JP2014018387A - 紙おむつ、及び紙おむつの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テープ式の紙おむつ1は、おむつ本体10と、ファスナー部材20とを備え、ファスナー部材20は、ファスナー部材本体21と、止着基材22とを備え、ファスナー部材本体21は、第1部分21aと、第1部分21aに接続された第2部分21bと、第2部分21bに接続された第3部分21cとを有し、第3部分21cを第2部分21bと第3部分21cとの境界部分に沿って折り畳み、且つ、第2部分21bを第1部分21aと第2部分21bとの境界部分に沿って折り畳むことにより、ファスナー部材本体21を複数回折り畳み可能とし、第3部分21cにおけるおむつ本体10との対向面に、第2の塗布部24を設け、第2の塗布部24を第3部分21cの一部を高密度加工することにより形成している。
【選択図】図4
Description
最初に、実施の形態1について説明する。この形態は、ファスナー部材本体の第3部分が、2つの突起状にて形成された形態である。
実施の形態1に係る紙おむつの適用対象又は種類は任意である。例えば、紙おむつの適用対象としては、幼児用紙おむつ、大人用紙おむつ、ペット用紙おむつ等が挙げられる。また、紙おむつの種類としては、テープ式の紙おむつ、パンツ式の紙おむつ等が挙げられる。以下では、装着する対象者を大人として、排泄物を捕捉するために着用される大人用テープ式の紙おむつ(以下、テープ式の紙おむつと称す)に適用した場合を例として説明を行う。
おむつ本体10は、テープ式の紙おむつ1の基本構造体である。このおむつ本体10は、裏面材11と、表面材12と、吸収体13と、立体ギャザー14と、ウエスト部伸縮材15と、脚周り部伸縮材16と、ターゲットゾーン17とを備えて構成されている。以下では、説明の都合上、おむつ本体10を2つの領域に区分して説明する。具体的には、このおむつ本体10は、X方向に沿った区分面であって、おむつ本体10のY方向の略中央位置を通る区分面を境界として、装着者の腹側を覆う前側胴周り部10aと、装着者の背側を覆う後側胴周り部10bとに区分する。ただし、この区分は、概念的なものであって物理的なものではなく、これら前側胴周り部10aと後側胴周り部10bは相互に境目のない一体的なものとして形成されている。なお、おむつ本体10の側面のうち、装着者の肌面に対向する側の側面をおむつ内側面と称し、装着者の肌面に対向する側とは反対側の側面をおむつ外側面と称する(後述する裏面材11の側面、裏面材不織布11aの側面、ファスナー部材20の側面についても同様とする)。
裏面材11は、液状の排泄物を透過しない液不透過手段である。具体的には、図1に示すように、裏面材11は、平面形状を略砂時計形状とするシート状体であり、液状の排泄物を透過しない材質、例えば、ポリエチレン等の合成樹脂材等で形成されており、前側胴周り部10a、及び後側胴周り部10bにわたって設けられている。また、この裏面材11のおむつ外側面上には、裏面材不織布11aが設けられている。この裏面材不織布11aは、防水性の高い材質、例えば合成樹脂材等で形成されている。
表面材12は、液状の排泄物を透過する透過手段である。具体的には、図1に示すように、表面材12は、裏面材11の平面形状よりも小さい平面形状であって、略方形状とするシート状体であり、液状の排泄物を透過する材質、例えば、親水性の水透過シートで形成されている。また、この表面材12は、前側胴周り部10a、及び後側胴周り部10bにわたって設けられており、裏面材11に対して少なくともその一部を接着剤又は溶着等によって固定されている。
吸収体13は、表面材12を透過した液状の排泄物を吸収する吸収手段である。具体的には、図1に示すように、吸収体13は、平面形状を略方形状又は略砂時計形状とするシート状体であり、液状の排泄物を吸収する材質、例えば、高分子ポリマー、パルプ繊維等の吸水材で形成されている。また、この吸収体13は、前側胴周り部10a、及び後側胴周り部10bにわたって設けられており、裏面材11と表面材12との相互間に挟持され、裏面材11又は表面材12に対して少なくともその一部を接着剤又は溶着等によって固定されている。
