JP2014020813A - 角度センサ - Google Patents

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昌彦 日笠
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Abstract

【課題】励磁コイルで発生させた交番磁束が、ロータリトランスコイルで発生する誘起電流(渦電流)により打ち消されることが少なく、検出コイルで発生する検出信号を大きくしてS/N比を高くすることのできる角度センサを提供すること。
【解決手段】ステータトランス15は、ステータコイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)の周方向に伸びる部分(外周部分11b、12b、内周部分11a、12a)とは重ならず、径方向に伸びる部分(径方向部分11c、11d、12c、12d)と交差する位置に配置されていること、ロータトランス14は、ロータコイル(励磁コイル13)の周方向に伸びる部分(外周部分14b、内周部分14a)とは重ならず、径方向に伸びる部分(径方向部分14c、14d)と交差する位置に配置されていること、を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ステータコイルとステータ側ロータリトランスコイルを備えるステータと、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルを備えるロータと、を有し、ステータコイルとステータ側トランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置され、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置されている角度センサに関するものである。
ハイブリッド自動車や電気自動車においては、高出力のブラシレスモータが使用されており、今後もハイパワー化が予想されている。ハイブリッド自動車のブラシレスモータを制御するためには、モータの出力軸の回転角度を正確に把握する必要がある。ステータの各コイルへの通電切替えを制御するには、ロータの回転位置を正確に把握している必要があるからである。
このため、モータにはレゾルバを備えた角度センサが備えられ、正確に角度検出されることが望ましい。自動車の駆動機構に用いられるレゾルバには、耐環境性などに加えて駆動機構の回転数が高い為に高精度化が要求されることになる。そして、他の車載部品と同様に角度検出装置にも小型化と共に低コスト化が要求されている。
特許文献1−3には、ステータが、ステータコイルと、ステータコイルの内周側に形成されたステータ側ロータリトランスコイルを備えるものが記載されている。また、ロータが、ロータコイルと、ロータコイルの内周側形成されたロータ側ロータリトランスコイルを備えることが記載されている。ここで、ステータコイルとロータコイルは、軸方向において対向して配置され、ステータ側ロータリトランスコイルとロータ側ロータリトランスコイルとは、軸方向において対向して配置されている。
上記構造を有するレゾルバは、同一平面上にステータコイルとステータ側ロータリトランスコイルを形成し、また同一平面上にロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルを形成するため、ステータコイルやロータコイルの面積が限られてしまい、例えばレゾルバを小型化しようとしたときに、配線を細くしたり、配線間の距離を小さくする等の技術的問題が生じていた。
上記問題を解決するために、ステータコイルと、ステータ側ロータリトランスコイルとを別層に形成し、各々のコイルを全面を用いて形成すること、ロータコイルと、ロータ側ロータリトランスコイルとを別層に形成し、各々のコイルを、全面を用いて形成することが、特許文献4に記載されている。
特開2010-237077号公報 特開2010-117225号公報 特開平11-325964号公報 特開2011-043378号公報
しかしながら、特許文献4のレゾルバには、次のような問題があった。
(1)励磁コイル(例えば、ロータコイル)、検出コイル(例えば、ステータコイル)、ステータ側ロータリトランスコイル、及びロータ側ロータリトランスコイルが軸方向で別層として重なって配置されているため、特に、励磁コイル及び検出コイルのコイルパターン領域全体と重なるように、ステータ側及びロータ側のロータリトランスコイルのコイルパターンが設けられているため、励磁コイルで発生させた交番磁束の多くが、ロータリトランスコイルの配線部分を通過するが、この時、ロータリトランスコイルの配線で発生する誘起電流(渦電流)により打ち消されてしまい、検出コイルで発生する検出信号が小さくなり、S/N比が低下する問題があった。
また、特許文献1−4のレゾルバには、次のような問題があった。
