JP7205600B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関する。
従来より、ステータの多相巻線組に多相交流電流が流れる回転電機がある。このような回転電機では、各相巻線の交流電流に高周波成分が重畳しており、これに起因してトルクリップルが生じることが知られている。例えば、三相交流回転電機では、三相交流電流の3次高調波重畳による6次高調波成分を基本波としたトルクリップルである。特許文献1では、二組の三相巻線組の位相を互いにπ/6ずらすことで、相巻線の第6次高調波成分を相殺している。これにより、第6次高調波成分によるトルクリップルを低減している。
特開2010-268597号公報
ところで、上記基本波に加えて、その2倍および3倍の次数成分(以下、2倍次数成分および3倍次数成分)もトルクリップルの主要因となっている。これに対して、特許文献1では、基本波および3倍次数成分が相殺されるが、2倍次数成分が相殺されない。そのため、トルクリップルの更なる低減が求められる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、トルクリップルを低減することができる回転電機を提供することである。
本発明の回転電機は、ステータコア(54、101、111、121、131)、二組相巻線組(55、56)、およびロータ(33)を備えている。ステータコアは、環状のバックヨーク(75)、および、バックヨークから径方向に突き出す60個のティース(76)を有している。相巻線組は、複数のティースの各々間のスロット(79)に設けられている。ロータは、ティースに対向するように設けられ、ロータコア(64)、および、放射状に配置されロータコアに埋め込まれた10個の磁石(65)を有し、相巻線組に通電して発生する回転磁界によりステータコアに対して相対回転する。
二組相巻線組の各々間には、電気角でθ1の位相差が与えられる。
ティースは、径方向へ延びている延伸部(77)、および、延伸部に対してロータ側に設けられている先端部(78、134)を有している。先端部は、軸方向へ並ぶ複数のスキュー形成部(781、782、105)を有している。ロータに対向するスキュー形成部の面をティース先端面(81、82、106)とすると、複数のスキュー形成部の各々のティース先端面の周方向中央位置(P1、P2)は、周方向に電気角でθ2ずれており、θ1=30°、θ2=15°である。
磁石の径方向外側の辺における周方向両端の中心角である磁気的なd軸開口角度を電気角でθ3とし、周方向に隣接する磁石同士の間に形成されるロータコアの磁路の中心角である磁気的なq軸開口角度を電気角でθ4とすると、120°≦θ3≦130°、19°≦θ4≦25°である。
このように各多相巻線組間にθ1の位相差を与えて、相互に位相が干渉しあうことで脈動磁力成分の基本波および3倍次数成分が相殺されるように構成することで、トルクリップルが低減される。
さらに、θ2<θ1を満たすように複数のスキュー形成部の各々が周方向にθ2ずらされ、ティースの先端部が段スキューを形成することで脈動磁力成分の2倍次数成分が相殺されるように構成することで、トルクリップルがさらに低減される。
したがって、各多相巻線組間に位相差を与えるのみの形態と比べると、脈動磁力成分の2倍次数成分が相殺される分だけ更なるトルクリップル低減を実現することができる。
第1実施形態によるモータが適用された電動パワーステアリング装置を説明する概略構成図である。 図1の駆動装置の断面図である。 図2のIII-III線断面図である。 図2のモータの三相巻線組の配置を示す模式図である。 図2のステータおよびロータのV-V線断面図である。 図5のVI部の拡大図である。 図2のステータおよびロータのVII-VII線断面の一部拡大図であって、図6に対応する部分の図である。 図6のVIII部の拡大図である。 図8の1つのティースを矢印IX方向から見たときの模式図である。 図8の第1スキュー形成部のみを示す図である。 図2のモータにおいて、ロータの磁気的なd軸開口角度とトルクリップルとの関係を示す図である。 図2のモータにおいて、ロータの磁気的なq軸開口角度とトルクリップルとの関係を示す図である。 図2のモータにおいて、各ステータ形成部のティース先端面のずれ角度とトルクリップルとの関係を示す図である。 図2のモータにおいて、ステータ形成部の寸法比とトルクリップルとの関係を示す図である。 第2実施形態によるモータのステータコアの1つのティースを径方向に見たときの模式図である。 第3実施形態によるモータのステータコアの1つのティースを径方向に見たときの模式図である。 第4実施形態によるモータのステータコアの1つのティースを径方向に見たときの模式図である。 第5実施形態によるモータのステータコアの1つのティースを径方向に見たときの模式図である。 比較形態によるモータのステータ形成部を拡大して示す図である。
