JP2014011831A - 交直電力変換装置、及びこの交直電力変換装置を備えた無停電電源装置 - Google Patents

交直電力変換装置、及びこの交直電力変換装置を備えた無停電電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低コストで高効率な無停電電源装置を得る。
【解決手段】 交流電源1に一端が接続された第1のリレー部3b及び抵抗3aの突入電流防止部3と、この突入電流防止部3の他端に一端が接続された第1のリアクトル4と、この第1のリアクトル4の他端に入力が接続され、単相フルブリッジインバータである第1の電力変換部5と、この第1の電力変換部5の出力と交流電源1の他方の電力線18との間に接続され、交流電源1の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し交流を正負の直流に変換する第2の電力変換部6と、この第2の電力変換部6により電力を供給される正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8とを備え、交流電源1に接続され起動する時に、第1の電力変換部5の直流電源である第1のコンデンサ5C、正極側コンデンサ7、及び負極側コンデンサ8が、交流電源1から抵抗3aを介して充電される。
【選択図】図1

Description

この発明は、交流電源からの交流電力を負荷に供給すると共に、交流電源の電圧低下時には、蓄電部に蓄えられた直流電力を交流電力に変換して負荷へ供給する無停電電源装置に関する。
従来の無停電電源装置は、交流電源の健全時には接続された交流電源からコンバータにより直流電力に変換し、さらにこの直流電力をインバータにより交流電力に変換して負荷へ供給する。そして、交流電源の電圧が設定値を下回るような電圧変動を検出すると停電と判定し、バッテリからDC/DC変換器で電圧を昇圧した後、ハーフブリッジインバータを介して負荷へ交流電力を供給するものである(例えば、特許文献1参照。)。
上記のように従来の無停電電源装置においては、コンバータにより例えば+200Vの正側直流電源と−200Vの負側直流電源を生成するために、コンバータを構成するトランジスタはDC200Vを20kHz程度でスイッチングしている。
これを対策するために、コンバータの電力損失を低減する方法として、従来のコンバータの前段に、単相フルブリッジインバータを追加した高効率コンバータがある(例えば、特許文献2参照。)。
また、ハーフブリッジインバータの電力損失を低減する方法としては、従来のハーフブリッジインバータの後段に単相フルブリッジインバータを追加した高効率インバータが知られている(例えば、特許文献3、4参照。)。
特許第3829846号公報 特開2010−63326号公報 WO2008−102552号公報 WO2008−102551号公報
従来の高効率コンバータ及び高効率インバータでは、無停電電源装置の起動時に、それぞれ設けられた単相フルブリッジインバータの直流電源である直流コンデンサを所定値まで充電する必要がある。特許文献3のように双方向DC/DCコンバータが直流コンデンサに設けられている場合には、この双方向DC/DCコンバータを用いて充電することが可能であるが、双方向DC/DCコンバータにより高コストや装置の効率が悪くなる問題がある。そこで、特許文献2及び3のように双方向DC/DCコンバータを設けない場合には、無停電電源装置の起動時に、直流コンデンサを所定値まで充電することができないという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、単相フルブリッジインバータの直流コンデンサに双方向DC/DCコンバータ等の直流電源を設けなくても、装置の起動時に直流コンデンサを充電することができる無停電電源装置を得るものである。
この発明による交直電力変換装置は、 交流電源に一端が接続された第1のリレー部及び抵抗の並列接続体と、この並列接続体の他端に一端が接続された第1のリアクトルと、この第1のリアクトルの他端に入力が接続され、単相フルブリッジインバータである第1の電力変換部と、この第1の電力変換部の出力と交流電源の他方の電力線との間に接続され、交流電源の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し交流を正負の直流に変換する第2の電力変換部と、この第2の電力変換部により電力を供給される正極側コンデンサ及び負極側コンデンサと、を備え、交流電源に接続され起動する時に、第1の電力変換部の直流電源である第1のコンデンサ、正極側コンデンサ、及び負極側コンデンサが、交流電源から抵抗を介して充電されるものである。
この発明によれば、単相フルブリッジインバータの直流電源である直流コンデンサに専用の直流電源を設けなくても、交直電力変換装置の起動時に直流コンデンサを充電することができるので、低コストで高効率な交直電力変換装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1における無停電電源装置の全体構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第3の電力変換部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第1、第2の電力変換部の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第1の電力変換部の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第2の電力変換部の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第1の電力変換部の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第1、第2の電力変換部の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第3の電力変換部の動作を示す波形図である。 本発明の実施の形態1における無停電電源装置の第2の電力変換部の別の構成例を示す回路図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における無停電電源装置の全体構成を示すブロック図、図2は図1の第3の電力変換部の構成を示すブロック図、図3は第1、第2の電力変換部の動作を示す波形図、図4は第1の電力変換部の動作を示す波形図で(a)は正の電圧出力時、(b)は負の電圧出力時、図5は第2の電力変換部の動作を示す波形図で(a)は
AC100V入力時、(b)はAC125V入力時、図6は第1の電力変換部の動作を示す波形図で(a)はAC100V入力時、(b)はAC135V入力時、図7はAC135V入力時の第1、第2の電力変換部の動作を示す波形図で(a)は第2の電力変換部の1パルス動作の波形図、(b)は第1の電力変換部の電流波形、図8は第3の電力変換部の動作を示す波形図、図9は第2の電力変換部の別の構成例を示す回路図である。
