JP2014010796A - 管理装置、その制御方法及びプログラム、並びにサービス提供システム - Google Patents

管理装置、その制御方法及びプログラム、並びにサービス提供システム Download PDF

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恭行 夏目
Kengo Shinoda
健吾 篠田
Takuya Hashimoto
卓也 橋本
Yuji Tsunematsu
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Abstract

【課題】招待を受諾する可能性の高い利用者を効率良く表示させる。
【解決手段】管理サーバ1は、ゴルフ利用者の識別情報を記憶する記憶部17と、取得部11で取得した識別情報に基づいて、外部管理サーバ3で管理する友達情報を参照する関係情報参照部12Aと、ゴルフ利用者の識別情報及び友達情報に基づいて、所定のゴルフ利用者と友達関係を有するSNS利用者であるSNS友達のうち、ゴルフ利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部13と、第1の外部特定利用者がSNSにおいて外部管理サーバ3に提供した提供情報を参照する提供情報参照部12Bと、提供情報に基づいて、第1の外部特定利用者を端末装置2の表示部に表示させる順位を決定する決定部15と、決定した順位に従って、第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置2の表示部に表示させる表示制御部16を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し、第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供する場合に、ある第2利用者が第2サービスを利用していない第1利用者を第2サービスに招待する技術に関する。
近年、インターネット上で提供するサービスが急速に普及している。この種のサービスの一つとして、SNS(Social Networking Service)を提供するウェブサイトが知られている。このウェブサイトでは、利用者同士のコミュニケーションを図るため、友達関係を構築できるようになっている。そして、友達同士で投稿、チャット、メールといったコミュニケーションのツールが提供として提供する手段が利用されている。特許文献1には、本人の友達をリスト表示する技術が開示されている。
特表2009−520276号公報
しかしながら、従来の技術では、本人の友達が複数いる場合に、複数の友達をどの位置に配置するかについて開示がない。また、友達の友達については、表示する記載がない。
さらに、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し、第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供する場合に、ある第1利用者が第2サービスにおいて友達関係があり、且つ第1サービスを利用していない第2利用者(第1の外部特定利用者と称する)を第1サービスに招待する場合、招待を受諾する可能性が高いと思われる第1の外部特定利用者を招待しようとする第1利用者に知らせることができなかった。
本発明は、この点に鑑みてなされたものであり、招待を受諾する可能性が高いと思われる第1の外部特定利用者の存在を、招待しようとする第1利用者に分かり易く知らせることなどを解決課題とする。
以上の課題を解決するために本発明が採用する手段を以下に説明する。なお、本発明の理解を容易にするために以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管理装置は、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に前記第2利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理する外部管理装置(3)及び前記第1利用者の端末装置(2)と通信可能な管理装置(1)であって、前記第1利用者を一意に識別する識別情報(UID)を記憶する記憶部(17)と、所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得する取得部(11、S120)と、前記取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照可能な関係情報参照部(12A、S121)と、前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部(13、S122)と、前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照する提供情報参照部(12B、S122)と、前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定する決定部(15、S123)と、前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能な表示制御部(16、S124)と、を備える。
本発明によれば、第1サービスへ招待する招待候補者となる第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置の表示部に表示させる場合に、第1の外部特定利用者が第2サービスにおいて外部管理装置に提供した提供情報に基づいて表示させる順位を決定する。このように第1サービスへ招待する場合に、第1サービスとは異なる第2サービスにおいて第2利用者が外部管理装置に提供した提供情報に基づいて、複数の第1の外部特定利用者を表示する順位を定めるので、招待を受諾する可能性が高いと思われる第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置の表示部に表示させることが可能となる。
ここで、「前記第1の外部利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位」は、複数の第1の外部利用者のうち、表示部に表示させる各第1の外部利用者に割り当てられる第1順位と表示部に非表示とする各第1の外部利用者に割り当てる第2順位であってもよい。さらに、表示部の表示領域には第1の外部利用者を表示可能な表示位置が所定数用意されている。この場合、第1順位の第1の外部利用者を所定数の表示位置にランダムに配置してもよいし、あるいは、複数の第1順位の第1の外部利用者に対して、さらに、所定数の表示位置に順位を割り当ててもよい。
また、「特定の関係」は、友達関係に限定されない。要は、一定の規則に基づいて構築される関係であればどのようなものであってもよい。
上述した管理装置において、前記関係情報参照部は、前記第1の特定利用者の識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記第1の特定利用者と特定の関係を示す特定関係情報を参照可能であり(S121b)、前記特定部は、前記所定の利用者の前記特定関係情報に基づいて、前記所定の利用者と前記特定の関係を有する前記第1の特定利用者を特定し、更に、当該前記第1の特定利用者と特定の関係を示す特定関係情報と前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報とに基づいて、当該第1の特定利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第2の特定利用者のうち前記第1利用者に該当しない利用者を第2の外部特定利用者として特定し(S122a)、前記提供情報参照部は、前記第2の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照可能であり、前記決定部は、前記提供情報参照部で参照した前記第1の外部特定利用者及び前記第2の外部特定利用者の提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者及び前記第2の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定し(S123)、前記表示制御部は、前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報及び前記第2の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能である(S124)ことが好ましい。
本発明によれば、第1の外部特定利用者のみならず、第2の外部特定利用者も招待の対象に含めることができる。また、第2の外部特定利用者についても招待を受諾する可能性が高いと思われる第2の外部特定利用者を示す情報を端末装置の表示部に表示させることが可能となる。
ここで、決定部が決定する順位には、例えば、複数の第1の外部特定利用者を示す情報のうち、端末装置の表示部に表示させる各第1の外部特定利用者に割り当てられる第1順位と、複数の第2の外部特定利用者を示す情報のうち、端末装置2の表示部に表示させる各第2の外部特定利用者に割り当てられる第2順位と、複数の第1の外部特定利用者及び複数の第2の外部特定利用者を示す情報のうち、端末装置の表示部に非表示とする各第1の外部特定利用者及び各第2の外部特定利用者に割り当てる第3順位があってもよい。また、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者を区別せずに、端末装置の表示部に表示させる外部特定利用者を示す情報に第1順位を割り当て、端末装置の表示部に表示させる外部特定利用者を示す情報に第2順位を割り当てるようにしてもよい。
上述した管理装置において、前記決定部は、予め定められたキーワードが前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に含まれるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定することが好ましい。キーワードとして第1サービスに関連する用語を選定することによって、第1サービスに関心のある利用者の順位を上げることができる。
次に、本発明に係るサービス提供システムは、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供する管理装置(1)と、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供する外部管理装置(3)と、前記第2利用者の端末装置(3)とを備えるサービス提供システム(100)であって、前記端末装置は、前記管理装置と通信可能であり、表示部を備え、前記外部管理装置は、前記第2利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理し、前記管理装置は、前記第1利用者を一意に識別する前記識別情報を記憶する記憶部(17)と、所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得する取得部(11)と、前記取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照可能な関係情報参照部(12A)と、前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部(13)と、前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照する提供情報参照部(12B)と、前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定する決定部(15)と、前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能な表示制御部(16)とを備える。
このサービス提供システムによれば、第1サービスへ招待する場合に、第1サービスとは異なる第2サービスにおいて第2利用者が外部管理装置に提供した提供情報に基づいて、複数の第1の外部特定利用者を示す情報を表示する順位を定めるので、招待を受諾する可能性が高いと思われる第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置の表示部に表示させることが可能となる。
次に、本発明に係る管理装置の制御方法は、表示部を有する利用者の端末装置(2)と、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し前記第1利用者を一意に識別する識別情報を記憶する記憶部(17)を有する管理装置(1)と、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供し、利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理する外部管理装置(3)とを備えるサービス提供システム(100)に用いられる管理装置を制御する方法であって、所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得し(S120)、取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照し(S121)、前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び参照した前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定し(S122)、前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照し(S122)、参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定し(S123)、決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示するために必要な情報を生成し(S124)、当該情報を含む表示応答を前記所定の利用者の端末装置に送信する。
