JP2014012913A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. シート状の不織布を平面視した側の第１面側に突出する第１突出部と、前記第１面側とは反対側の第２面側に凹む窪み部とを有し、前記第１突出部と前記窪み部とが該不織布の平面視交差する異なる方向のそれぞれに交互に壁部を介して連続して配され、
   前記壁部は前記第１突出部の頂部と前記窪み部の底部とを結ぶ方向に繊維配向性を有し、
   前記第１突出部の頂点を含む該第１突出部の厚みをＴａとし、該不織布を側面視した不織布全体の厚みをＴとして、（Ｔａ／Ｔ）×１００（％）が５０％以上であり、
   該不織布中に繊度の異なる繊維が含有されている不織布。
2. 前記第２面側に突出し前記窪み部の内部空間を共有する第２突出部を有し、
   前記第１、第２突出部が該不織布の平面視交差する異なる方向のそれぞれに交互に壁部を介して連続して配され、
   前記第１突出部の頂部と前記第２突出部の頂部との間に連続した前記壁部が配され、該壁部は前記第１突出部の頂部と前記第２突出部の頂部とを結ぶ方向に繊維配向性を有する請求項１記載の不織布。
3. 前記壁部の繊維配向性が、第１突出部頂部からその周囲の窪み部底部に向かう放射状方向の配向性である請求項１または２に記載の不織布。
4. 前記第１突出部頂部の繊維密度が前記窪み部底部の繊維密度より低い請求項１から３のいずれか１項に記載の不織布。
5. 前記第１突出部の中実部の繊維密度が、前記第１突出部の繊維密度より高く、前記窪み部の底部の繊維密度より低い請求項１から４のいずれか１項に記載の不織布。
6. 前記第１突出部の繊維密度が、前記第１突出部の中実部の繊維密度より高く、前記窪み部の底部の繊維密度より低い請求項１から５のいずれか１項に記載の不織布。
7. 請求項１から６のいずれか１項に記載の不織布を、前記第１面側を着用者の肌面側に向けて用い、第２面側を物品内部の吸収体側に配置して表面シートとして用いる吸収性物品。
8. 請求項１から６のいずれか１項に記載の不織布の製造方法であって、カード機から繊度の異なる複数種の繊維を含むウエブを多数の突起と孔が異なる方向に交互に配列された支持体上に配し、前記不織布の第２面側から第１の熱風を吹き付けて賦形し、さらに第２の熱風を吹き付けて繊維同士を融着させる不織布の製造方法。