JP2014015770A - ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】スラットの側縁に形成された切欠部に中段コードが挿通することにより発生する、スラットの回転角度誤差を補償することができるブラインドを提供する。
【解決手段】スラット18が水平状態であるときの角度位置である基準角度位置に回転ドラム32があるときに、回転ドラム32の周面断面形状は鉛直面に関して非対称形状となっており、回転ドラム32が基準角度位置にあるときに、ラダーコード16の垂直コード16a、16bと中段コード16cとの連結点16f、16gの高さ位置が、前後の垂直コードで異なるようになっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、スラットの側縁に形成された切欠部に沿ってラダーコードの前後の垂直コードのうちの一方が配されるように構成されたブラインドに関する。
このようなブラインドとしては、特許文献1に記載されたものが知られている。これに示されるものは、ヘッドボックス内に回転可能に支持される回転軸の回転に連動して複数のラダーコードが傾動するように設けられており、ラダーコードには一方の側縁に切欠部が形成された多数のスラットが整列状態に支持されており、スラットの切欠部に沿ってラダーコードの前後の垂直コードのうちの一方が配されている。また、ヘッドボックス内に配設される昇降ドラムに一端が巻取り及び巻解き可能に連結されるとともに他端がヘッドボックスから垂下する複数の昇降コードのうちの少なくとも一つの昇降コードが、上から少なくとも1段のスラットを除き、切欠部の壁面と垂直コードとの間を挿通するように配されており、これにより、切欠部に昇降コードが係合してスラットの水平方向へのずれを防止するようにしている。
特開2011−246997号公報
このようなスラットの切欠部に沿ってラダーコードの前後の垂直コードのうちの一方が配されるブラインドでは、スラットが切欠部を下方に向けて回転する際は、切欠部をラダーコードの中段コードが挿通することになるため、スラットの一方の側縁が中段コードよりも下方に位置することになって全閉時におけるスラットの回転性が向上し遮蔽性が向上する利点がある。ところが、この状態からスラットを水平まで戻すためにラダーコードを傾動させると、中段コードが水平になってもスラットの切欠部がある側縁が中段コードの下方に落ち込むために、スラットが水平に戻らないという問題がある。
この問題は、スラットの回転を手動で行うブラインドであれば、スラットの回転具合を目視で確認しながらスラットを回転させることができるため、スラットを水平まで回転させるように調整することができ、さほど影響はない。しかしながら、スラットの回転を電子制御で行うブラインドの場合には、制御はラダーコードに対して行われるために、スラットを水平にするように制御しようとしても、実際のスラットの状態と一致せず、スラットの回転角度誤差が発生するという問題が発生する。この問題は、特にスラット幅が大きくなるほど顕著になる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、スラットの側縁に形成された切欠部に中段コードが挿通することにより発生する、スラットの回転角度誤差を補償することができるブラインドを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ヘッドボックス内に回転可能に支持される回転軸と、回転軸の回転に連動して回転する回転ドラムと、回転ドラムに上端が連結され、回転ドラムの回転に連動して傾動する複数のラダーコードと、ラダーコードに整列状態に支持されるとともに側縁に切欠部が形成される多数のスラットと、を備え、ラダーコードの前後の垂直コードのうちの一方がスラットの切欠部に沿って配されているブラインドにおいて、
