JP2014019497A - 結合構造および該結合構造を備えた燃料タンク - Google Patents

結合構造および該結合構造を備えた燃料タンク Download PDF

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Abstract

【課題】コーティングが施された第一部材と第二部材とを結合するものであって、コーティングの端部から生じた剥がれの拡大を抑制し得る結合構造および該結合構造を備えた燃料タンクを提供する。
【解決手段】コーティング20が施された固定台(第一部材)12の第一内周面(内周面)22とバルブ本体(第二部材)11の第一外周面(外周面)35とにより挟持されるパッキン41は、第一突部44の外端とその背面側で該外端よりも挿入方向側に形成された第二突部45の内端とにおける厚さが第一内周面22と第一外周面35との間隙からコーティング20の膜厚を減じた値よりも大きくなるようにした結合構造である。また、この結合構造を備えた燃料タンク1である。この結合構造によれば、第一突部44がコーティング20を押し付けることから、コーティング20の端部20aから生じた剥がれの拡大を抑制できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、第一部材と第二部材とをパッキンを挟んで結合する結合構造および該結合構造を備えた燃料タンクに関する。
燃料タンクとしては、例えば特許文献1のように、タンク本体に燃料の充填や排出を行うためのバルブ装置等が取り付けられたものがある。こうしたバルブ装置は、タンク本体に接合される固定台と、バルブ機構を備え該固定台に結合されるバルブ本体とを備えている。この固定台にはタンクの内外を連通するように孔が設けられており、該孔にバルブ本体を嵌め込むようにして該バルブ本体が固定台に結合されている。
また、こうしたタンクとしては、例えば特許文献2のように、ガスバリア性を有する樹脂等により形成された内側殻と該内側殻を覆うように設けられた耐圧性の外側殻とから構成され、ノズル機構等が接続される口金部が取り付けられたものがある。このタンクは、内側殻がクリープ等により収縮した場合でも、該内側殻と口金部との界面部から燃料が漏洩することを抑制しようとしている。
特開2010−180921号公報 特開平10−332085号公報
上記した特許文献1に示された燃料タンクに、例えばアンモニア燃料を貯留するためには、上記した特許文献2に示されたタンクの内側殻に相当するものとして、タンク本体の内面に樹脂コーティングを施すことが必要である。これは、タンク本体をアンモニア燃料による腐食から防ぐことや、外部からタンク本体への衝撃によりタンク本体が損傷した場合でも比較的柔軟な樹脂コーティングによって燃料漏れを抑制することが期待できるからである。ここで、特許文献1に示された燃料タンクに樹脂コーティングを施す場合には、タンク本体の内面と、該タンク本体に取り付けられた上記バルブ装置を構成する固定台の孔の内周面とに樹脂コーティングを連続して施すこととなるため、樹脂コーティングの端部が該孔の内周面に形成される。こうした樹脂コーティングの端部は、上記したクリープ等による収縮によって前記固定台の内周面から剥がれ易い。この剥がれた部分から燃料が浸入してしまうと、樹脂コーティングの剥がれが拡大し、タンク本体と樹脂コーティングとの間に燃料が浸入してしまう虞もある。もし仮に、タンク本体と樹脂コーティングとの間に燃料が浸入すると、前記した樹脂コーティングの機能が失われてしまうことが懸念される。したがって、樹脂コーティングの端部から生じた剥がれの拡大を抑制することが求められている。また、バルブ装置等は、固定台の孔にバルブ本体が嵌め込まれて結合されるものであることから、両者を結合する際に、樹脂コーティングが剥がれてしまうことを抑制することが求められている。
本発明は、コーティングが施された第一部材と第二部材とを結合するものであって、該コーティングの端部から生じた剥がれの拡大を抑制し得る結合構造および該結合構造を備えた燃料タンクを提供するものである。
