JP2014014612A - モップ用拭体及びモップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 着脱作業の容易性と、清掃作業の円滑性を両立することができるモップ用拭体及びモップの提供。
【解決手段】 前後方向が短手方向である平面視細長長方形拭体押圧盤Bと、その拭体押圧盤Bにより保持して対象面Fを拭くためのモップ用拭体Cからなる。モップ用拭体Cは、前後方向が短手方向である平面視細長長方形状をなし、基布Caと、底面側の拭部Cbと、拭体押圧盤Bの前縁部を後向き及び前向きに支持し得る上方突起の可撓性突条部Ccからなる。上面側の長手方向の両端部には、拭体押圧盤Bの長手方向両端部に保持されるための被保持部Ceを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モップに用いるモップ用拭体と、そのモップ用拭体を用いたモップに関する。
実開平7−30960号公報には、モップ用基布1、モップ用基布1の払拭面に縫着されたモップコードの列2及び3、モップ用基布1の反対面に縫着されたポケット形成用の当て布4からなり、モップ用基布のモップコード縫着面と反対面に当て布を縫着して把持具取付用のポケットを形成して成るレンタル用モップであって、基布1及び当て布4の周辺部には端縁を包み込む形で保護用のバイアステープ11が施されており、テープ11の一方の面、当て布4、基布1、テープ11の他方の面及びモップコードの列2が縫い糸6で一体に縫いつけられているモップの発明が開示されている。
このような、モップ(モップ用拭体)に対し、柄体を備えた把持具を取付ける作業は、両端部の上側に形成された把持具取付用のポケットに把持具の両端部を挿入してモップ用拭体を把持具に保持させることにより、容易に行い得る。
しかしながら、このように把持具が取付けられたモップ用拭体においては、特に、前後方向である短手方向の寸法に比し長手方向の寸法が長く、両端のポケットの間の部分の長手方向寸法が長くなるほど、床面等を拭く作業において課題を有していた。すなわち、例えば操作者の前方に把持具が位置する際に、柄体を操作して操作者の近くへ後退させつつ床面等をモップ用拭体により拭いた場合、モップ用拭体を保持した把持具の前側が後縁部を中心として床面等に対し上方へ回転してモップ用拭体の前側が床面等から浮き上がり、清掃作業に支障を来たすことが生じ易いという課題があった。
実開平7−30960号公報
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、着脱作業の容易性と、清掃作業の円滑性を両立することができるモップ用拭体及びモップを提供することにある。
(1) 上記課題を解決するための本発明のモップ用拭体は、
拭体押圧盤により保持して対象面を拭くためのモップ用拭体であって、
前後方向が短手方向である平面視細長形状のシート状をなし、
底面側に、対象面を拭くための拭部を有し、
前記拭体押圧盤の長手方向両端部に保持されるための被保持部を、上面側の長手方向の両端部にそれぞれ有し、
上面側における両被保持部及び両被保持部間にわたり、拭体押圧盤の下側部が接してその拭体押圧盤から下方押圧力を受ける被押圧部を有し、
両被保持部の間のうち上面側における、被押圧部の前側及び後側に、それぞれ上方突起の突起部を有し、
被押圧部の前側及び後側における前記各突起部は、両被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤の下側部がモップ用拭体の被押圧部上に接した状態において、拭体押圧盤から被押圧部に下方押圧力を受けつつ対象面を前方及び後方へ拭く場合に、拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれ支持し得るものであることを特徴とする。
また、上記課題を解決するための本発明のモップは、
前後方向が短手方向である平面視細長形状をなす拭体押圧盤と、その拭体押圧盤により保持して対象面を拭くための上記モップ用拭体を備えてなるモップである。
平面視細長形状のシート状をなすモップ用拭体の、平面視細長形状をなす拭体押圧盤による保持を、モップ用拭体の長手方向の両端部にそれぞれ有する被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持することにより行うことができるため、拭体押圧盤によるモップ用拭体の着脱作業が容易である。