この管理装置の制御方法によれば、第1サービスへ招待する場合に、第1サービスとは異なる第2サービスにおいて第2利用者が外部管理装置に提供した提供情報に基づいて、複数の第1の外部特定利用者を示す情報を表示する順位を定めるので、招待を受諾する可能性が高いと思われる第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置の表示部に表示させることが可能となる。
次に、本発明に係る管理装置のプログラムは、表示部を有する利用者の端末装置(2)と、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し前記第1利用者を一意に識別する識別情報を記憶する記憶部(17)及びコンピュータ(30)を有する管理装置(1)と、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供し、利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理する外部管理装置(3)とを備えるサービス提供システム(100)に用いられる管理装置のプログラムであって、前記コンピュータを、所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得する取得部(11、S120)と、前記取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照可能な関係情報参照部(12A、S121)と、前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部(13、S122)と、前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照する提供情報参照部(12B、S122)と、前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定する決定部(15、S123)と、前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能な表示制御部(16、S124)として機能させる。
この管理装置のプログラムによれば、第1サービスへ招待する場合に、第1サービスとは異なる第2サービスにおいて第2利用者が外部管理装置に提供した提供情報に基づいて、複数の第1の外部特定利用者を示す情報を表示する順位を定めるので、招待を受諾する可能性が高いと思われる第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置の表示部に表示させることが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るサービス提供システムのブロック図である。 SNS利用者とゴルフ利用者の関係を示す説明図である。 端末装置の表示画面の一例を示す説明図である。 ゴルフ利用者情報テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 登録情報テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 登録情報の入力画面の一例を示す説明図である。 ラウンド頻度及び練習頻度の選択肢1及び選択肢2とランクの関係を示す説明図である。 利用者ログ管理テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 ゴルフ報告の入力画面の一例を示す説明図である。 ニュースに対するコメント入力画面の一例を示す説明図である。 ゴルフに誘うための入力ボックスがポップアップする画面の一例を示す説明図である。 ゴルフに誘うボタンをクリックした場合の画面遷移の一例を示す説明図である。 他のゴルフ利用者の選択する画面の一例を示す説明図である。 第1個別ログファイル及び第2個別ログファイルのデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp1のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp1a及びTBLp1bのデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp2のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp3のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp4のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp5のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp6のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp7のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp8のデータ構造の一例を示す説明図である。 ポイントテーブルTBLp9のデータ構造の一例を示す説明図である。 係数テーブルTBLkのデータ構造の一例を示す説明図である。 SNS利用者情報テーブル及びSNS友達情報テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 投稿テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 管理サーバの構成を示すブロック図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 表示処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 表示処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 本人と友達関係にあるSNS友達を特定する処理を示す説明図である。 SNS友達のSNS友達を特定する処理を示す説明図である。 「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」の配置を説明するための説明図である。 招待処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 招待処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 ゴルフ友達申請の表示画面の一例を示す説明図である。 ゴルフ友達申請の確認画面の一例を示す説明図である。 登録メッセージを含むマイページの一例を示す説明図である。 第2実施形態に係る招待処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示すシーケンス図である。 友達を招待する際に端末装置の表示画面の一例を示す説明図である。
以下、実施形態として、本発明に係る管理サーバを用いたサービス提供システムについて、図面を参照しつつ説明する。
<第1実施形態>
<1.サービス提供システムの構成>
図1は、本発明の実施形態に係るサービス提供システム100のブロック図である。このサービス提供システム100は、インターネットなどの通信網NETを介して、ゴルフ情報サービスやコミュニティサービス等(以下、単に「ゴルフ情報サービス」と称する。)を提供する管理サーバ1、利用者の端末装置2、SNSサイトを提供する外部管理サーバ3を備える。以下の説明では、管理サーバ1のゴルフ情報サービスを利用する利用者をゴルフ利用者(第1利用者)、外部管理サーバ3のSNSの利用者をSNS利用者(第2利用者)と称する。
外部管理サーバ3が提供するSNSサイトは、利用者同士のコミュニケーションツール(すなわち、利用者の間で行われるメッセージ管理情報の授受。例えば、掲示板、メール、チャット等)を提供する。また、SNSサイトにおいて、友達関係は、アクション元のSNS利用者が友達申請を行い、これをアクション先のSNS利用者が承認することによって構築される。外部管理サーバ3は、SNS利用者同士の特定の関係であるSNS友達関係を示す友達情報(特定関係情報)を管理する。
利用者の端末装置2は、通信網NETを介した通信が可能であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末などが該当する。なお、以降の説明における「クリック」等の用語は、入力部としてタッチパネルを備える端末装置2にあっては「タッチ」を意味するものとする。
管理サーバ1は、特定のサービスを提供する。本実施形態の管理サーバ1は、ゴルフ情報サービスをゴルフ利用者に提供する。ここでは、本実施形態では、ゴルフ情報サービスの提供を一例と説明するが、管理サーバ1は、ゲームなどのアプリケーションの提供、ホテルの予約などを含む旅行情報の提供、コンサート情報の提供、サービスや物品の販売を提供するものであってもよい。すなわち、管理サーバ1は、利用者に所定の対象についてサービスを提供するものである。
外部管理サーバ3が提供するSNS(第2サービス)においては、掲示板、メール、チャット等を利用することができるだけでなく、ゲームや実用的なツールなどのソーシャルアプリケーションを利用することができる。このソーシャルアプリケーションは、前記SNSの提供者以外の提供者によっても提供されることがあり、ソーシャルアプリケーションを利用するか否か、あるいは、どのソーシャルアプリケーションを利用するかは、SNS利用者が任意に決定できるようになっている。SNS利用者がソーシャルアプリケーションの利用を希望する場合には、当該ソーシャルアプリケーションが当該SNS利用者のプロフィール情報やSNS上の前記友達情報にアクセスする機能や、当該ソーシャルアプリケーションが当該SNS利用者の代わりに掲示板等に投稿する機能等についての許可を求める場合がある。ソーシャルアプリケーションによっては、SNS利用者がこれらの機能について許可したことを以って、当該ソーシャルアプリケーションの利用者になる場合がある。このようなソーシャルアプリケーションは、一般に、SNSサイト内に当該ソーシャルアプリケーションの画面が表示されるため、SNS利用者にとっては、あたかもSNS(第2サービス)のサービスの一つを利用しているような感覚で、ソーシャルアプリケーションを利用することになる。
本実施形態の管理サーバ1によって提供されるゴルフ情報アプリケーション(第1サービス)は、一例として、上述のようなソーシャルアプリケーションにより提供されるサービスである。本実施形態においては、SNS利用者がゴルフ情報アプリケーションの利用者であるゴルフ利用者になるためには、ゴルフ情報アプリケーションが当該SNS利用者のプロフィール情報やSNS上の友達情報にアクセスする機能や、ゴルフ情報アプリケーションが当該SNS利用者の代わりに掲示板等に投稿する機能等についての承認を行うようになっている。SNS利用者がこの承認を行うことにより、当該SNS利用者はゴルフ利用者となる。
ゴルフ利用者は、図2に示すようにSNS利用者に含まれる。換言すれば、管理サーバ1は、ゴルフ利用者にゴルフ情報サービス(第1サービス)を提供し、外部管理サーバ3のSNS利用者に限って、管理サーバ1のゴルフ利用者として登録する。一方、外部管理サーバ3は、ゴルフ利用者を含むSNS利用者に対してSNS(第2サービス)を提供する。このように、ゴルフ利用者はSNS利用者に含まれるため、第1実施形態の管理サーバ1は、ゴルフ利用者の友達関係をSNS利用者の友達関係を用いて管理する。即ち、図2に示すように、本人とSNS友達であり、且つゴルフ利用者をゴルフ友達とし、SNS友達のSNS友達であり、且つゴルフ利用者をゴルフ友達のゴルフ友達として管理する。また、SNS友達であり、且つゴルフ利用者でない者を第1の外部特定利用者として管理し、SNS友達のSNS友達であり、且つゴルフ利用者でない者を第2の外部特定利用者として管理する。
図1を参照して、管理サーバ1の機能を説明する。管理サーバ1は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11、表示基準情報Gref、活動データベースDB、第1個別ログファイルFL1、第2個別ログファイルFL2、ポイントテーブルTBLp、係数テーブルTBLk及び管理サーバ1を制御するプログラムを記憶した記憶部17を備える。
ゴルフ利用者情報テーブルTBL11には、ゴルフ利用者を一意に識別する識別情報UIDなどが格納されている。活動データベースDBには、ゴルフ(所定の対象)に関する活動を示す活動情報が記録されている。活動情報は、ゴルフ利用者のサービスの利用内容を示す利用情報とゴルフの活動についてゴルフ利用者が管理サーバ1に登録した登録情報とが含まれる。登録情報には、ラウンド頻度、練習頻度、及び所有クラブなどが含まれる。
登録情報テーブルTBLaには登録情報がゴルフ利用者の識別情報UIDと対応づけて記録されている。
ゴルフ利用者のサービスの利用内容には、様々なものが含まれる。例えば、あるゴルフ利用者がゴルフに行ってきたことやクラブの購入などをゴルフ報告として投稿したり、あるゴルフ利用者が他のゴルフ利用者の投稿に対してコメントしたり、あるいは、ゴルフニュースに対してコメントする場合、さらには、あるゴルフ利用者が他のゴルフ利用者をゴルフに誘うといったアクションがある。本実施形態では、各種のアクションの主体となるゴルフ利用者の識別情報UIDをアクション元識別情報UID_Fromと称し、アクションの相手方のゴルフ利用者の識別情報UIDをアクション先識別情報UID_Toと称する。利用者ログ管理テーブルTBLbには、アクション元識別情報UID_From、アクション先識別情報UID_To、及びアクションの内容を示す情報などが対応付けられて記録されている。なお、利用者ログ管理テーブルTBLbに記憶される各種の情報は、一定の保持期間(例えば、120日)を経過した後、削除してもよい。
