JP7115498B2 - 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7115498B2
JP7115498B2 JP2020045902A JP2020045902A JP7115498B2 JP 7115498 B2 JP7115498 B2 JP 7115498B2 JP 2020045902 A JP2020045902 A JP 2020045902A JP 2020045902 A JP2020045902 A JP 2020045902A JP 7115498 B2 JP7115498 B2 JP 7115498B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
communication unit
identification information
unit
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020045902A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021150696A (ja
Inventor
公靖 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2020045902A priority Critical patent/JP7115498B2/ja
Priority to US17/201,214 priority patent/US11523451B2/en
Publication of JP2021150696A publication Critical patent/JP2021150696A/ja
Priority to JP2022117754A priority patent/JP7513062B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7115498B2 publication Critical patent/JP7115498B2/ja
Priority to JP2024103477A priority patent/JP2024120089A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

この発明は、無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラムに関する。
複数の無線通信方式によって外部の電子機器と通信接続が可能な無線通信装置がある。無線通信方式には、その特性によってデータの高速な伝送ができるものの通信使用量が多いもの、また、低速で限定的な通信が可能ながら、電力消費が非常に小さいものがある。
携帯型の無線通信装置などでは、当該無線通信装置の使用状況などに応じて通信の使用量も変化する。特許文献1では、ローパワー動作の内部回路では、ブルートゥース(登録商標)ローエナジー(BLE)が利用可能であり、ハイパワー動作の内部回路では、ブルートゥースなどが利用可能な電子機器について開示している。
特開2016-59751号公報
ところで、複数の無線通信方式間では、独立して動作する場合がある。このとき、一方の無線通信方式から他方の無線通信方式に切り替えたい場合に、通信相手の電子機器で、他方の無線通信方式での接続先が特定されていないので、即座に所望の接続先を選択して接続ができるとは限らず、通信が途切れる場合があるという課題がある。
この発明の目的は、特定の電子機器とより継続的に通信を行うことのできる無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得し、
前記外部機器との通信接続先を前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方から他方に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する
ことを特徴とする無線通信装置である。
本発明に従うと、無線通信装置において、特定の電子機器とより継続的に通信を行うことができるという効果がある。
本実施形態の無線通信システムを示す図である。 本実施形態の電子機器の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態のスマートウォッチの機能構成を示すブロック図である。 接続情報テーブルの内容の例を示す図表である。 ホスト装置と端末装置との間での通信を示すシーケンス図である。 電子機器で実行される通信接続制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 接続情報取得処理の制御手順を示すフローチャートである。 接続情報テーブルの他の例を示す図表である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の無線通信システム1を示す図である。
無線通信システム1は、電子機器100(無線通信装置)と、端末装置500(外部機器)などを含む。電子機器100は、例えば、スマートフォンといった携帯可能なコンピュータである。ここでは、端末装置500は、例えば、スマートウォッチであり、身体に装着されるウェアラブル端末や、スマートフォンとともに携帯されるものである。電子機器100と端末装置500との間では、ブルートゥースのバージョン3に含まれるいずれか(クラシックブルートゥース;第1の通信規格。以下、BTと記す)の規格、及びバージョン4に含まれるローエナジー(ブルートゥースローエナジー;第2の通信規格。以下、BLEと記す)の規格による通信が可能となっている。
特には限られないが、本実施形態の無線通信システム1では、電子機器100は、BT/BLEにおけるホスト装置(セントラル、マスタ)として動作する。また、端末装置500は、BT/BLEにおける端末装置(ペリフェラル、スレイブ)として動作する。
図2は、本実施形態の電子機器100の機能構成を示すブロック図である。
電子機器100は、CPU11(Central Processing Unit)(制御部)と、RAM12(Random Access Memory)と、発振回路15と、分周回路16と、計時回路17と、通信部21と、記憶部22と、操作受付部23と、表示部24と、電力供給部30などを備える。
CPU11は、電子機器100の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU11は、各種演算処理を行って制御動作を行う。制御動作としては、計時回路17が計数する日時に基づく日時など、表示部24により行わせる各種表示の制御や、端末装置500から取得された生体情報の処理に係る制御などが含まれ得る。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。このRAM12は、例えば、DRAMを有するが、これに加えて書き換え可能な不揮発性メモリなどを有していてもよい。
RAM12には、通信接続機器情報121が記憶されている。通信接続機器情報121には、通信部21による近距離無線通信の通信接続先となる外部電子機器に関する機器識別情報が含まれる。外部電子機器には、端末装置500が含まれ、機器識別情報は、記憶部22の接続情報テーブル222から必要なものが読み出される。
発振回路15は、所定周波数の信号(クロック信号)を生成して出力する。クロック信号の生成には、例えば、水晶発振子やMEMS発振子(Micro Electro-Mechanical Systems)などが用いられる。
分周回路16は、発振回路15から入力されたクロック信号を設定された分周比で分周した分周信号を出力する。分周比の設定は、CPU11により変更されてよい。
計時回路17は、分周回路16から入力された所定の周波数の信号(クロック信号と同一周波数であってもよい)を計数することで現在の日時を計数、保持する。CPU11は、通信部21により外部電子機器から取得された現在日時情報に基づいて、計時回路17により計数されている日時を修正することが可能である。
CPU11、RAM12、発振回路15、分周回路16及び計時回路17は、マイコン10上に位置している。RAM12や発振回路15(特にそのうちの発振子)などは、マイコン10に外付けされていてもよい。