而も、モップ用拭体がその両被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤の下側部がモップ用拭体の被押圧部上に接した状態において、拭体押圧盤から被押圧部に下方押圧力を加えつつモップ用拭体の底面側の拭部により対象面を前方及び後方へ拭く場合に、モップ用拭体の両被保持部の間のうち上面側における、被押圧部の前側及び後側にそれぞれ有する上方突起の突起部が、拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれ支持し得る。
このような構成により、例えば回動自在の柄体を上側に有する拭体押圧盤を、その柄体により操作してモップ用拭体により対象面を拭く作業において、操作者の前方に位置する拭体押圧盤を、柄体を操作して操作者の近くへ後退させつつ対象面をモップ用拭体の拭部により拭いた場合、或いはその他の同様の状況の場合に、モップ用拭体を保持した拭体押圧盤の前側が後縁部を中心として対象面に対し上方へ回転してモップ用拭体が対象面から浮き上がってしまうことが防がれ、この点において清掃作業に支障を来たすことが避けられる。また、操作者の近くに位置する拭体押圧盤を、柄体を操作して操作者の前方へ前進させつつ対象面をモップ用拭体の拭部により拭いた場合に、モップ用拭体の前縁部のうち両被保持部の間の部分が拭体押圧盤の前縁部の下側に潜り込んでしまうことも防がれる。
(2) 上方突起の突起部は、上方突起の可撓性の突条部であるものとすることができる。
モップ用拭体の両被保持部の間のうち上面側における、被押圧部の前側及び後側にそれぞれ有する上方突起の突起部が、上方突起の可撓性の突条部である場合、それらの突条部が拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれより確実に支持し得る。従って、前述のような場合に、モップ用拭体を保持した拭体押圧盤の前側が後縁部を中心として対象面に対し上方へ回転してモップ用拭体が対象面から浮き上がってしまうことにより清掃作業に支障を来たすことや、モップ用拭体の前縁部のうち両被保持部の間の部分が拭体押圧盤の前縁部の下側に潜り込んでしまうこと等が、より確実に防がれ得る。
(3) モップ用拭体の上記被保持部は、モップ用拭体の上面側の長手方向の両端部にそれぞれ設けられた、長手方向における内方に開口する袋状をなし、拭体押圧盤の長手方向両端部がそれぞれ挿入されることにより、モップ用拭体が拭体押圧盤に保持されるものとすることができる。
(4) モップ用拭体の平面視における長手方向寸法が、短手方向寸法の2乃至20倍であるものとすることができる。
(5) モップ用拭体の被保持部の長手方向寸法は、モップ用拭体の長手方向寸法の1/20乃至1/3であるものとすることができる。
本発明のモップ用拭体及びモップによれば、平面視細長形状のシート状をなすモップ用拭体の、平面視細長形状をなす拭体押圧盤による保持を、モップ用拭体の長手方向の両端部にそれぞれ有する被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持することにより行うことができるため、拭体押圧盤によるモップ用拭体の着脱作業が容易である。
而も、拭体押圧盤から被押圧部に下方押圧力を加えつつモップ用拭体の底面側の拭部により対象面を前方及び後方へ拭く場合に、モップ用拭体の両被保持部の間のうち上面側における、被押圧部の前側及び後側にそれぞれ有する上方突起の突起部が、拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれ支持し得るものとしたことにより、例えば回動自在の柄体を上側に有する拭体押圧盤を、その柄体により操作してモップ用拭体により対象面を拭く作業において、操作者の前方に位置する拭体押圧盤を、柄体を操作して操作者の近くへ後退させつつ対象面をモップ用拭体の拭部により拭いた場合、或いはその他の同様の状況の場合に、モップ用拭体を保持した拭体押圧盤の前側が後縁部を中心として対象面に対し上方へ回転してモップ用拭体が対象面から浮き上がってしまうことが防がれ、この点において清掃作業に支障を来たすことが避けられ、作業の円滑化に資する。
従って、拭体押圧盤によるモップ用拭体の着脱作業の容易性と、清掃作業の円滑性を両立することができる。
モップ用拭体及びモップの模式的な斜視図である。 図1における模式的な中央部横断面図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は何れも本発明の実施の形態の一例としてのモップ用拭体及びモップに関するものである。
この例のモップAは、拭体押圧盤Bと、その拭体押圧盤Bにより保持して対象面Fを拭くためのモップ用拭体Cからなる。
