JP2014016920A - 管理装置、システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理装置が複数の機器を管理する場合において、ユーザが指定した機器を利用できるようにしつつ、管理対象の機器全体での消費電力を低減する。
【解決手段】 ネットワークを介して通信可能な複数の機器を管理する管理装置が、管理対象の機器の利用を要求する利用要求を受け付けると共に、その利用要求を受け付けた場合に、管理対象の機器のうち、その受け付けた利用要求に応じた動作を実行させる機器以外で、省電力モードでない機器をターゲット機器として選択し(S13)、その選択したターゲット機器に、省電力モードへの移行指示を送信する(S14)ようにした。
【選択図】 図6

Description

この発明は、ネットワークを介して通信可能な複数の機器を管理する管理装置、このような管理装置及びその管理対象の機器を備えるシステム、およびコンピュータを上記のような管理装置として機能させるためのプログラムに関する。
電力消費の増大は、地球環境の破壊に繋がるため、電気製品全般に消費電力を低減することが求められている。そのため、ユーザの地球環境及び電気代削減への意識が高まっていることを考慮して、種々の電気製品において、省電力化を図る技術が従来から開発されている。
例えば、特許文献1には、監視装置が複数の画像形成装置を監視し、その監視結果に基づいて、消費電力が一番少ない画像形成装置を選定し、選定した装置の情報を外部クライアントに送信することが記載されている。
上記の特許文献1に記載の技術によれば、ユーザは、監視装置から送信された情報を参照することにより、消費電力の一番少ない画像形成装置を用いて画像形成を実行し、消費電力を低減させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、消費電力の低減のためには、監視装置が選定した画像形成装置を用いて画像形成を行うこととなり、ユーザが指定した画像形成装置で画像形成を行うことができないという問題があった。
このような問題は、画像形成装置以外の装置を使用する場合でも、同様に発生するものである。
この発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、管理装置が複数の機器を管理する場合において、ユーザが指定した機器を利用できるようにしつつ、管理対象の機器全体での消費電力を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の管理装置は、ネットワークを介して通信可能な複数の機器を管理する管理装置において、管理対象の機器の利用を要求する利用要求を受け付ける受付手段と、管理対象の機器のうち、第1の所定時間内に受け付けた利用要求に応じた動作を実行させる機器以外で、かつ省電力モードでない機器をターゲット機器として選択する選択手段と、上記選択手段が選択したターゲット機器に、省電力モードへの移行指示を送信する送信手段とを設けたものである。
以上のような構成によれば、管理装置が複数の機器を管理する場合において、ユーザが指定した機器を利用できるようにしつつ、管理対象の機器全体での消費電力を低減することができる。
この発明のシステムの第1の実施形態の構成を示す図である。 図1に示した管理装置のハードウェア構成を示す図である。 図1に示した管理装置、画像処理装置及び利用者端末の機能構成を示す図である。 機種情報テーブルの例を示す図である。 機器情報テーブルの例を示す図である。 第1の実施形態において管理装置のCPUが消費電力の管理のために実行する処理のフローチャートである。 第2の実施形態において管理装置のCPUが消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートである。 第3の実施形態における管理装置、画像処理装置及び利用者端末の機能構成を示す、図3と対応する図である。 利用状況テーブルの例を示す図である。 第3の実施形態において管理装置のCPUが消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートである。 第4の実施形態における管理装置、画像処理装置及び利用者端末の機能構成を示す、図3と対応する図である。 移行対象選択画面の例を示す図である。 第4の実施形態において管理装置のCPUが消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートである。 変形例において管理装置のCPUが消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔第1の実施形態:図1乃至図6〕
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、この発明のシステムの第1の実施形態の構成を示す図である。
図1に示すシステムは、管理装置の第1の実施形態である管理装置10と、画像処理装置20A〜20Eと、利用者端末30とを備え、これらをネットワーク40により接続したものである。
このうち管理装置10は、画像処理装置20A〜20Eを管理する装置である。そして、画像処理装置20A〜20Eからその動作状態の情報を収集して蓄積及び分析したり、利用者端末30から送信される画像処理装置の利用要求に応じて画像処理装置20A〜20Eに、その要求に係るジョブを実行させたりする機能を有する。また、管理対象の画像処理装置20A〜20Eにおける消費電力低減のための機能も有するが、この点については後に詳述する。
