JP2014016519A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置が変形した状態において、簡易な操作で、表示データにおける表示領域を変更すること。
【解決手段】変形可能な表示手段3と、表示手段3の変形状態を検出する変形検出手段4と、変形検出手段4により、表示手段3が変形した状態において、表示手段3の変形位置が連続的に変化したことが検出された場合には、変形位置の変化に応じて、表示手段3に表示される表示データにおける表示領域を変更する変更手段14と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関する。
近年、電子ペーパーや有機ELディスプレイなどといった表示装置に関して、フレキシブルな素材で作られ、折り曲げることができる表示装置が研究されており、試作品の発表が行われている。このような表示装置において、例えば、折り曲げ位置に応じて表示画像のサイズや表示テキストの改行位置などを変更する表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−243621号公報
上述したようなフレキシブルな表示装置では、表示装置が変形した状態においても、簡易な操作で、表示データにおける表示領域を変更できることが望ましい。しかしながら、上述した従来技術では、この点について考慮されていなかった。
本発明による表示装置は、変形可能な表示手段と、表示手段の変形状態を検出する変形検出手段と、変形検出手段により、表示手段が変形した状態において、表示手段の変形位置が連続的に変化したことが検出された場合には、変形位置の変化に応じて、表示手段に表示される表示データにおける表示領域を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示装置が変形した状態において、簡易な操作で、表示データにおける表示領域を変更できる。
(A)は、本実施形態による表示装置の表面を説明する図であり、(B)は、この表示装置の裏面を説明する図である。 図1の表示装置における表示部の断面図である。 表示装置の要部構成を説明するブロック図である。 表示部が2つ折りにされた様子を説明する図である。 全体表示モードと折曲表示モードとを説明する図である。 折曲表示モードにおける操作を説明する図である。 表示データのスクロールを説明する図である。 折曲表示モードにおける操作を説明する図である。 全体表示モードにおける表示例を説明する図である。 全体表示モードと折り曲げ表示モードとの状態遷移を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1(A)は、本実施形態による表示装置1の表面を説明する図であり、図1(B)は、この表示装置1の裏面を説明する図である。図1(A)に示すように、表示装置1の表面には、薄いシート状の表示部2が設けられている。なお、本実施形態では上下左右と表記する場合、矩形状の表示装置1の短手方向を上下方向、長手方向を左右方向とした場合の位置関係に基づくものとする。
この表示部2の断面図を、図2に示す。表示部2は、高い柔軟性を有するフレキシブル電気泳動ディスプレイ(EPD:Electrophoretic Display、いわゆる電子ペーパー)3の表示面に、同じく高い柔軟性を有するマルチタッチ対応感圧型タッチパネル4が貼り付けられた構造を有する。このタッチパネル4は、透明な感圧型抵抗素子を用いるもので、同時に画面内に加えられた複数点の圧力をそれぞれ測定可能に構成されている。
また、図1(B)に示すように、表示装置1の裏面における周辺部には、表示部2と同様に高い柔軟性を有する感圧型タッチパネル5が設けられている。以下の説明では、表示装置1の表面に設けられたタッチパネル4を表面タッチパネル4と呼び、裏面に設けられたタッチパネル5を裏面タッチパネル5と呼ぶ。なお、裏面タッチパネル5は、表示部2を表裏両面側から指で摘む操作(詳しくは後述する)を検出するために設けられている。したがって裏面タッチパネル5は、ユーザが表示部2を表裏両面側から指で摘んだときに表示装置1の裏面に指が接する位置を検出しうる範囲に設けられている。
このような構成により、表示装置1は、全体として高い柔軟性を有し、任意の箇所で折り曲げ可能となっている。したがって、ユーザは、広いスペースでは表示装置1を広げた状態で使用して、狭いスペースでは表示装置1を2つ折りにした状態で使用するなど、使用環境に応じて表示装置1を変形させて使用することができる。
図3は、表示装置1の要部構成を説明するブロック図である。なお、図3では、本発明に関与の少ない部分、例えば、外部装置との通信に関する部分や、メモリカードのデータを読出すインタフェース、SoC(System on a Chip)10に搭載されている他の汎用的な機能に関する部分などは省略して記載している。
