JP2014022242A - 接点板、当該接点板を用いた自動変速機用コントロールスイッチ、接点板の製造方法および自動変速機用コントロールスイッチの製造方法 - Google Patents

接点板、当該接点板を用いた自動変速機用コントロールスイッチ、接点板の製造方法および自動変速機用コントロールスイッチの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストの低減を図りつつより容易に製造することのできる接点板、当該接点板を用いた自動変速機用コントロールスイッチ、接点板の製造方法および自動変速機用コントロールスイッチの製造方法を得る。
【解決手段】自動変速機用コントロールスイッチ1は、接点板22を備えており、この接点板22は、固定接点22bと、固定接点22bにバスバー22cを介して連結され、固定接点22bの接点状態を外部に出力するコネクタ端子22dと、を備えている。そして、コネクタ端子22dを複数の層で構成して固定接点22bよりも肉厚となるようにした。
【選択図】図7

Description

本発明は、接点板、当該接点板を用いた自動変速機用コントロールスイッチ、接点板の製造方法および自動変速機用コントロールスイッチの製造方法に関する。
従来、自動変速機用コントロールスイッチとして、自動変速機のシフトレバーの切換操作に応じてハウジング内を回動する可動体を備え、この可動体に可動接点を設けるとともに可動体の回動位置に応じて可動接点と接触・開離する複数の固定接点を接点板に設け、接触又は開離する可動接点と固定接点の組み合わせに対応した自動変速機のシフトポジションを示すポジション信号を出力するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、自動変速機用コントロールスイッチは、固定接点と、固定接点にバスバーを介して連結され、固定接点の接点状態を外部に出力するコネクタ端子と、を有する接点板を備えている。
そして、コネクタ端子と対応する厚みの部分と、固定接点と対応する厚みの部分とを有する金属導体板をプレス加工することで、コネクタ端子の厚みと固定接点の厚みが異なる接点板を形成している。このように、コネクタ端子の厚みと固定接点の厚みが異なる接点板を形成することで、接点板のコスト低減を図っている。
特開2003−157744号公報
しかしながら、上記従来の技術では、コネクタ端子と対応する厚みの部分と、固定接点と対応する厚みの部分とを有する金属導体板を予め用意する必要があり、製造に手間がかかってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、コストの低減を図りつつより容易に製造することのできる接点板、当該接点板を用いた自動変速機用コントロールスイッチ、接点板の製造方法および自動変速機用コントロールスイッチの製造方法を得ることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、固定接点と、前記固定接点にバスバーを介して連結され、前記固定接点の接点状態を外部に出力するコネクタ端子と、を備える接点板であって、前記コネクタ端子は、複数の層で構成されており、前記固定接点よりも肉厚であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記固定接点およびコネクタ端子は、一枚の金属導体板を加工することで形成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記コネクタ端子は、板状の部材を折曲させた形状をしていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記コネクタ端子は、板状の部材の片側を折曲させた形状をしていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記コネクタ端子は、板状の部材の両側を折曲させた形状をしていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、前記コネクタ端子は、板状の部材の長手方向を軸に折り曲げられた形状をしていることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、上記接点板と、前記接点板の少なくとも固定接点が収容されるハウジングと、前記固定接点に接触又は開離する可動接点を有し、自動変速機のシフトレバーの切換操作に応じて前記ハウジング内を回動する可動体と、を備える自動変速機用コントロールスイッチであることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、自動変速機用コントロールスイッチで用いられる接点板の製造方法であって、一枚の金属導体板をプレス成形して、固定接点と、前記固定接点にバスバーを介して連結された板状のコネクタ端子形成予定部とを形成する工程と、前記板状のコネクタ端子形成予定部を曲げ成形して複数の層を有するコネクタ端子を形成する工程と、を備えることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、自動変速機用コントロールスイッチの製造方法であって、上記方法で製造された接点板をハウジングにインサート成形する工程を備えることを要旨とする。
