JP2008002654A - タンクとタンク部品の締結構造及び締結方法 - Google Patents
タンクとタンク部品の締結構造及び締結方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】締付け軸力を確保できると共にタンク部品及び口金部の座面の損傷を抑制できる、タンクとタンク部品との締結構造及び締結方法を提供する。
【解決手段】タンク部品4がタンクの口金部3にねじ込まれることによりネジ締結される、タンクとタンク部品との締結構造において、ネジ締結の軸力を発生する弾性部材80がタンク部品と口金部との間に設けられる。タンク部品の座面61と口金部の座面36とは、ネジ締結の過程では、互いの接触が弾性部材によって抑制される一方、ネジ締結後では、弾性部材を除く部分で互いに面接触するように構成される。
【選択図】図2
【解決手段】タンク部品4がタンクの口金部3にねじ込まれることによりネジ締結される、タンクとタンク部品との締結構造において、ネジ締結の軸力を発生する弾性部材80がタンク部品と口金部との間に設けられる。タンク部品の座面61と口金部の座面36とは、ネジ締結の過程では、互いの接触が弾性部材によって抑制される一方、ネジ締結後では、弾性部材を除く部分で互いに面接触するように構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば燃料電池システムに好適なタンクとこれに締結されるタンク部品との締結構造に関し、特に、両者がネジ締結されてシールされる締結構造及び締結方法に関するものである。
圧縮天然ガスや水素ガスを高圧で貯留する容器として、高圧タンクの開発が進んでいる。高圧タンクは、タンク本体に金属性の口金部が設けられ、口金部の開口部に各種のタンク部品が取り付けられている(例えば、特許文献1ないし5参照。)。この種のタンク部品としては、単なる栓体のみならず、バルブ等の配管要素を一体的に組み込んだ金属製のバルブアッセンブリが知られている。
上記いずれの特許文献も、口金部へのバルブアッセンブリの取り付けは、バルブアッセンブリを口金部にねじ込むことでなされる。つまり、タンクとバルブアッセンブリとの締結構造は、口金部の内周面に加工されためねじに、バルブアッセンブリのボディの外周面に加工されたおねじを螺合するというものである。
このような締結構造の場合、例えば口金部及びバルブアッセンブリのそれぞれに形成された座面どうしを接触させた状態で、増し締めすることで、めねじ・おねじによるネジ締結の軸力を発生させるものがある。締付けトルクを管理することで所定の締付け軸力を発生させることができ、この軸力によって、振動等によるねじの緩みが防止される。
特開2005−291434号公報
特開2003−247696号公報
特開2004−308795号公報
特開2005−48918号公報
特開2005−48919号公報
ところで、コスト低減及び軽量化という観点から、口金部やバルブアッセンブリのボディにアルミニウム材料を用いていることがある。しかし、上記のような締結構造では、バルブアッセンブリを締め付ける過程で、口金部及びバルブアッセンブリのそれぞれの座面に例えば同心円状の傷が付いてしまうおそれがある。その原因は、それぞれの座面が互いに接触することで、摩擦によるせん断応力が発生すると共に圧縮応力が発生し、これら応力により発生した座面のバリが締付けの過程で引きずられることが考えられる。
座面に傷が発生してしまうと、例えば点検のために取り外したバルブアッセンブリを再びねじ込む際に、適切な締付けトルク管理で締め付けることができず、場合によってはタンク又はバルブアッセンブリを再利用できなくなる。一方で、タンクと一体になっている口金部を着脱の度に交換することは困難である。また、剥離したバリが、例えば口金部とバルブアッセンブリとの間のシール部に挟まると、シール不良を起こすおそれもある。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、タンク部品及び口金部の座面の損傷を抑制しながらも、締付け軸力を確保できる、タンクとタンク部品との締結構造及び締結方法を提供することをその目的としている。