本発明の結合構造は、第一部材と、該第一部材に形成された内周面により構成される孔に挿入される第二部材とを、パッキンを挟んで結合する結合構造であって、前記第一部材は、膜状のコーティングが該第一部材の内周面に形成され且つ該コーティングの端部が挿入方向逆側に形成されるように施されており、前記第二部材は、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、第一部材の孔に挿入される部分には該第一部材の内周面に対向する外周面が形成されており、前記パッキンは、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、少なくとも前記第一部材の内周面と前記第二部材の外周面との間に挟まれるように形成され、該第一部材の内周面に向かって突出する第一突部が前記コーティングの端部よりも挿入方向側に形成され、該第二部材の外周面に向かって突出する第二突部が該第一突部の背面側に形成され、該第二突部の内端が該第一突部の外端に比して挿入方向側に設けられていると共に、該第一突部の外端と該第二突部の内端との内外方向におけるパッキンの厚さが該第一部材の内周面と該第二部材の外周面との間隙からコーティングの膜厚を減じて得られる値よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする。
かかる構成では、第一突部の外端と第二突部の内端との内外方向におけるパッキンの厚さが第一部材の内周面と第二部材の外周面との間隙からコーティングの膜厚を減じて得られる値よりも大きくなるように設定されていることから、第一部材と第二部材との結合によってパッキンが該第一部材と第二部材との間で圧縮される。これにより、パッキンの第一突部がコーティング側へ押し付けられることから、この押し付けられた位置でコーティングが第一部材の孔の内周面から剥がれてしまうことを抑制できる。ここで、パッキンの第一突部は、コーティングの端部よりも挿入方向側に位置することから、該コーティングの端部から剥がれが生じた場合に、該剥がれの挿入方向側への拡大を、前記した第一突部が押し付けられた位置で抑制できる。
また、パッキンが第一部材と第二部材との間で圧縮される際に、第一部材の内周面からパッキンが受ける力は、該内周面に向かって突出する第一突部に最も大きく作用する。同様に、第二部材の外周面からパッキンが受ける力は、該外周面に向かって突出する第二突部に最も大きく作用する。ここで、本発明の構成では、第二突部の内端が第一突部の外端に比して挿入方向側に設けられていることを特徴とするから、第一部材の内周面から受ける力が最も大きくなる部位と第二部材の外周面から受ける力が最も大きくなる部位とは、挿入方向でずれることになる。このため、第一突部と第二突部とが形成された部位には、当該部位を回転させるような力が作用し、第一突部には挿入方向逆向きの力が生じることになる。これにより、第一部材の孔に第二部材を挿入する際に、コーティングが挿入方向に引きずられ難くなり、コーティングが剥がれてしまうことを抑制できる。
上述した本発明の結合構造において、第一部材は、内周面の挿入方向逆側から外方へ拡張された第一拡張面が形成され、パッキンは、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、該第一部材の第一拡張面に沿って外方へ拡張された拡張部が形成され、該拡張部が前記第一拡張面に支持されるものである構成が提案される。
かかる構成では、パッキンの拡張部が第一部材の第一拡張面よりも挿入方向側へ移動できないように、該パッキンの拡張部が該第一部材の第一拡張面により支持されることから、第二部材を第一部材の孔に挿入する際に、該パッキンの挿入方向への移動が制限される。これにより、上述したようにパッキンの第一突部と第二突部とが形成された部位を回転させるような力が生じた際に、当該部位は全体として挿入方向への移動が制限されるため、第一突部の外端が挿入方向逆向きに変位しようとし、第二突部の内端が挿入方向側へ変位しようとする。したがって、第二部材を第一部材の孔に挿入する際に、コーティングに押し付けられる第一突部の外端が挿入方向逆側へ変位しようとするから、該コーティングが挿入方向側へ引きずられ難くなり、コーティングが剥がれることを抑制できる。
