JP2014003553A - 表面実装型デバイス - Google Patents

表面実装型デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2014003553A
JP2014003553A JP2012139136A JP2012139136A JP2014003553A JP 2014003553 A JP2014003553 A JP 2014003553A JP 2012139136 A JP2012139136 A JP 2012139136A JP 2012139136 A JP2012139136 A JP 2012139136A JP 2014003553 A JP2014003553 A JP 2014003553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
pins
base substrate
adapter
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012139136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5984526B2 (ja
Inventor
Takayuki Ishikawa
貴之 石川
Shinichi Sato
信一 佐藤
Kazuo Akaike
和男 赤池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2012139136A priority Critical patent/JP5984526B2/ja
Priority to US13/916,597 priority patent/US9241418B2/en
Priority to CN201310241364.4A priority patent/CN103516324B/zh
Priority to TW102121648A priority patent/TWI587767B/zh
Publication of JP2014003553A publication Critical patent/JP2014003553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5984526B2 publication Critical patent/JP5984526B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1053Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/0091Housing specially adapted for small components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1417Mounting supporting structure in casing or on frame or rack having securing means for mounting boards, plates or wiring boards
    • H05K7/142Spacers not being card guides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

【課題】 複数のピンが一体的に形成されるピンアダプタによってベース基板とメイン基板を接続して、自動実装を可能とし、半田接続もリフローが可能となり、設計の自由度を高め、顧客の要求にも応じることができる表面実装型デバイスを提供する。
【解決手段】 複数のピン6が一体的に形成されたピンアダプタ5が、ベース基板1上に搭載され、ピン6の先端をメイン基板2の対応する位置に形成された穴に挿入して、ベース基板1とメイン基板2とを接続し、ピンアダプタ5のピン6の足部分は内側に折り曲げられ、当該足部分には開口部52,53が形成されている表面実装型デバイスである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表面実装型デバイスに係り、特に、自動実装可能でリフローすることができ、設計の自由度を向上させる表面実装型デバイスに関する。
[従来の技術]
表面実装型デバイス(SMD:Surface Mount Device)として表面実装型圧電発振器があり、メイン基板上に水晶振動子等の電子部品を搭載し、当該メイン基板を複数のピンでベース基板に固定して、カバーで覆った構成が知られている。
この表面実装型圧電発振器は、例えば、恒温槽付水晶発振器(OCXO:Oven Controlled Crystal Oscillator)に用いられるものである。OCXOは、恒温槽により水晶発振器又は水晶振動子の温度を一定に保ち、周辺温度の変化による出力周波数の変化量を少なくするものである。
[従来のOCXO:図12〜14]
従来のOCXOの構成について図12〜14を参照しながら説明する。図12は、従来のOCXOの概略図であり、図13は、従来のOCXOの各部を分離して斜め上から見た概略図であり、図14は、従来のOCXOの各部を分離して斜め下から見た概略図である。
従来のOCXOは、メイン基板2に水晶振動子等の電子部品が搭載され、そのメイン基板2が複数のピン6′でベース基板1に接続され、メイン基板2を覆うようにカバー3が設けられた構成となっている。
