JP2014014437A - 樹脂材料により一体成形されるエアーバッグ、およびこのエアーバッグを備えるマッサージ椅子 - Google Patents

樹脂材料により一体成形されるエアーバッグ、およびこのエアーバッグを備えるマッサージ椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】中間部分の強度を高くできる樹脂材料により一体成形されるエアーバッグおよびこのエアーバッグを備えるマッサージ椅子を提供する。
【解決手段】マッサージ椅子は、樹脂材料により一体成形されるマッサージ部60を有する。マッサージ部60は、エアーが供給および排出される第1空気室61と、エアーが供給および排出される第2空気室62と、第1空気室61および第2空気室62との間に形成される中間部分60Cを有する。中間部分60Cは、肉薄部67および肉薄部67を補強する補強部68を有する。補強部68は、肉薄部67と一体的に形成され、肉薄部67よりも厚い。
【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂材料により一体成形されるエアーバッグ、およびエアーバッグを備えるマッサージ椅子に関する。
特許文献1のエアーバッグは、エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、第1空気室および第2空気室を接続する中間部分を有する。このエアーバッグの中間部分は、肉薄部を有する。
特開2012−70768号公報
上記のエアーバッグは、例えば組み付け時において肉薄部に負荷がかかることにより中間部分が変形し、第1空気室および第2空気室が所望の位置からずれるおそれがある。
本発明は、以上の背景をもとに創作されたものであり、中間部分の強度を高くできる樹脂材料により一体成形されるエアーバッグおよびこのエアーバッグを備えるマッサージ椅子を提供することを目的とする。
本発明の樹脂材料により一体成形されるエアーバッグは、エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、前記第1空気室および前記第2空気室の間に形成される中間部分を有する樹脂材料により一体成形されるエアーバッグであって、前記中間部分は、肉薄部および前記肉薄部を補強する補強部を有し、前記補強部は、前記肉薄部と一体的に形成され、前記肉薄部よりも厚い。
この樹脂材料により一体形成されるエアーバッグは、前記中間部分は、第1供給口と、第2供給口と、前記第1空気室および前記第1供給口を連通する第1管路部と、前記第2空気室および前記第2供給口を連通する第2管路部とを有し、前記中間部分は、前記第1管路部の前記第2空気室側の端部と前記第2管路部の前記第1空気室側の端部とが隣り合う部分に前記肉薄部としての中間肉薄部を有し、前記補強部は、前記中間肉薄部の上方および下方の少なくとも一方において前記第1管路部および前記第2管路部の長手方向に延びることが好ましい。
本発明の樹脂材料により一体成形されるエアーバッグは、 エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、前記第1空気室および前記第2空気室の間に形成される中間部分を有する樹脂材料により一体成形されるエアーバッグであって、前記エアーバッグは、折曲方向に沿って折り曲げられて支持部に配置され、前記中間部分は、第1供給口と、第2供給口と、前記第1空気室および前記第1供給口を連通する第1管路部と、前記第2空気室および前記第2供給口を連通する第2管路部と、肉薄部とを有し、前記肉薄部は、前記第1管路部の前記第2空気室側の端部と前記第2管路部の前記第1空気室側の端部とが隣り合う部分に中間肉薄部を有し、前記中間肉薄部は、前記折曲方向に対して傾斜する方向に延びる。
本発明のマッサージ椅子は、オットマンを有するマッサージ椅子であって、前記マッサージ椅子は、エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、前記第1空気室および前記第2空気室を接続する中間部分を有するエアーバッグであって、前記中間部分は、前記肉薄部を補強する補強部を有し、前記補強部は、前記肉薄部と一体的に形成され、前記肉薄部よりも厚い樹脂材料により一体形成されるエアーバッグを有し、前記オットマンは、右脚および左脚をそれぞれ嵌め込むための溝部を有し、前記溝部は、内側面および前記内側面に対向する外側面を有し、前記エアーバッグは、前記内側面および前記外側面の一方に前記第1空気室および前記第2空気室の一方が配置され、前記内側面および前記外側面の他方に前記第1空気室および前記第2空気室の他方が配置される。
このマッサージ椅子は、前記オットマンは、足裏を支持する足裏支持部を有し、前記足裏支持部は、前記足裏に向けて突出する施療用突起を有し、前記エアーバッグは、前記第1空気室および前記第2空気室が膨張することにより前記足裏を前記内側面側および前記外側面側に移動させることが好ましい。
