JP2014021737A - 管理装置、サービス提供システム、管理装置の制御方法、及び、管理装置のプログラム - Google Patents

管理装置、サービス提供システム、管理装置の制御方法、及び、管理装置のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】競技への勧誘の通知をグループごとに行う。
【解決手段】外部管理サーバによって提供される第2サービスの利用者であって、管理サーバにより提供される第1サービスの利用者の勤務先の情報を外部管理サーバから取得として記憶する。勤務先を指定してゴルフコンペを申し込むと、申し込んだ本人が所属する企業に所属するゴルフ利用者と、ゴルフコンペの相手先の企業に所属するゴルフ利用者に、ゴルフコンペへの勧誘の通知が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、競技への勧誘の通知をグループごとに行う技術に関する。
近年、インターネット上で提供するサービスが急速に普及している。この種のサービスの一つとして、SNS(Social Networking Service)を提供するウェブサイトが知られている。このウェブサイトでは、利用者同士のコミュニケーションを図るため、友達関係を構築できるようになっている。そして、友達同士で投稿、チャット、メールといったコミュニケーションのツールが提供として提供する手段が利用されている。特許文献1には、例えばジョギングにおける総走行距離を参加者同士で競い合うために、アバターの位置などで参加者の順位をわかり易く表示する技術が開示されている。
特表2011−518360号公報
特許文献1において表示される順位などの成績は、あくまでも各参加者のジョギング等の運動に基づく成績であり、ジョギング等の運動に対する各参加者のモチベーションを高めるという効果を期待し得る。
しかしながら、スポーツや娯楽等の中には、個人で行うものばかりでなく、所定のグループ単位で参加して、グループ間で競い合うものがある。このようなグループ単位で参加する運動や娯楽等の競技への勧誘の通知をグループごとに実施することは行われていなかった。
本発明は、この点に鑑みてなされたものであり、競技への勧誘の通知をグループごとに行うことなどを解決課題とする。
以上の課題を解決するために本発明が採用する手段を以下に説明する。なお、本発明の理解を容易にするために以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置(1)は、所定のサービスを提供し、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置(2)と通信可能な管理装置(1)であって、少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶可能な記憶部と、前記利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、当該第2グループに属する利用者及び前記第1グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部(14)とを備えることを特徴とする。
この発明において、グループは所属企業、出身大学、所属大学、所属団体等を含む概念である。また、競技は、ゴルフコンペ、その他のスポーツの試合等を含む概念である。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置(1)は、第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置(3)と通信可能で、かつ、前記第1利用者の端末装置(2)と通信可能な管理装置(1)であって、前記第1利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記第1利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部(14)を備えることを特徴とする。
この発明において、グループは所属企業、出身大学、所属大学、所属団体等を含む概念である。また、競技は、ゴルフコンペ、その他のスポーツの試合等を含む概念である。
上述した管理装置(1)において、前記通知部(14)は、前記管理装置(1)により提供されるサービスにおける通知機能または投稿機能を利用して前記競技への勧誘の通知を行うようにしてもよい。
上述した管理装置(1)において、前記通知部(14)は、前記競技への勧誘対象として前記第1グループのまたは前記第2グループの前記第2利用者宛に前記競技への勧誘の通知または投稿を行うことを前記外部管理装置に対して要求するようにしてもよい。
上述した管理装置(1)において、前記通知部(14)による通知が行われた場合には、前記競技についての掲示板形式の画面を前記端末装置(2)に表示させるための情報を送信可能な表示制御部(17)を更に備え、前記掲示板形式の画面には、少なくとも、前記競技を行う前記グループについての情報、前記競技の日程、場所、参加の可否のいずれかについての書き込み可能にしてもよい。
上述した管理装置(1)において、前記通知部(14)によって通知または投稿される情報には、入力された前記競技の日程または場所の候補に関する情報が含まれているようにしてもよい。
上述した管理装置(1)において、前記競技の日程又は場所の候補に関する情報は、日程の複数の候補に関する情報または場所の複数の候補に関する情報であってもよい。
上述した課題を解決するため、本発明に係るサービス提供システムは、所定のサービスを提供する管理装置(1)と、当該管理装置(2)と通信可能であって、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置(2)とを備えるサービス提供システムにおいて、前記管理装置(1)は、少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶可能な記憶部(15)と、前記利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部(14)とを備え、前記端末装置(2)は、前記競技会の申込先としての前記グループの入力が可能な入力部(21)を少なくとも備えることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るサービス提供システムは、第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置(3)と通信可能な管理装置(1)と、当該管理装置(1)と通信可能な前記第1利用者の端末装置(2)とを備えたサービス提供システムであって、前記管理装置(1)は、前記第1利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記第1利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部(14)とを備え、前記端末装置(2)は、前記競技への勧誘対象としての前記グループの入力が可能な入力部(21)を少なくとも備えることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置(1)の制御方法は、所定のサービスを提供し、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置(2)と通信可能な管理装置(1)の制御方法であって、少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶し、前記利用者の前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置(1)の制御方法は、第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置(3)と通信可能で、かつ、前記第1利用者の端末装置(2)と通信可能な管理装置(1)の制御方法であって、前記第1利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置(1)のプログラムは、所定のサービスを提供し、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置(2)と通信可能なコンピュータを備える管理装置(1)のプログラムであって、前記コンピュータを、少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶可能な記憶部(15)と、前記利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行う通知部(14)として機能させることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置(1)のプログラムは、第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置(3)と通信可能で、かつ、前記第1利用者の端末装置(2)と通信可能なコンピュータを備える管理装置(1)のプログラムであって、前記コンピュータを、前記第1利用者による前記端末装置(2)の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置(2)の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部(14)として機能させることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムのブロック図である。 SNS利用者とゴルフ利用者の関係を示す説明図である。 ゴルフ利用者情報テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 企業テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 スコアテーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 ラウンド頻度テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 SNS利用者情報テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 SNS友達情報テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 管理サーバの構成を示すブロック図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 表示処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 表示処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 本人と友達関係にあるSNS友達を特定する処理を示す説明図である。 SNS友達のSNS友達を特定する処理を示す説明図である。 「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」の配置を説明するための説明図である。 端末装置の表示画面の一例を示す説明図である。 企業IDの登録処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 企業IDの登録処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 全体のランキング表示画面の一例を示す説明図である。 企業データ画面の一例を示す説明図である。 コンペ申込み画面の一例を示す説明図である。 イベントリスト画面の一例を示す説明図である。 イベントウォール画面の一例を示す説明図である。 コンペ申込み処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 コンペ基本情報テーブルの一例を示す説明図である。 コンペ参加情報テーブルの一例を示す説明図である。 コンペコメント情報テーブルの一例を示す説明図である。 ステータスマスターテーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 参加ステータスマスターテーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 第2実施形態におけるランキング表示画面の一例を示す説明図である。 第2実施形態におけるコンペ申込み画面の一例を示す説明図である。 企業一覧リスト表示画面の一例を示す説明図である。 第3実施形態におけるコンペ申込み画面の一例を示す説明図である。 第3実施形態におけるコンペ勧誘メッセージ画面の一例を示す説明図である。 コンペ申込み管理テーブルの一例を示す説明図である。 コンペ返信管理テーブルの一例を示す説明図である。 第4実施形態に係るサービス提供システムのブロック図である。