画像処理装置20A〜20Eは、それぞれ管理装置10による管理の対象となる機器である。そして、定期的にあるいは所定のイベントを検出した場合に管理装置10に対して自身の動作状態に関する情報を送信する。また、管理装置10からの要求に応じて、印刷、画像送信、画像蓄積等のジョブを実行する。なお、後述するように、画像処理装置20A〜20Eの間で機種は統一されていなくてよい。また、以後の説明において、個体を特定する必要がない場合、符号「20」を用いる。
利用者端末30は、画像処理装置20を利用するユーザが操作する端末装置である。ユーザは、画像処理装置20を利用したい場合に、利用者端末30において利用したい装置及びその装置に実行させたい動作(印刷や画像送信、画像蓄積など)を指定して実行を指示する。これを検出した利用者端末30は、管理装置10にその指示に係る利用要求を送信し、管理装置10から対象の画像処理装置へその利用要求に係るジョブの実行要求を送信する。このことにより、ユーザが指定した画像処理装置にユーザが指定した動作を実行させることができる。また、上記の他、自動的に利用要求を生成して送信できるようにしてもよい。
なお、利用要求の生成に際して、利用する画像処理装置20の個体を具体的に特定することまでは必須ではなく、大まかな指定をして、管理装置10に、ジョブを実行させる画像処理装置をその範囲で選択させるようにしてもよい。
ネットワーク40は、管理装置10と、画像処理装置20及び利用者端末30とが通信可能であれば、有線無線を問わず、任意の規格のものでよい。また、インターネットと構内LAN(ローカルエリアネット)に分かれている等、一つのネットワークを構成していなくてもよい。
次に、図2に管理装置10のハードウェア構成を示す。
管理装置10は、ハードウェアとしては公知のコンピュータでよい。
ここでは、図2に示す通り、管理装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、通信I/F(インタフェース)14、HDD(ハードディスクドライブ)15、UI(ユーザインタフェース)部16を、システムバス17により接続した構成としている。
そして、CPU11がRAM13をワークエリアとしてROM12あるいはHDD15に記憶されたプログラムを実行することにより、後述する種々の機能を実現することができる。
通信I/F14は、ネットワーク40を介して通信するためのインタフェースである。
UI部16は、ユーザの操作を受け付けるための操作部や、ユーザに情報を提示するための表示部である。外付けの操作部や表示部を用いてもよいことはもちろんである。
なお、ユーザの操作は、外部装置から操作内容を示すデータを受信することにより受け付けてもよい。また、ユーザへの情報の提示は、画面の表示内容を示すデータや画面に表示させるべきデータを外部装置へ送信することによって行ってもよい。
利用者端末30も、ハードウェアとしては、管理装置10と同趣旨の機能を備える同様なCPU、ROM、RAM、通信I/F(インタフェース)、HDD(ハードディスクドライブ)、UI(ユーザインタフェース)部を備えたPC(パーソナルコンピュータ)等の公知のコンピュータとして構成することができる。
画像処理装置20は、それぞれ、管理装置10の場合と同趣旨の機能を備えるCPU、ROM、RAM、通信I/F、HDD、UI部に加え、原稿の画像読み取り、用紙への画像形成、ファクシミリ通信等を行うためのエンジン部を必要に応じて備える。しかし、画像処理装置20もハードウェアとしては公知のものでよいので、詳細な説明は省略する。
次に、図3に、管理装置10、画像処理装置20及び利用者端末30の機能構成を示す。なお、図3には、この実施形態の特徴に関連する機能のみを示した。また、この図に示す各部の機能は、各装置におけるCPUが所要のプログラムを実行することにより実現されるものである。
図3に示すように、管理装置10は、利用要求受付部101、消費電力管理部102、消費電力算出部103、ジョブ実行要求部104、省電力モード移行指示部105、機器情報取得部106、機器情報保持部107、機種情報保持部108を備える。
このうち利用要求受付部101は、利用者端末から送信される、画像処理装置20の利用を要求する利用要求を受信して受け付ける機能を備える。そして、その利用要求に係るジョブを画像処理装置20に実行させてよいと判断すると、ジョブ実行要求部104に対し、ジョブ実行要求の送信を指示する。また、利用要求受付部101は、利用要求を受け付けると、その旨を消費電力管理部102に通知する。また、その後、消費電力管理部102から、消費電力の低減に関する処理が完了した(又はタイムアウトした)旨の通知があるまでは、ジョブの実行を保留する。
消費電力管理部102は、消費電力算出部103が算出する、現在の消費電力あるいは少し先に予想される消費電力に基づき、管理対象の画像処理装置全体の消費電力を抑えるべく、省電力モードへの移行を指示する画像処理装置を必要に応じて選択する機能を備える。その具体的な選択手法については後述する。また、消費電力管理部102は、省電力モード移行指示部105に対し、上記の選択に従った省電力モードへの移行指示の送信を指示する。またこの例では、利用要求受付部101から利用要求を受け付けた旨の通知があった場合に、この選択を行うようにしている。また、必要なだけ消費電力を低減できると(又はタイムアウトすると)、利用要求受付部101にその旨を通知し、ジョブの実行を許可する。