このマッサージ椅子は、前記オットマンは、足裏を支持する足裏支持部を有し、前記足裏支持部は、電熱線を有し、前記電熱線は、前記足裏支持部の足裏支持面において、前記内側面から前記外側面に向かう幅方向に沿う部分の長さが前記幅方向と直交する奥行方向に沿う部分の長さよりも長いことが好ましい。
本発明は、中間部分の強度を高くできる樹脂材料により一体成形されるエアーバッグおよびこのエアーバッグを備えるマッサージ椅子を提供する。
第1実施形態のマッサージ機に関する斜視図であり、マッサージ機の全体構造を示す斜視図。 第1実施形態のオットマンに関する正面図であり、オットマンの全体構造を示す正面図。 第1実施形態の上部マッサージ部に関する正面図であり、折り曲げていない状態の上部マッサージ部の全体構造を示す正面図。 第1実施形態の上部マッサージ部に関する断面図であり、図3のZ4−Z4線に沿う断面構造を示す断面図。 第1実施形態の足裏支持部に関する平面図であり、足裏支持部の平面構造を示す平面図。 第2実施形態の上部マッサージ部に関する正面図であり、折り曲げていない状態の上部マッサージ部の全体構造を示す正面図。 変形例の上部マッサージ部に関する正面図であり、折り曲げていない状態の上部マッサージ部の全体構造を示す正面図。
(第1実施形態)
図1に示されるように、マッサージ椅子1は、本体10、座部11、背もたれ12、肘掛13、オットマン20、および供給装置80を有する。
オットマン20は、脚支持部30および足裏支持部70を有する。脚支持部30は、座部11に対して回転可能に取り付けられる。足裏支持部70は、脚支持部30に対して回転可能に取り付けられる。オットマン20の状態は、脚支持部30および足裏支持部70が回転することにより、リクライニング状態と、足裏支持状態との間で変更される。
リクライニング状態は、脚支持部30の脚裏面34および足裏支持部70の足裏支持面71が平行する。オットマン20は、リクライニング状態のとき、脚支持部30が上腿を下方から支持し、足裏支持部70が下腿を下方から支持する。
足裏支持状態は、脚支持部30の脚裏面34および足裏支持部70の足裏支持面71が略直交する(図2参照)。オットマン20は、足裏支持状態のとき、脚支持部30が上腿を背面から支持し、足裏支持部70が足裏を下方から支持する。
図2を参照して、オットマン20の構造について詳述する。以下では、オットマン20が足裏支持状態のときの上方および下方を含む方向を高さ方向とする。オットマン20が足裏支持状態のときの前方および後方を含む方向を奥行方向とする。オットマン20が足裏支持状態のときの右方および左方を含む方向を幅方向とする。なお、図2は、脚支持部30および足裏支持部70の連結部分を省略している。
脚支持部30は、右脚および左脚をそれぞれ嵌め込むための2つの溝部31を有する。各溝部31は、内側面32、外側面33、脚裏面34、脚裏マッサージ部40、上部マッサージ部50、下部マッサージ部60を有する。なお、幅方向において、右脚に対応する部位について、内側は左方側と対応し、外側は右方側と対応する。また、幅方向において、左脚に対応する部位について、内側は右方側と対応し、外側は左方側と対応する。下部マッサージ部60は、「エアーバッグ」に相当する。
脚裏マッサージ部40は、上部マッサージ部50および下部マッサージ部60よりも前方に配置される。
脚裏マッサージ部40は、裏側空気室41および供給口42を有する。裏側空気室41は、供給口42からのエアーの供給および排出にともなって膨張および収縮する。供給口42は、裏側空気室41および供給装置80(図1参照)を互いに接続する。脚裏マッサージ部40は、脚裏面34に沿って配置される。
上部マッサージ部50は、内側空気室51、外側空気室52、2つの連通部53、および供給口54を有する。内側空気室51および外側空気室52は、供給口54からのエアーの供給および排出にともなって膨張および収縮する。
2つの連通部53は、内側空気室51および外側空気室52の間に高さ方向に並んで配置される。各連通部53は、内側空気室51および外側空気室52を互いに連通する。供給口54は、上側の連通部53および供給装置80(図1参照)を互いに接続する。内側空気室51は、内側面32に配置される。外側空気室52は、外側面33に配置される。連通部53は、脚裏面34に配置される。
上部マッサージ部50は、内側空気室51および連通部53の境界と、外側空気室52および連通部53の境界とにおいて折り曲げられる。すなわち、上部マッサージ部50は、内側面32、脚裏面34、および外側面33にわたって折り曲げられて配置される。
下部マッサージ部60は、上部マッサージ部50よりも上方に配置される。
下部マッサージ部60は、第1部分60A、第2部分60B、および中間部分60Cを有する。第1部分60Aおよび第2部分60Bは、中間部分60Cにより互いに接続される。