表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5に加えられている圧力は、それぞれ、タッチパネルコントローラ11によって全画面を100Hz以上でスキャンされる。タッチパネルコントローラ11は、1回のスキャンごとに読み取った値を認識し、この認識結果を、I2Cシリアル通信を用いてSoC10に出力する。この出力値は、表面タッチパネル4または裏面タッチパネル5の測定面上の圧力が加えられている領域の数、各領域の形状のパターンとその形状に関係するパラメータ、座標、面積、領域内の圧力分布のパターン、領域の重心点位置、領域内の最高圧力点位置、最高圧力の値などである。ここで領域とは、表面タッチパネル4または裏面タッチパネル5の測定面上において圧力が加えられている連続した範囲を一つのグループとして認識したものである。タッチパネルコントローラ11は、この領域の形状を円、楕円、長方形などの形状パターンとのマッチングを行う。そしてタッチパネルコントローラ11は、例えば、円であれば半径と中心の座標とを算出し、長方形であれば長辺及び短辺の長さと回転角と対角線の交差点の位置の座標とを算出する。すなわちタッチパネルコントローラ11は、各形状パターンに対して形状と状態とを表すパラメータを算出する。またタッチパネルコントローラ11は、この領域内の圧力値に関して、各形状情報とともに圧力分布のパターンマッチングを行う。圧力分布のパターンとしては、ペンなどの尖端物によって押された場合、指などの柔軟物で押された場合、表示装置1上に固形物が置かれた場合、表示装置1が折り曲げられた場合などの圧力分布の代表パターンがタッチパネルコントローラ11内に記録されている。タッチパネルコントローラ11は、上記領域内の圧力値に関して、形状パターンの情報も用いて、上記圧力分布の代表パターンとのマッチングを行う。
また、タッチパネルコントローラ11内には記憶領域が設けられている。この記憶領域は、上記のようなパターンマッチング用の情報を保持する他、数回分のスキャン結果を記憶している。タッチパネルコントローラ11は、現時点でのスキャン結果と、この記憶領域内に記憶されたスキャン結果とを比較することによって、領域の増加や減少、各領域の面積の増減、領域内の重心位置や最高圧力点位置の移動距離、移動方向といった情報を解析し、解析結果をSoC10に出力する。またタッチパネルコントローラ11は、このタッチパネルコントローラ11による認識結果以外に、SoC10からのコマンドに応じて全画面の圧力値をSoC10に出力することもできる。上記のような認識処理をタッチパネルコントローラ11内で行うことによって、SoC10内部コアの演算負荷を分散することができる。また、タッチパネルコントローラ11による入力が無い場合には、SoC10の負荷状態に応じて動作クロックを低減することができるため、消費電力を抑えながら表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5の入力に対しては即応性を維持することができる。
また、上記のような表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5の入力状態データは、常に全てSoC10に送信されるわけではない。タッチパネルコントローラ11は、上記のような入力状態データを、使用する頻度や状況に基づきいくつかのグループに分類し、SoC10の指定に応じたグループのデータをスキャンごとに通信する。また、タッチパネルコントローラ11は、入力状態に変化がない場合には通信自体を停止する。このようにして表示装置1では、I2Cバスの通信負荷を低減している。
SoC10は、I2Cインタフェース(I/F)12を介して、上述したタッチパネルコントローラ11から送信されるデータを取得して、処理を行う。またSoC10は、この他メモリカードや外部装置などから、インタフェースを介して画像や文章などのデータを取得して、処理を行う。なお図3では省略しているが、実際には、SoC10には、各種画像のデコーダ等のプロセッシングユニット、各種機器とのインタフェース等といった機能も搭載されている。
またSoC10には、外部メモリ13が直結されている。SoC10のcore(メイン演算処理ユニット)14およびGPU15と、外部メモリ13と、各種インタフェースとは、バスを通じて相互に情報をやりとりする。メイン演算処理ユニット14は、タッチパネルコントローラ11からの出力に基づいて、表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5に対してどのような操作が行われたかを認識する。そしてメイン演算処理ユニット14は、各種インタフェースからのデータと、表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5における操作情報とを処理して、表示内容を決定する。GPU15は、メイン演算処理ユニット14により決定された表示内容に合わせて画像を加工するなどの画像に関する処理を行う。GPU15によって最終的に作成された画像データは、EPDコントローラ16に出力される。EPDコントローラ16は、電気泳動ディスプレイ3の固有データや、温度センサ17から入手される電気泳動ディスプレイ3の温度情報に基づいて、電気泳動ディスプレイ3に最適な電圧やタイミングなどを調整し、電気泳動ディスプレイ3を駆動して、電気泳動ディスプレイ3に画像を表示する。加速度センサ18は、例えば表示部2の左端および右端に一つずつ配置されている。それぞれの加速度センサ18は、重力加速度を検出して、SoC10に出力する。メイン演算処理ユニット14は、表示装置1が2つ折りにされたとき(詳しくは後述する)、左右の加速度センサ18によって検出される重力方向に基づいて、表示装置1の右側および左側のいずれが上側(ユーザから見て手前側)となっているかを判断する。