消費電力算出部103は、機器情報保持部107が保持する、管理対象の各画像処理装置20の現在の消費電力の情報と、機種情報保持部108が保持する各画像処理装置の機種と対応する消費電力の情報とに基づき、管理対象の画像処理装置全体の消費電力を算出する機能を備える。この算出は、現在の消費電力について行うこともできるし、「画像処理装置20Aにジョブを実行させたとした場合」のような、画像処理装置の動作状態が変化したとした場合の消費電力の予測値について行うこともできる。なお、いずれの場合も、画像処理装置の性能情報や動作状態に基づく推定値の計算で構わない。
ジョブ実行要求部104は、利用要求受付部101からの指示に基づき、画像処理装置20に対してジョブ実行要求を送信する機能を備える。
省電力モード移行指示部105は、消費電力管理部102からの指示に従い、指示された送信先の画像処理装置20に対して、省電力モードへの移行指示を送信する機能を備える。
機器情報取得部106は、画像処理装置20からの、画像処理装置20の動作状態の通知を受け付け、その内容に基づいて機器情報保持部107が保持している各画像処理装置20の情報を更新する機能を備える。なお、動作状態の通知は、画像処理装置20が自発的に送信してくるものを受け付けるのみでも、管理装置10側から送信を要求するようにしてもよい。
機器情報保持部107は、後述する機器情報テーブルにより、管理装置10の管理対象である各画像処理装置20の情報を保持する機能を備える。この情報には、画像処理装置20の機種及び動作状態の情報が含まれる。
機種情報保持部108は、後述する機種情報テーブルにより、管理装置10の管理対象になり得る画像処理装置の機種に関する情報を管理する機能を保持する機能を備える。この情報には、各機種の、該当機種が取り得る動作モード毎の消費電力の情報が含まれる。
次に、画像処理装置20は、ジョブ実行部201、省電力制御部202及び機器情報送信部203を備える。
これらのうち、ジョブ実行部201は、ジョブ実行要求部104から送信されるジョブ実行要求に応じて、画像処理装置20のハードウェアを制御し、印刷や画像送信、画像蓄積などを実行する機能を備える。
省電力制御部202は、省電力モード移行指示部105から送信される省電力モードへの移行要求に応じて、画像処理装置20を省電力モードに移行させる機能を備える。この省電力モードは、画像処理装置20のエンジン部や主制御部への通電を停止させるなど、画像処理装置20においてジョブの実行開始までの時間を犠牲にしても消費電力を抑えるモードである。ただし、外部装置からの要求受け付けのための通信I/Fについては、省電力モードでも通電しておくことが好ましい。
機器情報送信部203は、画像処理装置20の動作状態(どの動作モードで動作しているか)の通知を管理装置10に送信する機能を備える。この通知は、少なくとも画像処理装置20が動作状態を変更した時には送信することが好ましいが、それ以外にも、定期的に、あるいは管理装置10からの要求に応じて送信することができる。
また、利用者端末30は、利用要求送信部301を備える。
この利用要求送信部301は、ユーザからの操作に応じてあるいは自動的に、画像処理装置20の利用を要求する利用要求を生成し、管理装置10に対して送信する機能を備える。
次に、図4に、機種情報保持部108が保持する機種情報テーブルの例を示す。
図4に示す機種情報テーブルは、管理装置10の管理対象になり得る画像処理装置の機種に関する種々の情報を登録するテーブルであるが、ここでは、この実施形態の特徴である消費電力の管理に関連する情報のみを示している。
そして、機種情報テーブルには、各機種の画像処理装置における、その画像処理装置が取り得る動作モード毎の消費電力が登録されている。図4の例では、機種Aの画像処理装置は、ジョブ実行中の場合100W、通常待機中の場合50W、省電力モードの場合5Wの消費電力であることを示している。ここに登録する値は、カタログスペックで構わない。
また、図4では説明を簡単にするために動作モードが3つの例を示したが、2つでも、4つ以上でも構わない。さらに、機種によって取り得る動作モードが異なっていても構わない。
以上の機種情報テーブルの情報は、予め管理装置10に登録しておく。
次に、図5に、機器情報保持部107が保持する機器情報テーブルの例を示す。
図5に示す機器情報テーブルは、管理装置10の管理対象である各画像処理装置20の種々の情報を登録するためのテーブルであるが、ここでは、この実施形態の特徴である消費電力の管理に関連する情報のみを示している。
そして、機器情報テーブルには、各画像処理装置について、機器ID、機種ID、動作状態及び消費電力を登録する。
機器IDは、画像処理装置の個体を特定するための識別情報である。図5では、図1において用いた画像処理装置の符号を、機器IDとして示した。
機種IDは、画像処理装置の機種を特定するための識別情報である。機種情報テーブルに登録されているIDにより、機種を特定している。
これらの機器IDと機種IDは、画像処理装置を管理対象とする際に、その画像処理装置の情報として機器情報テーブルに登録する。逆に言えば、管理装置10と同じネットワークに接続されていたり通信可能であったりしても、機器情報テーブルに登録されていない機器は、管理装置10の管理対象ではない。
動作状態は、画像処理装置が現在どの動作モードで動作中かを示す情報である。この情報は、画像処理装置からの通知に基づき、随時更新する。