また、第二部材を第一部材の孔に挿入する前に、パッキンを第一部材に仮置きすることができる。このときに、上記の結合状態でパッキンが留まる位置に該パッキンを仮置きできることから、第二部材を第一部材の孔に挿入する際に、パッキンの第一突部が挿入方向側へ引きずられ難く、コーティングの剥がれを抑制できる。
上述した本発明の結合構造において、パッキンは、第一突部と拡張部との間に内方へ凹む凹部が形成されたものである構成が提案される。
かかる構成では、凹部が形成されることにより第一突部の挿入方向逆側の剛性を低減させることができる。これにより、凹部を設けていない構成に比して、第一突部と第二突部とが形成された部位を回転させる力が作用し易くなり、第一突部の外端に働く挿入方向逆向きの力の作用を一層向上させることができる。
上述した本発明の結合構造において、第二部材は、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で該第一部材の第一拡張面に対向する第二拡張面が形成され、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、該第一部材の第一拡張面と第二部材の第二拡張面とによりパッキンの拡張部が挟圧されている構成が提案される。ここで、第一部材の第一拡張面と第二部材の第二拡張面との隙間量またはパッキンの拡張部の厚さとは、該拡張部を第一拡張面と第二拡張面とにより挟圧するように調整されている。
かかる構成では、上記の結合状態でパッキンの拡張部が第一拡張面と第二拡張面とに挟圧されることから、この部位によりシール機能を持たせることができる。これにより、前記シール機能と上述したコーティングの剥がれを抑制する機能との両者を有するものとなっている。尚、本構成において、シール機能をさらに向上させるために、第一部材の第一拡張面と第二部材の第二拡張面との一方に凸部が形成され、他方に該凸部と対向する凹部が形成された構成とすることもできる。
上述した本発明の結合構造において、パッキンは、第二突部よりも挿入方向逆側に第二部材の外周面に沿った内周面が形成され、該パッキンの内周面が第二部材の外周面と当接または間隙を生ずるように形成されている構成が提案される。
かかる構成では、第一部材の孔に第二部材を挿入する際に、パッキンの内周面により該第二部材を案内することができると共に第二部材の外周面がパッキンを挿入方向側に引きずってしまうことによるコーティングの剥がれを抑制できる。
本発明の燃料タンクは、上述した結合構造を備えた燃料タンクであって、第一部材の孔が金属製のタンク本体の内部と連通するように、該第一部材とタンク本体とが接合され、第一部材の内周面と前記タンク本体の内面とに樹脂製のコーティングが連続して施され、第二部材に、タンク本体内への燃料充填と該タンク本体内からの燃料排出とを行うための装置が取り付けられている。
かかる構成では、上述した結合構造を備えることにより、第一突部を樹脂製のコーティングに押し付け、この押し付けた部位で該コーティングが剥がれることを抑制できることから、第一突部の内周面に形成されたコーティングの端部から生じた剥がれがタンク本体まで拡大してしまうことを抑制でき、燃料が金属製のタンク本体と樹脂製のコーティングとの間に浸入することを抑制できる。したがって、燃料によるタンク本体の腐食を防止する機能と、外部からの衝撃によるタンク本体が損傷した場合における燃料の漏洩を防止する機能というコーティング本来の機能を維持できる。
本発明の結合構造は、コーティングが施された内周面を備えた第一部材と該内周面により構成された孔に挿入される第二部材とをパッキンを挟んで結合する結合構造であって、該パッキンは、第一部材の内周面に向かって突出する第一突部が前記コーティングの端部よりも挿入方向側に形成され、第二部材の外周面に向かって突出する第二突部が該第一突部の背面側に形成され、該第二突部の内端が該第一突部の外端よりも挿入方向側に設けられると共に、該第一突部の外端と該第二突部の内端との内外方向におけるパッキンの厚さが前記内周面と外周面との間隙からコーティングの膜厚を減じた値よりも大きくなるようにしたものであるから、第一部材と第二部材との結合によってパッキンの第一突部がコーティング側へ押し付けられ、該コーティングの剥がれを抑制できる。