立体ギャザー14は、排泄物がおむつ本体10外に漏洩することを防止する漏洩防止手段である。具体的には、図1に示すように、立体ギャザー14は、装着者に向けて凸となる突起状に形成されたシート状体であり、液状の排泄物を透過しがたい材質、例えば、撥水性を有する不織布で形成されている。また、この立体ギャザー14は、前側胴周り部10a、及び後側胴周り部10bにわたって設けられており、当該立体ギャザー14が吸収体13のX方向の両端部を覆うように、裏面材11(又は裏面材不織布11a)のX方向の両端部に配置され、裏面材11(又は裏面材不織布11a)に対して接着剤又は溶着等により固定されている。
ウエスト部伸縮材15は、後側胴周り部10bを装着者にフィットさせるために、当該後側胴周り部10bを伸縮させるための後側胴周り用伸縮部材である。具体的には、図1に示すように、ウエスト部伸縮材15は、略細長の線状体又は棒状体であり、ゴム材等の弾性部材で形成されている。また、このウエスト部伸縮材15は、後側胴周り部10bに設けられており、裏面材11と表面材12の相互間に挟持され、当該ウエスト部伸縮材15を伸張させた状態で裏面材11又は表面材12に対して接着剤又は溶着等により固定されている。
脚周り部伸縮材16は、前側胴周り部10aにおけるX方向の端部、及び後側胴周り部10bにおけるX方向の端部を装着者にフィットさせるために、当該前側胴周り部10aにおけるX方向の端部、及び後側胴周り部10bにおけるX方向の端部を伸縮させるための伸縮部材である。具体的には、図1に示すように、脚周り部伸縮材16は、ゴム材等の弾性部材で形成された略細長の線状体又は棒状体である。また、この脚周り部伸縮材16は、前側胴周り部10a及び後側胴周り部10bに設けられており、裏面材11と裏面材不織布11aとの相互間に複数挟持され、当該脚周り部伸縮材16を伸張させた状態で裏面材11又は裏面材不織布11aに対して接着剤又は溶着等により固定されている。
ターゲットゾーン17は、ファスナー部材20を、おむつ本体10に対して着脱自在に固定するためのファスナー部材固定手段である。具体的には、図1に示すように、ターゲットゾーン17は、平面形状を略方形状とするシート状体であり、ポリエチレン等の合成樹脂材等で形成されている。また、このターゲットゾーン17は、前側胴周り部10aに設けられており、裏面材不織布11aのおむつ外側面上に配置され、裏面材不織布11aに対して接着剤又は溶着等により固定されている。
ファスナー部材20は、テープ式の紙おむつ1を装着者に対して固定するためのものである。具体的には、図1に示すように、ファスナー部材20は、後側胴周り部10bに設けられており、ターゲットゾーン17に着脱自在に係合される。また、このファスナー部材20は、ファスナー部材本体21と、止着基材22とを備えて構成されている。
図3は、図1のファスナー部材20の拡大図である。ファスナー部材本体21は、ファスナー部材20の基本構造体である。具体的には、図3に示すように、ファスナー部材本体21は、平面形状を略方形状とするシート状体にて形成されている。ここで、ファスナー部材本体21の具体的な構成については任意であるが、例えば、このファスナー部材本体21の材質については、テープ式の紙おむつ1の製造性を維持しながら、装着感を向上させることができるように、伸縮性を有する伸縮性部材(例えば、伸縮性を有する不織布等)にて形成されてもよい。また、このファスナー部材本体21の目付けについては、使用時にファスナー部材本体21が千切れたり、破れたりすることがなく十分な強度を保つことができるように、例えば50g/m2〜150g/m2としてもよい。
止着基材22は、ファスナー部材20をターゲットゾーン17に着脱自在に取り付けるための係合手段である。具体的には、図1、図3に示すように、止着基材22は、平面形状を略方形状とするシート状体にて形成されている。また、この止着基材22は、ファスナー部材本体21の端部のうち後側胴周り部10bと接続されたファスナー部材本体21の端部とは反対側の端部近傍である、第3部分21cに設けられており、第3部分21cのおむつ内側面上に配置され、第3部分21cに対して接着剤又は溶着等により固定されている
ここで、ファスナー部材20のファスナー部材本体21の構成においては、下記に示す工夫が施されている。以下、このファスナー部材本体21の構成について説明する。図4は、図3のファスナー部材20が折り畳まれた状態を示す図であり、(a)は、ファスナー部材本体21が折り畳まれていない状態を示す図であり、(b)は、(a)のファスナー部材本体21が1回折り畳まれた状態を示す図であり、(c)は、(b)のファスナー部材本体21がさらに1回折り畳まれた状態を示す図である。