以下、実施形態として、本発明に係る管理サーバを用いたサービス提供システムについて、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
<1.サービス提供システムの構成>
図1は、本発明の実施形態に係るサービス提供システム100のブロック図である。このサービス提供システム100は、インターネットなどの通信網NETを介して、ゴルフ情報アプリケーションを提供する管理サーバ1、利用者の端末装置2、SNSサイトを提供する外部管理サーバ3を備える。以下の説明では、管理サーバ1のゴルフ情報アプリケーションを利用する利用者をゴルフ利用者(第1利用者の一例)、外部管理サーバ3のSNSの利用者をSNS利用者(第2利用者の一例)と称する。
外部管理サーバ3が提供するSNSサイトは、利用者同士のコミュニケーションツール(すなわち、利用者の間で行われるメッセージ管理情報の授受。例えば、掲示板、メール、チャット等)を提供する。また、SNSサイトにおいて、友達関係は、アクション元のSNS利用者が友達申請を行い、これをアクション先のSNS利用者が承認することによって構築される。外部管理サーバ3は、SNS利用者同士の特定の関係であるSNS友達関係を示す友達情報(特定関係情報の一例)を管理する。
利用者の端末装置2は、通信網NETを介した通信が可能であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末などが該当する。
管理サーバ1は、特定のサービスを提供する。本実施形態の管理サーバ1は、ゴルフ情報アプリケーション(第1サービスの一例)をゴルフ利用者に提供する。本実施形態では、ゴルフ情報アプリケーションの提供を一例と説明するが、管理サーバ1は、ゲームなどのアプリケーションの提供、ホテルの予約などを含む旅行情報の提供、コンサート情報の提供、サービスや物品の販売を提供するものであってもよい。
外部管理サーバ3が提供するSNS(第2サービスの一例)においては、掲示板、メール、チャット等を利用することができるだけでなく、ゲームや実用的なツールなどのソーシャルアプリケーションを利用することができる。このソーシャルアプリケーションは、前記SNSの提供者以外の提供者によっても提供されることがあり、ソーシャルアプリケーションを利用するか否か、あるいは、どのソーシャルアプリケーションを利用するかは、SNS利用者が任意に決定できるようになっている。SNS利用者がソーシャルアプリケーションの利用を希望する場合には、当該ソーシャルアプリケーションが当該SNS利用者のプロフィール情報やSNS上の前記友達情報にアクセスする機能や、当該ソーシャルアプリケーションが当該SNS利用者の代わりに掲示板等に投稿する機能等についての許可を求める場合がある。ソーシャルアプリケーションによっては、SNS利用者がこれらの機能について許可したことを以って、当該ソーシャルアプリケーションの利用者になる場合がある。このようなソーシャルアプリケーションは、一般に、SNSサイト内に当該ソーシャルアプリケーションの画面が表示されるため、SNS利用者にとっては、あたかもSNSのサービスの一つを利用しているような感覚で、ソーシャルアプリケーションを利用することになる。
本実施形態の管理サーバ1によって提供されるゴルフ情報アプリケーションは、一例として、上述のようなソーシャルアプリケーションにより提供されるサービスである。本実施形態においては、SNS利用者がゴルフ情報アプリケーションの利用者であるゴルフ利用者になるためには、ゴルフ情報アプリケーションが当該SNS利用者のプロフィール情報やSNS上の前記友達情報にアクセスする機能や、ゴルフ情報アプリケーションが当該SNS利用者の代わりに掲示板等に投稿する機能等についての承認を行うようになっている。SNS利用者がこの承認を行うことにより、当該SNS利用者はゴルフ利用者となる。
つまり、ゴルフ利用者は、図2に示すようにSNS利用者に含まれる。換言すれば、管理サーバ1は、ゴルフ利用者にゴルフ情報アプリケーションを提供し、外部管理サーバ3のSNS利用者に限って、ゴルフ情報アプリケーションのゴルフ利用者として登録する。一方、外部管理サーバ3は、ゴルフ利用者を含むSNS利用者に対してSNSを提供する。このように、ゴルフ利用者はSNS利用者に含まれ、しかも、上述のようにゴルフ情報アプリケーションがSNS利用者のプロフィール情報やSNS上の友達情報にアクセスする機能や、ゴルフ情報アプリケーションがSNS利用者の代わりに掲示板等に投稿する機能等について、SNS利用者の承認を得ている。したがって、第1実施形態の管理サーバ2は、ゴルフ利用者の友達関係をSNS利用者の友達関係を用いて管理する。即ち、図2に示すように、本人とSNS友達であり、且つゴルフ利用者をゴルフ友達とし、SNS友達のSNS友達であり、且つゴルフ利用者をゴルフ友達のゴルフ友達として管理する。
図1を参照して、管理サーバ1の機能を説明する。管理サーバ1は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11、コンペ基本情報テーブルTBL21、コンペ参加者情報テーブルTBL22、コンペコメント情報テーブルTBL23、設定値管理マスターテーブルTBL15を記憶した記憶部15を備える。また、記憶部15には、管理サーバ1を制御するプログラムが記憶されている。ゴルフ利用者情報テーブルTBL11には、ゴルフ利用者を一意に識別する識別情報UIDなどが格納されている。コンペ基本情報テーブルTBL21には、設定されたコンペに関する名称や対象企業についての情報等が記録される。コンペ参加者情報テーブルTBL22には、コンペの通知を受けた者が参加、不参加等の意思表示を行った場合にその意思表示の結果が記録される。コンペコメント情報テーブルTBL23には、設定されたコンペについて投稿されたコメントが記録される。設定値管理マスターテーブルTBL15(TBL15a,TBL15b,TBL15c,TBL15d,TBL15e)には、各種設定値が記録されている。
管理サーバ1は、本人(所定のゴルフ利用者の一例)の端末装置2から本人の友達関係を表示する要求を受信すると、記憶部15に記憶された本人の識別情報UIDに基づいて、外部管理サーバ3で管理する友達情報及び所属する企業情報を取得可能な取得部11と、記憶部15に記憶されているゴルフ利用者の識別情報UID及び取得部11により取得した友達情報に基づいて、本人と友達関係を有するSNS利用者のうちゴルフ利用者に該当する者をゴルフ友達(第1特定利用者の一例)として抽出すると共に、本人と友達関係を有するSNS利用者と更に友達関係を有するSNS利用者(SNS友達のSNS友達)のうちゴルフ利用者に該当する者をゴルフ友達のゴルフ友達(第2特定利用者の一例)として抽出する第1抽出部12と、記憶部15に記憶されているゴルフ利用者の識別情報UID及び所属する企業情報等から、企業ごとにゴルフ利用者の識別情報UID等を抽出する第2抽出部13と、コンペ(競技の一例。本実施形態ではゴルフコンペ。)に関する勧誘の通知を申し込み者の所属する企業に所属するゴルフ利用者及び相手先の企業に所属するゴルフ利用者に通知する通知部14と、第1抽出部12で特定したゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達の関連性を示す関係図を表示するために必要な情報、及び後述するゴルフ友達のゴルフ友達と本人とに共通のゴルフ友達を表示するために必要な情報を含む応答を本人の端末装置2に送信すると共に、コンペのイベントウォール等を表示するために必要な情報を含む応答を本人の端末装置2に送信する表示制御部17とを備える。
図1を参照して、端末装置2の機能を説明する。端末装置2は、入力部21と、通知部22と、表示部23とを備える。
入力部21は、コンペについての参加または不参加等の回答、もしくは、メッセージやコメントの入力等を行うことができる。
通知部22は、前記入力部21において入力されたコンペについての参加または不参加等の回答、もしくは、メッセージやコメント等を管理サーバ1に通知する。
表示部23は、管理サーバ1の表示制御部17から送信されるゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達の関連性を示す関係図、管理サーバ1よって抽出された企業に関する情報、あるいは管理サーバ1によって生成されたコンペに関する情報等を表示するために必要な情報等を表示することができる。
図3にゴルフ利用者情報テーブルTBL11のデータ構造を示す。ゴルフ利用者情報テーブルTBL11には登録情報として複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、ゴルフ利用者を一意に識別する識別情報UID、登録日、プロフィール情報、企業名、企業ID及びラウンド履歴情報を含む。本実施形態では、ゴルフ利用者の識別情報UIDは、SNS利用者の識別情報UIDと一致するという対応関係を有している。但し、SNS利用者の識別情報とゴルフ利用者の識別情報とは必ずしも一致する必要はなく、相違していてもよい。この場合は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11のレコードにSNS利用者の識別情報とゴルフ利用者の識別情報とを対応づけて記録すればよい。なお、本実施形態では、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11にはプロフィール情報を記憶することとしているが、他の実施形態ではプロフィール情報はゴルフ利用者情報テーブルTBL11には記憶しない構成としてもよい。
プロフィール情報は、性別、年齢、及びメールアドレスを含む。また、ラウンド履歴情報は、プレイした自己申告による平均スコア、ゴルフ頻度等を含む。企業名は、外部管理サーバ3が備えるSNS利用者情報テーブルTBL31に記録されている勤務先の情報と一致するという対応関係を有している。図7に外部管理サーバ3が備えるSNS利用者情報テーブルTBL31の一例を示す。図7に示すように、SNS利用者情報テーブルTBL31には、SNS利用者ごとに勤務先や識別情報UID等が記録されている。そこで、外部管理サーバ3から識別情報UIDを取得する際に、同時に勤務先の情報を企業名として取得する。そして、図4に示す企業テーブルTBL15aを参照して、取得した企業名に対応する企業IDを読み取り、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記録する。詳しくは後述する。
