JP2014003888A - コンバータ - Google Patents

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    • H02M1/0006Arrangements for supplying an adequate voltage to the control circuit of converters

Abstract

【課題】小型のトランスを用いたフライバックコンバータ及びフォワードコンバータを提供する。
【解決手段】コンバータは、一次コイルNpと二次コイルNsとを有するトランスT1と、一次コイルNpと直列接続される第1スイッチ素子Q1と、第1スイッチ素子Q1を制御するための制御回路Icと、制御回路Icに電力を供給するための第1整流素子D1と、を備え、制御回路IcのグラウンドGndと第1整流素子D1とは、互いに異なる箇所で一次コイルNpに接続されている。コンバータの小型化と製造コストの低減が達成される。
【選択図】図1

Description

本発明はコンバータに関するものであり、特にフライバックコンバータ及びフォワードコンバータにおけるトランスの小型化に関する。
近年、例えば通信機器等の電源として、小型のコンバータが多用されている。図12は、従来のフライバックコンバータの概略構成を示すものである。図12のような従来のコンバータ1Hは、入力端Vinと、入力コンデンサC1と、一次コイルNpと二次コイルNsとを有するトランスT1と、平滑化コンデンサC2と、スイッチ素子Q1と、前記スイッチ素子Q1を制御するための制御回路lcと、一次コイルがオフした時、前記制御回路に給電する補助コイルNbと、制御回路Icに電力を供給するための第1整流素子(ダイオード)D1と、出力端Voutに電力を供給するための第2整流素子(ダイオード)D2と、を備える。
特許文献なし
以下、図12〜15を用いてコンバータ1Hの動作を説明する。
まず、コンバータ1Hにおいてスイッチ素子Q1のオン期間には、トランスT1の一次側に、入力端Vinから、図13に示す電流Ipが流れる。このとき、第1整流素子D1と第2整流素子D2とが逆方向バイアスされる。この期間には、一次コイルNpに対し、コンデンサC1の両端の電圧と等しい電圧が印加され、一次コイルNpに電流Ipが流れて、トランスT1にエネルギーが蓄積される。
次に、スイッチ素子Q1のオフ期間には、第1整流素子D1と第2整流素子D2とが順方向バイアスされ、トランスT1の二次側に図14に示す電流Isが流れ、補助コイルNbに電流Ibが流れる。この期間中に、二次コイルNsを介して出力端Voutにエネルギーが供給され、さらに、補助コイルNbを介して制御回路にエネルギーが供給される。
図15は、一次コイルNpに印加される電圧VNp、一次コイルNpに流れる電流Ip、二次コイルNsを通して出力端Voutに供給される出力電流Is、及び補助コイルNbを通して制御回路に供給される制御回路供給電流Ibを示す波形図である。図15において、Tonはスイッチ素子Q1のオン期間を示し、Toffはスイッチ素子Q1のオフ期間を示す。スイッチ素子Q1のオン期間Tonにおいて、一次コイルNpに電圧VNpが印加され、一次コイルNpに流れる電流Ipが徐々に上昇する。スイッチ素子Q1がオフにされる時点で、二次コイルの誘起電圧による出力電流Is、及び補助コイルの誘起電圧による制御回路供給電流Ibが流れ、その後、スイッチ素子Q1のオフ期間Toff中に、出力電流Is、制御回路供給電流Ibが徐々に減っていく。コンデンサCbが完全に充電されると、制御回路供給電流Ibの変動が停止する。点線は電流連続モードの場合を示す波形であり、実線は電流不連続モードを示す波形である。スイッチ素子Q1のオフ期間Toffにおいて、トランスT1に蓄積されたエネルギーが、制御回路および出力端に供給される。
