JP2014006186A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014006186A
JP2014006186A JP2012143022A JP2012143022A JP2014006186A JP 2014006186 A JP2014006186 A JP 2014006186A JP 2012143022 A JP2012143022 A JP 2012143022A JP 2012143022 A JP2012143022 A JP 2012143022A JP 2014006186 A JP2014006186 A JP 2014006186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection apparatus
foreign matter
matter inspection
container
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012143022A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Akatsuka
光男 赤塚
Koji Mori
幸二 森
Yoshinori Mizoguchi
義則 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2012143022A priority Critical patent/JP2014006186A/ja
Publication of JP2014006186A publication Critical patent/JP2014006186A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】粉体中の異物を高い確率で検出することができる異物検査装置を提供する。
【解決手段】異物検査装置は、粉体を収容した容器を略水平に支持する支持台21と、支持台21に支持された容器に収容された粉体を上方から撮像する撮像手段と、支持台21に支持された容器の下方に設けられた回転軸24を回転させるモータ23と、モータ23により回転する回転軸24の回転数に応じた頻度で撮像手段に向けられた容器の上面とは反対側の面である下面の一部に衝撃を与える衝撃付与手段25と、を含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、異物検査装置に関し、特に、粉体中の異物の有無について検査する異物検査装置に関する。
飲食品や医薬品などの分野では、製品の出荷前に製品中に異物が混入されていないか否かを検査する異物検査が日常的に行われている。具体的な異物検査の方法としては、製品が袋詰めされた粉体の場合であれば、袋を指で軽く叩いて内部の粉体を流動させながら、人間が目視で異物の有無を確認するといった方法が一般的である。
しかしながら、人間が目視で異物の有無を確認する方法では、手間と時間がかかりすぎるという課題が指摘されている。
このような課題に対して有効な技術が、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1では、袋状体に収容された医薬品等の粉体中の異物を容易に検出することができる異物検出装置が開示されている。
特開2001−004549号公報
ところで、従来から行われている、人間が袋を指で軽く叩いて検査する方法では、指で叩かれた部分に加わる力によって袋内部の粉体に流動が生じる。即ち、粉体は、粉体の一部に加わった局所的な力によって流動する。
一方、特許文献1に開示される異物検出装置は、袋状体を保持した保持手段を水平方向に振動させることで、袋状体に収容された粉体に流動を生じさせる装置である。従って、特許文献1に開示される異物検出装置では、粉体は、粉体全体に一様に加わった水平方向の力によって流動する。
このように、従来の人手による方法で検査する場合と特許文献1に開示される異物検出装置を用いて検査する場合とでは、粉体への力の作用が大きく異なっている。このため、特許文献1に開示される異物検査装置では、従来から行われている袋を指で軽く叩いて検査する方法と同程度の確率で異物を検出することは困難である。
以上のような実情を踏まえて、本発明では、粉体中の異物を高い確率で検出することができる異物検査装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、粉体を収容した容器を略水平に支持する支持部材と、前記支持部材に支持された前記容器に収容された粉体を上方から撮像する撮像手段と、前記支持部材に支持された前記容器の下方に設けられた回転軸を回転させる回転駆動手段と、前記回転駆動手段により回転する前記回転軸の回転数に応じた頻度で、前記撮像手段に向けられた前記容器の上面とは反対側の面である下面の一部に衝撃を与える衝撃付与手段と、を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の異物検査装置において、前記衝撃付与手段は、前記回転軸が挿通されて、前記回転軸ともに回転するように構成される異物検査装置を提供する。
