JP2014004728A - Frp製パネル部材 - Google Patents

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幸胤 木本
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Abstract

【課題】フレーム構造体全体の軽量性を確保しつつ強度や剛性等の機械特性を高めるために、フレーム構造体に接合されるFRP製パネル部材を提供する。
【解決手段】フレーム構造体のフレームに接合されるFRP製パネル部材であって、フレームの外周面に沿って延在しフレームに接着により接合される接合部と、該接合部から面状に延在する面板部とが一体に成形されていることを特徴とするFRP製パネル部材。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレーム構造体に接合されるパネル部材に関し、とくに、車両用に好適な、FRP(繊維強化プラスチック)化を前提としたFRP製パネル部材に関する。
車両用構造体を代表とする各種分野において、骨格を構成する種々のフレーム構造体が用いられている。フレーム構造体は、フレーム構造体を構成している各フレームの軸力(引張、圧縮)は効率よく支えることができるが、フレーム構造体全体の剪断変形(面内剪断や捩れ)を支えるには、通常、フレーム数を増やす、フレーム接続コーナーの部分補強などで対応するので、部品点数増加、組立工数増加、重量増加などの問題を招く。
フレーム構造体全体の剪断変形に対する強度や剛性を高めるためには、フレーム構造体にパネル部材を取り付ける手法が考えられる。例えば、金属板金構造では、金属製のフレームに金属製の板部材を取り付けて、フレームのみでは負担しにくい剪断変形を板部材に負担させることがある。しかし、工程の容易さからフレームと板部材との取り付けにスポット溶接を用いることが多く、このような組立構造は構造的な効率が悪く、重量増などの問題を解決するには至っていない。
一方、軽量性を確保しつつ機械特性(強度、剛性)を高めることが可能な素材としてFRP、とくにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が知られている。しかし、車両用等のフレーム構造体に対して、剪断変形に対する強度や剛性を高めるためにFRP製パネル部材を適用した例は殆ど見当たらない。ただし、車両用フレーム構造体に、単に合成樹脂材を接着した例はある(例えば、特許文献1)。
特開平10−45027号公報
そこで本発明の課題は、フレーム構造体全体の軽量性を確保しつつ強度や剛性等の機械特性を高めるために、フレーム構造体に接合されるFRP製パネル部材を提供することにあり、とくに車両用フレーム構造体に用いて好適なFRP製パネル部材を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るFRP製パネル部材は、フレーム構造体のフレームに接合されるFRP製パネル部材であって、前記フレームの外周面に沿って延在し前記フレームに接着により接合される接合部と、該接合部から面状に延在する面板部とが一体に成形されていることを特徴とするものからなる。
このような本発明に係るFRP製パネル部材においては、接合部がフレームの外周面に沿って延在する形状に形成され、この接合部がフレームに接着により接合されるので、従来のスポット溶接によって接合される場合等に比べて、容易に接合することが可能になるとともに、接合すべき部位の全面及び連続接合が可能になるので、極めて高い両部材間の接合強度が得られる。また、フレームに接合される接合部がフレームの外周面に沿って延在する形状に形成されていることで、接合部がフレームに対して容易にスチフナの機能を持つことができる。フレーム構造体のフレームに対してこのように強固に接合される接合部から面板部が面状に延在し、該面板部は接合部と一体に成形されているので、該面板部は、フレーム構造体のフレームから接合部を介して伝達される荷重に対して、とくに剪断荷重に対して、高い強度、剛性を発現することが可能になる。その結果、本発明に係るFRP製パネル部材が接合された形態にて、フレーム構造体全体の軽量性を確保しつつ、剪断変形等に対して強度や剛性等の機械特性を効率よく高めることが可能になる。
上記本発明に係るFRP製パネル部材においては、上記接合部と面板部とによって空間が画成されていることが好ましい。このような空間が形成されていると、該空間内に面板部の補強手段を配置することが可能になるので、面板部の剪断荷重を負担する構造の性能をより高めることが可能になる。