このような従来のコンバータにおいては、補助巻き線を設置する必要があるため、製造コストが増大し、トランスのサイズが大きくなるという問題があった。また、補助巻き線の設置のためにメインコイルのためのスペースが制限されるとの問題もあった。更に、補助巻き線は、エネルギーの転送に寄与しないため、スペースが無駄に使用されていた。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、コンバータの小型化且つ低価格化を図ることにある。本発明では、コンバータに補助巻き線を設けず、少なくとも一次コイルの一部が補助巻き線として機能するコンバータを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明のコンバータは、一次コイルと二次コイルとを有するトランスと、前記一次コイルと直列接続される第1スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子を制御するための制御回路と、前記制御回路に電力を供給するための第1整流素子と、を備え、前記制御回路のグラウンドと前記第1整流素子とは、互いに異なる箇所で前記一次コイルに接続されていることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、第1整流素子と一次コイルは、第1スイッチ素子がオフしたときに第1整流素子に電流が流れるように接続されていることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、前記コンバータはフライバックコンバータ又はフォワードコンバータであることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、制御回路の給電端とグラウンドとの間に、コンデンサが接続されていることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、一次コイルが、複数に分割されていることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、制御回路の給電端とグラウンドとの間に、一次コイルが接続されていることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、前記制御回路のグラウンドが、直接又は第1抵抗を介して前記第1スイッチ素子に接続されていることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、前記一次コイルは、一次コイル第一部と一次コイル第二部とに分割され、前記第1スイッチ素子が前記一次コイル第一部と前記一次コイル第二部との間に挿入されることを特徴とする。
また、前記コンバータにおいて、前記一次コイルは、一次コイル第一部と一次コイル第二部と一次コイル第三部とに分割され、前記一次コイルには第2抵抗に直列接続され、前記第2抵抗には第2スイッチ素子が並列に接続され、前記一次コイル第三部が、前記第1の整流素子とは異なる整流素子を介して前記第2スイッチ素子を駆動する駆動回路に接続されていることを特徴とする。
本発明のコンバータによれば、コンバータの小型化と製造コストの低減を達成することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態のコンバータ1Aを示す図である。 図2は、図1に示すコンバータ1Aの第1スイッチ素子Q1がオンの時の等価回路図である。 図3は、図1に示すコンバータ1Aの第1スイッチ素子Q1がオフの時の等価回路図である。 図4は、図1に示すコンバータ1Aにおける合計電圧V(Np1+Np2)、電流Ip、出力電流Is、及び制御回路供給電流Inp2を示す波形図である。 図5は、本発明の第2の実施形態のコンバータ1Bを示す図である。 図6は、本発明の第3の実施形態のコンバータ1Cを示す図である。 図7は、図6に示すコンバータ1Cの詳細構成図である。 図8は、本発明の第4の実施形態のコンバータ1Dを示す図である。 図9は、本発明の第5の実施形態のコンバータ1Eを示す図である。 図10は、本発明の第6の実施形態のコンバータ1Fを示す図である。 図11は、本発明の第7の実施形態のコンバータ1Gを示す図である。 図12は、従来技術であるコンバータ1Hを示す図である。 図13は、図12に示すコンバータ1Hの第1スイッチ素子Q1がオンの時の等価回路図である。 図14は、図12に示すコンバータ1Hの第1スイッチ素子Q1がオフの時の等価回路図である。 図15は、図12に示すコンバータ1Hにおける電圧VNp、電流Ip、出力電流Is、及び制御回路供給電流Ibを示す波形図である。
