JP2014004868A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】被洗浄自動車と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機において、照明を、洗車サービスの付加価値を高める手段として用いる。
【解決手段】本発明の洗車機は、門型のフレームに設置され、複数の洗車コースを実現する洗車手段A1と、フレームの門内を色の異なる複数の照明パターンで照明できる照明装置9とを備えている。また照明装置9は、複数のカラー照明器91と、このカラー照明器91の動作を制御する照明制御部92とで構成され、かつ照明制御部92のメモリには、予め洗車コースと照明パターンとの関係を示すデータが格納されている。照明制御部92は、メモリから洗車コースに対応する照明パターンを読み出し、その照明パターンに基づいてカラー照明器91を制御し、洗車コースに合わせて異なるパターンの照明を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、被洗浄自動車と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機に関する。
一般に、給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄自動車と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を被洗浄自動車に噴霧して洗車を行うように構成されている。また、洗剤や洗浄水を噴霧しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に風を吹き付けて乾燥することが行われている。更に、洗車機によっては、車体を洗浄した後、ワックスやコーティング剤を車体面に塗布する機能を備えている。
洗車機による洗車工程においては、洗浄ノズルから水や液剤を噴霧した後、回転ブラシを用いて被洗浄自動車の車体面を洗浄するが、その際、被洗浄自動車の照明光に工夫を加えることによってショーアップ効果を図っているものもある。
例えば特許文献1に記載の洗車機では、洗車機本体にブラックライトを配設し、蛍光剤入りの洗剤を用いて洗車を行うと共に、所定のタイミングでブラックライトを点灯している。すると、噴霧されて泡状に付着したり流れ落ちたりする洗浄液の動きや回転ブラシによって弾き飛ばされる洗浄液の動きに応じて青白い蛍光が変化し、幻想的なショーアップ効果を発揮できる。
特開2011−46330号公報
一般の洗車機では、使用する液剤の種類を変えた複数の洗車コースが用意されており、ユーザは、操作パネル等を用いて所望のコースを選択できる。洗車コースには、洗剤を用いたシャンプー洗車コース、洗車後、車体面にワックスを塗布する(洗車+ワックス)コース、撥水剤をコートする(洗車+コート)コースなどがある。
上述したように従来の洗車機では、洗車機の照明によりショーアップ効果を発揮してユーザの関心を高めているものもあるが、照明は、ユーザが洗車コースを選択することと関係なく行われていたため、洗車サービスの付加価値を高めることには寄与できていなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、照明を、ショーアップ効果を発揮する手段としてばかりでなく、洗車サービスの付加価値を高める手段としても用いることができる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかる洗車機は、門型のフレームを有する洗車機本体の門内を通過する被洗浄自動車を、前記洗車機本体に対して相対移動させながら洗車を行う洗車機であって、
前記フレームに設置され、下記のa単独またはaとbとを組み合わせた工程により複数の洗車コースを実現可能な洗車手段と、
a.前記自動車の車体面に洗剤を吹き付けると共に、ブラシを用いて前記車体面を洗浄する。
b.前記車体面にワックスまたはコーティング剤を吹き付けて前記車体面にワックスまたはコーティング剤の皮膜を形成する。
前記洗車機本体の移動および前記洗車手段の駆動を制御する制御装置と、
前記フレームの門内を色の異なる複数の照明パターンで照明する照明装置と、を備え、
前記照明装置は、少なくとも1台のカラー照明器と、当該カラー照明器の動作を制御する照明制御部とで構成され、かつ当該照明制御部のメモリには、予め前記洗車コースと前記照明パターンとの関係を示すデータが格納されており、
前記照明制御部は、前記メモリから洗車コースに対応する照明パターンを読み出し、当該照明パターンに基づいて前記カラー照明器の動作を制御し、洗車コースに合わせて異なるパターンの照明を行うことを特徴とする。
ここで、前記照明制御部は、前記制御装置からユーザによって選択された洗車コースに関するデータを受け取り、洗車の際、前記メモリから前記洗車コースに対応する照明パターンを読み出し、当該照明パターンに基づいて前記カラー照明器の点灯と調光を行う点灯・調光回路の出力を制御することが好ましい。