次に、第1個別ログファイルFL1は、アクション元識別情報UID_Fromをキーとして利用者ログ管理テーブルTBLbの記憶内容をソートし、ゴルフ利用者ごとに生成される。同様に、第2個別ログファイルFL2は、アクション先識別情報UID_Toをキーとして利用者ログ管理テーブルTBLbの記憶内容をソートし、ゴルフ利用者ごとに生成される。
本実施形態では、ゴルフ利用者が端末装置2を操作して、管理サーバ1が提供するサイトにアクセスすると、端末装置2の表示部には、ゴルフ友達やゴルフ友達のゴルフ友達が表示される。この際、ゴルフ友達やゴルフ友達のゴルフ友達を示すアイコンをどの位置に表示するかを決定するに当たり、上述した活動情報に基づいて、ゴルフ友達やゴルフ友達のゴルフ友達のゴルフに関する活動を、上述した活動情報に基づいて評価する。本実施形態における評価は、以下に示す項目1〜項目6について行う。
項目1は、実際にゴルフに誘った、あるいは誘われたかである。項目2は、管理サーバ1が提供するアプリケーションにおける本人との交流頻度である。項目3は、管理サーバ1が提供するアプリケーションにおける活動頻度である。項目4は、本人との住んでいる地域の近接の程度である。項目5は、本人との年齢の近接の程度である。項目6は、ゴルフに行く頻度である。
ポイントテーブルTBLpには、各項目についてゴルフに関する活動を評価するための基準が記憶されており、ポイントテーブルTBLpを参照することによって、ゴルフ友達やゴルフ友達のゴルフ友達の活動が、ポイントに変換される。係数テーブルTBLkには各項目に対応する係数が格納されている。各項目に対応するポイントに所定の係数を乗算し、乗算結果を加算して評価値Hを得る。係数は適宜定めることができるが、本実施形態では、項目1が最も係数が大きく、項目2、項目3、項目4、項目5、項目6の順に係数が小さくなってゆく。
表示基準情報Grefは、評価値に基づいて、これらの友達を画面のどの位置に表示するかを決定するための規則を示す情報である。
また、管理サーバ1は以下の構成を備える。すなわち、本人(所定のゴルフ利用者)の端末装置2から本人の友達関係を表示する要求を受信すると、本人の識別情報UIDを取得可能な取得部11と、取得部11で取得した本人の識別情報UIDに基づいて、外部管理サーバ3で管理する友達情報を参照可能な参照部12と、記憶部17に記憶されているゴルフ利用者の識別情報UID及び参照部12で参照した友達情報に基づいて、本人と友達関係を有するSNS利用者のうちゴルフ利用者に該当する者をゴルフ友達(第1の特定利用者)として特定し、本人と友達関係を有するSNS利用者と更に友達関係を有するSNS利用者(SNS友達のSNS友達)のうちゴルフ利用者に該当する者をゴルフ友達のゴルフ友達(第2の特定利用者)として特定する特定部13と、特定部13で特定したゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達について、ゴルフ(所定の対象)に関する活動を示す活動情報に基づいて、ゴルフに関する活動を評価する評価部14と、評価部14の評価結果に基づいて、端末装置2の表示部の画面上に表示されるゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達の位置を決定する決定部15と、決定部15で決定された画面上の位置にゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達を表示するために必要な情報を生成し、当該情報を含む表示応答を本人の端末装置2に送信する表示制御部16とを備える。本実施形態では、評価の対象をゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達としたが、その一部を評価の対象としてもよく、例えば、ゴルフ友達にのみ着目してもよいし、あるいは、現在から所定時間だけ過去の期間になんらかの投稿などの何らかのアクションを行った者のみを評価の対象としてもよい。
上述したように本実施形態では、本人と友達関係を有するSNS利用者のうちゴルフ利用者に該当する者をゴルフ友達とし、本人と友達関係を有するSNS利用者と更に友達関係を有するSNS利用者(SNS友達のSNS友達)のうちゴルフ利用者に該当する者をゴルフ友達のゴルフ友達とした。サービス提供システム100では、SNS友達のうちゴルフ友達でないSNS利用者をゴルフ情報サービスに招待できるようになっている。ゴルフ情報サービスへの招待において、取得部11は、所定のゴルフ利用者の端末装置2から、SNS利用者のうちゴルフ利用者でない利用者をゴルフ情報サービスに招待する招待要求を受信すると、所定のゴルフ利用者の識別情報UIDを取得する。
また、管理サーバ1は、取得部11で取得した本人の識別情報UIDに基づいて、外部管理サーバ3で管理する友達情報を参照可能な関係情報参照部12Aを備える。
また、ゴルフ情報サービスへの招待において、上述した特定部13は、記憶部17のゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記憶されているゴルフ利用者の識別情報UID及び友達情報に基づいて、所定のゴルフ利用者と友達関係を有するSNS利用者であるSNS友達(第1の特定利用者)のうち、ゴルフ利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する(図2参照)。
また、管理サーバ1は、第1の外部特定利用者がSNSにおいて外部管理サーバ3に提供した提供情報を参照する提供情報参照部12Bを備える。ここで、提供情報には、SNS利用者が、外部管理サーバ3に登録した個人情報や投稿のコメントなどが含まれる。
また、決定部15は、提供情報参照部12Aで参照した提供情報に基づいて、第1の外部特定利用者を端末装置2の表示部に表示させる順位を決定する。さらに、表示制御部16は、決定部15の決定した順位に従って、第1の外部特定利用者を示す情報を端末装置2の表示部に表示させることが可能である。
外部管理サーバ3は、SNS利用者を一意に識別する識別情報、SNS利用者の氏名、及びプロフィール画像のリンク先を示すリンク情報などが格納されたSNS利用者情報テーブルTBL31と、SNS利用者の友達関係を示す友達情報が格納されたSNS友達情報テーブルTBL32と、投稿のコメントを記憶する投稿テーブルTBL33とを備える。このSNS友達情報テーブルTBL32は、SNS(第2サービス)内における友達関係を構築するためのSNS利用者の活動を示したものである。さらに、外部管理サーバ3は、各種のAPI(Application Program Interface)を実行可能であり、管理サーバ1からのパラメータを含む要求を受信すると、SNS利用者情報テーブルTBL31、SNS友達情報テーブルTBL32又は投稿テーブルTBL33から所定の情報を抽出して管理サーバ1に返信するようになっている。
管理サーバ1は、各ゴルフ利用者に対してマイページを提供する。マイページには、各種のゴルフに関する情報が集約されて表示される。図3にマイページの一例を示す。同図に示すように領域Xには、本人のプロフィール画像が表示され、領域Y1には、本人のゴルフ友達のプロフィール画像が表示され、さらに、領域Y2には、ゴルフ友達のゴルフ友達のプロフィール画像が表示される。このように、ゴルフ友達と、ゴルフ友達のゴルフ友達とが、異なる領域Y1及びY2に表示されるので、本人は、階層的な友達関係を容易に把握することが可能となる。このように、階層的な友達関係を示す関係図をゴルフフレンドマップと称する。
この例では、領域Y1にゴルフ友達GF1〜GF5が表示されるが、その表示位置は、活動情報に基づいて決定される。すなわち、ゴルフに関する活動を評価し、評価結果が高いゴルフ友達ほど、領域Y1において領域Xに表示される本人と最も近い辺に近づくように表示される。これにより、ゴルフ友達のうち誰がゴルフに熱心であるかを一見して知ることができる。また、領域Y2に表示されるゴルフ友達のゴルフ友達も、領域Y1に表示されるゴルフ友達と同様に、ゴルフに関する活動を評価し、評価結果に基づいて表示位置が決定される。
図4にゴルフ利用者情報テーブルTBL11のデータ構造を示す。ゴルフ利用者情報テーブルTBL11には複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、ゴルフ利用者を一意に識別する識別情報UID、登録日、プロフィール情報、及びラウンド履歴情報を含む。本実施形態では、ゴルフ利用者の識別情報UIDは、SNS利用者の識別情報UIDと一致する。但し、SNS利用者の識別情報とゴルフ利用者の識別情報とは必ずしも一致する必要はなく、相違していてもよい。この場合は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11のレコードにSNS利用者の識別情報とゴルフ利用者の識別情報とを対応づけて記録すればよい。
プロフィール情報は、性別、年齢、及びメールアドレスを含む。また、ラウンド履歴情報は、プレイしたゴルフ場名、スコア、及びラウンド日を含む。レコードに、その他の情報を記録してもよい。また、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記憶すべき情報として、ゴルフ利用者の識別情報UIDは必須であるが、その他の情報は省略してもよい。さらに、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11をキーとなる情報(例えば、識別情報UID)で紐づけた複数のテーブルで構成し、リレーショナルデータベースとしてもよい。
図5に登録情報テーブルTBLaのデータ構造を示す。登録情報テーブルTBLaには複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、ゴルフ利用者を一意に識別する識別情報UID、ラウンド頻度、練習頻度、ラウンド経験のあるゴルフ場、及び使用クラブを含む。ここで、ラウンド頻度及び練習頻度は、ランクで示される。
これらの登録情報は、ゴルフ利用者が管理サーバ1に対して登録を行うことによって登録情報テーブルTBLaに記録される。図6は、端末装置2の表示部に表示される登録画面である。この登録ページは管理サーバ1によって提供される。この例では、ゴルフ場は入力ボックスb1に入力し、ラウンド頻度と練習頻度はプルダウンメニューを選択することにより入力し、クラブは入力ボックスb2に入力することによって登録される。図7にラウンド頻度及び練習頻度の選択肢1及び選択肢2とランクの関係を示す。例えば、選択肢1が「月に」で選択肢2が「5回以上」の場合、ランクは「6」となり、これがラウンド頻度又は練習頻度として登録情報テーブルTBLbに記録される。
図8に利用者ログ管理テーブルTBLbのデータ構造を示す。利用者ログ管理テーブルTBLbには複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、レコードを一意に識別するレコードID、各種のアクションの主体となるゴルフ利用者のアクション元識別情報UID_From、アクションの相手方のゴルフ利用者のアクション先識別情報UID_To、アクションの日時を示すタイムスタンプ、アクションの種別を示すアクション種別情報kind、ゴルフ利用者が書き込んだコメント、及びニュースを特定するニュースIDが対応付けられて記録されている。利用者ログ管理テーブルTBLbを参照することによって、誰が(アクション元識別情報UID_From)、誰に(アクション先識別情報UID_To、ニュースID)、いつ(タイムスタンプ)、どんなアクション(アクション種別情報、コメント)を起こしたかを知ることができる。
アクション種別情報kindは、以下のように記録される。第1に、ゴルフに誘うボタンを使用して他のゴルフ利用者をゴルフに誘った場合にkind=1が記録される。第2に、報告ボタンを使用してゴルフ報告を投稿した場合にkind=2が記録される。第3に、他のゴルフ利用者のゴルフ報告に対していいねボタンを使用して意思表示をした場合にkind=3が記録される。第4に、他のゴルフ利用者のゴルフ報告に対してコメントボタンを使用してコメントを投稿した場合にkind=4が記録される。第5に、ログインした場合にkind=5が記録される。第6に、ニュースに対していいねボタンを使用して意思表示をした場合にkind=6が記録される。第7に、ニュースに対してコメントボタンを使用してニュースにコメントを投稿した場合にkind=7が記録される。第8に、行きたいボタンを使用してゴルフに行きたいことを意思表示した場合にkind=8が記録される。
なお、ゴルフ報告のアクションやニュースに対するアクション、及び行きたいボタンを使用することは他のゴルフ利用者に対するものではないので、アクション先識別情報UID_Toは記録されない。
本実施形態では、ゴルフ利用者がゴルフに関するコメントを自由に書き込めるようになっており、書き込んだコメントは、ゴルフ報告として本人のマイページや、ゴルフ友達のマイページに投稿されるようになっている。
図9に端末装置2の表示部に表示されるゴルフ報告の入力画面の一例を示す。アイコンA1をクリックすると、ゴルフ報告の入力ボックスb3が表示される。アイコンA1は上述したゴルフ報告ボタンとして機能するほか、コメントボタンとしても機能する。
入力ボックスb3にコメントを入力して、送信ボタンB6をクリックすると、アクション元識別情報UID_From、アクション種別情報kind、コメント、及びコメント日時が管理サーバ1に送信される。なお、アクション種別情報kindは、後述の管理サーバ1のCPU30が生成してもよい。また、CPU30が利用者ログ管理テーブルTBLbにレコードを追加する際にタイムスタンプを発行してもよく、この場合は、コメント日時を端末装置2から送信しなくてもよい。