通信部21は、アンテナA1を介して外部の電子機器と行われる通信に係る電波の送受信及びデータの処理を通信規格に基づいて制御する。上述のように、通信部21は、BTによる第1通信部211と、BLEによる第2通信部212とを有する。
記憶部22は、各種制御用のプログラム221や設定データなどが記憶される。記憶部22は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。記憶部22には、設定データとして、接続情報テーブル222が記憶される。接続情報テーブル222は、通信部21を介して、端末装置500を含む外部の電子機器と通信接続を行う場合に用いられる外部の電子機器の識別情報及び設定情報(ペアリングデータ及びボンディングデータ。以下、ペアリングとボンディングとをまとめてペアリングと記す)のテーブルデータを含む。ペアリングデータには、例えば、接続に係る秘密鍵のデータや、接続中の動作間隔の情報などが含まれる。
操作受付部23は、ユーザ操作などの外部からの入力操作を受け付ける。操作受付部23は、表示画面242に重ねて設けられたタッチパネルなどを有し、接触操作のあった場所や継続時間の情報を操作信号としてCPU11に出力する。操作受付部23には、押しボタンスイッチや回転スイッチなどが含まれていてもよい。
表示部24は、CPU11の制御に基づいて各種情報の表示を行う。表示部24は、表示ドライバ241と、表示画面242などを備える。表示画面242は、例えば、ドットマトリクス方式による液晶表示画面(LCD)などによりデジタル表示を行う。表示ドライバ241は、CPU11からの制御信号に基づいて、表示画面242に表示を行わせるための駆動信号を当該表示画面242に出力する。表示部24には、報知用のLEDランプなどが含まれていてもよい。
電力供給部30は、電子機器100のマイコン10などの各部に所定の駆動電圧でバッテリ31から電力供給を行う。ここでは、電子機器100は、バッテリ31として例えば外部電源に接続されて充電される充電池などを備えるが、着脱交換可能な乾電池や充電池などが用いられてもよい。
図3は、本実施形態の端末装置500の機能構成を示すブロック図である。
端末装置500は、メインマイコン51と、第1表示部52と、操作受付部53と、第1通信部54と、サブマイコン61と、第2表示部62と、計測部63と、第2通信部64と、PMIC71(Power Management IC)などを備える。
メインマイコン51は、メインCPU511と、RAM512と、記憶部513と、計時部514などを備えたメインとなる制御部である。メインマイコン51は、PMIC71を介して電源からの電力供給を受けて、第1表示部52、操作受付部53、第1通信部54などの各部の動作を制御する。
メインCPU511は、各種演算処理を行い、端末装置500の通常の動作状態における動作を統括制御する。メインCPU511は、動作の必要がない場合には、自動で又は所定の入力操作に応じて一時的に動作が停止され得る。
RAM512は、メインCPU511に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
記憶部513は、メインCPU511の実行する制御プログラム(各種アプリケーションプログラム(アプリ)を含む)や設定データなどを記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。記憶部513に記憶されるデータには、各種機能に係るアプリの動作設定及び動作に応じて生成される履歴データなどが含まれる。
計時部514は、メインCPU511の制御に基づいて現在日時を計数する。計時部514は、カウンタなどを有し、メインマイコン51の動作クロック周波数に応じて後述のRTC614よりも高精度な日時の計数を行う。
第1表示部52は、主にメインマイコン51(メインCPU511)の制御動作により表示動作がなされ、メインマイコン51が休止状態の間、併せて表示がオフされる。第1表示部52は、例えば、フルカラー液晶表示画面などを有していてよく、種々の機能に係る表示を行うことができる。
操作受付部53は、例えば、タッチパネルを有し、外部からの入力操作を受け付けて、操作内容を電気信号に変換してメインCPU511に出力する。タッチパネルへの入力操作があった場合にメインCPU511が休止しているスタンバイ状態である場合には、この電気信号が動作再開信号となってメインCPU511の動作が再開される。
第1通信部54は、外部の電子機器との無線通信を制御する。第1通信部54が通信可能な通信規格には、BTが含まれる。また、第1通信部54は、無線LAN(IEEE802.11)などによる通信が可能であってもよい。通信接続対象となる外部の電子機器には、上述の電子機器100が含まれるが、これに限られるものではない。第1通信部54は、メインCPU511の制御に基づいて動作し、メインCPU511が休止、スタンバイ時には、動作が停止される。
サブマイコン61は、サブCPU611と、RAM612と、記憶部613と、RTC614(Real Time Clock)などを備える。サブマイコン61は、PMIC71を介して電源から電力供給を受けて動作する。また、サブマイコン61は、第2表示部62、計測部63及び第2通信部64の動作を制御する。また、サブマイコン61は、メインマイコン51との間でデータのやり取りが可能であってもよい。サブマイコン61の消費電力(通常の動作時及び最大時;主にCPUのTDP(熱設計電力)や、これにRAMの容量及び枚数などの影響を加えたものを基準とすることができる)は、メインマイコン51の消費電力(それぞれ通常の動作時及び最大時)よりも小さい。すなわち、サブマイコン61は、継続的に行われる動作を比較的小さい電力消費で行うための制御部である。
サブCPU611は、各種演算処理を行い、サブマイコン61の動作を統括制御する。サブCPU611は、メインCPU511よりも低消費電力(TDPなど)であって、これに伴ってメインCPU511よりも低能力であってよい。サブCPU611は、PMIC71からの電力供給が不足していない限り、原則的に最低限の動作が維持される。なお、最低限の動作が所定の間隔で定期的に行われる場合には、当該所定の間隔で動作する期間以外の動作が休止されてスタンバイ状態とされてもよい。
RAM612は、サブCPU611に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。RAM612は、サブCPU611が上述のように動作を間欠的に行う場合であっても、PMIC71からの電力供給が正常に行われている限り、記憶データを保持する。
記憶部613は、サブCPU611の実行する制御プログラム(各種アプリを含む)や設定データなどを記憶するフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。
RTC614は、時刻の計時動作を行う通常のものであり、上述のように、メインマイコン51の計時部514による計時動作よりも精度が低いが一方で当該計時部514よりも計時動作に係る消費電力が小さく、メインマイコン51の停止時やサブマイコン61のスタンバイ時などでも継続的に日時の計数を行う。
第2表示部62は、上述のように、第1表示部52よりも消費電力が低く、例えば、モノクロ液晶画面を有する。第2表示部62は、表示動作時には、時刻の表示などの最低限の表示に加え、簡易な報知情報などの表示が可能であってもよい。第2表示部62の表示画面のリフレッシュは、機械的に行われてよく、サブマイコン61は、時刻の変化など、表示内容が変化する場合にのみ更新される画像データを第2表示部62へ出力する。
計測部63は、端末装置500の運動状態を示す物理量を計測するセンサを有する。計測部63には、例えば、加速度センサが含まれ、これに加えて方位センサ(地磁場センサ)や気圧センサ(高度センサとして用いられる)などが含まれてもよい。また、計測部63は、端末装置500の所定の姿勢、ここでは、ユーザが端末装置500の表示画面を見やすいように腕を眼前に掲げた場合の当該端末装置500の傾斜状態を検出する傾斜センサを有している。なお、計測部63の動作制御及びデータの取得動作は、メインマイコン51によっても行われてよい。