メイン基板2に搭載される水晶振動子は、DIP(Dual In-line Package)型の水晶振動子である。DIP型とは、ボディーの両側から出されたリード(ピン)を回路基板に開けられた穴に差し込んで実装するパッケージのことである。
ここで、ベース基板1とメイン基板2とをピン6′で接続するために、ベース基板1には複数のピン6′の挿入用の穴(貫通孔)が設けられ、メイン基板2にも対応する位置に複数の穴(貫通孔)が設けられている。
そして、ベース基板1の穴にピン6′の一端を挿入し、複数のピン6′を垂直に立てた状態でピン6′の他端をメイン基板2の対応する穴に挿入して、ベース基板1とメイン基板2とを接続するものである。
従来のOCXOでは、ベース基板1を用いて製品のSMD化を図っているが、基幹部品である水晶振動子の大きさにて製品全体の大きさが決まるようになっている。
また、メイン基板2には水晶振動子の温度を一定にするためのヒータ部品が搭載されているが、せっかくの熱が金属製のピンを伝導してベース基板1、更に外側のユーザ基板に逃げてしまい、熱が逃げるとヒータ部品は温度を上げようとして消費電力が増加する。
そのため、ピンには熱伝導率が低い素材を用いることがよい。
[関連技術]
尚、関連する先行技術として、特開2005−085863号公報「電子回路ユニット」(アルプス電気株式会社)[特許文献1]、特開2008−085744号公報「表面実装用の圧電発振器」(日本電波工業株式会社)[特許文献2]、特表平06−509686号公報「電気部品のパッケージ」(ヴィエルティー コーポレーション)[特許文献3]、特表2002−505513号公報「2枚の回路基板接続用コンタクトストリップ及びコンタクトストリップの製造方法」(ザ ウィタカー コーポレーション)[特許文献4]がある。
特許文献1には、枠体内に取り付けられた回路基板と、回路基板に搭載されたカバー付電子部品と、回路基板に貫通した状態で取り付けられた複数個の線状の端子とを備えた電子回路ユニットが示されている。
特許文献2には、ベース基板に凹部が形成され、その凹部に金属支柱が固定され、金属支柱にサブプリント基板が支持され、カバー部材を設けた表面実装用の圧電発振器が示されている。
特許文献3には、ベース基板上に絶縁シートを介して多層プリント基板(PCB)が形成され、そのPCBの縁部にピンを挿入したフェンスを取り付け、そのピンがケージングに形成された孔に挿入される電気部品のパッケージが示されている。
特許文献4には、2枚の回路基板を電気的及び機械的に接続するコンタクトストリップが形成された構造が示されている。
特開2005−085863号公報 特開2008−085744号公報 特表平06−509686号公報 特表2002−505513号公報
しかしながら、従来の表面実装型デバイスでは、ベース基板にピンを複数立ててメイン基板の穴に挿入して両基板を接続するようにしているので、ピンの垂直精度が要求され、組み立ての難易度が高く、ピンの自動実装を行うことができないという問題点があった。
また、従来の表面実装型デバイスでは、自動実装できないため電極端子となるピンとベース基板に形成された電極パターンとの半田接続は、リフローによって行うことができないという問題点もあった。
また、従来の表面実装型デバイスでは、内部部品の実装位置とピン配置について、顧客用実装パッド(ユーザ基板)の影響を受けるために、配置には制限があり、設計の自由度が低いという問題点があった。
更に、従来の表面実装型デバイスでは、ベース基板の穴にピンを挿入するため、ベース基板の底面からピンが見えてしまい、顧客によっては不良と判断してしまうことがあり、顧客の要求を満たせないという問題点があった。
尚、特許文献1〜4には、ピンアダプタには複数のピンが一体形成され、ベース基板にピンアダプタの搭載が容易となるため、自動実装を行うことができることについて記載がない。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、複数のピンが一体的に形成されるピンアダプタによってベース基板とメイン基板を接続して、自動実装を可能とし、半田接続もリフローが可能となり、設計の自由度を高め、顧客の要求にも応じることができる表面実装型デバイスを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、電子部品が実装されたメイン基板とベース基板とを接続する表面実装型デバイスの構造であって、複数のピンを備えるピンアダプタをベース基板に固定し、ピンの細く形成した先端をメイン基板に設けられた穴に挿入して、メイン基板とベース基板を接続したことを特徴とする。
本発明は、電子部品が実装されたメイン基板をベース基板に搭載する表面実装型デバイスであって、垂直方向に立てられた複数の金属製のピンを組み込んで成型されたピンアダプタがベース基板に搭載され、ピンの先端部分がメイン基板の対応する位置に設けられた穴に挿入されて、メイン基板とベース基板が接続され、メイン基板及びピンアダプタを覆うようカバーが設けられることを特徴とする。
本発明は、上記表面実装型デバイスにおいて、ピンアダプタでは、メイン基板に接続しない側のピンの足部分が内側に折り曲げられており、当該ピンの足部分には開口部が形成されていることを特徴とする。
本発明は、上記表面実装型デバイスにおいて、ピンアダプタの底面に位置決めピンが形成され、ベース基板には位置決めピンに対応する位置に凹部が形成され、ピンアダプタの位置決めピンがベース基板の凹部に挿入されるようにしたことを特徴とする。
本発明は、上記表面実装型デバイスにおいて、ピンアダプタの側面にベース基板側に突出したフランジを設け、ピンアダプタの底面をベース基板の表面から持ち上げるようにしたことを特徴とする。