そして、ゴルフ報告がなされると、所定期間、ゴルフ友達のアイコンに近接して当該ゴルフ友達がゴルフ報告を行ったことを示すアイコンa1が表示される。図9に示す例では、ゴルフ友達GF2が最近、ゴルフ報告を投稿したことを示している。また、アイコンA2は、「ゴルフに行きたい」といった意思表示をゴルフ友達に伝えるために用いられる。アイコンA2をクリックすると、所定期間、図9に示すようにゴルフ友達のアイコンに近接して当該ゴルフ友達がゴルフに行きたいことを示すアイコンa2が表示される。この例では、ゴルフ友達GF1が最近、ゴルフに行きたいと希望していることが分かる。アイコンA2は、上述した行きたいボタンとして機能する。
本実施形態では、本人の意思を表示するためのアイコンをクリックすることも、利用情報に含めて管理する。例えば、ゴルフ友達GF1の識別情報UIDが「2zz99x999」であるとすると、ゴルフ友達GF1がアイコンA2をクリックすると、図8に示すレコードID=000005に示すレコードが記録される。なお、この例では、他の投稿と同じ形式でアイコンA2のクリックを管理したが、クリックしたことを示すフラグとクリックした日時を対応づけて利用者ログ管理テーブルTBLbに記録してもよいし、別のテーブルに記録して管理してもよい。
図10に、ニュースに対してコメントを投稿するための入力画面の一例を示す。アイコンA3をクリックすると、画面の左側にニュースやゴルフ報告などがタイムラインで表示される。そして、表示された複数のニュースのうち一つを選択すると、同図に示すようにニュースの詳細とコメントの入力ボックスb4が表示される。入力ボックスb4にコメントを入力して、送信ボタンB6をクリックすると、アクション元識別情報UID_From、ニュースID、及びコメントが管理サーバ1に送信される。管理サーバ1は、端末装置2から送信された情報に基づいて、利用者ログ管理テーブルTBLbにレコードを追加する。例えば、アクション元識別情報UID_Fromが「5zz99x999」、ニュースIDが「NEWS0001」であるとすれば、図8に示すレコードID=000003のレコードが追加される。また、図10に示すいいねボタンB10をクリックすると、図8に示すレコードID=000007のレコードが追加される。
次に、ゴルフに誘うについて説明する。例えば、図3に示すゴルフ友達のアイコンGF5をクリックすると、図11に示すようにアイコンGF3に対応するゴルフ友達をゴルフに誘うための画面がポップアップされる。この例では、領域C1にゴルフ友達のアイコンが表示され、領域C2にゴルフ友達の名前である「小浪浩一」で表示される。領域C3は、ゴルフ友達の投稿があればその内容が表示される。この例では、投稿が無い場合を示している。なお、他に当該ゴルフ友達のプロフィール情報を表示する領域をポップアップ内に設けても良いし、プロフィール情報を参照するためのボタンを配置しても良い。そして、キャンセルボタンB12をクリックすると、ポップアップ画面がキャンセルされ、図3に示すゴルフフレンドマップに戻る。
一方、ゴルフに誘うボタンB11をクリックすると、図12に示す画面が表示される。領域C6には「小浪浩一さんと一緒にゴルフに誘う人を選んでください。」と表示され、さらに、領域C7には、図3に示すゴルフフレンドマップに表示されたゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達のアイコンが表示される。これにより、さらにゴルフに誘うゴルフ利用者を選択するように促される。
この後、ゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達のアイコンをクリックすると、例えば、図13に示す画面が表示される。この例では、領域C7に表示されるゴルフ利用者のうち2人が選択される。選択されたゴルフ利用者のアイコンの右上にはチェックマークが表示される。この状態でキャンセルボタンB14をクリックすると、ゴルフに誘うは実行されず、図3に示すゴルフフレンドマップに戻る。
一方、決定ボタンB13をクリックすると、端末装置2のゴルフ利用者の識別情報UIDをアクション元識別情報UID_Fromとし、選択した4人の識別情報UIDをアクション先識別情報UID_Toとし、アクション種別情報kindを「1」とする通知が、端末装置2から管理サーバ3に送信される。管理サーバ3は、当該通知を受信すると、レコードを追加する。例えば、端末装置2のゴルフ利用者の識別情報UIDを「6zz99x999」とし、小浪浩一の識別情報を「7zz99x999」とすると、図8に示すレコードIDが「000010」に対応するレコードが、利用者ログ管理テーブルTBLbに記録される。なお、図8のレコードID「000010」ではアクション先識別情報に小浪浩一を示す識別情報「7zz99x999」が記録されているが、同時にゴルフに誘った他の者を示す識別情報を、当該レコード(レコードID「000010」)のアクション先識別情報欄或いは他の欄に記録するようにしても良いし、同時にゴルフに誘った他の者を示す識別情報をアクション先識別情報とした別レコードを作成することとしても良い。
次に、第1個別ログファイルFL1と第2個別ログファイルFL2について説明する。
第1個別ログファイルFL1は、アクション元識別情報UID_Fromをキーとして利用者ログ管理テーブルTBLbをソートしたものであり、第2個別ログファイルFL2は、アクション先識別情報UID_Toをキーとして利用者ログ管理テーブルTBLbをソートしたものである。例えば、アクション元識別情報UID_Fromが「6zz99x999」であるとすれば、第1個別ログファイルFL1は図14(a)に示すものとなり、アクション先識別情報UID_Toが「2zz99x999」であるとすれば、第2個別ログファイルFL2は図14(b)に示すものとなる。
次に、ポイントテーブルTBLpについて説明する。ポイントテーブルTBLpは、ポイントテーブルTBLp1〜TBLp9から構成される。ポイントテーブルTBLp1は、実際にゴルフに誘った、あるいは誘われたかを評価する項目1のポイントと判定基準とを対応づけて記憶している。図15にポイントテーブルTBLp1の記憶内容を示す。具体的には、ゴルフに誘った日又はゴルフに誘われた日のうち最も新しい日から現在日までの差分日Z1とポイントとの関係がポイントテーブルTBLp1に記憶されている。例えば、差分日Z1が40日であれば、ポイントは「15」となる。
項目1のポイントを特定する処理においては、第1に、表示対象とするゴルフ利用者の識別情報UIDとアクション元識別情報UID_Fromとが一致するレコードを第1個別ログファイルFL1から抽出し、対象とするゴルフ利用者の識別情報UIDとアクション元識別情報UID_Toとが一致するレコードを第2個別ログファイルFL2から抽出する。第2に、抽出したレコードのうちアクション種別情報kindに「1」が記録されているレコードを特定する。第3に、特定したレコードに記録されているタイムスタンプと現在日とに基づいて差分日Z1を特定する。第4に、特定した差分日Z1に対応するポイントをポイントテーブルTBLp1を参照して特定する。第5に、特定したポイントの合計を算出し、項目1のポイントP1とする。
この例では、表示対象とするゴルフ利用者がゴルフに誘った場合と、ゴルフに誘われた場合とで同じポイントを付与したが、ゴルフに誘った場合と、ゴルフに誘われた場合とで異なるポイントを付与してもよい。例えば、表示対象とするゴルフ利用者がゴルフに誘った場合には、図16に示すポイントテーブルTBLp1aを参照して、特定した差分日Z1に対応するポイントを特定し、表示対象とするゴルフ利用者がゴルフに誘われた場合には、図16に示すポイントテーブルTBLp1bを参照して、特定した差分日Z1に対応するポイントを特定してもよい。具体的には、第1個別ログファイルFL1から抽出されたレコードは、ポイントテーブルTBLp1aを参照してポイントを特定し、第2個別ログファイルFL2から抽出されたレコードは、ポイントテーブルTBLp1bを参照してポイントを特定すればよい。
次に、ポイントテーブルTBLp2は、管理サーバ1が提供するアプリケーションにおける本人との交流頻度である項目2のポイントと判定基準とを対応づけて記憶している。図17にポイントテーブルTBLp2の記憶内容を示す。具体的には、アクション種別情報kind、判定基準及びポイントを対応づけて記憶している。本実施形態では本人と表示対象となるゴルフ利用者との間の交流として、本人の投稿に対する表示対象となるゴルフ利用者の「いいね」及びコメントがある。ここで、本人の投稿には、ゴルフ報告やニュースに対するコメントの投稿が含まれる。
ポイントテーブルTBLp2のアクション種別情報kindが「3」のレコードは、「いいね」の実行回数Z2とポイントとの関係を記録している。また、アクション種別情報kindが「4」のレコードは、コメントの投稿回数Z3とポイントとの関係を記録している。
項目2のポイントを特定する処理は、「いいね」に関するポイントを特定する処理とコメントに関するポイントを特定する処理とに大別される。まず、「いいね」に関するポイントを特定する処理については、第1に、本人の第1個別ログファイルFL1及び第2個別ログファイルFL2を特定する。第2に、第1個別ログファイルFL1及び第2個別ログファイルFL2からアクション種別情報kindが「3」となるレコードを抽出する。第3に、第1個別ログファイルFL1から抽出したレコードについて、表示対象とするゴルフ利用者の識別情報UIDとアクション先識別情報UID_Toとが一致するレコードを抽出する。第4に、第2個別ログファイルFL2から抽出したレコードについて、表示対象とするゴルフ利用者の識別情報UIDとアクション元識別情報UID_Fromとが一致するレコードを抽出する。第5に、タイムススタンプを参照し、現在日から所定期間内(例えば、90日)のレコードを更に絞り込む。第6に、絞り込んだレコードの数をカウントして実行回数Z2とする。第7に、実行回数Z2に対応するポイントをポイントテーブルTBLp2を参照して特定する。
次に、コメントに関するポイントを特定する処理では、第1に、本人の第1個別ログファイルFL1及び第2個別ログファイルFL2を特定する。第2に、第1個別ログファイルFL1及び第2個別ログファイルFL2からアクション種別情報kindが「4」となるレコードを抽出する。第3に、第1個別ログファイルFL1から抽出したレコードについて、表示対象とするゴルフ利用者の識別情報UIDとアクション先識別情報UID_Toとが一致するレコードを抽出する。第4に、第2個別ログファイルFL2から抽出したレコードについて、表示対象とするゴルフ利用者の識別情報UIDとアクション元識別情報UID_Fromとが一致するレコードを抽出する。第5に、タイムススタンプを参照し、現在日から所定期間内(例えば、90日)のレコードを更に絞り込む。第6に、絞り込んだレコードの数をカウントしてコメントの投稿回数Z3とする。第7に、コメントの投稿回数Z3に対応するポイントをポイントテーブルTBLp2を参照して特定する。
そして、「いいね」に関するポイントを特定する処理で得られたポイントとコメントに関するポイントを特定する処理で得られたポイントの合計を項目2のポイントP2として算出する。
なお、本人が表示対象となるゴルフ利用者に対して「いいね」やコメントしたアクションの場合と、表示対象となるゴルフ利用者が本人に対して「いいね」やコメントしたアクションの場合とで異なるポイントを設定してもよい。
次に、ポイントテーブルTBLp3は、管理サーバ1が提供するアプリケーションにおける活動頻度である項目3のポイントと判定基準とを対応づけて記憶している。図18にポイントテーブルTBLp3の記憶内容を示す。本実施形態のアプリケーションにおける活動の評価では、ゴルフ報告の回数、ニュースへの「いいね」の実行回数、ニュースへのコメント回数、及びログイン回数を評価の対象とする。具体的には、ポイントテーブルTBLp3は、各評価対象の回数Z4とポイントとを対応づけて記憶している。
項目3のポイントを特定する処理は、第1に、表示対象のゴルフ利用者の第1個別ログファイルFL1を特定する。第2に、第1個別ログファイルFL1からアクション種別情報kindがゴルフ報告を示す「2」、ニュースへの「いいね」を示す「6」、ニュースへのコメントを示す「7」、ログインを示す「5」となるレコードを各々抽出する。第3に、アクション種別情報kindごとにレコードの数をカウントする。カウント結果は回数Z4となる。第4に、アクション種別情報kindごとに回数Z4に対応するポイントをポイントテーブルTBLp2を参照して特定する。第5に、特定したポイントの合計を算出し、項目3のポイントP3とする。
なお、利用者ログ管理テーブルTBLbは、上述したように保持期間を経過するとレコードを削除するが、それよりも短い所定期間(例えば、30日)の活動に基づいて項目3のポイントを算出するようにしてもよい。また、ゴルフ報告と「いいね」とで個別のポイントテーブルを持ち、異なるポイントを付与してもよい。くわえて、ログイン回数のみ別のポイントテーブルを用いて、異なるポイントを付与してもよい。
次に、ポイントテーブルTBLp4は、本人と表示対象のゴルフ利用者が住んでいる地域の近接の程度とをポイントと対応づけて記憶している。図19にポイントテーブルTBLp4の記憶内容を示す。図19において指標Z5は、近接の程度を示すものであって、Z5=0は、本人と表示対象のゴルフ利用者が同一の都道府県であることを示し、Z5=1は、本人と表示対象のゴルフ利用者が近隣の都道府県であることを示し、Z5=2は、本人と表示対象のゴルフ利用者が同一又は近隣の都道府県でないことを示す。
