JP2014012523A - ウインカ支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フロントウインカ41を車体側に弾性支持すると共に筒状に形成され、その軸方向一端にフロントウインカ41を支持すると共に軸方向他端が車体側に支持されるウインカステー161を備え、ウインカステー161が、その軸方向一端側が上となるように角度をつけて配置される。
【選択図】図11
Description
請求項2に記載した発明は、前記灯火器ステー(161)は、支持ブラケット(171)を介して前記車体側に支持され、前記支持ブラケット(171)は、左右方向との直交面に対して仰向けに傾斜する支持板部(172)を有し、前記灯火器ステー(161)は、前記支持板部(172)に締結固定されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記支持ブラケット(171)は、鋼板に曲げ加工を施してなり、前記支持ブラケット(171)は、前記車体側に締結するべく、左右方向と略直交するように固定フランジ(174)を有することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記支持ブラケット(171)は、車体を覆う合成樹脂製のカウリング(30)に車幅方向内側から締結固定され、前記固定フランジ(174)は、前記支持板部(172)よりも車幅方向外側に位置するように成型されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記灯火器ステー(161)の軸方向一端に設けられて前記灯火器本体(41)の取り付け孔を有する底壁部(62,162)と、該底壁部(62,162)の外縁部から車体側に向かって開口を広げるように延びる側壁部(63,163)と、を備え、前記側壁部(63,163)の断面形状が多角形状であることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記側壁部(163)は、前記底壁部(162)から車体側に向かう途中で開口率を変化させるべく屈曲部(167a,167b)を有することを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記屈曲部(167a,167b)は、前記灯火器ステー(161)の内側に凹む谷形状となるように屈曲することを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記灯火器ステー(161)を覆う弾性体からなる灯火器カバー(81)が車体側に取り付けられることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は、前記灯火器カバー(81)は、前記灯火器ステー(161)又は灯火器本体(41)を挿通させる開口(85)を有し、該開口(85)は、これに挿通される部位(41b)に対応する形状を有することを特徴とする。
請求項10に記載した発明は、運転者の脚の前方を覆うレッグシールド(S)を備え、該レッグシールド(S)が、車両前方に面するフロントカバー(32)と車両後方に面するインナーカバー(33)とからなり、前記灯火器ステー(161)は、前記フロントカバー(32)とインナーカバー(33)との接合部近傍でこれら各カバー(32,33)の少なくとも一方に支持され、かつ前記灯火器カバー(81)は、前記フロントカバー(32)とインナーカバー(33)とに跨って取り付けられることを特徴とする。
図1に示すスクータ型の自動二輪車(鞍乗り型車両)1は、バーハンドル2によって操向される前輪3と、スイングユニット21によって駆動される後輪4とを備える。バーハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11前端のヘッドパイプ12に操向可能に枢支される。車体フレーム11の下部後側には、前記スイングユニット21の前部下側が上下揺動可能に枢支される。前記バーハンドル2と車体後部上に支持される乗員着座用の鞍乗りシート5との間には、比較的車高が低い跨ぎ部Mが設けられる。
跨ぎ部Mの左右両側には、シート5に着座した乗員の足を載せる左右フロアステップ6が設けられる。左右フロアステップ6の間には、上方に凸の膨出形状をなして前後に延びる後下がりのセンタトンネル部CTが設けられる。
また、前記開口54及びウインカステー61は、フロントサイドカバー32(レッグシールドS)の最外側位置(図中線G)よりも車幅方向内側に位置しており、開口54が目立たなくなると共に、フロントウインカ41に外力が加わった際のウインカステー61の弾性変形も容易になる。
このように、フロントウインカ41の軸部41bに連なる弾性を有する筒状のウインカステー61を略テーパ状に形成することで、自動二輪車1のフロントウインカ41に加わり易い前記各外力を効果的に逃がすことができる。
なお、前記屈曲部86は谷状としたが、これが山状のものであってもよい。
この構成によれば、筒状のウインカステー61の周壁部63を車体側ほど開口を広げる略テーパ状に形成することで、外力(特にウインカステー61の軸方向外側からの外力)が加わった際にウインカステー61が座屈し易くなり、前記外力を効果的に逃がすことができる。
次に、この発明の実施例について図11〜15を参照して説明する。