本発明の第3の態様は、第2の態様に記載の異物検査装置において、前記衝撃付与手段は、前記回転軸に固定された回転体と、前記回転軸からずれた位置で前記回転体に枢動自在に取付けられた軟性部材からなる、前記容器の前記下面に衝突する衝突部と、を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第4の態様は、第3の態様に記載の異物検査装置において、複数の前記衝撃付与手段を含み、前記複数の衝撃付与手段は、前記回転軸の軸方向の異なる位置で前記回転軸に固定された複数の前記回転体と、異なる前記回転体に取付けられた異なるタイミングで前記容器の前記下面に衝突する複数の前記衝突部と、を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第5の態様は、第2の態様に記載の異物検査装置において、前記衝撃付与手段は、前記回転軸から前記回転軸の半径方向に延出した軟性部材からなる、前記容器の前記下面に衝突する衝突部を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第6の態様は、第5の態様に記載の異物検査装置において、複数の前記衝撃付与手段を含み、前記複数の衝撃付与手段は、前記回転軸の軸方向の異なる位置から延出した、異なるタイミングで前記容器の前記下面に衝突する、複数の前記衝突部を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第7の態様は、第1の態様に記載の異物検査装置において、前記衝撃付与手段は、前記支持部材に一端が固定された弾性部材と、前記回転軸に固定された、前記回転軸の回転数に応じた頻度で前記弾性部材に接触するカムと、前記弾性部材に固定された、前記容器の前記下面に衝突する衝突部と、を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第8の態様は、第7の態様に記載の異物検査装置において、複数の前記衝撃付与手段を含み、前記複数の衝撃付与手段は、前記回転軸の軸方向の異なる位置で前記回転軸に固定された複数の前記カムと、異なる前記カムにより振動する複数の前記弾性部材と、異なる前記弾性部材に固定された、異なるタイミングで前記容器の前記下面に衝突する複数の前記衝突部と、を含む異物検査装置を提供する。
本発明の第9の態様は、第1の態様乃至第8の態様のいずれか1つに記載の異物検査装置において、前記回転駆動手段は、粉体の量または種類の少なくとも一方に応じた回転数で前記回転軸を回転させる異物検査装置を提供する。
本発明の第10の態様は、第1の態様乃至第9の態様のいずれか1つに記載の異物検査装置において、前記回転駆動手段は、経時的に回転数が変化するように、前記回転軸を回転させる異物検査装置を提供する。
本発明によれば、粉体中の異物を高い確率で検出することができる異物検査装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る異物検査装置の正面斜視図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の背面斜視図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の断面斜視図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の正面図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の検査対象である容器の一例を示す図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の振動部ユニットの斜視図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分斜視図である。 本発明の実施例1に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分断面図である。 本発明の実施例2に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分斜視図である。 本発明の実施例2に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分断面図である。 本発明の実施例3に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分斜視図である。 本発明の実施例3に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分断面図である。
図1は、本実施例に係る異物検査装置の正面斜視図である。図2は、本実施例に係る異物検査装置の背面斜視図である。図3は、本実施例に係る異物検査装置の断面斜視図である。図4は、本実施例に係る異物検査装置の正面図である。図5は、本実施例に係る異物検査装置の検査対象である容器の一例を示す図である。図1から図4のXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた直交座標系である。図1から図5を参照しながら、本実施例に係る異物検査装置の構成について説明する。
本実施例に係る異物検査装置100は、容器に収容された粉体中への異物の混入の有無について検査する異物検査装置である。ここでは、図5に示されるような薬液や溶解液などの液体と粉末状の薬剤とを別々に収容するいわゆるダブルバッグ1が容器として使用される場合を例に、異物検査装置100について説明する。
なお、ダブルバッグ1は、図5に示されるように、粉末状の薬剤を収容する粉体収容部2と、薬液や溶解液を収容する液体収容部3と、を備えていて、使用する際には、粉体収容部2と液体収容部3の間の隔壁を開通させて、薬剤と液体を混ぜ合わせて使用するものである。
異物検査装置100は、図1から図4に示されるように、ダブルバッグ1の粉体収容部2に振動を付与する振動部ユニット20と、粉体収容部2を振動部ユニット20に押さえつける押さえ部ユニット30と、押さえ部ユニット30を昇降させるエアシリンダ40と、粉体収容部2に収容された粉体を撮像するカメラ50と、を筐体10内に備えている。
振動部ユニット20は、粉体収容部2に衝撃を付与することで、粉体収容部2に収容された粉体を振動させて粉体収容部2内で流動させる手段である。なお、振動部ユニット20の構成の詳細については、後述する。
押さえ部ユニット30は、図1に示されるように、矩形筒状の形状を呈していて、筒を構成する四辺のそれぞれに照明装置31を備えている。また、押さえ部ユニット30は、図3に示すように、エアシリンダ40により筐体10内を昇降するように構成されていて、振動部ユニット20に配置された粉体収容部2を上方から押さえつける手段として機能する。