上記目的を達成するための本発明のタンクとタンク部品との締結構造は、タンク部品がタンクの口金部にねじ込まれることによりネジ締結されるものにおいて、タンク部品と口金部との間に設けられ、ネジ締結の軸力を発生する弾性部材を備え、タンク部品の座面と口金部の座面とは、ネジ締結の過程では、互いの接触が弾性部材によって抑制される一方、ネジ締結後では、弾性部材を除く部分で互いに面接触するように構成されているものである。
かかる構成によれば、ネジ締結の過程で、弾性部材がタンク部品及び口金部の座面同士の接触を抑制するので、一方の座面に他方の座面に起因した傷がつくことを抑制できる。また、ネジ締結後では、弾性部材によって締付け軸力を確保できるので、振動等によってネジ締結が緩むことを抑制できる。特に、座面同士を接触させた状態で増し締めしなくとも、弾性部材によって締付け軸力を確保することが可能となる。さらに、ネジ締結後では、タンク部品及び口金部の座面同士が弾性部材を除く部分で面接触するため、座面同士が面接触しない場合に比べて、ネジ締結後が安定化する。
好ましくは、上記のネジ締結後とは、タンク部品の座面と口金部の座面とが弾性部材を除く部分で面接触した直後である。
こうすることで、座面同士が接触した状態で擦りあわされないので、両座面に傷がつくことを確実性良く抑制できる。
好ましくは、弾性部材は、口金部の座面に装着されている。
こうすることで、弾性部材の取り扱いが煩雑になることなく、タンク部品を口金部にねじ込むことができる。
好ましくは、弾性部材は、タンク部品の座面及び口金部の座面の両方に接触するように構成されている。
かかる構成によれば、ネジ締結後では、弾性部材は両座面間で縮むように弾性変形されている。この弾性変形した弾性部材の復元力が両座面に伝達されるので、締付け軸力が発生され得る。
好ましくは、タンク部品の座面及び口金部の座面の少なくとも一方は、アルミニウム系の材料で形成されている。
上記のごとく、両座面の損傷が抑制されているので、アルミニウム系の材料を好適に用いることができ、コスト低減及び軽量化を図ることができる。
好ましくは、弾性部材は、ネジ締結の軸線を中心に環状に形成されている。
かかる構成によれば、弾性部材がもたらす締付け軸力がネジ締結の軸線を中心とする環状に作用する。これにより、締付け軸力がばらつくことを抑制できる。
この場合、弾性部材は、Oリングで構成されていることが好ましい。
こうすることで、弾性部材を簡易に構成できる。また、座面間をシールすることも可能となる。Oリングの断面は円形でも良いが、弾性力が大きくなる四角形や六角形などの多角形であってもよい。
別の実施態様では、弾性部材は、コイルバネで構成されていることが好ましい。
好ましくは、口金部及びタンク部品の一方には、ネジ締結時に弾性部材が存在する空間を外部と連通するリーク通路が形成されている。
こうすることで、上記空間に溜まり得るタンクからリークした例えばガスを逃がすことが可能となる。
好ましくは、ネジ締結に供されるネジ部よりもタンクの内側に、ネジ締結後に口金部とタンク部品との間をシールするシール部材が設けられている。
かかる構成によれば、ネジ部にタンク内圧が作用することを抑制できる。
好ましくは、ネジ締結の過程においてタンク部品の座面が弾性部材に接触してから口金部の座面に面接触するまでに、タンク部品は、少なくとも1回転するように構成されている。
上記目的を達成するための本発明のタンクとタンク部品との締結方法は、タンクの口金部にタンク部品をねじ込むことによりネジ締結するものにおいて、タンク部品の座面及び口金部の座面の一方に、ネジ締結の軸力を発生する弾性部材を設けておいた上で、口金部へのタンク部品のねじ込みを開始し、タンク部品の座面及び口金部の座面の他方が弾性部材に接触し始めてからの締付けトルク又は締付けトルクの勾配が変更するところで、ねじ込みを終了するものである。
この方法によれば、ねじ込みを開始すると、弾性部材が両座面間で縮むように弾性変形するので、その縮んだ弾性部材の反力によって、締付け軸力を発生できる。これにより、ねじ込み終了後の締付け軸力を確保できる。また、締付けトルク又はその勾配の変化をもとにねじ込みを終了するため、タンク部品をねじ込み過ぎることを防止できる。特に、座面どうしが接触した瞬間に締付けトルク又はその勾配が変更し得るので、座面どうしの接触を抑制でき、座面の損傷を抑制できる。
好ましくは、ねじ込みを終了するときに、タンク部品の座面と口金部の座面とを弾性部材を除く部分で互いに面接触させる。
こうすることで、ねじ込み後に安定的にネジ締結しておくことができる。