(2)レゾルバは回転することで、ロータとステータ間の磁気的結合を変化させることで検出回路の出力を変化させている。そして、その出力変化から角度を算出しているのである。ロータとステータ間の磁気的結合を変化させているため、出力インピーダンスZは角度により変化する。
そのため、レゾルバ出力と回路(またはハーネス)間において、一定の回路を用いて、出力インピーダンスZのマッチング(補正)を行うことは技術的に難しい。
(3)ステータコイルと制御回路間、及びステータ側ロータリトランスコイルと制御回路間を、ハーネスを用いて接続しているが、波長λに対してハーネスが、1/40*λ以上の長さになると、レゾルバの負荷Zが、回路側から見るとハーネスにより変化してしまい、十分な電圧が供給できない問題があった。
すなわち、波長λに対して、ハーネス長が1/40*λ(θ=9°)以上においては、回路から見たレゾルバの入力インピーダンスは、ハーネスの特性インピーダンスと長さ(電気長)によってインピーダンス変換されてしまう。
このようなハーネスによるインピーダンス変換の現象は高周波の技術分野では一般的である。高周波製品では、このようなインピーダンス変換が生じないように、回路やセンサ(アンテナ)等のインピーダンスを、50Ωになるように設計し、ハーネスの特性インピーダンスも50Ωにしている。
しかし、レゾルバのような入力電圧の低下が出力電圧の低下につながり、結果としてS/N比の低下の問題を発生する製品においては、安易にインピーダンスを、50Ωに設計するのは難しい。
また、インピーダンスの変化が、ハーネスに依存していることから、ハーネス長さが変わると、レゾルバへの入力電圧が変化する現象が発生するため、ハーネスの長さに関係なく、レゾルバに安定した入力電圧を供給できる回路設計が必要となり、コストアップ等の問題が生じる。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、励磁コイルで発生させた交番磁束が、ロータリトランスコイルで発生する誘起電流により打ち消されることが少なく、検出コイルで発生する検出信号を大きくしてS/N比を高くすることのできる角度センサを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の角度センサは、次の構成を有する。
(1)ステータコイルとステータ側ロータリトランスコイルを備えるステータと、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルを備えるロータと、を有し、ステータコイルとステータ側トランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置され、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置されている角度センサにおいて、ステータ側ロータリトランスコイルは、ステータコイルの周方向に伸びる部分とは重ならず、径方向に伸びる部分と交差する位置に配置されていること、ロータ側ロータリトランスコイルは、ロータコイルの周方向に伸びる部分とは重ならず、径方向に伸びる部分と交差する位置に配置されていること、を特徴とする。
(2)(1)に記載する角度センサにおいて、前記ステータ側ロータリトランスコイルは、前記ステータコイルと、前記ステータコイルの径方向中央部分で交差していること、前記ロータ側ロータリトランスコイルは、前記ロータリコイルと、前記ロータコイルの径方向中央部分で交差していること、を特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載する角度センサにおいて、前記ステータに設けられ、前記ステータコイルと直列に接続されたステータ側電極と、前記ロータに設けられ、接地電位に接続されたロータ側電極との間で容量素子を構成し、前記容量素子の容量値は、前記ロータの回転に伴って変動すること、を特徴とする。
(4)(1)乃至(3)に記載する角度センサのいずれか1つにおいて、前記ステータコイルまたは前記ステータ側ロータリトランスコイルに励磁信号を供給する励磁信号生成回路と、前記ステータコイルまたは前記ステータ側ロータリトランスコイルと、前記励磁信号生成回路とに直列に接続された可変容量ダイオードと、前記励磁信号生成回路と並列に接続され、前記可変容量ダイオードの容量値を調整する直流電源とを有し、前記直流電源の電圧値を、前記ロータ側で検出される検出信号の振幅が最大となるように、フィードバック制御すること、を特徴とする。
本発明の角度センサは、上記構成を有することにより、次のような作用、効果を奏する。