これにより、コーティングの端部から生じた剥がれが挿入方向側へ拡大することを、該第一突部が押し付けられた位置で抑制できる。また、パッキンの第一突部の外端が第二突部の内端よりも挿入方向逆側にあることから、パッキンが圧縮される際に、第一部材から最も大きな力を受ける部位と第二部材から最も大きな力を受ける部位とが挿入方向でずれるため、第一突部には挿入方向逆向きの力が生ずる。これにより、第一部材の孔に第二部材を挿入する際に、コーティングを挿入方向へ引きずり難くなり、該コーティングが剥がれてしまうことを抑制できる。
本発明の燃料タンクは、上述した結合構造を構成する第一部材と第二部材とにより燃料の充填および排出とを行う装置がタンク本体に取り付けられ、該第一部材の内周面とタンク本体の内面とに樹脂製のコーティングが連続して施されているものであるから、結合状態でパッキンの第一突部が樹脂製のコーティングに押し付けられ、該コーティングの端部から生じた剥がれがタンク本体に拡大してしまうことを抑制できる。これにより、コーティング本来の機能を維持できる。
燃料タンク1の部分断面図である。 バルブ装置10を結合した状態の部分断面図である。 バルブ装置10を分解した状態の部分断面図である。 固定台12とバルブ本体11とパッキン41との関係を示す説明図である。 固定台12にパッキン41を仮置きする工程を説明する部分拡大図である。 図5から続く部分拡大図である。 固定台12にバルブ本体11を挿入する工程を説明する部分拡大図である。 図7から続く部分拡大図である。
本発明の実施例を添付図面を用いて詳述する。
本実施例は、液化ガス燃料を貯留する燃料タンク1である。液化ガス燃料には、例えばLPG(液化石油ガス)燃料、DME(ジメチルエーテル)燃料、アンモニア燃料等が用いられる。
先ず、燃料タンク1の概要について図1を用いて説明する。燃料タンク1は、液化ガス燃料を貯留するためのタンク本体2に、液化ガス燃料の充填と排出とを行うためのバルブ装置10が取り付けられて構成される。タンク本体2は、円筒状に形成された金属製の胴部2aの両端に半球状に形成された金属製の鏡部2bが夫々接合されて形成される。鏡部2bの一方には、バルブ装置10を取り付けるための取付孔8が開口している。バルブ装置10は、バルブ本体11と固定台12とから構成される。固定台12は、その中央を貫通する貫通孔が形成されており、該貫通孔がタンク本体2の内部と連通するように、鏡部2bの取付孔8に接合され、固定されている。タンク本体2や固定台12の一部により構成される燃料タンク1の内面には、後述するコーティング20が施されている。バルブ本体11は、タンク本体2に固定された固定台12の貫通孔に嵌入された状態で、複数のボルト51で締結されることにより、固定台12と結合される。バルブ本体11と固定台12とが結合される際に、バルブ本体11と固定台12との間には後述するパッキン41やOリング50が挟まれる。
次に、燃料タンク1の詳細について図2,3を用いて説明する。尚、中心軸線Lに沿ってタンク外側から内側に向かう方向を、固定台12にバルブ本体11を挿入する挿入方向として説明する。
バルブ装置10の固定台12は、中心軸線Lを中心軸とし貫通孔を有する略円筒状に形成されており、タンク本体2の鏡部2bの中央部に開口形成された取付孔8に嵌入されて、その外周を鏡部2bに全周溶接されている。貫通孔は、該貫通孔の中央側に形成された第一内周面22や挿入方向逆側に形成された第二内周面24等の内周面により構成される。第一内周面22と第二内周面24とは、それぞれ中心軸線Lを中心軸として中心軸線Lと平行に形成され、第二内周面24の内径は第一内周面22の内径よりも大きく形成される。尚、第一内周面22よりも挿入方向側には、挿入方向へ進むにつれて第一内周面22よりも内径が徐々に大きくなる内周面が形成されている。また、第一内周面22の挿入方向逆側の端と第二内周面24の挿入方向側の端とを繋ぐように、中心軸線Lと直交する方向に沿って拡張された円環状の第一拡張面25が形成されている。この第一拡張面25には、挿入方向側へ凹む凹溝26が中心軸線Lを中心として周成されている。また、第二内周面24の挿入方向逆側の端から中心軸線Lと直交する方向に沿って外方へ延成された座面27が形成されており、座面27にはボルト51で締結するための複数の螺子孔28が形成されている。