また前記洗車コースに対応する照明パターンとして、前記メモリに複数のデータが格納されており、前記照明制御部は、任意の洗車コースが選択される都度、前記メモリから照明パターンとして異なるデータを読み出すことが好ましい。
また前記カラー照明器は、赤色、緑色および青色を発光可能な複数の発光素子で構成され、前記照明制御部は、前記複数の発光素子の発光を色毎に制御することが好ましい。
また前記制御装置は、前記洗車手段を制御して、前記複数の洗車コースのうちユーザに選択された1つの洗車コースを実行することが好ましい。
本発明にかかる洗車機は、複数の音楽の曲データが格納された音楽プレーヤと、当該音楽プレーヤから出力された音声信号を無線信号に変換してアンテナから送出する無線送信器とを更に備え、前記照明制御部のメモリには、前記複数の洗車コースと前記音楽プレーヤに格納された曲データの曲名との対応関係を示すデータが予め格納されており、前記照明制御部は、洗車に合わせて、前記メモリから洗車コースに対応するデータを読み出して前記音楽プレーヤに転送するものであることが好ましい。
または、本発明にかかる洗車機は、複数の音楽の曲データが格納された音楽プレーヤと、当該音楽プレーヤから出力された音声信号を音声に変換するスピーカとを更に備え、前記照明制御部のメモリには、前記複数の洗車コースと前記音楽プレーヤに格納された曲データの曲名との対応関係を示すデータが予め格納されており、前記照明制御部は、洗車に合わせて、前記メモリから洗車コースに対応するデータを読み出して前記音楽プレーヤに転送するものであることが好ましい。
ここで、前記照明制御部のメモリに格納された照明パターンのデータは、音声信号の周波数または強度によって異なっており、前記照明制御部は、前記音楽プレーヤから再生される音声信号の周波数または強度を解析し、その結果に基づいて前記メモリから当該周波数または強度に対応する照明パターンを読み出すことが好ましい。
更に、本発明にかかる洗車機は、前記照明制御部のメモリに格納された照明パターンは前記洗車機本体の往復走行で異なっており、前記照明制御部は、前記洗車機本体の往行および復行ごとに照明パターンを変えるものであってもよい。
本発明では、照明を、洗車コースを選択する際の補助手段として活用することにより、洗車サービスの付加価値を高めている。具体的には、フルカラーの照明装置を用い、価格の高い洗車コースほど多彩で華やかな照明を行う。ユーザは多彩で華やかな照明を楽しみたいために高額のコースを選択し、結果として、洗車サービスの付加価値を高めることができる。
本発明の実施の形態1にかかる洗車機の全体構成を示す平面図である。 同洗車機の全体構成を示す正面図である。 図2のA−A線から見た側面図である。 実施の形態1にかかる洗車機の制御系の構成を示すブロック図である。 同洗車機の操作パネルの正面図である。 同洗車機のカラー照明器を示す斜視図(a)と発光素子の配置を示す正面図(b)である。 実施の形態1にかかる洗車機の洗車の各工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる洗車機の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3にかかる洗車機における洗車機本体の往復走行と照明パターンとの関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる洗車機について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる洗車機Wの全体構成を示す平面図、図2は同正面図、図3は図2のA−A線から見た側面図、図4は洗車機Wの制御系の構成を示すブロック図である。
<洗車機の構成>
洗車機Wは、基本的に、被洗浄自動車Vを跨ぐような門型の形状をした洗車機本体1、この洗車機本体1を前後方向に走行させる一対のレール3a、3b、洗車前の自動車Vの待機位置に設置された遮断機4と受付ボックス5、洗車が終了した自動車Vの出口に設けられた出口表示機6、および洗車機本体1に設置され、洗車機全体の制御を行う制御ボックス7で構成されている。
図2および図3に示すように、洗車機本体1は自動車Vを跨ぎ得る門型のフレーム11を備え、この門型のフレーム11の両脚部の下面には、一対の前輪12a、12bおよび後輪13a、13bが設置されている。そしてそれらの車輪12a、12bおよび13a、13bは、床に敷設された一対のレール3a、3b上を往復走行する。
図3に示すように、一対の後車輪13a、13bは、チェーン等を介して洗車機本体1に設けられた走行モータ14a、14bに連結されており、これらの走行モータ14a、14bを駆動して門型フレーム11を往復走行させることができる。また、一方のモータ14bの出力軸には、洗車機本体1の走行位置を検出するロータリエンコーダ15が取り付けられている。
門型フレーム11の一方の脚部(紙面に向かって右側)の下面には、洗車機Wの床面に設けられたスタート位置カム16により作動して、門型フレーム11が待機位置(W1、図1参照)にあることを検出する検出スイッチ17が設けられている。
