JP2005075057A - 連続洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンベヤによって自動車を洗車通路内へ搬送する連続洗車機において、利用者が遊園施設のアトラクションを体験しているような特異な感覚を体験できるようにして差別化を容易に図れるようにする。
【解決手段】トンネル状の洗車通路2を備えた洗車装置本体1と、前記洗車通路2において自動車を搬送するコンベヤ5とを備えた連続洗車機であって、前記コンベヤ5により洗車通路2内に搬入される自動車の移動経路を横断する状態に前記洗車通路2の入り口にウオーターカーテン17を形成する放水手段16を配設した構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、トンネル状の洗車通路内でコンベヤによって搬送される自動車を自動洗車する連続洗車機に関するものである。
この種の連続洗車機は、トンネル状の洗車通路を備えた洗車装置本体と、前記洗車通路において自動車を搬送するコンベヤとを備えたもので、運転者が所定の手続き、例えば操作盤に対する洗車コースの設定や料金の支払い操作を行った後、運転する自動車を前記コンベヤによる搬送開始位置に停止させることにより、後はコンベヤが当該自動車をトンネル状の洗車通路内に送り込み、この洗車通路内を通過する間に当該自動車に対する洗車を自動的に行うように構成されたもので、例えば特許文献1などによって従来一般的に知られているものである。
特開平5−193458号公報
上記のような連続洗車機は、近年急速に普及しているが、洗車技術的には熟成期に入ったものと思われ、差別化を図るためにはショー的要素を取り入れて洗車しようとする自動車に搭乗している若年層、特に子供達の関心を引きつける工夫も必要である。しかしながら、従来のこの種の連続洗車機において、上記のようなショー的要素を取り入れるような工夫を凝らしたものは実用化されるに至っていないのが実状である。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る連続洗車機を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、トンネル状の洗車通路2を備えた洗車装置本体1と、前記洗車通路2において自動車を搬送するコンベヤ5とを備えた連続洗車機であって、前記コンベヤ5により洗車通路2内に搬入される自動車の移動経路を横断する状態に前記洗車通路2の入り口にウオーターカーテン17を形成する放水手段16を配設した構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについては、請求項2に記載のように、前記放水手段16によって形成されるウオーターカーテン17を照らす照明手段28を併設することができる。又、請求項3に記載のように、前記放水手段16は、前記洗車装置本体1の上側に配設された横長の水槽18と、この水槽18からオーバーフローする水でウオーターカーテン17を形成させる平坦なオーバーフロー案内シュート18aとを備えたものとすることができる。
更に、請求項4に記載のように、前記ウオーターカーテン17を形成させた落下水を床側で回収する水回収用ピット22を設け、この水回収用ピット22で回収された水を前記放水手段16で再利用するための水循環手段25を併設することができる。
又、請求項5に記載のように、前記放水手段16は、自動車運転者が洗車に先立って操作する操作盤10での操作に連動して作動するように制御することができる。又、請求項6に記載のように、前記放水手段16は、自動車が前記コンベヤ5による搬送を開始される定位置に位置したことに連動して作動するように制御することも可能である。
更に、請求項7に記載のように、作動している前記放水手段16は、自動車を搬送する前記コンベヤ5が作動した後の設定時間経過後、又は洗車通路2へ搬送開始された自動車が検出位置に達したとき、若しくは当該検出位置に達した後の設定時間経過後に、停止するように制御することができる。
又、請求項8に記載のように、前記コンベヤ5による搬送を開始される定位置に位置した自動車の側方に、当該自動車を反射させるミラー14A,14Bを立設することができる。