図1において、無停電電源装置100は、交流電源1の一方の電力線17に切換リレー2のb接点2b(常時閉路接点)を介して接続され、抵抗3aおよびリレー3bが並列接続された突入電流防止部3、すなわち並列接続体と、この突入電流防止部3の後段に接続された第1のリアクトル4と、突入電流防止部3および第1のリアクトル4を介して入力される交流電力を直流電力に変換する第1の電力変換部5と、第1の電力変換部5の出力と交流電源1の他方の電力線18との間に接続され、交流電源1の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し交流を正負の直流に変換する第2の電力変換部6と、第2の電力変換部6の正極出力に接続され所定値(例えば140V)に充電される正極側コンデンサ7と、第2の電力変換部3の負極出力に接続され所定値(例えば−140V)に充電される負極側コンデンサ8と、正極側コンデンサ7および負極側コンデンサ8に接続され、直流電力を所定電圧(例えばAC100V)の交流電力に変換する第3の電力変換部9と、第3の電力変換部9の後段に接続された第2のリアクトル10と、この第2のリアクトル10の出力及び交流電源1の他方の共通線18間に接続されたフィルタ用コンデンサ11と、第2のリアクトル10の後段に接続され、一端を負荷14に接続された出力リレー12と、を有している。
そして、交流電源1の他方の共通線18は、負荷14の他端に接続されている。
なお、特許請求の範囲で述べている「交直電力変換装置」は、上述した第1の電力変換部5と、第2の電力変換部6と、正極側コンデンサ7と、負極側コンデンサ8とで構成される。
また、無停電電源装置100は、第1のリアクトル4の入力側端と第2のリアクトル10の出力側端を短絡または開放するバイパスリレー13と、正極端を切換リレー2のa接点(常時開路接点)側に接続され、負極端を共通線18に接続された蓄電部15と、この蓄電部15の電力を負極側コンデンサ8に供給する第4の電力変換部16も、有している。
ここに、第1の電力変換部5は、各ダイオード5D1〜5D4をそれぞれ逆並列に接続した4つのスイッチング素子5Q1〜5Q4を互いにフルブリッジ接続するとともに、直流電圧を保持する直流電源部としての第1の直流コンデンサ5Cを設けて構成されている。
また、第2の電力変換部6は、交流電源1の最大電圧Vpの約2倍の電圧Vout(≒2Vp)の直流電圧を出力するものであって、ダイオード6Da、6Dbをそれぞれ逆並列に接続した上下一対のスイッチング素子6Qa、6Qbが互いに直列に接続されるとともに、互いに直列接続された平滑用の上下一対の正極側及び負極側コンデンサ7、8が、これらのスイッチング素子6Qa、6Qbの直列回路に対して並列に接続されている。そして、スイッチング素子5Q1、5Q2の接続点である電力線20が両スイッチング素子6Qa、6Qbの接続点に、交流電源1の他方の電力線18が正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の接続点にそれぞれ接続されている。さらに、この第2の電力変換部6は、ダイオード6Dcをそれぞれ逆並列に接続した一対のスイッチング素子6Qcを互いに逆極性に直列接続してなる第1の双方向スイッチ6SWが、両スイッチング素子6Qa、6Qbの接続点と、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の接続点との間に接続されている。
次に、直流電力を交流電力に変換する第3の電力変換部9の構成について説明する。
図2において、第3の電力変換部9は、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8に接続され、1パルスの駆動信号で動作して直流を交流に変換する第1のインバータ91と、第1のインバータ91の後段に電力線21で接続され、高周波で動作する単相のフルブリッジ回路からなる第2のインバータ92と、第2のインバータ92の直流電源である第2の直流コンデンサ9Cと、から構成されている。
なお、特許請求の範囲で述べている「直交電力変換装置」、「第1のコンデンサ」、「第2のコンデンサ」とは、それぞれ上述した第3の電力変換部9、第1の直流コンデンサ5C、第2の直流コンデンサ9Cのことである。
第1のインバータ91は、ダイオード9Da,9Dbをそれぞれ逆並列に接続した上下一対のスイッチング素子9Qa、9Qbが互いに直列に接続されるとともに、これらのスイッチング素子9Qa、9Qbの直列体が、正極側及び負極側コンデンサ7、8の直列体に対して並列に接続されている。そして、ダイオード9Dcをそれぞれ逆並列に接続した一対のスイッチング素子9Qcを互いに逆極性に直列接続してなる第2の双方向スイッチ9SWが、両スイッチング素子9Qa、9Qbの接続点と正極側及び負極側コンデンサ7、8の接続点との間に接続されている。
第2のインバータ92は、各ダイオード9D1〜9D4をそれぞれ逆並列に接続した4つのスイッチング素子9Q1〜9Q4を互いにフルブリッジ接続するとともに、直流電圧を保持する直流部としての第2の直流コンデンサ9Cを設けて構成されている。また、スイッチング素子9Q1、9Q4の接続点がスイッチング素子9Qa、9Qbの接続点に接続され、スイッチング素子9Q3、9Q2の接続点が第2のリアクトル10の入力側に接続されている。
第4の電力変換部16は、ダイオード16Da,16Dbをそれぞれ逆並列に接続した上下一対のスイッチング素子16Qa、16Qbが互いに直列に接続されるとともに、スイッチング素子16Qa、16Qbの直列体におけるスイッチング素子16Qa側が蓄電部15の正極に、該直列体におけるスイッチング素子16Qb側が負極側コンデンサ8の負側に接続されている。また、スイッチング素子16Qaと16Qbの接続点には、第3のリアクトル16cの一端が接続され、第3のリアクトル16cの他端は電力線18に接続されている。
そして、上記の第1の電力変換部5、第2の電力変換部6、および第3の電力変換部9を構成する各スイッチング素子5Q1〜5Q4、6Qa〜6Qc、9Qa〜9Qc、9Q1〜9Q4は図示しない制御回路から与えられる駆動信号によってスイッチング制御される。なお、上記の各スイッチング素子5Q1〜5Q4、6Qa〜6Qc、9Qa〜9Qc、9Q1〜9Q4として、ここではIGBT等の自己消弧型のものが適用されているが、これに限らず、例えばMOSFETやバイポーラトランジスタなどで構成することが可能である。
次に無停電電源装置100の動作について、詳細に説明する。
まず、交流電力を直流電力に変換するコンバータである第1及び第2の電力変換部5、6の動作について説明する。
交流電源1が健全時(例えば、交流電源1の電圧がAC80VからAC140Vの時)には、切換リレー2のb接点2bが閉、突入電流防止部3内のリレー3bが閉となり、第1のリアクトル4、第1の電力変換部5、第2の電力変換部6により、正極側コンデンサ7に例えば140V、負極側コンデンサ8に例えば−140Vの直流電力を供給する。
第1、第2の電力変換装置の動作について、図4および図5に示す動作波形図を参照して説明する。