拭体押圧盤Bは、前後方向が短手方向である平面視細長長方形の板状をなす。拭体押圧盤Bの上側の中央部には、拭体押圧盤Bを操作するための柄体Dの基部が、ほぼ半球の立体角に相当する範囲の傾動(前後約180度及びその各角度において左右に約180度)が可能なように連結されている。拭体押圧盤Bは、図1における長手方向左寄りの位置に、拭体押圧盤Bの折曲及び非折曲状態での固定が可能な折曲部Baを有する。
モップ用拭体Cは、前後方向が短手方向である平面視細長長方形状をなし、基布Caと、基布Caの底面側及び前後縁部に設けられた、対象面Fを拭くためのマイクロファイバー製の吸水性パイルからなるパイル部Cbと、基布Caの上面側の前後にそれぞれ設けられた上方突起の可撓性の突条部Cc(上方突起の突起部)からなる。基布Caの底面側のパイル部Cbが拭部を構成する。突条部Ccは、芯材Cdを布材により被覆してなるものであり、水分を含んだモップ用拭体Cを絞る上で支障を来たさない可撓性を有する。
モップ用拭体Cの上面側の長手方向の両端部には、拭体押圧盤Bの長手方向両端部に保持されるための被保持部Ceをそれぞれ有する。各被保持部Ceは、基布Ca上に袋形成布Cfが縫着されることにより長手方向における内方に開口する袋状をなし、拭体押圧盤Bの長手方向両端部がそれぞれ挿入されることにより、モップ用拭体Cが拭体押圧盤Bに保持される。その挿入の際は、折曲部Baにおいて拭体押圧盤Bを折曲し、挿入後、折曲部Baを非折曲状態で固定することにより、作業を円滑に行いつつ保持を確実とすることができる。
モップ用拭体Cにおける基布Caの上面部のうち、両被保持部Ce内に位置する部分と、両被保持部Ce間の部分とにわたる部分が、拭体押圧盤Bの下側部が位置して拭体押圧盤Bから下方押圧力を受ける被押圧部Cgを構成する。
モップ用拭体Cが、両被保持部Ceにおいて拭体押圧盤Bの長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤Bの下側部がモップ用拭体Cの被押圧部Cg上に接した状態において、拭体押圧盤Bから被押圧部Cgに下方押圧力を受けつつ対象面Fを前方及び後方へ拭く場合に、両被保持部Ceの間のうち上面側における、被押圧部Cgの前側及び後側に有する突条部Ccが、拭体押圧盤Bの前縁部を後向きに、拭体押圧盤Bの後縁部を前向きに、それぞれ支持し得る。
拭体押圧盤Bによるモップ用拭体Cの保持を、モップ用拭体Cの長手方向の両端部にそれぞれ有する被保持部Ceにおいて拭体押圧盤Bの長手方向両端部に保持することにより行うことができるため、拭体押圧盤Bによるモップ用拭体Cの着脱作業が容易である。
而も、モップ用拭体Cがその両被保持部Ceにおいて拭体押圧盤Bの長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤Bの下側部がモップ用拭体Cの被押圧部Cg上に接した状態において、拭体押圧盤Bから被押圧部Cgに下方押圧力を加えつつモップ用拭体Cの底面側のパイル部Cbにより対象面Fを前方へ拭く場合、モップ用拭体Cの両被保持部Ceの間のうち上面側における、被押圧部Cgの前側に有する上方突起の可撓性の突条部Ccが、拭体押圧盤Bの前縁部を後向きに支持し得る。また、モップ用拭体Cの底面側のパイル部Cbにより対象面Fを後方へ拭く場合、モップ用拭体Cの両被保持部Ceの間のうち上面側における、被押圧部Cgの後側に有する上方突起の可撓性の突条部Ccが、拭体押圧盤Bの後縁部を前向きに支持し得る。
このような構成により、柄体Dを上側に有する拭体押圧盤Bを、その柄体Dにより操作してモップ用拭体Cにより対象面Fを拭く作業において、操作者の前方に位置する拭体押圧盤Bを、柄体Dを操作して操作者の近くへ後退させつつ対象面Fをモップ用拭体Cのパイル部Cbにより拭いた場合、或いはその他の同様の状況の場合に、モップ用拭体Cを保持した拭体押圧盤Bの前側が後縁部を中心として対象面Fに対し上方へ回転してモップ用拭体Cが対象面Fから浮き上がってしまうことにより清掃作業に支障を来たすことが防がれ、円滑な作業を可能とする。また、操作者の近くに位置する拭体押圧盤Bを、柄体Dを操作して操作者の前方へ前進させつつ対象面Fをモップ用拭体Cのパイル部Cbにより拭いた場合に、モップ用拭体Cの前縁部のうち両被保持部Ceの間の部分が拭体押圧盤Bの前縁部の下側に潜り込んでしまうことも防がれる。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する。
本発明のモップは、拭体押圧盤と、その拭体押圧盤により保持して対象面を拭くためのモップ用拭体を備えてなる。