第2通信部64は、外部の電子機器との無線通信を制御する。第2通信部64が通信可能な通信規格には、BLEが含まれる。第2通信部64は、サブマイコン61の動作時(メインマイコン51のスタンバイ時)に、限定的(主に定型的)かつ小さいサイズの通信データを受信するために動作する。第2通信部64は、メインCPU511及び第1通信部54が動作している間は停止されてもよく、メインCPU511及び第1通信部54が休止、スタンバイの間に、必要に応じてサブCPU611に制御に基づいて動作する。端末装置500では、第1通信部54と第2通信部64は独立しており、各々異なるBDアドレス(識別情報、MACアドレスとも呼ぶ)を有している。
メインCPU511及びサブCPU611が本実施形態の通信制御部を構成する。
PMIC71は、電源からメインマイコン51及びサブマイコン61への電力供給を制御する。PMIC71は、例えば、メインマイコン51及びサブマイコン61への電力出力可否の切り替えスイッチや、出力電圧などを調整するDC/DCコンバータなどを備え、メインマイコン51及びサブマイコン61の各動作時に適切な電力をこれらに供給する。
次に、端末装置500における動作モード及び表示動作について説明する。
端末装置500は、消費電力に応じた複数の動作状態、ここでは、例えば、メインマイコン51の動作による通常の動作状態である通常動作モード(第1動作状態)と、サブマイコン61の動作により、メインマイコン51の動作よりも低消費電力の省電力動作モード(第2動作状態)とを有する。
省電力動作モードは、ユーザにより端末装置500が基準時間以上継続して利用されていないと判別された場合に移行し、何らかの利用が検出された場合に解除される。利用されていない状態は、例えば、操作受付部23による操作の受付、計測部63による移動の検出、例えば、加速度の検出や姿勢の変化の検出などがいずれもなされていない場合に判別される。
また、端末装置500では、電子機器100から受信した所定の報知内容を表示させることができる。通常動作モードでは、第1通信部54により受信された詳細内容が第1表示部52により表示されてよい。省電力動作モードでは、第2通信部64により受信された報知種別などの最小限の情報が、第2表示部62により予め定められた標識などで表示されてもよい。第2通信部64により予め設定された重要情報などが受信された場合には、通常動作モードに復帰して、第1通信部54により改めて当該重要情報の詳細内容を受信し、第1表示部52により表示させてもよい。
次に、電子機器100と端末装置500との通信動作について説明する。
端末装置500では、上述のように、メインマイコン51の動作状態に応じてBTとBLEの動作が切り替えられる。メインマイコン51の動作時には、BTが動作し、メインマイコン51が休止してサブマイコン61が動作すると、BLEが動作する。
ホスト装置である電子機器100では、メインマイコン51の休止時及び動作復帰時には、接続先を変更する必要がある。記憶部22の接続情報テーブル222には、接続解除/接続確立が切り替えられる同一端末装置500の識別情報を含む第1通信部54と第2通信部64のペアリング情報の対応関係が記憶、保持されている。一方の接続が解除される場合には、接続情報テーブル222が参照されて、切替先の識別情報が特定され、速やかに接続が確立される。
図4は、接続情報テーブル222の内容の例を示す図表である。
グループIDは、端末装置500などの端末装置ごとに設定される。各端末装置について、複数の通信方式での通信が可能な場合には、当該通信方式にそれぞれ対応付けられたBDアドレスが、同一のグループIDに更に対応付けられて保持される。この接続情報テーブル222が参照されることで、端末装置500における一の通信規格(一方)から他の通信規格(他方)に切り替え、移行する際に移行先の通信規格に係る通信部の識別情報により通信接続先を特定することができる。これにより、保持している他のペアリング情報などに基づいて関係のない装置との通信接続の確立を試みるといった手間や時間が省かれる。
図5は、ホスト装置(ここでは電子機器100)と端末装置(ここでは端末装置500)との間での通信を示すシーケンス図である。
まず、通常時には、ホスト装置から端末装置のBT(第1通信部54)に対して接続要求がなされ、端末装置(第1通信部54)からの返答により接続が確立される。その後、必要に応じてホスト装置から端末装置へ通知が送られる。端末装置からホスト装置に送られる情報がある場合には、ホスト装置は端末装置に当該情報を要求してもよい。
端末装置でメインCPU511が休止して、スタンバイ状態に移行する場合、端末装置からホスト装置に対して、メインCPU511の休止に係る連絡(すなわち、BTからBLEへ切り替えを行う情報)が送信される。ホスト装置は、この連絡を受信すると、接続情報テーブル222を参照して端末装置のBT(一方)の識別情報とペアになっているBLE(他方)の識別情報を特定、取得する。そして、ホスト装置から取得された識別情報を用いて端末装置のBLEからの電波を速やかに特定し、接続を確立する。その後は、BLEを介して簡単な通知情報などがホスト装置から端末装置へ送信可能となる。
BTの通信は、BLEの通信と同時に可能な場合には、BLEの通信接続がなされてから解除がなされればよいし、択一的に動作する場合には、BLEの通信接続が確立された直後にBTの通信接続が解除されてもよい。
また、メインCPU511が動作に復帰する場合、端末装置では、BLEによりホスト装置に対してメインCPU511の動作再開に係る連絡が送信される。ホスト装置では、これを受けて接続情報テーブル222を参照し、端末装置のBLEの接続情報と対になっているBTの接続情報を特定、取得する。そして、ホスト装置は、取得された接続情報に基づいて端末装置のBTを選択して速やかに接続要求を送信する。これにより、端末装置では、メインCPU511及び第1通信部54の動作が再開し次第、BTによるホスト装置との通信接続が確立される。BLEの切断も、BTとの接続確立後であってもよいし、接続直前であってもよい。
なお、メインCPU511の休止連絡がなく、ホスト装置からの通信に対して、第1通信部54から応答(ACK)の受信がない場合には、所定のタイムアウト時間の経過後に、BLEでの通信接続要求を送信することができる。メインCPU511が休止してBLEによる通信に切り替わっていた場合には、これによりBLEでの通信に切り替わる。メインCPU511の停止ではない場合には、BLEでの通信接続は確立されないので、所定の待機時間後に、再びBTでの通信を繰り返す。例えば、メインCPU511の動作休止ではなく、ホスト装置と端末装置の距離などに応じて一時的に通信が途切れていた場合には、BTでの通信に係る電波が届く状態に戻ると通信が再開される。
図6は、電子機器100で実行される通信接続制御処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
この通信接続制御処理は、本実施形態の通信接続制御方法を含み、例えば、電子機器100にインストールされている通信制御アプリ(本実施形態のプログラム221)の実行により継続的に起動される。
通信接続制御処理が開始されると、CPU11は、端末装置500との通信接続を確立する(ステップS1)。通常は、このときには、BTによる第1通信部54と接続される。この場合にもCPU11は、接続情報テーブル222を参照してよい。
CPU11は、定期的に通常の通信動作を行う(ステップS2)。この通信動作には、通信接続状態を維持するための制御信号のみの送受信を含む。
CPU11は、端末装置500からメインマイコン51とサブマイコン61との間での動作の切替情報を取得したか否かを判別する(ステップS3)。取得したと判別された場合には(ステップS3で“YES”)、CPU11の処理は、ステップS5へ移行する。
切替情報を取得していないと判別された場合には(ステップS3で“NO”)、CPU11は、端末装置500からの信号を受信していない時間が所定のタイムアウト時間以上経過したか否かを判別する(ステップS4)。タイムアウト時間以上経過していないと判別された場合には(ステップS4で“NO”)、CPU11の処理は、ステップS2に戻る。タイムアウト時間以上経過したと判別された場合には(ステップS4で“YES”)、CPU11の処理は、ステップS5へ移行する。
ステップS3、S4の処理からステップS5の処理へ移行すると、CPU11は、接続情報テーブル222を参照して、端末装置500における切替先BDアドレスを特定、取得する(ステップS5)。CPU11は、取得したBDアドレスにより識別される通信部に対して接続要求を行う(ステップS6)。CPU11は、通信接続が確立されたか否かを判別する(ステップS7)。確立されたと判別された場合には(ステップS7で“YES”)、CPU11は、切替前の元の通信接続を解除する(ステップS8)。それから、CPU11の処理は、ステップS2へ戻る。
