JP2014022016A - ディスク装置用サスペンション - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロアクチュエータ素子の固定と電気的な接続を確実に行なえるジョイント部を備えたサスペンションを提供する。
【解決手段】フレキシャ22のジンバル部30に、マイクロアクチュエータ素子31が配置されている。マイクロアクチュエータ素子31の第1の端部31aは電気絶縁性の第1の接着材85aによって第1支持部70に固定されている。第2の端部31bは電気絶縁性の第2の接着材85bによって第2支持部72に固定されている。第1支持部70に第1の導体87aが配置されている。第2支持部72にグランド側の第2の導体88が配置されている。マイクロアクチュエータ素子31の第1の端面33に配置された第1の電極81と第1の導体87aとの間に、第1の導電性ペースト86aが設けられている。マイクロアクチュエータ素子31の第2の端面35に配置された第2の電極82と第2の導体88との間に、第2の導電性ペースト86bが設けられている。
【選択図】図9

Description

この発明は、例えばPZT等からなるマイクロアクチュエータ素子を備えたディスク装置用サスペンションに関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジはアクチュエータアームを有し、ボイスコイルモータ等のポジショニング用モータによって、ピボット軸を中心にディスクのトラック幅方向に旋回する。
前記アクチュエータアームにサスペンションが取付けられている。サスペンションは、ロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されたフレキシャ(flexure)などを含んでいる。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部に、磁気ヘッドを構成するスライダが取付けられている。スライダには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。これらロードビームやフレキシャおよびスライダ等によって、ヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
ディスクの高記録密度化に対応するためには、ディスクの記録面に対して磁気ヘッドをさらに高精度に位置決めできるようにすることが必要である。そのために、ポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)と、PZT(ジルコンチタン酸鉛)等の圧電体からなるマイクロアクチュエータ素子とを併用するDSAサスペンションが開発されている。DSAはデュアルステージアクチュエータ(Dual Stage Actuator)の略である。
前記マイクロアクチュエータ素子に電圧を印加し、マイクロアクチュエータ素子を変形させることによって、サスペンションの先端側をスウェイ方向(トラック幅方向)に高速で微小量移動させることができる。また、特許文献1や特許文献2に開示されているように、フレキシャのジンバル部にマイクロアクチュエータ素子を搭載したDSAサスペンションも知られている。
特開2010−146631号公報 特開2010−218626号公報
スライダとマイクロアクチュエータ素子とがジンバル部に搭載されたヘッドジンバルアセンブリでは、マイクロアクチュエータ素子がジンバル部に接着材によって固定されている。また、マイクロアクチュエータ素子の電極と配線部とを電気的に導通させるために、配線部の導体に銀ペースト等の導電性ペーストを塗布し、その上からマイクロアクチュエータ素子の電極部分を厚さ方向に重ねている。
このような従来のジョイント構造の場合、マイクロアクチュエータ素子の電極部分と導電性ペーストとの接着面がマイクロアクチュエータ素子の伸縮方向(ストローク方向)と平行になる。このため、マイクロアクチュエータ素子が伸縮する際に前記接着面に面方向に沿う剪断力が作用する。この接着面に設けられた導電性ペーストは、エポキシ樹脂等の接着材と比較して脆く、接着力も弱い。このため接着面に面方向に沿う剪断力が繰返し加わると、接着面に滑りが生じて接着面が剥離し、導通不良の原因となることがある。また、マイクロアクチュエータ素子の周面の一部に電気絶縁用のスリットが形成されている場合に、スリットの近傍に導電性ペーストが存在するため、この導電性ペーストがスリット内に入り込んで電極間ショートの原因となるおそれがあった。
他の従来例として、リード線あるいはボンディングワイヤ等の配線部材をマイクロアクチュエータ素子の電極に接続することにより、マイクロアクチュエータ素子の電極と配線部材とを電気的に導通させることもある。この場合、配線部材がマイクロアクチュエータ素子の表面近傍に配置されるため、外部から機械的な衝撃が入力したときに、配線部材がマイクロアクチュエータ素子の表面に触れることにより、マイクロアクチュエータ素子が破損する可能性がある。
従ってこの発明の目的は、マイクロアクチュエータ素子の電極と導体との電気的な接続を確実になすことができ、かつ、マイクロアクチュエータ素子の表面付近にリード線等の配線部材が存在しないようにすることができるディスク装置用サスペンションを提供することにある。