図4は、表示部2が2つ折りにされた様子を説明する図である。表示部2は2つ折りにされると、折り曲げ部分20において曲率を持って湾曲する。なお電気泳動ディスプレイ3は、折り曲げが可能ながら伸縮が少ない素材で作成されているため、2つ折りにされても電気泳動ディスプレイ3の画素間隔は変化しない。一方、表面タッチパネル4の基材は、より伸縮性に富んだ素材で作成されているため、電気泳動ディスプレイ3の表示面が外側になるように2つ折りにされた場合には、表面タッチパネル4は、折り曲げ部分20において電気泳動ディスプレイ3の外径側に存在する。このとき表面タッチパネル4に対して引っ張り方向の力が加わり、内側から外側に圧力が加わる形となる。このため、折り曲げ方向に直交する方向に、直線上に圧力が加わる状態になり、またその圧力は折り曲げ部分20の中央部が最大となるような分布を持つ。
このように、表面タッチパネル4における圧力の分布とピーク位置とが折り曲げ位置によって決まる。したがって本実施形態では、表面タッチパネル4の出力値に基づいて、周囲よりも圧力値が直線状に高くなる部分を折り曲げ位置として検出する。
また、ピーク位置での圧力値と圧力分布の広がりとが曲げRの値と折り曲げ角度とによって決まる。したがって本実施形態では、表面タッチパネル4の出力値に基づいて、表示部2の折り曲げ角度も検出する。なお、本実施形態において、折り曲げ角度とは、折り曲げられていない状態を0度とし、折り曲げられた部分における折り曲げられていない状態からの回転角度であるとする。
本実施形態の表示装置1は、折り曲げられていない状態では全体表示モードで動作するが、上記折り曲げ角度が135度以上になった場合には表示装置1が2つ折りされたと判断し、折曲表示モードに移行するようになっている。なお、2つ折りにされたと判断する角度は135度に限らず、この他の角度(例えば90度など)であってもよい。本実施形態は、この折曲表示モードに特徴を有するので、以下この点について詳しく説明する。
表示装置1は、電源ボタン(不図示)が押下されると、電源オンすると共に、例えば電子書籍を表示する電子書籍モードを起動する。メイン演算処理ユニット14は、表示装置1が折り曲げられていない状態で電子書籍モードを起動した場合には、全体表示モードとなる。全体表示モードにおいて、メイン演算処理ユニット14は、図5の上段に示すように、電子書籍の1ページ分の画像(ページ画像)の全体を表示部2に表示させる。
その後、ユーザにより、図5の下段に示すように表示装置1が2つ折りにされたとする。メイン演算処理ユニット14は、タッチパネルコントローラ11の出力に基づいて表示装置1の折り曲げ角度が135度以上になったことを認識すると、折曲表示モードに移行する。なお、図5および以下に説明する図においては、操作内容を明確にするため表示装置1の変形量を大きく記載しているが、本実施形態において表示装置1の変形量が大きく求められるということではない。
折曲表示モードに移行すると、メイン演算処理ユニット14は、加速度センサ18からの出力に基づいて、表示部2において折り曲げ位置から右側の部分または左側の部分のどちらがユーザから見て手前側となっているかを判断する。なお、図5では、折り曲げ位置から右側の部分が手前側となっている例について図示している。メイン演算処理ユニット14は、表示部2において手前側となっている部分には、折り曲げ直前(すなわち全体表示モード時)に表示していたページ画像の一部分(例えば右上部分)を拡大して表示させる。一方、メイン演算処理ユニット14は、表示部2において奥側となっている部分については電子書籍の表示を行わない。これにより、ユーザからは見えない部分である奥側の部分について無駄に表示を行うのを防ぐことができる。
ユーザは、ページ画像において表示部2に表示されている部分を見終えた後、続きである左側の部分を表示させることを希望するときには、図6左側に示すように、表示装置1を折り曲げたまま、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して右へずらすという操作を行う。これにより、表示部2の折り曲げ位置50は、折曲表示モードに移行した時点における折り曲げ位置(以下、初期折り曲げ位置と呼ぶ)よりも左へ連続的に移動される。メイン演算処理ユニット14は、表面タッチパネル4における圧力のピーク位置が左側へ移動したことにより、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置よりも左側へ移動したことを検出すると、ページ画像を左から右にスクロール表示する。このときメイン演算処理ユニット14は、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置よりも左側にある間は、左から右へのスクロールを継続して行う。