ここでは、先ず第2の電力変換部6の動作について、図3を参照して説明する。
交流電源1の正の半周期では、スイッチング素子6Qbはオフの状態が継続される。正の半周期において電圧の立ち上がり部分と立下り部分に第1の双方向スイッチ6SWのスイッチング素子6Qcをオンにすることで、両電力線20、18間が短絡されるため、両電力線20、18間の電圧をVxとすると、Vx(図3中、太実線で示す)はゼロになる。また、交流電源1の正の半周期内のそれ以外の期間では、スイッチング素子6Qcはオフであり、かつ、その際にスイッチング素子6Qaがオンされることで、上側の正極側コンデンサ7がVxに充電される。
交流電源1の負の半周期では、スイッチング素子6Qaはオフの状態が継続される。負の半周期において電圧の立ち上がり部分と立下り部分に第1の双方向スイッチ6SWのスイッチング素子6Qcをオンにすることで、両電力線20、18間が短絡されるため、両電力線20、18間の電圧Vx(図3中、太実線で示す)はゼロになる。また、交流電源1の負の半周期内のそれ以外の期間では、スイッチング素子6Qcはオフであり、かつ、その際にスイッチング素子6Qbがオンされることで、下側の負極側コンデンサ8がVxに充電される。
このように、正の半周期では上側の正極側コンデンサ7がVxに充電され、負の半周期では下側の負極側コンデンサ8がVxに充電されるので、上下一対の正極側及び負極側コンデンサ7、8全体では2・Vxの電圧が充電され、これが第2の電力変換部6の出力電圧Voutとなる。
次に、第1の電力変換部5の動作について説明する。
第1の電力変換部5と第1のリアクトル4は、交流電源1が正の半周期において、第2の電力変換部6のスイッチング素子6Qa,6Qcによって決定された電圧Vxと交流電源1の電圧Vp・sin(ωt)との電圧差を埋めるような電圧Viv(図3の太破線で示す)を常に発生する。すなわち、第1の電力変換部5と第1のリアクトル4で発生される電圧Vivは、次の関係式を満たすようにスイッチング制御される。
Viv=Vx−Vp・sin(ωt) (1)
よって、第2の電力変換部6に加わる電圧Vxは、
Vx=Vp・sin(ωt)+Viv (2)
となる。
第1の電力変換部5と第1のリアクトル4は、交流電源1が負の半周期においても、正の半周期の場合と同様に、第2の電力変換部6のスイッチング素子6Qb,6Qcによって決定されたVxの電圧と交流電源1の電圧Vp・sin(ωt)との電圧差を埋めるような電圧−Vivを発生する。
次に、第1の電力変換部5の具体的な動作について、図4に示す動作波形図を参照して説明する。なお、一般にコンバータ回路は、交流電源1から流入する電流が近似的に正弦波になるようにPWM制御されることが多いが、この実施の形態1についても、交流電源1から流入する電流が正弦波に近似するようにPWM制御される場合について説明する。
前述のごとく、第1の電力変換部5と第1のリアクトル4は、第2の電力変換部6に加わる電圧Vxと交流電源1の電圧Vp・sin(ωt)との差を埋めるような電圧Vivを発生するように動作するが、具体的には、交流電源1の電流ioが近似的に正弦波になるように第1の電力変換部5は出力電圧を発生する。
図4は第1の電力変換部5から出力される電圧波形の一例を示す。同図(a)に示すように、スイッチング素子5Q1、5Q2がオフ、スイッチング素子5Q4がオンの状態で、スイッチング素子5Q3をオン/オフ制御すれば、その出力電圧は正の矩形波波形となる。また、同図(b)に示すように、スイッチング素子5Q3、5Q4がオフ、スイッチング素子5Q2がオンの状態で、スイッチング素子5Q1をオン/オフ制御すれば、その出力電圧は負の矩形波波形となる。そして、図外の制御回路によって各スイッチング素子5Q1〜5Q4を駆動信号でスイッチングして交流電源1の電流が近似的に正弦波になるように上記の矩形波のデューティ比を変化させるPWM制御を行う。
その際、第1のリアクトル4には上記のような矩形波の電圧が印加されて平滑化されるので、結果的に第1の電力変換部5と第1のリアクトル4で発生される電圧Vivは、図3の太破線で示す波形となる。その場合の電圧Vivは、第2の電力変換部6に加わるVxと交流電源1の電圧Vp・sin(ωt)との差(前述の(1)式参照)を埋めるだけの値をもてばよいので、この電圧Vivを生成するための矩形波の尖頭値(ピーク値)となる電圧Voは、第2の電力変換部6から出力される電圧Voutの値よりも十分に小さくなる。このため、第1のリアクトル4のインダクタンス値を小さくすることができ、その結果、従来の昇圧型のコンバータに比べてコストが安くて済むとともに、第1の電力変換部5のスイッチング損失を低く抑えることができる。
次に、第1の電力変換部5で扱う電力収支について説明する。
図3において、いま、交流電源1の正の半周期に着目した場合、第1の電力変換部5が扱う電力は、スイッチング素子6Qcがオンしている期間は負の電力(電流が正の場合)、スイッチング素子6Qcがオフでスイッチング素子6Qaがオンしている期間は正の電力である。この正負の2つの電力量が等しければ、正の半周期での第1の電力変換部5(で扱う電力収支はゼロとなり、特別な直流電源を第1の直流コンデンサ5Cの部分に設ける必要がない。
このように、第1の電力変換部5における電力収支をゼロとするには、第2の電力変換部6に加わる電圧Vxのパルス幅、あるいは第2の電力変換部6から出力される電圧Voutの値を制御すればよい。すなわち、第1の双方向スイッチ6SWのスイッチング素子6Qcおよび第2の電力変換部6のスイッチング素子6Qaのオン/オフ期間の制御によって上記の電圧Vxのパルス幅を広げれば正の電力量が増加する。また、第1の電力変換部5のPWM制御によって第1の電力変換部5の出力電圧Vivを制御して第2の電力変換部6から出力される電圧Voutの電圧値を上げても正の電力値が増加する。したがって、これによって、電力収支がゼロとなるように調整することができる。なお、負の半周期についても同様な動作となるので説明を省略する。このように、高周波で動作する第1の電力変換部5の1周期当りの電力収支がゼロとなるようにすれば、第1の電力変換部5には直流電源が不要となり、低コスト化できる。なお、電流の極性が反対の場合(回生動作の場合)には、それぞれの表現の極性は反対となる。
ところが、無停電電源装置の場合、第3の電力変換部9の出力電圧は安定化させる必要があり、第2の電力変換部6から出力される電圧Voutの値、すなわち、上下一対の正極側及び負極側コンデンサ7、8の電圧は一定の電圧値としたい。そうすると、交流電源1の電圧が高くなると、パルス幅を大きくする必要があるが、パルス幅は交流電源1の半周期が上限であり、このときが交流電源1の使用電圧の上限となる。
例えば、第3の電力変換部9の出力電圧をAC100Vとすると、電圧Voutの値、すなわち、上下一対の正極側及び負極側コンデンサ7、8の各電圧は、第3の電力変換部9の動作に適した例えば、DC140V程度を維持するようにしたい。この場合、図5(a)、図6(a)に示すように、交流電源1の電圧がAC100Vのときは、パルス幅を大きくする余裕がある。ここで、図6では一点鎖線が電流、破線が電圧、実線が電力をそれぞれ示す。
