JP2014017126A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内に配置されるランプ以外の他の部材をランプハウジングに固定させる際に、ランプハウジングに対する他の部材の位置決めを容易にできるとともに、簡単な構成によって固定でき、さらに該固定の作業を容易にできる車両用灯具を提供する。
【解決手段】ランプハウジング12と前面レンズ13とで構成される灯室14内に、ランプ20と、ランプ20以外の他の部材を配置させてなり、ランプハウジング12に、呼吸孔30の周縁をランプハウジング12の外方に延在させて構成される筒体32を備え、部材26には、筒体32に挿入される支持体26Sが設けられ、支持体26Sは、筒体32に該筒体32の内側面との間に間隙30Aを有して固定され、筒体32の先端の開口部は防水透湿材35’によって閉塞されている。
【選択図】図1
【解決手段】ランプハウジング12と前面レンズ13とで構成される灯室14内に、ランプ20と、ランプ20以外の他の部材を配置させてなり、ランプハウジング12に、呼吸孔30の周縁をランプハウジング12の外方に延在させて構成される筒体32を備え、部材26には、筒体32に挿入される支持体26Sが設けられ、支持体26Sは、筒体32に該筒体32の内側面との間に間隙30Aを有して固定され、筒体32の先端の開口部は防水透湿材35’によって閉塞されている。
【選択図】図1
Description
本発明は車両用灯具に係り、特に、ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内にランプ等を配置させてなる車両用灯具に関する。
この種の車両用灯具は、ランプハウジングの一部に防水透湿材によって閉塞された呼吸孔が設けられ、該呼吸孔によって灯室内の湿気を外部に排出し、前面レンズの内側やランプのリフレクタの表面が曇らないようにしているのが通常である。
また、灯室には、ランプ以外の他の部材として、たとえば、ランプのリフレクタの開放端とランプハウジングの間の隙間を覆ってインナーパネルが配置され、このインナーパネルは、前記呼吸孔が形成されていないランプハウジングの箇所において、たとえば、ランプハウジングの外側から螺入される螺子によって固定されている。
なお、本発明と関連ある技術として、たとえば下記特許文献1を挙げることができる。該特許文献1は、ハウジングとレンズ部で形成された内部空間に反射部材が配置され、該反射部材は螺子によってハウジングに固定されたターンランプユニットであって、該螺子の頭部は、ハウジングの一部に防水透湿材によって閉塞された螺子収容空間に配置され、前記内部空間と螺子収容空間を呼吸孔で連通させた旨の記載がある。
しかし、上述した車両用灯具は、インナーパネルとランプハウジングとの螺子による固定において、螺子孔を通して水分が灯室内に侵入するのを防止するため、ランプハウジングの外側から螺入される螺子を、パッキン、ワッシャ等を順次介してインナーパネルに螺子止めをしなければならない不都合を有していた。
また、インナーパネルとランプハウジングを螺子によって固定させる場合、インナーパネルを、その螺子の螺入孔がランプハウジングの螺子の挿入孔に一致させるように配置することが困難となり、螺子止めの作業を効率的に行うことができなかったという不都合を有していた。
さらに、インナーパネルとランプハウジングの螺子による固定は、ランプハウジングの表面において行っていたため、その近傍においてたとえばランプハウジングの凸部があったりした場合に、該凸部による影響によって、該固定の作業が困難となってしまう不都合を有していた。
なお、このような不都合は、インナーパネルに限定されることはなく、ランプ以外の他の部材であってランプハウジングに固定する場合においても同様に生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内に配置されるランプ以外の他の部材をランプハウジングに固定させる際に、ランプハウジングに対する他の部材の位置決めを容易にできるとともに、簡単な構成によって固定でき、さらに該固定の作業を容易にできる車両用灯具を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、ランプハウジングに形成された呼吸孔の周縁を該ランプハウジングの外方に延在させた筒体を形成し、ランプ以外の他の部材(たとえばインナーパネル)に前記筒体に挿通される支持体を設けるとともに、該支持体を前記筒体の内側面との間に間隙を有して固定させるようにし、前記筒体の先端の開口部には防水透湿材によって閉塞するようにしたものである。
このように構成した車両用灯具は、ランプハウジング内に取付けようとするランプ以外の他の部材を、その支持体がランプハウジングに形成された筒体に挿通させることによって容易に位置決めすることができるようになる。