門型フレーム11の内側には、自動車Vの車体上面を洗浄するトップブラシ18、自動車Vの車体両側面を洗浄する左右一対のサイドブラシ19a、19b、乾燥用エアを噴出するトップノズル20、同じく乾燥用エアを噴出する左右一対のサイドノズル21a、21b、洗剤を噴射する第1の噴射装置22、リンス液またはワックスを噴射する第2の噴射装置23、リンス液またはコーティング剤を噴射する第3の噴射装置24がそれぞれ設けられている。
トップブラシ18は、フレーム11内に設置された駆動装置(図示せず)によって回転および上下方向に移動できるように構成されている。サイドブラシ19a、19bも、フレーム11内に設置された駆動装置(図示せず)によって回転および水平方向に移動できるように構成されている。同様に、トップノズル20は、図示しない駆動装置によって、乾燥用エアを噴出しながら上下方向に移動できるように構成されている。
門型フレーム11の前部には、自動車Vの車高を検出する車高検出センサ25が設けられている。車高検出センサ25は、垂直方向に配置された複数の投光器群25aと受光器群25bにより構成されている。また門型フレーム11の後部には、自動車Vの有無を検出する自動車検出センサ26が設けられている。自動車検出センサ26は投光器26aと受光器26bにより構成されている。なお、投光器26aと受光器26bの間の一点鎖線は、センサの光軸を示している。
図1および図3に示すように、走行レール3a、3b間のうち自動車Vの洗車位置(V2)には、床面にストッパー27と停車検出センサ28が隣接して設けられている。停車検出センサ28は投光器28aと受光器28bにより構成されており、右側前輪をストッパー27に当てて停車した自動車Vの停車を検出する。なお、投光器28aと受光器28bの間の一点鎖線は、センサの光軸を示している。
洗車場に進入してきた自動車Vの右側前輪をストッパー27に当てて停止させることにより、自動車Vを洗車位置(V2)に停止させることができる。このとき、停車検出センサ28で自動車Vの右側前輪を検出することにより、自動車Vが所定の洗車位置(V2)にあることを確認できる。
図3に示すように、門型フレーム11の右側前面には、案内用の音声を出力するスピーカ29と制御ボックス7が設けられている。制御ボックス7は防水および電磁シールドを目的として金属製の箱で構成されており、図4に示すように、内部に洗車機Wの動作を制御する制御装置8と、照明装置9の動作を制御する照明制御部92が収容されている。図示しないが、制御ボックス7の前面には操作用の複数のボタンやスイッチが取り付けられている。また門型フレーム11の両脚部内側上部の前後左右には、4個のカラー照明器91a〜91dが取り付けられている。
図1および図2に示すように、走行レール3a、3bの前方(紙面に向かって右側)の床面には遮断機4が設置され、更にその前方に受付ボックス5が設置されている。遮断機4は、開閉バー41とこの開閉バー41を開閉駆動する駆動部42とを備えている。
受付ボックス5には、紙幣入金装置や硬貨入金装置、カード読取装置、プリンター、スピーカなどが内蔵され、その前面に操作パネル50が取り付けられている。操作パネル50には、紙幣投入口や硬貨投入口、カード挿入口、液晶表示装置、洗車コース選択ボタン、装備品入力ボタン、スタートボタンなどが配置されている。また受付ボックス5の下部には、自動車Vの来車を検出する、光電センサで構成された来車検出センサ51と、案内用の音声を出力するスピーカ59が取り付けられている。
走行レール3a、3bの後端の後方(図1の紙面に向かって左側)には、出口表示機6が設置されている。図示しないが、出口表示機6の前面にはLED表示装置が取り付けられており、自動車の運転者を誘導するために赤色または緑色のランプが点灯する。
次に、図4に基づいて洗車機Wの制御系の構成を説明する。前述したように、門型フレーム11の前面に設けられた制御ボックス7には、洗車機Wの動作を制御する制御装置8と、照明装置9の動作を制御する照明制御部92が収容されている。
制御装置8の入力側には、受付ボックス5、停車検出センサ28、車高検出センサ25、自動車検出センサ26および走行位置検出手段D1が接続されている。受付ボックス5には操作パネル50と来車検出センサ51が含まれている。走行位置検出手段D1は洗車機本体1の走行位置を検出するもので、前述のロータリエンコーダ15、スタート位置カム16および検出スイッチ17が含まれる。これらの部材はケーブルまたは無線により制御装置8と接続されている。
制御装置8の出力側には、遮断機4、出口表示機6、走行モータ14a、14b、スピーカ29および59、洗車を行う洗車手段A1および自動車の乾燥を行う乾燥手段A2が接続されている。洗車手段A1には、トップブラシ18およびサイドブラシ19a、19bの回転駆動装置と移動装置(図示せず)、第1から第3の噴射装置22、23および24が含まれる。また乾燥手段A2には、トップノズル20およびサイドノズル21a、21bから乾燥用エアを噴出させる送風装置とトップノズル20の移動装置(共に図示せず)が含まれる。入力側と同様、これらの部材はケーブルまたは無線で制御装置8と接続されている。