また、上記接合部は、上記フレームを補強するスチフナ機能を有する、または/および、上記フレームを補強するスチフナ部材を備えていることが好ましい。すなわち、フレームの外周面に沿って延在する形状の接合部自体にフレームに対してスチフナ機能を持たせてもよく、さらに、フレームの外周面に沿って延在する接合部自体とは別にスチフナ部材を設けてもよい。
また、上記接合部の外面に、他部品取付け用の平坦部が設けられている形態も好ましい。このような構造においては、上記平坦部上に容易に他部品を取り付けることができ、周囲の構造に対しても容易に配慮することができる。
また、上記接合部または該接合部を覆う部位に、上記接合部に付与される接着剤の膜厚を規制する当て部が設けられている構造を採ることもできる。この当て部としては、FRP製パネル部材自体で形成したものや、FRP製パネル部材に設けられてフレームと当接するもの等から構成でき、例えば後述のリブや座で当て部を形成したり、別部品のスペーサを設けて当て部を構成したりすることができる。このような構造においては、接着剤の膜厚をより適切な膜厚にすることが可能になり、接合強度の適正化、均一化等に寄与することができる。
また、上記接合部の上記フレームへの対向面に、接着剤を保持可能な溝が設けられている構造を採ることもできる。このような構造においては、溝に沿って適切な接着剤量を確保できるので、接着部位に対して所望レベル以上の接着強度を容易に達成することが可能になる。
また、上記接合部の上記フレームへの対向面に(つまり、接合部の上記フレームへの接合面に)、接着剤の注入路および充填路の少なくともいずれかが設けられている構造を採ることもできる。このような構造においては、接合部がフレームに沿って比較的長く延びているような場合においても、所定の接合部位に対して容易に接着剤を注入したり、充填したりすることができるようになり、所望の接合状態がより容易に得られる。
また、上記面板部におけるFRPの強化繊維が、基準方向に対して少なくとも±45度の方向に配向されている構造を採ることもできる。このような構造においては、面板部における面内剪断強度が、強化繊維が±45度の方向に配向されていることによって効率よく高められ、望ましい面内剪断補剛構造が得られる。
また、上記面板部に、リブまたは/およびスチフナが該面板部と一体に形成されている構造を採ることもできる。このような構造においては、リブまたは/およびスチフナによって面板部の強度、剛性が一層高められ、リブまたは/およびスチフナの延設方向によっては、上記面内剪断補剛性能が一層高められる。
とくに、上述の接合部と面板部とによって画成された空間に、リブまたは/およびスチフナが面板部と一体に形成されていることが好ましい。このような構造においては、リブまたは/およびスチフナが効率よくFRP製パネル部材の設置スペース内に納めることが可能であるので、設置スペースを格別増加させることなく、効率よく機械特性を高めることができる。
また、上記のようなリブまたは/およびスチフナを有する構造においては、上記リブまたは/およびスチフナが,外部部品に対する支持面を形成している構造とすることが可能である。例えば、リブまたは/およびスチフナの頂面を利用して、外部部品に対する支持面を形成することが可能である。このような構造においては、特別に部品点数を増加させずに、外部部品に対する支持面を形成することが可能になり、また、支持面形成用の特別なスペースも不要になる。
また、本発明に係るFRP製パネル部材において、FRPの強化繊維としては特に限定されず、炭素繊維やガラス繊維、アラミド繊維等、さらにはこれらの組み合わせ等、種々の強化繊維の使用が可能であるが、とくに補強効果が高く、設計や成形を行いやすい炭素繊維を用いることが好ましい。
さらに、本発明に係るFRP製パネル部材は、種々の分野におけるフレーム構造体に対して適用することが可能である。中でも、本発明に係るFRP製パネル部材を車両用フレーム構造体に適用すると、要求の強い、望ましい軽量化効果と補強効果が確実に達成される。
また、本発明においては、フレーム構造体のフレーム自体の材質は、とくに限定されないが、フレームをFRPで構成すれば、FRP製パネル部材とフレーム構造体を含めた構造体全体の更なる軽量化が可能になる。