第1部分60Aは、第1空気室61を有する。第2部分60Bは、第2空気室62を有する。中間部分60Cは、第1管路部63、第1供給口64、第2管路部65、第2供給口66、肉薄部67、補強部68、および補助補強部69を有する。
第1空気室61は、第1供給口64からのエアーの供給および排出にともなって膨張および収縮する。第2空気室62は、第2供給口66からのエアーの供給および排出にともなって膨張および収縮する。
第1部分60Aは、内側面32に配置される。第2部分60Bは、外側面33に配置される。中間部分60Cは、脚裏面34に配置される。
下部マッサージ部60は、第1部分60Aおよび中間部分60Cの境界と、第2部分60Bおよび中間部分60Cの境界とにおいて折り曲げられる。すなわち、下部マッサージ部60は、内側面32、脚裏面34、および外側面33にわたって折り曲げられて配置される。
図3を参照して、下部マッサージ部60の構造について詳述する。なお、図3は、図2の下部マッサージ部60を折り曲げていない状態を示している。
第1管路部63は、第2空気室62側の端部である先端部63A、および第1空気室61と接続される基端部63Bを有する。第1管路部63は、第1空気室61から第2空気室62に向かって延びる。先端部63Aは、中間部分60Cの中央よりも第1空気室61側に形成される。第1管路部63は、第1空気室61と、先端部63Aに形成される第1供給口64とを連通する。第1供給口64は、第1管路部63および供給装置80(図1参照)を互いに接続する。
第2管路部65は、第1空気室61側の端部である先端部65A、および第2空気室62と接続される基端部65Bを有する。第2管路部65は、第2空気室62から第1空気室61に向かって延びる。先端部65Aは、中間部分60Cの中央よりも第2空気室62側に形成される。第2管路部65は、第2空気室62と、先端部63Aに形成される第2供給口66とを連通する。第2供給口66は、第2管路部65および供給装置80(図1参照)を互いに接続する。
第1管路部63および第2管路部65の長手方向は、幅方向に平行する。また、第1管路部63および第2管路部65は、高さ方向において同じ位置に形成される。
肉薄部67は、中間肉薄部67A、上部肉薄部67B、および下部肉薄部67Cを有する。上部肉薄部67Bは、第1管路部63および第2管路部65の上方に形成される。下部肉薄部67Cは、第1管路部63および第2管路部65の下方に形成される。中間肉薄部67Aは、先端部63Aおよび先端部65Aの間に形成される。
下部肉薄部67Cは、第1管路部63の下方および第2管路部65の下方に脚支持部30にねじ35(図2参照)を介して取り付けるための取付孔67Dを有する。
補強部68は、上部肉薄部67Bに形成される。補強部68は、第1管路部63および第2管路部65の長手方向に沿って延びる。補強部68の第1空気室61側の第1端部68Aは、基端部63B付近かつ基端部63Bよりも第2空気室62側に位置する。補強部68の第2空気室62側の第2端部68Bは、基端部65B付近かつ基端部65Bよりも第1空気室61側に位置する。補強部68は、第1空気室61、第2空気室62、第1管路部63、および第2管路部65に接しない。
補助補強部69は、第1補助補強部69A、第2補助補強部69B、および第3補助補強部69Cを有する。
第1補助補強部69Aは、下部肉薄部67Cにおいて第1管路部63の下方に形成される。第1補助補強部69Aの幅方向の大きさは、第1管路部63の幅方向の大きさよりも小さい。
第2補助補強部69Bは、下部肉薄部67Cにおいて第2管路部65の下方に形成される。第2補助補強部69Bの幅方向の大きさは、第2管路部65の幅方向の大きさよりも小さい。
第3補助補強部69Cは、下部肉薄部67Cにおいて中間肉薄部67Aの下方に形成される。第3補助補強部69Cの幅方向の大きさは、下部肉薄部67Cの幅方向の大きさよりも大きい。
図4に示されるように、補強部68の厚さ(以下、「補強部厚HB」)は、中間肉薄部の厚さ(以下、「肉薄部厚HA」)よりも厚い。補助補強部69の厚さ(以下、「補助補強部厚HC」)は、肉薄部厚HAよりも厚い。また、補強部厚HBは、補助補強部厚HCよりも厚い。
下部マッサージ部60のエアーの供給態様について説明する。
右側の下部マッサージ部60の第1空気室61および左側の下部マッサージ部60の第1空気室61は、同一の供給系統を介して供給装置80(図1参照)によりエアーの供給および排出が行われる。
右側の下部マッサージ部60の第2空気室62および左側の下部マッサージ部60の第2空気室62は、同一の供給系統を介して供給装置80(図1参照)によりエアーの供給および排出が行われる。
すなわち、右側の下部マッサージ部60および左側の下部マッサージ部60において、各第1空気室61は同時に膨張および収縮する。右側の下部マッサージ部60および左側の下部マッサージ部60において、各第2空気室62は同時に膨張および収縮する。
下部マッサージ部60の製造方法について説明する。
下部マッサージ部60は、樹脂材料としての低密度ポリエチレンにより形成される。下部マッサージ部60は、一体成形される。