本発明は、ロードビームと、前記ロードビームに固定された固定側部分とスライダを搭載するジンバル部とを有しメタルベースからなるフレキシャと、を具備したディスク装置用サスペンションであって、前記スライダの両側に配置され、それぞれストローク方向の第1の端部と第2の端部を有する一対のマイクロアクチュエータ素子と、前記ジンバル部の一部で前記一対のマイクロアクチュエータ素子の第1の端部が固定される一対の第1支持部と、前記ジンバル部の一部で前記一対のマイクロアクチュエータ素子の第2の端部が固定される一対の第2支持部と、前記スライダが搭載されるタングと、前記第1支持部に設けられた第1の導体と、前記第2支持部に設けられた第2の導体と、前記マイクロアクチュエータ素子の少なくとも第1の端部の端面に設けられた第1の電極と、前記マイクロアクチュエータ素子の少なくとも第2の端部の端面に設けられた第2の電極と、前記マイクロアクチュエータ素子の前記第1の端部と前記第1支持部とを固定する電気絶縁性の第1の接着材と、前記マイクロアクチュエータ素子の前記第2の端部と前記第2支持部とを固定する電気絶縁性の第2の接着材と、前記第1の端部の端面に配置された前記第1の電極と前記第1の導体との間に設けられ、前記第1の電極と前記第1の導体とを電気的に接続する第1の導電性ペーストと、前記第2の端部の端面に配置された前記第2の電極と前記第2の導体との間に設けられ、前記第2の電極と前記第2の導体とを電気的に接続する第2の導電性ペーストとを具備している。
本発明の実施形態では、前記タングが、前記一対の第1支持部間に形成され前記スライダのリーディング側部分が移動可能に配置される第1タング部と、前記一対の第2支持部間に形成され前記スライダのトレーリング側部分が固定される第2タング部と、ヒンジ部とを具備している。このヒンジ部は、前記第1タング部と前記第2タング部との間に形成され、これらタング部よりも幅が狭く、前記第1タング部と前記第2タング部とを回動可能につないでいる。この実施形態において、前記ロードビームに形成されたディンプルの凸側の面の先端が前記ヒンジ部に当接していてもよい。
前記第2の導体の一例は、前記マイクロアクチュエータ素子の前記第2の電極と前記メタルベースとを電気的に導通させるグランド側導体である。さらに、前記第1の導体を覆いかつ前記第1の導体の上面の一部を露出させる第1の開口を有したカバー層と、前記第2の導体を覆いかつ前記第2の導体の上面の一部を露出させる第2の開口を有したカバー層とを有し、前記第1の開口に前記第1の導電性ペーストの一部が入り込んで硬化し、前記第2の開口に前記第2の導電性ペーストの一部が入り込んで硬化していてもよい。
本発明によれば、マイクロアクチュエータ素子の電極と支持部の導体との間に設けられた導電性ペーストの接着面が剥離しにくく、マイクロアクチュエータ素子が電圧の印加によって伸縮を繰返しても、前記導電性ペーストによる電気的接続が確実になされる。また、マイクロアクチュエータ素子の表面付近にリード線やボンディングワイヤ等の配線部材を配置する必要がないため、配線部材がマイクロアクチュエータ素子の表面に触れることによるマイクロアクチュエータ素子の損傷を回避できる。
ディスク装置の一例を示す斜視図。 図1に示されたディスク装置の一部の断面図。 第1の実施形態に係るサスペンションの斜視図。 図3に示されたサスペンションのマイクロアクチュエータ搭載部をスライダ側から見た斜視図。 図4に示されたマイクロアクチュエータ搭載部をタング側から見た斜視図。 図5に示されたマイクロアクチュエータ搭載部の平面図。 図5に示されたマイクロアクチュエータ搭載部を図5とは反対側から見た底面図。 前記サスペンションのフレキシャの配線部の一部の断面図。 図4に示されたマイクロアクチュエータ搭載部の断面図。 ロードビームに設けられたディンプルとジンバル部の一部を示す断面図。 図5に示されたマイクロアクチュエータ搭載部のフレキシャのジンバル部の平面図。 図7に示されたマイクロアクチュエータ搭載部の第1のジョイント部を拡大した底面図。 図7に示されたマイクロアクチュエータ搭載部の第2のジョイント部を拡大した底面図。 マイクロアクチュエータ素子が作動したときのマイクロアクチュエータ搭載部を模式的に示す平面図。 第2の実施形態に係るマイクロアクチュエータ搭載部の底面図。 第3の実施形態に係るマイクロアクチュエータ搭載部の底面図。 第4の実施形態に係るマイクロアクチュエータ搭載部の底面図。
以下に本発明の第1の実施形態に係るディスク装置用サスペンションについて、図1から図14を参照して説明する。
図1に示すディスク装置(HDD)1は、ケース2と、スピンドル3を中心に回転するディスク4と、ピボット軸5を中心に旋回可能なキャリッジ6と、キャリッジ6を駆動するためのポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)7などを有している。ケース2は、図示しない蓋によって密閉される。
図2はディスク装置1の一部を模式的に示す断面図である。図1と図2に示されるように、キャリッジ6にアーム(キャリッジアーム)8が設けられている。アーム8の先端部にサスペンション10が取付けられている。サスペンション10の先端部に、磁気ヘッドを構成するスライダ11が設けられている。ディスク4が高速で回転すると、ディスク4とスライダ11との間に空気が流入することによって、エアベアリングが形成される。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、スライダ11がディスク4の所望トラックまで移動する。
図3は、DSAタイプのサスペンション10を示している。DSAはデュアルステージアクチュエータ(Dual Stage Actuator)の略である。このサスペンション10は、キャリッジ6のアーム8(図1と図2に示す)に固定されるベースプレート20と、ロードビーム21と、配線付きフレキシャ(flexure with conductors)22と、サスペンション10の先端付近に配置されたマイクロアクチュエータ搭載部23などを備えている。ベースプレート20には、前記アーム8に形成された孔8a(図2に示す)に挿入されるボス部20aが形成されている。