この実施例は、前記参考例に対して、ウインカステー61及び支持ブラケット71に代わりウインカステー161及び支持ブラケット171を用いる点が主に異なり、前記参考例と同一又は対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
上固定フランジ164は、車幅方向外側から挿通されたボルト68を支持ブラケット171の上部に締結することで、該支持ブラケット171の上部に結合される。なお、上固定フランジ164には、前記ボルト68用の挿通孔164aが設けられると共に、前記ボルト68の座面形成用のワッシャ部材166を保持するための前後一対の突起164bが設けられる。また、上固定フランジ164の内側面には、支持ブラケット171の上部に対する位置決め用の上内突起164cが設けられる。
この支持板部172と略直交するように、軸部41b及びウインカステー161の軸線C1’が左右方向に対して傾斜する。
なお、ウインカステー161の前記座屈をより生じ易くするために、各屈曲部167a,167bの接続部周辺(図中に鎖線で示す範囲H)を上壁部163a及び後壁部163bに渡って切り欠くようにしてもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車に限らず三輪又は四輪の鞍乗り型車両にも適用できることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
33 フロントインナカバー(インナーカバー)
41 フロントウインカ(灯火器本体)
41b 軸部
42 バルブ(光源)
48 ウインカコード(電線)
161 ウインカステー(灯火器ステー)
162 底壁部
163 周壁部(側壁部)
30 カウリング
167a,167b 屈曲部
81 ウインカカバー(灯火器カバー)
85 開口
171 支持ブラケット
172 支持板部
174 上固定フランジ(固定フランジ)
S レッグシールド
Claims (10)
- 内部に光源(42)を持つ灯火器本体(41)と、前記光源(42)に電気を送る電線(48)と、前記灯火器本体(41)を車体側に弾性支持すると共に前記電線(48)を内部に収容するべく筒状に形成されてその軸方向一端に前記灯火器本体(41)を支持すると共に軸方向他端が車体側に支持される灯火器ステー(161)と、を備えるウインカ支持構造において、
前記灯火器ステー(161)は、その軸方向一端側が上となるように角度をつけて配置されることを特徴とするウインカ支持構造。 - 前記灯火器ステー(161)は、支持ブラケット(171)を介して前記車体側に支持され、
前記支持ブラケット(171)は、左右方向との直交面に対して仰向けに傾斜する支持板部(172)を有し、
前記灯火器ステー(161)は、前記支持板部(172)に締結固定されることを特徴とする請求項1に記載のウインカ支持構造。 - 前記支持ブラケット(171)は、鋼板に曲げ加工を施してなり、
前記支持ブラケット(171)は、前記車体側に締結するべく、左右方向と略直交するように固定フランジ(174)を有することを特徴とする請求項2に記載のウインカ支持構造。 - 前記支持ブラケット(171)は、車体を覆う合成樹脂製のカウリング(30)に車幅方向内側から締結固定され、
前記固定フランジ(174)は、前記支持板部(172)よりも車幅方向外側に位置するように成型されることを特徴とする請求項3に記載のウインカ支持構造。 - 前記灯火器ステー(161)の軸方向一端に設けられて前記灯火器本体(41)の取り付け孔を有する底壁部(62,162)と、該底壁部(62,162)の外縁部から車体側に向かって開口を広げるように延びる側壁部(63,163)と、を備え、
前記側壁部(63,163)の断面形状が多角形状であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のウインカ支持構造。 - 前記側壁部(163)は、前記底壁部(162)から車体側に向かう途中で開口率を変化させるべく屈曲部(167a,167b)を有することを特徴とする請求項5に記載のウインカ支持構造。
- 前記屈曲部(167a,167b)は、前記灯火器ステー(161)の内側に凹む谷形状となるように屈曲することを特徴とする請求項6に記載のウインカ支持構造。
- 前記灯火器ステー(161)を覆う弾性体からなる灯火器カバー(81)が車体側に取り付けられることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のウインカ支持構造。
- 前記灯火器カバー(81)は、前記灯火器ステー(161)又は灯火器本体(41)を挿通させる開口(85)を有し、該開口(85)は、これに挿通される部位(41b)に対応する形状を有することを特徴とする請求項8に記載のウインカ支持構造。
- 運転者の脚の前方を覆うレッグシールド(S)を備え、該レッグシールド(S)が、車両前方に面するフロントカバー(32)と車両後方に面するインナーカバー(33)とからなり、前記灯火器ステー(161)は、前記フロントカバー(32)とインナーカバー(33)との接合部近傍でこれら各カバー(32,33)の少なくとも一方に支持され、かつ前記灯火器カバー(81)は、前記フロントカバー(32)とインナーカバー(33)とに跨って取り付けられることを特徴とする請求項8又は9に記載のウインカ支持構造。
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