下部マッサージ部60は、ブロー成形により成形される。具体的には、下部マッサージ部60は、円筒状のフィルムを金型に挟みこみ、フィルムの間に圧縮空気を送出してフィルムを金型に押し付けることにより製造される。補強部68および補助補強部69は、金型に形成される樹脂だまり部にフィルムの樹脂がたまることにより形成される。これにより、肉薄部厚HAは、フィルムを2枚重ねた厚さ以下になる。補強部厚HBおよび補助補強部厚HCは、フィルムを2枚重ねた厚さよりも厚くなる。また、第1空気室61、第2空気室62、第1管路部63、第1供給口64、第2管路部65、および第2供給口66は、それぞれ内部においてエアーの流通が許容される。肉薄部67、補強部68、および補助補強部69は、エアーの流通を遮断する部分として形成される。
下部マッサージ部60の作用について説明する。
下部マッサージ部60は、第1部分60Aおよび中間部分60Cの境界と、第2部分60Bおよび中間部分60Cの境界と比較して、中間肉薄部67Aに負荷がかかりやすい。このため、補強部68および補助補強部69を有しない仮想の下部マッサージ部を溝部31の形状に沿わせて曲げたとき、仮想の下部マッサージ部は、中間肉薄部67Aにおいて第1部分60Aおよび第2部分60Bが近づく方向に曲がりやすい。
下部マッサージ部60は、中間肉薄部67Aよりも厚い補強部68および第3補助補強部69Cを有するため、中間肉薄部67Aにおいて第1部分60Aおよび第2部分60Bが近づく方向に曲がりにくくなる。
なお、上部マッサージ部50は、連通部53が内側空気室51から外側空気室52までにわたり連続しているため、内側空気室51および外側空気室52の間において比較的曲がりにくい。
図5を参照して、足裏支持部70の構造について説明する。
足裏支持部70は、右側の足裏Fを支持する右側の足裏支持面71、左側の足裏Fを支持する左側の足裏支持面71、足裏移動機構72、施療用突起73、および電熱線74を有する。足裏支持面71は、足裏Fの中央部分が配置される位置に出没孔71Aを有する。なお、図5中においては、電熱線74および施療用突起73を覆うカバーを省略している。
施療用突起73は、出没孔71Aから突出および出没孔71Aよりも下方に埋没することができる。図示しないが、足裏支持部70は、施療用突起73の下部には施療用突起73を上方および下方に移動させるための突出機構を有する。
電熱線74は、各足裏支持面71に配置されている。電熱線74は、幅方向に沿う幅部分75、および奥行方向に沿う奥行部分76を有する。幅部分75および奥行部分76が連続することにより、電熱線74は、蛇行した形状を有する。幅部分75の長さは、奥行部分76の長さよりも長い。具体的には、各幅部分75の長さの合計は、各奥行部分76の長さの合計よりも長い。
足裏移動機構72は、各足裏支持面71の内側および外側に配置される。各足裏移動機構72は、供給装置80からのエアーの供給およびエアーの排出により膨張および収縮する。内側の足裏移動機構72および外側の足裏移動機構72が交互に膨張および収縮することにより、足裏Fを内側および外側に移動させる。
足裏移動機構72の膨張および収縮は、下部マッサージ部60の第1空気室61および第2空気室62の膨張および収縮と同時に実行される。すなわち、第1空気室61が膨張し、第2空気室62が収縮するとき、内側の足裏移動機構72が膨張し、外側の足裏移動機構72が収縮する。また、第1空気室61が収縮し、第2空気室62が膨張するとき、内側の足裏移動機構72が収縮し、外側の足裏移動機構72が膨張する。これにより、右側および左側の足裏Fは、内側および外側に移動する。
足裏支持部70の作用について説明する。
足裏移動機構72は、足裏Fを内側および外側に向かって交互に移動させる。このため、足裏Fは、施療用突起73の上を移動する。これにより、施療用突起73は、足裏Fの複数の部分に刺激を付与する。
電熱線74は、幅部分75の長さが奥行部分76の長さよりも長い。すなわち、足裏Fの移動方向に沿う部分が、足裏Fの移動方向と直交する方向よりも長い。このため、奥行部分76の長さが幅部分75の長さがよりも長い構成と比較して、足裏Fが移動するときの、電熱線74の引きずりを低減できる。
本実施形態のマッサージ椅子1は、以下の効果を奏する。
(1)下部マッサージ部60は、肉薄部67と一体的に成形される補強部68を有する。このため、肉薄部67を有する中間部分60Cの強度を高めることができる。これにより、下部マッサージ部60を脚支持部30に取り付けたとき、中間部分60Cが変形することにより第1空気室61および第2空気室62が所望の位置からずれることを抑制できる。また、下部マッサージ部60を製造するときの肉だまりにより補強部68を形成する。このため、別体の補強部68で肉薄部67を補強する構成と比較して、部品点数を少なくすることができる。