スラットが水平状態であるときの角度位置である基準角度位置に回転ドラムがあるときに、回転ドラムの周面断面形状は鉛直面に関して非対称形状となっており、回転ドラムが基準角度位置にあるときに、ラダーコードの垂直コードと中段コードとの連結点の高さ位置が、前後の垂直コードで異なるようにすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、回転ドラムの周面断面形状が、正円形状に対してその一部が膨らんだ形状となっていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記膨らんだ形状が回転ドラムの断面において対角線上に設けられることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発明において、回転ドラムは、周面断面形状が正円形状であるドラム本体と、ドラム本体の周面に取付けられる補正部材と、から構成され、補正部材は、回転ドラムが基準角度位置にあるときに補正部材は鉛直面に関して非対称に配置されるように、取付けられることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、補正部材はドラム本体に着脱可能であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の発明において、補正部材はドラム本体の断面において対角線上の2か所の位置に取付けられることを特徴とする。
本発明によれば、スラットが水平状態であるときの角度位置である基準角度位置に回転ドラムがあるときに、回転ドラムの周面断面形状は鉛直面に関して非対称形状となっており、前後の垂直コードにおいて中段コードとの連結点の高さ位置を異ならせることができるため、スラットに形成される切欠部によって発生する、ラダーコードの制御に基づき決まるスラットの回転角度とスラットの実際の回転角度との間の誤差を補償することができる。これにより、スラットの回転角度誤差を低減することができる。
回転ドラムの膨らんだ形状または補正部材を対角線上に設けることにより、スラットがいずれの方向にも回転して全閉状態になったときの遮蔽性の向上を図ることができる。
また、周面断面形状が正円形状のドラム本体に補正部材を取付ける構造とすることにより、補正が必要なブラインドと必要でないブラインドの両方に共通の回転ドラムを用いることができる。
本発明の実施形態に係るブラインドの正面図である。 図1のドラム付近の部分拡大図である。 実施形態に係るブラインドを昇降ドラム部分で切断した断面図であり、(a)はブラインドの左右両端部に配置されている昇降ドラム部分を、(b)は中央に配置されている昇降ドラム部分を、それぞれ示す。 実施形態に係るブラインドの上側端部付近の部分斜視図である。 回転ドラムの分解断面図である。 実施形態に係るブラインドを回転ドラム部分で切断した部分断面図であり、(a)はスラットの凸面を室外側に向けて全閉にした状態を、(b)はスラットを水平にした状態を、(c)はスラットの凸面を室内側に向けて全閉にした状態を、それぞれ示す。
以下、図1ないし図6を用いて本発明の実施形態を説明する。
本発明を実施形態に係るブラインドは、図示していない窓枠等に固定されるヘッドボックス10と、ヘッドボックス10内に回転可能に支持される回転軸12と、ヘッドボックス10内に設けられるとともに回転軸12の回転に連動して回転する昇降ドラム14及び回転ドラム32と、回転ドラム32の回転に連動して傾動するラダーコード16と、ラダーコード16に整列状態に支持される複数のスラット18と、昇降ドラム14に上端が巻取り及び巻解き可能に連結されスラット18を昇降可能な昇降コード20と、スラット18列の下端に配設され、ラダーコード16及び昇降コード20の下端がそれぞれ連結されるボトムレール21と、を有する。
また、ヘッドボックス10内には、回転軸12を回転させるためのモータ22と、モータ22の駆動を制御する制御ユニット24と、モータ装置に電力を供給する電源ユニット26と、電源トランス28と、が設けられる。
図2に示すように、各昇降ドラム14及び各回転ドラム32は、ヘッドボックス10の長手方向3個所に固定されるドラム台30を介してそれぞれ配設されており、各昇降ドラム14及び各回転ドラム32の中心部には回転軸12が挿通している。回転軸12は、昇降ドラム14とは一体回転するように、一方、回転ドラム32とは所定角度は一体回転するがそれ以上は相対回転するように連結されている。