消費電力は、画像処理装置の現在の消費電力である。この情報は、機種IDと動作モードの情報に基づき機種情報テーブルを検索して得られる値である。従って、機器情報テーブルに登録することは必須ではないが、この値を参照する度に検索を行うと処理負荷が大きくなるので、動作状態が変化する度に変化後の動作状態に対応する値を登録するようにしている。
次に、管理装置10が消費電力の管理のために実行する処理について説明する。
図6に、この処理のフローチャートを示す。このフローチャートに示す処理は、図3に示した管理装置10の各部が連携して行う処理に当たる。
管理装置10のCPU11は、受付手段である利用要求受付部101が機器利用要求を受け付けると、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、機種情報テーブル及び機器情報テーブルの内容に基づき、受け付けた要求に従って管理対象機器にジョブを実行させた場合の、管理対象機器の消費電力の合計値を推定する(S11)。
この推定は、ジョブを実行させる機器はジョブ実行中モードになり、それ以外の機器は現在の状態を維持するとして行うことができる。従って、ジョブを実行させる機器以外は機器情報テーブルに登録されている現在の消費電力を用い、ジョブを実行させる機器は機種情報テーブルに登録されているジョブ実行中モードの消費電力を用いて、これらを全ての機器について加算すれば、消費電力合計の推定値を得ることができる。
次に、その推定値が所定の閾値以下であるか否か判断する(S12)。
これがYesであれば、ジョブを実行させても管理対象の画像処理装置全体で見たときの消費電力はさほど大きくないことがわかるので、CPU11は今のところ消費電力を無理に削減する必要はないと判断する。そして、受け付けた機器利用要求に従ったジョブの実行要求を、そのジョブを実行させるべき画像処理装置20に送信し(S16)、処理を終了する。
この要求を受信した画像処理装置20は、省電力モードであればまずは通常待機モードに復帰した後で、ジョブ実行中モードへ移行し、要求されたジョブを実行する。このとき、画像処理装置20は、動作モードが変わる度にその旨を管理装置10に通知し、管理装置10は、その通知に従って機器情報テーブルの内容を更新する。
一方、ステップS12でNoであれば、ジョブを実行させると管理対象の画像処理装置全体で見たときの消費電力が大きくなってしまうので、CPU11は消費電力の削減を行うべきであると判断する。そして、管理対象機器のうち、受け付けた機器利用要求に係るジョブを実行させる機器以外で、かつジョブ実行中でも省電力モードでもない機器を検索する(S13)。この検索は、機器情報テーブルのデータを参照して行うことができる。
そして、この検索で発見した機器のうち、消費電力の最も大きい機器に、省電力モード移行要求を送信する(S14)。ここでいう消費電力は、機器情報テーブルに登録されている現在の消費電力でもよいし、ジョブ実行中の消費電力も考慮した総合的なスペックでもよい。
いずれにせよ、画像処理装置20は、省電力モード移行要求を受信すると、自身を省電力モードに移行させる。そして、このモード変更に伴い、その旨を管理装置10に通知し、管理装置10は、その通知に従って機器情報テーブルの内容を更新する。この処理は、図6の処理とは独立に行われるものであるが、図6中にもステップS15として破線で示した。
また、ステップS14の後は、ステップS11に戻り、ステップS12でYesになるまで処理を繰り返す。このとき、ステップS15で機器情報テーブルが更新されるまで待ってから次のステップS11の処理を実行してもよいし、それを待たずに実行してもよい。後者の場合、ステップS11での推定は、ステップS14の処理に従った省電力モードへの移行が行われたと仮定して行うようにするとよい。
また、ステップS13で条件に該当する機器が発見できない場合、ステップS14は実行せずにステップS11に戻るとよい。ステップS12でNoにも関わらずステップS13で機器が発見できないケースとしては、多くの機器がジョブ実行中であって通常待機中の機器がないケースが考えられる。このような場合、いずれかの機器でジョブの実行が終了すれば、ステップS13の検索で条件に該当する機器が発見できるようになると考えられる。
以上の図6に示した処理において、CPU11は、ステップS13及びS14において選択手段として、ステップS14においてはさらに送信手段としてそれぞれ機能する。
また、図6に示した処理により、要求に従ったジョブを実行すると管理対象機器全体として見た場合の消費電力が大きくなりすぎる場合に、ジョブの実行を担当しない機器を省電力モードに移行させることにより、管理対象機器全体として見た場合の消費電力を低減することができる。従って、ジョブ自体は所望の機器に実行させつつ、消費電力の低減を図ることができる。
各画像処理装置において、ジョブの実行もユーザの操作もない場合に省電力モードに移行するまでの時間をユーザが自由に設定できる場合、これが極めて長い時間に設定されることもあり得る。このようなケースでは、画像処理装置が、何も有効な動作をしないまま消費電力の高い通常待機モードを維持し続けることになり、無用に多くの電力を消費することになる。しかし、図6の処理を行うことにより、管理装置10がこのような画像処理装置を発見して積極的に省電力モードに移行させ、消費電力の低減を図ることができる。