図3に矢印Xで示す方向がロードビーム21の長手方向すなわちサスペンション10の長手方向(前後方向)である。矢印Yがスウェイ方向(スライダ11の幅方向)である。ロードビーム21の基部(後端部)には、厚さ方向に弾性的に撓むことができるばね部25が形成されている。フレキシャ22はロードビーム21に沿って配置されている。
図4は、サスペンション10の先端部に配置されたマイクロアクチュエータ搭載部23をスライダ11側から見た斜視図である。磁気ヘッドをなすスライダ11の端部には、例えばMR素子のように磁気信号と電気信号とを変換可能な素子28が設けられている。これらの素子28によって、ディスク4に対するデータの書込みあるいは読取り等のアクセスが行なわれる。スライダ11と、ロードビーム21と、フレキシャ22などによって、ヘッドジンバルアセンブリ(head gimbal assembly)が構成されている。
マイクロアクチュエータ搭載部23は、フレキシャ22の先端部に形成されたジンバル部30と、このジンバル部30においてスライダ11の両側に配置された一対のマイクロアクチュエータ素子31,32とを含んでいる。マイクロアクチュエータ素子31,32は、それぞれPZT等の板状の圧電体からなり、後に詳しく説明する構成によってスライダ11を前記スウェイ方向に回動させる機能を有している。
図5は、フレキシャ22の先端部に形成されたジンバル部30とマイクロアクチュエータ素子31,32を、図4とは反対側から見た斜視図である。図6は、ジンバル部30とマイクロアクチュエータ素子31,32等を示す平面図である。図7は、マイクロアクチュエータ搭載部23を図6とは反対側から見た底面図である。
フレキシャ22は、ステンレス鋼板からなるメタルベース40と、メタルベース40に沿って配置された配線部41とを有している。配線部41は、メタルベース40に重なる部分と、メタルベース40とは重ならない部分とを含んでいる。
メタルベース40は、例えばレーザ溶接によって形成された第1の溶接部W1(図3と図6,図7等に示す)と、第2の溶接部W2(図3〜図7に示す)等の固定手段によって、ロードビーム21に固定されている。すなわちこのフレキシャ22は、サスペンション10の前後方向の中間部において溶接部W1によってロードビーム21に固定された第1の固定側部分22aと、フレキシャ22の先端寄りの位置において溶接部W2によってロードビーム21に固定された第2の固定側部分22bとを含んでいる。フレキシャ22の後部22c(図3に示す)はベースプレート20の後方に延びている。
図5から図7等に示されるように、フレキシャ22のメタルベース40は、第1の固定側部分22aに連なる一対の第1アーム51,52と、第2の固定側部分22bに連なる一対の第2アーム53,54とを有している。第1アーム51,52の先端部51a,52aは、それぞれU形に形成されている。これら先端部51a,52aの近傍に、それぞれ第2アーム53,54の後端が接続されている。第1アーム51,52と第2アーム53,54とによって、ジンバル部30を弾性的に支持するためのアーム部55が構成されている。
図8はメタルベース40と配線部41の断面の一例を示している。配線部41は、ポリイミド等の電気絶縁性の樹脂からなる絶縁層60と、絶縁層60上に形成された書込用導体61および読取用導体62と、ポリイミド等の電気絶縁性の樹脂からなるカバー層63などを含んでいる。カバー層63は導体61,62を覆っている。書込用導体61と読取用導体62とは、スライダ11の前記素子28に接続されている。メタルベース40の厚さの一例は20μm(12〜25μm)、絶縁層60の厚さの一例は10μm(5〜20μm)、導体61,62の厚さの一例は9μm(4〜15μm)、カバー層63の厚さの一例は5μm(2〜10μm)である。メタルベース40の厚さはロードビーム21の厚さ(例えば30μm)よりも小さい。
フレキシャ22のジンバル部30に一対のマイクロアクチュエータ素子31,32が配置されている。この実施形態のジンバル部30は、ロードビーム21と対向する第1の面30a(図5と図10に示す)と、第1の面30aとは反対側の第2の面30b(図4と図10に示す)とを有している。第2の面30bに、スライダ11とマイクロアクチュエータ素子31,32とが配置されている。
マイクロアクチュエータ素子31,32は、それぞれ第1の端部31a,32aと、第2の端部31b,32bとを有している。図4と図6および図7に矢印X1で示す方向がマイクロアクチュエータ素子31,32の前側、矢印X2が後側である。マイクロアクチュエータ素子31,32の第1の端部31a,32aは、ジンバル部30に形成された一対の第1支持部70,71に固定されている。第1支持部70,71は、可撓性の一対の第1アーム51,52を介して、フレキシャ22の第1の固定側部分22aに連なっている。第1アーム51,52の先端部51a,52aは、第2アーム53,54を介して、フレキシャ22の第2の固定側部分22bに連なっている。すなわち第1支持部70,71は、ロードビーム21に対し、弾性的に撓むことができるアーム部55(第1アーム51,52と第2アーム53,54)を介して、固定側部分22a,22bに支持されている。マイクロアクチュエータ素子31,32の第2の端部31b,32bは、ジンバル部30に形成された一対の第2支持部72,73に固定されている。