ところが、図5(b)に示すように、交流電源1の電圧がAC125V程度になると、第2の電力変換部6のパルス幅が最大となり交流電源1の電圧がこれ以上高くなってもパルス幅を大きくすることができない。よって、例えば、交流電源1の電圧がAC135V程度になると、図6(b)に示すように、正極側及び負極側コンデンサ7、8の各電圧を維持したまま第1の電力変換部5で扱う電力収支ゼロを保つことはできない。
そこで、上下一対の正極側及び負極側コンデンサ7、8の各電圧を所定の値に維持しつつ、交流電源1からの入力電圧をさらに高く設定可能とするための特別な動作について以下に説明する。
第1の電力変換部5と第1のリアクトル4が負担する電圧は、図3に示すように、交流電源1の入力電圧波形と第2の電力変換部6の負担電圧との差となり、太破線で示す電圧波形Vivとなる。そして、第1の電力変換部5が負担する電力は、交流電源1からの入力電流と前述した電圧Vivとの積となる。
無停電電源装置100においては力率を1に近づけるために、通常、交流電源1の入力電流は、入力電圧の位相と同期を取った正弦波になるように制御されるが、入力電圧が高くなると、入力電流の最大値である位相90度及び270度付近において第1の電力変換部5が負担する電力が最大となり、第1の直流コンデンサ5Cの電圧が上昇する。
そこで、第2の電力変換部6は第1の電力変換部5の1周期当たりの電力収支がゼロとなるように第2の電力変換部6に加わる電圧のパルス幅を制御するとともに、パルス幅が交流電源の半周期に達する状況に応じ、すなわち、パルス幅が交流電源の半周期に達するか、パルス幅が交流電源の半周期に達する直前に、第1の電力変換部5は交流電源1からの入力電流の波形を入力電流値の最大値付近の電流値を下げるように正弦波形に3次高調波を重畳した電流にする。これにより、交流電源1からの入力電圧が高くても、第1の電力変換部5の負担する電力を小さくでき、電力収支ゼロの調整が可能となる。図7(a)、図7(b)は交流電源1の入力電圧がAC135Vの場合を示すが、図7(b)太実線に示すように第3次高調波を重畳した電流波形にすることで、電力収支をゼロ(太破線)に調整することが可能となる。
交流電源1の入力電流に高調波を重畳することは、入力力率を悪化することになるが、図7(b)の場合でも力率0.9は確保しており、一時的に交流電源1の入力電圧が高くなった場合に本制御を行っても交流電源1への影響は小さい。
なお、ここでは、正弦波形に3次高調波を重畳した電流波形にする例を示したが、台形状に90度と270度付近のピーク値を下げるような電流波形としてもよい。
次に直流電力を交流電力に変換するインバータ部である第3の電力変換部9の動作について説明する。
図8に示すように、正の電圧を出力する半周期では、スイッチング素子9Qbはオフの状態が継続される。正の半周期において電圧の立ち上がり部分と立下り部分に第2の双方向スイッチ9SWのスイッチング素子9Qcをオンにすることで、両電力線21、18間が短絡されるため、両電力線21、18間の電圧をVyとすると、Vy(図8中、太実線で示す)はゼロになる。また、正の半周期内のそれ以外の期間では、スイッチング素子9Qcはオフであり、かつ、その際にスイッチング素子9Qaがオンされることで、上側の正極側コンデンサ7の電圧が出力される。
また、負の電圧を出力する半周期では、スイッチング素子9Qaはオフの状態が継続される。負の半周期において電圧の立ち上がり部分と立下り部分に第2の双方向スイッチ9SWのスイッチング素子9Qcをオンにすることで、両電力線21、18間が短絡されるため、両電力線21、18間の電圧Vy(図8中、太実線で示す)はゼロになる。また、負の半周期内のそれ以外の期間では、スイッチング素子9Qcはオフであり、かつ、その際にスイッチング素子9Qbがオンされることで、下側の負極側コンデンサ8の電圧が出力される。
第2のインバータ92と第2のリアクトル10は、出力電圧が正の半周期において、第1のインバータ91のスイッチング素子9Qa、9Qcによって決定された電圧Vyと出力電圧の電圧Vo・sin(ωt)との電圧差を埋めるような電圧Vov(図8の太破線で示す)を常に発生する。すなわち、第2のインバータ92で発生される電圧Vovは、次の関係式を満たすようにスイッチング制御される。
Vov=Vy−Vo・sin(ωt) (3)
よって、第1のインバータ91の出力電圧Vyは、
Vy=Vo・sin(ωt)+Vov (4)
となる。
第2のインバータ92と第2のリアクトル10は、出力電圧が負の半周期においても、正の半周期の場合と同様に、第1のインバータ91のスイッチング素子9Qb、9Qcによって決定されたVyの電圧と出力電圧Vo・sin(ωt)との電圧差を埋めるような電圧Vovを発生する。
次に第2のインバータ92の第2の直流コンデンサ9Cの電圧を維持するために、第2のインバータ92が負担する電力収支を0に調整する動作について説明する。
図8において、いま、出力電圧の正の半周期に着目した場合、第2のインバータ部92が扱う電力は、スイッチング素子9Qcがオンしている期間は負の電力(電流が正の場合)、スイッチング素子9Qcがオフでスイッチング素子9Qaがオンしている期間は正の電力である。この正負の2つの電力量が等しければ、正の半周期での第2のインバータ部92で扱う電力収支はゼロとなり、特別な直流電源を第2の直流コンデンサ9Cの部分に設ける必要がない。
このように、第2のインバータ部92における電力収支をゼロとするには、第1のインバータ部91に加わる電圧Vyのパルス幅、あるいは第3の電力変換部9から出力される電圧の値を制御すればよい。すなわち、第2の双方向スイッチ9SWのスイッチング素子9Qcおよび第1のインバータ部91のスイッチング素子9Qaのオン/オフ期間の制御によって上記の電圧Vyのパルス幅を広げれば正の電力量が増加し、第2の直流コンデンサ9Cの電圧は低下することとなる。また、第2のインバータ部92のPWM制御によって第2のインバータ部92の出力電圧Vovを制御して第3の電力変換部9から出力される電圧の電圧値を下げても正の電力値が増加する。したがって、これによって、電力収支がゼロとなるように調整することができる。なお、負の半周期についても同様な動作となるので説明を省略する。このように、高周波で動作する第2のインバータ部92の1周期当りの電力収支がゼロとなるようにすれば、第2のインバータ部92には直流電源が不要となり、低コスト化できる。なお、電流の極性が反対の場合(回生動作の場合)には、それぞれの表現の極性は反対となる。
しかしながら、無停電電源装置においては、第3の電力変換部9の出力電圧を大きく変動させることは通常できないので、第2の双方向スイッチ9SWのスイッチング素子9Qcおよび第1のインバータ部91のスイッチング素子9Qaのオン/オフ期間の制御によって上記の電圧Vyのパルス幅を制御することにより、第2のインバータ部92の1周期当りの電力収支をゼロにすることとなる。