(2)下部マッサージ部60は、第1空気室61および第2空気室62を有する。このため、1つの空気室を有する2つの下部マッサージ部を内側面32および外側面33にそれぞれ配置するマッサージ椅子1と比較して、下部マッサージ部60の脚支持部30へのねじ35による取り付け箇所を少なくすることができる。このため、下部マッサージ部60は、1つの空気室を有する2つの下部マッサージ部を脚支持部30に取り付ける場合と比較して、より小さい場所に取り付けることができる。
(3)補強部68は、中間肉薄部67Aの上方において第1管路部63および第2管路部65の長手方向に延びる。このため、中間肉薄部67Aに負荷がかかりにくくなる。これにより、中間肉薄部67Aが補強され、中間部分60Cの変形が抑制される。
(4)補強部68は、第1管路部63および第2管路部65の長手方向のほぼ全体に沿って形成される、このため、下部マッサージ部60は、第1管路部63および第2管路部65の中間部分おいて曲がりにくい。一方、第1管路部63の基端部63Bの上方、および第2管路部65の基端部65Bの上方には補強部68が形成されないため、下部マッサージ部60は基端部63B、および基端部65Bにおいて曲がりやすい。すなわち、下部マッサージ部60は、溝部31に沿わせて曲げやすい。
(5)足裏支持部70は、施療用突起73を有する。このため、下部マッサージ部60が足裏Fを内側および外側に移動させるとき、足裏支持部70は、足裏Fの移動により足裏Fの複数の箇所に施療用突起73の刺激を付与することができる。
(6)足裏支持部70は、幅部分75の長さが奥行部分76の長さよりも長い電熱線74を有する。このため、幅部分75の長さが奥行部分76の長さよりも短い電熱線74を有する構成と比較して、下部マッサージ部60が、足裏Fを内側および外側に移動させるときの電熱線74の引きずりが小さい。すなわち、足裏Fの移動による電熱線74の負荷が小さくなる。
(7)下部マッサージ部60は、補助補強部69を有する。補助補強部厚HCは、下部肉薄部67Cの肉薄部厚HAよりも厚い。すなわち、補助補強部69は、下部肉薄部67Cを補強するため、下部肉薄部67Cの変形を抑制することができる。
(8)下部マッサージ部60は、第3補助補強部69Cを有する。第3補助補強部69Cは、中間肉薄部67Aの下方に配置されるため、中間肉薄部67Aにかかる負荷を低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態のマッサージ椅子1は、第1実施形態のマッサージ椅子1と比較して次の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。すなわち、下部マッサージ部60の中間部分60Cに代えて中間部分160Cを有する下部マッサージ部160を有する。なお、第1実施形態と共通する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図6を参照して、下部マッサージ部160の構造について詳述する。なお、図6は、下部マッサージ部60を折り曲げていない状態を示している。
下部マッサージ部60は、第1部分60A、第2部分60B、および中間部分160Cを有する。第1部分60Aおよび第2部分60Bは、中間部分160Cにより互いに接続される。
中間部分160Cは、第1管路部163、第1供給口64、第2管路部165、第2供給口66、肉薄部167、および補助補強部69を有する。
第1部分60Aは、内側面32(図2参照)に配置される。第2部分60Bは、外側面33(図2参照)に配置される。中間部分60Cは、脚裏面34(図2参照)に配置される。
下部マッサージ部60は、第1部分60Aおよび中間部分60Cの境界と、第2部分60Bおよび中間部分60Cの境界とにおいて高さ方向沿って折り曲げられる。すなわち、下部マッサージ部60は、内側面32、脚裏面34、および外側面33にわたって折り曲げられて配置される。なお、高さ方向が、「折曲方向」に相当する。
第1管路部163は、第2空気室62側の端部である先端部163A、および第1空気室61と接続される基端部63Bを有する。第1管路部163は、第1空気室61から第2空気室62に向かって延びる。先端部163Aは、中間部分160Cの中央よりも第2空気室62側に形成される。
第2管路部165は、第1空気室61側の端部である先端部165A、および第2空気室62と接続される基端部65Bを有する。第2管路部165は、第2空気室62から第1空気室61に向かって延びる。先端部165Aは、中間部分160Cの中央よりも第2空気室62側に形成される。
先端部163Aは、上方から下方に向かうにつれて第2空気室62側から第1空気室61側に傾斜する。すなわち、先端部163Aは、高さ方向に対して傾斜する。先端部165Aは、上方から下方に向かうにつれて第2空気室62側から第1空気室61側に傾斜する。すなわち、先端部165Aは、高さ方向に対して傾斜する。