以下において、添付の図面を参照し、本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明のコンバータの第1の実施形態を示す図である。図1に示すコンバータ1Aは、フライバックコンバータであり、一次コイルNp1、Np2と二次コイルNsとの巻き線方向が逆になっている。コンバータ1Aは、入力コンデンサC1と、一次コイルNp1、Np2と二次コイルNsとを有するトランスT1と、コンデンサC2と、一次コイルNp1、Np2と直列接続される第1スイッチ素子Q1と、第1スイッチ素子Q1を制御するための制御回路Icと、制御回路Icに電力を供給するための第1整流素子(ダイオード)D1と、出力端Voutに電力を供給するための第2整流素子(ダイオード)D2と、を備える。制御回路IcのグラウンドGndと第1整流素子D1とは、互いに異なる箇所で一次コイルNp1、Np2に接続されている。また、制御回路Icの給電端VCCとグラウンドGndとの間に、コンデンサCnp2が接続されている。制御回路Icは、第1スイッチ素子Q1を所定のデューティ比でオン/オフさせるためのチップなどにより構成される。図1に示す構成例では、一次コイルがコイルNp1(一次コイル第一部)とコイルNp2(一次コイル第二部)とに分割されているが、場合によって、コイルNp1の巻き数がゼロであってもよい。この場合、コイルNp2のみが一次コイルとして機能する。
以下、図1〜4を用いてコンバータ1Aの動作を説明する。
まず、スイッチ素子Q1(第1スイッチ素子)のオン期間Tonには、トランスの一次側に図2に示す電流Ipが流れる。このとき、第1整流素子D1と第2整流素子D2とが逆方向バイアスされる。この期間に、コイルNp1及びコイルNp2に、コンデンサC1の両端の電圧と等しい電圧が印加され、一次コイルNp1、Np2に電流Ipが流れて、トランスT1にエネルギーが蓄積される。また、コンデンサC2に蓄えられていたエネルギーが出力端Voutに供給される。
次に、スイッチ素子Q1のオフ期間Toffには、第1整流素子D1と第2整流素子D2とが順方向バイアスされ、トランスの二次側に図3に示す電流Isが流れ、コイルNp2に電流Inp2が流れる。この期間には、二次コイルNsを介して出力端Voutにエネルギーが供給され、且つ、コンデンサC2が充電される。さらに、コイルNp2を介して、スイッチ素子Q1を制御する制御回路Icにエネルギーが供給され、且つ、コンデンサCnp2が充電される。
図4は、本実施の形態に係るコンバータ1Aにおいて、コイルNp1及びコイルNp2に印加される合計電圧V(Np1+Np2)、一次コイルNp1、Np2に流れる電流Ip、二次コイルNsを通して出力端Voutに供給される出力電流Is、及びコイルNp2を介して制御回路lcに供給される制御回路供給電流Inp2を示す波形図である。図4において、Tonはスイッチ素子Q1のオン期間を示し、Toffはスイッチ素子Q1のオフ期間を示す。スイッチ素子Q1のオン期間Tonにおいて、直列接続されたコイルNp1及びコイルNp2に印加される合計電圧V(Np1+Np2)はハイレベルとなり、一次コイルNp1、Np2に流れる電流Ipが徐々に上昇する。スイッチ素子Q1がオフにされる時点で、二次コイルの誘起電圧による出力電流Is、及び補助コイルの誘起電圧による制御回路供給電流Inp2が流れ、その後、スイッチ素子Q1のオフ期間Toff中に、出力電流Is、及び制御回路供給電流Inp2が徐々に減っていく。コンデンサCnp2が完全に充電されると、制御回路供給電流Inp2の変動が停止される。点線は電流連続モードの場合を示す波形であり、実線は電流不連続モードを示す波形であり、本実施の形態に係るコンバータでは、いずれのモードも使用可能である。スイッチ素子Q1のオフ期間Toff中に、トランスT1に蓄積されたエネルギーが、制御回路Icおよび出力端Voutに供給される。
第1の実施形態のコンバータ1Aでは、制御回路Icに電力を供給するための補助巻き線を設けず、一次コイルの一部であるコイルNp2により、スイッチ素子Q1のオフ期間Toffに、制御回路lcに電力を供給する。また、スイッチ素子Q1のオン期間Tonには、オフ期間Toffに充電されたコンデンサCnp2により、制御回路Icに電力が供給される。そのため、補助巻き線を設置しなくても、制御回路Icを常に動作させることができる。これにより、コンバータの小型化と製造コストの低減が達成される。
[第2の実施形態]
図5は、本発明のコンバータの第2の実施形態を示す図である。第2の実施形態に係るコンバータ1Bは、コンデンサCnp2(図示せず)が制御回路Icに集積されている点で、第1の実施形態に係るコンバータ1Aと主に相違している。