接続が確立されなかったと判別された場合には(ステップS7で“NO”)、CPU11は、ステップS6の接続要求がステップS4でタイムアウト時間以上応答がなかったことによりなされたものであるか否かを判別する(ステップS9)。タイムアウト時間以上応答がなかった場合のものであると判別された場合には(ステップS9で“YES”)、CPU11は、接続の切り替えを放棄して、処理をステップS2に戻す。タイムアウト時間以上応答がなかった場合の者ではない、すなわち、切替情報の取得によるものであると判別された場合には(ステップS9で“NO”)、CPU11の処理は、ステップS6に戻る。このとき、CPU11は、ステップS6の処理を実行する前に所定の待機時間を設けてよい。
ステップS5、S6の処理が本実施形態の接続ステップ(接続手段)を構成する。
図7は、接続情報テーブル222を生成、更新するための接続情報取得処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。この接続情報取得処理は、新しい端末装置500などとの最初の接続時、すなわち、電子機器100が端末装置500の第1通信部54及び第2通信部64の識別情報を有していない場合に実行される。
接続情報取得処理が開始されると、CPU11は、端末装置500に対して通信接続を要求し、通信接続を確立する(ステップS41)。CPU11は、端末装置500から第1通信部54の識別情報と、ペアリング情報とを取得する(ステップS42)。
CPU11は、ペアリング情報に基づいて他の通信部の有無を判別する(ステップS43)。このアプリでは、端末装置500の機種別情報が取得されることで、当該端末装置500が有する通信部の数や種別を推定する(ステップS43)。なお、推定が困難な場合には、他の通信部を有するものとして以降の処理を進めてよい。CPU11は、端末装置500が現在接続中の通信部のほかに通信部を有するか否かを判別する(ステップS44)。
他に通信部を有すると判別された場合には(ステップS44で“YES”)、CPU11は、当該他の通信部の識別情報を現在接続中の通信部に対して要求する(ステップS45)。CPU11は、他の通信部の識別情報を取得する(ステップS46)。それから、CPU11の処理は、ステップS47に移行する。他の通信部を有しないと判別された場合には(ステップS44で“NO”)、CPU11の処理は、ステップS47に移行する。
ステップS44、S46の処理からステップS47の処理に移行すると、CPU11は、得られた1又は複数の識別情報を機器に対応付けてその対応関係を接続情報テーブル222に記憶させる(ステップS47;情報取得ステップ、情報取得手段)。そして、CPU11は、接続情報取得処理を終了する。CPU11は、現在接続中の通信部との通信接続を遮断してもよい。
図8は、接続情報テーブル222の他の例を示す図表である。
BDアドレスは、固定値に限られず、値を変更することができる。複数のBDアドレスを循環して利用する場合などでは、予め全てのBDアドレスを識別情報として取得し、接続情報テーブル222に記憶させておくことができる。動作モードの切り替わり時に、何番目のBDアドレスを利用するかを示す情報を併せて指定したり、あるいは、切り替わりタイミング、例えば日付などに応じて選択される場合には、CPU11が適切なBDアドレスを選択、指定して通信接続を要求することができる。
以上のように、本実施形態の電子機器100は、BTにより端末装置500の第1通信部54と無線通信を行い、BLEでこの端末装置500の第2通信部64と無線通信を行う通信部21と、CPU11と、を備える。CPU11は、第1通信部54の識別情報、ここでは、BDアドレスと第2通信部64のBDアドレスとの対応関係を取得し、端末装置500における通信接続先を第1通信部54及び第2通信部64のうち一方から他方に切り替える場合に、取得したBDアドレスに基づいて他方のBDアドレスを特定し、当該他方のBDアドレスを用いて他方との通信接続を確立する。
このように、通信相手が複数の通信部を有し、状況に応じていずれかを選択的に用いるような場合に、当該複数の通信部のBDアドレスの対応関係を取得しておくことで、通信接続先の切り替え時に切り替え対象からの電波を容易かつ速やかに特定して繋ぎ替えることができるので、通信の切断時間を短縮することができる。また、この情報を保持しないと、受信したアドバタイズなどに基づいてペアリング設定を有する他の端末装置との接続がなされる場合が生じ、不要な接続に伴う電力消費や、当該不要な接続の確立及び解除に要する時間などが無駄になる。したがって、この電子機器100では、効率よく、ほぼ継続的に端末装置500との間で通信を行うことができる。
また、CPU11は、端末装置500から切り替えを行う情報が受信された場合に、他方のBDアドレスを取得して、当該他方との通信接続を確立する。端末装置500で切り替えが行われる場合に、このような通知を受信してから速やかに通信の切り替えが可能なので、端末装置500の側で待機時間などを取らずとも、ほぼ継続的な通信が可能となる。
また、端末装置500は、消費電力に応じた複数の動作状態として、通常動作モードと省電力モードとを有し、切り替えを行う情報には、上記複数の動作状態間での切り替えを行う情報が含まれる。すなわち、端末装置500で省電力モードへの移行に伴って通信も省電力に対応した規格に合わせて変更させるような場合やその反対の際に、通信接続相手を速やかに切り替えができるので、端末装置500において速やかに省電力に移行したり、速やかに多様な動作に切り替えたりする場合における通信の接続をより適切にほぼ継続させることができる。
また、電子機器100は、第1通信部54のBDアドレスと第2通信部64のBDアドレスとを対応付けて記憶する記憶部22を備える。記憶部22、特に、不揮発性のメモリにこの対応関係を保持しておくことで、一度登録された情報を永続的に利用可能となり、2度目以降の通信接続時の手間を軽減することができる。
また、CPU11は、第1通信部54のBDアドレス又は第2通信部64のBDアドレスを有さずに、第1通信部54との通信を行う場合に、当該第1通信部54との通信により第1通信部54のBDアドレスと、第2通信部64のBDアドレスとを取得する。すなわち、端末装置500との最初の接続時に、第1通信部54との通信において、第1通信部54と第2通信部64のBDアドレスをまとめて取得することで、端末装置500内の複数の通信部の対応関係の情報を特定することができる。また、各通信部から各々情報を取得する手間を軽減し、以降の迅速な切り替えを可能とする。
また、2つの通信規格は、クラシックブルートゥースと、ブルートゥースローエナジーとすることができる。これらは同じ近距離無線通信の規格でありながら、大きく特徴が異なり、特に、データ伝送量と電力消費量に大きな差があるので、状況に応じて使い分けることで、効率的な通信が可能になる。このような通信の間での切り替えをスムーズに行ってほぼ継続的な通信が可能となることで、ほぼリアルタイムなやり取りが可能となる。
また、電子機器100はスマートフォンである。多機能のスマートフォンから端末装置500に各種情報を送信したり、端末装置500で得られたデータをスマートフォンで解析、表示などを行ったりする場合に、スムーズな切り替えによって通信の継続性を得ることができる。
また、本実施形態の端末装置500は、BTで通信を行う第1通信部54と、BLEで通信を行う第2通信部64と、メインマイコン51のメインCPU511及びサブマイコン61のサブCPU611と、を備える。メインCPU511は、第1通信部54による電子機器100との通信時に当該電子機器100から第2通信部64のBDアドレスを要求された場合には、第1通信部54により第2通信部64のBDアドレスを送信させる。このように、2つの通信部が独立して動作可能な場合、に、接続先電子機器100に両方の通信部の識別情報を一括して送っておくことで、柔軟にこれら両方の通信部の利用を切り替えても不要な切断時間を長く生じさせないようにさせることができる。これによって、特に小型の端末装置において、ホスト装置から必要な情報を随時取得したり、動作状況によらずに必要な情報をホスト装置に出力したりすることができる。