上述したように、ファスナー部材本体21が折り畳み可能に構成されたことに伴い、ファスナー部材本体21の折り畳まれた状態を維持できるように、さらに、第2部分21b、及び第3部分21cの構成についても、工夫がなされている。以下、これら第2部分21b、及び第3部分21cの構成について説明する。図5は、第3部分21cの詳細を示す図であり、(a)は、後述する第1の塗布部23の配置状況を示す図であり、(b)は、後述する第2の塗布部24の配置状況を示す図であり、(c)は、後述する第1の塗布部23の接着剤の塗布例を示す図であり、(d)は、後述する第1の塗布部23及び第2の塗布部24の接着剤Bの塗布例を示す図である。なお、この図5(a)では、説明のため、後述する第1の塗布部23を点線斜線にて透過的に示し、この図5(b)では、後述する第2の塗布部24を実線斜線にて示している(後述する図8(a)、(b)についても同様とする)。また、この図5(c)では、後述する第1の塗布部23に塗布された接着剤Bに実線斜線にて示している。また、この図5(d)では、後述する第1の塗布部23に塗布された接着剤Bを点線斜線にて透過的に示し、後述する第2の塗布部24に塗布された接着剤Bを実線斜線にて示している(後述する図8(c)、(d)についても同様とする)。
図4(c)に示す複数回折り畳まれたファスナー部材20の展開方法は以下の通りである。最初に、第2部分21bにおける第3部分21cと重なり合う部分を摘まむ。
次に、上述のように構成されたテープ式の紙おむつ1の製造方法について説明する。図6(a)〜(e)は、実施の形態1に係るテープ式の紙おむつの製造装置の要部を示す模式図である。
このように実施の形態1によれば、第3部分21cにおける後側胴周り部10bのおむつ内側面との対向面において、第3部分21cを後側胴周り部10bに対して接着剤を用いて仮止めするために、当該接着剤を塗布するための第2の塗布部24を設け、第2の塗布部24を、第3部分21cの一部を高密度加工することにより形成したので、第3部分21cにおける第2の塗布部24に対応する部分の強度を向上させることができ、第2の塗布部24において、接着剤によるにじみを生じにくくすることができ、且つ、接着剤のノリを良くすることができる。
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、ファスナー部材本体の第3部分が、ベース部と、少なくとも一つ以上の突起部とを有する形態である。なお、実施の形態1と略同様の構成要素、装着方法、及び製造方法については、必要に応じて、実施の形態1で用いたのと同一の符号又は名称を付してその説明を省略する。
まず、ファスナー部材20について説明する。図7は、実施の形態2に係るテープ式の紙おむつ1におけるファスナー部材20の拡大図である。図8は、第3部分21cの詳細を示す図であり、(a)は、第1の塗布部23の配置状況を示す図であり、(b)は、第2の塗布部24の配置状況を示す図であり、(c)は、第1の塗布部23に接着剤Bを塗布した例と、第2の塗布部24に接着剤Bを断続的に塗布した例を示す図であり、(d)は、第1の塗布部23に接着剤Bを塗布した例と、第2の塗布部24に接着剤Bを連続的に塗布した例を示す図である。図7に示すように、実施の形態2に係るテープ式の紙おむつ1におけるファスナー部材20は、実施の形態1のファスナー部材20とほぼ同様に構成されているが、ファスナー部材本体21における第3部分21cの構成内容が異なる。
このように実施の形態2によれば、ベース部21c1のうち、突起部21c2におけるY方向の上端部から突起部21c3におけるY方向の下端部に至る部分を、連続状に形成し、ベース部21c1における後側胴周り部10bのおむつ内側面との対向面のうち、突起部21c2におけるY方向の上端部から突起部21c3におけるY方向の下端部に至る部分に対応するように、第2の塗布部24を配置したので、第2の塗布部24に対して、接着剤を連続的又は断続的に塗布することができ、状況に応じた接着剤の塗布が可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、第3部分21cの一部を高密度加工することが困難である場合であっても、この第3部分21cの一部への高密度加工を、従来とは異なる技術により達成できている場合には、本願発明の課題が解決されている。