上記構成の本発明に係る連続洗車機によれば、放水手段を常時運転させておくか又はこの連続洗車機への自動車誘導路中に併設した通過自動車検出センサーの動作に連動して放水手段を稼働させるなど、適当な方法により、少なくとも洗車すべき自動車がコンベヤで洗車通路内に送り込まれる前に放水手段が作動して洗車通路の入り口を遮蔽するウオーターカーテンが形成されているように使用することにより、コンベヤで洗車通路内に送り込まれる自動車は、あたかも滝の中に突っ込んで行くような状況となり、運転者など車内の搭乗者は、自ら搭乗している自動車が進んで行く先がウオーターカーテンで見えなくなっている状態の中へ突っ込んで行く感覚、例えれば遊園施設のアトラクションの一つを楽しんでいるような感覚を体感することができ、そのショー的効果は甚大であって、他の一般的な連続洗車機とは大いに差別化を図ることができる。尚、本発明でいうところのウオーターカーテンは、隙間の無い完全な水膜である必要はなく、隙間が多少目立つようなものも含むものである。
又、請求項2に記載の構成によれば、洗車通路の入り口に形成されるウオーターカーテンを照明手段によって照らすことにより、当該ウオーターカーテンの意匠効果を大巾に高めることができ、特に夜間では、洗車機利用者らに対するアピール度は著しく高められる。又、水量が少ないために完全なウオーターカーテンが形成されずに隙間が多く発生するような状況でも、照明によってその隙間を意識させずに済み、ウオーターカーテンとしての有効な効果を確実に得ることができる。尚、本発明でいうところの照明手段は、映写手段を含むものとする。従って、ウオーターカーテンを映写膜のように利用して、動きのある映像、例えば進入してくる自動車を飲み込むように大口を開けている怪獣の頭部などを照射し、一層効果を高めることができる。
又、請求項3に記載の構成によれば、多数の下向き開口ノズルを配管に小間隔おきに付設したようなノズル群でウオーターカーテンを形成する場合と比較して、平坦なオーバーフロー案内シュートを水平に維持させるだけで、最小必要源の水量でウオーターカーテンを確実に形成させることができる。
更に、請求項4に記載の構成によれば、循環水でウオーターカーテンを形成させることができるので、経済的であり、資源保護の面でも好ましい。この種の連続洗車機では、洗浄水を回収し、油分を除去した再生水を循環利用するのが一般的であるが、本発明において形成させるウオーターカーテンは、洗車装置本体側の循環再生水とは別系統の、ウオーターカーテンを形成した落下水のみを、不足水量を補給しながら循環使用して形成するのが望ましい。
又、請求項5に記載の構成によれば、自動車運転者が洗車に先立って操作する操作盤での操作、例えば洗車コースの設定操作と入金操作が完了したときに、放水手段が自動的に作動してウオーターカーテンが形成されるので、放水手段を自動的に作動させるための専用の自動車検出センサーなどが不要になる。特にその操作盤が、実施形態に示したように、コンベヤ上の自動車搬送開始定位置よりも手前で、当該定位置への自動車の進入を阻止する遮断機寄りも更に手前に設置されている操作盤であって、この操作盤に対する所定の操作が完了し、遮断機が作動して自動車を前記定位置まで進入させることができる状況になったとき、放水手段が自動的に作動してウオーターカーテンが形成されるように構成されているときは、自動車がコンベヤによる搬送を開始される定位置に進む前からウオーターカーテンが形成されることになるので、搭乗者らにより一層楽しませることができる。勿論、請求項6に記載のように構成して、ウオーターカーテンが形成される時期を遅らせることもできる。
更に、請求項7に記載の構成によれば、作動している放水手段の停止を自動的に行わせることができ、効果の期待できない状況でのウオーターカーテンの形成を中止して、ランニングコストの低減を図ることができる。
又、請求項8に記載の構成によれば、コンベヤによる搬送を開始される定位置に位置した自動車の搭乗者は、横側方車外に位置するミラーによって、搭乗している自動車の外側面や自らの顔などをサイドウインドウを通じて観察することができ、車内に居ては通常経験できない観察が可能になり、搭乗者の楽しみをより一層高めることができる。勿論、実施形態に示したように、ミラーは若干上向きに傾斜する状態に設置されるが、その傾斜角度を調整可能に構成すれば、据え付けに便利であると共に、搭乗者などの要求に応じて角度を変えて一層便利に活用できる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1はトンネル状の洗車通路2を備える洗車装置本体であり、洗車通路2には、従来周知の洗車手段、即ち、左右方向に横動可能で垂直軸周りに自転する左右一対の側面洗車ブラシ3や上下方向に移動可能で水平軸周りに自転する上面洗車ブラシ4などのブラシ類の他、車体に洗浄液やすすぎ水を噴射する装置、水滴除去用エアー噴射装置などが配設されている。