図9は、一方のマイクロアクチュエータ素子31のストローク方向の両端部31a,31bの機械的な固定と電気的接続をなすジョイント部J1,J2の断面を示している。図9に矢印X3で示す方向が、マイクロアクチュエータ素子31の長手方向、すなわちマイクロアクチュエータ素子31が伸縮する方向(ストローク方向)である。図12は、第1のジョイント部J1とその周辺部を示す拡大図である。図13は、第2のジョイント部J2とその周辺部を示す拡大図である。他方のマイクロアクチュエータ素子32の両端部32a,32bのジョイント部は図9,図12,図13と同様の構成であるため、以下に一方のマイクロアクチュエータ素子31のジョイント部J1,J2を代表して説明する。
図9に示されるように、マイクロアクチュエータ素子31は、例えばPZT(ジルコンチタン酸鉛)からなる素子本体80と、素子本体80の周面に形成された第1の電極81と、第2の電極82とを有している。第1の電極81は、少なくとも第1の端部31aの端面(第1の端面33)に配置されている。例えば本実施形態の第1の電極81は、マイクロアクチュエータ素子31の第1の端面33と下面34とにわたって設けられている。
第2の電極82は、少なくとも第2の端部31bの端面(第2の端面35)に配置されている。例えば本実施形態の第2の電極82は、マイクロアクチュエータ素子31の第2の端面35と上面36とにわたって設けられている。第1の電極81と第2の電極82との間には、電気絶縁のためのスリット37,38が形成されている。
図9と図12に示されるように、第1のジョイント部J1において、第1支持部70上に第1の導体87aが配置されている。第1の導体87aは、配線部41の絶縁層60の一部60aの上に形成されている。カバー層63には、第1の導体87aの上面の少なくとも一部を露出させるために第1の開口63aが形成されている。なお、図12に示す配線部41は、カバー層(図8に示す)を省略して描いている。
図9と図13に示されるように、第2のジョイント部J1において、第2支持部72上にグランド側の第2の導体88が配置されている。第2の導体88はメタルベース40に固定され、メタルベース40に導通している。カバー層63には、第2の導体88の上面の少なくとも一部を露出させるために第2の開口63bが形成されている
マイクロアクチュエータ素子31の第1の端部31aは、電気絶縁性の第1の接着材85a(図9に示す)によって、ジンバル部30の第1支持部70に固定されている。さらに詳しくは、マイクロアクチュエータ素子31の第1の端面33と下面34とが交わる角部33aを含むコーナー部分が、例えばエポキシ樹脂等の第1の接着材85aによって、メタルベース40に固定されている。
第1の端面33に配置された第1の電極81と、第1の導体87aとの間に、第1の導電性ペースト(例えば銀ペースト)86aが設けられている。第1の導電性ペースト86aは、第1の電極81と第1の導体87aとの電気的接続をなすための導通手段として機能する。そしてこれら第1の接着材85aと第1の導電性ペースト86aとは、マイクロアクチュエータ素子31の第1の端部31aを第1支持部70に固定するための固定手段として機能する。第1の導体87aの上面と第1の端面33とがなす角度θ1(図9に示す)は、実質的に直角(90°)である。
マイクロアクチュエータ素子31の第2の端部31bは、電気絶縁性の第2の接着材85b(図9に示す)によって、ジンバル部30の第2支持部72に固定されている。さらに詳しくは、マイクロアクチュエータ素子31の下面34と第2の端面35とが交わる角部35aを含むコーナー部分が、例えばエポキシ樹脂等の第2の接着材85bによって、メタルベース40に固定されている。
第2の端面35に配置された第2の電極82とグランド側の第2の導体88との間に、第2の導電性ペースト(例えば銀ペースト)86bが設けられている。第2の導電性ペースト86bは、第2の電極82と第2の導体88との電気的接続をなすための導通手段として機能する。そしてこれら第2の接着材85bと第2の導電性ペースト86bとは、マイクロアクチュエータ素子31の第2の端部31bを第2支持部72に固定するための固定手段として機能する。グランド側の第2の導体88の上面と第2の端面35とがなす角度θ2(図9に示す)は、実質的に直角(90°)である。
図5と図6等に示されるように、フレキシャ22のジンバル部30は、固定側の第1タング部91と、移動側の第2タング部92と、これらタング部91,92間に形成されたヒンジ部93とを含んでいる。第1タング部91は、一対の第1支持部70,71間に形成されている。第2タング部92は、一対の第2支持部72,73間に形成されている。ヒンジ部93は、第1タング部91と第2タング部92との間に形成されている。これら第1支持部70,71と、第2支持部72と、第1タング部91と、第2タング部92と、ヒンジ部93とは、いずれもメタルベース40の一部であり、例えばエッチングによってそれぞれの輪郭が形成されている。第1タング部91と第2タング部92とヒンジ部93とによって、スライダ11を搭載するためのタングが構成されている。
図7に示されるように、配線部41は左右二手に分かれて第1タング部91と第2タング部92上を通っている。配線部41の先端にスライダ11用の端子41aが形成されている。これら端子41aは、配線部41の前記導体61,62に導通している。また、端子41aは、スライダ11の素子28(図4に示す)に電気的に接続されている。配線部41の左右両側に、それぞれ、マイクロアクチュエータ素子31,32用の導体87が設けられている。これら一対の導体87は、第1支持部70,71の導体87aに導通している。