本発明によれば、締付け軸力を確保できると共に、タンク部品及び口金部の座面の損傷を抑制できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るタンクとタンク部品との締結構造について説明する。ここでは、タンクとして高圧タンクを、タンク部品としてバルブアッセンブリを例に説明する。また、第1実施形態では、締付け軸力を発生する弾性部材としてOリングを例に説明し、第2実施形態では、弾性部材としてコイルスプリングを例に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る高圧タンクを搭載した燃料電池自動車を示す図である。
燃料電池自動車100は、例えば3つの高圧タンク1を車体のリア部に搭載している。各高圧タンク1は、燃料電池システムの一部を構成し、ガス供給ライン102を通じて燃料電池104に燃料ガスを供給可能に構成されている。高圧タンク1に貯留される燃料ガスは、可能性の高圧ガスであり、例えば圧縮天然ガス又は水素ガスである。なお、高圧タンク1は、燃料電池自動車のみならず、電気自動車、ハイブリッド自動車などの車両のほか、各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボットなど)や定置型にも適用できる。
図1は、本実施形態に係る高圧タンクを搭載した燃料電池自動車を示す図である。
燃料電池自動車100は、例えば3つの高圧タンク1を車体のリア部に搭載している。各高圧タンク1は、燃料電池システムの一部を構成し、ガス供給ライン102を通じて燃料電池104に燃料ガスを供給可能に構成されている。高圧タンク1に貯留される燃料ガスは、可能性の高圧ガスであり、例えば圧縮天然ガス又は水素ガスである。なお、高圧タンク1は、燃料電池自動車のみならず、電気自動車、ハイブリッド自動車などの車両のほか、各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボットなど)や定置型にも適用できる。
図2は、高圧タンク1の要部を示す断面図である。
高圧タンク1は、タンク本体2及び口金3を有すると共に、口金3にバルブアッセンブリ4(タンク部品)がねじ込み接続されている。タンク本体2は、全体として密閉円筒状からなり、その内部は、燃料ガスを常圧よりも高い圧力(すなわち高圧)で貯留する貯留空間6を構成している。例えば35MPaあるいは70MPaの水素ガス、または20MPaの圧縮天然ガスが貯留空間6内に貯留される。以下では、高圧タンク1が貯留する高圧ガスとして水素ガスを例に説明する。
高圧タンク1は、タンク本体2及び口金3を有すると共に、口金3にバルブアッセンブリ4(タンク部品)がねじ込み接続されている。タンク本体2は、全体として密閉円筒状からなり、その内部は、燃料ガスを常圧よりも高い圧力(すなわち高圧)で貯留する貯留空間6を構成している。例えば35MPaあるいは70MPaの水素ガス、または20MPaの圧縮天然ガスが貯留空間6内に貯留される。以下では、高圧タンク1が貯留する高圧ガスとして水素ガスを例に説明する。
タンク本体2は、例えば、ガスバリア性を有する内側の樹脂ライナー10(内殻)と、樹脂ライナー10の外側を覆うFRPからなるシェル12(外殻)と、の二層構造を有している。なお、樹脂ライナー10をアルミニウム等の金属製としてもよい。
口金3(口金部)は、タンク本体2の半球面状をした端壁部の中心に設けられている。口金3は、例えばステンレスなどの金属で形成されており、好ましくはアルミニウムで形成されている。口金3は、タンク本体2の長手方向の一端部又は両端部に設けられ、例えばインサート成形によりタンク本体2と一体成形される。
口金3は、タンク本体2の軸心を中心とする開口部30を有している。開口部30の内周面にはめねじ31が形成されると共に、めねじ31よりもタンク本体2内側の内周面にはシール面32が形成されている。めねじ31は、バルブアッセンブリ4を口金3にネジ締結するのに供される。このネジ締結の軸線は、タンク本体2の軸線に合致する。シール面32は、後述するシール部材70が当接する円筒状の周面であり、めねじ31とは円錐台形状の逆テーパ面34を介して連続している。このため、シール面32の内径は、めねじ31の有効径よりも小さくなっている。