(1)ステータコイルとステータ側ロータリトランスコイルを備えるステータと、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルを備えるロータと、を有し、ステータコイルとステータ側トランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置され、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置されている角度センサにおいて、ステータ側ロータリトランスコイルは、ステータコイルの周方向に伸びる部分とは重ならず、径方向に伸びる部分と交差する位置に配置されていること、ロータ側ロータリトランスコイルは、ロータコイルの周方向に伸びる部分とは重ならず、径方向に伸びる部分と交差する位置に配置されていること、を特徴とするので、コイルで発生する交番磁束は、コイルに近い程磁束密度は高いが、励磁コイル、及び検出コイルの周方向に伸びる部分と、ロータリトランスコイルが重なることがないため、励磁コイルで発生する交番磁束のうち、ロータリトランスの配線部分を通過する割合を大幅に削減することができ、ロータリトランスコイルにおける誘起電流(渦電流)の発生が抑制される。

そして、ロータリトランスコイルにおける誘起電流(渦電流)の発生を減少させることにより、励磁コイルで発生する交番磁束が受ける影響(渦電流による損失)を小さくできるため、検出コイルで大きな検出信号を得ることができ、S/N比を高めることができる。
(2)(1)に記載する角度センサにおいて、前記ステータ側ロータリトランスコイルは、前記ステータコイルと、前記ステータコイルの径方向中央部分で交差していること、前記ロータ側ロータリトランスコイルは、前記ロータコイルと、前記ロータコイルの径方向中央部分で交差していること、を特徴とするので、ステータ側ロータリトランスコイルで発生する交番磁束が、ステータコイルにおいて、ロータリトランスコイルの両側に等しい量通過するため、ステータ側ロータリトランスで発生する交番磁束によりステータコイルで直接的に発生する誘起電流(渦電流)をほぼゼロとすることができる。
そして、ステータコイルにおいて、ステータ側ロータリトランスコイルで発生する交番磁束により直接的に発生する誘起電流をほぼゼロとすることにより、ステータ側ロータリトランスコイルで発生する交番磁束に起因するノイズを削減することができ、S/N比を高めることができる。
(3)(1)または(2)に記載する角度センサにおいて、前記ステータに設けられ、前記ステータコイルと直列に接続されたステータ側電極と、前記ロータに設けられ、接地電位に接続されたロータ側電極との間で容量素子を構成し、前記容量素子の容量値は、前記ロータの回転に伴って変動すること、を特徴とするので、ロータの回転に伴う容量素子の容量値の変化により、レゾルバで発生する出力インピーダンスの変動を低減させることにより、レゾルバの出力インピーダンスの変動を抑制し、誤差を低減することができる。
(4)(1)乃至(3)に記載する角度センサのいずれか1つにおいて、前記ステータコイルまたは前記ステータ側ロータリトランスコイルに励磁信号を供給する励磁信号生成回路と、前記ステータコイルまたは前記ステータ側ロータリトランスコイルと、前記励磁信号生成回路とに直列に接続された可変容量ダイオードと、前記励磁信号生成回路と並列に接続され、前記可変容量ダイオードの容量値を調整する直流電源とを有し、前記直流電源の電圧値を、前記ロータ側で検出される検出信号の振幅が最大となるように、フィードバック制御すること、を特徴とするので、ハーネス長さによる入力インピーダンス変動の影響を抑制し、出力変動を低減することができる。
表面にSIN信号コイル11、COS信号コイル12、及びステータトランス15が形成された本体側レゾルバの分解斜視図である。 レゾルバロータの構成を示す分解斜視図である。 本発明のSIN信号コイル11(COS信号コイル12)と、ステータトランス15との径方向における位置関係を示す図である。 従来のSIN信号コイル111(COS信号コイル112)と、ステータトランス115との径方向における従来の位置関係を示す図である。 SIN信号コイル11とステータトランス15との位置関係を示す図である。 ステータトランス15の位置を中間線30から離したときのコイル回り込み量を示す図である。 レゾルバステータ40の構成を示す図である。 レゾルバロータ20の構成を示す図である。 キャパシタンスCの変化を示す図である。 第3の発明の実施の形態を示す図である。 従来のレゾルバのハーネスの接続構造を示す図である。 レゾルバの位置検出制御を示すブロック図である。 第1実施例のモータの構造を簡易に示した断面図である。
本発明の角度センサの1実施の形態であるレゾルバ100について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図13に、第1実施例のモータの構造を簡易に示した断面図を示す。
モータ10は、ケース本体101と、ケースカバー102と、モータステータ103と、モータロータ104と、モータ軸105と、を備えているブラシレスモータである。
ケース本体101にはその内周にモータステータ103が固定されている。モータステータ103は、コイルが備えられており通電することで、磁力を発生する。
