重合する直鎖状α−オレフィンとしては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセンなどが挙げられる。
剛性のプレート層14A,14Bに用いる環状オレフィン樹脂のガラス転移温度Tgは、130〜170℃であることが好ましく、135〜160℃であることがより好ましい。太陽電池モジュールを製造する際のラミネート工程では、プレス板温度は通常150℃程度となるが、Tgが130℃以上であれば、環状オレフィン樹脂が剛性のプレート層として防水性の機能を確実に発現する。また、太陽電池モジュールの使用時、太陽電池セルの周辺はホットスポット現象により130℃近くになるが、Tgが130℃以上であれば、ホットスポット現象により環状オレフィン樹脂が溶融し、変形するおそれが少なく、水分バリア性の経時劣化のおそれが少ない。また、Tgが170℃以下であれば、使用中に何らかの衝撃で剛性のプレートが割れてしまう可能性も低いため好ましい。なお、本明細書において「環状オレフィン樹脂のガラス転移温度Tg」は、JIS K7121に記載されたDSC法によって、昇温速度10℃/分の条件で測定した値とする。
剛性のプレート層14A,14Bの厚さは50〜2000μmであることが好ましい。50μm以上の場合、水分バリア性向上の効果を確実に得ることができ、また、太陽電池モジュールの機械強度を十分に確保することができる。また、2000μm以下の場合、剛性のプレート14A,14Bに過剰の反りが生じることがなく、封止材12A,12Bや接着材16A,16Bからの剥がれのおそれが少ない。
(太陽電池セル)
太陽電池セル10は、半導体の光起電力効果を利用して発電できるものであれば特に制限はなく、たとえば、シリコン(単結晶系、多結晶系、非結晶(アモルファス)系)、化合物半導体(3−5族、2−6族、その他)等を用いることができる。また、太陽電池モジュールの両面透明であるということを活かして、両面発電セルの適用が好ましい。
(封止材)
封止材12A,12Bを構成する材料としては、太陽電池モジュールを製造する際のラミネート工程によって十分に溶融し、かつ、架橋反応により硬化する任意の材料であれば特に限定されないが、本発明においてはオレフィン系ゴムからなることが好ましい。オレフィン系ゴムは、環状オレフィン樹脂との接着性が非常に良好なので、剛性のプレート層14A,14Bが環状オレフィン樹脂からなる場合に、封止材として特に好適である。また、オレフィン系ゴムは、封止材として一般的に用いられるEVAよりも水分バリア性に優れる点でも好ましい。
オレフィン系ゴムとしては、エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴムや、エチレン・α−オレフィン共重合体ゴムを好適に用いることができる。以下、これらについて詳細を説明する。
<α−オレフィン>
共重合体ゴムに用いられるα−オレフィンは、炭素数2〜8が好ましく、単独でも2種以上混合しても差し支えない。炭素数2〜8のα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンなどが例示されるが、特に炭素数3のプロピレンを好ましく用いることができる。
<非共役ジエン>
共重合体ゴムに用いられる非共役ジエンは、任意の非共役ジエンを用いることができ、単独でも2種以上混合しても差し支えない。例えば、1,4−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7−メチル−1,6−オクタジエンなどの鎖状非共役ジエン化合物、ビニルシクロヘキセン、シクロヘキサジエン、メチルテトラヒドロインデン、5−ビニル−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノルボルネンなどの環状非共役ジエン化合物を例示することができる。これらの中でも、好ましい非共役ジエンは、5−エチリデン−2−ノルボルネンである。
<有機過酸化物>
オレフィン系ゴムは、架橋剤として有機過酸化物を含むことが好ましい。有機過酸化物を用いると、他の架橋剤を用いるのと比較して長期耐熱安定性に優れ、また、架橋剤のブリードによる他の材料への汚染がない点で好ましい。有機過酸化物としては、ジアシルパーオキサイド、アルキルパーオキシエステル、パーオキシジカーボネート、パーオキシカーボネート、パーオキシケタール、ジアルキルパーオキサイド、ハイドロパーオキサイド、ケトンパーオキサイドなどが挙げられ、具体的には、3−ヒドロキシ−1,1−ジメチルブチルパーオキシネオデカノエート、α−クミルパーオキシネオデカノエート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート、t−アミルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(セカンダリーブチル)パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシネオヘプタノエート、t−アミルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、ジイソノナノイルパーオキサイド、ジラウロイルパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジベンゾイルパーオキサイド、t−アミルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、1,1−ジ(t−アミルパーオキシ)シクロヘキサン、t−アミルパーオキシイソノナノエート、t−アミルパーオキシノルマルオクトエート、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、t−アミルパーオキシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、t−アミルパーオキシ2−エチルヘキシルカーボネート、t−ブチルパーオキシ2−エチルヘキシルカーボネート、t−アミルパーオキシベンゾエート、t−アミルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソノナノエート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン、n−ブチル4,4−ジ(t−ブチルパーオキシ)バレレート、メチルエチルケトンパーオキサイド、エチル3,3−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブチレート、1,3−ジ(2−t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t−アミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、t−アミルハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイドなどが挙げられる。また、有機過酸化物の添加量は、オレフィン系ゴム100質量部に対して、0.1〜10質量部であることが好ましく、0.1〜5質量部がより好ましい。さらに、取扱いの安全性の観点からパラフィンオイルなどで希釈してあっても良い。
<シランカップリング剤>
オレフィン系ゴムは、シリコンセルやバスバーなどの太陽電池モジュール内で接する部分との接着性を向上させるために、添加剤としてシランカップリング剤を含むことが好ましい。シランカップリング剤としては、ビニル系、エポキシ系、スチリル系、メタクリル系、アクリル系、アミノ系、ウレイド系、メルカプト系、スルフィド系、イソシアネート系のものが挙げられ、具体的には、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミンN−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(ビニルベンジル)−2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシランの塩酸塩、3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシランビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシランなどを好適に用いることができる。また、シランカップリング剤の添加量は、オレフィン系ゴム100質量部に対して、10質量部以下であることが好ましく、5質量部以下であることがより好ましい。さらに、接着性を発現させるためには0.1質量部以上であることが好ましく、0.2質量部以上であることがより好ましい。
オレフィン系ゴムによる封止材は、太陽電池セルの表面からの厚さが150μm以上であることが好ましく、300〜800μmであることがより好ましく、また、全光線透過度が60%以上であることが好ましい。厚さが150μm以上の場合、封止材による水分バリアの効果を確実に得ることができるからであり、800μm以下であれば、封止材のコストが高くなりすぎることもないからである。また、全光線透過度が60%以上の場合、モジュールの発電効率が良好だからである。
オレフィン系ゴムのショアA硬度が40〜70であることが好ましい。40以上であれば、封止材の機械的強度が不足することがなく、70以下であれば、太陽電池モジュールの運搬中に太陽電池セルに割れが発生するおそれが少ない。
オレフィン系ゴムの架橋密度は、1×1019〜15×1019個/ccであることが好ましい。1×1019個/cc以下では、封止材としてのシール機能が低下するおそれがあり、15×1019個/cc以上では、脆く少しの衝撃で割れてしまうおそれがあるからである。なお、本明細書において「オレフィン系ゴムの架橋密度」とは、後述の実施例に記載の方法で測定した値とする。
(接着材)
接着材16A,16Bとしては、プレート層14A,14Bと透光性基板18A,18Bとを接着することができる任意の材料を用いることができるが、例えばEVAのように、封止材として用いられてきた任意の材料やデュポン製のアイオノマー樹脂などを挙げることができる。なかでもEVAは、透光性基板18A,18Bとの接着性が良好であるため好ましい。接着材16A,16Bの厚さは、確実な接着を実現する観点から300μm以上とし、接着材のコストの観点から800μm以下とすることが好ましい。
(透光性基板)
透光性基板18A,18Bとしては、例えば厚さ0.5〜3.5mmの、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などからなる基板が使用される。特に、透光性基板18A,18Bとして、化学強化ガラスを用いれば、太陽電池モジュールの強度を保ちつつ、厚さを薄くできるため軽量化が可能となるので好ましい。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、太陽電池セル10の両側にそれぞれ1層のプレート層を設けたが、本発明は、これに限定されず、複数層のプレート層を設けてもよい。この場合、複数層の環状オレフィン樹脂からなるプレート層を配置し、封止材としてはオレフィン系ゴムを用い、プレート層間の接着材はオレフィン系ゴムまたはEVAとし、プレート層と透光性基板との接着材はEVAとすることが好ましい。