また、同一、近隣、その他の都道府県は、例えば、図20に示すポイントテーブルTBLp6を参照して判定する。あるいは、図21に示すポイントテーブルTBLp6を参照して判定してもよい。この場合、本人の居住都道府県(基準県)と表示対象のゴルフ利用者の居住都道府県とが一致する場合はZ5=0に該当し、表示対象のゴルフ利用者の居住都道府県が、基準県に対する近隣県に該当する場合はZ5=1に該当すると判定する。
項目4のポイントを特定する処理は、第1に、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11を参照して、本人の住所の都道府県及び表示対象となるゴルフ利用者の住所の都道府県を特定する。なお、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記録される住所は、外部管理サーバ3から取得したものであってもよいし、管理サーバ1に登録されたものであってもよい。また、本人又は表示対象のゴルフ利用者のどちらか一方が、住所が未入力である場合、あるいは非公開とされている場合には項目4のポイントを「0」にする。第2に、ポイントテーブルTBLp5を参照して、本人の住所の都道府県及び表示対象となるゴルフ利用者の住所の都道府県に対応する指標Z5を特定する。第3に、ポイントテーブルTBLp4を参照して、指標Z5に対応するポイントP4を取得する。
次に、ポイントテーブルTBLp7は、本人と表示対象のゴルフ利用者との年齢の近接の程度とをポイントと対応づけて記憶している。図22にポイントテーブルTBLp5の記憶内容を示す。図22において指標Z6は、表示対象のゴルフ利用者の年齢から本人の年齢を減算した結果を示している。Z6=0は、本人と表示対象のゴルフ利用者との年齢が同じである場合である。指標Z6が負の場合は、表示対象のゴルフ利用者が本人より年下であり、指標Z6が正の場合は、表示対象のゴルフ利用者が本人より年上である。この例では、表示対象のゴルフ利用者が同い年→年下差3歳未満→年上差3歳未満→年下差5歳未満→年上差5歳未満→年下差5歳以上→年上差5歳以上の順にポイントを低く設定してある。これは、表示の優先順位において、ゴルフに誘った場合に承諾する可能性を考慮したものである。すなわち、同じ年齢であれば話題が共通するので、最もゴルフに誘った場合に承諾する可能性が高く、年齢差がある場合には、年上よりも年下の方が承諾する可能性が高いと考える場合があることを考慮したものである。なお、上記では表示対象のゴルフ利用者の年齢から本人の年齢を減算することとしているが、本人の年齢から表示外相のゴルフ利用者の年齢を減算することとしても良い。この場合、ポイントの設定を、表示対象のゴルフ利用者と同い年→年上差3歳未満→年下差3歳未満→年上差5歳未満→年下差5歳未満→年上差5歳以上→年下差5歳以上の順にポイントを低く設定する。
項目5のポイントを特定する処理は、第1に、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11を参照して、本人の誕生日から年齢を特定するとともに、表示対象となるゴルフ利用者の誕生日から年齢を特定する。なお、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に記録される誕生日は、外部管理サーバ3から取得したものであってもよいし、管理サーバ1に登録されたものであってもよい。また、誕生日が未入力である場合、あるいは非公開とされている場合には項目5のポイントを「0」にする。第2に、現在日と誕生日に基づいて、本人の年齢と表示対象となるゴルフ利用者の年齢を特定する。第3に、指標Z6(=表示対象のゴルフ利用者の年齢−本人の年齢)を算出する。第4に、ポイントテーブルTBLp7を参照して、指標Z6に対応するポイントP5を取得する。なお、誕生日情報とともに、或いはこれに代えて年齢情報が管理サーバ1のゴルフ利用者テーブルTBL11あるいは外部管理サーバ3のSNS利用者情報テーブルTBL31に記録されている場合は、この年齢情報を取得して使用してもよい。
ポイントテーブルTBLp7は、本人の性別及び表示対象となるゴルフ利用者の性別を考慮していなかったが、これを考慮して項目5を評価してもよい。すなわち、例えば本人が男性である場合には、年上女性より年下女性のほうがゴルフに誘いやすく、同性であれば年齢が近いほうが、かつ年下のほうがゴルフに誘いやすいと考える場合があることを考慮したものである。また、本人が女性である場合には、年下男性より年上男性のほうが誘いやすく、同性であれば年齢が近いほうが誘いやすいと考える場合があることを考慮したものである。
性別を考慮する場合には、ポイントテーブルTBLp7の代わりに図23に示すポイントテーブルTBLp8を用いればよい。
次に、ポイントテーブルTBLp9は、表示対象のゴルフ利用者のラウンド頻度及び練習頻度とポイントとを対応づけて記憶している。図24にポイントテーブルTBLp9の記憶内容を示す。図24において指標Z7は、表示対象のゴルフ利用者のラウンド頻度のランクから本人のラウンド頻度のランクを減算した結果を示している。また、指標Z8は、表示対象のゴルフ利用者の練習頻度のランクから本人の練習頻度のランクを減算した結果を示している。本実施形態ではラウンド頻度及び練習頻度のランクが近い程、付与されるポイントが高くなるように設定されている。これは、ゴルフに対する熱意が本人と近いと考えられるゴルフ利用者を優先して表示させるためである。
項目6のポイントを特定する処理は、第1に、登録情報テーブルTBLaを参照して、本人及び表示対象のゴルフ利用者について、ラウンド頻度のランク及び練習頻度のランクを取得する。第2に、指標Z7及び指標Z8を算出する。第3に、ポイントテーブルTBLp9を参照して、算出した指標Z7及び指標Z8に対応するポイントを各々特定する。
第4に特定したポイントの合計を項目6のポイントP6として算出する。
CPU30は、上述した項目1〜項目6のポイントP1〜P6を算出した後、図25に示す係数テーブルTBLkを参照して、係数k1〜k6を取得する。そして、以下の式に従って、評価値Hを算出する。H=k1*P1+k2*P2+k3*P3+k4*P4+k5*P5+k6*P6
そして、表示対象のゴルフ利用者を評価値Hの順にソートし、表示基準情報Grefに従って、ゴルフフレンドマップにゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達を配置する。本実施形態の表示基準情報Grefは、図3に示す領域Y1にゴルフ友達を評価値Hの高い順に予め定められた位置に配置し、領域Y2にゴルフ友達のゴルフ友達を評価値Hの高い順に予め定められた位置に配置するように定められている。
このように、ゴルフ友達とゴルフ友達のゴルフ友達とを独立して異なる領域に配置し、しかも活動情報を評価し、評価結果に基づいて配置したので、本人と関係性の深いゴルフ利用者を把握し易い態様でゴルフフレンドマップに配置することが可能となる。
次に、外部管理サーバ3が備えるSNS利用者情報テーブルTBL31とSNS友達情報テーブルTBL32について説明する。図26にSNS利用者情報テーブルTBL31及びSNS友達情報テーブルTBL32のデータ構造を示す。SNS利用者情報テーブルTBL31には複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、氏名、性別、住所、勤務先、趣味、SNS利用者を一意に識別する識別情報UID(当該SNSにおいてアカウントとして機能する)、及びメールアドレスを含む。識別情報UID以外のこれらの情報は、SNS利用者が登録した個人情報である。SNS利用者情報テーブルTBL31を参照することによって、例えば、「浜市子」の趣味は「ゴルフ」であることが分かる。SNS利用者情報テーブルTBL31に記録される個人情報は、SNS利用者が外部管理サーバ3に対して提供した提供情報に該当する。
次に、SNS友達情報テーブルTBL32には複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、アクション元の識別情報、アクション先の識別情報、ステータス、及び申請日時を含む。アクション元は、友達申請を行ったSNS利用者であり、アクション先は、友達申請されたSNS利用者である。ステータスは、友達申請の状態を示し、申請中が「0」、承諾が「1」、拒否が「2」、タイムアウトが「3」で表される。タイムアウトとは、申請日時から所定期間が経過しても、アクション先のSNS利用者が、友達申請を承諾するか拒否するかを明らかにしない場合である。図26に示す例では、UIDが「0zz99x999」のSNS利用者は、UIDが「6zz99x999」のSNS利用者に友達申請を行い、承諾されている。
友達関係を記憶する場合に、アクション元(申請元)とアクション先(申請先)を分けて記憶したのは、記憶容量を削減する利点がある。仮に、あるSNS利用者の識別情報UIDと当該SNS利用者と友達関係にある全てのSNS利用者の識別情報UIDとを対応づけて記憶したとすると、2倍の記憶容量が必要となる。例えば、SNS利用者aがアクション元でありSNS利用者bがアクション先であるとする。各SNS利用者ごとに友達関係にあるSNS利用者の識別情報を記憶する場合には、利用者aについて利用者bが友達関係にあることを記憶し、さらに、利用者bについて利用者aが友達関係にあることを記憶する必要がある。これに対して、本実施形態では、アクション先の識別情報とアクション元の識別情報とを対応づけて1つのレコードに記憶するので記憶容量を半分にすることができる。また、ステータスを更新する場合でも半分の処理となる。
図27に投稿テーブルTBL33のデータ構造を示す。投稿テーブルTBL33には複数のレコードが記録されている。1つのレコードは、レコードを一意に識別するレコードID、各種のアクションの主体となるSNS利用者のアクション元識別情報UID_From、アクションの相手方のSNS利用者のアクション先識別情報UID_To、アクションの日時を示すタイムスタンプ、及びSNS利用者が書き込んだコメントが対応付けられて記録されている。投稿テーブルTBL33を参照することによって、誰が(アクション元識別情報UID_From)、誰に(アクション先識別情報UID_To、ニュースID)、いつ(タイムスタンプ)、どんなコメントを投稿したかを知ることができる。
本実施形態では、SNS利用者が、外部管理サーバ3が管理するSNSのマイページにコメントを自由に投稿できるようになっており、投稿されたコメントに対して、他のSNS利用者がコメントをさらに投稿できるようになっている。投稿テーブルTBL33を参照することによって、SNS利用者が投稿したコメントの内容を知ることができる。なお、投稿したコメントは、SNS利用者が外部管理サーバ3に対して提供する提供情報に該当する。例えば、識別情報UIDが「7zz99x123」のSNS利用者は、2012年7月10日に「今日は、ゴルフの練習、練習!」を本人のマイページに投稿していることが分かる。この場合、本人のマイページへの投稿であるので、アクション先識別情報は「Null」となっている。
図28に管理サーバ1の構成を示す。この図に示すように、管理サーバ1は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30、CPU30の作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)31、ブートプログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)32、各種のプログラムやデータを記憶するハードディスク33、キーボードやマウスなどを含む入力部34、画像を表示するディスプレイ35、通信網NETを介して外部の装置と通信を行う通信インターフェース36、及びコンパクトディスクなどの情報記録媒体を読み取る読取装置37を備える。ハードディスク33は、上述した記憶部17に相当し、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11、活動データベースDB、表示基準情報Grefの他、管理サーバ1全体を制御するプログラムを格納する。なお、外部管理サーバ3も管理サーバ1と同様に構成されている。但し、外部管理サーバ3のハードディスク33には、SNS利用者情報テーブルTBL31、SNS友達情報テーブルTBL32、及び投稿テーブルTBL33が格納される。
図29に端末装置2の構成を示す。端末装置2は、装置全体を制御するCPU20、CPU20の作業領域として機能するRAM21、ブートプログラムや装置全体を制御する制御プログラムなどを記憶したROM22、各種のプログラムやデータを記憶する記憶装置23、テンキーなどを含む入力部24、画像を表示するディスプレイ25、及び通信網NETを介して外部の装置と通信を行う通信インターフェース26を備える。
<2.サービス提供システムの動作>
サービス提供システム100では、ゴルフ利用者の端末装置2において、ゴルフ友達の階層構造を示す関係図を表示させることができ、また、ゴルフ利用者は、ゴルフ利用者とSNSにおいて友達関係にあるSNS利用者をゴルフ情報サービスに招待することができる。以下、関係図を表示させる表示処理と、ゴルフ情報サービスに招待する招待処理について説明する。
<2−1:表示処理>
図30及び図31に表示処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示す。端末装置2のSNS利用者(ゴルフ利用者でもある)が、ウェブブラウザ上で動作したり、端末装置2にインストールされて動作するアプリケーションを起動して、SNSサイトにアクセスすると、端末装置2のディスプレイ25には、ログイン画面が表示される。このログイン画面には、識別情報UIDとパスワードとを入力する入力ボックスが表示される。利用者が、入力ボックスに入力して送信ボタンを押すと、端末装置2は、入力した識別情報UID及びパスワードを含むログイン要求を外部管理サーバ3に送信する。