カメラ50は、粉体収容部2に収容された粉体を、粉体収容部2の上面を介して、より詳細には、外部から粉体を確認するために設けられた図5に示す透明部分2aを介して、撮像する撮像手段である。カメラ50は、図1及び図4に示すように、振動部ユニット20の鉛直上方で筐体10に固定されている。
以上のように構成された異物検査装置100では、図示しない搬送手段により搬送されたダブルバッグ1は、透明部分2aを有する面を上に向けた状態で振動部ユニット20に略水平に配置される。ダブルバッグ1が振動部ユニット20に配置されると、図3及び図4に示すように、押さえ部ユニット30がエアシリンダ40によりダブルバッグ1の粉体収容部2上に降ろされて、粉体収容部2を押さえつける。その後、押さえ部ユニット30の照明装置31が点灯し、粉体収容部2の上面を照明する。粉体収容部2の上面が照明された状態で、振動部ユニット20が粉体収容部2の上面とは反対の面である下面の一部に衝撃を付与し、カメラ50が押さえ部ユニット30の開口部から臨む粉体収容部2に収容された粉体を撮像する。これにより、粉体収容部2の内で流動する粉体を撮像した画像が取得される。異物検査装置100は、このようにして取得した画像を解析することで、粉体中の異物を検出する。
図6は、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの斜視図である。図7Aは、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分斜視図である。図7Bは、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分断面図である。図6から図7BのXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた直交座標系である。図6、図7A及び図7Bを参照しながら、本実施例に係る異物検査装置100の振動部ユニット20について詳細に説明する。
異物検査装置100に設けられた2つの振動部ユニット20は、図6に示すように、それぞれ、粉体収容部2を略水平に支持する支持部材である支持台21と、液体収容部3を略水平に支持する支持部材である支持台22と、を備えている。支持台21は、振動部ユニット20毎に2つ設けられていて、2つの支持台21で粉体収容部2を略水平に支持するように構成されている。
各振動部ユニット20は、さらに、2つの支持台21の間に通された2本の回転軸24と、2本の回転軸24の各々を回転させる回転駆動手段である2つのモータ23と、カメラ50に向けられた粉体収容部2の上面とは反対側の面である、下面の一部に衝撃を与える複数の衝撃付与手段25と、を備えている。
2本の回転軸24は、粉体収容部2が支持台21に支持された状態で粉体収容部2の下方に位置するように設けられていて、対応するモータ23の制御の下、それぞれ任意の回転数で回転する。
複数の衝撃付与手段25は、回転軸24が挿通されて回転軸24とともに回転するように構成されていて、回転軸24の軸方向の異なる位置に固定されている。また、複数の衝撃付与手段25の各々は、図7A及び図7Bに示すように、回転軸24に固定された回転体26と、回転軸24からずれた位置で回転体26に枢動自在に取付けられた、粉体収容部2の下面に衝突する2つの衝突部27とを備えている。
回転体26は、図7Aに示すように、回転軸24の軸方向に間隔をあけて配置された略円形の2枚の板の外周部の一部分を連結部26aでつなぎ合わせた構造を有していて、2枚の板の略中心に通されている回転軸24とともに回転するように構成されている。なお、連結部26aは、図7Bに示すように、回転軸24に対して対称な位置2箇所に設けられていて、後述する衝突部27のストッパとして機能する。
衝突部27は、シリコーンゴムなどの軟性部材からなり、図7Aに示すように、回転体26を構成する2枚の板の間に配置され、図7Bに示すように、その一端が回転軸24からずれた位置で回転体26に枢動自在に取付けられている。より厳密には、衝突部27の一端が、2枚の板の回転軸24からずれた位置に形成された穴のそれぞれに係合することにより、回転体26に枢動自在に取付けられている。また、衝突部27は、図7A及び図7Bに示すように、他端が回転体26から突出するような長さ、より詳細には、回転体26の回転により衝突部27が回転軸24の略上方に位置するときに支持台21に支持された粉体収容部2の下面に届くような長さ、を有している。更に、衝突部27は、両端の間がくびれた細長い形状を有していて、回転体26から突出する側の端部(他端)が大きな質量を有するように大きく形成されている。
以上のように構成された振動部ユニット20では、モータ23により回転軸24が回転すると、回転軸24とともに回転体26が回転し、回転軸24からずれた位置に取りつけられた衝突部27が遠心力及び自重により回転体26の回転方向に枢動する。これにより、衝突部27は回転体26に対して開いた状態になり、その端部が回転体26から突出する。そして、回転体26に取付けられた衝突部27の端部がおよそ回転軸24の略上方に位置するときに、回転体26から突出した衝突部27の端部が支持台21に支持された粉体収容部2の下面の一部に衝突し、衝撃を付与する。
粉体収容部2の下面に衝突した衝突部27は、反作用により回転体26の回転方向とは反対の方向に枢動して粉体収容部2から逃げる。これにより、衝突部27は回転体26に対して閉じた状態になり、その端部が回転体26内に収容される。このため、衝突部27は、再び粉体収容部2に衝突することなく、回転体26の回転により支持台21と回転軸24の間を通り抜ける。
支持台21と回転軸24との間を通り抜けた衝突部27は、遠心力及び自重により再び回転方向に枢動を開始する。以降、同様の動作が繰り返される。