口金3は、タンク本体2外に延出されたフランジ状の着座部35を有している。着座部35は、バルブアッセンブリ4が着座する環状の座面36と、座面36に形成された取付け溝37と、を有している。取付け溝37は、タンク本体2の軸心を中心とする環状の溝であり、座面36の径方向の中間部に形成されている。取付け溝37には、弾性部材たるOリング80が装着されている。
バルブアッセンブリ4は、開口部30にねじ込まれることにより、口金3にネジ締結されると共に、口金3との間をシール部材70によりシールされる。バルブアッセンブリ4は、1以上のバルブを有するものであり、バルブや継手等の配管要素を一体的に組み込んだものである。バルブアッセンブリ4に含まれるバルブとしては、例えば、ガス放出のための遮断弁、遮断弁に直列に配置された調圧弁、ガス充填のための充填弁、リリーフ弁などが挙げられる。また、バルブアッセンブリ4は、圧力センサや温度センサなどの検出要素を有してもよい。
本発明の請求項にいう「タンク部品」とは、上記のようなバルブを1以上有するバルブアッセンブリ4、単一のバルブ、継手などの配管要素、ガス流路を構成する配管、センサ等の検出要素、及び栓体などを包含する概念である。
貯留空間6の水素ガスは、バルブアッセンブリ4の遮断弁及び調圧弁を経て外部のガス供給ライン102へと放出(供給)され、燃料電池104に供給される。一方、貯留空間6への水素ガスの充填は、例えば水素ステーションにおける外部のガス充填ラインからバルブアッセンブリ4のガス流路や充填弁を経ることで行われる。
バルブアッセンブリ4は、例えばステンレスなどの金属、好ましくはアルミニウムで形成されたバルブボデー40を有している。バルブボデー40は、タンク本体2内に位置する挿入部41と、タンク本体2外に位置する着座部42と、で構成されている。挿入部41及び着座部42の内部に、上記したガス流路や遮断弁等が形成もしくは設けられている。
挿入部41の外周面には、めねじ31に螺合するおねじ51と、シール部材70を装着するための取付け溝52と、が形成されている。めねじ31とおねじ51との螺合態様は、例えばストレート接続である。なお、挿入部41は、おねじ51を有するネジ部と、シール部材70によるシールに供されるシール部とで構成されていると、換言することもできる。
着座部42は、環状の座面61と、リーク通路62と、を有している。座面61は、口金3の座面36と平行に対向する。また、座面61の一部は、Oリング80に環状に接触可能に構成されている。バルブアッセンブリ4のねじ込み接続後では、座面61は、座面36に着座するように面接触すると共に、Oリング80から所定の反力を受けるようになっている(詳細は後述する)。なお、座面61及び座面36は、平滑面で形成されるか、あるいはアルマイト処理されることが好ましい。
リーク通路62は、着座部42を貫通して形成されており、一端62aが座面61に開口し且つ他端62bが大気開放している。リーク通路62の一端62aは、取付け溝37に対応する位置に形成されている。このため、バルブアッセンブリ4のねじ込み状態では、一端62aが取付け溝37内で開放され、取付け溝37内と大気中の外部とがリーク通路62で連通される。これにより、シール部材70を透過(リーク)し得る微量の水素ガスを取付け溝37内に溜めないようにできる。
シール部材70は、高圧タンク1の密封性を保つためのものであり、口金3のシール面32に当接可能に構成されている。シール部材70は、例えば、所定のつぶししろを有するOリングからなり、IIR(ブチルゴム)、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)、シリコーンゴムなどで形成されている。シール部材70は、シール面32と挿入部41の外周面41aとの間のクリアランスをふさぎ、両者の間を軸シールする。なお、シール部材70に隣接してバックアップリングを配置しても良いし、このシール構造を二重シールとしてもよい。
Oリング80は、上記した取付け溝37に装着されており、タンク本体2の軸線を中心に環状に位置している。Oリング80は、めねじ31及びおねじ51によるねじ締結部よりも口金3の径方向外側に位置している。Oリング80は、バネ要素、つまり弾性部材として機能するものであり、ネジ締結の過程でつぶれることにより締付け軸力を発生する。Oリング80の断面は、例えば円形又は楕円形であるが、バネ性(弾力性)を大きくしたい場合には四角形や六角形などの多角形であってもよい。