また、本実施形態の無線通信システム1は、BTの規格で通信を行う第1通信部54、及びBLEの規格で通信を行う第2通信部64を備える端末装置500と、BTの規格で第1通信部54と無線通信を行い、BLEの規格で第2通信部64と無線通信を行う通信部21、及びCPU11を備える電子機器100と、を含む。
電子機器100のCPU11は、第1通信部54のBDアドレス(識別情報)と第2通信部64のBDアドレスとの対応関係を取得し、端末装置500が第1通信部54及び第2通信部64のうち一方による無線通信から他方による無線通信に切り替える場合に、取得したBDアドレスに基づいて他方のBDアドレスを特定し、当該他方のBDアドレスを用いて他方との通信接続を確立する。
この無線通信システム1では、独立した複数の通信部を有する端末装置500の当該複数の通信部の各識別情報を対応付けて電子機器100に保持させることで、複数の通信部間で動作させる通信部を切り替える場合に、通信の中断時間が長くなるのを抑制して速やかに切替先との通信接続を確立させることができる。したがって、通信接続の手間を軽減させることができる。また、ほぼ継続的に通信を続けることができるので、データの送受信の遅延を防ぐことができる。
また、本実施形態の通信接続制御方法は、第1通信部54のBDアドレスと第2通信部64のBDアドレスとの対応関係を取得する情報取得ステップ、端末装置500との間で、第1通信部54及び第2通信部64のうち一方との無線通信から他方との無線通信に切り替える場合に、取得したBDアドレスに基づいて他方のBDアドレスを特定し、当該他方のBDアドレスを用いて他方との通信接続を確立する接続ステップ、を含む。このような通信接続制御方法により、端末装置500で通信部を切り替える場合でも手間をかけずに迅速に切り替えを完了することができる。したがって、この通信接続制御方法では、通信の中断時間を短くし、切替を挟んでほぼ継続的な通信を維持することができる。
また、上記通信接続制御方法のプログラム221をインストールしてソフトウェア的に通信接続の切り替え制御を行うことで、ハードウェアに特別な構成を追加せずとも容易に通信の中断時間を短くし、切替を挟んでほぼ継続的な通信を維持することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、通常動作モードと省電力モードとの間での切替の場合を例に挙げて説明したが、これに限らない。3つ以上の他の動作モードを有しており、各動作モードに応じて利用可能な通信部の切り替えが定められていてもよい。また、消費電力以外の動作に応じた動作モードが定められていてもよい。例えば、実行する機能に応じてデータ伝送量が大きく変化する場合などに、適切なデータ伝送速度などに応じた切り替えなどが行われる場合などであってもよい。
また、上記実施の形態では、通常動作モードと省電力モードとの間での切り替え通知が通信部の切り替え動作の通知として利用されたが、これに限られない。例えば、直接通信部の切り替えを示す通知がなされてもよいし、他のトリガに応じて切替がなされる場合には、当該トリガの情報が利用されてもよい。
また、上記実施の形態では、BTの規格とBLEの規格との切り替えの場合を例に挙げて説明したが、これに限るものではない。他の規格に基づく通信間で切り替えを行う場合でも同様に各通信部の識別記号、例えば、MACアドレスなどを対応付けて記憶させて、速やかに切り替えを行うことができるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、スマートフォンとスマートウォッチとの間の接続について説明したが、これに限られない。2台の通信装置間の接続であればよい。
また、上記実施の形態では、第1通信部54の識別情報と第2通信部64の識別情報とがまとめて1つの接続情報テーブル222に保持されることとしたが、対応付けさえされていれば、別個のテーブルデータであってもよい。例えば、通信部21が第1通信部211により通信を行う場合のペアリング情報と第2通信部212により通信を行う場合のペアリング情報とが別個に保持されていてもよく、この場合に、同一端末装置500の通信部については、各ペアリング情報において対応する識別記号などが付されていてもよいし、他方の情報の記憶位置を示す目メモリ上のアドレスやポインタなどが記憶されていてもよい。また、接続情報テーブル222が記憶部22に記憶される場合に限られない。ネットワーク上の記憶部、例えば、クラウド上などにリストが保持されていてもよい。
また、以上の説明では、本発明に係るCPU11の処理動作に係る通信制御処理のプログラム221を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体として不揮発性メモリを有する記憶部22を例に挙げて説明したが、これに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD(Hard Disk Drive)や、CD-ROMやDVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御内容や手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得し、
前記外部機器との通信接続先を前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方から他方に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する
ことを特徴とする無線通信装置。
<請求項2>
前記制御部は、前記外部機器から前記切り替えを行う情報が受信された場合に、前記他方の識別情報を取得して、当該他方との通信接続を確立することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
<請求項3>
前記外部機器は、消費電力に応じた複数の動作状態を有し、
前記切り替えを行う情報には、前記複数の動作状態間での切り替えを行う情報が含まれることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
<請求項4>
前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
<請求項5>
前記制御部は、前記第1通信部の識別情報又は前記第2通信部の識別情報を有さずに、前記第1通信部との通信を行う場合に、当該第1通信部との通信により前記第1通信部の識別情報と、前記第2通信部の識別情報とを取得することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
<請求項6>
前記第1の通信規格は、クラシックブルートゥースであり、前記第2の通信規格は、ブルートゥースローエナジーであることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
<請求項7>
当該無線通信装置はスマートフォンであることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の無線通信装置。
<請求項8>
第1の通信規格で通信を行う第1通信部と、
前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で通信を行う第2通信部と、
通信制御部と、
を備え、
前記通信制御部は、
前記第1通信部による無線通信装置との通信時に当該無線通信装置から前記第2通信部の識別情報を要求された場合には、前記第1通信部により前記第2通信部の識別情報を送信させる
ことを特徴とする端末装置。
<請求項9>
第1の通信規格で通信を行う第1通信部、及び前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で通信を行う第2通信部を備える端末装置と、
前記第1の通信規格で前記第1通信部と無線通信を行い、前記第2の通信規格で前記第2通信部と無線通信を行う通信部と、制御部と、を備える無線通信装置と、
を含み、
前記制御部は、
前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得し、
前記端末装置が前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方による無線通信から他方による無線通信に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する