一方、モータ軸105には永久磁石を備えたモータロータ104が固定されている。モータステータ103とモータロータ104は所定距離離れて保持され、モータステータ103に通電することでモータロータ104が回転し、駆動力を発生してモータ軸105に動力を伝える。モータロータ104には、レゾルバロータ20が付設され、ケースカバー102にはレゾルバステータ40が固定されており、ケース本体101とケースカバー102を組み付けた状態で、レゾルバロータ20とレゾルバステータ40が所定距離だけ離れて配置される。所定距離は近くした方がレゾルバ100の検出精度を向上させることができるが、寸法公差や温度による寸法変化等も考慮された上で決定される。
図12に、レゾルバの位置検出制御を示すブロック図の一例を示す。レゾルバ100は、回路58及びセンサ部59よりなる。
回路58は、励磁信号生成回路51、第1検波回路55、第2検波回路56及び演算機57を備える。
センサ部59は、検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)、励磁コイル13、ロータ側ロータリトランスコイルであるロータトランス14、及びステータ側ロータリトランスコイルであるステータトランス15よりなる。
励磁信号生成回路51は、ステータトランス15へ高周波(2MHz)の励磁信号(正弦波信号)を出力する。第1検波回路55は、SIN信号コイル11から出力されるSIN検出信号を入力するようになっている。第2検波回路56は、COS信号コイル46から出力されるCOS検出信号を入力するようになっている。演算機57は、第1及び第2の検波回路55,56から出力されるSIN検出信号及びCOS検出信号をそれぞれ入力するようになっている。
回路58において、励磁信号発生回路51で励磁信号が発生することにより、ステータトランス11及びロータトランス14を介して、ロータ側の励磁コイル13に励磁信号が入力される。この励磁信号の電流により発生する磁束により、ステータ側のSIN信号コイル11及びCOS信号コイル12に誘起電流(SIN検出信号及びCOS検出信号)が発生する。SIN信号コイル11で発生した誘起電流(SIN検出信号)の振幅変動と、COS信号コイル12で発生した誘導電流(COS検出信号)の振幅変動とを解析することにより、レゾルバロータ20の回転位置を算出することができる。すなわち、第1検波回路55は、SIN信号コイル11で発生するSIN検出信号から、励磁信号の高周波成分を除去する。一方、第2検波回路56は、COS信号コイル12で発生するCOS検出信号から、励磁信号の高周波成分を除去する。そして、演算機57は、第1検波回路55の出力信号と第2検波回路56の出力信号との振幅の比から、レゾルバロータ20の現在の角度位置を算出し、その算出結果を角度データとして出力する。
次に、SIN信号コイル11、COS信号コイル12、及びステータトランス15の構造について、詳細に説明する。
図1に、表面にSIN信号コイル11、COS信号コイル12、及びステータトランス15が形成された本体側レゾルバの分解斜視図を示す。(g)は、PPS樹脂製で高い平面性を持つ基盤であるレゾルバボディ1を示す。(f)は、レゾルバボディ1の表面に形成された第1コイル層2を示す。(e)は、第1コイル層2と第2コイル層4とを絶縁するための層間絶縁層3を示す。(d)は、層間絶縁層3の上に形成された第2コイル層4を示す。(c)は、絶縁樹脂である層間絶縁膜5を示す。(b)は、層間絶縁層5の上に形成されたステータトランス15を示す。(a)は、絶縁樹脂であり、保護膜であるオーバーコート6を示す。
レゾルバボディ1は、(a)に示すように、中心に円形の孔を備える円盤状であり、外周の一箇所に端子部1aが突出している。端子部1aの外周側には、6本の端子が外向きに突出している。6本の端子のうち、2本の端子は、COS信号コイル12に接続し、2本の端子は、SIN信号コイル11に接続し、2本の端子は、ステータトランス15に接続している。
次に、励磁コイル13が形成されたレゾルバロータについて説明する。図2にレゾルバロータの構成を分解斜視図で示す。(g)は、レゾルバロータ61を示す。(f)は、レゾルバロータ61の表面に形成された第1コイル層62を示す。(e)は、第1コイル層62と第2コイル層64とを絶縁するための層間絶縁層63を示す。(d)は、層間絶縁層63の上に形成された第2コイル層64を示す。(c)は、第2コイル層64とロータトランス14とを絶縁するための絶縁層65を示す。(b)は、絶縁層65の上に形成されたロータトランス14を示す。(a)は、絶縁樹脂であり、保護膜であるオーバーコート66を示す。
レゾルバロータ61は、(g)に示すように、中心に円形の孔を備える円盤状であり、アルミ、しんちゅう等の非磁性導電性金属製で表面に凹部が形成されたプレート61aの凹部にPPS等の樹脂が充填凝固されたものである。
第1コイル層62と、第2コイル層64は、層間絶縁層63に形成されたスルーホールにより接続され、励磁コイル13を構成している。
次に、本発明の構成、作用、及び効果について、詳細に説明する。始めに、従来の問題点を説明する。