一方、ユーザは、ページ画像において表示部分よりも右側の部分を表示させることを希望するときには、図6右側に示すように、表示装置1を折り曲げたまま、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して左へずらすという操作を行う。これにより、表示部2の折り曲げ位置50は、初期折り曲げ位置よりも右へ連続的に移動される。メイン演算処理ユニット14は、表面タッチパネル4における圧力のピーク位置が右側へ移動したことにより、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置よりも右側へ移動したことを検出すると、ページ画像を右から左にスクロール表示する。このときメイン演算処理ユニット14は、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置よりも右側にある間は、右から左へのスクロールを継続して行う。
また、ユーザは、ページ画像において表示部分よりも下側の部分を表示させることを希望するときには、図7左側に示すように、表示装置1を折り曲げたまま、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して反時計周りに回転させて上へずらすという操作を行う。これにより、表示部2の折り曲げ位置50は、初期折り曲げ位置から時計周りに回転した位置へと連続的に移動される。メイン演算処理ユニット14は、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置から時計周りに回転したことを検出すると、ページ画像を下から上にスクロール表示する。このときメイン演算処理ユニット14は、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置よりも時計回りに回転した位置にある間は、下から上へのスクロールを継続して行う。
一方、ユーザは、ページ画像において表示部分よりも上側の部分を表示させることを希望するときには、図7右側に示すように、表示装置1を折り曲げたまま、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して時計周りに回転させて下へずらすという操作を行う。これにより、表示部2の折り曲げ位置50は、初期折り曲げ位置から反時計周りに回転した位置へと連続的に移動される。メイン演算処理ユニット14は、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置から反時計周りに回転したことを検出すると、ページ画像を上から下にスクロール表示する。このときメイン演算処理ユニット14は、折り曲げ位置50が初期折り曲げ位置よりも反時計回りに回転した位置にある間は、上から下へのスクロールを継続して行う。
また、図8は、この電子書籍のスクロールを模式的に説明する図である。図8に示すように電子書籍データは、仮想的に、電子書籍の各ページ画像P(P1〜Pn)が横方向に順番に複数連なった構成として扱われる。本実施形態では、電子書籍は縦書きなので、右から左へとテキストや画像が記載されている。メイン演算処理ユニット14は、ページ画像Pにおいて表示部2に表示される領域(表示領域)Arを右から左へ移動させることで、ページ画像Pを左から右にスクロール表示する。一方、メイン演算処理ユニット14は、表示領域Arを左から右へ移動させることで、ページ画像Pを右から左にスクロール表示する。またメイン演算処理ユニット14は、表示領域Arを上から下へ移動させることで、ページ画像Pを下から上にスクロール表示する。一方メイン演算処理ユニット14は、表示領域Arを下から上へ移動させることで、ページ画像Pを上から下にスクロール表示する。なお、表示領域Arを各ページ画像Pの左端または右端まで移動させた後さらに左または右に移動させる場合には、その続きとなるページ画像Pにまたがって移動させる。
また、メイン演算処理ユニット14は、電子書籍のスクロールの際、表面タッチパネル4の折り曲げ位置が初期折り曲げ位置から移動した量に応じてスクロール速度を制御する。具体的にはメイン演算処理ユニット14は、初期折り曲げ位置からの移動量が大きいほどスクロール速度を高速とし、初期折り曲げ位置からの移動量が小さいほどスクロール速度を低速とする。そして、メイン演算処理ユニット14は、表面タッチパネル4の折り曲げ位置が初期折り曲げ位置に戻る(すなわち初期折り曲げ位置からの移動量がゼロとなる)と、電子書籍のスクロールを停止する。
なお、実際には、メイン演算処ユニット14は、表示装置1の折り曲げ位置が初期折り曲げ位置から所定値以上移動した場合に、電子書籍をスクロールさせる。これにより、ユーザが誤って表示装置1の折り曲げ位置を初期折り曲げ位置から少し移動させてしまった場合に、電子書籍がスクロールしてしまうのを防止することができる。
以上のように本実施形態の表示装置1では、折り曲げ位置の変化によってページ画像をスクロール表示するようにしたので、ユーザは、片手で折り曲げ状態の表示装置1を持ったまま、少しの指の動きでページ画像の表示領域を自在に変化させることができる。また、表示装置1の手前側部分の物理的な動きの方向とスクロール方向とが同一となるようにしたので、ユーザは直感的な操作を行うことができ、違和感が発生しにくい。また、本実施形態の表示装置1では、折り曲げ位置において表示部2が湾曲しているので、折り曲げ位置の移動操作を簡単に行うことができる。
