JP2003115553A - 電子部品用パッケージ - Google Patents

電子部品用パッケージ

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JP2003115553A
JP2003115553A JP2001308228A JP2001308228A JP2003115553A JP 2003115553 A JP2003115553 A JP 2003115553A JP 2001308228 A JP2001308228 A JP 2001308228A JP 2001308228 A JP2001308228 A JP 2001308228A JP 2003115553 A JP2003115553 A JP 2003115553A
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JP2001308228A
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Yasuyoshi Suzuki
康義 鈴木
Hiroyuki Ogaki
博之 大垣
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み立て工程が容易な電子部品用パッケージを
提供することを目的としている 【解決手段】上方を開口とする凹陥部を有したベース
と、前記ベースの凹陥部と側面を覆うべく下方を開口と
した箱型のケースとを備え、前記ベースの凹陥部側壁を
構成する環状枠の上面には板状またはピン状の突片が植
設されており、該突片はその一部が前記ベースの側面よ
り外側に位置するよう折り曲げて構成したので、端子の
立ち上がり角度のバラツキが小さく、回路基板の搭載作
業の高効率化に伴い、該電子部品用パッケージを用いた
電子デバイスの生産性を高めることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品用パッケ
ージに関し、特に、容易に組み立てることが可能な電子
部品用パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、電子デバイスは高機能化に伴い、
多数の構成部品を必要とする反面、小型化されて表面実
装に対応したものが数多く世の中に供給されている。例
えば、水晶発振器は、水晶振動子と発振回路とを一つの
パッケージ内に収納した電子デバイスであり、周知のよ
うに電子機器の基準周波数発生源として広く用いられて
いるが、近年、携帯電話等の小型化に伴い、特に小型化
が求められている。図7は従来の小型水晶発振器の構造
を説明する為のものであり、同図(a)はその分解構成
図を、同図(b)は電子デバイスの断面構成図を示した
ものである。
【0003】同図に示すプリント基板100の両主面に
は水晶振動子とこれを発振させる為の発振回路を構成す
る複数の電子部品101が搭載されており、各電子部品
はプリント基板100の主面上に設けられた回路配線に
より電気的に接続され、これにより電子デバイスとして
の回路機能を実現し、更に、プリント基板100の四隅
にはスルーホール102が備えられ、このスルーホール
102を介して外部配線との導通を可能にする。そして
同図に示すモールドベース103は、リードフレームの
一部を包囲するようにモールド樹脂を金型を用いて形成
して構成したものであり、上方を開口とする凹陥部10
4を備えると共に、その外周枠の外側部より突出したリ
ードフレームを上方に向けて立ちあげるよう折り曲げた
リード端子105を備え、更に、外周枠上面からはピン
端子106が複数本上方に向かって立ち並び、モールド
ベース103の最下面には表面実装用の端子107を複
数個設け、この端子107のうち接地用として利用され
るものと前記端子105及び、前記ピン端子106のう
ち接地端子とがモールド内のリードフレームにて導通
し、その他のピン端子106とその他の端子107とが
各機能毎にリードフレームにて導通したものである。
【0004】更に、ケース108は金属製の下方に開口
部を有した箱型をしており、後述するように前記端子1
04との接続部には切欠き部109が形成されている。
そして同図(b)に示すように、電子デバイスの組み立
ては、例えば、プリント基板100の下方側主面上に搭
載した電子部品101をモールドベース103の凹陥部
内に収納し、且つ、ピン端子106をスルーホール10
2に挿入し、プリント基板100をモールドベース10