本発明によれば、コネクタ端子を複数の層で構成して固定接点よりも肉厚となるようにしている。そのため、コネクタ端子と対応する厚みの部分と、固定接点と対応する厚みの部分とを有する金属導体板を予め用意することなく、コネクタ端子の厚みと固定接点の厚みが異なる接点板を形成することが可能となる。その結果、コストの低減を図りつつより容易に製造することのできる接点板を得ることができる。
本発明の一実施形態にかかる自動変速機用コントロールスイッチを示す斜視図であって、(a)は、一方側から視た斜視図、(b)は他方側から視た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる自動変速機用コントロールスイッチの分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる可動接点と固定接点の動作を示す説明図である。 本発明の一実施形態にかかる可動体の斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる可動体とシャフトとの組付状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる接点板を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる接点板を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタ端子の製造方法を(a)から(d)の順に模式的に示す図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる接点板を示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかるコネクタ端子の製造方法を(a)から(d)の順に模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
まずは、図1〜図3を参照して、自動変速機用コントロールスイッチ1の概略構成について説明する。
本実施形態にかかる自動変速機用コントロールスイッチ1は、図1および図2に示すように、ハウジング10と、当該ハウジング10の内部に回動自在に収納される可動体40とを備えている。この自動変速機用コントロールスイッチ1は、自動車における自動変速機のシフトレバーの切換操作で、パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブ、2速、1速といったようなシフトポジションを示すポジション信号を発生するものである。
ハウジング10は、それぞれ略扇状に形成された合成樹脂成形品からなるボディ20とカバー30とを備えている。
可動体40は、主体部41と、当該主体部41に連設された軸部42と、を備えている。そして、主体41のボディ20と対向する面に設けられた凹所(図示せず)内に、コイルばね46によりボディ20側へ弾性付勢された複数個の可動接点47が収納されている。なお、図2では便宜上、可動接点47を1個のみ図示している。
軸部42は、円筒状の筒部43と当該筒部43の中央部分に形成された円形のフランジ部44と、を備えている。そして、筒部43は、フランジ部44を介して主体部41に連設されている。本実施形態では、フランジ部44は、主体部41の厚さ方向(軸方向)下部に一体に連設されており、このように連設することで、可動体40には、上面45a、下面45bおよび側面45cを有する段差部45が形成されることとなる。
また、可動体40の軸部42には、図4および図5に示すように、軸方向に沿って貫通し、自動変速機のシャフト70が保護プレート(図示せず)を介して圧入される圧入孔43bが設けられている。この圧入孔43bは、略多角形であるシャフト70の断面と略同一形状の内壁面43cを備えている。
