JP2014009492A - 遠隔操作式排水栓装置の操作部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遠隔操作式排水栓装置の操作部を、取付対象部に傷をつけることなく、確実に取り付けることを目的とする。
【解決手段】 水槽に設けられた排水口を閉じる排水栓蓋を、操作ボタンの操作によってレリースワイヤを介して昇降させて前記排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置の操作部構造において、操作ボタンが取り付けられる取付対象部に形成された貫通孔に表面側から挿入され、内部に操作ボタンを進退可能な案内面を有し、周囲に雄ネジが設けられた円筒部と、円筒部の上部に外方に広がるように形成されて底面が取付対象部に当接するフランジと、を有する樹脂製のフランジ部材と、取付対象部の裏面側から円筒部の雄ネジに螺合される雌ネジが設けられて、フランジと共に取付対象部を挟持する締付ナットと、を備え、フランジ部材の円筒部の内周からフランジにかけての表面を金属製の被覆部材で、フランジの底面よりも高い位置までを被覆する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、浴槽や洗面ボウルなどの水槽の排水口を開閉するのに使用される遠隔操作式の排水栓装置に関する。
従来、遠隔操作式の排水栓装置では、その操作部を浴槽のリム面などの取付対象部に取り付ける際に、操作部の上下動をガイドする貫通孔を有するフランジ部材とフランジ部材の外周に螺合するナットとで浴槽を挟持するように固定していた。そして、このフランジ部材からの貫通孔に水が浸入するのを防止するために、フランジ部材のフランジと浴槽との間に平パッキンを設けていた。しかし、平パッキンがフランジの回りに露出するので、見栄えが悪いという問題があった。
特開2008−248687号公報
そこで、この平パッキンを浴槽とナットの間で挟みこんで潰す構造が考えられる。しかし、この構造では締め付け時のすべり性を確保するため、ナットと平パッキンの間にすべりワッシャを配置する必要があり、コストがかかっていた。また、フランジを回して締付ける構造とした場合、フランジ部材のフランジの底面が浴槽のリム面に接触してすべりつつ締付けられることになる。このとき、フランジ部材の表面を装飾するためにステンレス等の金属部材をカシメて被膜している場合、金属部材の端面が浴槽のリム面に当たった状態でフランジを回すと、浴槽のリム面に傷が付く可能性がある。また、浴槽のリム面に金属部材の端面が当たると、その当たり方によって締め付けトルクにばらつきが出て、平パッキンを所望のトルクで締め付けられない可能性もある。
そこで、本発明は、遠隔操作式排水栓装置の操作部を、取付対象部に傷をつけることなく、確実に取り付けることを目的とする。
上記の課題を解決するために成された、請求項1の発明は、水槽に設けられた排水口を閉じる排水栓蓋を、操作ボタンの操作によってレリースワイヤを介して昇降させて前記排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置の操作部構造において、前記操作ボタンが取り付けられる取付対象部に形成された貫通孔に表面側から挿入され、内部に前記操作ボタンを進退可能な案内面を有し、周囲に雄ネジが設けられた円筒部と、当該円筒部の上部に外方に広がるように形成されて底面が前記取付対象部に当接するフランジと、を有する樹脂製のフランジ部材と、前記取付対象部の裏面側から前記円筒部の雄ネジに螺合される雌ネジが設けられて、前記フランジと共に前記取付対象部を挟持する締付ナットと、を備え、前記フランジ部材の前記円筒部の内周から前記フランジにかけての表面を金属製の被覆部材で、前記フランジの底面よりも高い位置までを被覆することを特徴とする遠隔操作式排水栓装置の操作部構造である。
これによれば、遠隔操作式排水栓装置の操作部のフランジが金属製の被覆部材で被覆されるので、フランジを塗装したり、金属メッキした場合よりも、高級感のある外観にすることができ、意匠性が向上する。
また、フランジの外周側における被覆部材の端部が、フランジの底面に達しないように、フランジの底面よりも高い位置までを被覆するので、金属製の被覆部材が取付対象部に接触しない。よって、締付ナットにフランジ部材を締め付ける際に、フランジ部材を回しても被覆部材の端部で取付対象部を傷つけることがない。