平均スコアは、図5に示すスコアテーブルTBL15bを参照して、0から5までのランクの値が記録される。ゴルフ頻度は、図6に示すラウンド頻度テーブルTBL15cを参照して、0から5までのランクの値が記録される。
なお、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11のレコードには、その他の情報を記録してもよい。また、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記憶すべき情報として、ゴルフ利用者の識別情報UID、企業名、企業IDは必須であるが、その他の情報は省略してもよい。さらに、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11をキーとなる情報(例えば、識別情報UID)で紐づけた複数のテーブルで構成し、リレーショナルデータベースとしてもよい。
図24にコンペ基本情報テーブルTBL21のデータ構造を示す。コンペ基本情報テーブルTBL21には登録情報として複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、設定されたコンペごとに割り振られるコンペID、登録日、名称、日程、場所、状態及び企業IDを含む。
名称、日程、場所は、後述のようにゴルフ利用者によってテキスト形式で入力されるものであるため、これらについては入力されたテキストが記録される。
状態とは当該コンペの現況を示すものであり、ステータスマスタテーブルTBL15dに記録されているステータスに該当する値が登録される。ステータスマスタテーブルTBL15dは、図27に示すように、各値とそれに対応する表示用テキストが記録されている。ステータスが1であれば、コンペの状態を表示する欄(図22のB12欄)に参加者募集中と表示され、ステータスが3であれば、同欄にコンペ予定確定、と表示される。
図25にコンペ参加者情報テーブルTBL22のデータ構造を示す。コンペ参加者情報テーブルTBL22には登録情報として複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、コンペ番号、ゴルフ利用者を特定可能な識別情報UID、参加、不参加等を示すステータスが記録されている。ステータスは当該コンペへの参加、不参加等の意思表示の結果を示すものであり、参加ステータスマスタテーブルTBL15eに記録されているステータスに該当する値が記録される。参加ステータスマスタテーブルTBL15eは、図28に示すように、各値とそれに対応する表示用テキストが記録されている。ステータスが1であれば参加の意思表示がなされたことが記録されたこととなり、ステータスが3であれば不参加の意思表示がなされたことが記録されたこととなる。
図26にコンペコメント情報テーブルTBL23のデータ構造を示す。コンペコメント情報テーブルTBL23には登録情報と指定複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、コンペ番号、投稿日、コメントから構成される。投稿日には当該コンペに関してコメントが投稿された日時が記録され、コメントには入力されたテキストが記録される。
説明を図1に戻す。外部管理サーバ3は、SNS利用者を一意に識別する識別情報、SNS利用者の氏名、及びプロフィール画像のリンク先を示すリンク情報などが格納されたSNS利用者情報テーブルTBL31と、SNS利用者の友達関係を示す友達情報が格納されたSNS友達情報テーブルTBL32を備える。さらに、外部管理サーバ3は、各種のAPI(Application Program Interface)を実行可能であり、管理サーバ1からのパラメータを含む要求を受信すると、SNS利用者情報テーブルTBL31又はSNS友達情報テーブルTBL32から所定の情報を抽出して管理サーバ1に返信するようになっている。
管理サーバ1は、各ゴルフ利用者に対してマイページを提供する。マイページには、各種のゴルフに関する情報が集約されて表示される。図15にマイページの一例を示す。同図に示すように領域X1には、本人のプロフィール画像が表示され、領域Y1には、本人のゴルフ友達のプロフィール画像が表示され、さらに、領域Y2には、ゴルフ友達のゴルフ友達のプロフィール画像が表示される。このように、ゴルフ友達と、ゴルフ友達のゴルフ友達とが、異なる領域Y1及びY2に表示されるので、本人は、階層的な友達関係を容易に把握することが可能となる。なお、領域Y1及びY2にゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達を表示する際には、親密度を算出し、親密度の高い順に手前側から表示している。なお、親密度の算出は、ゴルフ情報アプリケーション内における交流の頻度や、共通のゴルフ友達の数等によって算出するようにすればよい。
次に、外部管理サーバ3が備えるSNS利用者情報テーブルTBL31とSNS友達情報テーブルTBL32について説明する。図7にSNS利用者情報テーブルTBL31のデータ構造を示す。SNS利用者情報テーブルTBL31には複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、氏名、性別、住所、勤務先、SNS利用者を一意に識別する識別情報UID(アカウントとして機能する)、及びメールアドレスを含む。これらの情報は、SNS利用者が登録した個人情報である。なお、「氏名」は一例であって、ニックネーム等でも良いことはもちろんである。
図8にSNS友達情報テーブルTBL32のデータ構造を示す。SNS友達情報テーブルTBL32には複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、アクション元の識別情報、アクション先の識別情報、ステータス、及び申請日時を含む。アクション元は、友達申請を行ったSNS利用者であり、アクション先は、友達申請されたSNS利用者である。ステータスは、友達申請の状態を示し、申請中が「0」、承諾が「1」、タイムアウトが「2」で表される。タイムアウトとは、申請日時から所定期間が経過しても、アクション先のSNS利用者が、友達申請を承諾するか拒否するかを明らかにしない場合である。図8に示す例では、UIDが「0zz99x999」のSNS利用者は、UIDが「6zz99x999」のSNS利用者に友達申請を行い、承諾されている。
友達関係を記憶する場合に、アクション元(申請元)とアクション先(申請先)を分けて記憶したのは、記憶容量を削減する利点がある。仮に、あるSNS利用者の識別情報UIDと当該SNS利用者と友達関係にある全てのSNS利用者の識別情報UIDとを対応づけて記憶したとすると、2倍の記憶容量が必要となる。例えば、SNS利用者aがアクション元でありSNS利用者bがアクション先であるとする。各SNS利用者ごとに友達関係にあるSNS利用者の識別情報を記憶する場合には、利用者aについて利用者bが友達関係にあることを記憶し、さらに、利用者bについて利用者aが友達関係にあることを記憶する必要がある。これに対して、本実施形態では、アクション先の識別情報とアクション元の識別情報とを対応づけて1つのレコードに記憶するので記憶容量を半分にすることができる。また、ステータスを更新する場合でも半分の処理となる。
図9に管理サーバ1の構成を示す。この図に示すように、管理サーバ1は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30、CPU30の作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)31、ブートプログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)32、各種のプログラムやデータを記憶するハードディスク33、キーボードやマウスなどを含む入力部34、画像を表示するディスプレイ35、通信網NETを介して外部の装置と通信を行う通信インターフェース36、及びコンパクトディスクなどの情報記録媒体を読み取る読取装置37を備える。ハードディスク33は、上述した記憶部15に相当し、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11、利用者ログ管理テーブルTBL13、設定値管理マスターテーブルTBL15を格納する。なお、外部管理サーバ3も管理サーバ1と同様に構成されている。但し、ハードディスク33には、SNS利用者情報テーブルTBL31と、SNS友達情報テーブルTBL32とが格納される。
図10に端末装置2の構成を示す。端末装置2は、装置全体を制御するCPU40、CPU40の作業領域として機能するRAM41、ブートプログラムなどを記憶したROM42、各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置43、テンキーなどを含む入力部44、画像を表示するディスプレイ45、及び通信網NETを介して外部の装置と通信を行う通信インターフェース46を備える。なお、入力部がタッチパネルである場合は、ディスプレイ45がタッチパネルである入力部44を兼ねることとなる。入力部44は単一のデバイスで構成しても、複数のデバイスを組み合わせて構成しても良い。
<2.サービス提供システムの動作>
本実施形態のサービス提供システム100では、ゴルフ利用者の端末装置2において、ゴルフ友達の階層構造を示す関係図を表示させることができ、また、ゴルフコンペの申し込み、及び、ゴルフコンペのイベントウォール等を表示させることができる。以下、関係図を表示させる表示処理と、ゴルフ友達のゴルフ友達と一緒にゴルフに行くことについての仲介を依頼する仲介依頼処理について説明する。
<2−1:表示処理>
図11及び図12に表示処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示す。端末装置2のSNS利用者(ゴルフ利用者でもある)が、ウェブブラウザ上で動作したり、端末装置2にインストールされて動作するアプリケーションを起動して、SNSサイトにアクセスすると、端末装置2のディスプレイ45には、ログイン画面が表示される。このログイン画面には、識別情報UIDとパスワードとを入力する入力ボックスが表示される。利用者が、入力ボックスに入力して送信ボタンを押すと、端末装置2は、入力した識別情報UID及びパスワードを含むログイン要求を外部管理サーバ3に送信する。
ログイン要求を外部管理サーバ3が受信すると、外部管理サーバ3は認証処理を実行する(S300)。具体的には、外部管理サーバ3のCPUは、識別情報UIDとパスワードとの組みが記憶されているか否かを判定し、判定条件を充足する場合にはログインを許可し、判定条件が充足されない場合にはログインを拒絶する。そして、CPUは判定結果を示すログイン応答を端末装置2に送信させる。なお、図11に示す例では、ログインが許可されたものとする。一度、端末装置2で入力された識別情報UIDとパスワードとの組みは、端末装置2に所定期間記憶されて、当該所定期間内であればログインを省略可能としてもよい。
この後、SNS利用者がメニューの中からゴルフ情報アプリケーションを選択すると(S200)、端末装置2は、マイページ閲覧要求を管理サーバ1に送信する。管理サーバ1はマイページ閲覧要求を受信すると、マイページ閲覧要求に含まれる本人の識別情報UIDを取得し、本人の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S100)。