図5に示すコンバータ1Bは、フライバックコンバータである。コンバータ1Bは、入力コンデンサC1と、一次コイルNp1、Np2と二次コイルNsとを有するトランスT1と、コンデンサC2と、一次コイルNp1、Np2と直列接続される第1スイッチ素子Q1と、第1スイッチ素子Q1を制御するための制御回路Icと、制御回路Icに電力を供給するための第1整流素子D1と、出力端Voutに電力を供給するための第2整流素子D2と、を備える。本実施の形態では、制御回路Icとして、チップ内に大容量コンデンサを内蔵するものが使用されている。この大容量コンデンサは、第1の実施形態におけるコンデンサCnp2と同じ機能を果たす。また、制御回路IcのグラウンドGndと前記第1整流素子D1とは、互いに異なる箇所で一次コイルに接続されている。
第2の実施形態のコンバータ1Bの動作は、第1の実施形態のコンバータ1Aと同様であるため、ここでの説明を省略する。
第2の実施形態のコンバータ1Bによれば、第1の実施形態のコンバータ1Aと同様に、スイッチ素子を正常に制御するとともに、コンバータ1Bの小型化と製造コストの低減を達成することができる。
[第3の実施形態]
図6は、本発明のコンバータの第3の実施形態を示す図である。第3の実施形態に係るコンバータ1Cは、制御回路IcのグラウンドGndが、第1抵抗Rsenseを介してスイッチ素子Q1に接続されている点で、第1の実施形態に係るコンバータ1Aと主に相違している。
図6に示すコンバータ1Cは、第1の実施形態のコンバータ1Aの構成に加え、スイッチ素子Q1とコイルNp2との間に、第1抵抗Rsenseを設けている。第1抵抗Rsenseは、一次コイルに流す電流の急変を検知するための抵抗である。
図7は制御回路Icの接続構成を示す回路図である。図7に示す通り、第1抵抗Rsenseの両端は、制御回路Icに接続されている。制御回路Icは、第1抵抗Rsenseの両端の電圧を検知し、該電圧が急上昇した場合、例えばスイッチ素子Q1をオフするように制御して、一次コイルにおける過電流を防ぐ。また、制御回路Icは、出力端の抵抗Rs1と抵抗Rs2との接続部の電圧を検出し、検出した電圧値をフォトカプラを介して、制御回路Icに転送する。制御回路Icは、検出電圧が目標電圧と一致するように、スイッチ素子Q1をオン/オフするデューティ比を制御する。そのようにして、制御回路Icは、出力電圧を安定させるよう制御している。また、制御回路Icは、スイッチ素子Q1のオフ期間Toff中に、コイルNp2に流れる電流から電力を供給される。スイッチ素子Q1のオン期間Tonには、スイッチ素子Q1のオフ期間Toffに充電されたコンデンサCnp2から、制御回路Icに電力が供給される。
第3の実施形態のコンバータ1Cによれば、第1の実施形態のコンバータ1Aと同様に、スイッチ素子を正常に制御するとともに、コンバータ1Cの小型化及び製造コストの低減を達成し、かつ、一次コイル中に流れる過電流を防ぐことができる。
[第4の実施形態]
図8は、本発明のコンバータの第4の実施形態を示す図である。第4の実施形態に係るコンバータ1Dは、スイッチ素子Q1、一次コイルの第二部分Np2及び一次コイルの第一部分Np1が、この順番で接続されている点で、第1の実施形態に係るコンバータ1Aと主に相違している。
本発明の第4の実施形態に係るコンバータ1Dでは、一次コイルがコイルNp1(一次コイル第一部)とコイルNp2(一次コイル第二部)とに分割されているが、場合により、コイルNp1の巻き数がゼロであってもよい。この場合、一次コイル第二部Np2のみが、一次コイルとして機能する。
第1整流素子D1は、コイルNp2とコイルNp1との接続部に接続される。スイッチ素子Q1のオフ期間Toffに、第1整流素子D1が順方向バイアスされ、コイルNp2に誘起電圧による電流Inp2が流れる。
第4の実施形態に係るコンバータ1Dでは、これまでの実施の形態に加えて、更に、トランスのピンを一つ節約することができ、更なる省スペース化が図られる。また、第4の実施形態に係るコンバータ1Dは、スイッチ素子を正常に制御するとともに、コンバータ1Dの小型化及び製造コストの低減を達成することができる。
[第5の実施形態]
図9は、本発明のコンバータの第5の実施形態を示す図である。第5の実施形態に係るコンバータ1Eは、制御回路IcのグラウンドGndが、第1抵抗Rsenseを介してスイッチ素子Q1に接続されている点で、第4の実施形態に係るコンバータ1Dと主に相違している。
