JP2014005650A - 山留壁の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイロッドに導入した緊張力が低下するのを防止しつつ、容易かつ低コストでタイロッドと控え杭とを連結できる山留壁の支持構造を提供すること。
【解決手段】山留壁の支持構造1は、山留壁10と、この山留壁10の背面の地盤2に構築された控え杭20と、山留壁10から延びて係合部材40を介して控え杭20に連結されるタイロッド30と、を備える。タイロッド30は、一対の棒状部材であり、各タイロッド30の係合部材40側には、雄ねじ31が刻設されている。係合部材40は、控え杭20の三方の側面を囲むように配置されて、両端側に雄ねじ421が刻設された略U字形状の棒状部材である。タイロッド30と係合部材40とは、長ナット43を介して連結される。
【選択図】図3

Description

本発明は、山留壁の支持構造に関する。
従来より、比較的小規模な山留壁を地盤に支持させる方法として、タイロッド工法が知られている(特許文献1参照)。タイロッド工法とは、山留壁の背面の地盤に控え杭を打設し、この控え杭と山留壁の腹起しとをタイロッドで連結して、山留壁に作用する土圧を控え杭で支持するものである。
例えば山留壁として親杭横矢板工法を採用すると、タイロッド工法では、以下のようにして山留壁の支持構造を構築する。
まず、親杭としてH鋼を所定間隔置きに打設するとともに、控え杭としてH鋼を所定箇所に打設する。
次に、親杭の内側を掘削しながら親杭に横矢板を取り付けて、その後、親杭の掘削面側に水平方向に延びる腹起しを架設する。次に、山留壁の背面の地盤に、腹起しから控え杭に至る溝を掘り、この溝の内部にタイロッドを配置する。そして、タイロッドの両端を腹起しと控え杭とに連結し、溝を埋め戻す。
ここで、タイロッドと控え杭との連結方法としては、例えば、控え杭の杭頭同士を連結するH鋼をつなぎ梁として配置し、このつなぎ梁にタイロッドを溶接固定する方法がある。
特開平7−279172号公報
しかしながら、控え杭の本数は親杭の本数に比べて少なく、控え杭同士のスパンがかなり長くなるので、タイロッドによる引張力に対してつなぎ梁の強度を確保できないおそれがあった。
この問題を解決するため、タイロッドを控え杭に直接連結する方法が提案されている。
例えば、取付け金物を製作し、この取付け金物を控え杭に固定するとともに、タイロッドを取付け金物に固定する方法がある。
また、控え杭のフランジ部に貫通孔を開けて、この貫通孔にタイロッドを挿通してボルトで締め付ける方法がある。
また、溶接によりタイロッドを控え杭に固定する方法がある。
しかしながら、タイロッドを控え杭に溶接で固定した場合には、溶接箇所の品質管理が難しいため、溶接箇所が破断して、タイロッドに導入した緊張力が低下する場合があった。
また、取付け金物を製作した場合には、金物の製作にコストがかかり、コスト高となっていた。
また、控え杭にタイロッドをボルト固定した場合には、貫通孔を開ける作業が必要であり、作業手間がかかっていた。さらに、貫通孔の位置は控え杭の中心軸からずれるため、タイロッドの引張力によって控え杭に回転モーメントが発生して、控え杭が捻れてしまい、タイロッドに導入した緊張力が低下するおそれもあった。
本発明は、タイロッドに導入した緊張力が低下するのを防止しつつ、容易かつ低コストでタイロッドと控え杭とを連結できる山留壁の支持構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の山留壁の支持構造(例えば、後述の山留壁の支持構造1)は、山留壁(例えば、後述の山留壁10、10A)と、当該山留壁の背面の地盤(例えば、後述の地盤2)に構築された控え杭(例えば、後述の控え杭20、20A、20B)と、前記山留壁から延びて係合部材(例えば、後述の係合部材40、40B)を介して前記控え杭に連結されるタイロッド(例えば、後述のタイロッド30)と、を備える山留壁の支持構造であって、前記タイロッドは、一対の棒状部材であり、当該各タイロッドの係合部材側には、雄ねじ(例えば、後述の雄ねじ31)が刻設されており、前記係合部材は、前記控え杭の三方の側面を囲むように配置されて、両端側に雄ねじ(例えば、後述の雄ねじ421)が刻設された略U字形状の棒状部材であり、前記タイロッドと前記係合部材とは、連結部材(例えば、後述の長ナット43)を介して連結されることを特徴とする。
ここで、タイロッドとしては、PC鋼棒や鉄筋などが挙げられる。また、連結部材としては、長ナット、機械式継手のカプラー、ターンバックルなどが挙げられる。