外部管理サーバ3が、本人の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、友達情報テーブルTBLにアクセスし、当該識別情報UIDがアクション元又はアクション先として記録されているレコードを抽出する(S301)。さらに、CPUは、これらのレコードにアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDをキーとしてSNS利用者情報テーブルTBL31から企業名等を含むSNS利用者情報を抽出する(S301)。この後、外部管理サーバ3は、抽出したSNSの友達情報及びSNS利用者情報を含む友達リストを管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1が、友達リストを受信して、SNSの友達情報及びSNS利用者情報を取得すると(S101)、管理サーバ1は、本人のSNS友達の識別情報UIDを特定する(S102)。具体的には、友達情報のレコードにおいてアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、本人の識別情報UID及び重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDを本人のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。この結果、図13Aに示すように本人と友達関係にあるSNS友達を特定することができる。この後、管理サーバ1は、SNS友達の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S103)。
外部管理サーバ3が、SNS友達の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、SNS友達情報テーブルTBL32にアクセスし、当該識別情報UIDがアクション元又はアクション先として記録されているレコードを抽出する(S302)。この後、外部管理サーバ3は、抽出したSNSの友達情報を含む友達リストを管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1が、友達リストを受信して、SNS友達のSNS友達について友達情報を取得すると(S104)、管理サーバ1は、SNS友達のSNS友達について識別情報UIDを特定する(S105)。具体的には、友達情報のレコードにおいてアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDをSNS友達のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。この結果、図13Bに示すように本人と友達関係にあるSNS友達及びSNS友達のSNS友達を特定することができる。この後、管理サーバ1は、SNS友達のSNS友達の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S106)。
外部管理サーバ3が、SNS友達のSNS友達の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、SNS利用者情報テーブルTBL31にアクセスし、当該識別情報UIDが記録されているレコードを抽出する(S303)。この後、外部管理サーバ3は、抽出したSNS利用者情報を管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1が、SNS利用者情報を受信すると(S107)、図12に示すように、管理サーバ1のCPU30は、SNS友達及びSNS友達のSNS友達の識別情報UIDとゴルフ利用者の識別情報UIDに基づいてゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達を特定する(S108)。具体的には、S102で特定したSNS友達の識別情報UIDのうち、ゴルフ利用者の識別情報UIDと一致するものを、ゴルフ友達の識別情報UIDとする。また、S105で特定したSNS友達のSNS友達の識別情報UIDのうち、ゴルフ利用者の識別情報UIDと一致するものを、ゴルフ友達のゴルフ友達の識別情報UIDとする。このようにして図2示すようにゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達が特定される。
次に、管理サーバ1のCPU30は、関係図を表示させる表示情報を生成する(S109)。ここで、CPU30は、ゴルフ利用者のプロフィール画像を画面に配置する表示情報を生成する。送信データ量を削減するため、プロフィール画像は、画像データのアドレスを示すリンク情報として与えられる。なお、リンク情報の代わりにプロフィール画像データを表示情報に含ませてもよい。
まず、CPU30は、「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」に大別し、仮想的な画面に全ての「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した関係図を生成する。ここで、複数のゴルフ友達がいる場合、それをどのように配置するかにについては、各種の方法がある。例えば、ランダムに配置してもよいし、あるいは、本人とゴルフ友達との親密度を算出し、親密度が高いゴルフ友達ほど、本人の近くに配置するようにしてもよい。本実施形態では、親密度が高いゴルフ友達ほど手前側に表示している。
また、本実施形態では、「ゴルフ友達」のプロフィール画像のアイコンは、「ゴルフ友達のゴルフ友達」のプロフィール画像のアイコンよりも大きくする。表示すべき人数が多い場合には、仮想的に画面の大きさは端末装置2のディスプレイ45で表示される画面より大きくなる。この場合には、端末装置2において、仮想的な画面を表示可能な大きさに切り出してディスプレイ45に表示することになる。
CPU30は、「ゴルフ友達」を仮想的な画面の一番手前から埋め、その後、「ゴルフ友達のゴルフ友達」を埋めていく。例えば、全ての「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した画面が図14に示す画面Wであるとする。「ゴルフ友達」を一番手前の画面に配置し、「ゴルフ友達」の配置が完了した後、「ゴルフ友達のゴルフ友達」を配置する。この場合、CPU30は、領域r1→領域r2→領域r3…の順に「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置する。なお、1つの領域に表示可能な人数は予め設定で決められているが、任意の人数に変更可能としても良い。
端末装置2のディスプレイ45において最初に表示されるのが画面領域R1である。この場合、領域r1は図15に示す表示領域Y1に相当し、領域r2は表示領域Y2に相当する。図15に示すボタンB2をクリックすると、ディスプレイ45に画面領域R2が表示される。この場合、領域r2は図15に示す表示領域Y1に相当し、領域r3は表示領域Y2に相当する。この状態で、ボタンB1をクリックすると、ディスプレイ45に画面領域R1が表示される。
即ち、端末装置2のディスプレイ45は、画面を所定の方向にスライドして画面サイズよりも大きなサイズの関係図を表示できるようになっている。管理サーバ1のCPU30は、ディスプレイ45の画面サイズに「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」を配置できない場合、画面サイズよりも大きな領域に「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した関係図を表示するために必要な表示情報を生成する。
説明を図12に戻す。次に、管理サーバ1は、企業IDの更新処理を行う(S110)。具体的には、外部管理サーバ3から取得したSNS利用者情報に含まれる企業名と、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記録されている企業名とが一致しているかどうかを確認する。一致していない場合には、図4に示す企業テーブルTBL15aを参照して企業IDを読み取り、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記録する。この時、一致する企業IDが存在しない場合には、新たに企業IDを生成するようにしてもよい。なお、企業IDの更新処理の詳細については後述する。
次に、管理サーバ1は、表示情報を含むマイページ閲覧応答を端末装置2に送信する(S110)。端末装置2がマイページ閲覧応答を受信すると、CPU40はディスプレイ45に「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した関係図を表示する(S201)。本実施形態では、図14及び図15に示すように「ゴルフ友達」が手前に配置され、「ゴルフ友達のゴルフ友達」が「ゴルフ友達」より奥に配置されるので、ゴルフ利用者は、ゴルフ友達の階層関係を容易に把握することができる。さらに、本人とより関係の深い「ゴルフ友達」は「ゴルフ友達のゴルフ友達」よりも大きなアイコンで表示されるので、両者の階層関係を一見して把握することができる。加えて、「ゴルフ友達のゴルフ友達」は、本人のゴルフ友達のそれぞれに対して友達関係があるので、「ゴルフ友達」よりも人数が多いのが通常である。「ゴルフ友達のゴルフ友達」のアイコンを「ゴルフ友達」のアイコンよりも小さくすることによって、効率の良い表示が可能となる。
<2−2:企業名と企業IDの登録処理及び更新処理>
次に、本実施形態におけるゴルフ利用者が所属する企業名と企業IDの登録処理及び更新処理について説明する。本実施形態においては、ゴルフ利用者が所属する企業名と企業IDの登録は、SNS利用者がゴルフ情報アプリケーションを利用するゴルフ利用者として最初に利用者登録する際に行われる。また、ゴルフ利用者が所属する企業名と企業IDの更新処理は、ゴルフ利用者がゴルフ情報アプリケーションにログインする度に行われる。
まず、図16を参照して、ゴルフ利用者が所属する企業名と企業IDの登録処理について説明する。外部管理サーバ3において提供されるSNSにおいては、SNS利用者の勤務先をSNS上のプロフィール情報として登録可能になっている。そこで、本実施形態では、SNS利用者がゴルフ情報アプリケーションを利用するゴルフ利用者として最初に利用者登録する際に、SNSにおいて登録されているSNS利用者の勤務先情報を管理サーバ1によって取得し、管理サーバ1によってゴルフ利用者の所属する企業名として登録する。また、企業名に企業IDを対応させて登録する。つまり、図16は、SNS利用者がゴルフ情報アプリケーションを利用するゴルフ利用者として最初に利用者登録する際に実行される処理を示している。
本実施形態では、ゴルフ情報アプリケーションへの利用者登録は、SNSにログインした状態でゴルフ情報アプリケーションにアクセスしたときに行われるため、SNS利用者本人の識別情報UIDは外部管理サーバ3において認識されている。そこで、外部管理サーバ3のCPUは、認識しているSNS利用者本人の識別情報UIDを管理サーバ1に送信する(S310)。なお、SNS利用者がゴルフ利用者としてゴルフ情報アプリケーションに最初に利用者登録を行う際、所定の許諾を要求する画面を端末装置2のディスプレイ45に表示させることとしてもよい。その場合、SNS利用者から許諾する旨の操作を受け付けると、外部管理サーバ3から管理サーバ1に対してSNS利用者本人の識別情報UIDが送信される。
管理サーバ1のCPU30は、受信した識別情報UIDを、ゴルフ利用者の識別情報UIDとしてゴルフ利用者情報テーブルTBL11に登録する。そして、当該ゴルフ利用者の識別情報UIDと共に、当該ゴルフ利用者の勤務先情報を外部管理サーバ3に対して要求する(S131)。この要求を受信した外部管理サーバ3は、識別情報UIDに基づいてプロフィール情報を参照し、プロフィール情報として登録されている勤務先の情報を抽出する(S311)。勤務先情報としては、本実施形態においては勤務先の企業名が登録されているものとする。勤務先の情報の登録は任意なので、実際に勤務していても勤務先情報が登録されていないことがある。また、学生や働いていない利用者についても勤務先情報は登録されていない。このような場合には、勤務先が登録されていない旨の情報が抽出されることになる。外部管理サーバ3のCPUは、抽出した勤務先情報または勤務先が登録されていない旨の情報を管理サーバ1に送信する。