このため、振動部ユニット20を備えた異物検査装置100によれば、衝撃付与手段25がモータ23により回転する回転軸24の回転数に応じた頻度で、具体的には、1回転当たり2回、粉体収容部2の下面の一部に衝撃を付与する。即ち、容器を指で軽く叩いて内部の粉体を流動させる従来の人手による方法の場合と同様に、粉体収容部2内の粉体をその一部に加わった局所的な力によって流動させることができる。従って、支持台21に支持された粉体収容部2の透明部分2aを撮像するカメラ50により取得された画像から粉体収容部2に収容された粉体中の異物を高い確率で検出することができる。
また、異物検査装置100では、モータ23を制御することで回転軸24を任意の回転数で回転させることができる。従って、高い回転数で粉体収容部2に大きな衝撃を付与することが可能であり、粉体収容部2に大量(例えば、3g)の粉体が収容された大容量の製品の検査にも適用することができる。また、粉体収容部2と衝突する衝突部27の端部が大きな質量を有していることも、大容量の製品検査の実現に寄与している。
また、粉体の量や種類に応じて粉体収容部2に付与すべき衝撃の大きさが異なる場合があるが、異物検査装置100では、モータ23が粉体の量または種類の少なくとも一方に応じた回転数で回転軸24を回転させることで、適当な衝撃を付与することができる。従って、粉体の種類や量によらず、粉体中の異物を高い確率で検出することができる。
また、異物検査装置100では、モータ23は経時的に回転数が変化するように回転軸24を回転させることができる。このため、粉体収容部2に付与される衝撃のパターンを経時的に変化させて、ランダムな粉体の流動パターンを作り出すことができる。従って、一定の衝撃パターンでは検出されない異物を検出することが可能となるため、粉体中の異物をより高い確率で検出することができる。
また、異物検査装置100では、モータ23は検査中に一時的または定期的に停止してもよい。粉体収容部2に継続して衝撃を付与すると粉体の割れと呼ばれる現象が生じることがあるが、割れが生じた状態で画像を取得すると画像中の割れが生じた部分が異物として判定されてしまう。従って、一定の時間で行われる検査中にモータ23が一時的または定期的に停止することで、粉体の割れとそれに起因する異物の誤検出を防止することができる。
また、異物検査装置100では、図6及び図7Aに示すように、複数の衝撃付与手段25が回転軸24の軸方向の異なる位置で回転軸24に固定された複数の回転体26を含んでいて、各回転体26に取付けられた衝突部27が回転軸24に対して同じ角度に位置するように設けられている。つまり、異物検査装置100は、複数の衝突部27が同じタイミングで粉体収容部2の下面に衝突するように構成されている。しかしながら、異物検査装置100は、複数の衝突部27が異なるタイミングで衝突するように構成されてもよい。異なるタイミングで複数の衝突部27が衝突することで、ランダムな粉体の流動パターンを作り出すことができるため、粉体中の異物をより高い確率で検出することが可能となる。これは、例えば、回転体26に対する衝突部27の取付角度を複数の衝撃付与手段25で異ならせることで実現することができる。
また、異物検査装置100では、振動部ユニット20毎に2本の回転軸24が設けられているが、回転軸24は2本に限られない。ただし、回転軸24は、2本以上設けることが望ましい。回転軸24を2本以上設けることで、回転軸24の方向(X方向)だけでなく回転軸24と直交する方向(Y方向)にも衝撃を分布させることができるため、より広い範囲の粉体を流動させることができる。また、図7Bでは2本の回転軸24がともに時計回りに回転している様子が示されているが、回転軸24の回転方向は任意に設定することが可能であり、2本の回転軸24を同方向に回転させても反対方向に回転させてもよい。また、検査中に回転方向を変更してもよい。
また、異物検査装置100では、上述したように粉体収容部2に大きな衝撃を付与することができる一方で、衝突部27がシリコーンゴムなどの軟性部材であること、及び、衝突部27が粉体収容部2に衝突後反対方向に枢動してさらなる衝突が回避されることから、衝突により粉体収容部2に傷がつくことを抑えることができる。また、同様の理由から衝突部27の疲労破壊の頻度を抑えることができるため、メンテナンス作業の回数を削減することができる。
なお、異物検査装置100では、検査対象としてダブルバッグに収容された粉体を例示したが、検査対象はこれに限られない。検査対象は容器に収容された粉体であればよく、収容する容器は特定の容器に限られない。
また、異物検査装置100は、回転軸24毎にモータ23を備える構成を有しているが、1つのモータ23が複数の回転軸24を回転させてもよい。1つのモータが複数の回転軸24を同じ回転数で回転させてもよく、ギアを用いて1つのモータ23が複数の回転軸24を異なる回転数で回転させてもよい。
また、異物検査装置100では、1つの回転体26に2つの衝突部27が取付けられているが、3つ以上の衝突部27が回転体26に取付けられてもよく、1つの衝突部27が回転体26に取付けられてもよい。
図8Aは、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分斜視図である。図8Bは、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分断面図である。図8A及び図8BのXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた直交座標系である。図8A及び図8Bを参照しながら、振動部ユニット60について説明する。
なお、60を備えた本実施例に係る異物検査装置は、振動部ユニット20の代わりに振動部ユニット60を含む点を除き、実施例1に係る異物検査装置100と同様であるので、詳細な説明は省略する。
振動部ユニット60は、図8A及び図8Bに示されるように、粉体収容部2を略水平に支持する支持部材である2つの支持台61と、2つの支持台61の間に通された2本の回転軸64と、回転軸64から回転軸64の半径方向に延出したシリコーンゴムなどの軟性部材からなる複数の衝突部65と、を備えている。なお、図8A及び図8Bでは、図示を省略しているが、振動部ユニット60は、実施例1に係る振動部ユニット20と同様に、液体収容部3を略水平に支持する支持台と、回転軸64の各々を回転させる回転駆動手段である2つのモータと、を備えている。