上記実施の形態1、2では、表面材12の平面形状が、裏面材11よりも小さな形状であると説明したが、例えば、裏面材11と略同一の形状であってもよい。
上記実施の形態1、2では、このターゲットゾーン17は、前側胴周り部10aに設けられていると説明したが、例えば、後側胴周り部10bに設けられてもよい。
上記実施の形態1、2では、ターゲットゾーン17がフック状の突起部を係合するように構成されている場合には、止着基材22は、当該フック状の突起部が着脱可能に係合される係合部を有する部材として構成されると説明したが、これに限られない。例えば、ターゲットゾーン17又は止着基材22に粘着層が設けられることにより、ターゲットゾーン17と止着基材22とが相互に接着されるように構成されてもよい。なお、止着基材22に粘着層が設けられた場合には、ターゲットゾーン17は、例えばポリエチレン樹脂のシート材等にて形成される。
上記実施の形態1、2では、ファスナー部材20は、後側胴周り部10bに設けられていると説明したが、これに限られない。例えば、ファスナー部材20は、前側胴周り部10aに設けられてもよく、又は前側胴周り部10aと後側胴周り部10bとに設けられてもよい。
上記実施の形態1、2では、ファスナー部材本体21は、伸縮性部材にて形成されていると説明したが、例えば、非伸縮性部材(例えば、伸縮性を有さない不織布等)にて形成されてもよい。
上記実施の形態1、2では、第1部分21aは、後側胴周り部10bのX方向の端部近傍に配置されており、裏面材11と立体ギャザー14との相互間に挟持され、裏面材11又は立体ギャザー14に対して接着剤又は溶着等によって接続されていると説明したが、これに限られない。例えば、第1部分21aは、当該第1部分21aが裏面材不織布11aのおむつ外側面と当接するように、後側胴周り部10bのX方向の端部近傍に配置され、裏面材不織布11aに対して接着剤又は溶着等によって接続されてもよい。あるいは、第1部分21aは、当該第1部分21aが裏面材11(あるいは、立体ギャザー14)のおむつ内側面と当接するように、後側胴周り部10bのX方向の端部近傍に配置され、裏面材11(あるいは、立体ギャザー14)に対して接着剤又は溶着等によって接続されてもよい。
上記実施の形態1、2では、第3部分21cの突起部が2つ形成されていると説明したが、これに限られない。例えば、第3部分21cの突起部は、1つのみ形成されてもよく、あるいは、2つ以上形成されてもよい。
上記実施の形態1、2では、第2の塗布部24は、第3部分21cの一部を高密度加工することにより形成されると説明したが、これに限られない。例えば、第3部分21cにおける第2の塗布部24以外の部分が、第3部分21cの他の一部を高密度加工することにより形成されてもよい。あるいは、第1の塗布部23は、第2部分21bの一部を高密度加工することにより形成されてもよい。
上記実施の形態1、2では、連続状の止着基材22の一方の側面には、あらかじめ粘着剤が塗布されていると説明したが、例えば、粘着剤が塗布されていない連続状の止着基材22が用いられてもよい。この場合において、連続状の止着基材22を連続状のファスナー部材本体21に当接させる前に、図示しない接着剤塗布部によって、連続状の止着基材22の下面に接着剤を塗布させる。
その他、テープ式の紙おむつ1の構造、ファスナー部材20の展開方法、及びテープ式の紙おむつ1の製造方法については、上記説明した技術的思想に逸脱しない範囲で、任意に変更することが可能である。
10 おむつ本体
10a 前側胴周り部
10b 後側胴周り部
11 裏面材
11a 裏面材不織布
12 表面材
13 吸収体
14 立体ギャザー
14a 立体ギャザー伸縮材
15 ウエスト部伸縮材
16 脚周り部伸縮材
17 ターゲットゾーン
20 ファスナー部材
21 ファスナー部材本体
21a 第1部分
21b 第2部分
21c 第3部分
21c1 ベース部
21c2、21c3 突起部
22 止着基材
23 第1の塗布部
24 第2の塗布部
100 テープ式の紙おむつの製造装置
110 ファスナー部材本体ロール
110a、120a 駆動ローラ部
120 止着基材ロール
130 押圧部
140 第1切断部
150 第1接着剤塗布部
160 第2接着剤塗布部
B 接着剤
Claims (7)
- 装着者の胴周りを覆うおむつ本体と、
前記おむつ本体の端部に設けられたものであって、当該おむつ本体に着脱自在に係合されるファスナー部材と、を備え、
前記ファスナー部材は、
前記おむつ本体に接続されたファスナー部材本体と、