図4に、SIN信号コイル111(COS信号コイル112)と、ステータトランス115との径方向における従来の位置関係を示す。90度ずつに分かれて形成されている4個のSIN信号コイル111A、B、C、Dが形成された内周側に、円環状のステータトランス115が形成されている。
ステータ側のステータトランス115、ロータ側のロータトランス14を介して、励磁コイル13に励磁信号を伝達するために、ステータ側のステータトランス115に高周波(例えば、2MHz)の励磁信号が入力されるが、ステータトランス115で発生した交番磁束が、検出コイルであるSIN信号コイル111(COS信号コイル112)に直接的に作用することにより、SIN検出信号にノイズが発生する問題があった。
次に、本発明について説明する。図3に、SIN信号コイル11(COS信号コイル12)と、ステータトランス15との径方向における位置関係を示す。90度ずつに分かれて形成されている4個のSIN信号コイル11A、11B、11C、11Dが形成された外周部分と内周部分の中間位置に、円環状のステータトランス15が位置している。4個のSIN信号コイル11A、11B、11C、11Dの径方向の幅は、図4のステータトランス115のあった位置まで拡がって形成されている。
図5に、SIN信号コイル11とステータトランス15との位置関係を示す。実際は図3に示すように、円板上に形成されているため円弧状であるが、実験では、便宜的に長方形状で行っているが、これによる誤差は小さいことを確認している。
SIN信号コイル11は、7周分の周回コイルであり、外周部分11b、内周部分11a、及び両側の径方向部分11c、11d(これが、請求項の径方向に伸びる部分に相当する。)より構成されている。外周部分11bと内周部分11aが、請求項の周方向に伸びる部分に相当する。外周部分11bと内周部分11aとの中間位置、すなわち、径方向部分11c、11dの中点を結ぶ線が中間線30であり、本実施例では、中間線30の位置に、ステータトランス15の幅方向の中心が位置している。
一方、SIN信号コイル11A内においては、コイルの配線に流れる電流に時間差はないので、SIN信号コイル11Aで発生する磁束に時間差はほとんどない。
したがって、ステータトランス15が中間線Lの位置にあるときには、ステータトランス15で発生する磁束は、ステータトランス15の両側で逆向きに均等量通過する。ステータトランス15の両側を通過する磁束の量が常に等しく、反対方向であるため、キャンセルし合って、発生する誘起電流値は、ほぼゼロとなる。
図6に、ステータトランス15の位置を中間線30から離したときのコイル回り込み量を示す。横軸が、ステータトランス15の幅方向の中心と中間線30との距離Lを採り、縦軸は、コイルの回り込み量(コイルで発生する磁束のステータトランス15の両側での差であり、コイルで発生する誘起電流値と比例する。)を百分率比で示す。コイルの回り込み量がゼロであることは、コイルで発生する誘起電流がゼロであることを示し、コイルの回り込み量が大きくなると、コイルで発生する誘起電流値が大きくなる。
図6からわかるように、Lが0−2mmでは、コイルの回り込み量が、20%以下であり、大きな問題ではない。L=L1=5.7mm、すなわち、ステータトランス15の幅方向の中心が、外周部分11bの外周線と重なるときには、コイルの回り込み量は最大となる。すなわち、ノイズの原因となるステータトランス15で発生した磁束により、直接的に検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)で発生する誘導電流は最大となり、S/N比が小さくなる問題がある。
以上詳細に説明したように、本実施例のレゾルバ10(角度センサ)によれば、(1)ステータコイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)と、ステータトランス15を備えるレゾルバステータ40と、ロータコイル(励磁コイル13)とロータトランス14を備えるレゾルバロータ20と、を有し、ステータコイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)とステータトランス15は軸方向で、別層として重なって配置され、ロータコイル(励磁コイル13)とロータトランス14は軸方向で、別層として重なって配置されているレゾルバ(角度センサ)において、ステータトランス15は、ステータコイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)の周方向に伸びる部分(外周部分11b、12b、内周部分11a、12a)とは重ならず、径方向に伸びる部分(径方向部分11c、11d、12c、12d)と交差する位置に配置されていること、ロータトランス14は、ロータコイル(励磁コイル13)の周方向に伸びる部分(外周部分13b、内周部分13a)とは重ならず、径方向に伸びる部分(径方向部分13c、13d)と交差する位置に配置されていること、を特徴とするので、コイルで発生する交番磁束は、コイルに近い程磁束密度は高いが、励磁コイル13、及び検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)の周方向に伸びる部分と、ステータトランス15、及びロータトランス14が重なることがないため、励磁コイル13で発生する交番磁束のうち、ステータトランス15、及びロータトランス14の配線部分を通過する割合を大幅に削減することができ、ステータトランス15、及びロータトランス14における誘起電流(渦電流)の発生が抑制される。