本発明は、上記表面実装型デバイスにおいて、ピンアダプタでは、ピンの周囲を包み当該ピンを支持する支持部が設けられていることを特徴とする。
本発明は、上記表面実装型デバイスにおいて、ピンでは、グランドに接続するピンと電源に接続するピンの幅を広くし、その他のピンの幅を狭くしたことを特徴とする。
本発明によれば、複数のピンを備えるピンアダプタをベース基板に固定し、ピンの細く形成した先端をメイン基板に設けられた穴に挿入して、メイン基板とベース基板を接続した表面実装型デバイスとしているので、自動実装を可能とし、半田接続もリフローが可能となり、設計の自由度を高めることができる効果がある。
本発明によれば、垂直方向に立てられた複数の金属製のピンを組み込んで成型されたピンアダプタがベース基板に搭載され、ピンの先端部分がメイン基板の対応する位置に設けられた穴に挿入されて、メイン基板とベース基板が接続され、メイン基板及びピンアダプタを覆うようカバーが設けられる表面実装型デバイスとしているので、自動実装を可能とし、半田接続もリフローが可能となり、設計の自由度を高めることができる効果がある。
本発明の実施の形態に係るOCXOの概略図である。 実施の形態に係るOCXOの各部を分離して斜め上から見た概略図である。 実施の形態に係るOCXOの各部を分離して斜め下から見た概略図である。 ピンアダプタとピンを斜め上から見た概略図である。 ピンアダプタとピンを斜め下から見た概略図である。 温度対周波数特性を示す図である。 温度対電流特性を示す図である。 別のピンアダプタと別のピンを斜め上から見た概略図である。 別のピンアダプタと別のピンを斜め下から見た概略図である。 別のOCXOの温度対周波数特性を示す図である。 別のOCXOの温度対電流特性を示す図である。 従来のOCXOの概略図である。 従来のOCXOの各部を分離して斜め上から見た概略図である。 従来のOCXOの各部を分離して斜め下から見た概略図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る表面実装型デバイスは、複数のピンが一体的に形成されたピンアダプタをベース基板に搭載し、ピンの先端を水晶振動子等の電子部品が実装されたメイン基板の穴に挿入して、ベース基板にメイン基板を自動実装し、ベース基板上での半田接続をリフローで行い、その後、全体をカバーで覆うようにしているので、自動実装が可能で、リフローで半田接続できるものである。
更に、ピンアダプタを用いてメイン基板とピンを接続するため、ユーザ基板との接続の制約が少なくなり、設計の自由度を高めることができ、また、ベース基板にピン挿入の貫通孔を設けない構成としたため、ベース基板の底面からピンの端部が突出することがなく、顧客が不良とは認識することがなくなり、顧客の要求にも応じることができるものである。
[実施の形態のOCXO:図1〜3]
本発明の実施の形態に係る表面実装型デバイス(本デバイス)について図1〜3を参照しながら説明する。尚、図1〜3では、本デバイスがOCXOに適用されたものである。図1は、本発明の実施の形態に係るOCXOの概略図であり、図2は、実施の形態に係るOCXOの各部を分離して斜め上から見た概略図であり、図3は、実施の形態に係るOCXOの各部を分離して斜め下から見た概略図である。
本発明の実施の形態に係るOCXO(本OCXO)は、図1〜3に示すように、メイン基板2に水晶振動子等の電子部品が搭載され、複数のピン6と一体的に形成されたピンアダプタ5がベース基板1に配置され、複数のピン6の先端がメイン基板2の対応する穴に挿入されて、メイン基板2とベース基板1が接続され、メイン基板2及びピンアダプタ5を覆うようにカバー3が設けられた構成となっている。
従って、ベース基板1にはピン挿入用の穴は設けられていない。
[ピンアダプタとピン:図4,5]
本OCXOのピンアダプタ5とピン6について図4,5を参照しながら具体的に説明する。図4は、ピンアダプタとピンを斜め上から見た概略図であり、図5は、ピンアダプタとピンを斜め下から見た概略図である。
ピンアダプタ5は、図4,5に示すように、耐熱性の樹脂によるプラスチックで形成され、ピン6は導電性の金属で形成されている。
ピンアダプタ5は、金型を用いたインサート成型で作成されるものであり、その金型に全てのピン6を挿入した状態で樹脂を流し込んで形を形成するもので、ピン6とピンアダプタ5が一体に形成される。
ピンアダプタ5は、両長辺の側面に沿って、フランジ51が形成されている。
フランジ51は、ピンアダプタ5の底面から少し下側に突出した帯状の形状となっており、ベース基板1との接触部分がフランジ51の辺部分となり、ピンアダプタ5をベース基板1から少し浮かせる役割を果たしている。尚、フランジ51は、ピンアダプタ5の両短辺の側面に沿って形成してもよい。
このフランジ51により、ピンアダプタ5とベース基板1との接触面積を小さくし、熱伝導を抑制している。
また、フランジ51により、ベース基板1の電極パターンとピン6の折り曲げられた足部分との間に空間を形成し、リフローによる半田層が形成しやすくしている。
ピンアダプタ5は、ピン6が形成される部分(周囲部分)と、強度を保つための中央部分がプラスチックで形成され、中心部分の左右に大きめの開口部52が設けられ、中央部でもピンの足部分が露出する箇所に小さめの開口部53が設けられている。
ここで、周囲部分のプラスチックを「周囲フレーム部」と呼び、中央部分のプラスチックを「中央フレーム部」と呼び、両者を併せて「フレーム部」と呼ぶ。
これら開口部52,53により、ピン6の折り曲げられた足部分とベース基板1の電極パターンとをリフローにより半田付けできる。