第1管路部63および第2管路部65の長手方向は、幅方向に平行する。また、第1管路部63の上端および第2管路部65の上端は、高さ方向において同じ位置に形成される。第1管路部63の下端および第2管路部65の下端は、高さ方向において同じ位置に形成される。先端部163Aおよび先端部165Aは、互いに平行する。先端部163Aの上端は、先端部165Aの下端よりも第2空気室62側に位置する。
肉薄部67は、中間肉薄部167A、上部肉薄部67B、および下部肉薄部67Cを有する。中間肉薄部167Aは、先端部163Aおよび先端部165Aの間に形成される。中間肉薄部167Aは、高さ方向に対して傾斜する長手方向を有する。具体的には、先端部163Aおよび先端部165Aは、高さ方向に対して傾斜し、かつ互いに平行するため、中間肉薄部167Aは、高さ方向に対して傾斜する方向に延びる。
本実施形態のマッサージ椅子1は、第1実施形態の(2)、および(5)〜(8)の効果に加えて以下の効果を奏する。
(9)中間肉薄部167Aは、下部マッサージ部160の折曲方向である高さ方向に対して傾斜する。このため、中間部分160Cは、高さ方向に曲がり難い。また、先端部163Aの上端は、先端部165Aの下端よりも第2空気室62側に位置する。すなわち、中間部分160Cは、高さ方向と平行する線上の断面において、常に第1管路部163および第2管路部165の少なくとも一方を有する。このため、中間部分160Cは、高さ方向に曲がり難い。このため、下部マッサージ部60を折り曲げることにより、中間部分160Cが高さ方向に曲がることが抑制される。
本発明は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本発明のその他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
・第1実施形態の下部マッサージ部60の中間部分60Cは、長手方向が幅方向に平行する長方形状の補強部68を有する。一方、図7に示される変形例の下部マッサージ部260の中間部分260Cは、幅方向の中央の高さ方向の大きさが幅方向の端部の高さ方向の大きさよりも大きい補強部268を有する。この中間部分260Cは、第1管路部263の上端が、第1空気室61側から第2空気室62側に向かうにつれて上方から下方に傾斜する。第2管路部265の上端が、第2空気室62側から第1空気室61側に向かうにつれて上方から下方に傾斜する。このため、上部肉薄部267Bは、下端が幅方向の端部から中央に向かうにつれて上方から下方に傾斜する。すなわち、上部肉薄部267Bは、上端を底辺とする三角形状を有する。補強部268は、下端が幅方向の中央に向かうにつれて上方から下方に突出する。補強部268は、第1管路部263の先端部263Aおよび第2管路部265の先端部265Aの間においては、上部肉薄部267Bから、中間肉薄部267Aおよび下部肉薄部267Cまでにわたり形成される。なお、中間部分260Cは、第3補助補強部69Cを省略している。
この変形例の中間部分260Cは、中間部分260Cの幅方向の中央および中央付近において、補強部268の高さ方向の大きさが大きくなるため、断面係数が大きくなる。このため、中間部分260Cは、曲がり難くなる。
また、上部肉薄部267Bのうち、補強部268の下端および第1管路部263の上端の間の部分が高さ方向に対して傾斜し、中間肉薄部267Aのうち高さ方向に平行な補強部268および先端部263Aの間の部分に連続する。上部肉薄部267Bのうち、補強部268の下端および第2管路部265の上端の間の部分が高さ方向に対して傾斜し、中間肉薄部267Aのうち高さ方向に平行な補強部268および先端部265Aの間の部分に連続する。すなわち、肉薄部267のうち、中間部分260Cの上端から下端にわたり連続する部分が屈曲する。このため、中間部分260Cは、曲がり難くなる。
・第1実施形態の補強部68は、第1端部68Aが第1空気室61付近に位置する。一方、変形例の補強部68は、第1端部68Aが中間部分60Cの中央付近に位置する。
・第1実施形態の補強部68は、第2端部68Bが第2空気室62付近に位置する。一方、変形例の補強部68は、第2端部68Bが中間部分60Cの中央付近に位置する。
・第1実施形態の補強部68は、上部肉薄部67Bに形成される。一方、変形例の補強部68は、下部肉薄部67Cに形成される。
・第2実施形態の下部マッサージ部160は、補強部68を省略している。一方、変形例の下部マッサージ部160は、補強部68を有する。
・第2実施形態の下部マッサージ部160は、中間肉薄部167Aが上方から下方に向かうにつれて第2空気室62側から第1空気室61側に傾斜する。一方、変形例の下部マッサージ部160は、中間肉薄部167Aが上方から下方に向かうにつれて第1空気室61側から第2空気室62側に傾斜する。