このようなOリング80は、例えばゴム製である。Oリング80に用いるゴム材料は、そもそもOリング80自体が水素ガスのシールを目的としているわけではないので、基本的にあらゆるものを用いることができる。ただし、燃料電池車両100の使用環境に対して塑性変形の起こり難い材料が好ましく、ここではEPDMからなるOリング80を用いている。また、EPDMとすることで、Oリング80は端面シールとしても機能できる。ただし、Oリング80たる弾性部材は、所望の弾性特性を満たすものであればシール性を有しなくても良い。このようにすれば、弾性部材に用いる材料の選択の幅が広がる。
Oリング80は、バルブアッセンブリ4を口金3にねじ込む際に、座面36が座面61に接触するよりも時間的に優先して座面61に接触するように構成されている。具体的には、Oリング80は、ネジ締結の過程前では、座面36の表面レベルを超えて取付け溝37の外部に突出している。要するに、Oリング80の大きさは、取付け溝37の深さ(大きさ)よりも大きくなっている。好ましくは、Oリング80の中心部は、座面36と同レベルに位置するか、あるいは座面36よりも座面61に近い方に位置するとよい。
したがって、Oリング80は、ネジ締結の過程前では座面36から一部が突出しており、ネジ締結後には座面36,61同士が面接触するように潰される。そして、好ましくは、ネジ締結後には、Oリング80は、その先端(すなわち、座面61側の頂面)が座面36と同一面上に位置するように潰される。なお、Oリング80はバルブアッセンブリ4側に設けてもよい。
ここで、口金3へのバルブアッセンブリ4の締結方法について図2及び図3を参照して説明する。
先ず、口金3の開口部30にバルブアッセンブリ4の一部を挿入し、おねじ51をめねじ31に螺合することで、開口部30へのバルブアッセンブリ4のねじ込みを開始する。なお、ネジ締結の過程前では、Oリング80の一部は座面36から突出している。ネジ締結が進行する過程では、バルブアッセンブリ4の座面61は、座面36に平行に近づいていき、座面36と離間した状態でOリング80に接触する(図2の状態)。さらにネジ締結が進行すると、座面61がOリング80を縮めながら座面36に接近していくが、このとき座面61と座面36との接触はOリング80によって抑制(事実上回避)される。
そして、座面61と座面36とが接触した瞬間にネジ締結の進行を終了させ、バルブアッセンブリ4のねじ込みが完了する(図3の状態)。ネジ締結を終了させる管理方法、つまり締付けを止める管理方法は、トルク管理、トルク−回転角管理、及びトルク−回転角勾配管理などを用いることができる。ここでは、トルク−回転角勾配管理(トルク勾配法ともいう。)を用いた例について図4を例に説明する。
図4は、Oリング80に接触後のバルブアッセンブリ4のネジ締結の過程におけるトルクと回転角との関係を示すグラフである。
例えばトルクレンチによってバルブアッセンブリ4に作用させる締付けトルクと回転角の勾配は、回転角θ1までは一定のα1であり、回転角θ1以降では一定のα2であり、回転角θ1で急激に大きくなるように変化する。これは、回転角θ1までは、座面61と座面36とが非接触を維持されながら、Oリング80のみが縮む(潰れる)ことを意味する。また、座面61と座面36とが面接触する瞬間が、回転角θ1であることを意味し、回転角θ1を超えると、座面61が座面36に面接触しながら回転することを意味する。
本実施形態の締付け方法では、例えば締付けトルクの勾配をモニタリングしておき、勾配が急激に大きくなったときに(つまり回転角θ1で)、座面61が座面36に接触したとみなし、ネジ締結を終了させる。なお、ネジ締結を終了させるタイミングは、締付けトルクの勾配が変化する時点だけではなく、締付けトルクが変化する時点であってもよい。
他の変形例では、締付けを停止するタイミングは、ネジ締結時のバルブアッセンブリ4の回転数で管理してもよい。例えば、座面61がOリング80に接触してから座面36に面接触するまでに、バルブアッセンブリ4を例えば1回転するように構成してもよい。このような回転数は、Oリング80のゴムの大きさを含む性状を適宜設計することで所望の回転数に設定できる。もっとも、潰れたOリング80がねじ締結部(おねじ51・めねじ31)に十分な軸力を発生させるためには、バルブアッセンブリ4を少なくとも1回転させることが好ましく、より好ましくは2回転又はそれ以上させるとよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、口金3へのバルブアッセンブリ4のねじ込み(締付け)を、座面61と座面36とが面接触した瞬間に止めることができる。このように接触した瞬間にネジ締結が終了するので、座面61,36どうしが互いに食い込むようなことにならず、座面61、36のそれぞれに圧縮応力をほとんど発生させなくて済む。