5は洗車通路2において自動車を所低速度で支持搬送するコンベヤであって、この実施形態では、自動車の左右の車輪を各別に支持して等速で搬送する左右二列のローラーコンベヤ6a,6bから構成されている。このコンベヤ5は、洗車通路2の外側へ洗車対象自動車の全長より適当に長い長さ分だけ延出しており、洗車通路2の入り口側のコンベヤ延出部5Aの左右両側には門形フレーム7a〜7cが適当間隔おきに立設され、この門形フレーム7a〜7cの外側に側壁8a,8bが付設されている。
洗車通路2の入り口側のコンベヤ延出部5Aの端部付近の一側方には、自動車の進入を阻止する開閉自在な遮断機9が設けられ、この遮断機9より外側に自動車に搭乗の運転者が直接操作し得るように操作盤10が立設されている。図では、操作盤10に何も示していないが、洗車コースの選択ボタンや洗車料金の入金口、その他必要な操作具や表示面などが設けられている。遮断機9より内側の位置でコンベヤ延出部5A上の所定位置に自動車を停止させたとき、当該自動車の先端付近を検出するセンサー(透過型又は反射型光電センサーなど)11が取り付けられた支柱12がコンベヤ延出部5Aの一側方(操作盤10と同一側)に立設され、当該支柱12の上端に前記センサー11の自動車検出信号に基づいて作動する警告灯13が取り付けられている。
コンベヤ延出部5A上で前記センサー11が作動する定位置に停止した自動車の左右両側には、通常の乗用車の搭乗領域の長さと高さにほぼ等しい大型の横長矩形のミラー14A,14Bが若干斜め上向きの姿勢で適当な支持ケース15を介して立設されている。これらミラー14A,14Bは、センサー11が作動する定位置に停止した自動車が通常の乗用車である場合に当該自動車の搭乗領域の長さと高さにほぼ等しい程度の大型のものとするのが望ましい。
16は、洗車装置本体1の前端外側、即ち、洗車通路2の入り口に、前記コンベヤ5により洗車通路2内に搬入される自動車の移動経路を横断する状態にウオーターカーテン17を形成する放水手段であって、洗車装置本体1の前端上側に配設された横長水槽18と、地上適当箇所に設置された主水槽19、及びこの主水槽19から配管20を介して横長水槽18に給水するポンプ21から構成され、前記横長水槽18には、この横長水槽18の前側辺左右全巾からオーバーフローする水で前記ウオーターカーテン17を形成させる水平平坦なオーバーフロー案内シュート18aが前方に延出されている。
前記主水槽19は、洗車用水を扱う水槽とは別の、前記ウオーターカーテン17を形成させるための放水手段16専用のものであって、洗車装置本体1の前端外側の床面下に設けられた水回収用ピット22と、この水回収用ピット22で収集された水を前記主水槽19に配管23を介して戻すポンプ24とから成る水循環手段25が併設されている。26は水道配管であって、主水槽19の水位が一定以下になったときに給水する。又、前記主水槽19は、土砂などを沈殿分離する簡易沈殿分離機能を備えている。前記水回収用ピット22は、図2に示すように、コンベヤ5を構成する左右二列のローラーコンベヤ6a,6bを通過した水も収集できるように、左右二列のローラーコンベヤ6a,6bの外側辺から中央下がりに形成され、左右二列のローラーコンベヤ6a,6b間の水回収用ピット22の上には、パンチングメタルやエキスパンドメタル、或いは格子などから構成される通水性のあるカバープレート27が着脱自在に載置される。
尚、図示のようにコンベヤ5の車輪支持レベルが地面レベルとなるように構成され且つこの連続洗車機が屋外に設置されているときは、左右二列のローラーコンベヤ6a,6bの内、洗車通路2の入り口側のコンベヤ延出部5Aに相当する領域を通過した雨水を収集する雨水収集ピットが設けられるのが普通であるから、この雨水収集ピットを前記水回収用ピット22に兼用させることもできる。
前記放水手段16で形成されるウオーターカーテン17は、洗車通路2の入り口全巾を覆うことができる巾広のものが望ましく、更には、当該ウオーターカーテン17を照明する照明手段28を併設するのが望ましい。図示の実施形態における照明手段28は、洗車装置本体1の前端に隣接して立設されている門形フレーム7aの左右両支柱部に上下複数段(図示例は上下2段)に取り付けられた防水形カラーランプ29から構成されている。この防水形カラーランプ29としては、噴水照明や水中照明用として知られている各種ランプが利用でき、特にフィルター交換でカラーを変更できるものであれば、季節などに応じて照明効果を経済的に変えることができるので望ましい。又、動きのある文字や模様などを照射カラー光で描くことができるものなども活用できる。