図2及び図3に示すように、ドラム台30には、ラダーコード16の室外側に位置する垂直コード16a及び室内側に位置する垂直コード16bがそれぞれ挿通するとともに、これら一対の垂直コード16a及び16bの間隔が所定量以上前後方向に開かないよう規制するラダーコードガイド部30a及び30bが形成されている。また、ドラム台30のラダーコードガイド部30a及び30bよりもヘッドボックス10の前後方向の外側には、スラット18の前後方向中心部からオフセットされた位置に垂下させるように昇降コード20の配回しをそれぞれ案内する第1昇降コードガイド部30c及び第2昇降コードガイド部30dがそれぞれ形成されている。
ブラインドの左右両端部に配設される昇降コード20は、図3(a)に示すように、室外側の垂直コード16aに沿って配されており、昇降コード20の一端は、ドラム台30の室外側に位置する第1昇降コードガイド部30cを介して上方へ導かれた後、一方向に向かって巻取られるように昇降ドラム14に連結される。
そして、昇降コード20のヘッドボックス10から垂下した部分は、最上段のスラット18からスラット18列の上下方向途中位置にある幾つかのスラット18までは、図4に示すように、ラダーコード16の垂直コード16aの各中段コード16cとの連結部16fからさらに後方に突出するループ状部16dを挿通し、スラット18列の上下方向途中位置から下端部までは、図3(a)及び図4に示すように、スラット18の室外側の側縁の左右両端部近傍に形成される切欠部18aにそれぞれ挿入され、切欠部18aの壁面と垂直コード16aとの間を挿通するように配される。
一方、ブラインドの中央に配置される昇降コード20は、図3(b)に示すように、室内側の垂直コード16bに沿って配されており、昇降コード20の一端は、ドラム台30の室内側に位置する第2昇降コードガイド部30dを介して上方へ導かれた後、左右両端部の昇降コード20と同一方向に向かって巻取られるように昇降ドラム14に連結される。
そして、昇降コード20のヘッドボックス10から垂下した部分は、ラダーコード16の垂直コード16bの各中段コード16cとの連結部16gからさらに前方に突出するループ状部16eに挿通されている。
これにより、全ての昇降コード20が、回転軸12の回転により同方向に回転する全ての昇降ドラム14によって、同時に巻取られたり、巻解かれたりする。
図5及び図6に示すように、回転ドラム32は、基本的に正円の周面断面形状を有するドラム本体34と、ドラム本体34に着脱可能に取付けられる補正部材36とを有し、ドラム本体34には、径方向に突出する2つの固定部34a、34aがそれぞれ形成されている。これら2つの固定部34a、34a内に形成された空洞部には、ラダーコード16の一対の垂直コード16a及び16bの上端がそれぞれ挿入されて固定される。図6(b)に示すように、回転ドラム32が基準角度位置にある状態において、ドラム本体34は、2つの固定部34aの中間位置が頂点にあるように位置する。また、ドラム本体34の周面には、円周方向に等間隔を開けた4か所に係合穴34bがそれぞれ形成されており、回転ドラム32が基準角度位置にある状態において、鉛直面に関して係合穴34bの配置は対称になっている。各係合穴34bはそれぞれ同一の形状を有しており、各係合穴34bのうちのどの係合穴34bにも補正部材36が係合可能となっている。
補正部材36は、係合穴34bに挿入されて係合する係合凸部36aと、係合凸部36aが設けられている側の面がドラム本体34の外周面に沿った形状であるとともに外周面がドラム本体34より大きな曲率半径を有する円弧状の断面形状を有する補正部36bと、を備えている。補正部材36はドラム本体34に取付けられることにより、補正部36bの厚み分、この部分の径方向寸法がドラム本体34の径方向寸法よりも大きくなるため、補正部材36上に巻付けられた垂直コード16a及び16bの巻径を大きくすることができる。したがって、ドラム本体34に巻付けられた部分と補正部材36に巻付けられた部分とで、垂直コード16a及び16bの巻付量に差をつけることができる。本実施形態においては、補正部材36は、回転ドラム32が基準角度位置にある状態において、固定部34aの室外側に隣り合う係合穴34bと、この係合穴34bの対角線上にある係合穴34bの2か所にそれぞれ取付けられており、これによって、回転ドラム32の周面断面形状が、正円形状に対してその一部が膨らんだ形状となり、且つ膨らんだ形状が回転ドラム32の断面において対角線上に設けられ、回転ドラム32が基準角度位置にある状態において、補正部材36は、鉛直面に関して非対称に配置される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図6(b)に示すように、回転ドラム32が基準角度位置にあるときは、ラダーコード16の室外側の垂直コード16aのみが補正部材36上に巻付き、室内側の垂直コード16bはドラム本体34上に巻付いている。