また、請求項2の発明は、前記フランジの外周下部に、前記被覆部材の厚みよりも大きい凹部を形成し、前記凹部に前記被覆部材の端部を収めたことを特徴とする請求項1記載の遠隔操作式排水栓装置の操作部構造である。
これによれば、フランジの外周側における被覆部材の端部が、フランジの外周株の凹部に収められるので、被覆部材の端部を確実に取付対象部から離間させることが可能となる。
本発明によれば、遠隔操作式排水栓装置の操作部を、取付対象部に傷をつけることなく、確実に取り付けることが可能となる。
本発明の実施形態にかかる排水栓装置を示す概略図である。 図1の排水栓装置の操作部を示す側面図である。 図2に示す操作部の中央縦断面図である。 図2に示す操作部の部分拡大断面図である。 図2に示す操作部の分解図である。 図2に示す操作部を浴槽のリム部に取り付ける状態を示す側面図である。 図6に示す操作部の中央縦断面図である。 フランジ部材を浴槽のリム部に取り付ける締付ナットを示す側面図である。 締付ナットの変形例を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態にかかる排水栓装置を示す概略図である。
排水栓装置100は、浴槽200(水槽)に設けられた排水口210に取り付けられる排水栓部100Aと、浴槽200のリム面220に形成された貫通孔221(図3参照)に取り付けられる操作部100Bと、を備え、排水栓部100Aと操作部100Bとをレリースワイヤ160で接続した遠隔操作式の排水栓装置である。レリースワイヤ160は、操作部100Bと排水栓部100Aとを接続するように設けられたホース170の内部に配設され、アウターチューブの内部でインナーワイヤが進退するように構成されている。
排水栓部100Aは、浴槽200の排水口210の下部に取り付けられた支持金具180にレリースワイヤ160の一端に設けられた作動部165を保持させ、その作動部165に排水口210を閉じる排水栓蓋190を取り付けている。後述する操作ボタン150の操作によってレリースワイヤ160を介して作動部165が排水栓蓋190を昇降させることにより、排水口210を開閉する。なお、図示しないが、支持金具180には、前述したホース170の一端が取り付けられている。
次に、操作部100Bについて説明する。
図2は排水栓装置の操作部を示す側面図、図3は操作部の中央縦断面図、図4は操作部の部分拡大断面図、図5は操作部の分解図である。
操作部100Bは、外周面に雄ネジ113が形成された円筒部111の上端部に外向きのフランジ112を設けたフランジ部材110と、フランジ部材110の雄ネジ113に螺合する雌ネジ121を有する締付ナット120と、レリースワイヤ160の他端に設けられた機構部162を保持してフランジ部材110の円筒部111の下端に下方から接続される接続管130と、接続管130を締付ナット120に取り付ける接続管用接続具140と、フランジ部材110の円筒部111の内部に進退可能に配設された操作ボタン150と、を備えている。これらのフランジ部材110、締付ナット120、接続管130、接続管用接続具140、操作ボタン150は、いずれも樹脂製部材である。なお、フランジ部材110と操作ボタン150は、高級感を出すために、それぞれ樹脂製部材の表面に薄肉の金属製部材を被覆して化粧している。
フランジ部材110は、前述したように、外周面に雄ネジ113が形成された円筒部111の上端部に外向きに広がるように形成されたフランジ112を備えている。フランジ112の底面は、浴槽200のリム面220に当接している。このフランジ部材110の円筒部111の内周側上部からフランジ112にかけての表面を、金属製の被覆部材115で被覆している。この被覆部材115は、例えば光沢を帯びたステンレスなどの金属を薄板状に加工したものであり、フランジ部材110に対してカシメることによって一体化されている。被覆部材115の外周側の端部は、フランジ112の底面よりもやや高い位置までを被覆している。すなわち、被覆部材115の端部は、浴槽200のリム面220には当接していない。より具体的には、フランジ112の外周下部には、被覆部材115の端部が収まる凹部116が形成されている。凹部116におけるフランジ112の下面と浴槽200のリム面220との寸法の最小値は、被覆部材115の厚みよりも大きくとられている。これにより、フランジ112にカシメられた被覆部材115は、浴槽200のリム面220に当接することがない。