3の外周枠にて支えるようプリント基板100をモール
ドベース103上に搭載し、更に、スルーホール102
とピン端子106とを半田にて接続すると共に、プリン
ト基板100の端部に設けた接地パターン110と端子
105とを半田にて接続し、これによりプリント基板1
00とモールドベース103とを固定する。その後、こ
れらの上部を全て覆うようケース108を被せると共
に、ケース108の切り欠き部分109と端子105と
が重なるので、ここを半田付けしてケース108と端子
105とを接続し、これによりケースとモールドベース
103とを固定する。
【0005】そして、このような構成の電子部品用パッ
ケージは、プリント基板100の上下主面に電子部品を
搭載するのでプリント基板100の実装面積の有効利用
と共に数多くの電子部品をコンパクトに搭載することが
可能であり、更に、金型成形によって端子平坦度に優れ
た表面実装端子107が得られる。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
のような電子部品用パッケージは、端子105の折れ曲
がり角度が製造時のバラツキによりまちまちである為、
そのバラツキ具合によっては下記のような問題が発生す
る場合があった。即ち、折り曲げ加工精度の誤差等によ
り端子105がモールドベース103の内側よりに傾い
ているとプリント基板100をモールドベース103上
に搭載する際にプリント基板102が端子105の頭部
に当接してプリント基板100を所定の位置に搭載でき
ない場合がある。
【0007】一方、端子105がモールドベース103
の外側に傾いていると、プリント基板100上の接地パ
ターン110と端子105との間に大きな隙間が生じ、
接地パターン110と端子105との半田による導通が
不可能となり、これらを解決する為には、端子105の
立ち上がり角度を検査し、規定外のものについては端子
105の曲げ角度を補正する必要があり、生産効率の低
下を招く原因の一つとなっていた。本発明は電子部品用
パッケージの上記諸問題を解決することにより、組み立
て工程が容易な電子部品用パッケージを提供することを
目的としている。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明に係る請求項1記載の発明は、上方を開口とする
凹陥部を有したベースと、前記ベースの凹陥部と側面と
を覆うべく下方を開口とした箱型のケースとを備え、前
記ベースの凹陥部側壁を構成する環状枠の上面には板状
またはピン状の突片が植設されており、該突片はその一
部が前記ベースの側面より外側に位置するよう折り曲げ
たものであることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上方を開口とする
凹陥部を有したベースと、前記ベースの凹陥部と側面を
覆うべく下方を開口とした箱型のケースとを備え、前記
ベースの側面には板状またはピン状の突片が植設されて
おり、該突片の一部が下方に屈曲したものであることを
特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は請求項1または請求
項2記載の発明に加え、前記ケースの前記突片に対応す
る位置には孔が設けられており、前記ベースに前記ケー
スを被せた際、前記突片の一部が前記ケースの孔にはま
り込むことにより前記ケースの搭載位置が固定されるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、上方を開口とする
凹陥部を有したベースと、前記ベースの凹陥部と側面を
覆うべく下方を開口とした箱型のケースとを備え、前記
ベースの側面から水平方向に板状またはピン状の突片が
植設されており、該突片とケース開口下端部が当接する
ことによりケースの位置決めがなされていることを特徴
とする。
【0011】請求項5記載の発明は、回路基板の一主面
上に搭載された電子部品を覆う為の凹陥部を有したベー
スと、前記回路基板の他の主面上に搭載された電子部品
及び前記ベースの凹陥部を形成する為の環状枠とを覆う
為の凹形状ケースとを備え、前記ベースが前記環状枠の
上面からほぼ垂直に突出した端子を有し、前記ケースの
前記突片に対応する位置の側壁にスリットが設けられて
おり、該スリットと開口下端部との間をケース内側また
は外側に湾曲させた湾曲部に前記突片を挿入することに
より、前記ベースと前記ケースとを固定したことを特徴
とする。
【0012】請求項6記載の発明は、上方を開口とする