配線部41は、マイクロアクチュエータ素子31,32間に配置された第1の配線パターン部41bと、第1の配線パターン部41bからジンバル部30の後方に延びる第2の配線パターン部41cとを有している。第2の配線パターン部41cの長手方向の一部には、第1アーム51,52間の配線部41の曲げ剛性を小さくするために湾曲部41dが形成されている。
このように本実施形態の配線部41は、一対のマイクロアクチュエータ素子31,32間に配置された第1の配線パターン部41bを有し、この第1の配線パターン部41bがマイクロアクチュエータ素子31,32の内側を通り、スライダ11のリーディング側部分11aからジンバル部30の後方に延びている。つまり第1の配線パターン部41bは、マイクロアクチュエータ素子31,32間に存在するヒンジ部93の両側を通ってジンバル部30の前後方向に延びている。そしてこの第1の配線パターン部41bは、ポリイミド等の絶縁層60を介して第1タング部91と第2タング部92に固定されている。
図10は、ロードビーム21の一部とジンバル部30の一部を、ヒンジ部93のところで切断した断面図である。図11は、ジンバル部30を示す平面図である。ヒンジ部93の幅L1は、第1タング部91と第2タング部92の幅L2よりも十分小さい。ヒンジ部93の両側には、第1タング部91と第2タング部92との間にスリット94,95が形成されている。このような幅狭形状のヒンジ部93によって、第1タング部91と第2タング部92とが互いに回動可能につながれている。すなわち固定側の第1タング部91に対して、移動側の第2タング部92が、図11に矢印A,Bで示す方向に回動することができるようになっている。
第1タング部91と第2タング部92の上にスライダ11が配置されている。しかもスライダ11のリーディング側部分11aは、第1タング部91に対して移動可能に配置されている。第2タング部92には、スライダ11のトレーリング側部分11bが固定されている。ここで言う「リーディング側」とは、ディスク4が回転したときにスライダ11とディスク4との間に流入する空気の流入側である。これに対し「トレーリング側」とは、スライダ11とディスク4との間に流入した空気の流出側である。ヒンジ部93は、スライダ11の中心、例えばスライダ11の重心位置あるいは幅方向の中央と長さ方向の中央に形成されている。
ロードビーム21の先端付近に、ディンプル100(図10に示す)が形成されている。ディンプル100は支持凸部の一例であり、フレキシャ22のジンバル部30に向かって突出する凸側の面を有している。この凸側の面の頂部(ディンプル100の先端)がヒンジ部93に当接している。ヒンジ部93は、ディンプル100の先端によって、揺動可能に支持されている。このためジンバル部30は、ディンプル100の先端とヒンジ部93との接点P1を中心として、ロードビーム21に対して揺動可能に支持されている。
なお、ディンプルをヒンジ部93に形成し、このディンプルの先端をロードビーム21に当接させてもよい。要するにディンプル等の支持凸部は、ロードビーム21とヒンジ部93との対向面の一方の面に形成され、他方の面に前記支持凸部の先端が当接するように構成されていればよい。
図11等に示すように、一方(図11において右側)の第1支持部70と第2支持部72との間に、開口110が形成されている。この開口110は一方のスリット94に連通している。他方(図11において左側)の第1支持部71と第2支持部73との間にも、開口111が形成されている。この開口111は他方のスリット95に連通している。
このようにタング部91,92の両側に開口110,111が形成されているため、マイクロアクチュエータ素子31,32の長手方向(ストローク方向)の中間部がタング部91,92と接触することを回避できる。このため、サスペンション10に外部から機械的な衝撃が入力したときに、マイクロアクチュエータ素子31,32の長手方向中間部がタング部91,92によって叩かれることによるマイクロアクチュエータ素子31,32の損傷を防止できる。
本実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23は、リミッタ部材120,121を備えている。これらリミッタ部材120,121は、サスペンション10に外部から機械的な衝撃が入力したときに、タング部91,92が過剰に揺れたり、ヒンジ部93がディンプル100から離れること(ディンプルセパレーション)を抑制する機能を有している。
図13は、図7等に示された一対のリミッタ部材120,121のうち、左側に描かれたリミッタ部材120を示している。他方のリミッタ部材121は、一方のリミッタ部材120と左右対称形である以外は図13と同様の構成であるため、以下に一方のリミッタ部材120を代表して説明する。なお、図13に示す配線部41は、カバー層63(図8に示す)を省略して描いている
図13に示すリミッタ部材120は、配線部41の絶縁層60(図8に示す)と共通の樹脂、すなわち絶縁層60と共通のポリイミド等の電気絶縁性の樹脂からなる。このリミッタ部材120は、絶縁層60が形成される際に、絶縁層60と共にエッチングを行なうことによって、図13に示すような形状に輪郭が形作られている。なお、リミッタ部材を形成する他の方法として、例えば、マスキングされたメタルベース上に樹脂を塗布することによって、所定形状のリミッタ部材を形成してもよい。
このリミッタ部材120は、第2支持部72に固定されたグランド側接続部130と、グランド側接続部130から第1の方向(ジンバル部30の後側)に延びる第1ブリッジ部131と、グランド側接続部130から第2の方向(ジンバル部30の前側)に延びる第2ブリッジ部132とを含んでいる。グランド側接続部130は、第2支持部72上に形成された絶縁層60の一部60bからジンバル部30の外側に向けて延出している。