勤務先情報を受信した管理サーバ1のCPU30は、この勤務先情報をゴルフ利用者の所属する企業名として取得する(S132)。次に、管理サーバ1のCPU30は、取得した企業名が、図4に示す企業テーブルTBL15aに登録されている企業名と一致するかどうかを判定する(S133)。本実施形態においては、企業テーブルTBL15aには既にいくつかの企業名と、その企業名に対応する企業IDが登録されているものとする。取得した企業名が企業テーブルTBL15aに登録されている企業名と一致しない場合には(S133;NO)、当該企業名を企業テーブルTBL15aに新たに登録し、当該企業名に対応する企業IDを割り当てて企業テーブルTBL15aに登録する(S134)。例えば、企業IDはシリアル番号形式にして+1ずつ増やして行ってもよいし、重複しないようにランダムに生成するようにしてもよい。
また、取得した企業名が企業テーブルTBL15aに登録されている企業名と一致した場合には(S133;YES)、一致した企業名に対応する企業IDを取得する(S135)。新たに企業IDを割り当てた場合にも(S133;NO、S134)、その企業IDを取得する(S135)。そして、管理サーバ1のCPU30は、取得した企業IDを当該ゴルフ利用者の識別情報UIDと関連付けてゴルフ利用者情報テーブルTBL11に登録する(S136)。
次に、図17を参照して、ゴルフ利用者が所属する企業名と企業IDの更新処理について説明する。SNS利用者は、SNSの利用開始時にはプロフィール情報に勤務先を登録していなくても、後から勤務先を登録する場合がある。また、学生が新たに勤務した場合にも同様である。さらに、勤務先が変わった場合には、プロフィール情報の勤務先を更新することがある。そこで、本実施形態では、上述のようにゴルフ情報アプリケーションの利用登録時に企業名と企業IDの登録処理を行うが、勤務先情報が更新された場合を考慮して、ゴルフ利用者がゴルフ情報アプリケーションにログインする度に、あるいは、毎日深夜0時などにゴルフ利用者が所属する企業名と企業IDの更新処理を行っている。つまり、図17は、ゴルフ利用者がゴルフ情報アプリケーションにログインする度に、または、毎日深夜0時などに実行される処理を示している。
図17に示すように、管理サーバ1のCPU30は、ゴルフ利用者本人の識別情報UID及びゴルフ利用者本人の勤務先情報の要求を外部管理サーバ3に送信する(S140)。識別情報UIDを受信した外部管理サーバ3のCPUは、識別情報UIDに基づいてプロフィール情報を参照し、プロフィール情報として登録されている勤務先の情報を抽出する(S320)。そして、外部管理サーバ3のCPUは、抽出した勤務先情報または勤務先が登録されていない旨の情報を管理サーバ1に送信する。
勤務先情報を受信した管理サーバ1のCPU30は、この勤務先情報をゴルフ利用者の所属する企業名として取得する(S141)。次に、管理サーバ1のCPU30は、取得した企業名が、図3に示すゴルフ利用者情報テーブルTBL11に登録されている当該ゴルフ利用者の企業名と一致するかどうかを判定する(S142)。一致する場合には(S142;YES)、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11の登録情報を更新する必要がないので、処理を終了する。
しかし、一致しない場合には(S142;NO)、図4に示す企業テーブルTBL15aに登録されている企業名と、取得した企業名とが一致するかどうかを判定する(S143)。取得した企業名が企業テーブルTBL15aに登録されている企業名と一致しない場合には(S143;NO)、当該企業名を企業テーブルTBL15aに新たに登録し、当該企業名に対応する企業IDを割り当てて企業テーブルTBL15aに登録する(S144)。
また、取得した企業名が企業テーブルTBL15aに登録されている企業名と一致した場合には(S143;YES)、一致した企業名に対応する企業IDを取得する(S145)。新たに企業IDを割り当てた場合にも(S143;NO、S144)、その企業IDを取得する(S145)。そして、管理サーバ1のCPU30は、取得した企業IDを当該ゴルフ利用者の識別情報UIDと関連付けてゴルフ利用者情報テーブルTBL11に上書きして登録し、更新処理を行う(S146)。
以上のように、本実施形態においては、ゴルフ利用者がSNSにおいてプロフィール情報に勤務先を登録している場合には、その勤務先をゴルフ利用者の所属する企業名及び当該企業名に対応する企業IDとしてゴルフ利用者情報テーブルTBL11に登録し、随時更新している。したがって、後述するように、ゴルフコンペの申込みがあった場合に、申込みを行った本人が属している企業に所属するゴルフ利用者、及び、相手先の企業に所属するゴルフ利用者に対してゴルフコンペへの勧誘の通知を行うことができる。
<2−3:ランキング表示>
図15に示すマイページの画面において、企業アイコンX3を押下すると、図18に示すようなランキング表示画面P1がポップアップ表示される。本実施形態においては、実際にゴルフに行った時のスコアや同伴者について報告を行うラウンド報告、同一企業に所属するゴルフ利用者間の交流の度合い、あるいは、ゴルフ情報アプリケーション内におけるいいねやコメント等のアクティビティのレベル等を利用者ログテーブル(図示せず)において管理する。そして、各企業ごとに前記アクティビティのレベル等を集計し、各企業のゴルフに対する興味の深さあるいは熱意等を表す企業ゴルフ熱を算出する。ランキング表示画面P1は、各企業の企業ゴルフ熱のランキングを示す画面である。
ランキング表示画面P1においては、ゴルフ情報アプリケーションにログインしている本人が所属する企業に関する情報の表示領域が最上部に設けられる。企業に関する情報の表示領域は、企業アイコンの表示領域D1、企業名表示領域D2、企業ランキング表示領域D3を備えている。
企業アイコンの表示領域D1には、企業アイコンX4が表示される。企業アイコンX4はゴルフ利用者が登録できるようになっている。企業名表示領域D2には企業名が表示され、企業ランキング表示領域D3には、上述のようにして決定される当該企業のランキング順位が表示される。企業名表示領域D2に表示される企業名または企業ランキング表示領域D3に表示されるランキング順位を押下することにより、本人が所属する企業の情報を表示する画面に切り替わるようになっている。
なお、本人がSNSにおいて勤務先を登録していない場合には、企業名表示領域D2及び企業ランキング表示領域D3において、例えば、「SNSプロフィールの勤務先が未設定です。設定するとあなたの勤務先が企業ゴルフランキングに表示されます。」のような表示を行うようにすればよい。そして、この表示を押下すると、勤務先設定ページをポップアップ表示させるようにしてもよい。
ランキング表示画面P2の中心部には、企業ランキング表示領域が設けられる。企業ランキング表示領域は、「すべて」と表示されたタブD4と、「注目企業」と表示されたタブD5のいずれかを押下することにより全ての企業のランキング表示と、注目企業として設定した企業のランキング表示に切り替えることができる。図18に示す例では、「すべて」と記載されたタブD4が選択された状態であり、全ての企業のランキング表示が行われる。図18に示す例では、14位の企業までしか表示されていないが、右端に表示されているスクロールバーD15を押下しながら移動させることにより、ランキング表示される範囲を変更することが可能になっている。
ランキング表示領域は、順位表示領域D8、順位変動表示領域D9、注目企業設定ボタン表示領域D10、企業名表示領域D11、データ比較ボタン表示領域D12、企業ゴルフ熱表示領域D13、今週分の企業ゴルフ熱表示領域D14を備えている。また、ランキング表示領域の右上には、ランキングトップの位置に表示を移動させるための「トップへ」と表示されたボタンD6と、本人が所属している企業に関する情報を表示させるための「所属企業へ」と表示されたボタンD7が表示されている。
順位変動表示領域D9には、企業の順位の変動に応じて矢印アイコンX5が表示される。また、新たにランキング入りした企業については、「NEW」と表示されたアイコンX10が表示される。なお、順位変動の管理処理の詳細については後述する。
注目企業設定ボタン表示領域D10には、星形アイコンX6が表示されており、星形アイコンX6を押下すると星形アイコンX6の色が変化してその企業を注目企業として選択することができる。図18に示す例では、1位、3位、5位、9位、11位、14位の企業が注目企業として選択されている。なお、星形アイコンX6を再度押下することにより、注目企業としての選択を解除することができる。
企業名表示領域D11には、企業名X7が表示される。企業名X7を押下することにより、当該企業の情報を表示する画面に切り替わるようになっている。企業情報の画面の詳細については後述する。
データ比較ボタン表示領域D12には、データ比較ボタンX8が表示される。所定の企業のデータ比較ボタンX8を押下することにより、本人が所属する企業と、当該所定の企業とのデータを比較する画面が表示されるようになっている。
企業ゴルフ熱表示領域D13には、最新12週分の企業ゴルフ熱が表示される。また、今週分の企業ゴルフ熱表示領域D14には、今週分の企業ゴルフ熱が表示される。また、今週分の企業ゴルフ熱表示領域D14には、ゲージX9が表示される。ゲージX9は、その企業の今週分の企業ゴルフ熱が、今週分の企業ゴルフ熱の最高ポイントに対して、どのくらいの割合であるかを示している。つまり、今週分の企業ゴルフ熱の最高ポイントを100%とした場合に、その企業の今週分の企業ゴルフ熱が何%であるかを示している。なお、ゲージX9は、静的に表示してもよいし、ゲージの長さが変化するように動的に表示してもよい。
<2−4:企業データ画面表示処理>
本実施形態においては、図18に示す全体のランキング表示画面において、企業名または企業アイコンを押下すると、図19に示す企業データ画面P2がポップアップ表示される。
企業データ画面P2は、企業名表示領域E13、当該企業のアイコン表示領域E14、登録人数表示領域E13、ランキング表示領域E14、企業データタブE15、所属メンバータブE16、メニューボタンE17、ログインユーザー数表示領域E18、近況報告数表示領域E19、リアクション数表示領域E20、及び、新規登録者数表示領域E21を備えている。
登録人数表示領域E13には、当該企業に所属しているゴルフ利用者の人数を表示する。ランキング表示領域E14には、当該企業の企業ゴルフ熱の順位を表示する。
メニューボタンE17は、「今週の活動力」、「企業ゴルフ熱」、「年齢分布」、「性別分布」、「ラウンド頻度分布」、「平均スコア分布」、及び、「ゴルフ友達数分布」の7種類のボタンを備えている。図19は、「今週の活動力」のボタンが選択されている状態を示している。ログインユーザー数表示領域E18には、当該企業に所属しているゴルフ利用者のうち、当該週にログインしたゴルフ利用者の人数が表示される。近況報告数表示領域E19には、当該企業に所属しているゴルフ利用者によって、当該週に近況報告を投稿した人数が延べ数で表示される。なお、近況報告は、ゴルフ情報アプリケーションにおけるアクティビティの一つで、ゴルフ利用者が文章等を入力して投稿することにより、自分の近況を報告できるようになっている。リアクション数表示領域E20には、当該週において、前記近況報告に対していいねを投稿した人数と、前記近況報告に対してコメントを投稿した人数の合計がリアクション数として表示される。新規登録者数表示領域E21には、当該企業に所属しているゴルフ利用者として当該週に登録された人数が表示される。