そして、この状態では、Oリング80が元の大きさから弾性変形して縮んでいるので、Oリング80の復元力が両座面61,36に伝達され、おねじ51・めねじ31のねじ締結部に軸力を作用させる。これにより、バルブアッセンブリ4を増し締めしなくとも、ねじ込み終了後の締付け軸力を確保できる。よって、おねじ51・めねじ31の経時的な緩みや、燃料電池車両100等の振動に起因した緩みを抑制できる。
また、増し締めしないゆえに、座面61,36どうしが接触しながら回転することを回避される。これにより、口金3やバルブアッセンブリ4にアルミニウムの材料を用いても、座面61,36のそれぞれに傷がつくことを抑制できる。したがって、ねじ込み終了後も座面61,36の平滑面が維持され、点検等のためにバルブアッセンブリ4を取り外しても、次回の締付け時に適切にトルク管理できる。
さらに、ネジ締結後では、座面61,36どうしがOリング80を除く部分で面接触する構成である。このため、例えば座面61,36どうしを離間させた位置でネジ締結を終了させる場合に比べて、安定的にネジ締結しておくことができる。
また、座面61,36のそれぞれ又はどちらかにグリスなどの潤滑剤を塗布することもできる。これは、Oリング81により締付け軸力が確保されているので、座面61,36を潤滑しても、締付けトルクが不安定にならないからである。こうすることで、ネジ締結後の座面61,36に生じ得る圧縮応力やせん断応力をより一層低減できる。同様に、Oリング81自体にも例えばフッ素系のグリスを塗布してもよい。
さらに、ネジ締結後には、リーク通路62がOリング80のある空間(取付け溝37内)を外部と連通する。これにより、Oリング80の空間が高圧になることを抑制できる。また、例えばリーク通路62の他端62bの近傍に水素センサ等を設けておけば、シール部材70から水素ガスがリークしているか否かのリークチェックを簡単に且つ迅速に行える。
<第2実施形態>
次に、図5を参照して、第2実施形態に係るタンクとタンク部品との締結構造について相違点を中心に説明する。第1実施形態との主な相違点は、Oリング80に代えてコイルバネ90を弾性部材として用いたことである。以下、第1実施形態と共通する第2実施形態の構成については、同一の符号を付してできるだけ説明を省略する。
次に、図5を参照して、第2実施形態に係るタンクとタンク部品との締結構造について相違点を中心に説明する。第1実施形態との主な相違点は、Oリング80に代えてコイルバネ90を弾性部材として用いたことである。以下、第1実施形態と共通する第2実施形態の構成については、同一の符号を付してできるだけ説明を省略する。
コイルバネ90は、ネジ締結の過程で、座面61が座面36に接触するよりも前に、座面61と座面36との間で軸方向に縮むように構成されている。コイルバネ90の軸線は、タンク本体2の軸線に合致する。コイルバネ90の断面は、円形でも良いが、矩形であることが好ましい。コイルバネ90のバネ材料は、水素脆化に強く且つ加工硬化の起こる材料であればよく、例えばSUS316の冷間引き抜き材を用いることができる。
座面36には、コイルバネ90を収容可能な座ぐり穴状の凹部92が形成されている。凹部92は、開口部30と同心で且つ開口部30よりも内径が大きいものである。凹部92の底面には、フッ素系樹脂93のプレートが取り付けられ、あるいはフッ素系樹脂93の層がコーティングされている。一方、座面61は、コイルバネ90の対応する位置に、フッ素系樹脂95のプレートが取り付けられ、あるいはフッ素系樹脂95の層がコーティングされている。こうすることで、コイルバネ90の両端をフッ素系樹脂93,95で挟み込むことができ、座面36,61の傷を防止できる。なお、フッ素系樹脂以外の樹脂、あるいは金属製の板を用いても良い。