第1ブリッジ部131の先端(後端)133は、第1アーム51の先端部51aに接続されている。第2ブリッジ部132の先端(前端)134は、第2アーム53に接続されている。第1ブリッジ部131と第2ブリッジ部132とは、マイクロアクチュエータ素子31,32が電圧の印加によって作動する際の動きを妨げないようにするために、ジンバル部30の上方から見た平面視において波形に成形されている。
リミッタ部材120のグランド側接続部130と第1ブリッジ部131の先端133および第2ブリッジ部132の先端134は、それぞれ、絶縁層60を構成する樹脂の接着力により、メタルベース40に接着している。図9に示すように第2支持部72には、マイクロアクチュエータ素子31の第2の電極82をメタルベース40に導通させるための第2の導体(グランド側導体)88が形成されている。リミッタ部材120のグランド側接続部130は、第2支持部72において、メタルベース40と第2の導体88との間に挟まれるようにしてメタルベース40に固定されている。
以下に本実施形態のサスペンション10の動作について説明する。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6(図1と図2に示す)が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、磁気ヘッドのスライダ11がディスク4の記録面の所望トラックまで移動する。マイクロアクチュエータ素子31,32に電圧が印加されると、電圧に応じてマイクロアクチュエータ素子31,32が互いに反対方向に歪むことにより、ロードビーム21をスウェイ方向(図3に矢印Yで示す方向)に微小量移動させることができる。
例えば図14に模式的に示すように、一方のマイクロアクチュエータ素子31が縮み、他方のマイクロアクチュエータ素子32が伸びることにより、第2タング部92が矢印Aで示す方向に移動する。このためスライダ11に設けられている素子28(図4に示す)をスウェイ方向に高速かつ高精度に位置決めすることができる。スライダ11がスウェイ方向に移動する距離は、実際には数ナノメートルから数十ナノメートル程度であるが、図14ではスライダ11と第2タング部92の動きを理解しやすくするためにジンバル部30の変形の度合いを誇張して描いている。
本実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23は、マイクロアクチュエータ素子31,32が作動すると、固定側の第1タング部91に対して、移動側の第2タング部92がヒンジ部93を境にスライダ11の幅方向に回動する。スライダ11のトレーリング側部分11bは第2タング部92に固定されているが、スライダ11のリーディング側部分11aは第1タング部92に対して移動自在である。そして図10に示すようにディンプル100の先端が接点P1においてヒンジ部93に当接している。
このためマイクロアクチュエータ素子31,32が電圧の印加によって作動すると、第2タング部92とスライダ11とが、ディンプル100との接点P1を中心に回動する。すなわちスライダ11の回動中心と、ディンプル100の接点P1の位置とを対応させることができる。このため、マイクロアクチュエータ素子31,32の作動時(スライダ11の回動時)にディンプル100の先端がフレキシャ22と擦れることによって大きな摩擦抵抗が生じたり、コンタミネーションの原因物質が発生したりすることを抑制できるものである。
しかもマイクロアクチュエータ素子31,32がジンバル部30においてスライダ11と同じ側の第2の面30bに配置されているため、マイクロアクチュエータ素子31,32の厚さをディンプル100の突出高さ以下にする必要がない。このため厚さの大きいマイクロアクチュエータ素子31,32を使用することができる。すなわち、出力荷重が大きく、機械的強度が大きく、破損しにくいマイクロアクチュエータ素子31,32を使用することが可能となる。
また、前記したように第1の配線パターン部41bがマイクロアクチュエータ素子31,32間に配置されている。第1の配線パターン部41bは、ヒンジ部93の両側を通ってジンバル部30の前後方向に延びている。すなわち第1の配線パターン部41bは、マイクロアクチュエータ素子31,32が作動する際の動きが小さいヒンジ部93の接点P1付近を通っている。そして第1の配線パターン部41bに連なる第2の配線パターン部41cが、マイクロアクチュエータ素子31,32間からジンバル部30の後方に延びている。
このような配線部41を備えたマイクロアクチュエータ搭載部23は、マイクロアクチュエータ素子の外側に配線部が配置されている従来品と比較して、マイクロアクチュエータ素子31,32が作動する際の配線部41の動きが小さい。よって、マイクロアクチュエータ素子31,32の作動時に、配線部41に張力が生じたり、配線部41がばたついたりすることを抑制できる。しかもマイクロアクチュエータ素子31,32上に配線部41が存在しないため、配線部41がマイクロアクチュエータ素子31,32と接することによるマイクロアクチュエータ素子31,32の損傷を回避することができる。
図9に示されるように、第2支持部72には、マイクロアクチュエータ素子31の電極82をメタルベース40に導通させるためのグランド側の第2の導体88が設けられている。この第2の導体88はメタルベース40に固定されている。これにより、リミッタ部材120のグランド側接続部130は、第2支持部72のメタルベース40と第2の導体88によって強固に固定されている。よって、マイクロアクチュエータ素子31の作動時に第2タング部92が回動したり、外部から入力する衝撃によって第2タング部92が揺れたりして、グランド側接続部130に繰返し応力が作用しても、グランド側接続部130を第2支持部72のメタルベース40から剥がれにくくすることができる。