このフランジ部材110は浴槽200のリム面220の表面側から貫通孔221に挿通される。締付ナット120は、浴槽200のリム面220の裏面側から、雌ネジ121をフランジ部材110の雄ネジ113に螺合させる。雌ネジ121を雄ネジ113に締め付けて、フランジ部材110のフランジ112と締付ナット120とで浴槽200のリム面220を挟持する。そして、フランジ部材110の円筒部111の内周が、操作ボタン150を進退可能に支える案内面114となる。これにより、フランジ部材110と締付ナット120とが、浴槽200のリム面220に設けた貫通孔221に対して操作ボタン150の進退をガイドする操作部ガイド部Aとなる。
ここで、フランジ部材110と締付ナット120との螺合は、締付ナット120を工具あるいは手で押さえて仮固定した状態で、フランジ部材110を別の工具で回すことによって行われる。そのため、フランジ部材110は、浴槽200のリム面220の上で旋回することになる。ところが、フランジ部材110のフランジ112は、被覆部材115がフランジ112の底面よりもやや高い位置までを被覆しているので、フランジ112の底面まで被覆部材115が達していない。そのため、リム面220の上でフランジ部材110を回しても、被覆部材115はリム面220に接触しないから、被覆部材115の端部でリム面220を大きく傷つけることはない。
締付ナット120は、その外周面の下方に、後述するガイド溝122を複数設けている。また、締付ナット120の下部に、接続管130の上端部が挿入可能な凹部123を形成している。
接続管130は、下端部にレリースワイヤ160の周囲を囲うホース170が接続され、上端部を操作部ガイド部Aに接続している。また、接続管130の内部に、機構部162を保持する保持部131を形成している。また、接続管130は、上端部を外向きに突出させた突出部132とし、その外周側面に、Oリング133を嵌める溝134を設けている。このOリング133は、接続管130が操作部ガイド部Aに接続されると、接続管130の上端部が締付ナット120の凹部123に挿入されて、締付ナット120の凹部123の内周面に密接してシールする。
接続管接続具140は、接続管130の上部寄りの端部に回転可能に設けられている。具体的には、接続管130の上部の周囲に形成した浅溝部135に、接続管接続具140を部分的に係合させて、接続管接続具140を浅溝部135に沿って回転可能にしている。また、接続管接続具140を浅溝部135に係合させた状態で、接続管接続具140の水平上面が接続管130の突出部132の下面に接する。そして、接続管接続具140の内周部の上方に、後述する突起141を複数設けている。
接続管130を操作部ガイド部Aに接続する際には、接続管130の上端を操作部ガイド部Aに近づけた状態で操作部接続具140を回して、突起141を前述した締付ナット120のガイド溝122に挿入し、さらに操作部接続具140を回し続けて突起141をガイド溝122のロック位置122cまで到達させて、接続管130の接続は完了となる。
操作ボタン150は、機構部162の内部から操作ボタン側に突き出たロッド163の先端に装着される。操作ボタン150を押すたびに、操作ボタン150を押す力がロッド163から機構部162に伝わり、レリースワイヤ160を介して排水栓蓋190を昇降する。
機構部162は、操作ボタン150を押すたびにロッド163が機構部162内に押込まれて、機構部162内でレリースワイヤ160のインナーワイヤを押し込んで、操作ボタン150の進退動作をレリースワイヤ160に伝えるように機能する。また、使用者が操作ボタン150から手を離すと、押込まれたロッド163を上昇させる復帰バネ(図示せず)を内蔵して、操作ボタン150を上昇させるように機能する。さらに、本実施形態では、機構部162の内部にラッチ機構(図示せず)を内蔵させ、押しボタン150を押すたびに、高い位置と低い位置とに交互に押しボタン150が位置するようにして、排水栓蓋190が排水口210を閉じる位置と排水口210を開く位置とに保持するようにしている。
次に、操作部ガイド部Aに接続管140を接続する構造について説明する。