ボディ20は、一面(図2の上面)が開口する扁平な略扇形に形成されている。そして、ボディ20の扇の要に相当する部分には、可動体40の軸部42の一端側(図2の筒部43の下側)が挿通される軸受孔21が厚み方向(軸方向)に貫設されている。さらに、ボディ20の軸受孔21の周縁部20cを、ボディ20の周縁部20aよりも一段低くなるように形成している。そして、可動体40の軸部42の一端側(図2の筒部43の下側)を軸受孔21に挿通した際には、フランジ部44の一端面(図2の下面)が軸受孔21の周縁部20cに摺接可能に支持され、可動体40の軸部42がボディ20に回動可能に枢支されることとなる。
また、ボディ20の内底面20bには、一端部にそれぞれ固定接点22bが設けられた帯板状の複数の導電体22aがインサート成形されている。各固定接点22bは、軸受孔21を中心にした同心円弧状に配設されており、ハウジング10内で可動体40が備える可動接点47と対向させてある。
また、ボディ20には、周壁で囲まれた筒状のコネクタ部23が一体に形成されている。コネクタ部23の内底面には、複数の導電体22aの先端が突出して複数列に配置されるようになっており、これにより、コネクタ端子22dが形成されている。
本実施形態では、固定接点22bと、固定接点22bにバスバー22cを介して連結され、固定接点22bの接点状態を外部に出力するコネクタ端子22dと、を備える接点板22を用い、当該接点板22をボディ20にインサート成形している。このように、接点板22をボディ20にインサート成形することで、少なくとも固定接点22b(本実施形態では、コネクタ端子22dの先端以外の接点板22)がハウジング10内に収容されるようにしている。
本実施形態では、5個(複数)の導電体22aを、5本(複数)のコネクタ端子22dのいずれかにバスバー22cを介して各々連結し、それぞれの導電体22a上に固定接点22bを突出するように設けることで、接点板22を形成している。
また、図3に示すように、ハウジング10内の可動体40が軸部42を中心に回動すると、並列する一対の固定接点22bと接触状態の可動接点47は、コイルばね46を弾性変形によって縮ませながら、リブ20dの一端部の曲面を摺動し、固定接点22bから開離する。そして、可動接点47は、リブ20dの上面を摺動しつつリブ20dの他端部に来ると、コイルばね46の弾性復元力により曲面を摺動しながら別の一対の固定接点22bに降下する。このように、ハウジング10に対する可動体40の回動位置に応じて可動体40に保持されている可動接点47が各固定接点22bと選択的に接触、開離する。これにより、自動変速機のシフトポジションに対応したポジション信号がコネクタ部23に接続された相手側コネクタを介して取り出されるようになっている。
そして、図1および図2に示すように、ボディ20における扇の要部分の両側には、略山型の鍔部24,24が一体に形成されている。鍔部24には、ハウジング10を車体(あるいは自動変速機)に取り付けるためのボルトが挿通される長円形のボルト挿通孔24bが貫通した筒状の補強部材24aが、それぞれインサート成形されている。
カバー30は、ボディ20の開口部を覆う扁平な略扇形に形成されている。そして、扇の要に相当する部分には、可動体40の軸部42の他端側(図2の筒部43の上側)が挿通される軸受孔30bが厚み方向に貫設されている。
なお、可動体40の軸部42をカバー30(ハウジング10)の軸受孔30bに挿通した状態で、軸部42とカバー30との間にオイルシール(図示せず)を圧入することで、ハウジング10のシール性を高め、ハウジング10の気密を保持できるようにするのが好ましい。
このような構成の自動変速機用コントロールスイッチ1は、例えば、以下のようにして組み付けられる。
まず、可動体40の軸部42をカバー30(ハウジング10)の軸受孔30bに挿通する。こうして、可動体40の軸部42をカバー30に回動可能に枢支し、可動体40の主体41の他端側(図2の上側)を回動可能に収容する。
また、接点板22をインサート成形することで、接点板22が設けられたボディ(ハウジング)20を形成する。なお、可動体40の軸部42をカバー30に回動可能に枢支する工程および接点板22が設けられたボディ(ハウジング)20を形成する工程は、いずれか一方の工程を先に行ってもよいし、同時に行うようにしてもよい。
次に、コイルばね46、可動接点47を取り付けた可動体40をボディ20の内底面20bに実装する。そして、この状態で、ボディ20の周縁部20aとカバー30の周縁部30aとを超音波溶着することにより、ボディ20とカバー30とを接合してハウジング10を形成する。このとき、ボディ20の周縁部20aやカバー30の周縁部30aに溝を形成し、当該溝内にパッキンを配置することで、シール性をより高めるようにしてもよい。
そして、可動体40の圧入孔43bにシャフト70(図5参照)を保護プレート(図示せず)を介して圧入させ、補強部材24aのボルト挿通孔24bに挿通されたボルトにナットを締め付けることで、ハウジング10が車体(あるいは自動変速機)に取り付けられる。