制御装置8は、通常、CPU、ROMおよびRAMを含むマイクロコンピュータ(以降、「マイコン」と略記する。)で構成され、フラッシュメモリ等に格納されたプログラムを読み出してCPUで演算を行うことにより、あらかじめ定められた手順に従って制御を行う。具体的には、受付ボックス5からの信号、各センサ28、25、26および走行位置検出手段D1から送信された信号に基づいて、走行モータ14a、14b、洗車手段A1、乾燥手段A2等の動作を制御する。
一方、照明装置9は、門型のフレーム11の両脚部内側上部の前後左右に取り付けられた4台のカラー照明器91a〜91d(以降、総称して「カラー照明器91」ともいう)、照明装置9の制御を行う照明制御部92、およびカラー照明器91a〜91dの点灯と調光を行う点灯・調光回路93で構成されている。照明制御部92の入力側は制御装置8に接続され、出力側には点灯・調光回路93が接続されている。
照明制御部92は、制御装置8と同様マイコンで構成され、フラッシュメモリ等に格納されたプログラムを読み出してCPUで演算を行うことにより、予め定められた色およびタイミングでカラー照明器91a〜91dを発光させる。
<洗車コースの選択>
洗車は、洗車機本体1が待機位置(図1、2において実線で示す位置W1)と折り返し位置(図1、2において2点鎖線で示す位置W2)の間を往復走行しながら行われる。洗車サービスにおいて、ユーザは用意された複数の洗車コースから費用等を考慮して好みのコースを選択することができる。
図5に、操作パネル50のうち洗車コースの選択に関する部分を示す。図5の例では、ユーザが選択できるコースとして4つの洗車コースが用意されている。以下、それぞれのコースの内容を簡単に説明する。
(シャンプー洗車)コースでは、洗剤を用いて車体面をブラシング洗浄する。洗車機本体1の第1往行時に、第1噴射装置22から洗剤を噴射しながらトップブラシ18およびサイドブラシ19a、19bを用いて自動車Vの車体面をブラシング洗浄する。第1復行時に、第3噴射装置24からリンス液を噴射しながらブラシングして車体面をすすぐ。第2往行時に、トップノズル20、サイドノズル21a、21bを用いて車体面の乾燥を行う。第2往行により洗車機本体1が折り返し位置(W2)に達すると、走行を停止して洗車を終了する。
(洗車+ワックス)コースでは、車体面をブラシング洗浄した後、車体面にワックスを吹き付ける。洗車機本体1の第1往行時に、第1噴射装置22から洗剤を噴射しながらトップブラシ18およびサイドブラシ19a、19bを用いて自動車Vの車体面をブラシング洗浄する。第1復行時に、第2噴射装置23からワックスを噴射しながら車体面をブラシングし、引き続き第3噴射装置24からリンス液を噴射して車体面をすすぐ。第2往行時に、トップノズル20、サイドノズル21a、21bを用いて車体面の乾燥を行う。第2往行により洗車機本体1が折り返し位置(W2)に達すると、走行を停止して洗車を終了する。
(洗車+コート1)コースでは、車体面をブラシング洗浄した後、車体面に撥水用のコーティング剤を吹き付ける。洗車機本体1の第1往行時に、第1噴射装置22から洗剤を噴射しながらトップブラシ18およびサイドブラシ19a、19bを用いて自動車Vの車体面をブラシング洗浄する。第1復行時に、第3噴射装置24からコーティング剤を噴射しながら車体面をブラシングする。第2往行時に、第3噴射装置24からリンス液を噴射して車体面をすすぎ、引き続いてトップノズル20、サイドノズル21a、21bを用いて車体面の乾燥を行う。第2往行により洗車機本体1が折り返し位置(W2)に達すると、走行を停止して洗車を終了する。
(洗車+コート2)コースでは、車体面をブラシング洗浄した後、車体面に性質の異なる2種類のコーティング剤を吹き付けて塗装面の耐久性を高める。本コースでは、「洗車+コート1」コースにおいて、第1復行時に第1のコーティング剤を噴射しながら車体面をブラシングした後、第2往行時に、第3噴射装置24から第1のコーティング剤を噴射して車体面に塗布し、引き続いて第2噴射装置23からリンス液を噴射して車体面をすすぐ。
第2復行時に、第3噴射装置24から第2のコーティング剤を噴射して車体面に塗布し、第3往行時に、第3噴射装置24からリンス液を噴射して車体面をすすぎ、引き続いてトップノズル20、サイドノズル21a、21bを用いて車体面の乾燥を行う。第3往行により洗車機本体1が折り返し位置(W2)に達すると、走行を停止して洗車を終了する。
上述の4つの洗車コースでは、(シャンプー洗車)コースの価格が一番安く、(洗車+ワックス)コース、(洗車+コート1)コース、(洗車+コート2)コースの順に価格が高くなっている。ユーザは、価格を考慮した上で希望する洗車コースを選択する。
<各洗車コースにおける照明パターン>
本発明にかかる洗車機では洗車機本体1にカラー照明器91を取付け、洗車コースに応じて照明のパターンを変えることにより、洗車サービスを受けるユーザに、通常の洗車サービスでは体験できない娯楽性を提供している。洗車の間、車内に留まっている運転者や同乗者は、カラー照明に照らされた水しぶき等によって光のシャワーを浴びているように感じ、通常の洗車サービスでは得られない感覚を体験できる。