(太陽電池モジュールの製造方法)
太陽電池モジュール100の製造方法は特に限定されないが、例えば、配線20で直列または並列に接続された複数の太陽電池セル10と上記各種材料を図1の層構成となるように積層し、真空ラミネート装置を用いて、プレス板温度150℃程度、プレス時間5分程度の条件で真空ラミネートすることにより製造することができる。このとき、真空ラミネートにより封止材12A,12Bおよび接着材16A,16Bは十分に溶融する。剛性のプレート層14A,14Bは、真空ラミネートの成形温度では封止材として機能できない程度の剛性を維持する。
製造する太陽電池モジュールの材料として以下を用意した。
<太陽電池セル>
多結晶シリコンセル(Q−CELLS SE社製)を配線(日立電線株式会社製、無鉛はんだタイプ)によって、6×8列に直列接続し、約180Wの出力が可能な配列とした。
<封止材>
オレフィン系ゴム(三井化学株式会社製、EPT4021:95質量部、EPT3072EM:5質量部)と、シランカップリング剤(ビニルシラン:0.5質量部)と、有機過酸化物(tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート:2質量部)とを、50リットルニーダーを用いて20分間100℃以下の温度で混練りを行い、ロールにて厚み600μmのシート状にした封止材を使用した。また、このシート状封止材の全光線透過度は70%、ショアA硬度は50であった。以下、この封止材をEPDM−1と記す。なお、全光線透過度は、ヘイズメーターNDH5000(日本電色工業株式会社製)を用い、JIS K7361−1に従って測定した。
また、有機過酸化物の添加量を3.6質量部および0.3質量部とした以外は同様の方法で作製した2種類の封止材も用意した。以下、それぞれの封止材をEPDM−2およびEPDM−3と記す。なお、EPDM−2の全光線透過度は70%、ショアA硬度は53、EPDM−3の全光線透過度は70%、ショアA硬度は45であった。
<剛性のプレート層>
Topas Advanced Polymers社製の環状オレフィン・コポリマー TOPAS(登録商標)を用いた。厚みは1mmとした。以下、Tg:158℃のものをCOC−A、Tg:138℃のものをCOC−Bと記す。
<プレート層に代わる封止材>
後述の比較例3で用いる第2の封止材として、Topas Advanced Polymers社製の環状オレフィン・コポリマー TOPAS(登録商標)のTg:25℃のものを用意した。厚みは1mmとした。以下、COC−Cと記す。
<接着材>
サンビック株式会社製EVA(厚さ0.5mm)と三井化学東セロ株式会社製EVA(厚さ0.5mm)を用意した。前者をEVA−1、後者をEVA−2と記す。
<透光性基板>
旭硝子株式会社製ガラス(厚さ3.2mm)を透光性基板として用いた。
<バックシート>
比較例1,2では、東洋アルミニウム株式会社製バックシートを用いた。
(実施例1)
まず、ガラス上にEVA−1を用意した。その上に順次、COC−A、EPDM−1、太陽電池セル、EPDM−1、COC−A、EVA−1、ガラスを積層し、真空ラミネーター(日清紡メカトロニクス株式会社製、製品名:PVL1537N)を用いて、熱板温度:150℃、加工時間40分(内訳、真空引き:5分、プレス:5分、圧力保持:30分)にて、真空ラミネートを行った。端子ボックスと接続させる配線部分は、真空ラミネート前に2枚のCOC−Aの間からEPDM−1を通じて外にはみ出させておき、真空ラミネート後に端子ボックスと接続した。ポッティング材(Dow Corning社製、PV−7311)を使用して端子ボックスを固定し、太陽電池モジュールを得た。
(実施例2)
COC−AおよびEPDM−1に替えて、それぞれCOC−BおよびEPDM−2を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
(比較例1)
まず、ガラス上にEVA−1を用意した。その上に順次、太陽電池セル、EVA−1、バックシートを積層し、上記の真空ラミネーターを用いて、熱板温度:150℃、加工時間30分(内訳、真空引き:5分、プレス:5分、圧力保持:20分)にて、真空ラミネートを行った。端子ボックスと接続する配線部分は、真空ラミネート前にバックシートに切り込みを入れて外に出しておき、真空ラミネート後に端子ボックスと接続した。上記のポッティング材を使用して端子ボックスを取り付け、シリコンシール材(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)を用いて、アルミフレームの枠組みを行い、太陽電池モジュールを得た。
(比較例2)
EVA−1に替えてEVA−2を用いたこと以外は比較例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。
(比較例3)
COC−AおよびEPDM−1に替えて、それぞれCOC−CおよびEPDM−3を用いたこと以外は実施例1と同様にして太陽電池モジュールを得た。この比較例では、真空ラミネートの結果、COC−C(Tg:25℃)は完全に溶融し、EPDM−1とともに太陽電池セルの封止材となった。
これらの太陽電池モジュールに対して、以下の評価を行った。
<オレフィン系ゴム封止材の架橋密度>