この発明によれば、タイロッドと控え杭とを機械式で連結したので、現場溶接を用いないから、タイロッドが破断するのを防止できる。また、タイロッドを一対の棒状部材とし、各タイロッドを控え杭の両側面に連結したので、控え杭に回転モーメントが作用しないから、控え杭のねじれを防止できる。以上より、タイロッドに導入した緊張力が低下するのを防止できる。
また、係合部材はU字形状であり、簡易な構造であるので、低コストとなるうえに、控え杭に巻き付けるだけで取り付けできるので、作業が容易となる。
請求項2に記載の山留壁の支持構造は、前記係合部材は、切梁の鋼材同士の交叉部に用いられるUボルトであることを特徴とする。
この発明によれば、市販品であるUボルトを係合部材として用いたので、係合部材を低コストで調達できる。
請求項3に記載の山留壁の支持構造は、前記連結部材は、前記係合部材が螺合した状態で、前記控え杭に溶接固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、予め、控え杭に係合部材および連結部材を取り付けておき、この状態で控え杭を打設する。次に、掘削を行って、控え杭の連結部材を露出させ、この露出した連結部材にタイロッドを螺合して連結する。よって、掘削後に直ちにタイロッドを控え杭に連結できるので、掘削作業の効率を向上できる。
請求項4に記載の山留壁の支持構造は、前記係合部材は、先端側に向かうに従って離れる方向に延びており、前記タイロッド同士の間隔は、前記控え杭から前記山留壁の腹起しに向かうに従って拡がることを特徴とする。
この発明によれば、タイロッド同士の間隔を、控え杭から山留壁の腹起しに向かうに従って拡がるようにしたので、タイロッドと腹起しとの連結箇所同士の間隔は、控え杭の幅よりも大幅に大きくなるので、腹起しの特定の箇所に応力が集中するのを防止でき、腹起しの曲げ耐力を向上できる。
本発明によれば、タイロッドと控え杭とを機械式で連結したので、現場溶接を用いないから、タイロッドが破断するのを防止できる。また、タイロッドを一対の棒状部材とし、各タイロッドを控え杭の両側面に連結したので、控え杭に回転モーメントが作用しないから、控え杭のねじれを防止できる。以上より、タイロッドに導入した緊張力が低下するのを防止できる。また、係合部材はU字形状であり、簡易な構造であるので、低コストとなるうえに、控え杭に巻き付けるだけで取り付けできるので、作業が容易となる。
本発明の第1実施形態に係る山留壁の支持構造の縦断面図である。 前記実施形態に係る山留壁の支持構造の拡大側面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態に係る山留壁の支持構造の縦断面図である。 前記実施形態に係る山留壁の支持構造の控え杭の側面図およびB−B断面図である。 本発明の第3実施形態に係る山留壁の支持構造の横断面図である。 前記実施形態に係る山留壁の支持構造の控え杭の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る山留壁の支持構造1の縦断面図である。
山留壁の支持構造1は、床付面11を囲んで立設された山留壁10と、この山留壁10の背面の地盤2に打設された控え杭20と、山留壁10の腹起し13から延びて係合部材40を介して控え杭20の杭頭部に連結されるタイロッド30と、を備える。
この山留壁の支持構造1は、比較的小規模な山留壁10に作用する側圧を、タイロッド30を介して控え杭20で支持するものである。
図2は、山留壁の支持構造1の拡大側面図であり、図3は、図2のA−A断面図である。
山留壁10は、親杭横矢板工法を採用しており、所定間隔置きに打設されたH鋼である親杭12と、隣り合う親杭12の掘削面側のフランジ同士の間に架設された図示しない横矢板と、略水平に延びて親杭12の掘削面側のフランジ面に当接する腹起し13と、を備える。
腹起し13は、2本のチャンネル材131、132からなり、これらチャンネル材131、132は、背中合わせの状態で上下に隙間を空けて配置されている。
控え杭20は、H鋼であり、山留壁10の背面の地盤2に所定箇所に複数本打設されている。この控え杭20は、山留壁10の親杭12のうちの1本である親杭15に対向する位置に、フランジ面が山留壁10に略平行となるように配置される。
係合部材40は、略U字形状の棒状部材であり、直線状の本体41と、この本体41の両端側から本体41に対して略直角にかつ互いに略平行に直線状に延びる接続部42と、を備え、接続部42の先端側には、雄ねじ421が刻設されている。この係合部材40は、切梁の鋼材同士の交叉部に用いられるUボルトである。具体的には、このUボルトは、切梁の水平方向に延びて互いに直交する鋼材同士を連結するものである。