更に、本発明では価格の高い洗車コースほど多彩で華やかな照明を行っている。洗車サービスを受けるユーザは、多彩で華やかな照明を楽しみたいために高額のコースを選択し、結果として、洗車サービスの付加価値を高めることができる。
図6に、本実施の形態で用いるカラー照明器91の外観(a)と発光素子94の配置(b)を示す。カラー照明器91は、平板状の基板95に複数の発光素子94が配列された照明装置本体96と、その本体を支える脚部97で構成されている。
図6(b)に示すように、基板95上に光の3原色である赤色(R)、緑色(G)および青色(B)を発光する発光素子94が均一な密度となるように規則正しく配列されている。また各発光素子94の前面には凸レンズが取り付けられており、発光源であるLEDチップから放射された光を絞った状態で外部に放射できるように構成されている。これらの発光素子94の発光を照明制御部92からの信号によって色別に制御することにより、多様なパターンの照明を行うことができる。
洗車機本体1に取り付けるカラー照明器91は、少なくとも1台あればよいが、図3に示すように、4台のカラー照明器91a〜91dを門型フレーム11の脚部内側上部の前後左右にそれぞれ取り付けることにより、車体面に吹き付ける水、ワックス等のしぶき、車体面に付着した泡、更には、トップブラシ18やサイドブラシ19a、19bを満遍なく照明することができる。なお、カラー照明器91を1台用いる場合は、大型のカラー照明器91を門型フレーム11の脚部内側の前部または後部に取り付ける。
また、カラー照明器91の構造は図6に示したものに限定されない。照明に必要な照度が確保できれば、1つの発光素子に赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の各色を発光するLEDチップを備えたものであってもよい。この場合も、照明制御部92による制御は図4に示した照明装置9と同様である。
カラー照明器91による照明のパターンは多岐に渡るが、本実施の形態では下記のP1〜P4に示す基本的なパターンを組み合わせた照明を行う。表1に洗車コース毎に行われる照明パターンを示す。表1に示す内容は、照明制御部92に内蔵されたメモリにデータとして格納される。
また照明制御部92のメモリには、表1のデータ以外に、P1〜P4に示す基本的な照明パターンの制御用プログラムがあらかじめ格納されている。洗車の工程において、照明制御部92は選択された洗車コースに対応した照明パターンのプログラムをメモリから読み出し、そのプログラムをマイコンで実行することにより、カラー照明器91を用いて洗車コースに対応した照明を行うことができる。
P1:固定色(1色)をストロボ点滅させる。
P2:2色間で色がスムーズに変化するように点灯する。
P3:多数(7色)の色を循環させながらストロボ点滅させる。
P4:多彩な色をランダムに点灯する。
Figure 2014004868
なお、表1に示した照明パターンは一例であり、基本的なパターンとして、上述したもの以外に、固定色を連続点灯させるパターンや、色が流れるように変化させるパターンなどがあり、これらの基本パターンを組み合わせることによって多様な照明パターンを実現できる。
また、洗車コース毎に照明パターンが固定化されていると、運転者や同乗者(特に子供)が飽きてしまう。このため、価格の高い洗車コースほど多彩で華やかな照明を行うという条件を満たした上で、選択コース毎に選択できる照明パターンのデータを複数用意し、これを乱数表等を用いて選択するようにすれば、洗車サービスの都度、照明パターンの内容が変わり、照明によるショーアップ効果を更に高めることができる。
なお、カラー照明器91による照明は、夜間もしくは洗車機が屋内に設置されている場合のように洗車場が暗い場合に特に効果を発揮するが、水しぶき等を照明する効果は、屋外に設置された洗車機で昼間に洗車を行う場合であっても、ある程度は発揮できる。
<洗車の工程>
次に、洗車機Wによる洗車の工程について、図7のフローチャートを参照して説明する。洗車を開始する前は、洗車機本体1が走行レール3a、3b上の待機位置(W1)にあり、また遮断機4が閉じた状態にある。
洗車サービスを受ける自動車Vが洗車場の来車検出位置(V1)に進入し(図1参照)、運転者が自動車Vを来車検出位置(V1)に停車させると、来車検出センサ51が自動車Vを検出し(ステップS1でYes)、受付ボックス5のスピーカ59から洗車サービス開始のアナウンスが行われる(ステップS2)。具体的には、「いらっしゃいませ。」とのアナウンスに引き続いて、スピーカ59から「ドアミラーを畳んでください。アンテナは引き込むか取り外してください。窓、トランク、ボンネットが閉じているか確認してください。」とのアナウンスが流れる。
その後、運転者は、料金の支払いおよびボタン入力を促すアナウンスに従って(ステップS3)、料金を支払い、更にボタンを押して洗車に必要な情報を入力する。具体的には、、「カードまたは料金を入れてください。」のアナウンスに従って、運転者は操作パネル50のカード挿入口にカードを挿入するか、紙幣投入口および硬貨投入口から必要な料金を投入する。