2本の回転軸64は、粉体収容部2が支持台61に支持された状態で粉体収容部2の下方に位置するように設けられていて、対応するモータの制御の下、それぞれ任意の回転数で回転する。
複数の衝突部65は、回転軸64の軸方向の異なる位置から回転軸64の半径方向に延出している。各衝突部65は、衝突部65の端部が回転軸64の略上方に位置するときに支持台61に支持された粉体収容部2の下面に届くような長さを有している。即ち、衝突部65は、カメラ50に向けられた粉体収容部2の上面とは反対側の面である、下面の一部に衝撃を与える衝撃付与手段であり、回転軸64が挿通されて回転軸64とともに回転するように構成されている。衝突部65は、回転軸64と端部との間がくびれた細長い形状を有していて、端部が大きな質量を有するように大きく形成されている。
以上のように構成された振動部ユニット60では、モータにより回転軸64が回転すると、回転軸64とともに衝突部65が回転する。そして、衝突部65の端部がおよそ回転軸64の略上方に位置するときに、衝突部65が支持台21に支持された粉体収容部2の下面の一部に衝突し、衝撃を付与する。粉体収容部2の下面に衝突した衝突部65は、軟性部材でできているため、下面に沿うように変形して、粉体収容部2の下面を擦りながら粉体収容部2と回転軸64の間を通り抜ける。
このため、振動部ユニット60を備えた異物検査装置によれば、実施例1に係る異物検査装置100と同様に、衝撃付与手段である衝突部65がモータにより回転する回転軸64の回転数に応じた頻度で、粉体収容部2の下面の一部に衝撃を付与する。即ち、容器を指で軽く叩いて内部の粉体を流動させる従来の人手による方法の場合と同様に、粉体収容部2内の粉体をその一部に加わった局所的な力によって流動させることができる。従って、カメラ50により取得された画像から粉体収容部2に収容された粉体中の異物を高い確率で検出することができる。
なお、本実施例に係る異物検査装置は、衝突部65が粉体収容部2の下面を擦りながら回転する点が異物検査装置100と異なっているため、異物検査装置100に比べて粉体をより大きく流動させる効果が期待できる。
また、本実施例に係る異物検査装置でも、実施例1に係る異物検査装置100と同様に、回転軸64を任意の回転数で回転させることができる。このため、大量の粉体が収容された大容量の製品を検査することできる点、粉体の種類や量によらず粉体中の異物を高い確率で検出することができる点、衝撃のパターンを経時的に変化させてランダムな粉体の流動パターンを作り出すことができる点、回転軸64を一時的または定期的に停止させて粉体の割れに起因する異物の誤検出を防止することができる点などについては、異物検査装置100と同様である。
また、本実施例に係る異物検査装置でも、実施例1に係る異物検査装置100と同様に、衝突部65は軟性部材である。このため、衝突により粉体収容部2に傷がつくことを抑えることができる点、衝突部65の疲労破壊の頻度を抑えてメンテナンス作業の回数を削減することができる点についても異物検査装置100と同様である。
また、振動部ユニット60では、図8Aに示すように、複数の衝突部65が回転軸64に対して同じ角度で延出している。つまり、振動部ユニット60を備えた本実施例に係る異物検査装置は、複数の衝突部65が同じタイミングで粉体収容部2の下面に衝突するように構成されている。しかしながら、本実施例に係る異物検査装置は、複数の衝突部65が異なるタイミングで衝突するように構成されてもよい。異なるタイミングで複数の衝突部65が衝突することで、ランダムな粉体の流動パターンを作り出すことができるため、粉体中の異物をより高い確率で検出することが可能となる。
また、振動部ユニット60には、図8A及び図8Bに示すように、2本の回転軸64が設けられているが、回転軸64は2本に限られない。また、回転軸64の回転方向は任意に設定することが可能であり、2本の回転軸64を同方向に回転させても反対方向に回転させてもよい。また、検査中に回転方向を変更してもよい。
また、振動部ユニット60では、衝突部65は回転軸64から2方向に延出する構成を有しているが、1方向または3方向以上に延出する構成を有してもよく、例えば、回転軸64を中心に十字形状を有してもよい。
なお、本実施例に係る異物検査装置は、検査対象が容器に収容された粉体であればよく、収容する容器がダブルバッグに限られない点、1つのモータが複数の回転軸を回転させてもよい点についても、異物検査装置100と同様である。
図9Aは、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分斜視図である。図9Bは、本実施例に係る異物検査装置の振動部ユニットの部分断面図である。図9A及び図9BのXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた直交座標系である。図9A及び図9Bを参照しながら、振動部ユニット70について説明する。
なお、振動部ユニット70を備えた本実施例に係る異物検査装置は、振動部ユニット20の代わりに振動部ユニット70を含む点を除き、実施例1に係る異物検査装置100と同様であるので、詳細な説明は省略する。
振動部ユニット70は、図9A及び図9Bに示されるように、粉体収容部2を略水平に支持する支持部材である2つの支持台71と、2つの支持台71の間に通された2本の回転軸74と、カメラ50に向けられた粉体収容部2の上面とは反対側の面である、下面の一部に衝撃を与える複数の衝撃付与手段75と、を備えている。なお、図9A及び図9Bでは、図示を省略しているが、振動部ユニット70は、実施例1に係る振動部ユニット20と同様に、液体収容部3を略水平に支持する支持台と、回転軸74の各々を回転させる回転駆動手段である2つのモータと、を備えている。
2本の回転軸74は、粉体収容部2が支持台71に支持された状態で粉体収容部2の下方に位置するように設けられていて、対応するモータの制御の下、それぞれ任意の回転数で回転する。