以下、回転電機の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
第1実施形態による「回転電機」としてのモータは、図1に示す車両の電動パワーステアリング装置20に適用されている。
<電動パワーステアリング装置>
先ず、電動パワーステアリング装置20について説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置20はステアリングシステム10に設けられている。ステアリングシステム10において、車両の運転者によるハンドル11の回転運動は、ステアリングシャフト12を通じてラックピニオン機構13に伝わり、ラック軸14の直線運動に変換され、タイロッド15による車輪16向き変更のための動きとなる。電動パワーステアリング装置20は、運転者の操舵を補助する力をステアリングシャフト12に出力する。
電動パワーステアリング装置20は、トルクセンサ21、ECU22、モータ23および伝達機構24を備えている。トルクセンサ21は、ステアリングシャフト12に設けられており、操舵トルクを検出する。ECU22は、トルクセンサ21を含む各種センサの検出値に基づきモータ23の目標トルクを決定し、モータ23を制御する。モータ23は、ECU22と共に機電一体型式の駆動装置25を構成している。伝達機構24は、モータ23が出力するアシストトルクをステアリングシャフト12に伝達する。
電動パワーステアリング装置20はコラムアシスト式であるが、ラックアシスト式などの他の方式のものであってもよい。
<駆動装置>
次に、駆動装置25について説明する。
図2、図3に示すように、駆動装置25は、モータ23を構成するハウジング31、ステータ32およびロータ33と、ECU22を構成するカバー34、ヒートシンク35、基板36および各種の電子部品37~49とを備えている。
ハウジング31は、筒ケース51と、筒ケース51の一端に位置するフロントフレームエンド52と、筒ケース51の他端に位置するリアフレームエンド53とを有している。
ステータ32は、ハウジング31に固定されているステータコア54と、ステータコア54に組み付けられている二組の三相巻線組55、56とを有している。三相巻線組55、56を構成する各相巻線は、リード線57を介して基板36に接続されている。
ロータ33は、軸受61、62を介してハウジング31により回転可能に支持されているモータ軸63と、モータ軸63に嵌めつけられているロータコア64と、ロータコア64の外周部に設けられている複数の磁石65とを有している。ロータ33は埋込磁石型である。
カバー34は、リアフレームエンド53に固定されているカップ状のカバー本体部66と、ECU22を外部に接続するための端子67を内包するコネクタ部68とを有している。
ヒートシンク35はカバー本体部66の内側に固定されている。
基板36は、ヒートシンク35のうちリアフレームエンド53に対向する箇所に固定されている。基板36には、複数のスイッチング素子37、38、回転角センサ39、41、カスタムIC42、43、マイコン44、45、コンデンサ46、47、および、インダクタ48、49等が実装されている。
スイッチング素子37、38は、三相巻線組55、56にそれぞれ対応する駆動回路71、72(図4参照)を構成している。回転角センサ39、41は、モータ軸63の先端に設けられた永久磁石73と対向するように配置されている。カスタムIC42、43は、スイッチング素子37、38に対して駆動信号を出力する。マイコン44、45は、ロータ33の回転角等に基づき三相巻線組55、56に供給する電力についての指令値を演算する。コンデンサ46、47は、電源から入力された電力を平滑化し、また、スイッチング素子37、38のスイッチング動作等に起因するノイズの流出を防止する。インダクタ48、49は、コンデンサ46、47と共にフィルタ回路を構成する。