また、ランプ以外の他の部材の支持体と筒体との固定の箇所は防水透湿材によって被われた部分となるため、防湿を考慮することなく、簡単な構成によって固定するようにできる。
さらに、ランプ以外の他の部材の支持体と筒体との固定の箇所は、前記筒体によって、ランプハウジングの表面から比較的高い位置となっていることから、周囲に影響を受けることなく、該固定の作業を容易に行うことができるようになる。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の車両用灯具は、ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内に、ランプと、前記ランプ以外の他の部材を配置させてなる車両用灯具であって、前記ランプハウジングに、前記ランプハウジングに形成された呼吸孔の周縁を該ランプハウジングの外方に延在させて構成される筒体を備え、
前記部材には、前記筒体に挿入される支持体が設けられ、前記支持体は、前記筒体内において該筒体の内側面との間に間隙を有して固定され、前記筒体の先端の開口部は防水透湿材によって閉塞されていることを特徴とする。
(2)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記部材は、前記前面レンズとランプの間に配置されるインナーパネルであることを特徴とする。
(3)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記筒体には、その内側面の一部から前記筒体の中心へ延在する突出板部が形成され、前記部材の前記支持体は、前記突出板部に挿通される螺子が螺合されることによって前記筒体に固定されていることを特徴とする。
(4)本発明の車両用灯具は、(3)の構成において、車両用灯具を車両に取り付けた場合、前記筒体の前記突出板部は、前記筒体の下方に形成されていることを特徴とする。
(1)本発明の車両用灯具は、ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内に、ランプと、前記ランプ以外の他の部材を配置させてなる車両用灯具であって、前記ランプハウジングに、前記ランプハウジングに形成された呼吸孔の周縁を該ランプハウジングの外方に延在させて構成される筒体を備え、
前記部材には、前記筒体に挿入される支持体が設けられ、前記支持体は、前記筒体内において該筒体の内側面との間に間隙を有して固定され、前記筒体の先端の開口部は防水透湿材によって閉塞されていることを特徴とする。
(2)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記部材は、前記前面レンズとランプの間に配置されるインナーパネルであることを特徴とする。
(3)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記筒体には、その内側面の一部から前記筒体の中心へ延在する突出板部が形成され、前記部材の前記支持体は、前記突出板部に挿通される螺子が螺合されることによって前記筒体に固定されていることを特徴とする。
(4)本発明の車両用灯具は、(3)の構成において、車両用灯具を車両に取り付けた場合、前記筒体の前記突出板部は、前記筒体の下方に形成されていることを特徴とする。
上述のように構成した車両用灯具によれば、ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内に配置されるランプ以外の他の部材をランプハウジングに固定させる際に、ランプハウジングに対する他の部材の位置決めを容易にできるとともに、簡単な構成によって固定でき、さらに該固定の作業を容易にできるようになる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1の車両用灯具を示す断面図である。図2に示す車両用灯具10は図中左方向において光の照射方向となっている。後の説明の便宜から図中左側を前方と称し図中右側を後方と称する場合がある。
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1の車両用灯具を示す断面図である。図2に示す車両用灯具10は図中左方向において光の照射方向となっている。後の説明の便宜から図中左側を前方と称し図中右側を後方と称する場合がある。
図2に示すように、車両用灯具10は、ランプハウジング12とこのランプハウジング12の開口部12Aを閉塞する前面レンズ13とで灯室14が構成されている。この場合、ランプハウジング12の開口部12Aの周縁には、前面レンズ13の周縁部13Aを挿入させる溝部15が形成され、この溝部15に予め塗布されているシール剤16によって、ランプハウジング12と前面レンズ13との固着を図るとともに水分侵入を防止するシール性を確保できるようになっている。