複数の衝撃付与手段75の各々は、支持台71に一端が固定された弾性部材である板ばね77と、回転軸74に固定された、回転軸74の回転数に応じた頻度で板ばね77に接触するカム76と、板ばね77に固定された、粉体収容部2の下面に衝突する衝突部78と、を備えている。
カム76は、回転軸74が挿通されて回転軸74とともに回転するように構成されていて、図9Bに示すように、回転により板ばね77に定期的に接触するように周方向の一部で半径が異なる形状を有している。
板ばね77は、図9Bに示すように、支持台71から略水平方向に延出する第1平坦部と、第1平坦部から下方に延びる中間部と、中間部から略水平方向に伸びる第2平坦部から構成されている。回転軸74は、第1平坦部と第2平坦部の間の高さに設けられている。
衝突部78は、板ばね77の第1平坦部に設けられた突起であり、シリコーンゴムなどの軟性部材で作られている。
以上のように構成された振動部ユニット70では、モータにより回転軸74が回転すると、回転軸74とともにカム76が回転して、板ばね77の第2平坦部に回転数に応じた頻度で接触する。これにより、接触により荷重が加わった板ばね77はその弾性力によって振動を開始する。その結果、板ばね77の振動により板ばね77の第1平坦部に設けられた衝突部78が第1平坦部とともに上下して、支持台71に支持された粉体収容部2の下面の一部に衝突し、衝撃を付与する。
このため、振動部ユニット70を備えた異物検査装置によれば、実施例1に係る異物検査装置100と同様に、衝撃付与手段75がモータにより回転する回転軸74の回転数に応じた頻度で、粉体収容部2の下面の一部に衝撃を付与する。即ち、容器を指で軽く叩いて内部の粉体を流動させる従来の人手による方法の場合と同様に、粉体収容部2内の粉体をその一部に加わった局所的な力によって流動させることができる。従って、カメラ50により取得された画像から粉体収容部2に収容された粉体中の異物を高い確率で検出することができる。
また、本実施例に係る異物検査装置でも、実施例1に係る異物検査装置100と同様に、回転軸74を任意の回転数で回転させることができる。このため、大量の粉体が収容された大容量の製品を検査することできる点、粉体の種類や量によらず粉体中の異物を高い確率で検出することができる点、衝撃のパターンを経時的に変化させてランダムな粉体の流動パターンを作り出すことができる点、回転軸74を一時的または定期的に停止させて粉体の割れに起因する異物の誤検出を防止することができる点などについても異物検査装置100と同様である。
また、本実施例に係る異物検査装置でも、実施例1に係る異物検査装置100と同様に、衝突部78は軟性部材である。このため、衝突により粉体収容部2に傷がつくことを抑えることができる点についても異物検査装置100と同様である。
また、振動部ユニット70では、図9Aに示すように、複数の衝撃付与手段75は回転軸74の軸方向の異なる位置で回転軸74に固定されたカム76を含んでいて、複数のカム76は同じタイミングで板ばね77に接触するように構成されている。しかしながら、本実施例に係る異物検査装置は、複数のカム76が異なるタイミングで板ばね77に接触するように構成されてもよい。これにより、複数の板ばね77が異なるタイミングで振動して複数の衝突部78が異なるタイミングで粉体収容部2の下面に衝突することで、ランダムな粉体の流動パターンを作り出すことができる。従って、粉体中の異物をより高い確率で検出することが可能となる。
なお、本実施例に係る異物検査装置は、検査対象が容器に収容された粉体であればよく、収容する容器がダブルバッグに限られない点、1つのモータが複数の回転軸を回転させてもよい点についても、異物検査装置100と同様である。
1・・・ダブルバッグ
2・・・粉体収容部
2a・・・透明部分
3・・・液体収容部
10・・・筐体
20、60、70・・・振動部ユニット
21、22、61、71・・・支持台
23・・・モータ
24、64、74・・・回転軸
25、75・・・衝撃付与手段
26・・・回転体
26a・・・連結部
27、65、78・・・衝突部
30・・・押さえ部ユニット
31・・・照明装置
40・・・エアシリンダ
50・・・カメラ
76・・・カム
77・・・板ばね
100・・・異物検査装置

Claims (10)

  1. 粉体を収容した容器を略水平に支持する支持部材と、
    前記支持部材に支持された前記容器に収容された粉体を上方から撮像する撮像手段と、
    前記支持部材に支持された前記容器の下方に設けられた回転軸を回転させる回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段により回転する前記回転軸の回転数に応じた頻度で、前記撮像手段に向けられた前記容器の上面とは反対側の面である下面の一部に衝撃を与える衝撃付与手段と、を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  2. 請求項1に記載の異物検査装置において、
    前記衝撃付与手段は、前記回転軸が挿通されて、前記回転軸ともに回転するように構成される
    ことを特徴とする異物検査装置。
  3. 請求項2に記載の異物検査装置において、
    前記衝撃付与手段は、
    前記回転軸に固定された回転体と、
    前記回転軸からずれた位置で前記回転体に枢動自在に取付けられた軟性部材からなる、前記容器の前記下面に衝突する衝突部と、を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  4. 請求項3に記載の異物検査装置において、
    複数の前記衝撃付与手段を含み、
    前記複数の衝撃付与手段は、
    前記回転軸の軸方向の異なる位置で前記回転軸に固定された複数の前記回転体と、
    異なる前記回転体に取付けられた異なるタイミングで前記容器の前記下面に衝突する複数の前記衝突部と、を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  5. 請求項2に記載の異物検査装置において、