ログイン要求を外部管理サーバ3が受信すると、外部管理サーバ3は認証処理を実行する(S300)。具体的には、外部管理サーバ3のCPUは、識別情報UIDとパスワードとの組みが記憶されているか否かを判定し、判定条件を充足する場合にはログインを許可し、判定条件が充足されない場合にはログインを拒絶する。そして、CPUは判定結果を示すログイン応答を端末装置2に送信させる。なお、図30に示す例では、ログインが許可されたものとする。一度、端末装置2で入力された識別情報UIDとパスワードとの組みは、端末装置2に所定期間記憶されて、当該所定期間内であればログインを省略可能としてもよい。また、管理サーバ1は外部管理サーバ3で発行されるトークンを用いて、外部管理サーバ3にアクセス可能とするOauth認証を採用してもよい。この場合は、本人の識別情報UIDに対応するトークンを用いて外部管理サーバ3にアクセスすればよい。
この後、SNS利用者がメニューの中からゴルフアプリケーションを選択すると(S200)、端末装置2は、マイページ閲覧要求を管理サーバ1に送信する。管理サーバ1はマイページ閲覧要求を受信すると、マイページ閲覧要求に含まれる本人の識別情報UIDを取得し、本人の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S100)。
外部管理サーバ3が、本人の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、友達情報テーブルTBLにアクセスし、当該識別情報UIDがアクション元又はアクション先として記録されているレコードを抽出する(S301)。さらに、CPUは、これらのレコードにアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDをキーとしてSNS利用者情報テーブルTBL31からSNS利用者情報を抽出する(S301)。この後、外部管理サーバ3は、抽出したSNSの友達情報及びSNS利用者情報を含む友達リストを管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1が、友達リストを受信して、SNSの友達情報及びSNS利用者情報を取得すると(S101)、管理サーバ1は、本人のSNS友達の識別情報UIDを特定する(S102)。具体的には、友達情報のレコードにおいてアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、本人の識別情報UID及び重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDを本人のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。この結果、図32に示すように本人と友達関係にあるSNS友達を特定することができる。この後、管理サーバ1は、SNS友達の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S103)。
外部管理サーバ3が、SNS友達の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、SNS友達情報テーブルTBL32にアクセスし、当該識別情報UIDがアクション元又はアクション先として記録されているレコードを抽出する(S302)。この後、外部管理サーバ3は、抽出したSNSの友達情報を含む友達リストを管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1が、友達リストを受信して、SNS友達のSNS友達について友達情報を取得すると(S104)、管理サーバ1は、SNS友達のSNS友達について識別情報UIDを特定する(S105)。具体的には、友達情報のレコードにおいてアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDをSNS友達のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。この結果、図33に示すように本人と友達関係にあるSNS友達及びSNS友達のSNS友達を特定することができる。この後、管理サーバ1は、SNS友達のSNS友達の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S106)。
外部管理サーバ3が、SNS友達のSNS友達の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、SNS利用者情報テーブルTBL31にアクセスし、当該識別情報UIDが記録されているレコードを抽出する(S303)。この後、外部管理サーバ3は、抽出したSNS利用者情報を管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1がSNS利用者情報を受信すると、図31に示すように、管理サーバ1のCPU30は、SNS友達及びSNS友達のSNS友達の識別情報UIDとゴルフ利用者の識別情報UIDに基づいてゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達を特定する(S108)。具体的には、S102で特定したSNS友達の識別情報UIDのうち、ゴルフ利用者の識別情報UIDと一致するものを、ゴルフ友達の識別情報UIDとする。また、S105で特定したSNS友達のSNS友達の識別情報UIDのうち、ゴルフ利用者の識別情報UIDと一致するものを、ゴルフ友達のゴルフ友達の識別情報UIDとする。このようにして図2に示すようにゴルフ友達及びゴルフ友達のゴルフ友達が特定される。
次に、管理サーバ1のCPU30は、関係図を表示させる表示情報を生成する(S109)。ここで、CPU30は、ゴルフ利用者のプロフィール画像を画面に配置する表示情報を生成する。送信データ量を削減するため、プロフィール画像は、画像データのアドレスを示すリンク情報として与えられる。なお、リンク情報の替わりにプロフィール画像データを表示情報に含ませてもよい。
まず、CPU30は、「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」に大別し、仮想的な画面に全ての「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した関係図を生成する。
「ゴルフ友達」のプロフィール画像のアイコンは、「ゴルフ友達のゴルフ友達」のプロフィール画像のアイコンよりも大きくする。表示すべき人数が多い場合には、仮想的な画面の大きさは端末装置2のディスプレイ25で表示される画面より大きくなる。この場合には、端末装置2において、仮想的な画面を表示可能な大きさに切り出してディスプレイ25に表示することになる。
CPU30は、「ゴルフ友達」を仮想的な画面の一番手前から埋め、その後、「ゴルフ友達のゴルフ友達」を埋めていく。例えば、全ての「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」と配置した画面が図34に示す画面Wであるとする。「ゴルフ友達」を一番手前の画面に配置し、「ゴルフ友達」の配置が完了した後、「ゴルフ友達のゴルフ友達」を配置する。この場合、CPU30は、領域r1→領域r2→領域r3…の順に「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置する。なお、1つの領域に表示可能な人数は予め設定で決められているが、任意の人数に変更可能としても良い。
端末装置2のディスプレイ25において最初に表示されるのが画面領域R1である。この場合、領域r1は図3に示す表示領域Y1に相当し、領域r2は表示領域Y2に相当する。図3に示す上矢印アイコンB2をクリックすると、ディスプレイ25に画面領域R2が表示される。この場合、領域r2は図3に示す表示領域Y1に相当し、領域r3は表示領域Y2に相当する。この状態で、下矢印アイコンB1をクリックすると、ディスプレイ25に画面領域R1が表示される。
即ち、端末装置2のディスプレイ25は、画面を所定の方向にスライドして画面サイズよりも大きなサイズの関係図を表示できるようになっている。管理サーバ1のCPU30は、ディスプレイ25の画面サイズに「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」を配置できない場合、画面サイズよりも大きな領域に「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した関係図を表示するために必要な表示情報を生成する。なお、ディスプレイ25に画面領域R1が表示されている状態で下矢印アイコンB1をクリックすると、招待処理を行う画面に遷移する。また、図3に示す「ゴルフ友達を増やす」アイコンA4をクリックすることでも、招待処理を行う画面に遷移することができるようになっている。招待処理については後述する。
CPU30は、ゴルフ友達の配置において、記憶部17に記憶されている表示基準情報Grefに従って、ゴルフ友達を所定パラメータに従って評価し、評価結果に基づいて表示優先度が高いと判断されたものから順に、予め定められた領域に表示する処理を行う。
表示基準情報Grefによって指定され評価の基準となるパラメータとしては、利用情報(項目1〜項目3)と登録情報(項目4〜項目6)とがある。これらに基づく評価値Hの算出は、図15〜図24を参照して説明した通りである。
図3に示す例では、領域Y1の下辺に近い程、表示優先度が高い。即ち、ゴルフ友達GF1→GF2→GF3→GF4→GF5の順に評価値Hが大きい。
説明を図31に戻す。次に、管理サーバ1は、表示情報を含むマイページ閲覧応答を端末装置2に送信する。端末装置2がマイページ閲覧応答を受信すると、CPU20はディスプレイ25に「ゴルフ友達」と「ゴルフ友達のゴルフ友達」とを配置した関係図(ゴルフフレンドマップ)を表示する。本実施形態では、図3及び図34に示すように「ゴルフ友達」が手前に配置され、「ゴルフ友達のゴルフ友達」が「ゴルフ友達」より奥に配置されるので、ゴルフ利用者は、ゴルフ友達の階層関係を容易に把握することができる。さらに、本人とより関係の深い「ゴルフ友達」は「ゴルフ友達のゴルフ友達」よりも大きなアイコンで表示すれば、両者の階層関係を一見して把握することができる。加えて、「ゴルフ友達のゴルフ友達」は、本人のゴルフ友達のそれぞれに対して友達関係があるので、「ゴルフ友達」よりも人数が多いのが通常である。したがって「ゴルフ友達のゴルフ友達」のアイコンを「ゴルフ友達」のアイコンよりも小さくすることによって、効率の良い表示が可能となる。
<2−2:招待処理>
図35及び図36に招待処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示す。この例では、アクション元のゴルフ利用者の端末装置を端末装置2f、アクション先のSNS利用者の端末装置を端末装置2tと称する。
図2を参照して説明したように、ゴルフ利用者である本人とSNS友達であり、且つゴルフ利用者がゴルフ友達となる。このため、SNS友達であり且つゴルフ利用者でない第1の外部特定利用者をゴルフ情報サービスに招待することとゴルフ友達に誘うことは等価である。以下の説明では、SNS利用者をゴルフ情報サービスに招待するゴルフ利用者を招待利用者、ゴルフ利用者によってゴルフ情報サービスに招待されるSNS利用者を被招待利用者、被招待利用者の候補者を被招待利用候補者と称する。ここで、招待利用者はゴルフ友達を申請する申請者であり、被招待利用者はゴルフ友達の申請を受諾したSNS利用者であり、被招待利用候補者はゴルフ友達の申請の候補者に該当する。
まず、アクション元である端末装置2fのゴルフ利用者が、図3に示すマイページにおいてアイコンA4をクリックする等して「ゴルフ友達を増やす」を選択すると、端末装置2fは、友達申請ページ要求を管理サーバ1に送信する。管理サーバ1は友達申請ページ要求を受信すると、本人の識別情報UIDを取得し、本人の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する(S120)。
外部管理サーバ3が、本人の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、友達情報テーブルTBLにアクセスし、当該識別情報UIDがアクション元又はアクション先として記録されているレコードを抽出する(S320)。
管理サーバ1が、抽出したSNSの友達情報及びSNS利用者情報を含む友達リストを外部管理サーバ3から受信して、SNSの友達情報を取得すると(S121)、管理サーバ1のCPU30は、SNS友達であり且つゴルフ利用者でない者を抽出する(S122)。
より具体的には、第1に、CPU30は、友達情報のステータスが承諾のレコードにアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、本人の識別情報UID及び重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDを本人のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。
第2に、CPU30は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11を参照して、ゴルフ利用者の識別情報UIDを取得する。
第3に、CPU30は、SNS友達の識別情報UIDからゴルフ利用者の識別情報UIDを除いて、SNS友達であってゴルフ利用者でない第1の外部特定利用者の識別情報UIDを特定する。特定された者は、被招待利用候補者となる。
CPU30は、ステップS120を実行することにより取得部11として機能し、ステップS121を実行することにより関係情報参照部12Aとして機能し、ステップS122を実行することにより特定部13として機能する。