灯室14内には、たとえば、光源21とリフレクタ22からなるランプ20が配置されている。リフレクタ22は、たとえば放物線を図中水平軸Hの周りに回転させることにより得られる回転放物体の内面に反射面22Aを有して構成されている。なお、リフレクタ22の形状は上述したものに限定されることはなく、他の形状からなる自由曲面(NURBS曲面)によって構成されるようにしてもよいことはもちろんである。リフレクタ22内には、たとえばバルブからなる光源21が配置され、この光源21はソケット23を介してリフレクタ22の後方に取り付けられるようになっている。光源21はリフレクタ22の焦点位置にほぼ一致づけられて配置され、これにより、光源21からの光は、直接にあるいはリフレクタ22の反射面22Aに反射された後、前面レンズ13の側に照射されるようになっている。
リフレクタ22は、図示しない光軸調整機構を介してランプハウジング12に取り付けられるようになっている。該光軸調整機構は、ランプハウジング12の外側から調整できるように構成され、これによりリフレクタ22および光源21を所定の角度に傾動させることができるようになっている。
また、ランプハウジング12のランプ20(およびソケット23)と対向する箇所には、着脱自在のバックカバー25が装着され、ランプ20を交換する必要がある際には、該バックカバー25を取り外し、ランプ20をたとえばソケット23ごと取り出せるようになっている。
さらに、灯室14内には、ランプ20以外の他の部材として、たとえばインナーパネル26が配置されている。インナーパネル26は、車両用灯具10を正面から観た場合、ランプ20のリフレクタ22とランプハウジング12の間に生じる隙間を覆うようにして配置されている。
そして、インナーパネル26は、複数の箇所において、ランプハウジング12に固定されるようになっている。この場合、図2には、一つの箇所において、インナーパネル26とランプハウジング12との固定構造が示されている。
すなわち、ランプハウジング12の後方面で前面レンズ13に比較的近い箇所において、呼吸孔30が形成され、この呼吸孔30の周縁には該ランプハウジング12を外方に延在させて構成された筒体32が設けられている。この筒体32は、後に、図1を用いて詳しく説明するように、たとえば、内側の第1筒体32I(図1参照)と外側の第2筒体32O(図1参照)とが同心的に配置されて構成されている。さらに、インナーパネル26の一部には支持体26Sが形成され、この支持体26Sは、第1筒体32I内に前記呼吸孔30を通して挿入され、該第1筒体32Iの内側面との間に間隙30A(図1参照)を有して固定されるようになっている。この間隙30Aは、前記呼吸孔30に連通するようになっている。そして、第1筒体32Iの先端の開口部は防水透湿材35’によって閉塞され、該防水透湿材35’を被うようにしてキャップ35が取り付けられている。
以下、ランプハウジングに形成される呼吸孔の近傍の構成を図1を用いて詳細に説明する。
図1は、ランプハウジング12に形成される呼吸孔30の近傍の構成を示す図で、(a)は、該呼吸孔30がキャップ35によって閉塞された状態を示した斜視図、(b)は、該呼吸孔30からキャップ35、前記防水透湿材35’が取り外された状態を示した斜視図、(c)は、(a)のc−c線における断面図である。
図1において、ランプハウジング12には、呼吸孔30が形成され、この呼吸孔30の周縁には、該周縁を該ランプハウジング12の外方に延在させて構成される第1筒体32Iが形成されている。
また、ランプハウジング12の第1筒体32Iの周囲には、該第1筒体32Iと離間し該第1筒体32Iと同心的に配置された第2筒体32Oが形成されている。この第2筒体32Oは第1筒体32Iよりも高さが若干高く形成されている。第1筒体32Iと第2筒体32Oの間には、該第1筒体32Iの中心からほぼ等角度に放射状に配置されたたとえば3個の壁板33が配置されている。これら壁板33は、それぞれ、ランプハウジング12、第1筒体32Iの外側面、および第2筒体32Oの内側面に接続され、ランプハウジング12からの高さは第1筒体32Iの高さよりも若干低く形成されている。このように、第1筒体32Iは、壁板33、第2筒体32Oによって支持された構成となり、機械的強度の向上を図った構造となっている。
第1筒体32Iには、その先端の近傍において、内側面の一部(車両用灯具10を車両に取り付けた場合、第1筒体32Iの上方)から前記第1筒体32Iの中心へ延在する突出板部34が形成されている。この突出板部34には、後述する螺子37が挿入される挿入孔34Aが形成されている。