このように、本発明に係るFRP製パネル部材によれば、フレーム構造体全体の軽量性を確保しつつ、かつ、組み付け工数の低減をはかりつつ、FRP製パネル部材を接合したフレーム構造体全体の強度や剛性等の機械特性、とくに剪断補剛特性を効率よく高めることができ、とくに車両用フレーム構造体に用いて好適なFRP製パネル部材を提供することができる。
本発明の一実施態様に係るFRP製パネル部材をフレームに接合した構造体の斜視図である。 図1のA−A線に沿う図1の構造体の拡大部分縦断面図である。 コーナー部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の一例を示す部分斜視図である。 図3のB−B線に沿う図3の構造体の拡大部分縦断面図である。 コーナー部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の、図4とは別の例を示す部分縦断面図である。 平面部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の一例を示す部分斜視図である。 図6のC−C線に沿う図6の構造体の拡大部分縦断面図である。 平面部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の、図6とは別の例を示す部分縦断面図である。 図1のD−D線に沿って見た図1の構造体の変形例を示す部分断面図である。 図1の構造体の別の変形例を示す部分斜視図である。 図1の構造体のさらに別の変形例を示す部分斜視図である。 図1の構造体における面板部の強化繊維の配向例を示す斜視図である。 図1の構造体にリブを設けた場合の一例を示す斜視図である。 図1の構造体にスチフナを設けた場合の一例を示す斜視図である。 図1の構造体にカバーを付加した場合の一例を示す斜視図である。 図15のE−E線に沿って見た図15の構造体の概略縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施態様に係るFRP製パネル部材をフレームに接合した構造体を示している。図1において、1はフレーム構造体のフレームを示しており、図示の上下のフレーム1に本発明の一実施態様に係るFRP製パネル部材2が接合される。FRP製パネル部材2は、横断面形状が円形のフレーム1の外周面に沿って延在し、図2に示すようにフレーム1に接着剤30による接着により接合される接合部3と、該接合部3から面状に延在する、図示例では2つの接合部3間にわたって延在する面板部4とが、一体に成形されたものからなる。
このような実施態様においては、前述したように、フレーム1の外周面に沿って延在する形状の接合部3がフレーム1に接着により接合されるので、従来のスポット溶接によって接合される場合等に比べて、容易に接合することが可能になる。また、接合すべき部位の全面接合が可能になるので、極めて高い接合強度が得られる。また、フレーム1に接合される接合部3がフレーム1の外周面に沿って延在する横断面円弧形状に形成されていることで、接合部3がフレーム1に対して容易にスチフナの機能を持つことができる。したがって、接合部3はフレーム1に対して強固に接合されるとともに、この接合部3から面状に延在し接合部3と一体に成形された面板部4を強固に支持することが可能になり、しかも接合部3からの荷重を確実に面板部4に伝達できるようになる。この面状に延在する面板部4は、フレーム構造体のフレーム1から接合部3を介して伝達される荷重に対して、とくに剪断荷重に対して、高い強度、剛性を発現することができる。したがって、FRP製パネル部材2が接合された形態にて、フレーム構造体全体の軽量性を確保しつつ、剪断変形等に対して強度や剛性等の機械特性を効率よく高めることが可能になる。
図3、図4は、FRP製パネル部材2がコーナー部を有する場合において、スチフナを設けた構造体の一例を示している。図示例では、FRP製パネル部材2のコーナー部5がフレーム1の外周面に沿って断面円弧状に延在し、コーナー部5が接着剤30により接合されるが、この接合部を覆うようにスチフナ6が設けられており、このスチフナ6も、接着剤30により、FRP製パネル部材2とフレーム1とに接合されている。このようなスチフナ6を設けることにより、とくにコーナー部5の接合部における強度、剛性が大幅に増大される。
図5は、コーナー部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の、図4とは別の例を示している。図示例では、図4に示した構造に比べ、さらにスチフナ7が設けられている。このスチフナ7については、接着以外の接合形態も可能であるが、やはり接着による接合が好ましい。
