JP2014019269A - サスペンションメンバ及びこれを備えた車両前部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パワーユニットの車体後方側に配置されたサスペンションメンバ本体12と、サスペンションメンバ本体12から車体上方側へ突出して、サイドメンバの車体前部側の被取付部に上部が取り付けられた突出部22と、突出部22の下部から車幅方向内側へ延在され、パワーユニットと車体前後方向で対向する延長部24と、を備え、突出部22の下部がロアアーム40を取り付けるアーム取付部38を構成する連結部材20と、連結部材20から車体後方側へ延在するようにサスペンションメンバ本体12に設けられ、サイドメンバの車体後部側の被取付部に取り付けられたサスペンションメンバ本体12の取付部15へ荷重を伝達する荷重伝達部材30と、を有するサスペンションメンバ10とする。
【選択図】図3
Description
図2〜図5に示されるように、サスペンションメンバ10は、アッパパネル14とロアパネル16とを互いに接合することで、車幅方向から見て閉断面形状をなすサスペンションメンバ本体12を有している。
図1〜図4に示されるように、突出部22は、アッパパネル14の上面(外面)から車体上方側へ突出されており、その上部側が下部側よりも車幅方向外側に配置されるように傾いている。そして、この突出部22は、平断面視で車幅方向外側が開口した(以下「開口部22A」という)略「U」字状に形成されており、その車幅方向外側部分には、上端部側の一部を除いて開口部22Aを閉塞する蓋部材26が接合されるようになっている。
延長部24は、側断面視で略ハット型形状に形成されており、図3に示されるように、車体後部側のフランジ部24A及び上面24Bがサスペンションメンバ本体12のアッパパネル14の下面(内面)にスポット溶接によって接合されるようになっている。なお、図4に示されるように、突出部22及び延長部24の車体前部側の(後述する立壁24Cを含む)下端部23は、下方に向かって延在され、ロアパネル16に近接して配置されるようになっている。
左右一対のスタビパッチ30は、スタビライザー(図示省略)を支持する支持部材でもあり、図3に示す平面視で、車体前後方向が長手方向とされるとともに、車体前方側端部が車幅方向外側へ屈曲された略「L」字状に形成されている。そして、各スタビパッチ30の車体後方側へ延在する部分には、円形状の貫通孔30A(図2参照)が形成されており、その貫通孔30A内にスタビライザーが挿通されるようになっている。
また、各突出部22の下端部23が、左右のロアアーム40(図1、図3、図4参照)の車体前部側の取付部42をそれぞれ取り付けるアーム取付部38(図6参照)を構成するようになっている。
また、図2〜図4に示されるように、サスペンションメンバ本体12の車幅方向略中央部分におけるアッパパネル14とロアパネル16との間には、バルクヘッド46が設けられている。このバルクヘッド46は、アッパパネル14の下面(内面)に接触させる上面板46Aと、ロアパネル16の上面(内面)に接触させる下面板46Bと、を有している。そして、上面板46A及び下面板46Bには、それぞれボルト60を挿通させるための貫通孔46C、46Dが形成されている。
以上のような構成のサスペンションメンバ10(車両前部構造)において、次にその作用について説明する。
なお、連結部材20の延長部24の長さは、図2〜図4に示されたものに限定されるものではなく、例えば図8に示されるように、更に車幅方向内側へ(車幅方向中央側まで)延長されるようにしてもよい。
12 サスペンションメンバ本体
15 取付部
18 湾曲部
20 連結部材
22 突出部
24 延長部
30 スタビパッチ(荷重伝達部材)
38 アーム取付部
40 ロアアーム
50 フロントサイドメンバ(サイドメンバ)
52 被取付部
54 被取付部
58 排気管
Claims (7)
- パワーユニットの車体後方側に配置されたサスペンションメンバ本体と、
前記サスペンションメンバ本体から車体上方側へ突出して、サイドメンバの車体前部側の被取付部に上部が取り付けられた突出部と、前記突出部の下部から車幅方向内側へ延在され、前記パワーユニットと車体前後方向で対向する延長部と、を備え、前記突出部の下部がロアアームを取り付けるアーム取付部を構成する連結部材と、
前記連結部材から車体後方側へ延在するように前記サスペンションメンバ本体に設けられ、前記サイドメンバの車体後部側の被取付部に取り付けられた前記サスペンションメンバ本体の取付部へ荷重を伝達する荷重伝達部材と、
を有することを特徴とするサスペンションメンバ。 - 前記サスペンションメンバ本体の車体前部側には、前記パワーユニットが後退したときに、該パワーユニットの車幅方向両端部が当たる湾曲部が形成されており、
前記延長部は、前記湾曲部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサスペンションメンバ。 - 前記荷重伝達部材は、前記サスペンションメンバ本体を補強する補強部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサスペンションメンバ。
- 前記荷重伝達部材は、スタビライザーを支持する支持部材であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のサスペンションメンバ。
- 前記連結部材は、前記サスペンションメンバ本体にスポット溶接されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のサスペンションメンバ。
- 前記延長部は、前記サスペンションメンバ本体の車幅方向中央側まで延在されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のサスペンションメンバ。
- 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のサスペンションメンバと、
車幅方向外側に車体前後方向に沿って配置され、前記サスペンションメンバを支持する左右一対のサイドメンバと、
少なくともエンジンを含んで、前記サスペンションメンバの車体前方側に配置されたパワーユニットと、
を有することを特徴とする車両前部構造。
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