また、ピンアダプタ5の周囲フレーム部には、ピン6の周囲を包むようにピン6を支持する円柱形状の支持部が垂直方向に設けられている。この支持部によってピン6の垂直方向の精度と強度が保持されるようになっている。
また、ピンアダプタ5は、図5に示すように、底面に2箇所、突起部の位置決めピン54が形成され、ベース基板1にその位置決めピン54に対応する凹部が形成され、位置決めピン54がベース基板1の凹部に挿入されることで、位置ずれを防止している。
ピン6は、メイン基板2に向かう先端部分が途中から段差部分を設けて細くなっており、その細くなった先端部分がメイン基板2の穴に挿入され、本来の幅の部分までは穴に挿入されず、穴周辺を段差部分で持ち上げる構成となっている。
つまり、メイン基板2の穴は、ピン6の先端の細い部分が挿入できる大きさであるが、ピン6の本来の幅(本来の太さ)までは挿入できない大きさとなっている。
また、ピン6の足部分は、ピンアダプタ5の底面で内側に折り曲げられた帯状の構造となっている。当該ピン6の足部分に相当するベース基板1の表面には、対応する金属電極のパターンが形成されており、ピン6の足部分と金属電極のパターンがリフローにより半田接続されるようになっている。
尚、ベース基板1の長辺の側面には金属電極のパターンに接続して裏面の金属電極に接続するスルー端子が設けられている。
ピンアダプタ5では、ベース基板1に形成した貫通孔にピンを貫通させるものではないため、ユーザ基板の仕様に左右されず、メイン基板2に実装される電子部品の配置に応じてピン6の位置を任意に変更でき、また、ピン6の数も図4,5では6本であるが、任意の数、例えば10本にすることもでき、設計の自由度を高めることができる。
[温度対周波数特性:図6]
次に、本OCXOの温度対周波数特性について図6を参照しながら説明する。図6は、温度対周波数特性を示す図である。
本OCXOでは、ピン6に鉄とニッケルの合金(例えば、42アロイ、コバール等)を用いており、電流の損失が少ないため、図6に示すように、温度特性は比較的フラットな特性を得た。
[温度対電流特性:図7]
更に、本OCXOの温度対電流特性について図7を参照しながら説明する。図7は、温度対電流特性を示す図である。
本OCXOでは、温度対周波数特性は図6のように良好であったが、熱伝導率が高いため、放熱量が増加し、その結果、図7に示すように電流が増加した特性となった。
[別の実施の形態]
次に、別の実施の形態に係る表面実装型デバイス(別のデバイス)について説明する。特に、この別のデバイスが適用されたOCXO(別のOCXO)について説明する。
別のOCXOは、本OCXOと基本的に同様であり、相違する点は、ピンアダプタ5とピン6の構成部分である。
[別のピンアダプタとピン:図8,9]
別のOCXOのピンアダプタとピン(別のピンアダプタと別のピン)について図8,9を参照しながら説明する。図8は、別のピンアダプタと別のピンを斜め上から見た概略図であり、図9は、別のピンアダプタと別のピンを斜め下から見た概略図である。
本OCXOのピン6は、全て同じ形状となっていたが、別のピンは、配置される位置によって異なる形状をしている。
具体的には、接地されるグランド(GND)ピン6aは、先端部分を除いて幅を他のピンより広くし、電源に接続する電源ピン6dも幅を広くしている。幅を広くすることで、電流容量を増加させることができる。
その他のピン6b,6c,6e,6fは、伝導する熱量を抑制するために、可能な限りピン幅を狭く(細く)している。
ピン6の折り曲げた足部分も同様に、幅が広いピンは幅広く、幅の狭いピンは幅狭い構成としている。これにより、ベース基板1の電極との半田接合部分を小さくして、伝導する熱量を抑制している。
尚、ピン6c,6fは、ピンアダプタ5の角部分に位置するため、メイン基板2を安定的に搭載するために、段差部を十字状の形状としている。
別のピンアダプタ5は、ピン6の形状が変更になったのを反映して、ピン6を包む支持部の形状も変更している。
具体的には、ピン幅を広く形成したピン6a,6dに対して支持部を広くし、ピン幅を狭く形成したピン66b,6c,6e,6fに対して支持部を狭くしている。
また、別のピンアダプタ5にも、フランジ51と位置決めピン54が形成されている。
図5では、ピン6の足部分がピンアダプタ5の底面に形成された窪み部分に形成されているため、フランジ51による持ち上げ幅を大きくする必要はなかったが、図9では、ピン6の足部分がピンアダプタ5の底面より突出して折り曲げられているため、図5に比べてフランジ51による持ち上げ幅を大きくしている。
[別のOCXOの温度対周波数特性:図10]
別のOCXOの温度対周波数特性について図10を参照しながら説明する。図10は、別のOCXOの温度対周波数特性を示す図である。
別のOCXOでもピン6に鉄とニッケルの合金を使用し、GNDピン6aと電源ピン6dの幅を広くはしたものの、若干の電流容量に影響が出たことにより、図10に示すように、恒温側の温度特性が悪化したが、製品特性としては許容範囲内である。
[別のOCXOの温度対電流特性:図11]
更に、別のOCXOの温度対電流特性について図11を参照しながら説明する。図11は、別のOCXOの温度対電流特性を示す図である。
別のOCXOでは、伝導する熱量を抑制する構成を採用したことにより、図11に示すように電流を減少させ、図7に比べて改善された特性となった。
[実施の形態の効果]
本OCXO及び別のOCXOによれば、複数のピン6が一体的に形成されたピンアダプタ5を、ベース基板1上に搭載し、ピン6の先端をメイン基板2の対応する位置に設けられた穴に挿入してベース基板1とメイン基板2とを接続するようにしているので、自動実装が可能で、リフローによる半田付けを可能とし、設計の自由度を向上させ、顧客の要求に応じることができる効果がある。