この係合部材40は、控え杭20の三方の側面を囲むように配置されている。すなわち、係合部材40の本体41は、控え杭20の山留壁10とは反対側のフランジ面に略水平に配置され、係合部材40の接続部42は、控え杭20のフランジ間に跨って略水平に配置される。
係合部材40は、位置決め部材50により、控え杭20の所定の高さに位置決めされている。
この位置決め部材50は、水平方向に延びて一対の貫通孔51が形成されたアングル材であり、控え杭20の山留壁10側のフランジ面に溶接固定されている。係合部材40の接続部42の先端側は、位置決め部材50の貫通孔51に挿通されて、山留壁10側に突出している。
タイロッド30は、一対の棒状部材であり、各タイロッド30両端側には、雄ねじ31が刻設されている。
これらタイロッド30は、山留壁10の親杭15を挟んで略平行に配置されている。
各タイロッド30の一端側は、山留壁10を貫通して、腹起し13の上下のチャンネル材131、132同士の隙間に挿通されている。このタイロッド30の一端側の雄ねじ31には、ダブルナット14が螺合されており、これにより、タイロッド30は腹起し13に係止している。
各タイロッド30の他端側は、連結部材としての長ナット43を介して、係合部材40の接続部42の先端側に連結されている。
すなわち、長ナット43の一端側には、タイロッド30の雄ねじ31が螺合しており、長ナット43の他端側には、係合部材40の接続部42の雄ねじ421が螺合している。
以上の山留壁の支持構造1は、以下の手順で構築される。
まず、地盤2において、掘削対象部分を囲むように親杭12を打設し、さらに掘削対象部分の外側に控え杭20を打設する。
次に、腹起し13を取付け可能な深さまで、掘削対象部分を掘削する。このとき、掘削しながら親杭12に横矢板を取り付ける。
次に、親杭12の掘削面側に腹起し13を架設するとともに、山留壁10の背面の地盤に腹起し13から控え杭20に至る溝を掘り、この溝の内部にタイロッド30を配置する。
次に、控え杭20に係合部材40を取り付けて、長ナット43を介して、タイロッド30をこの係合部材40に連結し、溝を埋め戻す。
次に、腹起し13に反力をとって、タイロッド30に緊張力を導入してダブルナット14を締め付ける。
その後、横矢板を取り付けながら、掘削対象部分を床付面11まで掘削する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)タイロッド30と控え杭20とを機械式で連結したので、現場溶接を用いないから、タイロッド30が破断するのを防止できる。また、タイロッド30を一対の棒状部材とし、これら一対のタイロッド30のそれぞれを控え杭20の両側面に連結したので、控え杭20に回転モーメントが作用しないから、控え杭20のねじれを防止できる。以上より、タイロッドに導入した緊張力が低下するのを防止できる。
また、係合部材40はU字形状であり、簡易な構造であるので、低コストとなるうえに、控え杭に巻き付けるだけで取り付けできるので、作業が容易となる。
(2)市販品であるUボルトを係合部材40として用いたので、係合部材40を低コストで調達できる。
〔第2実施形態〕
図4は、本発明の第2実施形態に係る山留壁の支持構造1Aの縦断面図である。
本実施形態では、山留壁10Aおよび控え杭20Aの構造が、第1実施形態と異なる。
すなわち、山留壁10Aは、段差山留壁であり、上段の床付面61を囲んで立設された上段山留壁60と、下段の床付面71を囲んで立設された下段山留壁70と、で構成される。
上段山留壁60の一部の親杭12は、控え杭としての役割も果たしており、この親杭12を控え杭20Aとする。
図5(a)は、控え杭20Aの側面図であり、図5(b)は、図3(a)のB−B断面図である。
控え杭20Aには、係合部材40が取り付けられており、この係合部材40の両端側は、長ナット43に螺合している。また、位置決め部材50Aはアングル材であり、長ナット43は、この位置決め部材50Aを介して、係合部材40が螺合した状態で控え杭20Aに溶接固定されている。
以上の山留壁の支持構造1Aは、以下の手順で構築される。
予め、親杭である控え杭20Aに、係合部材40および長ナット43を取り付けて、さらに、この長ナット43のタイロッド30が螺合されるボルト穴を、仮ボルトで塞いでおく。
次に、地盤面から、掘削対象部分を囲むように、控え杭20Aを含む親杭12を打設する。
次に、腹起し13を取付け可能な深さまで、掘削対象部分を掘削する。このとき、掘削しながら親杭12に横矢板を取り付ける。これにより、床付面61付近では、控え杭20Aの長ナット43が露出する。
次に、下段側の親杭12の掘削面側に腹起し13を架設し、下段山留壁70の背面から上段山留壁60に至るタイロッド30を配置する。