この後、CPU30は、第1の外部特定利用者の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する。外部管理サーバ3は、第1の外部特定利用者の識別情報UIDを受信すると、SNS利用者情報テーブルTBL31を参照して、第1の外部特定利用者の識別情報UIDに対応するSNS利用者情報を抽出し、また、投稿テーブルTBL11を参照し、アクション元識別情報が第1の外部特定利用者の識別情報UIDと一致するレコードを投稿情報として抽出する。さらに、外部管理サーバ3は、抽出したSNS利用者情報及び投稿情報(提供情報)を管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1のCPU30は、第1の外部特定利用者の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信して、SNS利用者情報及び投稿情報を受信することによって、提供情報参照部12Bとして機能する。
この後、CPU30は、SNS利用者情報及び投稿情報に基づいて表示順位を決定する(S123)。具体的には、予め定められたキーワードが受信したSNS利用者情報及び投稿情報に含まれるか否かを判定し、判定結果に基づいて表示順位を決定する。表示順位には、複数の第1の外部特定利用者のうち、端末装置2の表示部に表示させる各第1の外部特定利用者に割り当てられる第1順位と端末装置2の表示部に非表示とする各第1の外部特定利用者に割り当てる第2順位がある。
くわえて、端末装置2の表示部の表示領域(図37の領域C参照)には第1の外部特定利用者を表示可能な表示位置が所定数用意されている。この場合、第1順位の第1の外部特定利用者を所定数の表示位置にランダムに配置してもよいし、あるいは、複数の第1順位の第1の外部特定利用者に対して、さらに、所定数の表示位置に順位を割り当ててもよい。
キーワードとしては、例えば、ゴルフ、カントリークラブ、アイアン、ドライバー、フェアウェイ、バーディー、シュートホールといったゴルフ(第1サービス)に関連する用語が該当する。このため、本人のSNS友達のうちゴルフ利用者でない第1の外部特定利用者の中からゴルフに関心のあるSNS利用者を抽出する。これらの利用者はゴルフ情報サービスに招待した場合に、他のSNS利用者と比較して招待を受諾する可能性が高い。本実施形態では招待を受諾する可能性が高いと推定される被招待利用候補者を他の被招待利用候補者より優先して表示させるので、招待するゴルフ利用者の利便性を大幅に向上させることが期待できる。なお、キーワードは記憶部17に記憶されている。
次に、CPU30は、決定された表示順位に従って、第1の外部特定利用者を端末装置2の表示部に表示させる友達申請ページを生成し(S124)、友達申請ページを含む友達申請ページ応答を端末装置2fに送信する。CPU30は、ステップS124を実行するとともに友達申請ページ応答を端末装置2fに送信することにより、表示制御部16として機能する。
友達申請ページ応答を受信した端末装置2fは、ディスプレイ25に友達申請ページを表示する(S221)。図37に友達申請ページの一例を示す。この例では、領域Cに友達候補者(被招待利用候補者)のアイコンが表示される。上述したようにゴルフに関心のあるSNS友達が領域Cに表示されるので、ゴルフ情報サービスに招待しようとするゴルフ利用者は、承諾する可能性が高いと思われるSNS友達を容易に選択することが可能となる。
友達候補者のアイコンは、左矢印アイコンB3をクリックすると左方向にスクロールし、右矢印アイコンB4をクリックすると右方向にスクロールする。そして、友達候補者のアイコンを所定の領域(この例では、グリーン)にドラックすると、図38に示すように確認画面が表示される。この例では、「山田一郎」をゴルフ友達に招待するか否かが確認される。キャンセルボタンB5がクリックされると、処理が中止され、確認画面が消える。一方、招待ボタンB6がクリックされると、図35に示すように端末装置2fはゴルフ友達申請要求を管理サーバ1に送信するとともに、アイコンDが領域Cから消えてグリーン上に表示される処理が行われる。また、領域Cでは表示されているアイコンが左詰めされる表示処理が行われる。なお、ゴルフ友達申請要求にはアクション元(友達申請元)の識別情報UIDとアクション先(友達申請先)の識別情報UIDとが含まれている。
管理サーバ1がゴルフ友達申請要求を受信すると、管理サーバ1はゴルフ友達申請処理を実行する(S125)。ゴルフ友達申請処理では、管理サーバ1のCPU30は、アクション元とアクション先の識別情報UIDを含むゴルフ友達申請通知を外部管理サーバ3に送信する。外部管理サーバ3はゴルフ友達申請通知を受信すると、アクション先の識別情報UIDと関連付けて、アクション元であるSNS友達からゴルフアプリケーションへの招待があったことを示す招待情報をSNS利用者情報テーブルTBL31に記憶する(S320)。
この後、アクション先のSNS利用者がSNSサイトにログインすると、当該SNS利用者のマイページにアクション元のゴルフ利用者からゴルフアプリケーションへ招待する旨のメッセージと共に管理サーバ1が管理する登録ページへジャンプするボタンが表示される(S230)。アクション先のSNS利用者がボタンをクリックして招待を選択すると(S231)、登録ページ要求が管理サーバ1に送信される。管理サーバ1が登録ページを含む登録ページ応答を端末装置2tに送信すると、端末装置2tのディスプレイ25には登録ページが表示される(S232)。端末装置2tにおいてSNS利用者が所定事項を入力して登録ページに表示される登録ボタンをクリックすると、端末装置2tは登録要求を管理サーバ1に送信する。
管理サーバ1が登録要求を受信すると、CPU30はゴルフ利用者情報テーブルTBL11を更新する(S126)。この際、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11には、アクション先のSNS利用者の識別情報UIDが追加されると共に、アクション元のゴルフ利用者の識別情報UIDに関連付けて登録メッセージが記録される。
この後、アクション元のゴルフ利用者が管理サーバ1にログインすると、管理サーバ1は、登録メッセージを含むマイページを端末装置2fに送信する。マイページを受信した端末装置2fのCPU20は、ディスプレイ25にマイページを表示する(S240)。図39に登録メッセージを含むマイページの一例を示す。この例では、領域Dにゴルフ友達への招待を受諾したSNS利用者のプロフィール画像と共に「誘ってくれてありがとう!ゴルフに行こう!」という登録メッセージが表示される。
このように、ゴルフ友達が増加すると、ゴルフ友達のゴルフ友達も増加するので、マイページに表示される友達の人数が急激に増加し、マイページが賑やかになり、ゴルフに関するコミュニケーションを活性化することができる。
なお、招待の通知の態様としては、マイページにおける招待の投稿に対して、賛同を表明するボタン(例えば、「いいね!」ボタン)のクリックや、メールの本文記載のURL からのアクセスであってもよい。この場合、賛同を表明するボタンやメールの本文記載のURLにアクション元の識別情報UIDが対応づけられていることが好ましい。
また、招待候補者は、SNS友達であったが、SNS友達のSNS友達を招待候補者に含めてもよい。この場合、管理サーバ1の取得部11は、SNS友達の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信し、SNS友達のSNS友達のSNS利用者情報を取得すればよい。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態のサービス提供システム100は、SNS友達をゴルフ情報サービスへの招待の対象としたが、第2実施形態のサービス提供システム100は、SNS友達のSNS友達を含めて招待の対象とする点を除いて、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の管理サーバ1において、関係情報参照部12Aは、SNS友達(第1の特定利用者)の識別情報UIDに基づいて、外部管理サーバ3で管理するSNS友達と友達関係を示す友達情報(特定関係情報)を参照可能である。
また、特定部13は、本人の友達情報に基づいて、本人と友達関係を有するSNS友達(第1の特定利用者)を特定し、更に、当該SNS友達と友達関係を示す特定関係情報と記憶部17に記憶されているゴルフ利用者の識別情報UIDとに基づいて、当該SNS友達と友達関係を有するSNS利用者であるSNS友達のSNS友達のうちゴルフ利用者に該当しない利用者を第2の外部特定利用者として特定する。
また、提供情報参照部12Bは、第2の外部特定利用者がSNS(第2サービス)において外部管理サーバ3に提供した提供情報を参照可能である。
また、決定部15は、提供情報参照部12Bで参照した第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者の提供情報に基づいて、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者を端末装置2の表示部に表示させる順位を決定する。
また、表示制御部16は、決定部15の決定した順位に従って、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者を端末装置2の表示部に表示させる。
図40に第2実施形態の招待処理に関するサービス提供システムの動作シーケンスを示す。なお、図35を参照して説明した第1実施形態の招待処理と同じ処理は、同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
まず、端末装置2fのゴルフ利用者が、「ゴルフ友達を増やす」を選択してから(S220)、外部管理サーバ3が友達リストを管理サーバ3に送信するまでの処理は第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、管理サーバ1が友達リストを受信すると、CPU30は、SNS友達を特定する。具体的には、CPU30は、友達情報のステータスが承諾のレコードにアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、本人の識別情報UID及び重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDを本人のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。
この後、CPU30は、SNS友達の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する。外部管理サーバ3は、SNS友達の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、友達情報テーブルTBLにアクセスし、当該識別情報UIDがアクション元又はアクション先として記録されているレコードを抽出する(S320a)。そして、管理サーバ1が、友達リストを受信して、SNS友達のSNS友達を示す友達情報を取得する(S121b)。
この後、管理サーバ1のCPU30は、第1実施形態と同様に第1の外部特定利用者を抽出する(S122)。さらに、CPU30は、SNS友達のSNS友達であり、且つゴルフ利用者でない第2の外部特定利用者を抽出する。
より具体的には、第1に、CPU30は、SNS友達のSNS友達の友達情報のステータスが承諾のレコードにアクション元又はアクション先として記録されている識別情報UIDのうち、本人の識別情報UID及び重複する識別情報UIDを除いた識別情報UIDをゴルフ友達のSNS友達の識別情報UIDとして特定する。
第2に、CPU30は、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11を参照して、ゴルフ利用者の識別情報UIDを取得する。
第3に、CPU30は、SNS友達のSNS友達の識別情報UIDからゴルフ利用者の識別情報UIDを除いて、SNS友達のSNS友達であってゴルフ利用者でない第2の外部特定利用者の識別情報UIDを特定する。第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者が被招待利用候補者となる。第1の外部特定利用者とSNS友達の関係及び第2の外部特定利用者とSNS友達のSNS友達の関係は、図2に示すものとなる。
この後、管理サーバ1は、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者の識別情報UIDを外部管理サーバ3に送信する。
外部管理サーバ3が、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者の識別情報UIDを受信すると、外部管理サーバ3のCPUは、SNS利用者情報テーブルTBL31を参照して、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者の識別情報UIDに対応するSNS利用者情報を抽出し、また、投稿テーブルTBL11を参照し、アクション元識別情報が第1の外部特定利用者又は第2の外部特定利用者の識別情報UIDと一致するレコードを投稿情報として抽出する(S321)。さらに、外部管理サーバ3は、抽出したSNS利用者情報及び投稿情報(提供情報)を管理サーバ1に送信する。
この後、CPU30は、SNS利用者情報及び投稿情報に基づいて表示順位を決定する(S123a)。CPU30は、キーワードが受信したSNS利用者情報及び投稿情報に含まれるか否かを判定し、判定結果に基づいて表示順位を決定する。表示順位には、複数の第1の外部特定利用者のうち、端末装置2の表示部に表示させる各第1の外部特定利用者に割り当てられる第1順位と、複数の第2の外部特定利用者のうち、端末装置2の表示部に表示させる各第2の外部特定利用者に割り当てられる第2順位と、複数の第1の外部特定利用者及び複数の第2の外部特定利用者のうち、端末装置2の表示部に非表示とする各第1の外部特定利用者及び各第2の外部特定利用者に割り当てる第3順位がある。なお、第1の外部特定利用者及び第2の外部特定利用者を区別せずに、端末装置2の表示部に表示させる外部特定利用者に第1順位を割り当て、端末装置2の表示部に表示させる外部特定利用者に第2順位を割り当てるようにしてもよい。