図9に示すコンバータ1Eは、第4の実施形態のコンバータ1Dの構成に加え、スイッチ素子Q1とコイルNp2との間に、第1抵抗Rsenseを設けている。第1抵抗Rsenseは、一次コイルに流れる電流の急変を検知するための抵抗である。
第5の実施形態における制御回路Icの具体的な構成は、図7に示す制御回路Icと同様な構成でもよく、ほかの公知の構成でもよい。
第5の実施形態のコンバータ1Eによれば、第3の実施形態のコンバータ1Cと同様に、スイッチ素子を正常に制御するとともに、コンバータ1Eの小型化及び製造コストの低減を達成し、かつ、一次コイル中に流れる過電流を防ぐことができる。
[第6の実施形態]
図10は、本発明のコンバータの第6の実施形態を示す図である。第6の実施形態に係るコンバータ1Fは、フォワードコンバータである点で、第1の実施形態に係るコンバータ1Aと主に相違している。
図10に示すコンバータ1Fは、第1の実施形態のコンバータ1Aと比べて、二次コイル側の構成が異なっている。二次コイルNsの巻き線方向は、第1の実施形態のコンバータ1Aの二次コイルの巻き線方向と逆転されており、一次コイルNp1、Np2と二次コイルNsとの巻き線方向は同じである。また、二次コイル側は、第二整流素子D2、第三整流素子D3、インダクタLs、コンデンサC2によって構成されている。
スイッチ素子Q1のオン期間Tonに、第二整流素子D2は順方向バイアスされ、トランスの二次側に電流Isが流れる。この期間に、二次コイルNsを介して出力端にエネルギーが供給される。また、スイッチ素子Q1のオフ期間Toffには、第二整流素子D2が逆方向バイアスされ、コンデンサC2及びインダクタLsに蓄えられていたエネルギーが出力端に供給される。
第6の実施形態のコンバータ1Fによれば、第1の実施形態のコンバータ1Aと同様に、スイッチ素子を正常に制御するとともに、コンバータ1Fの小型化及び製造コストの低減を達成することができる。
また、フォワードコンバータである第6の実施形態のコンバータ1Fの二次側の構成を、上記第2〜5の実施形態に応用することにより、対応するフォワードコンバータを構成することができる。本発明は、ローパワーのフライバックコンバータに応用した場合に、効率向上の効果がより良く発揮されるものではあるが、上記のように構成したフォワードコンバータでも、上記第2〜5の実施形態に係るフライバックコンバータと同様に、コンバータの小型化及び製造コストの低減を達成することができる。
[第7の実施形態]
図11は、本発明のコンバータの第7の実施形態を示す図である。第7の実施形態に係るコンバータ1Gは、一次コイルはが一次コイル第一部(Np1)と一次コイル第二部(Np2)と一次コイル第三部(Np3)とに分割されている点で、第3の実施形態に係るコンバータ1Cと主に相違している。
図11に示すコンバータ1Gは、第3の実施形態のコンバータ1Cの構成に加え、一次コイル第三部(Np3)と突入電流防止回路ICLとを備える。具体的に、第3の実施形態のコンバータ1CにおけるコイルNp1をさらに分けて、コイルNp1(一次コイル第一部)及びコイルNp3(一次コイル第三部)としている。コイルNp1とコイルNp3との接続部には、第4整流素子D4が接続されている。突入電流防止回路ICLは、一次コイルに直列接続された抵抗R1(第2抵抗)と、抵抗R1と並列に接続されたスイッチ素子K1(第2スイッチ素子)と、スイッチ素子K1を駆動する駆動回路drcと、を備える。駆動回路drcは、第4整流素子D4を介して、コイルNp3に接続される。スイッチ素子K1は、例えばリレー、FET、トランジスタ、サイリスタ、トライアックなどであってよい。
以下、突入電流防止回路ICLの動作を説明する。
まず、入力コンデンサC1が抵抗R1を介して充電される。
コンデンサC1が完全に充電されると、第1スイッチ素子Q1の動作が始まる。
第1スイッチ素子Q1がオンにされると、一次コイル(Np3,Np1,Np2)に電流が流れる。この一度目のオン期間Tonについては、スイッチ素子K1の初期設定がオフであるため、抵抗R1にも電流が流れる。
次に、第1スイッチ素子Q1がオフにされると、第4整流素子D4が順方向バイアスされ、第4整流素子D4に電流が流れて、駆動回路によりスイッチ素子K1がオンに駆動される。この第1スイッチ素子Q1のオフ期間Toffにおいて、駆動回路はスイッチ素子K1を駆動するエネルギーを保持している。例えば、駆動回路は、第4整流素子D4に流れる電流により充電されるコンデンサ(図示せず)を含んでも良い。