なお、ステップS13においてジョブ実行中の機器を検索対象から除外したのは、このような利用中の機器を突然省電力モードに移行させてしまうと、ジョブの実行を中断することになり、ユーザに大きな不便を生じさせてしまうためである。これは、ジョブ実行中でなくても、ユーザが操作中の(例えば所定時間以内に操作を検出した)機器についても同様である。従って、操作中の機器を、該当機器からの通知等に基づき識別できるのであれば、これも検索対象から除外することが好ましい。これらを合わせ、利用中の機器は省電力モード移行の対象から除外することが好ましいと言える。
しかし逆に、このような利用中の機器に省電力モード移行要求を送信してしまっても、機器側でこれを拒否したり、利用が終了してから省電力モードに移行したりする機能を備えているのであれば、管理装置10側では、機器が利用中か否かを意識しなくてもよい。機器が使用中に突然省電力モードに移行しても問題ない利用形態の場合でも、同様である。
また、ステップS14で消費電力の最も大きい機器を選択するようにしたのは、このような装置を省電力モードに移行させると消費電力の低減効果が大きいためである。しかし、必ずしも最大の機器でなくても、ある程度消費電力の大きい機器を選択すればよい。また、現在の消費電力と、省電力モードにおける消費電力との差分を考慮するとよい。
また、図6の処理において、ステップS12の判断がNoのままあまり長時間処理を続けても徒にジョブの実行が遅れるだけである。そこで、ユーザがタイムアウト時間を設定できるようにしておき、処理開始からそのタイムアウト時間が経過した時点で、処理を中断するとよい。この場合、ステップS12でYesとなったものとしてジョブ実行要求の送信を行ってもよいが、利用者端末30にタイムアウトの旨を通知し、指定通りの画像処理装置の利用を優先させる(消費電力オーバーでもジョブを実行する)か、他の画像処理装置の利用に変えるか等の指示を求めるようにしてもよい。後者の場合には、改めて機器利用要求が送信されたものとして図6の処理を行えばよい。
〔第2の実施形態:図7〕
次に、第2の実施形態について説明する。
この実施形態は、第1の実施形態と、管理装置10が消費電力の削減を行うと判断する基準が異なるのみであるので、この点についてのみ説明し、その他の説明は省略する。また、第1の実施形態と共通の構成要素には第1の実施形態と同じ符号を用いる。
図7は、管理装置10のCPU11が消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートである。
この第2の実施形態において、管理装置10のCPU11は、受付手段である利用要求受付部101が機器利用要求を受け付けると、図7のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、CPU11は、機器情報テーブルの内容に基づき、要求受付時点の管理対象機器の消費電力の合計値を算出する(S21)。これは、機器情報テーブルに登録されている、管理対象の各機器の現在の消費電力を合計すればよい。
次に、機種情報テーブル及び機器情報テーブルの内容に基づき、受け付けた要求に従って管理対象機器にジョブを実行させた場合に、管理対象機器の消費電力の合計値を推定する(S22)。この推定は、図6のステップS11と同様に行うことができる。
次に、ステップS22での推定値からステップS21での算出値を引いた差分が所定の閾値以下であるか否か判断する(S23)。
これがYesであれば、ジョブを実行させても管理対象の画像処理装置全体で見たときの消費電力は実行前と比べてさほど増加しないことがわかるので、CPU11は今のところ消費電力を無理に削減する必要はないと判断する。そこで、図6のステップS16と同様に、受け付けた機器利用要求に従ったジョブの実行要求を、そのジョブを実行させるべき画像処理装置20に送信し(S27)、処理を終了する。
一方、ステップS23でNoであれば、ジョブを実行させると管理対象の画像処理装置全体で見たときの消費電力が実行前と比べて大きく増加してしまうので、CPU11は消費電力の削減を行うべきであると判断する。そして、管理対象機器のうち、受け付けた機器利用要求に係るジョブを実行させる機器以外で、かつジョブ実行中でも省電力モードでもない機器を検索する(S24)。そして、この検索で発見した機器のうち、消費電力の最も大きい機器に、省電力モード移行要求を送信する(S25)。これらの処理は、図6のステップS13及びS14と同様なものである。次のステップS26についても、図6のステップS15と同様なものである。
そして、ステップS25の後は、ステップS22に戻り、ステップS23でYesになるまで処理を繰り返す。ステップS21で算出した値は、要求受信時のものであるので再計算はせず、ステップS22の推定値のみ再計算して処理を繰り返すことになる。
以上の図7に示した処理において、CPU11は、ステップS24及びS25において選択手段として、ステップS25においてはさらに送信手段としてそれぞれ機能する。
また、図7に示した処理により、要求に従ったジョブを実行すると管理対象機器全体として見た場合の消費電力の増加幅が大きくなりすぎる場合に、ジョブの実行を担当しない機器を省電力モードに移行させることにより、管理対象機器全体として見た場合の消費電力を低減することができる。従って、ジョブ自体は所望の機器に実行させつつ、消費電力の低減を図ることができる。
消費電力の増加そのものよりも、急激な増加を避けたい場合に、この実施形態は有効である。
〔第3の実施形態:図8乃至図10〕
次に、第3の実施形態について説明する。
この実施形態は、第1の実施形態と、省電力モードに移行させる機器を選択する基準が異なるのみであるので、この点について説明し、その他の説明は省略する。また、第1の実施形態と共通の構成要素には第1の実施形態と同じ符号を用いる。