このように構成された駆動装置25は、回転角センサ39、41の検出値等に基づき三相巻線組55、56に通電して回転磁界を発生させて、ロータ33を回転させる。
駆動装置25は、ECU22とモータ23とが一体に設けられた機電一体式であるが、ECUとモータとがハーネスで接続される機電別体式であってもよい。
<モータ>
次に、モータ23についてさらに詳しく説明する。
(巻線組)
図4に示すように、三相巻線組55、56は、電気的特性が同等であり、共通のステータコア54に互いに電気角でθ1ずらして配置されている。これに応じて、三相巻線組55、56には、振幅が等しく位相がθ1ずれた三相交流電流が通電される。
(コア形成部)
図2に示すように、ステータコア54は、互いに軸方向に組み合わされた2つのコア形成部541、542から構成されている。
図5、図6に示すように、第1コア形成部541は、環状のバックヨーク部751と、バックヨーク部751から径方向内側に突き出す複数のティース部761とを有している。ティース部761は、径方向へ延びている第1延伸部771と、第1延伸部771の先端、すなわち第1延伸部771に対してロータ33側に設けられている第1スキュー形成部781とを有している。
図7に示すように、第2コア形成部542は、環状のバックヨーク部752と、バックヨーク部752から径方向内側に突き出す複数のティース部762とを有している。ティース部762は、径方向へ延びている第2延伸部772と、第2延伸部772の先端、すなわち第2延伸部772に対してロータ33側に設けられている第2スキュー形成部782とを有している。
図6に示すように、バックヨーク部751、752は、ステータコア54のバックヨーク75を構成している。ティース部761、762は、ステータコア54のティース76を構成している。
(ティースの延伸部)
軸方向から見て第1延伸部771の形状は第2延伸部772の形状と同じである。また、第1延伸部771の周方向位置と第2延伸部772の周方向位置とは同じである。第1延伸部771および第2延伸部772は、ティース76の延伸部77を構成している。各延伸部77間には、ステータコア54の軸方向の一端から他端まで真っ直ぐ延びるスロット79が形成されている。
(スロット)
各スロット79には三相巻線組55、56が設けられている。三相巻線組55は、U相巻線551、V相巻線552、およびW相巻線553から構成されている(図4参照)。三相巻線組56は、U相巻線561、V相巻線562、およびW相巻線563から構成されている(図4参照)。各スロット79は等角度間隔に形成されており、そのピッチは電気角でθ1である。三相巻線組55の各相巻線と三相巻線組56の各相巻線とは、互いにθ1ずらしてステータコア54に巻装されている。これにより、三相巻線組55と三相巻線組56との間には、電気角でθ1の位相差が与えられる。
(ティースの先端部)
図8に示すように、第1スキュー形成部781および第2スキュー形成部782は、ティース76の先端部78を構成している。第1スキュー形成部781は、延伸部77に対して周方向他方側に突き出すように形成されている。第2スキュー形成部782は、延伸部77に対して周方向一方側に突き出すように形成されている。
(段スキュー)
第1スキュー形成部781は、ロータ33(図6参照)に対向する面であるティース先端面81を有している。ティース先端面81の周方向中央位置P1は、延伸部77の周方向中心を示す第1仮想面C1に対してθsずれている。第1仮想面C1に対する周方向中央位置P1のスキュー角度はθsである。
第2スキュー形成部782は、ロータ33(図6参照)に対向する面であるティース先端面82を有している。ティース先端面82の周方向中央位置P2は、第1仮想面C1に対してθsずれている。第1仮想面C1に対する周方向中央位置P2のスキュー角度はθsである。
図9に示すように、第1スキュー形成部781および第2スキュー形成部782は、軸方向へ並びつつも周方向位置が互いにずれており、2段スキューを形成している。図8、図9に示すように、各ティース先端面81、82の周方向中央位置P1、P2は、周方向に電気角でθ2ずれている。そして、次式(1)の関係を満たしている。