また、別の調整方法としては、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の電圧値を大きくしたり小さくしたりと調整することで、第2のインバータ部92に発生させる差電圧の大きさ及び電圧極性が変更でき、第2のインバータ部92の負担する電力収支を0に調整することができる。すなわち、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の電圧値を大きくすると、第2のインバータ部92が負担する電力は正方向に増加する。この際、第2の直流コンデンサ9Cの電圧は低下することとなる。
また、更に別の調整方法としては、第1のインバータ91は第2のインバータ92の1周期当たりの電力収支がゼロとなるように第1のインバータ91に加わる電圧のパルス幅を制御するとともに、このパルス幅が第3の電力変換部9における出力電圧の半周期に達する状況に応じて、すなわち、パルス幅が出力電圧の半周期に達するか、パルス幅が出力電圧の半周期に達する直前に、第2のインバータ92は前記出力電圧の電圧最大値を低減させるように前記出力電圧の波形を変形させる。例えば、交流出力電圧に第3次高調波を重畳することで、交流出力電圧の位相90度及び270度付近の電圧値を低下もしくは上昇させるようにすれば、第2のインバータ92が負担する位相90度及び270度付近の電力が正方向に増加もしくは減少するので、第2のインバータ92の負担する電力収支を0に調整することが可能となる。
また、通常、第2のインバータ92は、出力電圧のピーク値付近で最大の電力を負担するので、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の電圧値は、出力電圧のピーク値である140V付近にしておくと、第2のインバータ92の負担電力を小さくできる。特に出力電圧のピーク値付近に大きな電流が流れるコンデンサインプツト負荷においては有効であり、第2のインバータ92の小形化、低コスト化に寄与する。
通常運転時における交流電源1から蓄電部15の充電動作について図1に基づき説明する。
第4の電力変換部16のスイッチング素子16Qbをオンして、負極側コンデンサ8→第4の電力変換部16の第3のリアクトル16c→スイッチング素子16Qb→負極側コンデンサ8というルートで第3のリアクトル16cにエネルギーを貯める。続いて、スイッチング素子16Qbをオフして、第3のリアクトル16c→ダイオード16Da→蓄電部15→第3のリアクトル16cというルートで、第3のリアクトル16cに貯められたエネルギーを蓄電部15に充電する。
次に、停電時等におけるバックアップ運転時の蓄電部15による正極側及び負極側コンデンサ7、8の充電動作を説明する。
バックアップ運転時は、切換えリレー2をa接点2a側に切換え、突入電流防止部3のスイッチ3bをオンさせ抵抗3aの両端を短絡し、さらに、スイッチング素子5Q3をオンさせる。
そして、第2の電力変換部6の第1の双方向スイッチ6SWをオンして、蓄電部15→切換えリレー2のa接点2a→スイッチ3b→第1のリアクトル4→ダイオード5D1→スイッチング素子5Q3→第1の双方向スイッチ6SW→蓄電部15というルートで第1のリアクトル4にエネルギーを貯める。
続いて、第1の双方向スイッチ6SWをオフして、第1のリアクトル4→ダイオード5D1→スイッチング素子5Q3→第2の電力変換部6のダイオード6Da→正極側コンデンサ7→蓄電部15→切換えリレー2のa接点2a→スイッチ3b→第1のリアクトル4というルートで、第1のリアクトル4に貯められたエネルギーを正極側コンデンサ7に充電する。
また、第4の電力変換部16の半導体スイッチ16Qaをオンして、蓄電部15→半導体スイッチ16Qa→第3のリアクトル16c→蓄電部15というルートで第3のリアクトル16cにエネルギーを貯める。続いて、半導体スイッチ16Qaをオフして、第3のリアクトル16c→負極側コンデンサ8→第4の電力変換部のダイオード16Db→第3のリアクトル16cというルートで、第3のリアクトル16cに貯められたエネルギーを負極側コンデンサ8に充電する。
また、正極側コンデンサ7を充電する場合、第1の電力変換部5を使うことで、高効率化が可能となる。第1の電力変換部5と第1のリアクトル4は、第2の電力変換部6に加わる電圧Vxと蓄電部15の電圧との差を埋めるような電圧を発生するように動作させ、蓄電部15から流出する電流が、例えば、直流電流となるように動作させる。
例えば、出力電圧の周期に同期して、スイッチング素子6Qcをオン、オフさせることで、第1の電力変換部5が負担する電力は、スイッチング素子6Qcがオンのときは負、オフのときは正となり、スイッチングパルスの幅を変えることで電力収支をゼロとすることができる。
このように、第1の電力変換部5と第2の電力変換部6をしようすることで、前述のスイッチング損失の低減が図れる。
次に無停電電源装置100の起動時に、第1〜第3の電力変換部内のコンデンサである第1の直流コンデンサ5C、正極側コンデンサ7、負極側コンデンサ8、及び第2の直流コンデンサ9Cを初期充電する動作について説明する。以下、本動作を第1の起動時充電動作と呼ぶものとする。
第1の直流コンデンサ5C、正極側コンデンサ7、負極側コンデンサ8を充電する動作について図1に基づき説明する。
無停電電源装置100が動作停止している状態で、交流電源1を印加すると、突入電流防止リレー部3のリレー3bは開であり、第1の電力変換部5、第2の電力変換部6の内の半導体スイッチはオフなので、抵抗3aと第1の電力変換部5、第2の電力変換部6内のダイオード(半導体スイッチに逆接続されたもの)を介して、各コンデンサを充電する電流が流れる。
交流電源1の電圧が正の時は、交流電源1→切換えリレー2のb接点2b→抵抗3a→第1のリアクトル4→ダイオード5D1→第1の直流コンデンサ5C→ダイオード5D2→ダイオード6Da→正極側コンデンサ7→交流電源1と電流が流れ、第1の直流コンデンサ5C、及び正極側コンデンサ7が充電される。
交流電源1の電圧が負の時は、交流電源1→負極側コンデンサ8→ダイオード6Db→ダイオード5D3→第1の直流コンデンサ5C→ダイオード5D4→第1のリアクトル4→抵抗3a→切換えリレー2のb接点2b→交流電源1の順で電流が流れ、負極側コンデンサ8、及び第1の直流コンデンサ5Cが充電される。
次に、同じく起動時に第2の直流コンデンサ9C、正極側コンデンサ7、及び負極側コンデンサ8を充電する動作について説明する。
バイパスリレー13が常時閉(b接点)の場合は、突入電流防止部3のリレー3bは開、第3の電力変換部9の半導体スイッチはオフなので、前述の第1の直流コンデンサ5Cの充電動作と同時に、交流電源1から抵抗3aと第3の電力変換部9の内のダイオード(半導体スイッチに逆接続されたもの)を介して、各コンデンサを充電する電流が流れる。
交流電源1の電圧が正の時は、交流電源1→切換えリレー2のb接点2b→抵抗3a→バイパスリレー13→第2のリアクトル10→ダイオード9D3→第2の直流コンデンサ9C→ダイオード9D4→ダイオード9Da→正極側コンデンサ7→交流電源1と電流が流れ、第2の直流コンデンサ9C、及び正極側コンデンサ7が充電される。