なお、上述した表面タッチパネル4の折り曲げ位置をずらす操作は、例えば表面タッチパネル4に対するフリップ操作(指で画面を払う操作)などの他の操作を排除するものではなく、これらとの組み合わせや同時使用を可能とするようにしてもよい。例えば、折曲表示モードにおいて、表面タッチパネル4に対するフリップ操作に応じてページ送りができるようにしてもよい。この場合、メイン演算処理ユニット14は、例えば、右方向のフリップ操作が行われると、電子書籍のページを先に進め(すなわち次のページ画像を表示させ)、左方向のフリップ操作が行われると、電子書籍のページを前に戻す(すなわち前のページ画像を表示させる)。
また、ユーザは、折曲表示モードにおいて、上述したようなページ画像のスクロールを行わずに表示装置1の変形のみを希望する場合には、表示部2の一部を表裏両面側から指で摘む操作(以下、摘み操作と呼ぶ)を行っている状態で、表示装置1の折り曲げ位置を移動させるようにする。
メイン演算処理ユニット14は、表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5の出力に基づいて、ユーザが、表面タッチパネル4に対するタッチ操作を行っている場合と、変形や保持のために表示装置1を把持している場合と、摘み操作を行っている場合とを識別することができるようになっている。具体的には、ユーザが摘み操作を行った場合、表示装置1を把持したりタッチ操作を行ったりする場合と比較して、表示部2の表裏両面に対する圧力が大きくなると考えられる。そこでメイン演算処理ユニット14は、表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5の両側に圧力が加えられ且つその圧力値が一定以上である場合に、摘み操作が行われたことを認識する。
メイン演算処理ユニット14は、摘み操作が行われたことを認識すると、表示領域の移動を禁止する。したがってメイン演算処理ユニット14は、ユーザが摘み操作を行っている状態で表示装置1の折り曲げ位置を移動させたことを認識した場合には、ページ画像をスクロールさせず、表示部2の表示内容を維持させる。これにより、ユーザは、表示部2の表示内容を変えずに、表示装置1の変形を行うことができる。
また折曲表示モード中に、ユーザが表示装置1を折り曲げ状態から広げたことで、表示装置1の折り曲げ角度が所定角度(例えば90度)以下となると、メイン演算処理ユニット14は、全体表示モードに移行する。ここで、ユーザが摘み操作を行っている状態で表示装置1を折り曲げ状態から広げた場合、メイン演算処理ユニット14は、表示装置1において広げる前に手前側だった部分では、ページ画像における表示領域を変更せずに表示内容を維持させ、広げる前に奥側だった部分には、ページ画像において当該手前側だった部分の表示領域の延長部分となる領域を表示させる。すなわち表示装置1を広げることで、奥側だった部分もユーザから見えるようになるため、手前側だった部分における表示領域を移動せずに、奥側だった部分において表示領域を広げるようにする。これにより、フレキシブルな表示装置のメリットである、有効な画面表示面積を自由に変化させ、テキストや画像を把握しやすくするという利点と、操作の容易さという利点と、空間を占めずに表示内容を読解することができるポータビリティという利点を、ユーザが同時に享受することができる。
一方、ユーザが摘み操作を行わずに、表示装置1を折り曲げ状態から広げた場合には、メイン演算処理ユニット14は、全体表示モードから折曲表示モードに移行する前(すなわち表示装置1を折り曲げる前)に表示していたページ画像全体を表示部2に表示させる。なお、メイン演算処理ユニット14は、全体表示モードから折曲表示モードに移行するときには、その時点で何ページを表示していたかを示す情報を外部メモリ13に記憶させている。
またこのときメイン演算処理ユニット14は、図9に示すように、表示部2に、全体表示モード移行直前(すなわち表示装置1を広げる直前)における表示領域を囲むグレーの枠Wgを表示させる。なお、メイン演算処理ユニット14は、折曲表示モードから全体表示モードに移行するとき、その時点で表示領域がページ画像のどの部分だったかを示す情報を外部メモリ13に記憶させており、当該記憶された情報に基づいてグレーの枠Wgを表示させる。これにより、折曲表示モードでの表示領域が、全体表示モードにおける表示画面内でどの位置に存在するのかを明示することができるので、ユーザは、折曲表示モードのときに行っていた画像鑑賞や読書を継続して行う事ができる。
図10は、上述した折曲表示モードおよび全体表示モードにおける状態遷移を説明する図である。表示装置1は、全体表示モードにおいて、電子書籍の1ページ分の画像全体を表示する全体画像表示状態J1となる。そして表示装置1は、摘み操作が行われていない状態で折り畳まれると、折曲表示モードとなり、ユーザから見て手前側の部分のみに画像を表示する折曲画像表示状態J2に移行する。なお表示装置1は、折り畳まれた状態から広げられると、全体画像表示状態J1に戻り、表示装置1を折り曲げる前に表示していた1ページ分の画像全体を表示する。
また表示装置1は、折曲画像表示状態J2において、手前側部分を左方向にずらす操作が行われると、表示画像を左方向へスクロールする左スクロール状態J3となる。表示装置1は、左スクロール状態J3において、折り曲げ位置の初期折り曲げ位置からのズレ量(移動量)が増やされるとスクロール速度を加速し、初期折り曲げ位置からのズレ量が減らされるとスクロール速度を減速する。表示装置1は、左スクロール状態J3において、折り曲げ位置を初期折り曲げ位置に戻される(すなわちズレを戻される)と、表示画像のスクロールを停止して折曲画像表示状態J2に戻る。