また、第1筒体32Iには、灯室14に配置されたインナーパネル26に取り付けられた支持体26Sが挿入されるようになっている。支持体26Sは、その断面の面積が第1筒体32Iの内側面が形成する孔の面積よりも小さく形成され、該支持体26Sが第1筒体32Iに挿入された際には、第1筒体32Iの内側面との間に間隙30Aを有するようになっている。この間隙30Aは、ランプハウジング12に形成された呼吸孔30に連通する連通孔として機能するようになっている。
支持体26Sは、その周側面の一部が第1筒体32Iの内側面の一部に当接され、その先端面が前記突出板部34に当接するようにして第1筒体32Iに挿入されるようになっている。そして、支持体26Sは、その先端面において該突出板部34の挿入孔34Aに挿通される螺子37が螺合されることによって、第1筒体32Iに固定されるようになっている。図3は、図1(c)と対応させて描いた図で、第1筒体32Iの突出板部34の挿入孔34Aに螺子37を挿通させ、該螺子37を突出板部34の背後に配置される支持体26Sの先端面の螺合孔26Aに螺合させることによって、第1筒体32Iと支持体26Sとの固定を行う場合を示した図である。
そして、図1(c)に戻り、該支持体26Sが固定された第1筒体32Iの先端の開口部は防水透湿材35’によって閉塞されるようになっている。ここで、防水透湿材35’は、水や埃の侵入は防ぐが、湿気は外に排出するような構造となっている。また、防水透湿材35’はキャップ35によって被われるようになっている。キャップ35は、有底筒状の形状をなし、第1筒体32Iの先端部に嵌合されることによって、キャップ35の内側面が第1筒体32Iの先端部の内側面に密接されるようになっている。
第1筒体32Iの先端部に嵌合されたキャップ35は、その上面の高さが第2筒体32Oの高さとほぼ同じになっており、該キャップ35の外側面は第2筒体32Oの内側面と対向するようになっている。これにより、該キャップ35が第1筒体32Iから容易に離脱するのを防止できる構造となっている。
このように構成した車両用灯具10は、ランプハウジング12内に取付けようとするインナーパネル26を、その支持体26Sがランプハウジング12に形成された筒体32に挿通させることによって容易に位置決めすることができるようになる。
また、インナーパネル26の支持体26Sと筒体32との固定の箇所は防水透湿材35’によって被われた部分となるため、防湿を考慮することなく、たとえばパッキン、ワッシャ等を不要とする簡単な構成によって固定するようにできる。
さらに、インナーパネル26の支持体26Sと筒体32との固定の箇所は、前記筒体32によって、ランプハウジング12の表面から比較的高い位置となっていることから、周囲に影響を受けることなく、該固定の作業を容易に行うことができるようになる。
(実施形態2)
実施形態1では、図2に示すように、ランプハウジング12のインナーパネル26の支持体26Sの取付け部(呼吸孔30の部分)は、前面レンズ13から比較的近い箇所としたものであるが、図2と対応づけて描いた図5に示すように、前面レンズ13から比較的遠い箇所としてもよいことはいうまでもない。
(実施形態3)
実施形態1では、第1筒体32Iに取り付けられる突出板部34は、車両用灯具10を車両に取り付けた場合、第1筒体32Iの上方に設けるようにしたものである。しかし、図1(b)に対応して描いた図4に示すように、該突出板部34は、車両用灯具10を車両に取り付けた場合、第1筒体32Iの下方に設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
(実施形態2)
実施形態1では、図2に示すように、ランプハウジング12のインナーパネル26の支持体26Sの取付け部(呼吸孔30の部分)は、前面レンズ13から比較的近い箇所としたものであるが、図2と対応づけて描いた図5に示すように、前面レンズ13から比較的遠い箇所としてもよいことはいうまでもない。
(実施形態3)
実施形態1では、第1筒体32Iに取り付けられる突出板部34は、車両用灯具10を車両に取り付けた場合、第1筒体32Iの上方に設けるようにしたものである。しかし、図1(b)に対応して描いた図4に示すように、該突出板部34は、車両用灯具10を車両に取り付けた場合、第1筒体32Iの下方に設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
このようにした場合、車両用灯具10を車両に取り付けた場合、第1筒体32I内に配置されるインナーパネル26の支持体26Sは第1筒体32Iの下方に配置され、ランプハウジング12の呼吸孔30に連通される連通孔(間隙30A)は第1筒体32Iの上方に位置づけられるようになる。
このため、たとえ第1筒体32Iに水分、埃等が侵入したとしても、該水分、埃等は第1筒体32Iの下方に浸漬され、前記連通孔(間隙30A)の確保がなされ、信頼性ある透湿がなされることができる。