・第2実施形態の下部マッサージ部160は、高さ方向に沿って折り曲げられる。一方、変形例の下部マッサージ部160は、高さ方向に対して傾斜した方向(以下、「傾斜方向」)に沿って折り曲げられる。なお、この場合、傾斜方向が、「折曲方向」に相当する。傾斜方向は、例えば、中間肉薄部167Aが上方から下方に向かうにつれて第2空気室62側から第1空気室61側に傾斜する。この傾斜方向においては、中間肉薄部167Aは、高さ方向に沿って延びる形状に変更できる。また、中間肉薄部167Aは、中間肉薄部167Aが上方から下方に向かうにつれて第2空気室62側から第1空気室61側に傾斜し、かつ傾斜方向とは異なる角度で傾斜する形状に変更できる。
・第1および第2実施形態の下部マッサージ部60,160は、第1補助補強部69A、第2補助補強部69B、および第3補助補強部69Cを有する。一方、変形例の下部マッサージ部60,160は、第1補助補強部69A、第2補助補強部69B、および第3補助補強部69Cの少なくとも1つを省略している。
・第1および第2実施形態の下部マッサージ部60,160は、樹脂材料としての低密度ポリエチレンにより形成される。一方、変形例の下部マッサージ部60,160は、樹脂材料としての低密度ポリエチレン以外のポリエチレンにより形成される。また、さらなる変形例の下部マッサージ部60,160は、樹脂材料としてのポリエチレン以外の熱可塑性樹脂により形成される。すなわち、マッサージ部60は、肉薄部67および補強部68が一体成形され、かつ第1部分60A、第2部分60B、および中間部分60Cを溝部31に沿わせて配置することができる硬度を有するマッサージ部60であれば、いずれの樹脂材料を用いることもできる。マッサージ部160は、第1部分60A、第2部分60B、および中間部分60Cを溝部31に沿わせて配置することができる硬度を有するマッサージ部160であれば、いずれの樹脂材料を用いることもできる。
・第1および第2実施形態の脚支持部30は、脚裏マッサージ部40および上部マッサージ部50を有する。一方、変形例の脚支持部30は、脚裏マッサージ部40および上部マッサージ部50の少なくとも一方を省略している。
・第1および第2実施形態の電熱線74は、幅部分75が奥行部分76よりも長い。一方、変形例の電熱線74は、奥行部分76が幅部分75よりも長い。
・第1および第2実施形態の電熱線74は、幅部分75および奥行部分76が連続する蛇行した形状を有するが、電熱線74の形状は、いずれの形状に変更することもできる。
・第1および第2実施形態の足裏支持部70は、電熱線74を有する。一方、変形例の足裏支持部70は、電熱線74を省略している。
・第1および第2実施形態の足裏支持部70は、施療用突起73を有する。一方、変形例の足裏支持部70は、施療用突起73を省略している。
・第1および第2実施形態のオットマン20は、リクライニング状態と足裏支持状態とを有する。一方、変形例のオットマン20は、リクライニング状態または足裏支持状態の一方のみを有する。
・第1および第2実施形態のオットマン20は、足裏支持部70を有する。一方、変形例のオットマン20は、足裏支持部70を省略している。
・第1および第2実施形態の下部マッサージ部60は、脚支持部30に配置される。一方、変形例の下部マッサージ部60,160は、肘掛13に配置されて、腕のマッサージを行う。さらなる変形例の下部マッサージ部60,160は、座部11に配置される。座部11に配置される場合、下部マッサージ部60,160は、中間部分60C,160Cが座部11の幅に対応した大きさを有する。
・第1および第2実施形態の下部マッサージ部60,160は、第1空気室61が内側面32に配置され、第2空気室62が外側面33に配置され、中間部分60C,160Cが脚裏面34に配置される。一方、変形例の下部マッサージ部60,160は、第1空気室61が外側面33に配置され、第2空気室62が内側面32に配置され、中間部分60C,160Cが脚裏面34に配置される。
・第1および第2実施形態の下部マッサージ部60,160は、上部マッサージ部50よりも下方に配置される。一方、変形例の下部マッサージ部60,160は、上部マッサージ部50よりも上方に配置される。
・第1および第2実施形態の上部マッサージ部50は、内側空気室51および外側空気室52が連通部53により連通している。一方、変形例の上部マッサージ部50は、内側空気室51および外側空気室52が独立している。この場合、上部マッサージ部50を下部マッサージ部60,160と同じ構成にすることもできる。
・第1および第2実施形態の右側の下部マッサージ部60,160の第1空気室61および左側の下部マッサージ部60,160の第1空気室61は、同一の供給系統を介して供給装置80によりエアーの供給および排出が行われる。一方、変形例の右側の下部マッサージ部60,160の第1空気室61および左側の下部マッサージ部60,160の第1空気室61は、各別の供給系統を介して供給装置80によりエアーの供給および排出が行われる。
・第1および第2実施形態の右側の下部マッサージ部60,160の第2空気室62および左側の下部マッサージ部60,160の第2空気室62は、同一の供給系統を介して供給装置80によりエアーの供給および排出が行われる。一方、変形例の右側の下部マッサージ部60,160の第2空気室62および左側の下部マッサージ部60,160の第2空気室62は、各別の供給系統を介して供給装置80によりエアーの供給および排出が行われる。