θ2<θ1・・・(1)
第1実施形態では、θ1は電気角で30°である。また、θ2は電気角で15°であり、θsの2倍である。
(スキュー形成部の形状)
図10に示すように、第1スキュー形成部781の径方向長さをhとし、延伸部77の第1スキュー形成部781側の一端部の最小幅をW1とし、ティース先端面81の幅をW2とすると、次式(2)、(3)の関係を満たしている。
h≧0.6W1・・・(2)
W2>W1・・・(3)
第2スキュー形成部782も上記関係を満たしている。
(巻線保持部)
図8に示すように、第1スキュー形成部781は、ティース先端面81の全面が延伸部77の周方向一方側の側面83に対して周方向他方側に位置している。このような第1スキュー形成部781において、延伸部77側の位置には、当該延伸部77よりも周方向一方側に突き出す第1突起84が設けられている。この第1突起84は、巻線保持部として機能する。
第2スキュー形成部782は、ティース先端面82の全面が延伸部77の周方向他方側の側面85に対して周方向一方側に位置している。このような第2スキュー形成部782において、延伸部77側の位置には、当該延伸部77よりも周方向他方側に突き出す第2突起86が設けられている。この第2突起86は、巻線保持部として機能する。
(周方向の磁気ギャップ)
第1スキュー形成部781は、延伸部77に対して周方向他方側に突出している部分のうち、スロット79側の角が取れた形状になっている。これにより、周方向で隣接する一対の第1スキュー形成部781間に比較的大きな磁気ギャップG1が形成されている。
第2スキュー形成部782は、延伸部77に対して周方向一方側に突出している部分のうち、スロット79側の角が取れた形状になっている。これにより、周方向で隣接する一対の第2スキュー形成部782間に比較的大きな磁気ギャップG2が形成されている。
(積層体)
図2および図9では、コア形成部541、542は、一部材であるかのように図示されているが、これは図が煩雑になることを避けるためである。実際には、コア形成部541、542は、例えば電磁鋼板もしくはSPCC等の冷間圧延鋼板が積層されてなる積層体である。上記鋼板は、Si当量0.1%以下であり、板厚0.35mm以上であり、焼なまり未処理の鋼板である。これら2種のコア形成部541、542を構成するプレートを順次積層することで積層体が構成される。図8に示すように第1スキュー形成部781と第2スキュー形成部782は、延伸部77の第1仮想面C1に対して左右対称な形状である。したがって、第1コア形成部541を構成するプレートを裏返せば、第2コア形成部542を構成するプレートとして用いることができる。すなわち、第1コア形成部541を構成するプレートと第2コア形成部542を構成するプレートは同じものを用いることができる。
(ティース先端面の対称性、およびロータとの関係)
図9に示すように、スキュー形成部781、782の各々のティース先端面81、82は、延伸部77の第1仮想面C1からのずれ角度(すなわちスキュー角度θs)が等しく且つずれ方向が互いに反対であるもの同士である。このようなティース先端面81、82の軸方向長さの比は「50:50」である。つまり、第1コア形成部541と第2コア形成部542との積厚の比は「50:50」である。
また、スキュー形成部781、782は、径方向内側から見て点対称な形状となるように配置されている。対称点は、第1仮想面C1と、先端部78の軸方向中央を示す第2仮想面C2とが交差する箇所である。
図2に示すように、ロータ33の軸方向長さは、ステータコア54のうちロータ33に対向する部分の軸方向長さ、すなわちティース先端面81とティース先端面82とを合わせた部分の軸方向長さよりも長い。
(ロータの磁気的開口角度)
図6に示すように、ロータ33の磁気的なd軸開口角度をθ3とし、q軸開口角度をθ4とすると、120°≦θ3≦130°であり、19°≦θ4≦25°である。これにより、図11、図12に示すようにトルクリップルを目標値Vt以下に抑えることができる。
<効果>
以上説明したように、第1実施形態では、三相巻線組55、56の各々間の位相差は、電気角でθ1である。ティース76は、径方向へ延びている延伸部77、および、延伸部77に対してロータ33側に設けられている先端部78を有している。先端部78は、軸方向へ並ぶ複数のスキュー形成部781、782を有している。ロータ33に対向するスキュー形成部781、782の面をティース先端面81、82とすると、各ティース先端面81、82の周方向中央位置P1、P2は、周方向に電気角でθ2ずれている。θ2<θ1である。