図6、図7は、平面部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の一例を示している。図示例では、FRP製パネル部材2の平面部に、フレーム1との接合部8が設けられており、接合部8はフレーム1を囲むように横断面略コ字状に形成されている。この接合部8が接着剤30による接着によってフレーム1に接合されるが、この接合部をFRP製パネル部材2の平面部側から覆うようにスチフナ9が設けられており、このスチフナ9も、接着剤30により、FRP製パネル部材2とフレーム1とに接合されている。このようなスチフナ9を設けることにより、FRP製パネル部材2の平面部において形成された接合部8における接合構造の強度、剛性を大幅に向上することができる。
図8は、平面部を有するFRP製パネル部材にスチフナを設けた構造体の、図7とは別の例を示している。図示例では、図7に示した構造に比べ、FRP製パネル部材2の平面部側から接合部を覆うように、部分的に湾曲した形状のスチフナ10が設けられている。このように適当に変形させて形成されたスチフナ10の形状とすることにより、スチフナ10を接着する際に、接着剤30の層の厚みをより適切に制御することが可能になる。したがって、このスチフナ10は、接着剤30の膜厚を規制する手段も兼ねている。
図9は、図1のD−D線に沿って見た図1の構造体の変形例を示している。図示例では、FRP製パネル部材2、とくにその接合部3のフレーム1側に、接着剤の膜厚を規制する当て部としてのリブ11や、フレーム1側に向けてフレーム1に当接可能に凸状に突出した座12が設けられており、さらに接合部3とフレーム1との間に別部品としてのスペーサ13が設けられており、これらリブ11や座12、スペーサ13を介してフレーム1との間隙を規制することができるようになっている。このような構造では、リブ11や座12、スペーサ13を介してフレーム1との間隙を規制することにより、接着剤30の膜厚tを所望の膜厚に規制することが可能になり、所定の接着強度を確保しつつ、接着剤の使用量を抑えることができる。
図10は、図1の構造体の別の変形例を示している。図示例では、接合部3のフレーム1への対向面に、接着剤を保持可能な凹状に凹んだ溝14が設けられている。このような構造においては、溝14内に適切な量の接着剤を確保できるので、接着部位に対して所望レベル以上の接着強度を容易に確保することができる。
図11は、図1の構造体のさらに別の変形例を示している。図示例では、接合部3のフレーム1への対向面に、接着剤を保持可能な凹状に凹んだ溝からなる接着剤の充填路16が設けられており、その充填路16が端部で開口されることにより、接着剤の注入路15が形成されている。このような構造では、接合部3がフレーム1の長手方向に比較的長く延びているような場合においても、接合部3の全長にわたって容易に接着剤を注入したり、充填したりすることができるようになり、所望の接合状態がより容易に得られる。
図12は、図1の構造体の面板部4における強化繊維17の配向例を示している。図示するように、面板部4におけるFRPは、基準方向(図の縦方向または横方向)に対して強化繊維17が少なくとも±45度の方向に配向されていることが好ましい。面板部4では、とくに剪断荷重を効率よく受け持つことが望まれるので、このような構造とすることにより、面板部4における面内剪断強度が効率よく高められ、望ましい面内剪断補剛構造が得られる。
図13は、図1の構造体において、とくに接合部3と面板部4とによって画成された空間18にリブ19を設けた場合の一例を示している。リブ19は、例えば、略±45度の方向に交差させて設けられており、FRP製パネル部材2と一体に成形されている。このような構造においては、リブ19によってとくに面板部4の強度、剛性が一層高められ、リブ19の延設方向を適切に設定することにより、面内剪断補剛性能が一層高められる。また、リブ19が、接合部3と面板部4とによって画成された空間18内に設けられることにより、FRP製パネル部材2の設置スペース内に納めることが可能であるので、設置スペースを格別増加させることなく、効率よく所望の機械特性を高めることができる。