前記各防水形カラーランプ29の使用個数は限定されない。又、図示の実施形態では、ウオーターカーテン17の背面側(洗車装置本体1のある側)を左右両側から照明するように構成しているが、ウオーターカーテン17に対する照明方向も限定されない。例えば、ウオーターカーテン17を真横から照明するものであっても良いし、図1Bに仮想線で示すように、ウオーターカーテン17より前方側(洗車装置本体1から遠ざかる側)に別の門形フレーム30を立設するか又は図1Aに示す中間の門形フレーム7bを利用し、これら門形フレームの左右両支柱部や上側水平梁部に防水形カラーランプ29を取り付け、ウオーターカーテン17の正面側を前方左右両側又は斜め上方から照明するように構成しても良い。勿論、図1Bに仮想線で示すように、前記門形フレーム7aの上側水平梁部に左右横方向適当間隔おきに防水形カラーランプ29を取り付け、ウオーターカーテン17の背面側を上側から照明するように構成することもできる。更に、ウオーターカーテン17の表裏両面を照明するように構成することも可能である。
上記構成の連続洗車機において、洗車までの基本的な使用方法と制御方法を図4のフローチャートに基づいて説明すると、洗車を行う自動車の運転者は、当該自動車を閉じている遮断機9の手前で一旦停止させた状態で操作盤10に対し洗車コースの選択操作や料金の入金操作などの所定の入力操作を行う(S1)。最終の入金操作が完了するなど、入力操作が全て完了する(S2)と、遮断機9が開けられる(S3)と共に放水手段16と照明手段28とが作動する(S4)。
放水手段16の作動、即ち、ポンプ21の作動により、主水槽19内の水が洗車装置本体1の前端上側の横長水槽18に供給され、この横長水槽18内の水がオーバーフロー案内シュート18aからオーバーフローすることにより、当該オーバーフロー案内シュート18aの前側辺左右全巾から流下するウオーターカーテン17が形成され、洗車通路2の入り口を当該ウオーターカーテン17が閉塞する状態になる。そして同時に照明手段28の作動、即ち、各防水形カラーランプ29の点灯により、前記ウオーターカーテン17が照明される。
遮断機9が開けられる(S3)ことにより、運転者は自動車をコンベヤ延出部5A上に徐行により進入させ、洗車通路2の入り口に張り出している「ストップ」表示板31の手前の警告灯13付近まで自動車を進める。而して当該自動車の先端部をセンサー11が検出する(S5)と、警告灯13が点灯する(S6)と共に遮断機9が再び閉じられる(S7)。警告灯13の点灯により運転者に自動車が定位置に到達したことを知らせるので、運転者は自動車を停止させ、シフトレバーをパーキングレンジに切り換えると共にパーキングブレーキをかける。これら自動車の先端部をセンサー11が検出した以降に運転者がとるべき操作に要する予想時間より適当に長く設定された時間がセンサー11の検出動作後に経過する(S8)と、洗車通路2の入り口に張り出している「ストップ」表示板31が開かれると共にコンベヤ5(左右二列のローラーコンベヤ6a,6b)が作動(S9)し、ローラーコンベヤ6a,6b上に停止支持されている自動車が洗車通路2内に搬入され、従前通りの洗車作用を受けることになるが、このとき自動車は、洗車通路2の入り口を閉塞する状態にあって且つ照明手段28により照明されているウオーターカーテン17に突っ込んで行くことになり、運転者など搭乗者に特異な感覚を体験させることができる。
又、自動車をコンベヤ延出部5A上の定位置(センサー11が自動車先端部を検出する位置)に停止させたとき、当該自動車の運転者など搭乗者は、当該自動車の左右両側に立てられているミラー14A,14Bに反射している自分の顔や車体の側面を認識することができ、自分が搭乗している自動車を外から眺めるような特異な感覚を体験させることができる。
尚、操作盤10での所定の入力操作が完了した時点ではなく、自動車がコンベヤ延出部5A上の定位置に達したとき、即ち、自動車の先端部をセンサー11が検出したことに連動させて、放水手段16と照明手段28とを作動させるように構成することもできる。
コンベヤ5による自動車の搬送速度は予め設定されているので、コンベヤ5が作動してから当該自動車(一般的な乗用車)のフロントウインドウが洗車通路2の入り口のウオーターカーテン17を通過するまでの所要時間はほぼ一定である。従って、コンベヤ5の作動後、前記所要時間より若干長く設定された時間が経過したとき(S10)、作動している放水手段16と照明手段28とを停止させる(S11)。即ち、ウオーターカーテン17を形成させるための放水を停止させると共に各防水形カラーランプ29を消灯させる。勿論、前記設定時間を十分に長くして、コンベヤ5で搬送される自動車が洗車通路2内に完全に入り込んだ後に放水手段16と照明手段28とを停止させるようにしても良い。