ステータトランス15、及びロータトランス14における誘起電流(渦電流)の発生を減少させることにより、励磁コイル13で発生する交番磁束が受ける影響(渦電流による損失)を小さくできるため、検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)で大きな検出信号を得ることができ、S/N比を高めることができる。
また、同一平面にステータトランス15と、SIN信号コイル11(COS信号コイル12)を並べた構造(図4)より、重ね合わせた構造(図3)とすることで、SIN信号コイル11(COS信号コイル12)の開口面積を大きくすることができるため、レゾルバステータ40とレゾルバロータ20との間に形成したコイル間の磁気結合が改善され、出力信号を大きくすることができ、レゾルバステータ40とレゾルバロータ20との間のギャップ変動に対する出力変動を低減することができる。
(2)(1)に記載するレゾルバ10(角度センサ)において、ステータトランス15は、ステータコイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)の径方向中央部分で交差していること、ロータトランス14は、ロータコイル(励磁コイル13)の径方向中央部分で交差していること、を特徴とするので、ステータトランス15で発生する交番磁束が、検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)に対して、ステータトランス15の配線の両側で逆向きに等しい量通過するため、ステータトランス15で発生する磁束により直接的に検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)で発生する誘起電流をほぼゼロとすることができる。ステータトランス15で発生する磁束が検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)に直接的に作用することに起因するノイズを減らすことができ、S/N比を高めることができる。
次に、第2の発明について詳細に説明する。
従来、検出コイルとして、4個のSIN信号コイル11と、4個のCOS信号コイル12とを組み合わせて、磁気的結合関係を構成した時に、例えば、4個のSIN信号コイル11の間に、磁束が通過しても誘起電流が発生しない磁気的な空白部分が存在するため、出力インピーダンスZ1(Z1=R+jωL)は、回転角度により変動する。図9に、回転角度と出力インピーダンスZとの関係を示す。横軸は、ステータに対するロータの回転角度であり、縦軸は、インピーダンス(Ω)、及びインダクタンス(μH)、キャパシタンス(μF)である。
レゾルバは回転することで、レゾルバロータ20と、レゾルバステータ40の間の磁気的結合を変化させることで検出回路の出力を変化させている。そして、その出力変化から角度を算出しているのである。レゾルバロータ20とレゾルバステータ40の間の磁気的結合を変化させているため、出力インピーダンスZは角度により変化する。すなわち、レゾルバロータ20とレゾルバステータ40との間のインダクタンスLは、図9に示すように、回転角度により変化する。出力インピーダンスZ1は、インダクタンスLのみの関数なので、図9のように変化する。この変化が、検出コイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)の検出信号に誤差を発生させるのである。
上記問題を解決するために、本発明の実施の形態では、レゾルバステータ40とレゾルバロータ20に容量素子を配置している。図7に、レゾルバステータ40の構成を示し、図8に、レゾルバロータ20の構成を示す。
図7には、検出コイルのうち、4個のSIN信号コイル11A、11B、11C、11Dを示している。SIN信号コイル11の外周位置には、ステータ側ロータリトランスコイルであるステータトランス15が形成されている。また、SIN信号コイル11の内周位置には、4個のステータ側電極31A、31B、31C、31Dが配置されている。ステータ側電極31Aの中心は、SIN信号コイル11A、11Bの周方向の間の中間位置に位置している。ステータ側電極31Bの中心は、SIN信号コイル11B、11Cの周方向の間の中間位置に位置している。ステータ側電極31Cの中心は、SIN信号コイル11C、11Dの周方向の間の中間位置に位置している。ステータ側電極31Dの中心は、SIN信号コイル11D、11Aの周方向の間の中間位置に位置している。