    前記衝撃付与手段は、前記回転軸から前記回転軸の半径方向に延出した軟性部材からなる、前記容器の前記下面に衝突する衝突部を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  6. 請求項5に記載の異物検査装置において、
    複数の前記衝撃付与手段を含み、
    前記複数の衝撃付与手段は、前記回転軸の軸方向の異なる位置から延出した、異なるタイミングで前記容器の前記下面に衝突する、複数の前記衝突部を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  7. 請求項1に記載の異物検査装置において、
    前記衝撃付与手段は、
    前記支持部材に一端が固定された弾性部材と、
    前記回転軸に固定された、前記回転軸の回転数に応じた頻度で前記弾性部材に接触するカムと、
    前記弾性部材に固定された、前記容器の前記下面に衝突する衝突部と、を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  8. 請求項7に記載の異物検査装置において、
    複数の前記衝撃付与手段を含み、
    前記複数の衝撃付与手段は、
    前記回転軸の軸方向の異なる位置で前記回転軸に固定された複数の前記カムと、
    異なる前記カムにより振動する複数の前記弾性部材と、
    異なる前記弾性部材に固定された、異なるタイミングで前記容器の前記下面に衝突する複数の前記衝突部と、を含む
    ことを特徴とする異物検査装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の異物検査装置において、
    前記回転駆動手段は、粉体の量または種類の少なくとも一方に応じた回転数で前記回転軸を回転させる
    ことを特徴とする異物検査装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の異物検査装置において、
    前記回転駆動手段は、経時的に回転数が変化するように、前記回転軸を回転させる
    ことを特徴とする異物検査装置。
JP2012143022A 2012-06-26 2012-06-26 異物検査装置 Pending JP2014006186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012143022A JP2014006186A (ja) 2012-06-26 2012-06-26 異物検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012143022A JP2014006186A (ja) 2012-06-26 2012-06-26 異物検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014006186A true JP2014006186A (ja) 2014-01-16

Family

ID=50104030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012143022A Pending JP2014006186A (ja) 2012-06-26 2012-06-26 異物検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014006186A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020090656A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 ニプロ株式会社 異物検査システム及び異物検査方法
WO2020116053A1 (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 ニプロ株式会社 異物検査システム
WO2020188728A1 (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 日本電気株式会社 検品装置、検品方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438124U (ja) * 1977-08-20 1979-03-13
JPS584371A (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 日立プラント建設株式会社 槌打剥離方法および槌打剥離装置
JPH02187646A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Takeda Chem Ind Ltd 密封透明容器内に充填された粉末中の異物検査方法
JPH11153553A (ja) * 1997-09-17 1999-06-08 Otsuka Pharmaceut Factory Inc 粉剤中の異物の検査装置
JP2001319458A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Sony Corp テープ分離装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438124U (ja) * 1977-08-20 1979-03-13
JPS584371A (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 日立プラント建設株式会社 槌打剥離方法および槌打剥離装置
JPH02187646A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Takeda Chem Ind Ltd 密封透明容器内に充填された粉末中の異物検査方法