次に、「洗車コースを押してください。」のアナウンスに従って、運転者は希望する洗車コースのボタンを押す。図5に示したように、操作パネル50のうちコース選択パネル52には4つの洗車コース53が表示され、それぞれのコースに対応して選択ボタン54とランプ55が設けられている。運転者が希望のコースのボタン54を押すと、ランプ55が点灯して、そのコースが選択されたことが表示される。引き続いて、「装備品ボタンを押してください。」のアナウンスに従って、運転者は装備品の種類を入力する。
このようにして料金の支払いと必要な情報の入力が終了した後(ステップS4でYes)、「スタートボタンを押してください。」のアナウンスに従って、運転者はスタートボタンを押す(ステップS5でYes)。運転者がスタートパネル56のボタン57を押すと、ランプ58が点灯すると共に料金が計算され、図示しない領収ボタンを押すと、カード支払いの場合は利用明細書が印刷され、現金支払いの場合は領収書が印刷され、図示しない硬貨返却口からおつりと共に出てくる(ステップS6)。
これに併せて、洗車サービスを開始するデータと選択された洗車コースに関するデータが受付ボックス5から制御装置8に送信される(同ステップ)。制御装置8で受信したデータのうち洗車コースに関するデータは、更に照明制御部92に転送される。
次に、スピーカ59から「ゲートが上がったら、前方の案内表示が停止に変わるまでゆっくり前進してください。」とアナウンスされる(ステップS7)。遮断機4が開けられた後、運転手はアナウンスに従って右側前輪タイヤがストッパー27に当たるまで自動車Vを前進させる(同ステップ)。
右側前輪タイヤがストッパー27に当たり、停車検出センサ28が右側前輪によって遮光されると、制御装置8は自動車Vが洗車位置(V2)に来たと判断して(ステップS8でYes)、スピーカ29から「停車してください。」とアナウンスすると共に、遮断機4を閉じる(ステップS9)。
停車検出センサ28が所定の時間継続して遮光されると、制御装置8は自動車Vが洗車位置に停止したと判断して(ステップS10でYes)、スピーカ29から「洗車を始めます。」とアナウンスすると共に、選択された洗車コースの洗車を開始する(ステップS11)。この際、運転者および同乗者は車内に留まって洗車が開始されるのを待つ。
制御装置8は、走行モータ14a、14bを駆動して洗車機本体1を待機位置(W1)と折り返し位置(W2)との間を往復走行させると共に、内蔵のメモリから選択された洗車コースの工程を示すプログラムを読み出し、そのプログラムに従って自動車Vの洗浄やワックスがけ、コーティング剤の噴射、乾燥等を行う。
なお、第1往行時には、車高検出センサ25と走行位置検出手段D1の出力信号を用いて自動車Vの前後方向の高さが検出される。制御装置8は、検出した高さのデータを内蔵のメモリに格納し、そのデータに応じて洗車時のトップブラシ18の高さおよび乾燥時のトップノズル20の高さを制御する。また制御装置8は、自動車検出センサ26の出力に基づいて、折り返し位置(W2)を決定する。その後、洗車コースに応じてすすぎ、ワックスやコーティング剤の吹き付け、車体面の乾燥等が行われる。
洗車の開始と同時に、照明制御部92は、メモリから運転者(ユーザ)が選択した洗車コースのデータと、その洗車コースに対応した照明パターン、およびその照明パターンを実現するプログラムを読み出し、それを実行することにより、カラー照明器91を用いて洗車コースに合わせた照明を行う(ステップS11)。
洗車の際、車内に留まっている運転者および同乗者は、カラー照明に照らされた水、リンス液、ワックス、コーティング剤のしぶきによって光のシャワーを浴びるように感じ、通常の洗車サービスでは味わえない楽しさを体験できる。
洗車が終了すると(ステップS12でYes)、制御装置8は照明制御部92に照明の停止を指示すると共に、スピーカ29で「洗車終了。前進して退場してください。」をアナウンスし、また出口表示機6の緑色ランプを点灯する(ステップS13)。自動車Vが退場すると、制御装置8は、洗車機本体1を待機位置(W1)まで後退させ、次の自動車Vの来車を待つ。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、洗車コースに応じて照明のパターンを変えたが、本実施の形態では、照明に合わせて音楽を流すことによってショーアップ効果を更に高めている。洗車の間車内に留まっている運転者および同乗者は、音と照明によるコンサートを楽しんでいるような感覚を体験できる。
図8に、本実施の形態にかかる洗車機Wの制御系の構成を示す。本実施の形態では、図4に示した実施の形態1の制御系に、音楽プレーヤ101、無線送信器102およびアンテナ103が追加されている。なお、図中、図4に示した制御系と同一の機能を有する部材には同一の符号を付すと共に、説明は省略する。また本実施の形態における洗車の工程は、実施の形態1のそれと変わりがない。
図8において、音楽プレーヤ101は、音楽を再生する通常のプレーヤと同様の構成であり、内蔵のメモリには、あらかじめ複数の曲のデータが圧縮された状態で格納されている。音楽プレーヤ101でデータ伸長され再生された音声信号は、無線送信器102と照明制御部92に送られる。