コーティング20は、ポリエチレン樹脂製であり、タンク本体2の内面から固定台12の第一内周面22にかけて連続して膜状に施される。第一内周面22の挿入方向逆側の端部には、コーティング20の端部20aが形成される。コーティング20は、燃料タンク1に貯留した液化ガス燃料がタンク本体2の内面へ接触することを抑制し、液化ガス燃料によるタンク本体2の腐食を抑制するために施される。また、外部からの衝撃によってタンク本体2が損傷した場合であっても液化ガス燃料の漏洩が抑制されるように施される。
ここで、コーティング20を施す方法としては、インジェクションブロー成形法や回転熱成形法が好適に用いられる。インジェクションブロー成形法は、インジェクション成形した試験管状のポリエチレン樹脂製パリソンをタンク本体2の内部に入れ、該パリソンを加熱してブローすることにより、タンク本体2の内面にコーティング20を施す製法である。また、回転熱成形法は、ポリエチレン樹脂の粉体をタンク本体2の内部に入れ、タンク本体2を回転させながら加熱することにより、タンク本体2の内面にコーティング20を施す製法である。
バルブ装置10のバルブ本体11は、固定台12に取り付けるための取付部14と、液化ガス燃料を充填または排出する充填口15と、充填口15とタンク本体2の内部とを連通する流路17と、流路17を開閉する開閉弁(図示せず)と、該開閉弁を操作するハンドル16とを備える。取付部14は、夫々に異なる外径の外周面を持つ円板状のフランジ部31と第二円筒部32と第一円筒部34とから構成される。フランジ部31と第二円筒部32と第一円筒部34とは、挿入方向逆側から挿入方向側へ順に形成されており、挿入方向逆側から挿入方向側へ順に各外径が段々と小さくなるように、中心軸線Lを中心軸として一体に形成されている。取付部14には、中心軸線Lに沿って流路17の一部が形成されている。第一円筒部34の外周を構成する第一外周面35と第二円筒部32の外周を構成する第二外周面33とは、夫々に中心軸線Lと平行に形成されている。また、第一外周面35の挿入方向逆側の端と第二外周面33の挿入方向側の端とを繋ぐように、中心軸線Lと直交する方向に沿って拡張された円環状の第二拡張面36が形成されている。第二拡張面36には、挿入方向側に突出する凸部37が中心軸線Lを中心として周成されている。第二円筒部32を構成する第二外周面33には、内方へ凹む凹溝39が周成されている。凹溝39は、Oリング50を嵌め込むための溝である。最も挿入方向逆側にあるフランジ部31には、その挿入方向側に中心軸線Lと直交する方向に沿って座着面38が形成されている。さらに、フランジ部31には、ボルト51が貫通するための複数のボルト挿入孔40が形成されている。
パッキン41は、ガス透過係数の小さいポリテトラフルオロエチレンを原料とし、中心軸線Lと直交する方向に沿って拡張された円環状の拡張部43と拡張部43の内周端から挿入方向に延成された円筒状の主体部42とから構成され、拡張部43と主体部42とが中心軸線Lを中心として同心状かつ一体に形成されている。主体部42の挿入方向側の端部には、外方へ突出する第一突部44が形成されていると共に、第一突部44の背面側に内方へ突出する第二突部45が形成されている。第一突部44と第二突部45とは、第二突部45の内端が第一突部44の外端に比して挿入方向側となるように形成されている。また、主体部42には、拡張部43と第一突部44との間に内方へ凹む凹部46が形成されている。また、主体部42には、拡張部43と第二突部45との間に挿入方向に沿って内周面47が形成されている。