これにより、ラダーコード16は、室外側の連結部(連結点)16fの高さ位置の方が、室内側の連結部(連結点)16gの高さ位置よりも若干上方に位置する状態となり、ラダーコード16の中段コード16cが室内側の垂直コード16bから室外側の垂直コード16aに向かって上昇するように傾いている。このため、スラット18の切欠部18aに中段コード16cが挿通することによる、スラット18の切欠部18a側の側縁の中段コード16c下方への落ち込み分の回転量を中段コード16cの傾きにより補償し、スラット18が水平な状態となっている。この状態から図6(a)に示すように、スラット18の凸面が室外側を向く全閉状態とするには、使用者の操作によりまたは中央制御装置から出された指令信号が制御ユニット24に入力される。これによって、制御ユニット24がモータ22を対応する回転方向に駆動する。モータ22の回転角度は、エンコーダ等のセンサから制御ユニット24へと入力され、回転軸12を90度回転させる。
これにより、回転軸12と一体に昇降ドラム14及び回転ドラム32が対応する回転方向に90度回転する。図6(a)に示す全閉状態にする場合、ドラム本体34の固定部34aが室外側に90度回転するため、室外側の垂直コード16aが下降し、室内側の垂直コード16bが上昇する。こうして、スラット18が、凸面が室外側を向くように回転するとともに、切欠部18aの壁面が室外側の垂直コード16aと中段コード16cとの連結部16fに当接する位置まで下降する。また、回転ドラム32の回転時に、垂直コード16aは補正部材36から巻解かれ、垂直コード16bは補正部材36に巻付くことになり、垂直コード16bの巻径が大きくなるため、補正部材36が全く無い場合と比較して、回転ドラム32に巻付く量が多くなる。これにより、室内側の連結部16gがより上方に引き上げられるため、スラット18の回転性が向上し、上下に隣り合うスラット18同士がより密着し、遮蔽性が向上する。
次に、スラット18を図6(b)に示す水平な状態に戻す場合、使用者の操作によりまたは中央制御装置から出された指令信号が制御ユニット24に入力され、モータ22を上記とは反対の回転方向に駆動させて、回転軸12を対応する回転方向に90度回転させる。これにより、回転ドラム32が基準角度位置まで回転するため、室外側の垂直コード16aが上昇し、室内側の垂直コード16bが下降する。回転ドラム32が基準角度位置になると、垂直コード16aは補正部材36に巻付くとともに、垂直コード16bは補正部材36から巻解かれてドラム本体34に巻付くため、回転ドラム32への巻付量は垂直コード16aの方が垂直コード16bよりも大きくなる。これにより、ラダーコード16は、垂直コード16a側の連結部16fの方が垂直コード16b側の連結部16gよりも高さ位置が高くなり、中段コード16cが傾いた状態になるが、連結部16f側の中段コード16cは、前述のように、スラット18の切欠部18aに挿入しており、スラット18の切欠部18a側の側縁が中段コード16cよりも下方に落ち込む状態となるため、結果的にスラット18が水平状態となる。
このように、回転ドラム32の回転によって決まるスラットの回転角度と実際のスラットの回転角度とを等しくなるようにして、スラットの18の回転角度誤差を低減することができる。
次に、このスラット18が水平な状態から、図6(c)に示すスラット18の凸面が室内側を向く全閉状態とするには、使用者の操作によりまたは中央制御装置から出された指令信号が制御ユニット24に入力され、モータ22を対応する回転方向に駆動させる。これにより、回転軸12が対応する回転方向に90度回転し、回転軸12と一体に昇降ドラム14及び回転ドラム32が対応する回転方向に90度回転する。ドラム本体34の固定部34aが室内側に90度回転するため、垂直コード16bはドラム本体34から巻解かれ、垂直コード16aはさらにドラム本体34及び前記既に巻付いている補正部材36の対角線上に位置する補正部材36の円周方向約半分の位置まで巻付くことになる。これにより、室内側の垂直コード16bが下降し、室外側の垂直コード16aが上昇し、スラット18の凸面が室内側を向くように回転する。補正部材36により、室外側の連結部16fがより上方に引き上げられるため、スラット18の回転性が向上し、上下に隣り合うスラット18同士がより密着し、遮蔽性が向上する。