・第1および第2実施形態のマッサージ椅子1は、背もたれ12および肘掛13を有する。一方、変形例のマッサージ椅子1は、背もたれおよび肘掛13の少なくとも一方を省略している。
・第1および第2実施形態の下部マッサージ部60,160は、マッサージ椅子1に適用している。しかし、エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、第1空気室および第2空気室の間に形成される中間部分を有する樹脂材料により一体成形されるエアーバッグであれば、いずれのエアーバッグに対しても本実施形態の下部マッサージ部60,160の構成を適用することができる。
1…マッサージ椅子、20…オットマン、30…脚支持部、31…溝部、60,160,260…マッサージ部(エアーバッグ)、60C,160C、260C…中間部分、61…第1空気室、62…第2空気室、63,163,263…第1管路部、63A,163A,263A…先端部(第2空気室側の端部)、64…第1供給口、65,165,265…第2管路部、65A,165A,263A…先端部(第1空気室側の端部)、66…第2供給口、67,267…肉薄部、67A,167A、267A…中間肉薄部、70…足裏支持部、73…施療用突起、74…電熱線、75…幅部分(幅方向に沿う部分)、76…奥行部分(奥行方向に沿う部分)。

Claims (6)

  1. エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、前記第1空気室および前記第2空気室の間に形成される中間部分を有する樹脂材料により一体成形されるエアーバッグであって、
    前記中間部分は、肉薄部および前記肉薄部を補強する補強部を有し、
    前記補強部は、前記肉薄部と一体的に成形され、前記肉薄部よりも厚い
    樹脂材料により一体成形されるエアーバッグ。
  2. 前記中間部分は、第1供給口と、第2供給口と、前記第1空気室および前記第1供給口を連通する第1管路部と、前記第2空気室および前記第2供給口を連通する第2管路部とを有し、
    前記中間部分は、前記第1管路部の前記第2空気室側の端部と前記第2管路部の前記第1空気室側の端部とが隣り合う部分に前記肉薄部としての中間肉薄部を有し、
    前記補強部は、前記中間肉薄部の上方および下方の少なくとも一方において前記第1管路部および前記第2管路部の長手方向に延びる
    請求項1に記載の樹脂材料により一体成形されるエアーバッグ。
  3. エアーが供給および排出される第1空気室と、エアーが供給および排出される第2空気室と、前記第1空気室および前記第2空気室の間に形成される中間部分を有する樹脂材料により一体成形されるエアーバッグであって、
    前記エアーバッグは、折曲方向に沿って折り曲げられて支持部に配置され、
    前記中間部分は、第1供給口と、第2供給口と、前記第1空気室および前記第1供給口を連通する第1管路部と、前記第2空気室および前記第2供給口を連通する第2管路部と、肉薄部とを有し、
    前記肉薄部は、前記第1管路部の前記第2空気室側の端部と前記第2管路部の前記第1空気室側の端部とが隣り合う部分に中間肉薄部を有し、
    前記中間肉薄部は、前記折曲方向に対して傾斜する方向に延びる
    樹脂材料により一体成形されるエアーバッグ。
  4. オットマンを有するマッサージ椅子であって、
    前記マッサージ椅子は、請求項1または2に記載の樹脂材料により一体成形されるエアーバッグを有し、
    前記オットマンは、右脚および左脚をそれぞれ嵌め込むための溝部を有し、
    前記溝部は、内側面および前記内側面に対向する外側面を有し、
    前記エアーバッグは、前記内側面および前記外側面の一方に前記第1空気室および前記第2空気室の一方が配置され、前記内側面および前記外側面の他方に前記第1空気室および前記第2空気室の他方が配置される
    マッサージ椅子。
  5. 前記オットマンは、足裏を支持する足裏支持部を有し、
    前記足裏支持部は、前記足裏に向けて突出する施療用突起を有し、
    前記エアーバッグは、前記第1空気室および前記第2空気室が膨張することにより前記足裏を前記内側面側および前記外側面側に移動させる
    請求項4に記載のマッサージ椅子。
  6. 前記オットマンは、足裏を支持する足裏支持部を有し、
    前記足裏支持部は、電熱線を有し、
    前記電熱線は、前記足裏支持部の足裏支持面において、前記内側面から前記外側面に向かう幅方向に沿う部分の長さが前記幅方向と直交する奥行方向に沿う部分の長さよりも長い
    請求項4または5に記載のマッサージ椅子。
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