以上説明した本実施形態においても、口金3へのバルブアッセンブリ4の締付けに際して例えば図4に示すトルク勾配法を用いれば、座面61と座面36とが面接触した瞬間に止めることができる。また、ネジ締結の過程で縮んだコイルバネ90の反力(復元力)によって締付け軸力を確保でき、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、座面61,36のそれぞれ又はどちらかにグリスなどの潤滑剤を塗布してもよく、またフッ素系樹脂93,95に同様の潤滑剤を塗布しても良い。
1 高圧タンク、2 タンク本体、3 口金、4 バルブアッセンブリ(タンク部品)、31 めねじ、36 座面、37 取付け溝(空間)、51 おねじ、61 座面、62 リーク通路、70 シール部材、80 Oリング(弾性部材)、90 コイルバネ(弾性部材)
Claims (13)
- タンク部品がタンクの口金部にねじ込まれることによりネジ締結される、タンクとタンク部品との締結構造において、
前記タンク部品と前記口金部との間に設けられ、前記ネジ締結の軸力を発生する弾性部材を備え、
前記タンク部品の座面と前記口金部の座面とは、前記ネジ締結の過程では、互いの接触が前記弾性部材によって抑制される一方、前記ネジ締結後では、前記弾性部材を除く部分で互いに面接触するように構成されている、タンクとタンク部品との締結構造。 - 前記ネジ締結後とは、前記タンク部品の座面と前記口金部の座面とが前記弾性部材を除く部分で面接触した直後である、請求項1に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記弾性部材は、前記口金部の座面に装着されている、請求項1又は2に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記弾性部材は、前記タンク部品の座面及び前記口金部の座面の両方に接触するように構成されている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記タンク部品の座面及び前記口金部の座面の少なくとも一方は、アルミニウム系の材料で形成されている、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記弾性部材は、前記ネジ締結の軸線を中心に環状に形成されている、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記弾性部材は、Oリングで構成されている、請求項6に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記弾性部材は、コイルバネで構成されている、請求項6に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記口金部及び前記タンク部品の一方には、前記ネジ締結時に前記弾性部材が存在する空間を外部と連通するリーク通路が形成されている、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記ネジ締結に供されるネジ部よりも前記タンクの内側に、前記ネジ締結後に前記口金部と前記タンク部品との間をシールするシール部材が設けられている、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- 前記ネジ締結の過程において前記タンク部品の座面が前記弾性部材に接触してから前記口金部の座面に面接触するまでに、前記タンク部品は、少なくとも1回転するように構成されている、請求項1ないし10のいずれか一項に記載のタンクとタンク部品との締結構造。
- タンクの口金部にタンク部品をネジ締結する、タンクとタンク部品との締結方法において、
前記タンク部品の座面及び前記口金部の座面の一方に、前記ネジ締結の軸力を発生する弾性部材を設けておいた上で、前記口金部への前記タンク部品のねじ込みを開始し、
前記タンク部品の座面及び前記口金部の座面の他方が前記弾性部材に接触し始めてからの締付けトルク又は当該締付けトルクの勾配が変更するところで、前記ねじ込みを終了する、タンクとタンク部品との締結方法。 - 前記ねじ込みを終了するときに、前記タンク部品の座面と前記口金部の座面とを前記弾性部材を除く部分で互いに面接触させる、請求項12に記載のタンクとタンク部品との締結方法。
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