交流電源1の電圧が負極の時は、交流電源1→負極側コンデンサ8→ダイオード9Db→ダイオード9D1→第2の直流コンデンサ9C→ダイオード9D2→第2のリアクトル10→バイパスリレー13→抵抗3a→切換えリレー2のb接点2b→交流電源1の順で電流が流れ、負極側コンデンサ8、及び第2の直流コンデンサ9Cが充電される。
各コンデンサは、静電容量の比を調整することで、それぞれの充電上限電圧を調整することができ、所定の電圧までの充電が可能となる。例えば負極側コンデンサ8に並列に制御電源(図示せず)を接続すれば、負極側コンデンサ8の電圧が所定電圧以上(例えば、DC30V以上)になると制御電源が動作を開始し、無停電電源装置100の動作を制御する制御装置(例えば、図示しないマイクロコンピュータ)の動作を開始させることができる。
しかしながら、以上説明した第1の起動時充電動作では、各コンデンサの電圧は、正規の動作時の電圧よりも低いので、通常動作を開始するためには、各コンデンサの電圧を正規の電圧まで更に充電する必要がある。
以下、各コンデンサを正規の電圧まで充電する動作について説明する。前述の第1の起動時充電動作の後に行う本充電動作を第2の起動時充電動作と呼ぶものとする。
まず、リレー3bは閉とし本動作中も閉のままとする。
交流電源1の電圧が正極の時は、第1の双方向スイッチ6SWをオンにして、スイッチング素子5Q4をスイッチング動作させることで、第1のリアクトル4を利用して第1の直流コンデンサ5Cをさらに高い電圧まで充電する。
詳細に説明すると、第1の電力変換部5のスイッチング素子5Q4をオンして、交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→第1のリアクトル4→スイッチング素子5Q4→ダイオード5D2→第1の双方向スイッチ6SW→交流電源1というルートで電流を流し第1のリアクトル4にエネルギーを貯める。続いて、スイッチング素子5Q4をオフして、第1のリアクトル4→ダイオード5D1→第1の直流コンデンサ5C→ダイオード5D2→第1の双方向スイッチ6SW→交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→第1のリアクトル4というルートで電流を流し、第1のリアクトル4に貯められたエネルギーを第1の直流コンデンサ5Cに充電する。
また、同様にスイッチング素子5Q4をオンにして、第1の双方向スイッチ6SWをスイッチング動作させることで、第1のリアクトル4を利用して正極側コンデンサ7をさらに高い電圧まで充電する。
詳細には、第2の電力変換部6の第1の双方向スイッチ6SWをオンして、交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→第1のリアクトル4→スイッチング素子5Q4→ダイオード5D2→第1の双方向スイッチ6SW→交流電源1というルートで電流を流し、第1のリアクトル4にエネルギーを貯める。続いて、第1の双方向スイッチ6SWをオフして、第1のリアクトル4→スイッチング素子5Q4→ダイオード5D2→ダイオード6Da→正極側コンデンサ7→交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→第1のリアクトル4というルートで電流を流し、第1のリアクトル4に貯められたエネルギーを正極側コンデンサ7に充電する。
交流電源1の電圧が負極の時は、第1の双方向スイッチ6SWをオンにして、スイッチング素子5Q2をスイッチング動作させることで、第1のリアクトル4を利用して第1の直流コンデンサ5Cをさらに高い電圧に充電することができる。
詳細には、第1の電力変換部5のスイッチング素子5Q2をオンにして、交流電源1→第1の双方向スイッチ6SW→スイッチング素子5Q2→ダイオード5D4→第1のリアクトル4→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1というルートで電流を流し、第1のリアクトル4にエネルギーを貯める。続いて、スイッチング素子5Q2をオフして、第1のリアクトル4→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1→第1の双方向スイッチ6SW→ダイオード5D3→第1の直流コンデンサ5C→ダイオード5D4→第1のリアクトル4というルートで電流を流し、第1のリアクトル4に貯められたエネルギーを第1の直流コンデンサ5Cに充電する。
また、同様に、スイッチング素子5Q2をオンにして、第1の双方向スイッチ6SWをスイッチング動作させることで、第1のリアクトル4を利用して負極側コンデンサ8をさらに高い電圧に充電する。
詳細には、第1の双方向スイッチ6SWをオンして、交流電源1→第1の双方向スイッチ6SW→スイッチング素子5Q2→ダイオード5D4→第1のリアクトル4→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1というルートで電流を流し、第1のリアクトル4にエネルギーを貯める。続いて、第1の双方向スイッチ6SWをオフして、第1のリアクトル4→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1→負極側コンデンサ8→ダイオード6Db→スイッチング素子5Q2→ダイオード5D4→第1のリアクトル4というルートで電流を流し、第1のリアクトル4に貯められたエネルギーを負極側コンデンサ8に充電する。
なお、第1の電力変換部5及び第1のリアクトル4を利用しての昇圧による第1の直流コンデンサ5Cの充電電圧としては、第1の電力変換部5を構成するスイッチング素子5Q1〜5Q4の耐圧相等の電圧(例えば、耐圧の80%程度)とすることが望ましい。
また、第2の電力変換部6及び第1のリアクトル4を利用しての昇圧による正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の充電電圧としては、第3の電力変換部9の動作に適した電圧とすることが望ましい。
次に、第2のインバータ92の第2の直流コンデンサ9Cを正規の動作電圧まで充電する動作について図1及び図2に基づき説明する。
まず、リレー3bを閉に、バイパスリレー13も閉のままとしておく。
交流電源1の電圧が正の時は、第2の双方向スイッチ9SWをオンにして、スイッチング素子9Q2をスイッチング動作させることで、第2のリアクトル10を利用して第2の直流コンデンサ9Cをさらに高い正規の電圧まで充電する。
詳細には、スイッチング素子9Q2をオンして、交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→バイパスリレー13→第2のリアクトル10→スイッチング素子9Q2→ダイオード9D4→第2の双方向スイッチ9SW→交流電源1というルートで電流を流し、第2のリアクトル10にエネルギーを貯める。続いて、スイッチング素子9Q2をオフして、第2のリアクトル10→ダイオード9D3→第2の直流コンデンサ9C→ダイオード9D4→第2の双方向スイッチ9SW→交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→バイパスリレー13→第2のリアクトル10というルートで電流を流し、第2のリアクトル10に貯められたエネルギーを第2の直流コンデンサ9Cに充電する。