また、メニューボタンE17の「企業ゴルフ熱」のボタンが押下された場合には、企業ゴルフ熱の算出の基礎となった要素がゲージの形式で表示される。メニューボタンE17の「年齢分布」のボタンが押下された場合には、当該企業に所属するゴルフ利用者の年齢分布を、例えば、20代以下、30代、40代、50代、60代、70代、80代に分けて表示する。表示の形式としては、円グラフ等を用いることができる。メニューボタンE17の「性別分布」のボタンが押下された場合には、当該企業に所属するゴルフ利用者の性別分布を、男性、女性、未定に分けて表示する。表示の形式としては、円グラフ等を用いることができる。メニューボタンE17の「ラウンド頻度分布」のボタンが押下された場合には、当該企業に所属するゴルフ利用者のラウンド頻度分布を、例えば、年に20回以上、10回以上、5回以上、2・3回、1回、殆どないに分けて表示する。表示の形式としては、円グラフ等を用いることができる。メニューボタンE17の「平均スコア分布」のボタンが押下された場合には、当該企業に所属するゴルフ利用者の平均スコア分布を、例えば、60〜80、81〜90、91〜100、101〜110、111以上、未定に分けて表示する。表示の形式としては、円グラフ等を用いることができる。メニューボタンE17の「ゴルフ友達数分布」のボタンが押下された場合には、当該企業に所属するゴルフ利用者のゴルフ友達数を算出し、その友達数の分布を、例えば、10人未満、20人未満、30人未満、50人未満、100人未満、200人未満、500人未満、501人以上に分けて表示する。表示の形式としては、円グラフ等を用いることができる。
また、図19に示す企業データ画面P2には、「コンペを申し込む」ボタンE30が表示されており、「コンペを申し込む」ボタンE30を押下することにより、企業データ画面P2に表示されている企業に対してゴルフコンペを申し込むことができる。
<2−5:コンペ申込み処理>
以下、図20乃至図23に基づいて本実施形態におけるコンペ申込み処理について説明する。図23に示すように、端末装置2において図19に示す企業データ画面P2において「コンペを申し込む」ボタンE30が押下されてコンペの申込みが行われると(S210)、端末装置2のCPU40は、ゴルフ情報アプリケーションにログインしている本人の識別情報UID及び企業データ画面P2において表示されていた企業の企業IDと共に、コンペ申込み画面の閲覧要求を管理サーバ1に対して送信する。
本人の識別情報UID、企業データ画面P2において表示されていた企業の企業ID、及び、コンペ申込み画面の閲覧要求を受信した管理サーバ1のCPU30は、本人の識別情報UIDをコンペ申込者の識別情報UIDとして認識する。また、CPU30は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11を用いて、本人の識別情報UIDに対応する企業IDを読み取り、この企業IDをコンペ申込み側の企業の企業IDとして認識する。さらに、企業データ画面P2において表示されていた企業の企業IDを、コンペの相手先の企業の企業IDとして認識する。CPU30は、以上の情報に基づいて、コンペ申込み画面の表示情報を生成し、この表示情報と共にコンペ申込み画面の閲覧応答を端末装置2に送信する(S150)。
コンペ申込み画面の閲覧応答を受信した端末装置2のCPU40は、コンペ申込み画面の表示情報に基づいて、図20に示すようなコンペ申込み画面P2を表示させる(S211)。図20に示すコンペ申込み画面P3は、タイトル表示領域F1、企業名表示領域F2、詳細・備考表示領域F3、確認ボタンB10、及び、キャンセルボタンB11を備えている。
タイトル表示領域F1は、初期画面では空欄として表示されており、コンペのタイトルを自由に入力することができる(S212)。企業名表示領域F2には、コンペ申込み側の企業の企業名表示X20と、相手先の企業の企業名表示X21が表示されている。但し、ゴルフ利用者が企業名を入力するようにしてもよい(S212)。詳細・備考表示領域F3は、この領域を押下することにより、コンペの詳細を入力することができる。但し、入力は任意で、未入力のままでも構わない。
入力内容を確認した後に確認ボタンB10を押下することにより、端末装置2のCPU40は、入力内容に基づく情報と共に、コンペ申込み処理要求を管理サーバ1に送信する。コンペ申込み処理要求を受信した管理サーバ1のCPU30は、コンペ基本情報テーブルTBL21に、当該コンペを識別するコンペ番号を割り当てるとともに、登録日及び企業IDを登録する。また、ステータスは初期設定では1、すなわち参加者募集中が登録される。また、タイトル表示領域F1に入力されたタイトルは、コンペ基本情報テーブルTBL21の名称欄に登録される。また、CPU30は、コンペのイベントウォール画面の表示情報を生成すると共に、リンク先としてイベントウォール画面の表示ページを含むコンペへの勧誘メッセージの作成を行う(S151)。
CPU40は、コンペ基本情報テーブルTBL21に記録されている、コンペの申込み側の企業に所属するゴルフ利用者の識別情報UIDと、コンペの相手先の企業に所属するゴルフ利用者の識別情報UIDとを、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11から抽出し、これらのゴルフ利用者宛にコンペへの勧誘メッセージを通知する(S152)。具体的には、各ゴルフ利用者がゴルフ情報アプリケーションにログインしている状態であれば、図15に示すような各ゴルフ利用者のマイページにおいて、メッセージアイコンX22上に数字や記号等のアイコンを重ねて表示する等して、メッセージがあることを通知すればよい。また、各ゴルフ利用者がゴルフ情報アプリケーションにログインしていない状態であれば、次にログインした際には、メッセージアイコンX22上に数字や記号等のアイコンを重ねて表示する等して、メッセージがあることを通知すればよい。さらに、SNSのメッセージ機能、ウォールまたはタイムラインへの投稿機能等を利用して、SNSのページ上でメッセージがあることを通知するように外部管理サーバ3に要求するようにしてもよい。
また、イベントウォール画面の通知は、図15に示すマイページのウォールアイコンX24上に数字や記号等のアイコンを重ねて表示する等して、イベントがあることを各ゴルフ利用者通知すればよい(S152)。イベントの通知は、コンペ申込み側の企業に所属するゴルフ利用者と、コンペの相手先の企業に所属するゴルフ利用者に対して行ってもよいし、これらの企業に所属していないゴルフ利用者に対して行うようにしてもよい。
図15に示すマイページをゴルフ利用者が閲覧した際に、ウォールアイコンX24上に数字や記号等のアイコン等が表示されていると、ゴルフ利用者は何等かのイベントの通知があったことを知ることができる。そして、ゴルフ利用者がウォールアイコンX24を押下すると、マイページ上には、図21に示すようなイベントリスト画面P4がポップアップ表示されるようになっている。イベントリスト画面P4は、イベントタブX30と、イベントの種類を表示するイベント種類表示欄F5と、イベントの内容を表示するタイトル表示欄F6と、イベントの状態を示す状態表示欄F7とを備えている。
イベントタブX30はウォールにイベントリスト画面P4を表示させるためのタブであり、イベントタブX30に隣接して表示されているニュースタブX31が押下されるとウォールにニュースが表示され、ニュースタブX31に隣接して表示されているすべてタブX32が押下されるとウォールにタイムライン表示が行われる。
タイトル表示欄F6に表示されるタイトルは、図20に示すコンペ申込み画面P3のタイトル入力欄F1に入力したもの、すなわちコンペ基本情報テーブルTBL21の名称欄に登録されたものがそのまま表示される。状態表示欄F7には、コンペ基本情報テーブルTBL21のステータス欄の値及びステータスマスタテーブルTBL15dを参照して、「参加募集中」、「参加者決定」、「コンペ予定確定」等の状態が表示される。これによりイベントリスト画面P4を閲覧したゴルフ利用者は、コンペがどのような状態にあるのかを知ることができる。
以上のようなイベントリスト画面P4に表示されるイベント名を見て、その内容の閲覧を希望するゴルフ利用者は、タイトル表示欄F6を押下することにより、イベントウォールの閲覧を行う(S213)。具体的には、タイトル表示欄F6が押下されると、端末装置2のCPU40は、本人の識別情報UIDと共にイベントウォール閲覧要求を管理サーバ1に対して送信する。イベントウォール閲覧要求を受信した管理サーバ1のCPU30は、イベントウォールの表示情報を生成して、イベントウォール閲覧応答を端末装置2に送信する(S153)。
なお、当該イベントに関する通知を受け取っていない場合は、イベントリスト画面P4には当該イベントに関するタイトルは表示されない。
イベントウォール閲覧応答を受信した端末装置2は、図22に示すようなイベントウォール画面P5をポップアップ表示させる(S214)。イベントウォール画面P5は、タイトル表示欄F10と、メッセージ表示欄F11と、日程表示欄F12と、場所表示欄F13と、参加状況表示欄F14と、コメント入力欄F15と、コメント表示欄F16,F18,F20と、いいね・コメント欄F17,F19と、状態選択ボタンB12と、編集ボタンB12と、追加ボタンB13と、参加ボタンB14と、未定ボタンB15と、不参加ボタンB16と、投稿ボタンB17とを備えている。
タイトル表示欄F10には、コンペ申込み画面P3で入力したイベントタイトル、すなわちコンペ基本情報テーブルTBL21の名称欄に登録されたタイトルがそのまま表示され、メッセージ表示欄F11には、コンペの申込みを行ったゴルフ利用者の識別情報UIDと、当該ゴルフ利用者が所属する企業の企業IDとから、例えば、「A社の小林さんコンペの申込みがありました。よかったら参加しませんか?」というような勧誘メッセージが生成されて、表示される。なお、メッセージ表示欄F11には、コンペの申し込みを行ったゴルフ利用者等がメッセージの記述をできるように構成してもよい。この場合、当該記述されたメッセージをコンペ基本情報テーブルTBL21に記録する。
編集ボタンB12を押下することにより、イベントウォール画面P5を閲覧可能なゴルフ利用者であれば誰でも、日程表示欄F12にコンペの日程を入力し、場所表示欄F13にコンペの場所を入力することができる。コメント入力欄F15とコメント表示欄F16,F18,F20を利用することにより、イベントウォール画面P5上で打ち合わせを行い、日程と場所を決めることができる。日程表示欄F12、場所表示欄F13に入力された情報はコンペ基本情報テーブルTBL21に、コンペ番号と関連付けて記憶される。
参加状況表示欄F14には、参加ボタンB14、未定ボタンB15、及び、不参加ボタンB16を押下した人数が表示される。参加ボタンB14、未定ボタンB15、不参加ボタンB15のいずれかが押下された場合、その旨が当該ゴルフ利用者の識別情報とともに端末装置2から管理サーバ1に送信される。そして管理サーバ1は、参加ステータスマスタテーブルTBL15eを参照して、押下されたボタンに対応するステータス値を特定し、当該特定したステータス値をゴルフ利用者の識別情報及びコンペ番号と関連付けて、コンペ参加者情報テーブルTBL22に記録する。参加状況表示欄F14は、コンペ参加者情報テーブルTBL22に記録された情報から、当該コンペ番号に基づいてレコードを抽出し、ステータスごとにカウントして、参加ボタンB14を押下した人数、未定ボタンB15を押下した人数、不参加ボタンB16を押下した人数を参加状況表示欄F14に表示させる。