架橋密度は、以下の溶剤膨潤法(Flory―Rehner法)と呼ばれる方法によって測定した。太陽電池モジュールを破壊して、太陽電池モジュール上部の横バスバー付近の封止材を1g採取した。その後、JIS K6258に準拠し、37℃のトルエン100ml中に72時間浸漬し膨潤させ、平衡膨潤を利用した下記Flory−Rehnerの式(式1)から求めた。
ν=N{V+ln(1−V)+μV }/{−V(V 1/3−V/2)} (式1)
ν:架橋密度(個/cc)
:アボガドロ定数(mol−1
:膨潤したゴムシート部材中における純ゴムの容積分率
μ:ゴム−溶剤トルエン間の相互作用定数(0.49)
:トルエンの分子容(108.15cc/mol)
なお、Vは次式(式2)より求めた。また、Vr及びVsは質量から比重により体積換算した。
=Vr/(Vr+Vs) (式2)
Vr:試験片中の純ゴム容量(cc)
Vs:試験片に吸収された溶剤の容量(cc)
<プレッシャークッカー試験(PCT)>
PCTは、太陽電池モジュールのような樹脂封止された電子部品などが高温高湿に曝された場合の耐性を評価する試験である。PCTサンプルとして、アルミフレーム及び端子ボックスを取り付けないこと以外は実施例および比較例記載のモジュール構成であり、多結晶シリコンセルを2×2列に配列し、約15Wの出力可能な40cm角サイズの太陽電池モジュールを用意した。これら試験サンプルを試験槽(温度:130℃、相対湿度:100%、圧力:2.8atm)に48時間載置し、その後、太陽電池モジュール側面のEPDM−1とCOC−A、EPDM−2とCOC−B、EPDM−3とCOC−C、EVA−1とガラス、EVA−1とバックシート、EVA−2とガラス、およびEVA−2とバックシートの各々の界面にマイナスドライバーを差し込み、回転させることで、各2層間の界面の接着性を評価した。評価基準は以下の通りとした。評価結果を表1に示す。
◎:マイナスドライバーを回転させても全く剥がすことができない。
○:剥がすことができない部分がモジュール面積の50%残る。
×:剥がすことができない部分がモジュール面積の10%以下、もしくは試験槽から取り出した際に部材が崩壊している。
(バス試験)
バス試験は、太陽電池モジュールの水分バリア性を評価する試験である。太陽電池モジュールを90℃の温水に168時間水没させ、その後、横バスバー付近の封止材の白濁具合を目視で観察した。評価基準は以下のとおりとした。評価結果を表1に示す。
◎:白い曇りがなく、横バスバーの金属光沢も全く変化がない。
○:水分により、白く曇っている。
×:白い曇りが強いため、横バスバーがほとんど見えない。
(PID試験)
PID試験は、太陽電池モジュールの発電劣化現象に対する耐性を評価する試験である。予め太陽電池モジュールの出力をソーラーシミュレータにより測定した。その後、太陽電池モジュールを90℃の温水に48時間水没させ、その後、引き上げて即座に85℃、85%湿度のチャンバー中に入れて、−1000Vの電圧を6時間印加した後、太陽電池モジュールを取り出し、再度出力をソーラーシミュレータにより測定した。太陽電池モジュールの発電劣化度を以下の式にて算出した。評価結果を表1に示す。
発電劣化度(%)=(水没前最高出力−水没後最高出力)/水没前最高出力×100
Figure 2014022473
表1に示すように、実施例1,2では比較例1〜3に比べて水分バリア性を高め、その結果、発電劣化現象を抑制できた。
本発明によれば、水分バリア性をさらに高め、その結果、より発電劣化現象を抑制した太陽電池モジュールを提供することができる。
100 太陽電池モジュール
10 太陽電池セル
12A,12B 封止材
14A,14B プレート層
16A,16B 接着材
18A,18B 透光性基板
20 配線
22 枠体

Claims (7)

  1. 太陽電池セルを一対の透光性基板で挟んだ太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池セルと前記一対の透光性基板との間には、前記太陽電池セルの両側それぞれに、前記太陽電池セルを封止する封止材と、前記封止材よりも低い透水性を有する剛性のプレート層とを含み、該プレート層と前記透光性基板とが接着していることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記プレート層が環状オレフィン樹脂からなる請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記環状オレフィン樹脂のガラス転移温度が130〜170℃である請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記プレート層の厚さが50〜2000μmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記封止材は、架橋密度が1×1019〜15×1019個/ccであるオレフィン系ゴムからなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記オレフィン系ゴムは、厚さが150μm以上であり、全光線透過度が60%以上である請求項5に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記オレフィン系ゴムのショアA硬度が40〜70である請求項5または6に記載の太陽電池モジュール。
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