本OCXO及び別のOCXOによれば、ピンアダプタ5を用いることで、メイン基板2の熱を、ベース基板1を介してユーザ基板に放出されるのを防止できる効果がある。
本OCXO及び別のOCXOによれば、フランジ51によりピンアダプタ5をベース基板1から浮かせ、接触面積を小さくする構成としているので、伝導する熱量を抑制できる効果がある。
本OCXO及び別のOCXOによれば、ピンアダプタ5の底面に形成した位置決めピン54がベース基板1の対応する位置に設けられた凹部に挿入されて、ピンアダプタ5の位置が固定されるようになっているので、ピンアダプタ5の位置がずれることがないという効果がある。
別のOCXOによれば、ピンの幅を信号の種類に応じて変更することにより、温度対電流特性を向上させることができる効果がある。
本発明は、複数のピンが一体的に形成されるピンアダプタによってベース基板とメイン基板を接続して、自動実装を可能とし、半田接続もリフローが可能となり、設計の自由度を高め、顧客の要求にも応じることができる表面実装型デバイスに好適である。
1...ベース基板、 2...メイン基板、 3...カバー、 5...ピンアダプタ、 6,6′...ピン、 51...フランジ、 52,53...開口部、 54...位置決めピン

Claims (7)

  1. 電子部品が実装されたメイン基板とベース基板とを接続する表面実装型デバイスの構造であって、複数のピンを備えるピンアダプタを前記ベース基板に固定し、前記ピンの細く形成した先端を前記メイン基板に設けられた穴に挿入して、前記メイン基板と前記ベース基板を接続したことを特徴とする表面実装型デバイス。
  2. 電子部品が実装されたメイン基板をベース基板に搭載する表面実装型デバイスであって、
    垂直方向に立てられた複数の金属製のピンを組み込んで成型されたピンアダプタが前記ベース基板に搭載され、
    前記ピンの先端部分が前記メイン基板の対応する位置に設けられた穴に挿入されて、前記メイン基板と前記ベース基板が接続され、
    前記メイン基板及び前記ピンアダプタを覆うようカバーが設けられることを特徴とする表面実装型デバイス。
  3. ピンアダプタにおいて、メイン基板に接続しない側のピンの足部分が内側に折り曲げられており、当該ピンの足部分には開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の表面実装型デバイス。
  4. ピンアダプタの底面に位置決めピンが形成され、
    ベース基板には前記位置決めピンに対応する位置に凹部が形成され、
    前記ピンアダプタの位置決めピンが前記ベース基板の凹部に挿入されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の表面実装型デバイス。
  5. ピンアダプタの側面にベース基板側に突出したフランジを設け、前記ピンアダプタの底面を前記ベース基板の表面から持ち上げるようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の表面実装型デバイス。
  6. ピンアダプタにおいて、ピンの周囲を包み当該ピンを支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の表面実装型デバイス。
  7. ピンにおいて、グランドに接続するピンと電源に接続するピンの幅を広くし、その他のピンの幅を狭くしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の表面実装型デバイス。
JP2012139136A 2012-06-20 2012-06-20 表面実装型デバイス Active JP5984526B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012139136A JP5984526B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 表面実装型デバイス
US13/916,597 US9241418B2 (en) 2012-06-20 2013-06-13 Surface mount device
CN201310241364.4A CN103516324B (zh) 2012-06-20 2013-06-18 表面安装型元件
TW102121648A TWI587767B (zh) 2012-06-20 2013-06-19 表面安裝型元件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012139136A JP5984526B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 表面実装型デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014003553A true JP2014003553A (ja) 2014-01-09
JP5984526B2 JP5984526B2 (ja) 2016-09-06

Family

ID=49774262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012139136A Active JP5984526B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 表面実装型デバイス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9241418B2 (ja)