JPH11153553A (ja) * 1997-09-17 1999-06-08 Otsuka Pharmaceut Factory Inc 粉剤中の異物の検査装置
JP2001319458A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Sony Corp テープ分離装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11971363B2 (en) 2018-10-31 2024-04-30 Nipro Corporation Foreign matter inspection system and foreign matter inspection method
WO2020090656A1 (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 ニプロ株式会社 異物検査システム及び異物検査方法
JPWO2020090656A1 (ja) * 2018-10-31 2021-09-16 ニプロ株式会社 異物検査システム及び異物検査方法
US20210383531A1 (en) * 2018-10-31 2021-12-09 Nipro Corporation Foreign matter inspection system and foreign matter inspection method
EP3875946A4 (en) * 2018-10-31 2022-07-27 Nipro Corporation FOREIGN OBJECT INSPECTION DEVICE AND FOREIGN OBJECT INSPECTION METHOD
JP7294349B2 (ja) 2018-10-31 2023-06-20 ニプロ株式会社 異物検査システム及び異物検査方法
JP7318664B2 (ja) 2018-12-05 2023-08-01 ニプロ株式会社 異物検査システム
WO2020116053A1 (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 ニプロ株式会社 異物検査システム
JPWO2020116053A1 (ja) * 2018-12-05 2021-10-14 ニプロ株式会社 異物検査システム
EP3892986A4 (en) * 2018-12-05 2022-08-10 Nipro Corporation FOREIGN SUBSTANCE DETECTION SYSTEM
US11761902B2 (en) 2018-12-05 2023-09-19 Nipro Corporation Foreign substance checking system
JPWO2020188728A1 (ja) * 2019-03-19 2020-09-24
JP7238964B2 (ja) 2019-03-19 2023-03-14 日本電気株式会社 検品装置、検品方法、及びプログラム
WO2020188728A1 (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 日本電気株式会社 検品装置、検品方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
US11972555B2 (en) 2019-03-19 2024-04-30 Nec Corporation Product-inspection apparatus, product-inspection method, and non-transitory computer readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016516999A5 (ja)
JP2014006186A (ja) 異物検査装置
JP6034080B2 (ja) 基板保持装置
JP4906009B2 (ja) 実験用容器の内容物を混合するためのマルチステーション装置
JPH03505296A (ja) 少くとも一種類の水溶液物質を含む混合装置
JP2008513916A5 (ja)
CN103969328B (zh) 在装满的容器内异物的检测
US10010837B2 (en) Shaking device
JP6026426B2 (ja) 不純物を検査するための検査装置
JP6167053B2 (ja) 検査装置及び検査方法、並びに検査方法をコンピュータに実行させるプログラム
JPWO2005031328A1 (ja) 検査システム
JP2011089934A (ja) 保温装置
EP3037160A3 (en) Stirring device and stirring method
JP2021054653A (ja) 医薬品容器を検査するための装置
JP2009113855A (ja) 食材充填カップにおけるカップと蓋の柄合わせ装置
JP2015155080A (ja) 多連ボトルの撹拌装置及び撹拌方法、異物検査装置及び異物検査方法
WO2011152276A1 (ja) 異物検査装置および異物検査方法
JP2021054654A (ja) 医薬品容器を検査するための装置
JP5342513B2 (ja) 薬液容器の保持装置及び方法、並びに異物検査装置
JP2013198858A (ja) 泡除去装置、それを備えた異物検査装置、及び、泡除去方法
EP3475692A1 (en) Inspection device
KR20180098338A (ko) 원형 부재의 내주 길이 측정 장치
JP7162873B2 (ja) 卵の処理装置
US20130233437A1 (en) Inspection device for inspecting foreign matter
EP2037256A3 (en) Inspection machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160920