(実施形態4)
実施形態1では、筒体32は、第1筒体32Iの周囲に第2筒体32Oを設け、第1筒体32Iは、壁板33を介して第2筒体32Oによって支持された構成としたものである。しかし、筒体32は、前記第2筒体32O、壁板33を設けることなく、第1筒体32Iのみの構成としてもよいことはいうまでもない。
(実施形態5)
実施形態1では、ランプハウジング12の呼吸孔30に形成された第1筒体32Iには、インナーパネル26を固定させるようにしたものである。しかし、インナーパネル26に限定されることはなく、ランプ以外の他の部材であってもよいことはいうまでもない。
(実施形態4)
実施形態1では、筒体32は、第1筒体32Iの周囲に第2筒体32Oを設け、第1筒体32Iは、壁板33を介して第2筒体32Oによって支持された構成としたものである。しかし、筒体32は、前記第2筒体32O、壁板33を設けることなく、第1筒体32Iのみの構成としてもよいことはいうまでもない。
(実施形態5)
実施形態1では、ランプハウジング12の呼吸孔30に形成された第1筒体32Iには、インナーパネル26を固定させるようにしたものである。しかし、インナーパネル26に限定されることはなく、ランプ以外の他の部材であってもよいことはいうまでもない。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10……車両用灯具、12……ランプハウジング、12A……開口部(ハウジングの)、13……前面レンズ、13A……周縁部(前面レンズの)、14……灯室、15……溝部、16……シール剤、20……ランプ、21……光源、22……リフレクタ、22A……反射面(リフレクタの)、23……ソケット、25……バックカバー、26……インナーパネル、26A……螺合孔、26S……支持体(インナーパネルの)、30……呼吸孔、30A……間隙、32……筒体、32I……第1筒体、32O……第2筒体、33……壁板、34……突出板部、34A……挿入孔、35……キャップ、35’……防水透湿材、37……螺子。
Claims (4)
- ランプハウジングと前面レンズとで構成される灯室内に、ランプと、前記ランプ以外の他の部材を配置させてなる車両用灯具であって、
前記ランプハウジングに、前記ランプハウジングに形成された呼吸孔の周縁を該ランプハウジングの外方に延在させて構成される筒体を備え、
前記部材には、前記筒体に挿入される支持体が設けられ、前記支持体は、前記筒体内において該筒体の内側面との間に間隙を有して固定され、
前記筒体の先端の開口部は防水透湿材によって閉塞されていることを特徴とする車両用灯具。 - 前記部材は、前記ランプとランプハウジングの間の隙間を覆って配置されるインナーパネルであることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記筒体には、その内側面の一部から前記筒体の中心へ延在する突出板部が形成され、前記部材の前記支持体は、前記突出板部に挿通される螺子が螺合されることによって前記筒体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
- 車両用灯具を車両に取り付けた場合、前記筒体の前記突出板部は、前記筒体の下方に位置づけられることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012154021A JP2014017126A (ja) | 2012-07-09 | 2012-07-09 | 車両用灯具 |
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2014017126A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101600537B1 (ko) * | 2015-01-30 | 2016-03-07 | 주식회사 금경라이팅 | 엘이디 조명등 컨버터 |
KR101651185B1 (ko) * | 2015-11-20 | 2016-08-26 | 주식회사 천일 | 방습구조를 구비한 엘이디조명등 |
-
2012
- 2012-07-09 JP JP2012154021A patent/JP2014017126A/ja active Pending
Cited By (2)
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KR101651185B1 (ko) * | 2015-11-20 | 2016-08-26 | 주식회사 천일 | 방습구조를 구비한 엘이디조명등 |
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