(1) 拭体押圧盤
(1-1) 拭体押圧盤は、前後方向が短手方向である平面視細長形状をなす。
拭体押圧盤の平面視細長形状を構成する前縁部と後縁部は、平行状、特に平行な直線状とすることができるほか、前後方向に凸の緩やかな湾曲状、波形状等、種々の形態をとり得る。拭体押圧盤の平面視細長形状を構成する長手方向の両端部は、平行状、特に平行な直線状とすることができるほか、長手方向に凸の湾曲状等、種々の形態をとり得る。また拭体押圧盤の平面視形状は、細長長方形状、例えば、四角が直角である長方形状、四角が外方に凸の湾曲状をなす長方形状、長手方向端部の外周縁部が平面視において外方に凸の湾曲状をなす長方形状とすることができるが、これに限るものではない。平面視における長手方向寸法は、短手方向寸法の2乃至20倍、好ましくは2.5乃至15倍、より好ましくは3乃至10倍、或いは3.5乃至7倍とすることができる。
拭体押圧盤は、板状の他、モップ用拭体を押圧して対象面を拭く上で適切であれば、格子状、枠状又はその他の形態とすることもできる。
(1-2) また拭体押圧盤は、モップ用拭体を保持するための作業上の必要又はその他の必要に応じ、折曲可能なもの、すなわち、折曲及び非折曲状態での固定が可能なものとすることができる。
拭体押圧盤は、その拭体押圧盤を操作するための柄体又は把手等の操作部を備えるものであることができる。例えば、拭体押圧盤の上側(好ましくは上側中央部)に、拭体押圧盤を操作するための柄体の基部が、ほぼ半球の立体角に相当する範囲の傾動(前後約180度及びその各角度において左右に約180度)、或いは前後のみの傾動(例えば前後約180度の範囲の傾動)が可能なように連結されたものとすることができる。
(2) モップ用拭体
(2-1) モップ用拭体は、前後方向が短手方向である平面視細長形状をなす。
モップ用拭体の平面視細長形状を構成する前縁部と後縁部は、平行状、特に平行な直線状とすることができるほか、前後方向に凸の緩やかな湾曲状、波形状等、種々の形態をとり得る。モップ用拭体の平面視細長形状を構成する長手方向の両端部は、平行状、特に平行な直線状とすることができるほか、長手方向に凸の湾曲状等、種々の形態をとり得る。またモップ用拭体の平面視形状は、細長長方形状、例えば、四角が直角である長方形状、四角が外方に凸の湾曲状をなす長方形状、長手方向端部の外周縁部が平面視において外方に凸の湾曲状をなす長方形状とすることができるが、これに限るものではない。平面視における長手方向寸法は、短手方向寸法の2乃至20倍、好ましくは2.5乃至15倍、より好ましくは3乃至10倍、或いは3.5乃至7倍とすることができる。
(2-2) モップ用拭体は、シート状、例えば、合成繊維等の化学繊維若しくは天然繊維等の繊維からなる織布、不織布、その他の布状材料、合成樹脂材料等、又はこれらの組み合わせからなるものとすることができる。モップ用拭体の厚さは、用途に応じ、強度やクッション性等を備えるための適切な厚さとすることができる。
(2-3) モップ用拭体は、底面側に、対象面を拭くための拭部を有する。拭部は、例えば、繊維製の吸水性の高い多数のパイル(カットパイル、ループパイル又はその他のパイル)からなるものとすることができるが、これに限るものではなく、用途に応じて様々な形態をとり得る。また、拭部はモップ用拭体の底面のみならず前後側縁部等にも拭部が存在するものとすることができる。
(2-4) モップ用拭体は、上面側の長手方向の両端部に、拭体押圧盤の長手方向両端部に保持されるための被保持部をそれぞれ有する。
被保持部としては、例えば、
モップ用拭体の上面側の長手方向の両端部に、長手方向における内方に開口する袋状部をそれぞれ設け、拭体押圧盤の長手方向両端部がそれぞれ挿入されることにより、モップ用拭体が拭体押圧盤に保持されるものとしたもの、
モップ用拭体の上面側の長手方向の両端部に、面ファスナ部をそれぞれ設け、拭体押圧盤の長手方向両端部の下側部にもそれぞれ対応する面ファスナ部を設けてモップ用拭体の両面ファスナ部を接合保持し得るものとしたもの、又は、面ファスナ部に代えて他の結合部としたもの
等を挙げることができる。
被保持部の長手方向寸法は、モップ用拭体の長手方向寸法の1/20乃至1/3、好ましくは1/10乃至1/4、より好ましくは1/8乃至1/5とすることができる。
(2-5) モップ用拭体は、上面側における両被保持部及び両被保持部間にわたり、拭体押圧盤の下側部が位置して拭体押圧盤から下方押圧力を受ける被押圧部を有する。