JP (1) JP5984526B2 (ja)
CN (1) CN103516324B (ja)
TW (1) TWI587767B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017111020A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社村田製作所 圧電発振装置及びその製造方法
US10485130B2 (en) 2017-03-17 2019-11-19 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Surface mount type device and manufacturing method for the same

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106298553A (zh) 2015-06-11 2017-01-04 台达电子企业管理(上海)有限公司 封装模组及其制作方法
CN105072821B (zh) * 2015-07-21 2018-02-23 深圳市辰驹电子科技有限公司 直插电子元器件转换为立式贴片元器件转接器及其安装结构
CN106788319B (zh) * 2016-12-15 2020-12-11 广东大普通信技术有限公司 小型化smd晶体振荡器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650261U (ja) * 1992-01-23 1994-07-08 京セラエルコ株式会社 サーフェスマウント型ポストヘッダコネクタ
JP2000252746A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Kinseki Ltd 表面実装型圧電発振器
JP2001267767A (ja) * 2000-02-10 2001-09-28 Texas Instr Inc <Ti> 電子部品ボード接続ヘッダーおよび組立て方法
JP2003115553A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Toyo Commun Equip Co Ltd 電子部品用パッケージ
JP2006020243A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Epson Toyocom Corp 表面実装用電子部品及びメイン基板ユニット
JP2010177732A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Epson Toyocom Corp 恒温型圧電発振器
JP2010262871A (ja) * 2009-05-09 2010-11-18 Fujitsu Ltd 接続端子および伝送線路

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69326318T2 (de) 1992-07-17 2000-02-03 Vlt Corp Verpackung für elektronische komponenten
KR20010041021A (ko) 1998-02-25 2001-05-15 세이취크 제이 엘. 두개의 회로기판을 연결하기 위한 콘택트 스트립 및 상기콘택트 스트립을 생산하기 위한 방법
JP4170862B2 (ja) 2003-09-05 2008-10-22 アルプス電気株式会社 電子回路ユニット
JP4718258B2 (ja) * 2005-07-07 2011-07-06 パナソニック株式会社 基板支持方法及び該方法を利用する部品実装方法
JP4995527B2 (ja) * 2006-09-28 2012-08-08 日本電波工業株式会社 表面実装用の圧電発振器
SG149710A1 (en) * 2007-07-12 2009-02-27 Micron Technology Inc Interconnects for packaged semiconductor devices and methods for manufacturing such devices
US7821346B2 (en) * 2007-08-24 2010-10-26 Cts Corporation Ovenized oscillator
JP4629744B2 (ja) * 2008-02-21 2011-02-09 日本電波工業株式会社 恒温型の水晶発振器
TW200943502A (en) * 2008-04-10 2009-10-16 Taitien Electronics Co Ltd Package device and oscillator device capable of reducing and slowing down the escape of heat energy
CN201263268Y (zh) * 2008-07-08 2009-06-24 广州市天马电讯科技有限公司 适用于表面安装的恒温晶体振荡器
JP4885207B2 (ja) * 2008-12-25 2012-02-29 日本電波工業株式会社 多段型とした恒温型の水晶発振器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650261U (ja) * 1992-01-23 1994-07-08 京セラエルコ株式会社 サーフェスマウント型ポストヘッダコネクタ