ことを特徴とする無線通信システム。
<請求項10>
第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、を備える無線通信装置の通信接続制御方法であって、
前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得する情報取得ステップ、
前記外部機器と、前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方との無線通信から他方との無線通信に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する接続ステップ、
を含むことを特徴とする通信接続制御方法。
<請求項11>
第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、を備える無線通信装置のコンピュータを、
前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得する情報取得手段、
前記外部機器と、前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方との無線通信から他方との無線通信に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する接続手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 無線通信システム
10 マイコン
11 CPU
12 RAM
121 通信接続機器情報
15 発振回路
16 分周回路
17 計時回路
21 通信部
22 記憶部
221 プログラム
222 接続情報テーブル
23 操作受付部
24 表示部
241 表示ドライバ
242 表示画面
30 電力供給部
31 バッテリ
51 メインマイコン
511 メインCPU
512 RAM
513 記憶部
514 計時部
52 第1表示部
53 操作受付部
54 第1通信部
61 サブマイコン
611 サブCPU
612 RAM
613 記憶部
614 RTC
62 第2表示部
63 計測部
64 第2通信部
71 PMIC
100 電子機器
500 スマートウォッチ
A1 アンテナ

Claims (11)

  1. 第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得し、
    前記外部機器との通信接続先を前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方から他方に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記外部機器から前記切り替えを行う情報が受信された場合に、前記他方の識別情報を取得して、当該他方との通信接続を確立することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記外部機器は、消費電力に応じた複数の動作状態を有し、
    前記切り替えを行う情報には、前記複数の動作状態間での切り替えを行う情報が含まれることを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報とを対応付けて記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、前記第1通信部の識別情報又は前記第2通信部の識別情報を有さずに、前記第1通信部との通信を行う場合に、当該第1通信部との通信により前記第1通信部の識別情報と、前記第2通信部の識別情報とを取得することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1の通信規格は、クラシックブルートゥースであり、前記第2の通信規格は、ブルートゥースローエナジーであることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 当該無線通信装置はスマートフォンであることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  8. 第1の通信規格で通信を行う第1通信部と、
    前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で通信を行う第2通信部と、
    通信制御部と、
    を備え、
    前記通信制御部は、
    前記第1通信部による無線通信装置との通信時に当該無線通信装置から前記第2通信部の識別情報を要求された場合には、前記第1通信部により前記第2通信部の識別情報を送信させる
    ことを特徴とする端末装置。
  9. 第1の通信規格で通信を行う第1通信部、及び前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で通信を行う第2通信部を備える端末装置と、
    前記第1の通信規格で前記第1通信部と無線通信を行い、前記第2の通信規格で前記第2通信部と無線通信を行う通信部と、制御部と、を備える無線通信装置と、
    を含み、
    前記制御部は、
    前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得し、
    前記端末装置が前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方による無線通信から他方による無線通信に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  10. 第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、を備える無線通信装置の通信接続制御方法であって、
    前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得する情報取得ステップ、
    前記外部機器と、前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方との無線通信から他方との無線通信に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する接続ステップ、
    を含むことを特徴とする通信接続制御方法。
  11. 第1の通信規格で外部機器の第1通信部と無線通信を行い、前記第1の通信規格と異なる第2の通信規格で前記外部機器の第2通信部と無線通信を行う通信部と、を備える無線通信装置のコンピュータを、
    前記第1通信部の識別情報と前記第2通信部の識別情報との対応関係を取得する情報取得手段、
    前記外部機器と、前記第1通信部及び前記第2通信部のうち一方との無線通信から他方との無線通信に切り替える場合に、取得した前記識別情報に基づいて前記他方の識別情報を特定し、当該他方の識別情報を用いて前記他方との通信接続を確立する接続手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2020045902A 2020-03-17 2020-03-17 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム Active JP7115498B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045902A JP7115498B2 (ja) 2020-03-17 2020-03-17 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム
US17/201,214 US11523451B2 (en) 2020-03-17 2021-03-15 Wireless communication device, terminal, wireless communication system, connection control method and recording medium
JP2022117754A JP7513062B2 (ja) 2020-03-17 2022-07-25 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム
JP2024103477A JP2024120089A (ja) 2020-03-17 2024-06-27 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045902A JP7115498B2 (ja) 2020-03-17 2020-03-17 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022117754A Division JP7513062B2 (ja) 2020-03-17 2022-07-25 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021150696A JP2021150696A (ja) 2021-09-27
JP7115498B2 true JP7115498B2 (ja) 2022-08-09

Family

ID=77746930

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020045902A Active JP7115498B2 (ja) 2020-03-17 2020-03-17 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム
JP2022117754A Active JP7513062B2 (ja) 2020-03-17 2022-07-25 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム
JP2024103477A Pending JP2024120089A (ja) 2020-03-17 2024-06-27 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022117754A Active JP7513062B2 (ja) 2020-03-17 2022-07-25 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム
JP2024103477A Pending JP2024120089A (ja) 2020-03-17 2024-06-27 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11523451B2 (ja)
JP (3) JP7115498B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220279323A1 (en) * 2020-09-29 2022-09-01 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for acquiring information of chip device using gas in wireless lan system in smart home environment

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160057803A1 (en) 2014-08-21 2016-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for selecting communication method and electronic device thereof
JP2016081372A (ja) 2014-10-20 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 表示装置、及び、表示装置の制御方法
JP2017076284A (ja) 2015-10-15 2017-04-20 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、及びプログラム
JP2018011265A (ja) 2016-07-15 2018-01-18 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置、印刷装置、及び、制御方法
JP2019033305A (ja) 2017-08-04 2019-02-28 オンキヨー株式会社 無線通信装置
JP2019148955A (ja) 2018-02-27 2019-09-05 セイコーエプソン株式会社 端末装置、通信システム、プログラム及び表示制御方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3960963B2 (ja) * 2003-10-29 2007-08-15 京セラ株式会社 移動通信端末、移動通信管理装置、移動通信システム、移動通信端末プログラム、移動通信管理プログラムおよび移動通信方法
JP2006279577A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fujitsu Ltd デュアルモード通信方法およびデュアルモード通信端末
US8432305B2 (en) * 2009-09-03 2013-04-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic apparatus, control method thereof, remote control apparatus, and control method thereof
JP5944992B2 (ja) * 2011-07-25 2016-07-05 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 電子機器及び電子機器の動作方法
WO2013058423A1 (ko) * 2011-10-21 2013-04-25 엘지전자 주식회사 전자기기 및 전자기기의 동작 방법
KR20150018125A (ko) * 2013-08-09 2015-02-23 엘지전자 주식회사 전자 디바이스 및 전자 디바이스와 통신하는 단말기
JP2015180043A (ja) * 2014-02-25 2015-10-08 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
JP6459251B2 (ja) 2014-07-03 2019-01-30 セイコーエプソン株式会社 通信端末装置、通信システム、プログラム、及び、通信端末装置の制御方法
KR102397285B1 (ko) * 2014-07-31 2022-05-12 엘지전자 주식회사 블루투스 통신을 지원하는 무선 통신 시스템에서 전자기기를 제어하기 위한 방법 및 장치
JP2016059751A (ja) 2014-09-22 2016-04-25 カシオ計算機株式会社 表示装置、電子機器及びその制御方法、制御プログラム
US9635495B2 (en) 2014-12-03 2017-04-25 Silverplus, Inc. Supporting virtually simultaneous operation of dual wireless protocols in a single device
JP6485153B2 (ja) * 2015-03-24 2019-03-20 富士ゼロックス株式会社 端末、処理装置、処理システムおよびプログラム
JP6600957B2 (ja) * 2015-03-26 2019-11-06 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、およびプログラム
JP6312733B2 (ja) * 2016-03-31 2018-04-18 キヤノン株式会社 情報処理装置、通信装置、制御方法及びプログラム
WO2017167376A1 (en) 2016-03-31 2017-10-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Multi-modulation transmitter, receiver and methods for handling multi-modulation in wireless communication systems