例えば、被保持部が前記袋状部である場合、モップ用拭体のうち、袋状部内の下側部と、両被保持部間の部分とにわたる部分が、拭体押圧盤の下側部が位置して拭体押圧盤から下方押圧力を受ける被押圧部を構成する。
また、例えば、被保持部が前記面ファスナ部である場合、モップ用拭体のうち、面ファスナ部と、両被保持部間の部分とにわたる部分が、拭体押圧盤の下側部が位置して拭体押圧盤から下方押圧力を受ける被押圧部を構成する。
モップ用拭体が両被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤の下側部がモップ用拭体の被押圧部上に接した状態において、モップ用拭体の両被保持部の間の被押圧部と拭体押圧盤の下側部は非接合状態であるものとすることができる。
(2-6) モップ用拭体は、両被保持部の間のうち上面側における、被押圧部の前側及び後側に、それぞれ上方突起の突起部を有する。
被押圧部の前側及び後側における各突起部は、モップ用拭体が両被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤の下側部がモップ用拭体の被押圧部上に接した状態において、拭体押圧盤から被押圧部に下方押圧力を受けつつ対象面を前方及び後方へ拭く場合に、拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれ支持し得るものである。なお、モップ用拭体により対象面を拭き得る方向は、前後方向に限るものではない。
上方突起の突起部は、被押圧部の前側及び後側において、例えば、それぞれ複数箇所に有するものとすることができるほか、両方又は一方が突条部であるものとすることができるが、両方が突条部であるものが好ましい。
被押圧部の前側及び後側の各突条部は、長手方向に連続したものとすることが好ましいが、長手方向に不連続部分を有するものとすることもできる。
このような突条部は可撓性であることが好ましい。可撓性の突条部は、例えば、芯材を布材により被覆してなるものの他、前記のように拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれ支持し得る種々の形態とすることができるが、水分を含んだモップ用拭体を絞る上で支障を来たさない可撓性を有するものであることが好ましい。
A モップ
B 拭体押圧盤
Ba 折曲部
C モップ用拭体
Ca 基布
Cb パイル部
Cc 突条部
Cd 芯材
Ce 被保持部
Cf 袋形成布
Cg 被押圧部
D 柄体
F 対象面

Claims (6)

  1. 拭体押圧盤により保持して対象面を拭くためのモップ用拭体であって、
    前後方向が短手方向である平面視細長形状のシート状をなし、
    底面側に、対象面を拭くための拭部を有し、
    前記拭体押圧盤の長手方向両端部に保持されるための被保持部を、上面側の長手方向の両端部にそれぞれ有し、
    上面側における両被保持部及び両被保持部間にわたり、拭体押圧盤の下側部が接してその拭体押圧盤から下方押圧力を受ける被押圧部を有し、
    両被保持部の間のうち上面側における、被押圧部の前側及び後側に、それぞれ上方突起の突起部を有し、
    被押圧部の前側及び後側における前記各突起部は、両被保持部において拭体押圧盤の長手方向両端部に保持され、拭体押圧盤の下側部がモップ用拭体の被押圧部上に接した状態において、拭体押圧盤から被押圧部に下方押圧力を受けつつ対象面を前方及び後方へ拭く場合に、拭体押圧盤の前縁部を後向きに、拭体押圧盤の後縁部を前向きに、それぞれ支持し得るものであることを特徴とするモップ用拭体。
  2. 上記上方突起の突起部が、上方突起の可撓性の突条部である請求項1記載のモップ用拭体。
  3. 上記被保持部が、モップ用拭体の上面側の長手方向の両端部にそれぞれ設けられた、長手方向における内方に開口する袋状をなし、拭体押圧盤の長手方向両端部がそれぞれ挿入されることにより、モップ用拭体が拭体押圧盤に保持されるものである請求項1又は2記載のモップ用拭体。
  4. 平面視における長手方向寸法が、短手方向寸法の2乃至20倍である請求項1乃至3の何れか1項に記載のモップ用拭体。
  5. 被保持部の長手方向寸法が、モップ用拭体の長手方向寸法の1/20乃至1/3である請求項1乃至4の何れか1項に記載のモップ用拭体。
  6. 前後方向が短手方向である平面視細長形状をなす拭体押圧盤と、その拭体押圧盤により保持して対象面を拭くための請求項1乃至5の何れか1項に記載のモップ用拭体を備えてなるモップ。
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