JP2000252746A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Kinseki Ltd 表面実装型圧電発振器
JP2001267767A (ja) * 2000-02-10 2001-09-28 Texas Instr Inc <Ti> 電子部品ボード接続ヘッダーおよび組立て方法
JP2003115553A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Toyo Commun Equip Co Ltd 電子部品用パッケージ
JP2006020243A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Epson Toyocom Corp 表面実装用電子部品及びメイン基板ユニット
JP2010177732A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Epson Toyocom Corp 恒温型圧電発振器
JP2010262871A (ja) * 2009-05-09 2010-11-18 Fujitsu Ltd 接続端子および伝送線路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017111020A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社村田製作所 圧電発振装置及びその製造方法
US10707810B2 (en) 2015-12-24 2020-07-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric oscillation device and manufacturing method therefor
US10485130B2 (en) 2017-03-17 2019-11-19 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Surface mount type device and manufacturing method for the same

Also Published As

Publication number Publication date
CN103516324B (zh) 2017-10-03
CN103516324A (zh) 2014-01-15
TWI587767B (zh) 2017-06-11
US20130342980A1 (en) 2013-12-26
US9241418B2 (en) 2016-01-19
JP5984526B2 (ja) 2016-09-06
TW201401953A (zh) 2014-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5984526B2 (ja) 表面実装型デバイス
US8149082B2 (en) Resistor device
US10164417B2 (en) Circuit assembly and electrical junction box
US10090657B2 (en) Circuit assembly, connected busbar structure, and electrical junction box
JP4995527B2 (ja) 表面実装用の圧電発振器
WO2006070722A1 (ja) ノイズフィルタ
JP2001156513A (ja) チップ状アンテナ取付構造
US9942988B2 (en) Circuit board and power supply apparatus
JP4345549B2 (ja) 薄型高安定圧電発振器、及び表面実装型薄型高安定圧電発振器
JP2001196260A (ja) 端子付き電子部品
JP5687992B2 (ja) ヒートシンク
JP2003115564A (ja) 電子回路装置
US20110155450A1 (en) Printed circuit board and electronic apparatus
JP4042471B2 (ja) 圧電発振器
JP3959945B2 (ja) アンテナ付き高周波モジュール
JP2008258495A (ja) 電子部品実装回路基板の放熱構造
JP2007049764A (ja) 表面実装型圧電発振器ユニット
JP2000151262A (ja) 小型アンテナ
JP2006094197A (ja) 圧電発振器の構造
CN215010824U (zh) 线路板组件和电子设备
JP2008136033A (ja) 高安定圧電発振器用導熱トレイ、トレイユニット、プリント基板ユニット、及び高安定圧電発振器
JP2012104627A (ja) プリント基板
US20090174985A1 (en) Ceramic capacitor assembly
JP2002313461A (ja) 基板実装型電源装置
JP2974034B2 (ja) 回路基板及びこれを用いた水晶発振器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5984526

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250