本実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23は、前記構成のジョイント部J1,J2を備えていることにより、導電性ペースト86aの接着面に滑り剥離が生じることを回避できる。すなわち図9に一方のマイクロアクチュエータ素子31のジョイント部J1,J2を代表して示したように、マイクロアクチュエータ素子31の第1の端部31aが電気絶縁性の接着材85aによってメタルベース40に固定され、第1の端面33を覆う第1の電極81と第1の導体87aとの間に、導電性ペースト86aを設けている。またマイクロアクチュエータ素子31の第2の端部31bが電気絶縁性の接着材85bによってメタルベース40に固定され、第2の端面35を覆う第2の電極82と第2の導体88との間に、導電性ペースト86bを設けている。このようなジョイント構造では、マイクロアクチュエータ素子31の両端部31a,31bが接着材85a,85bと導電性ペースト86a,86bとによって確実に固定されるとともに、導電性ペースト86a,86bによる電気的な接続を確実になすことができる。
導電性ペースト86a,86bは、例えば熱硬化性のバインダと、該バインダ中に混入された銀粒子を有し、加熱されることにより焼成され前記バインダが硬化する。このような導電性ペースト86a,86bは、エポキシ樹脂等の接着剤85a,85bと比較して脆く、接着力も弱い。特に接着面に面方向に沿う剪断力が繰返し加わると、接着面に滑りを生じて剥離の原因となる懸念がある。
この点、図9に示す本実施形態のジョイント部J1,J2では、マイクロアクチュエータ素子31がストローク方向に伸びると、マイクロアクチュエータ素子31の第1の端部31aの端面33に、矢印F1で示すように圧縮力が作用する。このとき第1の端面33と導電性ペースト86aとの接着面には圧縮方向の力のみが加わるから、第1の端面33において接着面が剥離することはない。第1の端部31aは角部33a付近において接着材85aによって第1支持部70に固定されている。第1の端面33から導電性ペースト86aに伝わる圧縮力は、矢印F2で示すように第1の導体87aに向かって作用する。この圧縮力は第1の導体87aに伝わる途中で分散するため、導電性ペースト86aと第1の導体87aとの接着面F3に沿う方向の力は小さい。しかも第1の導電性ペースト86aの一部がカバー層63の第1の開口63aに入り込んで硬化している。このため導電性ペースト86aと第1の導体87aとの接着面F3に面方向の剪断力が加わっても、カバー層63によって受け止めることができ、接着面に滑りが生じることによる剥がれを抑制できる。よって、第1の電極81と第1の導体87aとの電気的な導通が確保される。
マイクロアクチュエータ素子31が伸び側に変形すると、第2の端部31bの端面35にも、矢印F4で示すように圧縮力が作用する。このとき第2の端面35と導電性ペースト86bとの接着面には圧縮方向の力のみが加わるから、第2の端面35において接着面が剥離することはない。第2の端部31bは、角部35a付近において第2の接着材85bによって第2支持部70に固定されている。第2の端面35から導電性ペースト86bに伝わる圧縮力は、矢印F5で示すように第2の導体88に向かって作用する。この圧縮力は、第2の導体88に伝わる途中で分散するため、導電性ペースト86bと第2の導体88との接着面F6に沿う方向の力は小さい。しかも第2の導電性ペースト86bの一部がカバー層63の第2の開口63bに入り込んだ状態で硬化している。このため導電性ペースト86bと第2の導体88との接着面F6に面方向の剪断力が加わっても、カバー層63によって受け止めることができ、接着面に滑りが生じることによる剥がれを抑制できる。よって、第2の電極82と第2の導体88との電気的な導通が確保される。
また本実施形態のジョイント部J1,J2によれば、導電性ペースト86a,86bからスリット37,38までの絶縁距離が確保されるとともに、スリット37,38内に導電性ペースト86a,86bの一部が入り込むことを抑制できる。また、マイクロアクチュエータ素子31,32の表面付近にリード線やボンディングワイヤ等の配線部材を配置する必要がないため、配線部材がマイクロアクチュエータ素子31,32の表面に触れることによるマイクロアクチュエータ素子31,32の損傷を回避できる。
図15は第2の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23Aを示している。この実施形態は、第1アーム51,52と第2アーム53,54の態様が第1の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23とは少し異なっている。すなわち図15のマイクロアクチュエータ搭載部23Aは、第2アーム53,54が第1アーム51,52の内側に位置するように、第1アーム51,52の先端部51a,52aが第2アーム53,54に接続されている。リミッタ部材120,121は、それぞれ、第2支持部72,73と、第2アーム53,54に接続されている。それ以外の構成と効果は第1の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