図14は、図1の構造体において、図13に示したのと同様に、とくに接合部3と面板部4とによって画成された空間18にスチフナ20を設けた場合の一例を示している。スチフナ20は、例えば、略±45度の方向に交差させて設けられており、FRP製パネル部材2と一体に成形されている。このような構造においても、スチフナ20によってとくに面板部4の強度、剛性が一層高められ、スチフナ20の延設方向を適切に設定することにより、面内剪断補剛性能が一層高められる。また、スチフナ20が、接合部3と面板部4とによって画成された空間18内に設けられることにより、FRP製パネル部材2の設置スペース内に納めることが可能であるので、設置スペースを格別増加させることなく、効率よく所望の機械特性を高めることができる。
図15、図16は、図1の構造体にカバー21を付加した場合の一例を示している。このように、必要に応じて、任意の形状や構造のカバー21を付加することが可能である。なお、このカバー21は、基本的に構造体全体の機械特性を担うものではないから、材質や取り付け方は、適宜決定すればよい。図16においては、図13や図14に示したように、接合部3と面板部4とによって画成された空間18にリブ19やスチフナ20を設ける場合の、その設置位置についても例示している。
本発明に係るFRP製パネル部材は、種々の分野におけるフレーム構造体に対して適用可能であり、とくに車両用フレーム構造体に用いて好適である。
1 フレーム構造体のフレーム
2 FRP製パネル部材
3 接合部
4 面板部
5 コーナー部
6、7 スチフナ
8 接合部
9、10 スチフナ
11 リブ
12 座
13 スペーサ
14 溝
15 注入路
16 充填路
17 強化繊維
18 接合部と面板部とによって画成された空間
19 リブ
20 スチフナ
21 カバー
30 接着剤

Claims (13)

  1. フレーム構造体のフレームに接合されるFRP製パネル部材であって、前記フレームの外周面に沿って延在し前記フレームに接着により接合される接合部と、該接合部から面状に延在する面板部とが一体に成形されていることを特徴とするFRP製パネル部材。
  2. 前記接合部と前記面板部とによって空間が画成されている、請求項1に記載のFRP製パネル部材。
  3. 前記接合部が、前記フレームを補強するスチフナ機能を有する、または/および、前記フレームを補強するスチフナ部材を備えている、請求項1または2に記載のFRP製パネル部材。
  4. 前記接合部の外面に、他部品取付け用の平坦部が設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  5. 前記接合部または該接合部を覆う部位に、前記接合部に付与される接着剤の膜厚を規制する当て部が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  6. 前記接合部の前記フレームへの対向面に、接着剤を保持可能な溝が設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  7. 前記接合部の前記フレームへの対向面に、接着剤の注入路および充填路の少なくともいずれかが設けられている、請求項1〜6のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  8. 前記面板部におけるFRPの強化繊維が、基準方向に対して少なくとも±45度の方向に配向されている、請求項1〜7のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  9. 前記面板部に、リブまたは/およびスチフナが該面板部と一体に形成されている、請求項1〜8のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  10. 前記接合部と前記面板部とによって画成された空間に、リブまたは/およびスチフナが面板部と一体に形成されている、請求項2〜9のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  11. 前記リブまたは/およびスチフナが,外部部品に対する支持面を形成している、請求項9または10に記載のFRP製パネル部材。
  12. FRPの強化繊維として炭素繊維が用いられている、請求項1〜11のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
  13. 前記フレーム構造体が車両用フレーム構造体である、請求項1〜12のいずれかに記載のFRP製パネル部材。
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