また表示装置1は、折曲画像表示状態J2において、手前側部分を右方向にずらす操作が行われると、表示画像を右方向へスクロールする右スクロール状態J4となる。表示装置1は、右スクロール状態J4において、折り曲げ位置の初期折り曲げ位置からのズレ量が増やされるとスクロール速度を加速し、初期折り曲げ位置からのズレ量が減らされるとスクロール速度を減速する。表示装置1は、右スクロール状態J4において、折り曲げ位置を初期折り曲げ位置に戻される(すなわちズレを戻される)と、表示画像のスクロールを停止して折曲画像表示状態J2に戻る。
また表示装置1は、折曲画像表示状態J2において、手前側部分を反時計周り方向にずらす操作が行われると、表示画像を上方向へスクロールする上スクロール状態J5となる。表示装置1は、上スクロール状態J5において、折り曲げ位置の初期折り曲げ位置からのズレ量が増やされるとスクロール速度を加速し、初期折り曲げ位置からのズレ量が減らされるとスクロール速度を減速する。表示装置1は、上スクロール状態J5において、折り曲げ位置を初期折り曲げ位置に戻される(すなわちズレを戻される)と、表示画像のスクロールを停止して折曲画像表示状態J2に戻る。
また表示装置1は、折曲画像表示状態J2において、手前側部分を時計回り方向にずらす操作が行われると、表示画像を下方向へスクロールする下スクロール状態J6となる。表示装置1は、下スクロール状態J6において、折り曲げ位置の初期折り曲げ位置からのズレ量が増やされるとスクロール速度を加速し、初期折り曲げ位置からのズレ量が減らされるとスクロール速度を減速する。表示装置1は、下スクロール状態J6において、折り曲げ位置を初期折り曲げ位置に戻される(すなわちズレを戻される)と、表示画像のスクロールを停止して折曲画像表示状態J2に戻る。
また表示装置1は、折曲画像表示状態J2、左スクロール状態J3、右スクロール状態J4、上スクロール状態J5、および下スクロール状態J6において、摘み操作が行われると、摘み操作が行われた時点における表示画像を変えずに保持して表示する折曲画像保持表示状態J7に移行する。折曲画像保持表示状態J7において、摘み操作を行っている指が表示部2から離されると、表示装置1は、折曲画像表示状態J2に戻る。
また折曲画像保持表示状態J7において、摘み操作が行われたまま広げられると、表示装置1は、広げられる前に手前側だった部分では表示内容を維持させ、広げられる前に奥側だった部分には、当該手前側だった部分に表示される表示内容の続きの内容を表示させる全体画像保持表示状態J8に移行する。
また全体画像保持表示状態J8において、摘み操作を行っている指が表示部2から離されると、表示装置1は、全体画像表示状態J1に戻り、表示装置1を折り曲げる前に表示していた1ページ分の画像全体を表示する。一方、全体画像表示状態J1において摘み操作が行われると、表示装置1は、全体画像保持表示状態J8に移行する。全体画像保持表示状態J8において、摘み操作が行われたまま折り畳まれると、表示装置1は、折曲画像保持表示状態J7に移行し、ユーザから見て手前側の部分では直前の表示内容を維持させ、奥側の部分は非表示にする。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)表示装置1は、変形可能な電気泳動ディスプレイ3と、電気泳動ディスプレイ3の変形状態を検出する表面タッチパネル4と、表面タッチパネル4により、電気泳動ディスプレイ3が変形した(2つ折りにされた)状態において、電気泳動ディスプレイ3の変形位置(折り曲げ位置)が連続的に変化したことが検出された場合には、当該変形位置の変化に応じて、電気泳動ディスプレイ3に表示される表示データ(ページ画像)における表示領域を変更するメイン演算処理ユニット14と、を備える。これにより、電気泳動ディスプレイ3が変形した状態において、簡易な操作で、表示データにおける表示領域を変更できる。したがって、例えば電車の中など制限されたスペースであっても、表示装置1を2つ折りにした状態で、例えば電子書籍を簡単にスクロールして、継続して読み続けることができる。
(2)上記(1)の表示装置1において、メイン演算処理ユニット14は、変形位置(折り曲げ位置)の移動に応じて表示データの表示領域を移動する(スクロールする)ように構成した。これにより、ユーザは、折り曲げ位置を移動させるという簡単な操作で、表示データのスクロールを指示することができる。
(3)上記(2)の表示装置1において、メイン演算処理ユニット14は、変形位置(折り曲げ位置)の移動方向に応じて表示データの表示領域の移動方向(スクロール方向)を制御するように構成した。これにより、これにより、ユーザは、折り曲げ位置の移動方向を変えるという簡単な操作で、スクロール方向を変えることができる。
(4)上記(2)または(3)の表示装置1において、メイン演算処理ユニット14は、変形位置(折り曲げ位置)の移動量に応じて、表示領域の移動速度(スクロール速度)を制御するように構成した。これにより、ユーザは、折り曲げ位置の移動量を変えるという簡単な操作で、スクロール速度を変えることができる。