図6は操作部を浴槽のリム部に取り付ける状態を示す側面図、図7は図6と同じ状態における操作部を示す中央縦断面図、図8はフランジ部材を浴槽のリム部に取り付ける締付ナットを示す側面図である。
前述したように、接続管用接続具140は、その内周部の上方に突起141を設けている。本実施形態では、90度間隔で4個の突起141を設けている。
また、操作部ガイド部Aの一部を構成する締付ナット120は、その外周部に突起141を差し込み可能なガイド溝122を、突起141と同じく4個設けている。このガイド溝122は、締付ナット120の外周面を内方に凹ませて形成している。このガイド溝120の凹みは、突起141がガイド溝120から外れて空回りしないように適度な深さになっている。また、ガイド溝122の手前を締付ナット120の下面に開放して、その解放端から突起141を挿入するようにされている。
ガイド溝122の奥には、差し込まれた突起141を動かぬように拘束するロック部が設けられている。本実施形態においては、このロック部は、ガイド溝122の底面122eを部分的に浅くする段部122aで構成している。接続管接続具140をロックする際には、接続管接続具140を回して突起141の頂点が段部122aを乗り越えるように力をかけて接続管接続具140を回転させることによって、突起141をロック位置122cに到達させる。
また、ガイド溝122の解放端から段部122aの間に、ガイド溝122に受け入れた突起141を斜め上向きに案内する傾斜ガイド部122bを設けている。
さらに、ガイド溝122には、脱落防止部124を設けている。本実施形態では、この脱落防止部124は、段部122aより奥側、すなわちガイド溝122のロック位置122cの下部に、外側に突出させた突出壁を設けることにより、突起141がガイド溝122から外れないように構成している。これにより、接続管130が左右に傾くような方向に力が加わった場合でも、この突出壁が、突起141のガイド溝122へのかかり代を大きくするように働くので、接続管130が操作部ガイド部Aから外れるのを防止することができる。
接続管130を操作部ガイド部Aに接続する際には、まず、接続管130の上端を操作部ガイド部Aに近づけた状態で操作部接続具140を回して、突起141を前述した締付ナット120のガイド溝122に挿入する。次いで、操作部接続具140を回し続けて、突起141をガイド溝122の傾斜ガイド部122b内を移動させることによって接続管接続具140を上方に移動させて接続管130の上端部を締付ナット120の下面に設けた凹部123に徐々に挿入させる。この際、接続管130に取り付けたOリング133も接続管接続具140を回すことによって軽い力で凹部123に挿入される。そして、さらに操作部接続具140を回して、突起141をガイド溝122のロック位置122cまで到達させて、接続管130の接続は完了となる。
このように、本実施形態では、接続管130に回転可能に付設されている接続管接続具140を少し回すだけで、操作部ガイド部Aに接続管130を接続することができる。そのため、従来のように、着脱可能なロック部材の装着ミスによって接続管が接続不良となることはない。また、接続管接続具140は、締め込む量が大きい袋ナットではないから、接続管接続具140を少し回すだけで接続できるので、接続作業も簡単であり、接続管接続具140の作業ミスも起こりにくい。すなわち、簡単な作業で操作部ガイド部Aに接続管130を確実に取り付けることができるので、接続管130の取付け不良による不具合を無くすことができる。
また、ガイド溝122の奥に、突起141をロック位置122cに拘束する位置決め用の段部122aを形成したことにより、接続管接続具140が自然に抜けるのを防止できる。
さらに、突起141がロック位置122cに到達して接続管130が操作部ガイド部Aに接続された状態で、例えば、ホース170が斜めに引っ張られるなどして接続管130を左右に傾ける方向の力が働いたとしても、ガイド溝122から突起141が外れるのを脱落防止部124が防止するので、接続管130をより強固に接続することができる。
また、締付ナット120にガイド溝122を設けたことにより、操作部ガイド部Aを予め浴槽200のリム面220に取り付けた際に占める領域を小さく抑えることができる。そのため、浴槽200のリム面220の下方の作業空間を大きく確保することができ、例えば、浴槽200の裏側に被るような壁パネルの施工の作業性を高めることができる。