無線送信器102は、音楽プレーヤ102で再生された音声信号をFM帯域の無線信号に変換し、アンテナ103から送出するものである。アンテナ103から送出された無線信号は、自動車Vに搭載されたラジオ受信機で受信して再び音声信号に変換され、車載のスピーカから再生される。運転者が本実施の形態のサービスを選択した場合、制御装置8は洗車に先立ち、スピーカ29より、運転者に車載のラジオ受信機のスイッチを入れ、受信周波数を指定されたFMの周波数に設定するようアナウンスする。
照明制御部92のメモリには、洗車コースと、照明パターンおよび曲名との対応関係を示す、前述の表1に類似したデータが格納されている。照明制御部92は、制御装置8から洗車コースを示すデータが送られてきたとき、表から洗車コースに対応した照明パターンのデータと曲名のデータを読み出し、曲名データについては、音楽プレーヤ101に転送する。
曲名のデータを受け取った音楽プレーヤ101は、内蔵のメモリからその曲のデータを読み出して音声信号を再生し、無線送信器102に転送する。無線送信器102で無線信号に変換され、アンテナ103から送出された音声信号は、自動車Vのラジオ受信機で受信され再生された後、車載のスピーカから音声として出力される。
メモリに格納された照明パターンは、実施の形態1と同様に、価格の高い洗車コースほど多彩で華やかな照明を楽しめるものであるが、本実施の形態では、更に、音声信号の周波数または強度をパラメータとした照明パターンのデータが格納されている。照明制御部92は音楽プレーヤ101から出力された音声信号を解析し、解析結果に基づいてメモリから音声信号の周波数または強度に対応した照明パターンのデータを読み出し、カラー照明器91を用いてそのパターンの照明を行う。
本実施の形態のように、音声信号の周波数または強度に合わせて照明パターンを変えることにより、照明と音楽が一体となって、ショーアップ効果を更に高めることができる。
なお、本実施の形態では、車載のスピーカから音声を出力するようにしたが、この場合、制御ボックス7に無線送信器102を設置する必要があり、また運転者にラジオ受信機の周波数を調整する煩わしさが生じる。洗車機が室内に設置されている場合や室外に設置された洗車機の周辺に住宅がない場合のように、騒音問題について配慮する必要がない場合には、無線送信器102の代わりに、洗車機本体11の門内にハイファイ用のスピーカを取り付け、そのスピーカから音声を出力するようにしてもよい。
また本実施の形態では、照明パターンを曲に合わせるため照明制御部92に音声信号の周波数や強度を解析する機能を持たせているが、これは照明装置のコストアップの原因となる。音声信号に合わせて照明パターンを変える方法として、あらかじめ曲の流れに合わせて変化する照明パターンを作成しておき、そのパターンのデータを照明制御部92のメモリに格納しておく方法もある。このようにすれば、照明制御部92に音声信号の周波数や強度を解析する機能を持たせる必要がないため、照明装置のコストを低減できる。
(実施の形態3)
上述した実施の形態1では、照明のパターンと洗車機本体1の往復走行には関連性がなかったが、本実施の形態では、照明パターンを往復走行と関連付けることにより、照明のショーアップ効果を高めている。
具体的には、照明制御部92のメモリに格納された照明パターンを往復走行毎に変え、水、リンス液、ワックス、コーティング剤が噴射される工程のようにカラー照明の効果が高いときに、それにふさわしいパターンの照明を行うことにより、華やかさを引き立たせることができる。
このため、本実施の形態では、洗車機本体1の往復走行の各終了時に、制御装置8から照明制御部92にタイミング信号を送信し、照明制御部92は、そのタイミング信号に合わせてメモリから照明パターンのデータを読み出す。
図9に、前述の(洗車+コート1)コースについて本実施の形態の方法を適用したときの、洗車機本体1の往復走行と実現される照明パターンとの関係を示す。図9に示す関係のデータを作成し、予め照明制御部92のメモリに格納しておけば、洗車機本体1の往復走行に応じて照明のパターンを変えることができる。
なお、洗車機Wのその他の構成は実施の形態1と同様であり、図4に示した制御装置8を用いて洗車機Wの制御を行い、また照明制御部92によりカラー照明の制御を行う。
以上説明したように本発明の洗車機を用いれば、洗車機のユーザ(運転者および同乗者)は、洗車サービス以外に、照明によるショーアップ効果を楽しむことができる。また多彩で華やかな照明によるサービスを楽しむために、ユーザが高額の洗車コースを選択するようになり、結果として、洗車機による洗車サービスの付加価値を高めることができる。
なお、上述の各実施の形態では、洗車機本体1がレール3a、3b上を往復走行しながら洗車を行う場合について説明したが、本発明は、洗車機本体1が床に固定され、自動車Vがコンベア等に乗せられて往復走行する洗車機にも、同様に適用できることは云うまでもない。
また、上述の各実施の形態では、自動車に運転者等が乗った状態で洗車が行われることを前提として説明したが、洗車の間、運転者や同乗者が、洗車場の近くに設けられた待合室などで待機している場合であっても、十分、照明によるショーアップ効果を楽しむことができる。
1 洗車機本体
3a、3b 走行レール
4 遮断機