本実施形態では、図37の領域Cの左端から第1順位の第1の外部特定利用者を割り当て、次に、第2順位の第1の外部特定利用者を割り当てる。この場合は、本人とSNS上で友達関係にある第1の外部特定利用者を、友達関係に無い第2の外部特定利用者より優先させて表示することが可能となる。ゴルフに関心があり、且つ、親密な利用者を先に表示するので、招待したい者(被招待利用者)を効率よく選択することが可能となる。
なお、以後の処理は、第1実施形態と同様である。
<変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に述べる各種の変形が可能である。また、各変形例及び各実施形態は、適宜、組み合わせてもよいことは勿論である。
(1)上述した各実施形態において、決定部15は、本人のパラメータに近い人を自動判別して招待処理における友達候補者として表示させる順位を決定しても良い。例えば、住所が近い、年齢が近い、ゴルフ歴が近い、などのパラメータをシステム側で自動検索し、所定の換算方法で数値化し、数値の高い者から順に、順位を定めてもよい。具体的には、外部管理サーバ3で管理するSNS利用者情報に含まれる誕生日や住所などの属性情報を参照してパラメータを取得すればよい。即ち、CPU30は、本人の属性情報と第1の外部特定利用者に関する属性情報とに基づいて、本人と第1の外部特定利用者の属性が親和する程度を評価する処理を実行すればよい。また、第2の外部特定利用者についても同様である。
(2)上述した各実施形態及び各変形例では、招待処理において、既にゴルフ利用者となっているSNS利用者は、招待の候補者から除く処理が実行されたが(図35のS122参照)、本発明はこれに限定されるものではなく、既にゴルフ利用者となっている者を含めてもよい。この場合は、ゴルフ利用者でない候補者と識別できる態様でゴルフ利用者を表示すればよい。例えば、登録済みのゴルフ利用者には印を付加して、リスト後方(図37に基づけば、仮想画面における領域Cの右側エリア)に表示させるようにしても良い。
(3)上述した各実施形態及び各変形例において、管理サーバ1は、招待について、アクション元の識別情報UID、アクション先の識別情報UID、及びステータスを対応づけて記憶する招待テーブルを記憶部17に格納してもよい。ステータスを参照することによって、承諾、拒否、申請中の状態が識別可能となる。特定部13は、招待テーブルを参照して、招待申請中(友達申請中)のSNS利用者を特定する。そして、招待申請中の被招待候補者を他の被招待候補者と識別できるように表示させてもよい。例えば、招待申請中の被招待候補者には印などを付加してリスト後方(図37に基づけば、仮想画面における領域Cの右側エリア)に表示させても良いし、あるいは、招待申請中のSNS利用者は被招待候補者から除いて非表示としても良い。
また、招待テーブルを追加するのではなく、ゴルフ利用者情報テーブルTBL11に招待のアクション元であるゴルフ利用者の識別情報UIDに対応づけて、アクション先であるSNS利用者の識別情報UIDと招待申請中であることを示すステータスを記録しても良い。この場合は、アクション先であるSNS利用者が、ゴルフ利用者として登録すれば、ステータスを変更すればよい。さらに、招待申請日時も記録しておき、所定期間経過しても登録されずステータスに変動がなければ、自動的にステータスをタイムアウト等としたり、SNS利用者の識別情報UIDとステータスを消去しても良い。
更に、図41に示すように、友達リストを表示するとともに招待リストを表示し、招待したい友達の帯をドラッグし、友達リストから招待リストにドロップすることで招待リストに表示されるようにしても良い。
(4)上述した各実施形態及び各変形例では、管理サーバ1が提供するサービスとして、ゴルフ情報サービスを一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、管理サーバ1はどのようなサービスを提供するものであってもよい。例えば、利用者同士の共通のテーマに基づいて、アプリケーション上で特定の関係を構築するすべてのものに適用できる。共通のテーマは、マラソン、バドミントン等のスポーツや、将棋、ゲームなどの趣味的なものであってもよいし、ビジネスに関するものあってもよい。また、特定の関係は、友達関係に限定されない。例えば、上司と部下の関係であってもよいし、問屋と小売の関係であってもよい。要は、一定の規則に基づいて構築される関係であればどのようなものであってもよい。
(5)本発明は上述の各実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内での変更は本発明に含まれるものである。
NET……通信網、1……管理サーバ、2……端末装置、3……外部管理サーバ、11……取得部、12A……関係情報参照部、12B……提供情報参照部、13……特定部、15……決定部、16……表示制御部、17……記憶部、25……ディスプレイ(表示部)、TBL11……ゴルフ利用者情報テーブル、TBL31……SNS利用者情報テーブル、TBL32……SNS友達情報テーブル、TBL33……投稿テーブル。

Claims (6)

  1. 第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供すると共に前記第2利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理する外部管理装置及び前記第1利用者の端末装置と通信可能な管理装置であって、
    前記第1利用者を一意に識別する識別情報を記憶する記憶部と、
    所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照可能な関係情報参照部と、
    前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部と、
    前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照する提供情報参照部と、
    前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定する決定部と、
    前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能な表示制御部と、
    を備える管理装置。
  2. 前記関係情報参照部は、前記第1の特定利用者の識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記第1の特定利用者と特定の関係を示す特定関係情報を参照可能であり、
    前記特定部は、前記所定の利用者の前記特定関係情報に基づいて、前記所定の利用者と前記特定の関係を有する前記第1の特定利用者を特定し、更に、当該前記第1の特定利用者と特定の関係を示す特定関係情報と前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報とに基づいて、当該第1の特定利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第2の特定利用者のうち前記第1利用者に該当しない利用者を第2の外部特定利用者として特定し、
    前記提供情報参照部は、前記第2の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照可能であり、
    前記決定部は、前記提供情報参照部で参照した前記第1の外部特定利用者及び前記第2の外部特定利用者の提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者及び前記第2の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定し、
    前記表示制御部は、前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報及び前記第2の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記決定部は、予め定められたキーワードが前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に含まれるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供する管理装置と、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供する外部管理装置と、前記第2利用者の端末装置とを備えるサービス提供システムであって、
    前記端末装置は、前記管理装置と通信可能であり、表示部を備え、
    前記外部管理装置は、前記第2利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理し、
    前記管理装置は、
    前記第1利用者を一意に識別する前記識別情報を記憶する記憶部と、
    所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照可能な関係情報参照部と、
    前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部と、
    前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照する提供情報参照部と、
    前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定する決定部と、
    前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能な表示制御部とを備える、
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  5. 表示部を有する利用者の端末装置と、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し前記第1利用者を一意に識別する識別情報を記憶する記憶部を有する管理装置と、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供し、利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理する外部管理装置とを備えるサービス提供システムに用いられる管理装置の制御方法であって、
    所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得し、
    取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照し、
    前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び参照した前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定し、
    前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照し、
    参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定し、
    決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示するために必要な情報を生成し、当該情報を含む表示応答を前記所定の利用者の端末装置に送信する、
    ことを特徴とする管理装置の制御方法。
  6. 表示部を有する利用者の端末装置と、第1利用者に所定の対象に関する第1サービスを提供し前記第1利用者を一意に識別する識別情報を記憶する記憶部及びコンピュータを有する管理装置と、前記第1利用者を含む第2利用者に対して第2サービスを提供し、利用者同士の特定の関係を示す特定関係情報を管理する外部管理装置とを備えるサービス提供システムに用いられる管理装置のプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    所定の第1利用者の端末装置から、前記第2利用者のうち前記第1利用者でない利用者を前記第1サービスに招待する招待要求を受信すると、前記所定の第1利用者の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記外部管理装置で管理する前記特定関係情報を参照可能な関係情報参照部と、
    前記記憶部に記憶されている前記第1利用者の前記識別情報及び前記特定関係情報に基づいて、前記所定の第1利用者と前記特定の関係を有する第2利用者である第1の特定利用者のうち、前記第1利用者に該当しない第1の外部特定利用者を特定する特定部と、
    前記第1の外部特定利用者が前記第2サービスにおいて前記外部管理装置に提供した提供情報を参照する提供情報参照部と、
    前記提供情報参照部で参照した前記提供情報に基づいて、前記第1の外部特定利用者を前記端末装置の表示部に表示させる順位を決定する決定部と、
    前記決定部の決定した順位に従って、前記第1の外部特定利用者を示す情報を前記端末装置の表示部に表示させることが可能な表示制御部として機能させる、
    ことを特徴とする管理装置のプログラム。
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