US10939490B2 (en) 2016-06-27 2021-03-02 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for establishing classic Bluetooth connection between dual-mode Bluetooth devices, and dual-mode Bluetooth device
JP6701017B2 (ja) * 2016-07-15 2020-05-27 キヤノン株式会社 通信装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2018014545A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置、無線通信方法、無線通信端末及びプログラム
KR102607647B1 (ko) * 2017-01-24 2023-11-30 삼성전자주식회사 전자 장치 및 전자 장치의 테더링 연결 방법
JP6914697B2 (ja) * 2017-03-31 2021-08-04 キヤノン株式会社 プログラム、情報処理装置、および通信システム
JP7254023B2 (ja) 2017-10-04 2023-04-07 株式会社ヨコオ 送受信装置、携帯端末、及び通信用プログラム
US10542574B1 (en) * 2017-11-15 2020-01-21 Amazon Technologies, Inc. Wireless device connection handover
JP7101525B2 (ja) 2018-04-20 2022-07-15 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、並びに、プログラム
EP3576441A1 (en) * 2018-05-31 2019-12-04 Koninklijke Philips N.V. Device for wireless communication handover
US10372190B1 (en) * 2018-06-26 2019-08-06 Cypress Semiconductor Corporation System and methods for arbitrating communications by collocated communication circuitry

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160057803A1 (en) 2014-08-21 2016-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for selecting communication method and electronic device thereof
JP2016081372A (ja) 2014-10-20 2016-05-16 セイコーエプソン株式会社 表示装置、及び、表示装置の制御方法
JP2017076284A (ja) 2015-10-15 2017-04-20 キヤノン株式会社 通信装置、その制御方法、及びプログラム
JP2018011265A (ja) 2016-07-15 2018-01-18 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置、印刷装置、及び、制御方法
JP2019033305A (ja) 2017-08-04 2019-02-28 オンキヨー株式会社 無線通信装置
JP2019148955A (ja) 2018-02-27 2019-09-05 セイコーエプソン株式会社 端末装置、通信システム、プログラム及び表示制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024120089A (ja) 2024-09-03
JP2021150696A (ja) 2021-09-27
US11523451B2 (en) 2022-12-06
JP2022153524A (ja) 2022-10-12
US20210298101A1 (en) 2021-09-23
JP7513062B2 (ja) 2024-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3627911B1 (en) Power sensitive wireless communication radio management
KR101449810B1 (ko) 휴대 단말 장치, 기록 매체 및 제어 방법
CN108292491B (zh) 显示装置以及其控制方法
US10136297B2 (en) Radio communication device, radio communication method, computer-readable recording medium, and peripheral which change a time interval of low power communication protocol discovery messages
EP2733995B1 (en) Control method and device for awaking intelligent terminal
KR20160057091A (ko) 전자 장치 및 그의 배터리 충방전 제어 방법
JP2024120089A (ja) 無線通信装置、端末装置、無線通信システム、通信接続制御方法及びプログラム
JP6432767B2 (ja) 電子機器及びその制御方法、制御プログラム
CN104977979B (zh) 时钟源切换方法和系统
KR20120138311A (ko) 휴대 단말기에서 배터리를 교체하는 장치 및 방법
US8140129B2 (en) Mobile phone terminal and communication system
CN110278325B (zh) 通过显示器提供通知的电子设备及其控制方法
US11815980B2 (en) Electronic device, control method, and recording medium for controlling switching first controller and second controller to communicator
US9292071B2 (en) Electronic device and method for setting time of timer
US8625494B2 (en) Portable router and power saving control method thereof
JP7136149B2 (ja) 通信装置、通信接続制御方法及びプログラム
US10327125B2 (en) Communication apparatus, control method for communication apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
US20070064400A1 (en) Information apparatus and display control method
KR101485154B1 (ko) 외부 디바이스와 이에 도킹되는 휴대 단말의 웨이크 업 모드 전환 방법
JP7040034B2 (ja) 情報処理装置及び画像形成装置
JP2013121266A (ja) 電子機器および電子機器の状態制御方法
WO2023245656A1 (zh) 终端控制方法及装置、通信设备及存储介质
JP6958201B2 (ja) 無線通信装置、電子時計、無線通信方法、及びプログラム
JP6569401B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法及びプログラム
KR100610489B1 (ko) 무선통신 단말기의 아이들 모드에서의 배터리 레벨 관리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7115498

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150