5 受付ボックス
6 出口表示機
7 制御ボックス
8 制御装置
9 照明装置
11 フレーム
12a、12b、13a、13b 車輪
14a、14b 走行モータ
15 ロータリエンコーダ
18 トップブラシ
19a、19b サイドブラシ
20 トップノズル
21a、21b サイドノズル
22、23、24 噴射装置
91a〜91d カラー照明器
92 照明制御部
93 点灯・調光回路
94 発光素子
101 音楽プレーヤ
102a、102b スピーカ
W 洗車機
V 自動車
D1 走行位置検出装置
A1 洗車手段
A2 乾燥手段

Claims (9)

  1. 門型のフレームを有する洗車機本体の門内を通過する被洗浄自動車を、前記洗車機本体に対して相対移動させながら洗車を行う洗車機であって、
    前記フレームに設置され、下記のa単独またはaとbとを組み合わせた工程により複数の洗車コースを実現可能な洗車手段と、
    a.前記自動車の車体面に洗剤を吹き付けると共に、ブラシを用いて前記車体面を洗浄する。
    b.前記車体面にワックスまたはコーティング剤を吹き付けて前記車体面にワックスまたはコーティング剤の皮膜を形成する。
    前記洗車機本体の移動および前記洗車手段の駆動を制御する制御装置と、
    前記フレームの門内を色の異なる複数の照明パターンで照明する照明装置と、を備え、
    前記照明装置は、少なくとも1台のカラー照明器と、当該カラー照明器の動作を制御する照明制御部とで構成され、かつ当該照明制御部のメモリには、予め前記洗車コースと前記照明パターンとの関係を示すデータが格納されており、
    前記照明制御部は、前記メモリから洗車コースに対応する照明パターンを読み出し、当該照明パターンに基づいて前記カラー照明器の動作を制御し、洗車コースに合わせて異なるパターンの照明を行うことを特徴とする洗車機。
  2. 前記照明制御部は、前記制御装置からユーザによって選択された洗車コースに関するデータを受け取り、洗車の際、前記メモリから前記洗車コースに対応する照明パターンを読み出し、当該照明パターンに基づいて前記カラー照明器の点灯と調光を行う点灯・調光回路の出力を制御することを特徴とする、請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記洗車コースに対応する照明パターンとして、前記メモリに複数のデータが格納されており、前記照明制御部は、任意の洗車コースが選択される都度、前記メモリから照明パターンとして異なるデータを読み出すことを特徴とする、請求項1または2に記載の洗車機。
  4. 前記カラー照明器は、赤色、緑色および青色を発光可能な複数の発光素子で構成され、前記照明制御部は、前記複数の発光素子の発光を色毎に制御することを特徴とする、請求項2に記載の洗車機。
  5. 前記制御装置は、前記洗車手段を制御して、前記複数の洗車コースのうちユーザに選択された1つの洗車コースを実行することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 複数の音楽の曲データが格納された音楽プレーヤと、当該音楽プレーヤから出力された音声信号を無線信号に変換してアンテナから送出する無線送信器とを更に備え、
    前記照明制御部のメモリには、前記複数の洗車コースと前記音楽プレーヤに格納された曲データの曲名との対応関係を示すデータが予め格納されており、
    前記照明制御部は、洗車に合わせて、前記メモリから洗車コースに対応するデータを読み出して前記音楽プレーヤに転送することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の洗車機。
  7. 複数の音楽の曲データが格納された音楽プレーヤと、当該音楽プレーヤから出力された音声信号を音声に変換するスピーカとを更に備え、
    前記照明制御部のメモリには、前記複数の洗車コースと前記音楽プレーヤに格納された曲データの曲名との対応関係を示すデータが予め格納されており、
    前記照明制御部は、洗車に合わせて、前記メモリから洗車コースに対応するデータを読み出して前記音楽プレーヤに転送することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の洗車機。
  8. 前記照明制御部のメモリに格納された照明パターンのデータは、音声信号の周波数または強度によって異なっており、
    前記照明制御部は、前記音楽プレーヤから再生される音声信号の周波数または強度を解析し、その結果に基づいて前記メモリから当該周波数または強度に対応する照明パターンを読み出すことを特徴とする、請求項6または7に記載の洗車機。
  9. 前記照明制御部のメモリに格納された照明パターンは前記洗車機本体の往復走行で異なっており、
    前記照明制御部は、前記洗車機本体の往行および復行ごとに照明パターンを変えることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の洗車機。
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