コメント入力欄F15にコメントを入力し、投稿ボタンB17を押下することにより、コメント表示欄F16,F18,F20に投稿したコメントが表示される。コメント入力欄F15に記入されて投稿ボタンB17によって投稿されたテキストは、コンペコメント情報テーブルTBL23に、当該コンペ番号及び投稿日時と関連付けて記録される。コメント表示欄に表示する際、コンペコメント情報テーブルTBL23に記録された当該コンペに関するコメントを抽出し、投稿日時が古い順に表示する。表示される数は図22に示す例に限られるものではなく、コメントの数だけ表示されるようになっている。また、コメント表示欄F16,F18には、表示されたコメントに対するいいねやコメントを投稿できるいいね・コメント欄F17,F19が備えられている。例えば、コメント表示欄F18に対していいね・コメント欄F19を押下すると、コメント表示欄F20に表示されたようなコメントを投稿できる。
このようにして、コンペに参加するゴルフ利用者、参加を予定しているゴルフ利用者、あるいは、興味を持っているゴルフ利用者が、コメント入力及び表示欄を通じて打ち合わせを行い、参加者、日程、場所などを決定する。
また、状態選択ボタンB12を押下すると、「参加者募集中」、「参加者決定」、「コンペ予定確定」などの状態を選択することが可能になっている。状態選択ボタンB12は、イベントウォール画面P5を閲覧可能なゴルフ利用者であれば誰でも押下することができ、コメント入力及び表示欄のやり取りを通じて、現在の状態を選択することができる。状態選択ボタンB12で選択した状態は、図21に示すイベントリスト画面P4の状態表示欄F7に反映される。
また、追加ボタンB13を押下することにより、コンペへの勧誘を行う企業を追加することもできる。
なお、イベントウォール画面P5に完了チェックボックス(不図示)を設け、これにチェックを入れることで、以降はイベントリスト画面P4に当該イベントが表示されないように構成してもよい。この場合、コンペ基本情報テーブルTBL21に完了フラグを記録可能とし、完了チェックボックスにチェックが入れられたら完了フラグを「1」として記録する。また、イベントリスト画面P4においてイベントリストを表示する場合、コンペ基本情報テーブルTBL21の各レコードの完了フラグをチェックし、完了フラグが「0」のものを抽出する処理を行うこととなる。その後、イベントリストの表示要求を行ったゴルフ利用者の識別情報に基づいて表示可能なイベントを検索して、イベントリスト画面P4に表示する。
以上のようにして、ゴルフ情報アプリケーション上においてコンペの勧誘を行い、コンペの具体的な内容を決定することができる。
なお、上述の実施形態においては、図18に示すランキング表示において、本人が所属する企業とは異なる企業の企業名を押下することにより、当該企業の企業データ画面P2を表示させ、コンペの申込みを行う例について説明した。しかし、本発明はこのような例に限定されるものではなく、図18に示すランキング表示等において、本人が所属する企業の企業名や企業アイコンを押下して、本人が所属する企業の企業データ画面を表示させ、当該企業内のコンペを設定することも可能である。この場合には、例えば、図19に示す企業データ画面P2における「コンペを申し込む」ボタンE30は、「コンペを設定する」ボタンに変更すればよい。
したがって、本発明によれば、自分のゴルフ友達、及び、ゴルフ友達のゴルフ友達の範囲外のゴルフ利用者に対しても、容易にコンペを申し込むことができる。これにより、自分のゴルフ友達、及び、ゴルフ友達のゴルフ友達の範囲外のゴルフ利用者と容易にバーチャルな交流を図ることができる。さらに、そのバーチャルな交流から現実のゴルフコンペを通じて、現実の人間関係に容易につなげることができる。
特に、ゴルフ友達、あるいは、ゴルフ友達のゴルフ友達でなくても、所属する企業が同じゴルフ利用者同士でバーチャルな打ち合わせが可能となるので、ゴルフ利用者は安心感を得やすいという利点がある。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態では、図19に示す企業データ画面P2を表示させた状態で「コンペを申し込む」ボタンを押下してコンペを申し込む例について説明したが、本実施形態は、まず「コンペを申し込む」ボタンを押下して、その後にコンペを申し込む企業を決定する例について説明する。
図29は本実施形態におけるランキング表示画面P2の例を示している。図24に示すように、本実施形態のランキング表示画面P2には、「コンペを申し込む」ボタンD20が表示されている。
この状態で「コンペを申し込む」ボタンD20が押下されると、図30に示すコンペ申込み画面P6が表示される。図30に示すコンペ申込み画面P6は、図20に示すコンペ申込み画面P3とほぼ同様に構成されるが、企業名入力欄F2には、「コンペを申し込む」ボタンD20を押下した本人が所属する企業の企業名表示X20のみが表示されている。
また、コンペ申込み画面P6には企業選択ボタンB20が備えられている。企業選択ボタンB20が押下されると、図31に示す企業一覧リスト画面P7が表示される。企業一覧リスト画面P7には、図4に示す企業テーブルTBL15aに登録されている企業名が一覧表示されるようになっている。企業一覧リスト画面P7に表示される企業名が押下されると、図20に示すコンペ申込み画面P3のように企業名入力欄F2に相手的の企業名の企業名表示X21が表示され、コンペ申込みボタンB10が表示される。コンペ申込みボタンB10が押下されると、上述した第1実施形態と同様に、コンペを申し込んだ本人が所属する企業に所属するゴルフ利用者、及び、相手先の企業に所属するゴルフ利用者に、コンペへの勧誘メッセージが通知され、イベントウォール画面の閲覧が可能になる。
また企業一覧リスト画面P7には、本人が所属する企業も表示されるため、企業一覧リスト画面P7から本人が所属する企業を選択した場合には、当該企業内のコンペ設定となる。この点も上述した第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
上述した実施形態においては、コンペの日程と場所については、イベントウォール画面において打ち合わせを行うようになっている。しかし、本実施形態においては、コンペへの勧誘の通知を行う際に、場所を提示し、日程候補を挙げるように構成されている。
図19に示す企業データ画面P2において、コンペ申込みボタンE30が押下されると、図32に示すコンペ申込み画面P8が表示される。コンペ申込み画面P8は、図20に示すコンペ申込み画面P3とほぼ同様に構成されるが、日程入力欄F30と、場所入力欄F31を備えている。
日程入力欄F30は、第1候補から第3候補までを入力することができる。入力はプルダウン表示から選択するようにしてもよいし、直接日付を入力するようにしてもよい。
場所入力欄F31は、コンペの場所を一カ所入力するようになっている。入力はプルダウン表示から選択するようにしてもよいし、直接日付を入力するようにしてもよい。
コンペ申込み画面P8で日程と場所を入力した後に、コンペ申込みボタンB10が押下されると、コンペを申し込んだ本人が所属する企業に所属するゴルフ利用者、及び、相手先の企業に所属するゴルフ利用者に図33に示すメッセージが通知される。あるいは、図33に示すメッセージ画面のリンクを含んだメッセージが通知される。
図33に示すメッセージ画面P9は、コンペの申込み者名とコンペの場所を含む勧誘メッセージ表示欄F40と、参加ボタンF41と、不参加ボタンF42と、日程選択ボタンF43,F44,F45と、送信ボタンB21と、キャンセルボタンB22を備える。
このメッセージを受信したゴルフ利用者は、参加ボタンF41か不参加ボタンF42のいずれかを選択し、参加ボタンF41を選択した場合には、日程選択ボタンF43,F44,F45のいずれかを選択して、送信ボタンB21を押下する。キャンセルする場合には、キャンセルボタンB22を押下する。
管理サーバ1は、図34に示すコンペ申込み管理テーブルTBL13と、図35に示すコンペ申込み管理テーブルTBL14とを備えている。コンペ申込み画面P8によるコンペ申込みが行われると、それぞれのコンペ申込みにはコンペ番号が付与され、コンペ申込み管理テーブルTBL13において、申込者の識別情報UID、申込者の所属企業名、申込者の所属企業の企業ID、申込日時、相手先の企業、及び、相手先の企業IDが記録される。また、メッセージ画面P9による返信が行われた場合には、コンペ申込み管理テーブルTBL14により、コンペ番号、メッセージの受信者(返信者)の識別情報UID、所属企業名、所属企業ID、参加の可否、日程の希望が記録される。不参加の時は参加フラグとして0が記録され、参加の時には参加フラグとして1が記録される。また、希望する日程に対応するフラグが1として記録される。
このように構成した場合でも、自分のゴルフ友達、及び、ゴルフ友達のゴルフ友達の範囲外のゴルフ利用者に対しても、容易にコンペを申し込むことができる。これにより、自分のゴルフ友達、及び、ゴルフ友達のゴルフ友達の範囲外のゴルフ利用者と容易にバーチャルな交流を図ることができる。さらに、そのバーチャルな交流から現実のゴルフコンペを通じて、現実の人間関係に容易につなげることができる。
なお、本実施形態では、日程を第1希望から第3希望まで挙げるように構成したが、場所についても同様に複数の候補を挙げるように構成してもよい。また、日程と場所を組み合わせた複数の候補を入力可能に構成してもよい。
また、本実施形態では、コンペの相手先の企業を選択した後にコンペ申込み画面P8を表示される例について説明したが、コンペ申込み画面P8に図30のように企業選択のボタンを表示させて企業の選択を行うようにしてもよい。
さらに、本人が所属する企業内のコンペ設定を行う場合にも、コンペ申込み画面P8を用いてコンペの申込みを行うようにしてもよい。
<第4実施形態>
図36を参照して第4実施形態のサービス提供システム100Aについて説明する。第3実施形態のサービス提供システム100Aは、第2実施形態のサービス提供システム100Aから外部管理サーバ3を除いたものである。図36に第3実施形態に係るサービス提供システム100Aのブロック図を示す。サービス提供システム100Aでは、第1実施形態及び第2実施形態のようにゴルフ利用者はSNS利用者に含まれるといった関係はない。
管理サーバ1Aは、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11と、ゴルフ友達情報テーブルTBL12とを記憶した記憶部15を備える。また、記憶部15には、管理サーバ1Aを制御するプログラムが記憶されている。
管理サーバ1Aは、本人(所定のゴルフ利用者の一例)の端末装置2から本人の友達関係を表示する要求を受信すると、ゴルフ友達情報に基づいて、本人と友達関係を有するゴルフ友達(第1の特定利用者)を抽出し、ゴルフ友達と友達関係を有するゴルフ友達のゴルフ友達(第2の特定利用者)を抽出する第1抽出部12と、記憶部15に記憶されているゴルフ利用者の識別情報UID及び所属する企業情報等から、企業ごとにゴルフ利用者の識別情報UID等を抽出する第2抽出部13と、コンペに関する勧誘の通知を申し込み者の所属する企業に所属するゴルフ利用者及び相手先の企業に所属するゴルフ利用者に通知する通知部14と、第1抽出部12で特定したゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達の関連性を示す関係図を表示するために必要な情報、及び後述するゴルフ友達のゴルフ友達と本人とに共通のゴルフ友達を表示するために必要な情報を含む応答を本人の端末装置2に送信すると共に、コンペのイベントウォール等を表示するために必要な情報を含む応答を本人の端末装置2に送信する表示制御部17とを備える。
第1抽出部12は、記憶部15に記憶されているゴルフ利用者情報テーブルTBL11及びゴルフ友達情報テーブルTBL12を参照する。
この場合においても、管理サーバ1Aは、第1実施形態において図11を参照して説明したS109と同様に表示情報を生成する。この結果、第3実施形態においても第1実施形態と同様に、図14及び図15に示すマイページを端末装置2のディスプレイ45に表示させることができ、ゴルフ利用者は、ゴルフ友達の階層関係を容易に把握することが可能となる。