次に、固定台12とバルブ本体11とパッキン41との関係について図4を用いて説明する。バルブ本体11の第二外周面33と固定台12の第二内周面24とは、バルブ本体11の脱着が可能な程度に嵌め合うよう夫々の内径寸法と外形寸法とが設定されている。パッキン41の拡張部43は、パッキン41の外径寸法が固定台12の第二内周面24の内径寸法よりも若干小さくなるように設定されている。バルブ本体11と固定台12とが結合された結合状態では、固定台12の第一拡張面25とバルブ本体11の第二拡張面36とが対向し、さらに第一拡張面25の凹溝26と第二拡張面36の凸部37とが対向する。そして、バルブ本体11と固定台12とが結合された結合状態では、座面27と座着面38とが密接し、第一拡張面25と第二拡張面36との間にパッキン41の拡張部43が挟圧されるように、第一拡張面25、凹溝26、第二拡張面36、凸部37、拡張部43の形状や寸法が夫々設定されている。また、バルブ本体11と固定台12とが結合された結合状態では、固定台12の第一内周面22とバルブ本体11の第一外周面35とがパッキン41の主体部42を挟んで対向する。そして、第一突部44の外端と第二突部45の内端との内外方向におけるパッキン41の厚さtが、固定台12の第一内周面22とバルブ本体11の第一外周面35との間隙wからコーティング20の膜厚sを減じて得られる値(=w−s)よりも大きくなるように、第一内周面22の内径、第一外周面35の外径、コーティング20の膜厚s、第一突部44の外端の外径寸法、第二突部45の内端の内径寸法が夫々設定されている。ここで、第一突部44の外端の外径寸法は、第一内周面22の内径寸法よりも小さく且つ第一内周面22に形成されたコーティング20の内径寸法よりも大きくなるように設定され、第二突部45の内端の内径寸法は、バルブ本体11の第一外周面35の外径寸法よりも小さくなるように設定されている。また、主体部42の内周面47は、バルブ本体11と固定台12とが結合された結合状態で第一外周面35に当接または僅かな間隙を生ずるように、内径寸法が設定されている。
次に、固定台12にバルブ本体11を結合する工程について図5〜8を用いて説明する。最初の工程では、パッキン41が固定台12に仮置きされる。この工程では、図5,6のように、パッキン41の主体部42が固定台12の第一内周面22により構成される孔へ挿入されると共にパッキン41の拡張部43が固定台12の第一拡張面25に載置されるように、パッキン41が仮置きされる。ここで、第一突部44の外端の外径寸法が第一内周面22のコーティング20の内径寸法よりも大きいことから、第一突部44と第二突部45とが形成された部位を内方へ変位させるように主体部42が内側へ若干湾曲する。
次の工程では、固定台12にバルブ本体11が挿入される。この工程では、図7,8のように、バルブ本体11の第一外周面35や第二外周面33がパッキン41の内周面47や固定台12の第二内周面24にガイドされながら、固定台12の第一内周面22により構成される孔にバルブ本体11の第一円筒部34が挿入される。ここで、第一突部44の外端と第二突部45の内端とにおけるパッキン41の厚さtが、固定台12の第一内周面22とバルブ本体11の第一外周面35との間隙wからコーティング20の膜厚sを減じて得られる値よりも大きくなるように設定されているから、固定台12の第一内周面22により構成される孔にバルブ本体11の第一円筒部34が挿入されるに伴って、パッキン41の第一突部44と第二突部45とが第一円筒部34の第一外周面35と固定台12の第一内周面22との間で徐々に圧縮され、第一突部44が第一内周面22のコーティング20に押し付けられる。これにより、コーティング20が第一内周面22から剥がれてしまうことを抑制することができる。また、第一円筒部34がパッキン41を挿入方向側へ押し込もうとするが、パッキン41の拡張部43が固定台12の第一拡張面25よりも挿入方向側への移動できないように、パッキン41の拡張部43が固定台12の第一拡張面25に支持されていることから、パッキン41の挿入方向への移動が制限される。これにより、パッキン41がコーティング20を引きずることによるコーティング20の剥がれを抑制できる。