ステータ側電極31Bは、中心付近で2分割されており、各々が外部配線に接続している。ステータ側電極31Bの左側部分は、SIN信号コイル11Cの一端に接続し、SIN信号コイル11Cの他端は、ステータ側電極31Cの一端に接続している。ステータ側電極31Cの他端は、SIN信号コイル11Dの一端に接続し、SIN信号コイル11Dの他端は、ステータ側電極31Dの一端に接続している。ステータ側電極31Dの他端は、SIN信号コイル11Aの一端に接続し、SIN信号コイル11Aの他端は、ステータ側電極31Aの一端に接続している。ステータ側電極31Aの他端は、SIN信号コイル11Bの一端に接続し、SIN信号コイル11Bの他端は、ステータ側電極31Bの右側部分に接続している。
図8には、4個の励磁コイル13A、13B、13C、13Dを示している。励磁コイル13の外周位置には、ステータトランス15に対向して、ロータ側ロータリトランスコイルであるロータトランス14が形成されている。また、励磁コイル13の内周位置には、4個のロータ側電極32A、32B、32C、32Dが配置されている。ロータ側電極32Aの中心は、励磁コイル13A、13Bの周方向の間の中間位置に位置している。ロータ側電極32Bの中心は、励磁コイル13B、13Cの周方向の間の中間位置に位置している。ロータ側電極32Cの中心は、励磁コイル13C、13Dの周方向の間の中間位置に位置している。ロータ側電極32Dの中心は、励磁コイル13D、13Aの周方向の間の中間位置に位置している。
ロータ側電極32A、32B、32C、32Dは、各々が接続されている。また、図示しない接地配線により、ロータ側電極32は、接地電位に接続されている。
4個のステータ側電極31A、31B、31C、31Dと、4個のロータ側電極32A、32B、32C、32Dの位置関係は、レゾルバステータ40に対してレゾルバロータ20が回転するため変化し、その変化により、ステータ側電極32A、32B、32C、32Dと、ロータ側電極32A、32B、32C、32Dとの間のキャパシタンスCが変化する。キャパシタンスCの変化を、図9に示す。
キャパシタンスCを図9に示すようにすることにより、出力インピーダンスZ2(Z2=R+jωL−j/ωC)は、全ての回転角度において、ほぼゼロとなる。
以上詳細に説明したように、第2の発明の実施の形態によれば、レゾルバステータ40に設けられ、ステータコイル(SIN信号コイル11、COS信号コイル12)と直列に接続されたステータ側電極31A、31B、31C、31Dと、レゾルバロータ20に設けられ、接地電位に接続されたロータ側電極32A、32B、32C、32Dとの間で容量素子を構成し、容量素子の容量値は、レゾルバロータ20の回転に伴って変動すること、を特徴とするので、レゾルバロータ20の回転に伴う容量素子の容量値の変化により、レゾルバで発生する出力インピーダンスZの変動を低減させることにより、レゾルバの出力インピーダンスZの変動を抑制し、SIN信号コイル11、COS信号コイル12で検出する検出信号(SIN検出信号、COS検出信号)の誤差を低減することができる。
次に、第3の発明について説明する。始めに、従来技術の問題点を説明する。 従来のレゾルバのハーネスの接続構造を図11に示す。図11では、励磁信号発生器41等簡略化して記載している。
励磁信号発生器41を含む回路58は、ある長さを備えるハーネス40により、センサ部の励磁コイル42に接続されている。
励磁コイル42と回路58との間を、ハーネス40を用いて接続しているが、波長λに対してハーネスが、1/40*λ以上の長さになると、レゾルバの負荷Zが、回路側から見るとハーネスにより変化してしまい、十分な電圧が供給できない問題があった。
すなわち、波長λに対して、ハーネス長が1/40*λ(θ=9°)以上においては、回路から見たレゾルバの入力インピーダンスは、ハーネス40の特性インピーダンスと長さ(電気長)によってインピーダンス変換されてしまう。
このようなハーネス40によるインピーダンス変換の現象は高周波の技術分野では一般的である。高周波製品では、このようなインピーダンス変換が生じないように、回路やセンサ(アンテナ)等のインピーダンスを、50Ωになるように設計し、ハーネスの特性インピーダンスも50Ωにしている。
しかし、レゾルバのような入力電圧の低下が出力電圧の低下につながり、結果としてS/N比の低下の問題を発生する製品においては、安易にインピーダンスを、50Ωに設計するのは難しい。
また、インピーダンスの変化が、ハーネス40に依存していることから、ハーネス40の長さが変わると、レゾルバへの入力電圧が変化する現象が発生するため、ハーネス40の長さに関係なく、レゾルバに安定した入力電圧を供給できる回路設計が必要となり、コストアップの問題が生じる。
第3の発明の実施の形態を図10に示す。回路58の励磁信号発生器41の2つの出力端子に対して並列に、電圧可変直流電源61を接続している。励磁信号発生器41に直列に、抵抗44、コンデンサ43が接続している。また、励磁コイル42と励磁信号発生器41の一方の出力端子の間に直列に可変容量ダイオード62を接続している。ここで、可変容量ダイオードとは、端子に加える電圧によって静電容量が変化するダイオードであり、バリキャップやバラクタとも呼ばれている。