図8は、この第3の実施形態における管理装置10、画像処理装置20及び利用者端末30の機能構成を示す、図3と対応する図である。
図8に示す管理装置10′は、機器利用予測部109を設けた点と、機器情報保持部107′が、図3の機器情報保持部107の機能に加えて管理対象の各画像処理装置の利用状況の情報を保持する機能も有する点とが、第1の実施形態の管理装置10と異なる。
これに伴い、画像処理装置20の機器情報送信部203は、ジョブ実行部201がジョブを実行する度にその旨を管理装置10′に通知し、機器情報取得部106はその通知を受け付けて、機器情報保持部107′が管理する利用状況の情報を更新する。
図9に、機器情報保持部107′が管理する利用状況テーブルの例を示す。
この利用状況テーブルは、管理装置10の管理対象である各画像処理装置20について、その画像処理装置が利用される可能性がどの程度あるかを予測するための情報を登録するテーブルである。そしてここでは、各画像処理装置について、時間帯毎(ここでは1時間毎)にジョブの実行回数を登録している。この回数は、1日ごとにクリアするのではなく、ある程度の日数に亘って累積させることが好ましい。
機器情報取得部106は、画像処理装置20からジョブを実行した旨の通知を受けると、不図示の計時手段から現在時刻を取得し、機器情報保持部107′に対し、その時刻におけるジョブ実行回数の加算を指示する。
なお、この利用状況テーブルに登録すべき機器は、図5に示した機器情報テーブルに登録すべき機器と同じであるから、これら2つのテーブルをまとめて1つのテーブルとしてもよい。
そして、図8に示した機器使用予測部109は、消費電力管理部102が省電力モードに移行させる機器を選択する際に、現在時刻及び利用状況テーブルに登録されている情報に基づき、所定時間内に各画像処理装置が利用される可能性を予測して消費電力管理部102に提供する。すなわち、管理対象の各機器の過去の利用実績から、管理対象の各機器が所定時間内に利用される可能性を予測する。
この予測は、単に現在の時刻における過去の利用回数が少ない機器については利用される可能性が低いと判断して行うようにしてもよいし、その他適宜公知の手法を適用してもよい。
次に、図10に、第3の実施形態において管理装置10′のCPU11が消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートを示す。
この処理は、ステップSA及びSBの部分が図6と異なるのみであるので、この点についてのみ説明する。
図10の処理では、ステップS12でNoとなり、消費電力の削減を行うべきであると判断した場合に、ステップSAで、利用状況テーブルの内容に基づき、ステップS13の検索で発見した機器のうち当面(所定時間内に)利用される可能性が低い機器を推定し、最も利用される可能性が低いものを省電力モード移行対象として選択する(SA)。
そして、その選択した機器に、省電力モード移行要求を送信する(SB)。
この処理において、CPU11はステップSAでは予測手段として機能する。
そして、図10の処理によれば、図6の処理の場合に比べ、当面利用される可能性が低い機器を優先的に省電力モードへ移行させることができる。省電力モードへ移行させると通常待機モードへの復帰へある程度の時間を要するし、またこの復帰の際に待機中よりも大きな電力を消費する場合もある。従って、すぐに利用がある予想される機器を省電力モードへ移行させてしまうと、生産性が低下したり、かえって総消費電力が大きくなってしまったりすることが考えられる。
このため、図10のように利用可能性を考慮することは、利便性を維持しつつ消費電力の低減を図るために有用である。
なお、ここでは利用可能性を考慮するようにしたが、単に利用頻度を考慮するようにしてもよい。すなわち、利用状況テーブルに登録されている単位時間当たりの利用回数が少ない機器を、優先的に省電力モードへ移行させるようにしてもよい。このとき、利用回数を時間帯毎に分けて集計することも必須ではない。
また、必ずしも最も利用される可能性の低いものを選択する必要はなく、利用可能性を1つのパラメータとして考慮し、利用される可能性が低い機器を優先的に選択するようにすれば足りる。
〔第4の実施形態:図11乃至図13〕
次に、第4の実施形態について説明する。
この実施形態は、第1の実施形態と、省電力モードに移行させる機器の候補を利用者端末に表示させて、どの機器を省電力モードに移行させるかをユーザに選択させる点が異なるのみであるので、この点について説明し、その他の説明は省略する。また、第1の実施形態と共通の構成要素には第1の実施形態と同じ符号を用いる。
図11は、この第4の実施形態における管理装置10、画像処理装置20及び利用者端末30の機能構成を示す、図3と対応する図である。
図11に示す管理装置10″は、移行対象表示部110を設けた点が、第1の実施形態の管理装置10と異なる。
この移行対象表示部110は、消費電力管理部102が選択した省電力モードへの移行候補の機器を、利用者端末30″に送信して表示させ、その中から移行対象とする機器を選択させる機能を備える。また、その選択結果を受け付けて消費電力管理部102に通知する機能も備える。
また、利用者端末30″は、移行対象選択部302を備える点が、第1の実施形態の利用者端末30と異なる。
この移行対象選択部302は、移行対象表示部110から受信した、省電力モードへの移行候補の機器の情報を所定の表示手段に表示させ、ユーザから、その中で移行対象とする機器の選択を受け付ける機能を有する。また、その選択結果を管理装置10″に通知する機能も有する。