また、パッキン41の第一突部44と第二突部45とが圧縮される際に、固定台12の第一内周面22からパッキン41が受ける力は、第一内周面22に向かって突出する第一突部44に最も大きく作用する。同様に、バルブ本体11の第一外周面35からパッキン41が受ける力は、第一外周面35に向かって突出する第二突部45に最も大きく作用する。ここで、第二突部45の内端が第一突部44の外端に比して挿入方向側に設けられていることから、固定台12の第一内周面22から受ける力が最も大きくなる部位とバルブ本体11の第一外周面35から受ける力が最も大きくなる部位とは、挿入方向でずれることになる。このため、第一突部44と第二突部45とが形成された部位には、当該部位を回転させるような力が作用し、第一突部44の外端には挿入方向逆向きの力が生じる。また、このとき、パッキン41の拡張部43が固定台12の第一拡張面25により支持されていることから、パッキン41の挿入方向への移動が制限されるため、第一突部44の外端が挿入方向逆向きに変位しようとし、第二突部45の内端が挿入方向側へ変位しようとする。さらに、主体部42に形成された凹部46は、第一突部44の挿入方向逆側の剛性を低減させることから、上述した回転させる力が作用し易くなり、第一突部44の外端に働く挿入方向逆向きの力の作用を向上できる。こうしたことから、固定台12の第一内周面22により構成される孔にバルブ本体11の第一円筒部34を挿入する際に、第一内周面22のコーティング20が挿入方向側へ引きずられ難くなり、コーティング20が剥がれることを抑制できる。
最終の工程では、バルブ本体11と固定台12とが結合される。この工程では、バルブ本体11と固定台12とが、ボルト51をフランジ部31のボルト挿入孔40に挿入して固定台12の螺子孔28に螺合することにより、フランジ部31の座着面38と固定台12の座面27とを密接し、結合される。このバルブ本体11と固定台12とが結合された結合状態では、パッキン41の拡張部43が固定台12の第一拡張面25とバルブ本体11の第二拡張面36との間で挟圧されることから、この部位にシール機能を持たせることができる。しかも、凹溝26と凸部37とによってシール機能が向上する。
上述した本実施例の燃料タンク1のバルブ本体11と固定台12とを結合する結合構造は、コーティング20が施された第一内周面22を備えた固定台12と第一内周面22により構成された孔に挿入されるバルブ本体11とをパッキン41を挟んで結合する結合構造であって、パッキン41は、固定台12の第一内周面22に向かって突出する第一突部44がコーティング20の端部20aよりも挿入方向側に形成され、バルブ本体11の第一外周面35に向かって突出する第二突部45が第一突部44の背面側に形成され、第二突部45の内端が第一突部44の外端よりも挿入方向側に設けられると共に、第一突部44の外端と第二突部45の内端との内外方向におけるパッキン41の厚さtが第一内周面22と第一外周面35との間隙wからコーティング20の膜厚sを減じた値よりも大きくなるようにしたものであるから、バルブ本体11と固定台12との結合によってパッキン41の第一突部44がコーティング20側へ押し付けられ、コーティング20の剥がれを抑制できる。これにより、コーティング20の端部20aから生じた剥がれが挿入方向側へ拡大することを、第一突部44が押し付けられた位置で抑制できる。また、パッキン41の第一突部44の外端が第二突部45の内端よりも挿入方向逆側にあることから、パッキン41が圧縮される際に、固定台12から最も大きな力を受ける部位とバルブ本体11から最も大きな力を受ける部位とが挿入方向でずれるため、第一突部44には挿入方向逆向きの力が生ずる。これにより、固定台12の第一内周面22により構成される孔にバルブ本体11を挿入する際に、コーティング20を挿入方向へ引きずり難くなり、コーティング20が剥がれてしまうことを抑制できる。
尚、本実施例では、バルブ本体11の第二円筒部32の第二外周面33に周成した凹溝39にOリング50を配設して、第二円筒部32を固定台12の第二内周面24により構成される孔に嵌入し、シール機能を向上させているが、凹溝39やOリング50を設けない構成としても良い。
上述した本実施例にあって、固定台12により本発明の「第一部材」が構成され、固定台12の第一内周面22により本発明の「第一部材の内周面」が構成され、バルブ本体11により本発明の「第二部材」が構成され、バルブ本体11の第一外周面35により本発明の「第二部材の外周面」が構成されている。