このように三相巻線組55、56の間にθ1の位相差を与えて、相互に位相が干渉しあうことで脈動磁力成分の基本波および3倍次数成分が相殺されるように構成することで、トルクリップルが低減される。
さらに、θ2<θ1を満たすようにスキュー形成部781、782が周方向にθ2ずらされ、ティース76の先端部78が段スキューを形成することで脈動磁力成分の2倍次数成分が相殺されるように構成することで、トルクリップルがさらに低減される。
したがって、各三相巻線組間に位相差を与えるのみの形態と比べると、脈動磁力成分の2倍次数成分が相殺される分だけ更なるトルクリップル低減を実現することができる。
図13には、位相差θ1が電気角で30°であるとき、ずれ角度θ2が電気角で10~20°である場合のトルクリップル低減効果を示す。モータ23の定電流は50Armsであり、最大電流は100Armsである。これは電動パワーステアリング装置用途のモータ(以下、EPSモータ)としてよくみられる仕様である。このような仕様において、ずれ角度θ2が位相差θ1の半分(すなわち電気角で15°)であれば、定電流時のトルクリップルが最も低減される。しかし、θ2<θ1の関係を満たしていればトルクリップル低減の効果が得られる。
また、位相差θ1が電気角で30°であるときにトルクリップルが最も低減される。しかし、位相差θ1が0~60°であればトルクリップル低減の効果が得られる。
また、第1実施形態では、第1スキュー形成部781の径方向長さをhとし、延伸部77の第1スキュー形成部781側の一端部の最小幅をW1とし、ティース先端面81の幅をW2とすると、h≧0.6W1であり、また、W2>W1である。第2スキュー形成部782についても同様である。
これにより、ティース先端面81の周方向中央位置P1が延伸部77に対してスキュー角度θsずれるように構成する場合において、相巻線の通電電流の増加時でも第1スキュー形成部781において磁束を飽和させることなく、図10に二点鎖線で示すように第1延伸部771から流れてきた磁束がティース先端面81のずらした側に曲がる。
図14には、h/W1が0.2~1.0である場合のトルクリップル低減効果を示す。h/W1が0.6以上であれば、最大電流時でもトルクリップル低減の効果が得られる。
これに対して、図19に示すように第1スキュー形成部201の径方向長さh1が比較的小さく構成され、h1/W1が0.6よりも小さくなると、第1スキュー形成部201のうちティース先端面202のずらした側において磁路が狭くなり磁束が飽和する。そのため、図19に二点鎖線で示すように第1延伸部203から流れてきた磁束がティース先端面202のずらした側に曲がり難くなる。そして、実質的なスキュー角度θs1が第1実施形態におけるスキュー角度θsよりも小さくなるため、好ましくない。
また、第1実施形態では、第1スキュー形成部781は、ティース先端面81の全面が延伸部77の周方向一方側の側面83に対して周方向他方側に位置している。このような第1スキュー形成部781において、延伸部77側の位置には、当該延伸部77よりも周方向一方側に突き出す第1突起84が設けられている。
また、第2スキュー形成部782は、ティース先端面82の全面が延伸部77の周方向他方側の側面85に対して周方向一方側に位置している。このような第2スキュー形成部782において、延伸部77側の位置には、当該延伸部77よりも周方向他方側に突き出す第2突起86が設けられている。
これにより、スロット79に設けられる三相巻線組55、56の組付け性が向上するとともに、三相巻線組55、56のロータ33側への脱落が防止される。
また、第1実施形態では、第1スキュー形成部781は、延伸部77に対して周方向他方側に突出している部分のうち、スロット79側の角が取れた形状になっている。また、第2スキュー形成部782は、延伸部77に対して周方向一方側に突出している部分のうち、スロット79側の角が取れた形状になっている。
これにより、周方向で隣接する一対の第1スキュー形成部781間、および一対の第2スキュー形成部782間に比較的大きな磁気ギャップG1、G2が形成される。そのため、周方向への磁束漏れを抑制することができる。