図12に、移行対象選択部302が表示させる、移行対象選択画面の例を示す。
この移行対象選択画面400には、消費電力低減のためいずれかの機器を省電力モードに移行させる必要がある旨のメッセージ401と、移行対象表示部110から送信された移行対象の候補と対応するボタン402〜404、キャンセルボタン405を備える。
そして、ボタン402〜404のいずれかを操作することにより、移行対象を選択することができる。また、キャンセルボタン405を操作することにより、省電力モードへの移行を行わないことを選択することができる。
次に、図13に、第4の実施形態において管理装置10″のCPU11が消費電力の管理のために実行する、図6と対応する処理のフローチャートを示す。
この処理において、ステップS31乃至S33は、図6のステップS11乃至S13と同様であるので、説明を省略する。なお、ステップS33の検索で得られた機器が、省電力モードへの移行対象機器の候補となる。
そして、ステップS33の次に、ステップS33の検索で発見した機器を利用者端末30に通知して、移行対象を選択させる(S34)。この選択があると(S35のYes)、選択された機器に省電力モード移行要求を送信する(S36)。この送信後の動作(S37)は、図6のステップS14及びS15の場合と同様であり、ステップS31に戻って処理を繰り返す。
また、ステップS35で選択がなかった場合(省電力モードへの移行を行わないことが選択された場合)、判断はNoとなり、ステップS38へ進んでジョブの実行要求の送信を行う。
この処理において、CPU11はステップS33で選択手段として、ステップS34で通知手段としてそれぞれ機能する。
従って、図13の処理によれば、図6の処理の場合に比べ、いずれかの機器を省電力モードに移行させる必要性、およびどの機器を省電力モードに移行させるかをユーザに通知し、また選択させることができる。
したがって、よりユーザの利便性を考慮した消費電力の低減を行うことができる。
なお、ステップS32でNoの場合に必ず消費電力を低減しなければならない場合、移行対象選択画面400にキャンセルボタン405を設けず、ステップS35の判断も省略するとよい。
また、省電力モードに移行させる機器についてユーザの選択を受け付けない場合でも、どの機器を省電力モードに移行させるかを、機器利用要求の送信元である利用者端末30″に通知することは有用である。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各装置やシステムの構成、システムを構成する装置の種類や数、処理の具体的な手順、用いるデータ等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述した実施形態においては、管理装置10が利用要求を受け付けた場合に図6等の処理を実行するようにしたが、利用要求と関係なく同様な処理を実行するようにすることも考えられる。例えば、定期的に実行したり、管理対象機器の消費電力の合計が閾値を超えた場合に実行したりすることが考えられる。
図14に、この場合に実行すべき、図6と対応する処理のフローチャートを示す。
この処理は、図6のステップS11〜S13がSX〜SZに変わったのみである。
そして、ステップSXでは、機器情報テーブルの内容に基づき、管理対象機器の現在の消費電力の合計値を算出する。ステップSYでは、その算出値が閾値以下か否か判断する。ステップSZでは、管理対象機器のうち、利用者端末30から受け付けた要求に係るジョブを実行中でも省電力モードでもない機器を検索する。
これらの処理は、基本的に図6の処理と同趣旨である。しかし、利用要求の受信がトリガでないため、ステップSXで算出するのは現在の消費電力であり、ステップSYで判断に用いるのもその値である。また、ステップSZでは、利用者端末30から利用要求については、指定に従って実行できるようにすることを考慮して、ジョブを実行中の機器を対象から除外している。
以上によっても、上述した実施形態の場合と同様な効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、管理装置10の管理対象が画像処理装置20である例について説明した。しかし、管理対象の機器は、管理装置10と通信が可能な通信装置であれば、任意のもので構わない。台数も問わない。もちろん、画像処理の機能も必須ではない。
また、上述した実施形態では、省電力モードへの移行要求の送信を、対象を1台ずつ選択して行う例について説明した。しかし、複数の対象を選択し、それらにまとめて移行要求を送信するようにしてもよい。例えば図6のステップS14において、ステップS13の検索で得られた装置全てに、省電力モードへの移行要求を送信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態における管理装置10、画像処理装置20、あるいは利用者端末30の機能は、それぞれ複数の装置に分散して設け、それらの装置が協働して管理装置10、画像処理装置20、あるいは利用者端末30の機能を実現するようにしてもよい。逆に、管理装置10、画像処理装置20、および利用者端末30のうち複数の機能を兼ね備える装置があってもよい。また、利用者端末30が複数あってもよい。