次に、第1スイッチ素子Q1が再びオンにされると、上記と同様に、スイッチ素子K1がオンに保持される。
このような突入電流防止回路において、第1スイッチ素子Q1の動作が止まった場合、駆動回路drcは、保持しているエネルギーを使い切った時点で、スイッチ素子K1をオフにする。
そのため、次回電源が入るときに、スイッチ素子K1がオフに設定されており、抵抗R1に電流が流れるため、電源が入るときの突入電流により電気素子が破損するのを防ぐことができる。
第7の実施形態のコンバータ1Gによれば、第3の実施形態のコンバータ1Cと同様に、スイッチ素子を正常に制御するとともに、コンバータ1Gの小型化及び製造コストの低減を達成し、且つ、電源起動の時の突入電流を減少するため、電源が入るときの突入電流によるクライアント側のブレーカーの誤トリガや電気素子の破損を防ぐことができる。

Claims (10)

  1. コンバータであって、
    一次コイル(Np)と二次コイル(Ns)とを有するトランスと、
    前記一次コイルと直列接続される第1スイッチ素子(Q1)と、
    前記第1スイッチ素子を制御するための制御回路(Ic)と、
    前記制御回路(Ic)に電力を供給するための第1整流素子(D1)と、
    を備え、
    前記制御回路(Ic)のグラウンドと前記第1整流素子(D1)とは、互いに異なる箇所で前記一次コイルに接続されていることを特徴とするコンバータ。
  2. 請求項1に記載のコンバータであって、
    前記第1整流素子(D1)と前記一次コイルは、前記第1スイッチ素子がオフしたときに前記第1整流素子(D1)に電流が流れるように接続されていることを特徴とするコンバータ。
  3. 請求項1に記載のコンバータであって、
    前記コンバータはフライバックコンバータ又はフォワードコンバータであることを特徴とするコンバータ。
  4. 請求項1に記載のコンバータであって、
    前記制御回路(Ic)の給電端(VCC)とグラウンドとの間に、コンデンサ(Cnp2)が接続されていることを特徴とするコンバータ。
  5. 請求項1に記載のコンバータであって、
    前記一次コイルが、複数に分割されていることを特徴とするコンバータ。
  6. 請求項1に記載のコンバータであって、
    前記制御回路(Ic)の給電端(VCC)とグラウンドとの間に、前記一次コイルが接続されていることを特徴とするコンバータ。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバータであって、
    前記制御回路(Ic)のグラウンドが、直接又は第1抵抗(Rsense)を介して前記第1スイッチ素子(Q1)に接続されていることを特徴とするコンバータ。
  8. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバータであって、
    前記一次コイルは、一次コイル第一部(Np1)と一次コイル第二部(Np2)とに分割され、
    前記第1スイッチ素子(Q1)が前記一次コイル第一部(Np1)と前記一次コイル第二部(Np2)との間に挿入されることを特徴とするコンバータ。
  9. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバータであって、
    前記一次コイルは、一次コイル第一部(Np1)と一次コイル第二部(Np2)とに分割され、
    前記第1スイッチ素子(Q1)、前記一次コイル第二部(Np2)及び前記一次コイル第一部(Np1)がこの順番で接続されることを特徴とするコンバータ。
  10. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバータであって、
    前記一次コイルは、一次コイル第一部(Np1)と一次コイル第二部(Np2)と一次コイル第三部(Np3)とに分割され、
    前記一次コイルには第2抵抗(R1)に直列接続され、
    前記第2抵抗(R1)には第2スイッチ素子(K1)が並列に接続され、
    前記一次コイル第三部(Np3)が、前記第1の整流素子とは異なる整流素子(D4)を介して前記第2スイッチ素子(K1)を駆動する駆動回路(drc)に接続されていることを特徴とするコンバータ。
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