また、第1実施形態では、ロータ33は埋込磁石型である。ステータコア54は冷間圧延鋼板からなる。
ここで、一般的にEPSモータのロータ構造には埋込磁石型か表面磁石型のどちらかが採用されることが多い。EPSモータでは低ロストルク、低トルクリップルであることが求められるが、低ロストルクの面では埋込磁石型が優れ、低トルクリップルの面では表面磁石型が優れる。これは、埋込磁石型ではマグネットトルクに加えてリラクタンストルクを活用できるからである。
しかし、埋込磁石型では、トルクリップル発生の要因となる誘起電圧歪み(すなわち、理想的な正弦波形からの逸脱成分)を表面磁石型よりも低減しにくいため、トルクリップルが大きくなりやすい。一方、表面磁石型では、発生トルクの全てがマグネットトルクによるため、磁力によるロストルクが大きくなりやすい。そのため、ロストルクを低減するにはステータコア材料に低鉄損の電磁鋼板を採用しなければならず、高コストとなりやすい。
これに対して、第1実施形態では、埋込磁石型の短所であるトルクリップルを前述のように脈動磁力成分の2倍次数成分の相殺効果により低減することができる。そのため、ロータ33は埋込磁石型とすることで低ロストルクを得つつ、ステータコア54をSPCC等の冷間圧延鋼板から構成しても電磁鋼板を採用した場合と同等以下の低トルクリップルを得ることができる。そのため、電磁鋼板に代えて冷間圧延鋼板を使用することでステータコア54を低コストとすることができる。また、埋込磁石型は前述のとおりリラクタンストルクを活用することから、磁石使用量についても表面磁石型より減らすことができ、ロータ33を低コストとすることができる。
また、第1実施形態では、スキュー形成部781、782の各々のティース先端面81、82のうち、延伸部77の第1仮想面C1からのずれ角度が等しく且つずれ方向が互いに反対であるもの同士の軸方向長さの比は「50:50」である。
これにより、前述の脈動磁力成分の2倍次数成分の相殺効果を最大とすることができる。
また、第1実施形態では、スキュー形成部781、782は、径方向内側から見て点対称な形状となるように配置されている。
これにより、スキュー形成部781、782を、第1仮想面C1からのずれ角度を等しく且つずれ方向を互いに反対にするとともに、軸方向長さの比を「50:50」とすることができる。
また、第1実施形態では、ロータ33の軸方向長さは、ステータコア54のうちロータ33に対向する部分の軸方向長さよりも長い。
これにより、組付け時または作動時などにおいてロータ33とステータ32との軸方向ずれが生じても、段スキューの構成比率を維持することができる。そのため、上記「軸方向ずれ」によりトルクリップル低減効果が低下することを抑制することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、図15に示すように、ステータコア111は、互いに軸方向に組み合わされた3つのコア形成部102、103、104から構成されている。コア形成部102は、第1実施形態における第1コア形成部541と同様のものであって、積層厚さが適宜調整されている。コア形成部104は、第1実施形態における第2コア形成部542と同様のものであって、積層厚さが適宜調整されている。
中間コア形成部103は、第1スキュー形成部781と第2スキュー形成部782との中間の位相差をもつ中間スキュー形成部105を有している。すなわち、中間スキュー形成部105のティース先端面106の周方向中央位置P3は、ティース先端面81の周方向中央位置P1とティース先端面82の周方向中央位置P2との中間に位置している。スキュー形成部781、782、105は3段スキューを形成している。
このように3段スキューとしても、第1実施形態と同様のトルクリップル低減効果を得ることができる。また、各ティース先端面のうち、延伸部77の第1仮想面C1からのずれ角度が等しく且つずれ方向が互いに反対であるもの同士の軸方向長さの比を「50:50」とすることができる。また、各ティース先端面81、82を径方向内側から見て点対称な形状となるように配置することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、図16に示すように、ステータコア111は、互いに軸方向に組み合わされた4つのコア形成部112、113、114、115から構成されている。コア形成部112、114は、第1実施形態における第1コア形成部541と同様のものであって、積層厚さが適宜調整されている。コア形成部113、115は、第1実施形態における第2コア形成部542と同様のものであって、積層厚さが適宜調整されている。