また、検出回路により検出した検出信号をA/D変換するA/D変換器63、フィードバック制御回路65が検出回路に接続されている。
ハーネス40の長さが変化した時に、出力インピーダンスが変化し、検出回路で検出する角度に誤差が発生する。本発明では、検出回路の出力値をA/D変換器63でA/D変換して、フィードバック回路65により、フィードバックして、検出回路で検出される検出信号の振幅が最大となるように、電圧可変直流電源61の電圧値を変化させている。電圧値を変化させることにより、ハーネス40の持つインピーダンス変換のL成分をキャンセルしている。
以上、詳細に説明したように、第3の発明の実施の形態によれば、励磁コイル42(またはステータトランス15)に励磁信号を供給する励磁信号発生器41(励磁信号生成回路)と、励磁コイル42(またはステータトランス15)と、励磁信号発生器41とに直列に接続された可変容量ダイオード62と、励磁信号発生器41と並列に接続され、可変容量ダイオード62の容量値を調整する電圧可変直流電源61(直流電源)とを有し、電圧可変直流電源61の電圧値を、ロータ側で検出される検出信号の振幅が最大となるように、フィードバック制御するフィードバック回路65を有すること、を特徴とするので、ハーネス40の長さによる入力インピーダンス変化の影響を抑制し、検出誤差を低減することができる。
以上本発明の具体的な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、第2の発明の実施の形態において、第1の発明の実施の形態とは異なる、ロータリトランスをステータコイル、ロータコイルの外側に配置する場合について説明したが、第1の発明の図1、2に対しても、第2の発明を適用することができる。
例えば、第1の発明の実施の形態では、励磁を励磁コイル13で行い、検出をSIN信号コイル11とCOS信号コイル12という2つの検出コイルを用いる、いわゆる1励磁2検出方式について説明したが、本発明は、他の励磁・検出方式に適用できる。
11 SIN信号コイル
11a 内周部分
11b 外周部分
11c、11d 径方向部分
12 COS信号コイル
12a 内周部分
12b 外周部分
12c、12d 径方向部分
13 励磁コイル
13a 内周部分
13b 外周部分
13c、13d 径方向部分
14 ロータトランス
15 ステータトランス
20 レゾルバロータ
40 レゾルバステータ

Claims (4)

  1. ステータコイルとステータ側ロータリトランスコイルを備えるステータと、ロータコイルとロータ側ロータリトランスコイルを備えるロータと、を有し、前記ステータコイルと前記ステータ側トランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置され、前記ロータコイルと前記ロータ側ロータリトランスコイルは軸方向で、別層として重なって配置されている角度センサにおいて、
    前記ステータ側ロータリトランスコイルは、前記ステータコイルの周方向に伸びる部分とは重ならず、径方向に伸びる部分と交差する位置に配置されていること、
    前記ロータ側ロータリトランスコイルは、前記ロータコイルの周方向に伸びる部分とは重ならず、径方向に伸びる部分と交差する位置に配置されていること、
    を特徴とする角度センサ。
  2. 請求項1に記載する角度センサにおいて、
    前記ステータ側ロータリトランスコイルは、前記ステータコイルと、前記ステータコイルの径方向中央部分で交差していること、
    前記ロータ側ロータリトランスコイルは、前記ロータコイルと、前記ロータコイルの径方向中央部分で交差していること、
    を特徴とする角度センサ。
  3. 請求項1または請求項2に記載する角度センサにおいて、
    前記ステータに設けられ、前記ステータコイルと直列に接続されたステータ側電極と、前記ロータに設けられ、接地電位に接続されたロータ側電極との間で容量素子を構成し、前記容量素子の容量値は、前記ロータの回転に伴って変動すること、
    を特徴とする角度センサ。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載する角度センサのいずれか1つにおいて、
    前記ステータコイルまたは前記ステータ側ロータリトランスコイルに励磁信号を供給する励磁信号生成回路と、
    前記ステータコイルまたは前記ステータ側ロータリトランスコイルと、前記励磁信号生成回路とに直列に接続された可変容量ダイオードと、
    前記励磁信号生成回路と並列に接続され、前記可変容量ダイオードの容量値を調整する直流電源とを有し、
    前記直流電源の電圧値を、前記ロータ側で検出される検出信号の振幅が最大となるように、フィードバック制御すること、
    を特徴とする角度センサ。
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