図16は第3の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23Bを示している。この実施形態の第2アーム53,54は第1アーム51,52に接続されているが、第2アーム53,54はロードビームに固定されていない。第1支持部70,71と第1タング部91と第2アーム53,54とは、第1アーム51,52を介してフレキシャ22の固定側部分22aに支持されている。リミッタ部材120,121は、それぞれ、第2支持部72,73と第2アーム53,54とにわたって設けられている。それ以外の構成と効果は第1の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23と共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
図17は第4の実施形態のマイクロアクチュエータ搭載部23Cを示している。この実施形態の第1支持部70,71と第1タング部91は、第1アーム51,52のみによってフレキシャ22の固定側部分22aに支持されている。それ以外の構成と効果は第3の実施形態(図16)のマイクロアクチュエータ搭載部23Bと共通であるため、両者に共通の部位に共通の符号を付して説明を省略する。
なお本発明を実施するに当たって、マイクロアクチュエータ素子の形状、配置などの具体的な態様をはじめとして、ジンバル部の第1支持部および第2支持部、第1および第2の接着材、第1および第2の導電ペースト等のマイクロアクチュエータ搭載部を構成する要素の具体的な態様を種々に変更して実施できることは言うまでもない。
1…ディスク装置、10…サスペンション、11…スライダ、21…ロードビーム、22…フレキシャ、23,23A,23B,23C…マイクロアクチュエータ搭載部、30…ジンバル部、31,32…マイクロアクチュエータ素子、31a,32a…第1の端部、31b,32b…第2の端部、33…第1の端面、35…第2の端面、40…メタルベース、41…配線部、55…アーム部、60…絶縁層、60a…絶縁層の一部、70,71…第1支持部、72,73…第2支持部、81…第1の電極、82…第2の電極、85a…第1の接着材、85b…第2の接着材、86a…第1の導電性ペースト、86b…第2の導電性ペースト、87a…第1の導体、88…第2の導体(グランド側導体)、91…第1タング部、92…第2タング部、93…ヒンジ部、100…ディンプル(支持凸部)、J1…第1のジョイント部、J2…第2のジョイント部。

Claims (5)

  1. ロードビームと、
    前記ロードビームに固定された固定側部分とスライダを搭載するジンバル部とを有し、メタルベースからなるフレキシャと、
    を具備したディスク装置用サスペンションであって、
    前記スライダの両側に配置され、それぞれ第1の端部と第2の端部を有する一対のマイクロアクチュエータ素子と、
    前記ジンバル部の一部で前記一対のマイクロアクチュエータ素子の第1の端部が固定される一対の第1支持部と、
    前記ジンバル部の一部で前記一対のマイクロアクチュエータ素子の第2の端部が固定される一対の第2支持部と、
    前記スライダが搭載されるタングと、
    前記第1支持部に設けられた第1の導体と、
    前記第2支持部に設けられた第2の導体と、
    前記マイクロアクチュエータ素子の少なくとも第1の端部の端面に設けられた第1の電極と、
    前記マイクロアクチュエータ素子の少なくとも第2の端部の端面に設けられた第2の電極と、
    前記マイクロアクチュエータ素子の前記第1の端部と前記第1支持部とを固定する電気絶縁性の第1の接着材と、
    前記マイクロアクチュエータ素子の前記第2の端部と前記第2支持部とを固定する電気絶縁性の第2の接着材と、
    前記第1の端部の端面に配置された前記第1の電極と前記第1の導体との間に設けられ、前記第1の電極と前記第1の導体とを電気的に接続する第1の導電性ペーストと、
    前記第2の端部の端面に配置された前記第2の電極と前記第2の導体との間に設けられ、前記第2の電極と前記第2の導体とを電気的に接続する第2の導電性ペーストと、
    を具備したことを特徴とするディスク装置用サスペンション。
  2. 前記タングが、
    前記一対の第1支持部間に形成され前記スライダのリーディング側部分が移動可能に配置される第1タング部と、
    前記一対の第2支持部間に形成され前記スライダのトレーリング側部分が固定される第2タング部と、
    前記第1タング部と前記第2タング部との間に形成され、これらタング部よりも幅が狭く、前記第1タング部と前記第2タング部とを回動可能につなぐヒンジ部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。
  3. 前記ロードビームに形成されたディンプルの凸側の面の先端が前記ヒンジ部に当接したことを特徴とする請求項2に記載のディスク装置用サスペンション。
  4. 前記第2の導体が、前記マイクロアクチュエータ素子の前記第2の電極と前記メタルベースとを電気的に導通させるグランド側導体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンション。
  5. 前記第1の導体を覆いかつ前記第1の導体の上面の一部を露出させる第1の開口を有したカバー層と、前記第2の導体を覆いかつ前記第2の導体の上面の一部を露出させる第2の開口を有したカバー層とを有し、前記第1の開口に前記第1の導電性ペーストの一部が入り込んで硬化し、前記第2の開口に前記第2の導電性ペーストの一部が入り込んで硬化したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンション。
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