図1に示したシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータに上述した管理装置の機能を実現させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROM等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
また、以上説明してきた各実施形態、動作例及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
10,10′,10″:管理装置、11:CPU、12:ROM、13:RAM、14:通信I/F、15:HDD、16:UI部、20:画像処理装置、30,30″:利用者端末、101:利用要求受付部、102:消費電力管理部、103:消費電力算出部、104:ジョブ実行要求部、105:省電力モード移行指示部、106:機器情報取得部、107:機器情報保持部、108:機種情報保持部、109:機器利用予測部、110:移行対象表示部、201:ジョブ実行部、202:省電力制御部、203:機器情報送信部、301:利用要求送信部、302:移行対象選択部、400:移行対象選択画面、401:メッセージ、402〜404:ボタン、405:キャンセルボタン
特開2007−318401号公報

Claims (10)

  1. ネットワークを介して通信可能な複数の機器を管理する管理装置であって、
    管理対象の機器の利用を要求する利用要求を受け付ける受付手段と、
    管理対象の機器のうち、利用要求に応じた動作を実行させている機器以外で、かつ省電力モードでない機器をターゲット機器として選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択したターゲット機器に、省電力モードへの移行指示を送信する送信手段とを備えることを特徴とする管理装置。
  2. ネットワークを介して通信可能な複数の機器を管理する管理装置であって、
    管理対象の機器の利用を要求する利用要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が利用要求を受け付けた場合に、管理対象の機器のうち、その受け付けた利用要求に応じた動作を実行させる機器以外で、かつ省電力モードでない機器をターゲット機器として選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択したターゲット機器に、省電力モードへの移行指示を送信する送信手段とを備えることを特徴とする管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の管理装置であって、
    管理対象の機器から該機器の動作状態の情報を取得する取得手段を備え、
    前記選択手段は、前記取得手段が取得した情報に基づき、利用中でない機器の中から前記ターゲット機器を選択することを特徴とする管理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理装置であって、
    前記選択手段は、消費電力のより大きい機器を優先して前記ターゲット機器として選択することを特徴とする管理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管理装置であって、
    前記選択手段は、利用頻度のより小さい機器を優先して前記ターゲット機器として選択することを特徴とする管理装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管理装置であって、
    管理対象の各機器の過去の利用実績から、管理対象の各機器が第2の所定時間内に利用される可能性を予測する予測手段を備え、
    前記選択手段は、前記第2の所定時間内に利用される可能性がより低い機器を優先して前記ターゲット機器として選択することを特徴とする管理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の管理装置であって、
    前記選択手段は、前記受付手段が利用要求を受信した場合に前記ターゲット機器の選択を行う手段であり、
    前記選択手段が選択したターゲット機器を該利用要求の送信元に通知する通知手段を備えることを特徴とする管理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の管理装置であって、
    前記受信手段が受信した利用要求に応じた動作を機器に実行させた状態での、管理対象の各機器の消費電力の合計を予測する予測手段を備え、
    前記選択手段は、前記受付手段が利用要求を受信した場合に前記ターゲット機器の選択を行う手段であり、
    前記選択手段及び前記送信手段は、前記予測手段の予測する消費電力が所定の閾値を下回るまで、前記ターゲット機器の選択と前記省電力モードへの移行指示の送信を繰り返すことを特徴とする管理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の管理装置と、
    該管理装置による管理の対象となる複数の機器であって、それぞれ該管理装置から省電力モードへの移行指示を受信した場合に自身を省電力モードへ移行させる手段を備えた機器とを備えるシステム。
  10. コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の管理装置として機能させるためのプログラム。
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