一方、上述した本実施例では、パッキンが、第一突部と第二突部とを全周に亘って形成した構成であるが、該第一突部と第二突部とは必ずしも全周に亘って形成されていなくともよい。例えば、第一突部と第二突部とが周方向で間隔をおいて複数設けられた構成としても良い。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、実施例以外の構成についても本発明の趣旨の範囲内で適宜実施可能である。
1 燃料タンク
2 タンク本体
11 バルブ本体(第二部材)
12 固定台(第一部材)
20 コーティング
22 第一内周面(内周面)
25 第一拡張面
35 第一外周面(外周面)
36 第二拡張面
41 パッキン
43 拡張部
44 第一突部
45 第二突部
46 凹部
47 内周面

Claims (6)

  1. 第一部材と、該第一部材に形成された内周面により構成される孔に挿入される第二部材とを、パッキンを挟んで結合する結合構造であって、
    前記第一部材は、膜状のコーティングが該第一部材の内周面に形成され且つ該コーティングの端部が挿入方向逆側に形成されるように施されており、
    前記第二部材は、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、第一部材の孔に挿入される部分には該第一部材の内周面に対向する外周面が形成されており、
    前記パッキンは、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、少なくとも前記第一部材の内周面と前記第二部材の外周面との間に挟まれるように形成され、該第一部材の内周面に向かって突出する第一突部が前記コーティングの端部よりも挿入方向側に形成され、該第二部材の外周面に向かって突出する第二突部が該第一突部の背面側に形成され、該第二突部の内端が該第一突部の外端に比して挿入方向側に設けられていると共に、該第一突部の外端と該第二突部の内端との内外方向におけるパッキンの厚さが該第一部材の内周面と該第二部材の外周面との間隙からコーティングの膜厚を減じて得られる値よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする結合構造。
  2. 第一部材は、内周面の挿入方向逆側から外方へ拡張された第一拡張面が形成され、
    パッキンは、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、該第一部材の第一拡張面に沿って外方へ拡張された拡張部が形成され、該拡張部が前記第一拡張面に支持されるものであることを特徴とする請求項1に記載の結合構造。
  3. パッキンは、第一突部と拡張部との間に内方へ凹む凹部が形成されたものであることを特徴とする請求項2に記載の結合構造。
  4. 第二部材は、第一部材と第二部材とが結合された結合状態で該第一部材の第一拡張面に対向する第二拡張面が形成され、
    第一部材と第二部材とが結合された結合状態で、該第一部材の第一拡張面と第二部材の第二拡張面とによりパッキンの拡張部が挟圧されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の結合構造。
  5. パッキンは、第二突部よりも挿入方向逆側に第二部材の外周面に沿った内周面が形成され、該パッキンの内周面が第二部材の外周面と当接または間隙を生ずるように形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の結合構造。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の結合構造を備えた燃料タンクであって、
    第一部材の孔が金属製のタンク本体の内部と連通するように、該第一部材とタンク本体とが接合され、
    第一部材の内周面と前記タンク本体の内面とに樹脂製のコーティングが連続して施され、
    第二部材に、タンク本体内への燃料充填と該タンク本体内からの燃料排出とを行うための装置が取り付けられている燃料タンク。
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