このように、第1実施形態におけるコア形成部541、542と同等のものを積み重ねて4段スキューとしても、第1実施形態と同様のトルクリップル低減効果を得ることができる。また、各ティース先端面のうち、延伸部77の第1仮想面C1からのずれ角度が等しく且つずれ方向が互いに反対であるもの同士の軸方向長さの比を「50:50」とすることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態では、図17に示すように、ステータコア121は、互いに軸方向に組み合わされた4つのコア形成部122、123、124、125から構成されている。コア形成部122、124は、第1実施形態における第1コア形成部541と同様のものであって、積層厚さが適宜調整されている。コア形成部123、125は、第1実施形態における第2コア形成部542と同様のものであって、積層厚さが適宜調整されている。
このように、第1実施形態におけるコア形成部541、542と同等のものを積み重ねて4段スキューとしても、第1実施形態と同様のトルクリップル低減効果を得ることができる。また、各ティース先端面のうち、延伸部77の第1仮想面C1からのずれ角度が等しく且つずれ方向が互いに反対であるもの同士の軸方向長さの比を「50:50」とすることができる。
また、第4実施形態では、各ティース先端面81、82は、径方向から見て第2仮想面C2に対して線対称となるように配置されている。これにより、組付け時または作動時などにおいてロータとステータとの軸方向ずれが生じても、段スキューの構成比率を維持することができる。そのため、上記「軸方向ずれ」によりトルクリップル低減効果が低下することを抑制することができる。
[第5実施形態]
第5実施形態では、図18に示すように、ステータコア131は、コア形成部541、542と、それらの間に設けられているコア形成部132とから構成されている。コア形成部132は、第1スキュー形成部781と第2スキュー形成部782との間に設けられている非磁性部133を有している。非磁性部133を含めてコア形成部132は、例えば樹脂等の非金属またはアルミ等の非磁性金属などの非磁性材料からなる。
このように先端部134に非磁性部133を設けることにより、スキュー形成部781、782の間での磁束漏れが抑制でき、トルクリップル低減効果を向上させることができる。
[他の実施形態]
他の実施形態では、ステータコアは、ティースが一方向に一続きに一体化されたコアシートを巻き取りながら積層することで形成されてもよい。
他の実施形態では、ロータは、埋込磁石型に限らず、表面磁石型であってもよい。
他の実施形態では、モータは、電動パワーステアリング装置に限らず、他の装置に適用されてもよい。
他の実施形態では、ステータは、モータに限らず、発電機に用いられてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
33・・・ロータ
54、101、111、121、131・・・ステータコア
55、56・・・三相巻線組(多相巻線組)
64・・・ロータコア
65・・・磁石
75・・・バックヨーク
76・・・ティース
79・・・スロット
77・・・延伸部
78、134・・・先端部
781、782、105・・・スキュー形成部
81、82、106・・・ティース先端面
P1、P2・・・周方向中央位置

Claims (12)

  1. 環状のバックヨーク(75)、および、前記バックヨークから径方向に突き出す60個のティース(76)を有しているステータコア(54、101、111、121、131)と、
    前記60個のティースの各々間のスロット(79)に設けられている二組相巻線組(55、56)と、
    前記ティースに対向するように設けられ、ロータコア(64)、および、放射状に配置され前記ロータコアに埋め込まれた10個の磁石(65)を有し、前記相巻線組に通電して発生する回転磁界により前記ステータコアに対して相対回転するロータ(33)と、