こうすることで、自動変速機のシフトレバーの切換操作によってシャフト70と可動体40とが一体的に回動し、ハウジング10に対する可動体40の回動位置に応じて、各ポジション信号を取り出すことができるようになる。
ここで、本実施形態では、コネクタ端子22dを複数の層で構成し、固定接点22bよりも肉厚となるようにしている。
具体的には、コネクタ端子22dを板状の部材を折曲させた形状とすることで、正面視で2層となるようにし、固定接点22bよりも肉厚に形成している。このとき、図7(a)に示すように、コネクタ端子22dの形状を板状の部材の両側を折曲させた形状となるようにしている。さらに、コネクタ端子22dは、板状の部材の長手方向(コネクタ端子22dが延在する方向)を軸に折り曲げられた形状をしている。
このような、接点板22は、以下のようにして製造することができる。
まず、一枚の金属導体板をプレス成形して、固定接点22bと、固定接点22bにバスバー22cを介して連結された板状のコネクタ端子形成予定部22eとを形成する。本実施形態では、一枚の金属導体板をプレス成形することで、導電体22aにバスバー22cを介して板状のコネクタ端子形成予定部22eを連結し、導電体22aに固定接点22bを形成している。
次に、板状のコネクタ端子形成予定部22eを曲げ成形して複数の層を有するコネクタ端子22dを形成する。具体的には、板状のコネクタ端子形成予定部22eの幅方向(短手方向)両端部22fを、コネクタ端子形成予定部22eの長手方向を軸にして同一の方向にそれぞれ折り曲げ加工する。このとき、図8(b)に示すように、両端部22fを徐々に同一の方向(図8では上方向)に折り曲げていき、図8(c)に示すように、略U字状となるようにする。そして、略U字状の状態からさらに両端部22fを内側に折り曲げて、両端部22fの端面同士を対向させることで、複数の層(本実施形態では2層)で構成されるコネクタ端子22dが形成される。
こうして、コネクタ端子22dが複数の層で構成され、固定接点22bよりも肉厚となる接点板22が形成される。
このように、本実施形態では、固定接点22bおよびコネクタ端子22dを、一枚の金属導体板を加工することで形成している。したがって、コネクタ端子22dを複数の層で構成した分だけ、コネクタ端子22dの厚みを固定接点22b、導電体22aおよびバスバー22cの厚みよりも厚くすることができる。すなわち、固定接点22b、導電体22aおよびバスバー22cが形成される一枚の金属導体板の厚さを極力薄くしつつコネクタ端子22dの厚みを確保することができるようになる。そのため、相手側コネクタとして汎用品を用いることができる上、固定接点22b、導電体22aおよびバスバー22cの厚みを薄くすることができるようになる。その結果、接点板22ひいては自動変速機用コントロールスイッチ1の重量の軽減を図ることができる上、接点板22および自動変速機用コントロールスイッチ1の製造コストの削減を図ることができるようになる。また、固定接点22b、導電体22aおよびバスバー22cの厚みが薄くなることで、接点板22の加工形状の自由度を高めることができるようになるという利点もある。
さらに、本実施形態では、コネクタ端子22dを複数の層で構成して固定接点22bよりも肉厚となるようにしている。そのため、コネクタ端子22dと対応する厚みの部分と、固定接点22bと対応する厚みの部分とを有する金属導体板を予め用意することなく、コネクタ端子22dの厚みと固定接点22aの厚みが異なる接点板22を形成することが可能となる。その結果、コストの低減を図りつつより容易に製造することのできる接点板22を得ることができる。
また、本実施形態では、コネクタ端子22dを板状の部材を折曲させた形状とすることで、正面視で2層となるようにし、固定接点22bよりも肉厚に形成している。そのため、板状の部材を折り曲げ加工するだけでコネクタ端子22dを、固定接点22b、導電体22aおよびバスバー22cよりも肉厚に形成することができるようになる。すなわち、より容易に、コネクタ端子22dの厚みと固定接点22aの厚みが異なる接点板22を形成することが可能となる。
また、本実施形態では、コネクタ端子22dの形状を板状の部材の両側を折曲させた形状となるようにしている。そのため、コネクタ端子22dの幅方向両側に段差が形成されてしまうのを抑制することができ、コネクタ端子22dの幅方向両側をより平滑にすることができる。
また、本実施形態では、コネクタ端子22dは、板状の部材の長手方向(コネクタ端子22dが延在する方向)を軸に折り曲げられた形状をしている。このように、板状の部材の長手方向を軸に折り曲げるようにすれば、コネクタ端子22dの折り曲げ部分を開きにくくさせることができる。