(5)上記(1)〜(4)の表示装置1において、電気泳動ディスプレイ3が変形した状態(2つ折りにされた状態)から変形していない状態(広げられた状態)に変化したことが検出された場合、当該変化前における前記表示領域を記憶する外部メモリ13と、当該変化後において、外部メモリ13に記憶された当該変化前における表示領域を強調表示するメイン演算処理ユニット14、とをさらに備えるように構成した。これにより、ユーザは、表示装置1の2つ折り状態での表示領域が、表示装置1を広げた状態でどの位置に存在するのかをわざわざ探さなくてもよく、簡単に認識することができる。
(6)上記(1)〜(5)の表示装置1において、電気泳動ディスプレイ3に対する摘み操作を検出する表面タッチパネル4および裏面タッチパネル5をさらに備え、メイン演算処理ユニット14は、摘み操作が検出された場合には表示領域の移動を禁止するように構成した。これにより、ユーザは、表示装置1に対し、摘み操作という簡単な操作で、表示領域を移動の禁止を指示することができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、高い柔軟性を有する表示デバイスとして電子ペーパーを用いた表示装置において上述した操作を行う例について説明した。しかしながら、高い柔軟性を有する他の方式の表示デバイスにおいて上述した操作を行うようにしてもよい。
特に、有機ELディスプレイなど、画面の表示面積で消費電力が変化する表示デバイスにおいては、上述したように表示装置を2つ折りにした場合、ユーザから見て奥側部分の画面表示をする必要がなくなる。このため、表示装置の折り畳み状態の際、奥側となる部分の表示やバックライトを消灯することで、消費電力を低減するという効果を得ることができる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、表示装置1が2つ折りにされた際、加速度センサ18からの出力に基づいて、表示装置1の右側および左側のいずれがユーザから見て手前側となっているかを判断する例について説明した。しかしながら、表示装置1の表面の複数か所に撮像センサを設置し、撮像センサの出力に基づいて表示装置1の右側および左側のいずれがユーザから見て手前側となっているかを判断するようにしてもよい。この場合、複数か所に設置された撮像センサによる撮像画像に対して公知の顔認識処理を行い、人物の顔が認識された部分が、ユーザから見て手前側となっている部分であると判断する。
(変形例3)
上述した実施の形態では、フレキシブル電気泳動ディスプレイ3の表面に感圧型マルチタッチ対応タッチパネルである表面タッチパネル4を設ける例について記載した。しかしながら、表示部2の折り曲げおよびその位置を検出するために、表示装置1の裏面に光センサを配置し、遮光によって表示装置1の重なりを検出する事で折り曲げおよびその位置を検出してもよいし、磁気センサを利用して表示装置1の折り曲げおよびその位置を検出してもよい。これらの場合にはセンサの配置密度によって、変形位置検出の精度や変形位置の感度が異なる。
(変形例4)
上述した実施の形態では、表示装置1が折り曲げ状態から広げられたとき、広げられる直前の表示領域を囲むグレーの枠Wgを表示する例について説明した。しかしながら、この他の表示方法で、広げられる直前の表示領域を強調表示するようにしてもよい。
例えば、表示装置1が広げられる直前の表示領域以外の領域については、表示の際のコントラストを低下させてグレー表示することで、表示装置1が広げられる直前の表示領域を明示するようにしてもよい。また有機ELディスプレイやフレキシブルLCDといった発光を行うディスプレイにおいては、表示装置1が広げられる直前の表示領域を一層強い発光量にしたり、表示装置1が広げられる直前の表示領域以外の領域の発光量を低下させたりといった発光量の変化によって強調表示を行うようにしてもよい。また、カラー表示可能な表示デバイスであれば、表示装置1が広げられる直前の表示領域を着色したり、表示装置1が広げられる直前の表示領域の表示をネガ反転したりするなど、色によって明示するようにしてもよい。
(変形例5)
上述した実施の形態では、全体表示モードではページ画像全体を表示し、折曲表示モードになると、ページ画像の一部分を拡大する例について説明した。しかしながら、全体表示モードおよび折曲表示モードにおける表示方法については、メニュー設定などによりユーザが変更できるようにしてもよい。例えば、全体表示モードと折曲表示モードとで、表示画像の表示領域を変更しなくてもよい。
また例えば、全体表示モードと折曲表示モードとで、表示画像の拡大率や文字の大きさなどを変化させるようにしてもよい。この場合、表示装置の折り曲げによって表示面積が狭くなることで一覧性が低下することを避けるため、折曲表示モードでは、例えば、表示画像を縮小したり、表示文字の大きさを小さくしたりして表示画面内に表示される文章量を増やすようにしてもよい。
また例えば、表示装置の折り曲げ動作に伴って文字や画像を拡大するようにしてもよいし、表示装置を広げる動作に伴って文字や画像を拡大または縮小させるようにしてもよい。