また、同様にスイッチング素子9Q2をオンにして、第2の双方向スイッチ9SWをスイッチング動作させることで、第2のリアクトル10を利用して正極側コンデンサ7をさらに高い電圧に充電することができる。
詳細には、第2の双方向スイッチ9SWをオンして、交流電源1→切換リレー2のb接点2b→スイッチ3b→バイパスリレー13→第2のリアクトル10→スイッチング素子9Q2→ダイオード9D4→第2の双方向スイッチ9SW→交流電源1というルートで電流を流し、第2のリアクトル10にエネルギーを貯める。続いて、第2の双方向スイッチ9SWをオフして、第2のリアクトル10→スイッチング素子9Q2→ダイオード9D4→ダイオード9Da→正極側コンデンサ7→交流電源1→切換リレー2のb接点2b→リレー3b→バイパスリレー13→第2のリアクトル10というルートで電流を流し、第2のリアクトル10に貯められたエネルギーを正極側コンデンサ7に充電する。
交流電源1の電圧が負極の時も、第2の双方向スイッチ9SWはオンの状態が継続され、スイッチング素子9Q4をスイッチング動作させることで、第2のリアクトル10を利用して第2の直流コンデンサ9Cをさらに高い電圧に充電することができる。
詳細には、スイッチング素子9Q4をオンして、交流電源1→第2の双方向スイッチ9SW→スイッチング素子9Q4→ダイオード9D2→第2のリアクトル10→バイパスリレー13→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1というルートで電流を流し、第2のリアクトル10にエネルギーを貯める。続いて、スイッチング素子9Q4をオフして、第2のリアクトル10→バイパスリレー13→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1→第2の双方向スイッチ9SW→ダイオード9D1→第2の直流コンデンサ9C→ダイオード9D2→第2のリアクトル10というルートで電流を流し、第2のリアクトル10に貯められたエネルギーを第2の直流コンデンサ9Cに充電する。
また、同様にスイッチング素子9Q4をオンにして、第2の双方向スイッチ9SWをスイッチング動作させることでも、第2のリアクトル10を利用して負極側コンデンサ8をさらに高い電圧に充電することができる。
詳細には、第2の双方向スイッチ9SWをオンして、交流電源1→第2の双方向スイッチ9SW→スイッチング素子9Q4→ダイオード9D2→第2のリアクトル10→バイパスリレー13→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1というルートで電流を流し、第2のリアクトル10にエネルギーを貯める。続いて、第2の双方向スイッチ9SWをオフして、第2のリアクトル10→バイパスリレー13→リレー3b→切換リレー2のb接点2b→交流電源1→負極側コンデンサ8→ダイオード9Db→スイッチング素子9Q4→ダイオード9D2→第2のリアクトル10というルートで電流を流し、第2のリアクトル10に貯められたエネルギーを負極側コンデンサ8に充電する。
なお、第2のインバータ92及び第2のリアクトル10を利用しての昇圧による第2の直流コンデンサ9Cの充電電圧としては、第2のインバータ92を構成するスイッチング素子9Q1〜9Q4の耐圧相等の電圧(例えば、耐圧の80%程度)とすることが望ましい。
本実施の形態によれば、交流電源1に接続され起動する時に、第1の電力変換部5の直流電源である第1の直流コンデンサ5C、正極側コンデンサ7、及び負極側コンデンサ8は交流電源1から抵抗3aを介して充電されるので、第1の直流コンデンサ5Cを充電するために双方向DC/DCコンバータを設ける必要がなく、低コストで高効率な無停電電源装置を得ることができる。
また、第1の直流コンデンサ5Cは、抵抗3aを介して充電された後、第1の電力変換部5のスイッチング素子5Q4をスイッチング動作させることにより、第1のリアクトル4を介して第1の電力変換部5のスイッチング素子の耐圧相等の電圧まで充電されるので、第1の直流コンデンサ5Cを充電するために双方向DC/DCコンバータ等の専用の回路を設ける必要がなく、低コストで高効率な無停電電源装置を得ることができる。
また、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8に接続され、出力電圧の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し正負の直流電力を交流電力に変換する第1のインバータ91と、この第1のインバータ91の出力に接続され、高周波で動作する単相フルブリッジインバータである第2のインバータ92と、この第2のインバータ92の出力に一端が接続され、負荷14に交流電力を供給する第2のリアクトル10と、この第2のリアクトル10の他端と突入電流防止部3の他端との間を短絡する第2のリレー部13と、を備え、交流電源1に接続され起動する時に、第2のインバータ92の直流電源である第2の直流コンデンサ9Cは、交流電源1から抵抗3a及び第2のリレー部13を介して充電されるので、第2の直流コンデンサ9Cを充電するために双方向DC/DCコンバータ等の専用の回路を設ける必要がなく、低コストで高効率な無停電電源装置を得ることができる。
また、第2の直流コンデンサ9Cは、第2のインバータ92のスイッチング素子9Q2、9Q4をスイッチング動作させ第2のリアクトル10を介して第2のインバータ92のスイッチング素子における耐圧相等の電圧まで充電されるので、第2の直流コンデンサ9Cを充電するために双方向DC/DCコンバータ等の専用の回路を設ける必要がなく、低コストで高効率な無停電電源装置を得ることができる。
また、第1の電力変換部5が、交流電源1からの入力電流波形の電流最大値を低減させるように入力電流波形を変形させるので、交流電源1の入力電圧の使用範囲が広い無停電電源装置を得ることができる。
また、第2の電力変換部6は、第1の電力変換部5の1周期当たりの電力収支がゼロとなるように第2の電力変換部6に加わる電圧のパルス幅を制御するとともに、パルス幅が交流電源1の半周期に達する状況に応じて、第1の電力変換部5は、交流電源1からの入力電流波形の電流最大値を低減させるように入力電流波形を変形させるので、交流電源1の入力電圧の使用範囲が広い無停電電源装置を得ることができる。
また、出力電圧の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し正負の直流電力を交流電力に変換する第1のインバータ91と、この第1のインバータ91の出力に入力が接続され、高周波で動作する単相フルブリッジインバータである第2のインバータ92とを備え、第2のインバータ92は、第2のインバータ92の直流電源である第2の直流コンデンサ9Cの電圧を維持するため、無停電電源装置100における出力電圧波形の電圧最大値を低減させるように出力電圧波形を変形させるので、第2の直流コンデンサ9Cの電圧を維持するための直流電源を設ける必要がなく、無停電電源装置100を小形化及び低コスト化することができる。