また、本実施形態の場合には、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に、ゴルフ利用者の所属する企業名を登録し、さらに企業名の登録の際に企業IDを割り当てて登録するようにしてもよい。
企業名の入力の際には、人によって入力の仕方が異なる場合があるので、ゴルフ利用者が木企業名を入力している途中の段階で、企業データベースを検索し、一致または部分一致するものがあれば、その候補を入力欄の下にプルダウン表示し、そこから選択させるようにしてもよい。
<変形例>
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、以下に述べる各種の変形が可能である。また、各変形例及び各実施形態は、適宜、組み合わせてもよいことは勿論である。
上述した実施形態では、SNSにログインした状態でゴルフ情報アプリケーションへ利用者登録を行おうとすると、外部管理サーバ3からSNS利用者本人の識別情報UIDを送信することとしているが、この送信の前に、管理サーバ1から外部管理サーバ3に対して、SNS利用者本人の識別情報UIDを要求する信号を送信することとしてもよい。また、第1実施形態では、SNSにログインした状態でゴルフ情報アプリケーションへの利用者登録を行う場合を説明しているが、SNSにログインしていない状態でゴルフ情報アプリケーションへの利用者登録を可能とする場合は、例えばゴルフ情報アプリケーションのトップページでSNSへのログインを要求するように構成することができる。
また、上述した実施形態では、勤務先が未設定の場合に、図18及び図29に示すランキング表示画面において本人の所属する企業の情報表示領域に、勤務先の登録を促す表示を行うようにしてもよい。、また、例えば、ランキング表示画面を最初に表示させた時に、SNSにおいて勤務先の登録を行うことにより、本人の所属する企業がランキング表示される旨を伝える、勤務先の登録を促す表示をポップアップ表示などにより行うようにしてもよい。この場合には、勤務先設定ボタンを表示させ、本人が勤務先設定ボタンを押下すると、SNSの勤務先設定画面にジャンプするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ゴルフ利用者を企業というグループごとに分類して、企業間のゴルフ熱を算出するようにしたが、例えば、出身大学というグループごとに分類して、出身大学間のゴルフ熱を算出するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態では、企業アイコンが押下されると、企業のランキング画面を表示する例について説明したが、単に企業一覧リスト画面が表示されるようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、管理サーバ1又は1Aが提供するサービスとして、ゴルフ情報の提供サービスを一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、管理サーバ1又は1Aはどのようなサービスを提供するものであってもよい。例えば、利用者同士の共通のテーマに基づいて、アプリケーション上で特定の関係を構築するすべてのものに適用できる。共通のテーマは、マラソン、バドミントン等のスポーツ、将棋、ゲームや、将棋、ゲームなどの趣味的なものであってもよいし、ビジネスに関するものあってもよい。また、特定の関係は、友達関係に限定されない。例えば、上司と部下の関係であってもよいし、問屋と小売の関係であってもよい。要は、一定の規則に基づいて構築される関係であればどのようなものであってもよい。
なお、本発明は上述の各実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内での変更は本発明に含まれるものである。
NET……通信網、1,1A……管理サーバ、2……端末装置、3……外部管理サーバ、11……取得部、12……第1抽出部、13……第2抽出部、14……通知部、15……記憶部、17……表示制御部、21……入力部、22……通知部、23……表示部。

Claims (13)

  1. 所定のサービスを提供し、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置と通信可能な管理装置であって、
    少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶可能な記憶部と、
    前記利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、当該第2グループに属する利用者及び前記第1グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部とを備える、
    ことを特徴とする管理装置。
  2. 第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置と通信可能で、かつ、前記第1利用者の端末装置と通信可能な管理装置であって、
    前記第1利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記第1利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部を備える
    ことを特徴とする管理装置。
  3. 前記通知部は、前記管理装置により提供されるサービスにおける通知機能または投稿機能を利用して前記競技への勧誘の通知を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記通知部は、前記競技への勧誘対象として前記第1グループのまたは前記第2グループの前記第2利用者宛に前記競技への勧誘の通知または投稿を行うことを前記外部管理装置に対して要求することを特徴とする請求項2に記載の管理装置。
  5. 前記通知部による通知が行われた場合には、前記競技についての掲示板形式の画面を前記端末装置に表示させるための情報を送信可能な表示制御部を更に備え、前記掲示板形式の画面には、少なくとも、前記競技を行う前記グループについての情報、前記競技の日程、場所、参加の可否のいずれかについての書き込みが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の管理装置。
  6. 前記通知部によって通知または投稿される情報には、入力された前記競技の日程または場所の候補に関する情報が含まれていることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の管理装置。
  7. 前記競技の日程又は場所の候補に関する情報は、日程の複数の候補に関する情報または場所の複数の候補に関する情報であることを特徴とする、請求項6に記載の管理装置。
  8. 所定のサービスを提供する管理装置と、当該管理装置と通信可能であって、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置とを備えるサービス提供システムにおいて
    前記管理装置は、
    少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶可能な記憶部と、

    前記利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部とを備え、
    前記端末装置は、
    前記競技会の申込先としての前記グループの入力が可能な入力部を少なくとも備える、
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  9. 第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置と通信可能な管理装置と、当該管理装置と通信可能な前記第1利用者の端末装置とを備えたサービス提供システムであって、
    前記管理装置は、
    前記第1利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記第1利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部とを備え、
    前記端末装置は、
    前記競技への勧誘対象としての前記グループの入力が可能な入力部を少なくとも備える、
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  10. 所定のサービスを提供し、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置と通信可能な管理装置の制御方法であって、
    少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶し、
    前記利用者の前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行う
    ことを特徴とする管理装置の制御方法。
  11. 第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置と通信可能で、かつ、前記第1利用者の端末装置と通信可能な管理装置の制御方法であって、
    前記第1利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行う
    ことを特徴とする管理装置の制御方法。
  12. 所定のサービスを提供し、当該サービスの提供を受ける利用者の端末装置と通信可能なコンピュータを備える管理装置のプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    少なくとも前記利用者を一意に識別する識別情報と、前記利用者が属するグループに関する情報とを記憶可能な記憶部と、
    前記利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行う通知部として機能させる
    ことを特徴とする管理装置のプログラム。
  13. 第1サービスの提供を受ける第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に、少なくとも前記第2利用者を一意に識別する第2識別情報と、前記第2利用者が属するグループに関する情報とを管理する外部管理装置と通信可能で、かつ、前記第1利用者の端末装置と通信可能なコンピュータを備える管理装置のプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第1利用者による前記端末装置の操作に応じて、競技への勧誘対象として指定されたグループが、前記端末装置の操作を行った前記利用者が属する第1グループである場合には、当該第1グループに属する第1利用者を宛先として、また、前記第1グループとは異なる第2グループである場合には、少なくとも当該第2グループに属する第1利用者を宛先として、前記競技への勧誘の通知を行うことが可能な通知部として機能させる
    ことを特徴とする管理装置のプログラム。
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WO2022176785A1 (ja) * 2021-02-18 2022-08-25 株式会社Arblet 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

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