こうして、2つの対角線上に設けられた補正部材36によって、図6(a)に示す全閉状態と、図6(c)に示す全閉状態とで、いずれも遮蔽性を向上させることができるようになる。
以上のように、スラットの回転角度誤差を補償することができるため、モータ22の回転角度とスラットの回転角度との関係を正しく設定することができる。よって、スラットの回転角度制御を複数段階で行って、その中間レベルをスラットの水平状態に対応させた場合に、その対応関係を正しいものとすることができる。
また、全閉状態から水平状態に戻すとき等に、回転ドラム32の回転始めの回転速度が遅い状態において、曲率半径の大きい補正部材36に巻付いている垂直コード16aまたは16bの移動速度を増加させることができるために、スラットの回転速度の均一化を図ることができるようになる。
なお、補正部材36の補正部36bの径方向の厚み及び円周方向の大きさは、適宜変更可能であり、補正部材36のドラム本体34へ取付ける数も適宜変更可能であり、従って、スラットの回転角度誤差の程度に応じて調整を図ることができる。但し、回転ドラム32をドラム本体34と補正部材36とが一体化した形状のものとしてもよいことは言うまでもない。
また、回転ドラム32が基準角度位置にあるときにスラット18の回転角度誤差が発生しないブラインドでは補正部材36をドラム本体34から取り外して、ドラム本体34のみで使用することができ、または補正部材36を鉛直面に関して対称的に配置することができ、これにより、様々なタイプのブラインドに共通の回転ドラムを用いることができる。
10 ヘッドボックス
12 回転軸
16 ラダーコード
16a、16b 垂直コード
16c 中段コード
16f、16g 連結点
18 スラット
18a 切欠部
32 回転ドラム
34 ドラム本体
36 補正部材

Claims (6)

  1. ヘッドボックス(10)内に回転可能に支持される回転軸(12)と、回転軸の回転に連動して回転する回転ドラム(32)と、回転ドラムに上端が連結され、回転ドラムの回転に連動して傾動する複数のラダーコード(16)と、ラダーコードに整列状態に支持されるとともに側縁に切欠部(18a)が形成される多数のスラット(18)と、を備え、ラダーコードの前後の垂直コードのうちの一方がスラットの切欠部に沿って配されているブラインドにおいて、
    スラットが水平状態であるときの角度位置である基準角度位置に回転ドラム(32)があるときに、回転ドラムの周面断面形状は鉛直面に関して非対称形状となっており、回転ドラムが基準角度位置にあるときに、ラダーコードの垂直コード(16a、16b)と中段コード(16c)との連結点(16f、16g)の高さ位置が、前後の垂直コードで異なるようにすることを特徴とするブラインド。
  2. 回転ドラムの周面断面形状が、正円形状に対してその一部が膨らんだ形状となっていることを特徴とする請求項1記載のブラインド。
  3. 前記膨らんだ形状が回転ドラムの断面において対角線上に設けられることを特徴とする請求項2記載のブラインド。
  4. 回転ドラム(32)は、周面断面形状が正円形状であるドラム本体(34)と、ドラム本体の周面に取付けられる補正部材(36)と、から構成され、補正部材は、回転ドラムが基準角度位置にあるときに補正部材は鉛直面に関して非対称に配置されるように、取付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラインド。
  5. 補正部材(36)はドラム本体(34)に着脱可能であることを特徴とする請求項4記載のブラインド。
  6. 補正部材(36)はドラム本体(34)の断面において対角線上の2か所の位置に取付けられることを特徴とする請求項4又は5記載のブラインド。
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