放水手段16と照明手段28とを停止させる時期の決定は、コンベヤ作動後の設定時間経過時とする方法に限定されない。例えば、自動車の先端部を検出するセンサー11の位置を自動車が通過したとき、当該センサー11はONからOFFに切り換わるので、このセンサー11のONからOFFへの切り換わり時を放水手段16と照明手段28とを停止させる時期とすることもできるし、図1Bに示すように、前記センサー11とは別に洗車通路2の入り口(洗車装置本体1の前端)など適当箇所に自動車を検出するセンサー32を設け、このセンサー32が洗車通路2内に搬入される自動車を検出したとき、或いはその検出時点から設定時間経過後に放水手段16と照明手段28とを停止させるように構成することもできる。
尚、ミラー14A,14Bは、若干上向きに傾斜する状態に支持ケース15に装着されるが、その傾斜角度を調整可能に構成することができる。例えば図3に示すように、ミラー14A,14Bが取り付けられた支持板33の上端を水平支軸34の周りに揺動自在に支承し、支持板33の下端背面側に突設したブラケット35の外側に隣接する支持ケース15の側板15aには、前記水平支軸34を中心とする円弧形スリット36を設け、この円弧形スリット36を貫通するボルト37を前記ブラケット35から突設し、前記支持ケース15の側板15aの外側で前記ボルト37に螺嵌する蝶ナットなどにより、前記支持板33(ミラー14A,14B)を円弧形スリット36の範囲内で任意の角度で締結固定できるように構成することができる。尚、円弧形スリット36をブラケット35側に設け、この円弧形スリット36と支持ケース15の側板15aの定位置とを貫通するボルトナットで前記支持板33を固定するように構成しても良い。
又、本発明は、コンベヤ延出部5A上の定位置(センサー11で自動車先端部が検出される位置)で停止した自動車の車内から操作できる位置に操作盤10が配設された連続洗車機や、洗車装置本体1の入り口脇に操作盤10が配設された連続洗車機などにも、適用実施することが可能である。
A図は連続洗車機を正面から見た斜視図であり、B図は本発明の要部を説明する側面図である。 本発明の要部を説明する正面図である。 一部の詳細構造を説明する一部縦断側面図である。 制御手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 トンネル状の洗車通路
2 洗車装置本体
5 コンベヤ
6a,6b 左右二列のローラーコンベヤ
7a〜7c 門形フレーム
9 遮断機
10 操作盤
11 自動車検出センサー
13 警告灯
14A,14B ミラー
16 放水手段
17 ウオーターカーテン
18 横長水槽
18a オーバーフロー案内シュート
19 主水槽
21,24 ポンプ
22 水回収用ピット
25 水循環手段
28 照明手段
29 防水形カラーランプ

Claims (8)

  1. トンネル状の洗車通路を備えた洗車装置本体と、前記洗車通路において自動車を搬送するコンベヤとを備えた連続洗車機であって、前記洗車通路の入り口に、前記コンベヤにより洗車通路内に搬入される自動車の移動経路を横断する状態にウオーターカーテンを形成する放水手段を配設して成る、連続洗車機。
  2. 前記放水手段によって形成されるウオーターカーテンを照らす照明手段が併設されている、請求項1に記載の連続洗車機。
  3. 前記放水手段は、前記洗車装置本体の上側に配設された横長の水槽と、この水槽からオーバーフローする水でウオーターカーテンを形成させる平坦なオーバーフロー案内シュートとを備えている、請求項1又は2に記載の連続洗車機。
  4. 前記ウオーターカーテンを形成させた落下水を床側で回収する水回収用ピットが設けられ、この水回収用ピットで回収された水を前記放水手段で再利用するための水循環手段が併設されている、請求項1〜3の何れかに記載の連続洗車機。
  5. 前記放水手段は、自動車運転者が洗車に先立って操作する操作盤での操作に連動して作動するようにした、請求項1〜4の何れかに記載の連続洗車機。
  6. 前記放水手段は、自動車が前記コンベヤによる搬送を開始される定位置に位置したことに連動して作動するようにした、請求項1〜4の何れかに記載の連続洗車機。
  7. 前記放水手段は、自動車を搬送する前記コンベヤが作動した後の設定時間経過後、又は洗車通路内に搬送開始された自動車が検出位置に達したとき、若しくは当該検出位置に達した後の設定時間経過後に、作動を停止するようにした、請求項1〜6の何れかに記載の連続洗車機。
  8. 前記コンベヤによる搬送を開始される定位置に位置した自動車の側方に、当該自動車を反射させるミラーが立設されている、請求項に記載の1〜7の何れかに記載の連続洗車機。
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