そして、このような接点板22を用いて、自動変速機用コントロールスイッチ1を製造すれば、自動変速機用コントロールスイッチ1を容易に製造することができる上、自動変速機用コントロールスイッチ1の製造コストを低減させることができるようになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、コネクタ端子22dの形状を板状の部材の両側を折曲させた形状となるようにしたものを例示したが、板状の部材の片側を折曲させた形状となるようにしてもよい。
具体的には、図9に示すように、コネクタ端子22dを、板状の部材の片側を折曲させた形状となるようにしてもよい。このようなコネクタ端子22dは、図10に示すように、コネクタ端子形成予定部22eの一端部22fを折り曲げて他端側に重ね合わせるようにすることで形成することができる。かかる構成としても、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。また、コネクタ端子22dを、板状の部材の片側を折曲させた形状となるようにすれば、コネクタ端子形成予定部22eの一カ所を曲げ加工するだけで形成することが可能となり、より容易に加工することができる。
また、上記実施形態およびその変形例では、コネクタ端子22dを2層で構成したものを例示したが、3層以上となるようにしてもよい。
また、コネクタ端子形成予定部を渦状に曲げ加工することで複数層のコネクタ端子を形成するようにしてもよいし、コネクタ端子形成予定部の両端をそれぞれ別の方向に折り曲げて3層に折曲させることでコネクタ端子を形成するようにしてもよい。
また、固定接点とコネクタ端子とは、一枚の金属導体板を用いて一体に形成する必要はなく、例えば、コネクタ端子と導電体を一体に形成し、導電体に、当該導電体とは別体に固定接点を形成するようにしてもよい。
また、ボディやカバーその他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 自動変速機用コントロールスイッチ
10 ハウジング
20 ボディ(ハウジング)
22 接点板
22b 固定接点
22c バスバー
22d コネクタ端子
22e コネクタ端子形成予定部
30 カバー(ハウジング)
40 可動体
47 可動接点

Claims (9)

  1. 固定接点と、前記固定接点にバスバーを介して連結され、前記固定接点の接点状態を外部に出力するコネクタ端子と、を備える接点板であって、
    前記コネクタ端子は、複数の層で構成されており、前記固定接点よりも肉厚であることを特徴とする接点板。
  2. 前記固定接点およびコネクタ端子は、一枚の金属導体板を加工することで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の接点板。
  3. 前記コネクタ端子は、板状の部材を折曲させた形状をしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接点板。
  4. 前記コネクタ端子は、板状の部材の片側を折曲させた形状をしていることを特徴とする請求項3に記載の接点板。
  5. 前記コネクタ端子は、板状の部材の両側を折曲させた形状をしていることを特徴とする請求項3に記載の接点板。
  6. 前記コネクタ端子は、板状の部材の長手方向を軸に折り曲げられた形状をしていることを特徴とする請求項3〜5のうちいずれか1項に記載の接点板。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の接点板と、
    前記接点板の少なくとも固定接点が収容されるハウジングと、
    前記固定接点に接触又は開離する可動接点を有し、自動変速機のシフトレバーの切換操作に応じて前記ハウジング内を回動する可動体と、
    を備えることを特徴とする自動変速機用コントロールスイッチ。
  8. 自動変速機用コントロールスイッチで用いられる接点板の製造方法であって、
    一枚の金属導体板をプレス成形して、固定接点と、前記固定接点にバスバーを介して連結された板状のコネクタ端子形成予定部とを形成する工程と、
    前記板状のコネクタ端子形成予定部を曲げ成形して複数の層を有するコネクタ端子を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする接点板の製造方法。
  9. 請求項8に記載の方法で製造された接点板をハウジングにインサート成形する工程を備えることを特徴とする自動変速機用コントロールスイッチの製造方法。
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