前記ファスナー部材本体の端部のうち前記おむつ本体と接続された前記ファスナー部材本体の端部とは反対側の端部近傍に設けられたものであって、当該ファスナー部材本体を前記おむつ本体に係合する係合手段と、を備え、
前記ファスナー部材本体は、
前記おむつ本体に接続された第1部分と、
前記第1部分における前記おむつ本体に接続された端部とは反対側の端部に接続された第2部分と、
前記第2部分における前記第1部分に接続された端部とは反対側の端部に接続された第3部分であって、前記係合手段が取り付けられている第3部分と、を有し、
前記係合手段の係合面が前記第2部分と対向するように、前記第3部分を、当該第2部分と当該第3部分との境界部分に沿って折り畳み、且つ、当該折り畳まれた第3部分が前記おむつ本体と対向するように、前記第2部分を、前記第1部分と当該第2部分との境界部分に沿って折り畳むことにより、前記ファスナー部材本体を複数回折り畳み可能とし、
前記第3部分における前記おむつ本体又は前記第1部分との対向面において、前記第3部分を前記おむつ本体に対して接着剤を用いて仮止めするために、当該接着剤を塗布するための塗布部を設け、
前記第3部分に設けられた塗布部を、前記第3部分の一部を高密度加工することにより形成した、
紙おむつ。 - 前記第2部分における前記第3部分との対向面において、前記第3部分を前記第2部分に対して接着剤を用いて仮止めするために、当該接着剤を塗布するための塗布部を設け、
前記第3部分に設けられた塗布部を、前記第2部分に設けられた塗布部に少なくとも部分的に対応する位置に配置した、
請求項1に記載の紙おむつ。 - 前記第3部分は、
前記第2部分における前記第1部分に接続された端部とは反対側の端部に接続されたベース部と、
前記ベース部における前記第2部分に接続された端部とは反対側の端部に接続されたものであって、当該第2部分と当該第3部分との境界部分に略沿って設けられた少なくとも一つ以上の突起部と、を有し、
前記ベース部のうち、前記少なくとも一つ以上の突起部における前記第2部分と前記第3部分との境界部分に略沿った方向の最外側の端部の一方から当該境界部分に略沿った方向の最外側の端部の他方に至る部分を、連続状に形成し、
前記ベース部における前記おむつ本体との対向面のうち、前記少なくとも一つ以上の突起部における前記第2部分と前記第3部分との境界部分に略沿った方向の最外側の端部の一方から当該境界部分に略沿った方向の最外側の端部の他方に至る部分に対応するように、前記第3部分に設けられた塗布部を配置した、
請求項1又は2に記載の紙おむつ。 - 前記高密度加工は、押圧加工、熱加工、又は超音波加工である、
請求項1から3のいずれか一項に記載の紙おむつ。 - 前記ファスナー部材本体を、目付けが50g/m2〜150g/m2となる不織布にて形成し、
前記係合手段を、プラスチック製のフック基材、又は粘着材にて形成した、
請求項1から4のいずれか一項に記載の紙おむつ。 - 前記ファスナー部材本体を伸縮性部材にて形成した、
請求項1から5のいずれか一項に記載の紙おむつ。 - 装着者の胴周りを覆うおむつ本体を有する紙おむつを製造するための方法であって、
前記おむつ本体に接続される第1部分と、前記第1部分における前記おむつ本体に接続される端部とは反対側の端部に接続された第2部分と、前記第2部分における前記第1部分に接続された端部とは反対側の端部に接続された第3部分と、を有するファスナー部材本体を形成する工程と、
前記第3部分における前記おむつ本体又は前記第1部分との対向面に設けられる塗布部であって、前記第3部分を前記おむつ本体に対して接着剤を用いて仮止めするために、当該接着剤を塗布するための塗布部を、前記第3部分の一部を高密度加工することにより形成する工程と、
前記第3部分に、係合手段を取り付ける工程と、
前記おむつ本体に、前記第1部分を接続する工程と、
前記係合手段の係合面が前記第2部分と対向するように、前記第3部分を、当該第2部分と当該第3部分との境界部分に沿って折り畳む工程と、
前記第3部分に設けられた塗布部に接着剤を塗布した後、前記折り畳まれた第3部分が前記おむつ本体と対向するように、前記第2部分を、前記第1部分と当該第2部分との境界部分に沿って折り畳むことにより、前記第3部分を前記おむつ本体に対して仮止めする工程と、
を含む紙おむつの製造方法。
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