次に、長ナット43に取り付けた仮ボルトを取り外して、タイロッド30をこの長ナット43に螺合して連結し、腹起し13に反力をとって、タイロッド30に緊張力を導入してダブルナット14を締め付ける。
その後、横矢板を取り付けながら、掘削対象部分を床付面61まで掘削を行う。
本実施形態によれば、上述の(1)、(2)の効果に加えて、以下のような効果がある。
(3)腹起し13を取付け可能な深さまで掘削した後に、直ちにタイロッド30を控え杭20Aに連結できるので、掘削作業の効率を向上できる。
〔第3実施形態〕
図6は、本発明の第3実施形態に係る山留壁の支持構造1Bの横断面図である。図7は、山留壁の支持構造1Bの係合部材40Bの斜視図である。
本実施形態では、控え杭20Bおよびタイロッド30Bの配置、ならびに、係合部材40Bの構造が、第2実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態では、第2実施形態と同様に、山留壁10Aは上段山留壁60と下段山留壁70とで構成される。上段山留壁60の一部の親杭12は、控え杭としての役割も果たしており、この親杭12を控え杭20Bとすると、控え杭20Bは、親杭12のうちの2本の親杭15に対向する位置に配置されている。
係合部材40Bの接続部42は、互いに略平行ではなく、先端側に向かうに従って互いに離れている。
また、位置決め部材50Bは、控え杭20のフランジの内側に溶接固定されたU字フックとなっている。
タイロッド30Bは、山留壁10の2本の親杭15を挟んで配置されている。つまり、タイロッド30B同士の間隔は、略平行ではなく、控え杭20Bから山留壁10の腹起し13に向かうに従って拡がっている。
以上により、各タイロッド30と腹起し13との連結箇所同士の距離は、第1、2実施形態に比べて、大幅に広くなっている。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(3)タイロッド30同士の間隔を、控え杭20Bから山留壁10Aの腹起し13に向かうに従って拡がるようにしたので、タイロッド30と腹起し13との連結箇所同士の間隔は、控え杭20Bの幅よりも大幅に大きくなるので、腹起し13の特定の箇所に応力が集中するのを防止でき、腹起し13の曲げ耐力を向上できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の第2、第3実施形態では、親杭横矢板工法で構築した上段山留壁60の一部の親杭12を、控え杭20A、20Bとしたが、これに限らず、SMW(Soil Mixing Wall)工法で構築した山留壁の一部の芯材を、控え杭として用いてもよい。
1、1A、1B…山留壁の支持構造
2…地盤
10、10A…山留壁
11…床付面
12…親杭
13…腹起し
14…ダブルナット
15…控え杭に対向配置される親杭
20、20A、20B…控え杭
21…アングル材
30、30B…タイロッド
31…雄ねじ
40、40B…係合部材
41…係合部材の本体
42…接続部
43…長ナット(連結部材)
50、50A、50B…位置決め部材
51…貫通孔
60…上段山留壁
61…上段山留壁の床付面
70…下段山留壁
71…下段山留壁の床付面
131、132…チャンネル材
421…雄ねじ

Claims (4)

  1. 山留壁と、当該山留壁の背面の地盤に構築された控え杭と、前記山留壁から延びて係合部材を介して前記控え杭に連結されるタイロッドと、を備える山留壁の支持構造であって、
    前記タイロッドは、一対の棒状部材であり、当該各タイロッドの係合部材側には、雄ねじが刻設されており、
    前記係合部材は、前記控え杭の三方の側面を囲むように配置されて、両端側に雄ねじが刻設された略U字形状の棒状部材であり、
    前記タイロッドと前記係合部材とは、連結部材を介して連結されることを特徴とする山留壁の支持構造。
  2. 前記係合部材は、切梁の鋼材同士の交叉部に用いられるUボルトであることを特徴とする請求項1に記載の山留壁の支持構造。
  3. 前記連結部材は、前記係合部材が螺合した状態で、前記控え杭に溶接固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の山留壁の支持構造。
  4. 前記係合部材は、先端側に向かうに従って離れる方向に延びており、
    前記タイロッド同士の間隔は、前記控え杭から前記山留壁の腹起しに向かうに従って拡がることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の山留壁の支持構造。
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