    を備え、
    前記二組相巻線組の各々間には、電気角でθ1の位相差が与えられ、
    前記ティースは、径方向へ延びている延伸部(77)、および、前記延伸部に対して前記ロータ側に設けられている先端部(78、134)を有しており、
    前記先端部は、軸方向へ並ぶ複数のスキュー形成部(781、782、105)を有しており、
    前記ロータに対向する前記スキュー形成部の面をティース先端面(81、82、106)とすると、
    前記複数のスキュー形成部の各々の前記ティース先端面の周方向中央位置(P1、P2)は、周方向に電気角でθ2ずれており、
    θ1=30°
    θ2=15°
    であり、
    前記磁石の径方向外側の辺における周方向両端の中心角である磁気的なd軸開口角度を電気角でθ3とし、周方向に隣接する前記磁石同士の間に形成される前記ロータコアの磁路の中心角である磁気的なq軸開口角度を電気角でθ4とすると、
    120°≦θ3≦130°
    19°≦θ4≦25°
    である回転電機。
  2. 前記スキュー形成部の径方向長さをhとし、前記延伸部の前記先端部側の一端部の最小幅をW1とし、前記ティース先端面の幅をW2とすると、
    h≧0.6W1
    W2>W1
    である請求項に記載の回転電機。
  3. 前記複数のスキュー形成部のうち、前記ティース先端面の全面が前記延伸部の周方向一方側の側面(83)に対して周方向他方側に位置しているものを、第1スキュー形成部とすると、
    前記第1スキュー形成部は、前記延伸部側の位置で当該延伸部よりも周方向一方側に突き出す第1突起(84)を有しており、
    前記複数のスキュー形成部のうち、前記ティース先端面の全面が前記延伸部の周方向他方側の側面(85)に対して周方向一方側に位置しているものを、第2スキュー形成部とすると、
    前記第2スキュー形成部は、前記延伸部側の位置で当該延伸部よりも周方向他方側に突き出す第2突起(86)を有している請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記第1スキュー形成部は、前記延伸部に対して周方向他方側に突出している部分のうち、前記スロット側の角が取れた形状になっており、
    前記第2スキュー形成部は、前記延伸部に対して周方向一方側に突出している部分のうち、前記スロット側の角が取れた形状になっている請求項に記載の回転電機。
  5. 前記スキュー形成部は磁性材料からなり、
    前記先端部は、前記複数のスキュー形成部の各々間に設けられている非磁性部(133)をさらに有している請求項1~のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記ステータコアのうち少なくとも前記複数のスキュー形成部を含む部分は、Si当量0.1%以下の鋼板からなる請求項1~のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 前記ステータコアのうち少なくとも前記複数のスキュー形成部を含む部分は、板厚0.35mm以上の鋼板からなる請求項1~のいずれか一項に記載の回転電機。
  8. 前記ステータコアのうち少なくとも前記複数のスキュー形成部を含む部分は、焼なまり未処理の鋼板からなる請求項1~のいずれか一項に記載の回転電機。
  9. 前記複数のスキュー形成部の各々の前記ティース先端面のうち、前記延伸部の周方向中心からのずれ角度が等しく且つずれ方向が互いに反対であるもの同士の軸方向長さの比は「50:50」である請求項1~のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 各前記ティース先端面は、径方向から見て点対称となるように配置されている請求項に記載の回転電機。
  11. 各前記ティース先端面は、径方向から見て前記先端部の軸方向中央に対して線対称となるように配置されている請求項1~のいずれか一項に記載の回転電機。
  12. 前記ロータの軸方向長さは、前記ステータコアのうち各前記ティース先端面を合わせた部分の軸方向長さよりも長い請求項10または11に記載の回転電機。
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