このように全体表示モードと折曲表示モードとで表示画像の表示領域を変更する場合には、表示装置を折り曲げたり広げたりする動作によって、現在画面で表示されている画像が、画像全体においてどの部分を示しているか、といったことや、表示されている文章が該当する章やページのどの部分なのかといった事が把握しづらくなる。したがってメイン演算処理ユニット14は、現在有効である表示画面の隅にあたる位置に、画像全体やページの中において現在表示している画像の位置を示すガイドを表示するようにしてもよい。
(変形例6)
上述した実施の形態では、折曲表示モードにおいて、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して反時計周りまたは時計回りに回転させて上または下へずらす操作が行われると、上方向または下方向へのスクロールを行う例について説明した。しかしながら、これらの操作によって表示画像の拡大または縮小を行うようにしてもよい。この場合のメイン演算処理ユニット14は、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して反時計周りに回転させて上へずらす操作が行われると、表示画像を拡大させる(すなわち表示画像における表示領域を狭める)。一方、メイン演算処理ユニット14は、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して時計周りに回転させて下へずらす操作が行われると、表示画像を縮小させる(すなわち表示画像における表示領域を広げる)。
(変形例7)
上述した実施の形態では、折曲表示モードにおいて、ユーザから見て表示装置1の手前側部分を奥側の部分に対して右または左へずらす操作が行われると、右方向または左方向へのスクロールを行う例について説明した。しかしながら、これらの操作によってページめくりを行うようにしてもよい。この場合のメイン演算処理ユニット14は、表示装置1の手前側部分を右へずらす操作が行われると、表示内容を1ページ分先に進める。一方メイン演算処理ユニット14は、表示装置1の手前側部分を左へずらす操作が行われると、表示内容を1ページ分前に戻す。
(変形例8)
上述した実施の形態では、折曲表示モードのときには、表示装置1のユーザから見て奥側の部分については画面表示を行わない例について説明した。しかしながら、折曲表示モードのとき、表示装置1のユーザから見て奥側の部分についても画面表示を行うようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。また、上記実施形態に各変形例の構成を適宜組み合わせてもかまわない。
1…表示装置、2…表示部、3…電気泳動ディスプレイ、4…表面タッチパネル、5…裏面タッチパネル、11…タッチパネルコントローラ、14…メイン演算処理ユニット

Claims (8)

  1. 変形可能な表示手段と、
    前記表示手段の変形状態を検出する変形検出手段と、
    前記変形検出手段により、前記表示手段が変形した状態において、前記表示手段の変形位置が連続的に変化したことが検出された場合には、前記変形位置の変化に応じて、前記表示手段に表示される表示データにおける表示領域を変更する変更手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記変更手段は、前記変形位置の移動に応じて、前記表示領域を移動することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置において、
    前記表示手段が変形した状態とは、前記表示手段が2つ折りにされた状態であり、
    前記変形位置とは、前記表示手段が2つ折りにされた状態における折り曲げ位置であることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項2または3に記載の表示装置において、
    前記変更手段は、前記変形位置の移動方向に応じて、前記表示領域の移動方向を制御することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記変更手段は、前記変形位置の移動量に応じて、前記表示領域の移動速度を制御することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記変更手段は、前記変形位置の移動に応じて、前記表示領域の大きさを変更することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記変形検出手段により、前記表示手段が変形した状態から変形していない状態に変化したことが検出された場合、当該変化前における前記表示領域を記憶する記憶手段と、
    当該変化後において、前記記憶手段に記憶された当該変化前における前記表示領域を強調表示する強調表示手段と、
    をさらに備えることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記表示手段に対する摘み操作を検出する操作検出手段をさらに備え、
    前記変更手段は、前記操作検出手段により摘み操作が検出された場合には、前記表示領域の移動を禁止することを特徴とする表示装置。
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