さらに、ガイド溝122は、接続管130が操作部ガイド部Aに徐々に挿入させる傾斜ガイド部122bを有し、突起141を傾斜ガイド部122bで案内しつつ接続管130を操作部ガイド部Aに徐々に挿入することによって、接続管130に設けたOリング133を、操作部ガイド部Aと接続管130との間に配設させるようにした。これにより、接続管用接続具140を回転させて接続管接続具140を徐々に操作部ガイド部A内に挿入させる動きを利用して、操作部ガイド部Aと接続管130の間にOリング133を配設するので、Oリング133を操作部ガイド部Aと接続管130の間に楽に押し込むことが可能となる。
次に、前述した実施形態の変形例について説明する。
図9は締付ナットの変形例を示す側面図である。
この変形例では、図8の実施形態から、ガイド溝122の傾斜ガイド部122bをなくして、代わりに垂直ガイド部122dを設けている。
この例では、接続管130の接続の際には、接続管接続具140を回して接続管接続具140の突起141の位置をガイド溝122に一致させて、接続管接続具140を垂直ガイド部122dに沿って上向きに押し込み、その後接続管接続具140を再度回して突起141をロック位置122cに到達させる。
これによれば、接続管130を徐々に締付ナット120の凹部123に挿入されることはないが、前述した実施形態とほぼ同じ作用効果を奏する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
本実施形態では、排水栓装置100を浴槽200に取り付ける例を説明したが、洗面ボウルに取り付ける際にも本発明を適用可能である。また、操作ボタン150の取付対象部として、やはり浴槽200を例示して説明したが、浴槽200に隣接するカウンターの上面を操作ボタン150の取付対象部としてもよい。また、操作ボタン150を取り付ける取付対象部は、水平面に限らず、垂直面あるいは傾斜面であってもよい。また、本実施形態では、操作部ガイド部A側にガイド溝122を設け、接続管接続具140に突起141を設けた例としたが、これに代えて、操作部ガイド部Aに突起141を、接続管接続具140にガイド溝122を設けてもよい。さらに、接続管接続具140を、操作部ガイド部Aの締付ナット120に接続するのに代えて、操作部ガイド部Aのフランジ部材110の円筒部111に接続するようにすることも可能である。また、ラッチ機構を機構部162に内蔵させるのに代えて、作動部165に内蔵させてもよい。
100…遠隔操作式排水栓装置
110…フランジ部材
111…円筒部
112…フランジ
113…雄ネジ
114…案内面
115…被覆部材
116…凹部
120…締付ナット
121…雌ネジ
150…操作ボタン
160…レリースワイヤ
162…機構部
190…排水栓蓋
200…浴槽(水槽)
210…排水口
220…リム面(取付対象部)
221…貫通孔

Claims (2)

  1. 水槽に設けられた排水口を閉じる排水栓蓋を、操作ボタンの操作によってレリースワイヤを介して昇降させて前記排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置の操作部構造において、
    前記操作ボタンが取り付けられる取付対象部に形成された貫通孔に表面側から挿入され、内部に前記操作ボタンを進退可能な案内面を有し、周囲に雄ネジが設けられた円筒部と、当該円筒部の上部に外方に広がるように形成されて底面が前記取付対象部に当接するフランジと、を有する樹脂製のフランジ部材と、
    前記取付対象部の裏面側から前記円筒部の雄ネジに螺合される雌ネジが設けられて、前記フランジと共に前記取付対象部を挟持する締付ナットと、
    を備え、
    前記フランジ部材の前記円筒部の内周から前記フランジにかけての表面を金属製の被覆部材で、前記フランジの底面よりも高い位置までを被覆することを特徴とする遠隔操作式排水栓装置の操作部構造。
  2. 前記フランジの外周下部に、前記被覆部材の厚みよりも大きい凹部を形成し、前記凹部に前記被覆部材の端部を収めたことを特徴とする請求項1記載の遠隔操作式排水栓装置の操作部構造。
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