また、第1のインバータ91は、第2のインバータ92の1周期当たりの電力収支がゼロとなるように第1のインバータ91に加わる電圧のパルス幅を制御するとともに、パルス幅が該直交電力変換装置における交流出力電圧の半周期に達する状況に応じて、第2のインバータ92は、第3の電力変換部9の交流出力電圧の電圧最大値を低減させるように交流出力電圧の波形を変形させるので、第2の直流コンデンサ9Cの電圧を維持するため専用の直流電源を設ける必要がなく、無停電電源装置100を小形化及び低コスト化することができる。
また、第1の電力変換部5及び第2の電力変換部6は、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の電圧を無停電電源装置100の交流出力電圧の最大値相当に制御するので、第2のインバータ92の負担する電力を低減でき無停電電源装置100を小形化及び低コスト化することができる。
また、第2の電力変換部6は、交流電源1の半周期ごとに加わる1パルスの幅を制御して、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8の電圧値を上昇または低下させることにより、第2の直流コンデンサ9Cの電圧を上昇または低下させるので、第2の直流コンデンサ9Cの電圧を維持するための直流電源を設ける必要がなく、無停電電源装置100を小形化及び低コスト化することができる。
なお、本実施の形態では、バイパスリレー13が常時閉の場合を説明したが、バイパスリレーが常時開(a接点)の場合は、まず、第1の起動時充電動作により制御電源が並列に接続されている負極側コンデンサ8を所定電圧値以上に充電し、制御電源が動作して制御装置が動作した後に、バイパスリレー13を閉に制御する事で、第2の起動時充電動作を行い、第2の直流コンデンサ9Cを正規の電圧まで充電することもできる。
また、第2の電力変換部6の半導体素子は、図1に示す構成以外にも、図9(a)に示すように、正極側コンデンサ7及び負極側コンデンサ8に接続され、ダイオード6Da、6Dbが逆並列接続されたトランジスタ6Qa、6Qbをダイオード6D1、6D2に変更することも可能である。
また、図9(b)に示すように、ダイオードが逆並列接続された4個のトランジスタ6Qa、6Qb、6Qc、6Qcを、ダイオードが逆並列接続された4個のトランジスタ6Qa1、6Qa2、6Qb1、6Qb2と2個のダイオード6D3、6D4としてもよい、この場合、トランジスタが負担する電圧が半分になるので、より小さい定格電圧のトランジスタが使用できるので、トランジスタのロスを低減できる。
また、図9(c)に示すように、第1の双方向スイッチ6SWを削除してもよい。
また、第3の電力変換部9の半導体素子は、図1に示す構成以外にも、図9(b)と同様にダイオードが逆並列接続された4個のトランジスタを、ダイオードが逆並列接続された4個のトランジスタと2個のダイオードにしてもよい。この場合、トランジスタの耐圧が半分にできるので、パワーMOSトランジスタで構成する場合にオン抵抗の小さいトランジスタが使用できる。また、第2の双方向スイッチ9SWを削除してもよい。
また、第1の電力変換部や第4の電力変換部を削除またはリアクトルに取換えられる構造とすることで、高効率品と高効率品ではないがより低コスト品を構成する場合に部品の流用率を高くすることができる。
また、本実施の形態では、第3の電力変換部9を、出力電圧の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し正負の直流電力を交流電力に変換する第1のインバータ91と、この第1のインバータ91の出力に接続され、高周波で動作する単相フルブリッジインバータである第2のインバータ92としたが、周知のハーフブリッジインバータや、周知のフルブリッジインバータによる構成としてもよい。
3 突入電流防止部、4 第1のリアクトル、5 第1の電力変換部、
6 第2の電力変換部、 7 正極側コンデンサ、8 負極側コンデンサ、
9 第3の電力変換部、 10 第2のリアクトル、13 バイパスリレー、
15 蓄電部、16 第4の電力変換部、
91 第1のインバータ、92第2のインバータ、100 無停電電源装置。

Claims (5)

  1. 交流電源に一端が接続された第1のリレー部及び抵抗の並列接続体と、この並列接続体の他端に一端が接続された第1のリアクトルと、この第1のリアクトルの他端に入力が接続され、単相フルブリッジインバータである第1の電力変換部と、この第1の電力変換部の出力と前記交流電源の他方の電力線との間に接続され、前記交流電源の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し交流を正負の直流に変換する第2の電力変換部と、この第2の電力変換部により電力を供給される正極側コンデンサ及び負極側コンデンサと、を備え、
    前記交流電源に接続され起動する時に、前記第1の電力変換部の直流電源である第1のコンデンサ、前記正極側コンデンサ、及び前記負極側コンデンサは、前記交流電源から前記抵抗を介して充電されることを特徴とする交直電力変換装置。
  2. 第1のコンデンサは、抵抗を介して充電された後、第1の電力変換部をスイッチング動作させ第1のリアクトルを介して第1の電力変換部のスイッチング素子の耐圧相等の電圧まで充電されることを特徴とする請求項1に記載の交直電力変換装置。
  3. 正極側コンデンサ及び負極側コンデンサは、抵抗を介して充電された後、第2の電力変換部をスイッチング動作させ第1のリアクトルを介して第2の電力変換部のスイッチング素子の耐圧相等の電圧まで充電されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の交直電力変換装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の交直電力変換装置と、
    正極側コンデンサ及び負極側コンデンサに接続され、出力電圧の半周期ごとに加わる1パルスの駆動信号で動作し正負の直流電力を交流電力に変換する第1のインバータと、この第1のインバータの出力に入力が接続され、高周波で動作する単相フルブリッジインバータである第2のインバータと、
    この第2のインバータの出力に一端が接続され、負荷に交流電力を供給する第2のリアクトルと、
    この第2のリアクトルの他端と前記交直電力変換装置における並列接続体の他端との間を短絡する第2のリレー部と、を備え、
    前記第2のインバータは直流電源である第2のコンデンサを有し、この第2のコンデンサは、交流電源に接続され起動する時、前記交流電源から前記並列接続体の抵抗及び前記第2のリレー部を介して充電されることを特徴とする無停電電源装置。
  5. 第2のコンデンサは、第2のインバータをスイッチング動作させ第2のリアクトルを介して第2のインバータのスイッチング素子における耐圧相等の電圧まで充電されることを特徴とする無停電電源装置。
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