凹陥部を有したベースと、前記ベースの凹陥部と側面を
覆うべく下方を開口とした箱型のケースとを備え、該ケ
ースの開口下端部にはケースと一体形成された爪を有し
ており、該爪はケース内方向へ折り曲げられたものであ
り、前記ベース側面の前記爪と対応する位置に溝が設け
られ、前記ケースを前記ベースに被せた際に前記爪が前
記溝にはまり込むことにより該ケースと該ベースとが固
定されることを特徴とする。
【本発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に基づく電
子部品用パッケージを水晶発振器に適用した場合を示す
ものであり、同図(a)は分解構成図を、同図(b)は
組み立て後の水晶発振器の断面構成図を示すものであ
る。同図(a)に示す電子部品用パッケージは、プリン
ト基板1及び、その上下主面上に搭載された電子部品2
を収納する為のモールドベース3とケース4とから構成
されたものである。
【0013】先ず、プリント基板1は、その上下主面上
に水晶振動子とこれを発振させる為の発振回路を構成す
る複数の電子部品2とが配線パターンにより導通接続さ
れ、これにより水晶発振器としての回路機能を実現して
おり、更に、プリント基板1の例えば四隅にスルーホー
ル4を設け、このスルーホール4を介して外部回路との
導出入力を可能にしたものである。モールドベース3
は、リードフレームとその一部を包囲するようにモール
ド樹脂を金型を用いて成形により一体構成したものであ
り、上方を開口とする凹陥部5を備え、この凹陥部5を
構成する環状枠6の上面から突出するよう植設された板
状のリードフレームの中間部からモールドベース3の側
面より外側に位置するよう例えば逆「レ」の字状となる
よう折り曲げて構成した端子7を備え、環状枠6の上方
に突出したピン端子8を植設し、更に、モールドベース
3の最下面には表面実装用端子9が複数設けられてい
る。
【0014】ケース10は、後述するようにプリント基
板1及びモールドベース3を収納する為に、その低部が
開口した金属製の箱型形状(凹陥状)であり、モールド
ベース3にケース10を被せた際に端子7と当接する外
周側壁部11の一部分に切り欠き部12が形成されてい
る。そして図1(b)に示すように電子部品用パッケー
ジを用いてプリント基板1を収納する際は、プリント基
板1の下側主面上に搭載した電子部品2をモールドベー
ス3の凹陥部5内に収納し、且つ、ピン端子8をスルー
ホール4に挿入するようプリント基板1をモールドベー
ス3上に搭載する。
【0015】このような構成の電子部品用パッケージを
用いた電子デバイスは、金型成形されたモールドベース
3を用いているので、端子平坦度に優れた表面実装端子
9が得られ、実装時に端子9が実装ランド上に確実に接
触し、その結果、半田接続不良が発生しない。更に、端
子7が逆「レ」の字状に折り曲げたものであるので、曲
げ角度が規定値以上に広角なものであっても、ケース1
0の側壁部11にて端子7が押し曲げられるのでケース
10をスムーズに所定の位置まで覆い被せることが可能
である。そして、端子7が金型形成されたモールドベー
ス3の環状枠上面よりほぼ垂直の状態で立ち上がるよう
モールド樹脂にて固定されたものであるので、モールド
ベース3の内方向または外方向へ端子7が傾いてしまう
ことが無い。
【0016】図2は本発明に基づく電子部品用パッケー
ジの他の実施例を斜視構成図にて示したものである。
尚、プリント基板1及びケース10については図1に示
すものと構成が等しいのでモールドベースのみの構成を
説明する。同図に示すモールドベース3−2が特徴とす
る点は、主に端子7の形状にある。即ち、モールドベー
ス3−2は、環状枠6の外側面から横(水平)方向へ突
出したリードフレームを下方へ折り曲げるよう加工した
端子7と、環状枠6の上面から上方に向かって突出した
二本の接地端子13を備えたものである。そして、接地
端子13は、プリント基板1に備えた接地パターンAと
半田接続する為のものであり、これによりデバイス回路
の接地接続を強化することができ、これは特に電子デバ
イスが水晶発振器に代表される高周波部品である場合に
有効なシールド効果を得ることができる。
【0017】このようなモールドベース3−2を備えた
電子部品用パッケージは、端子7の折り曲げ角度が加工
時設定角度よりも広角なものであってもケース10を覆
うと同時に端子7がケース10の外側部11に当接して
押し曲げられるのでケース搭載作業を阻害することがな
い。更に、端子13が、モールド樹脂により固定され垂
直に立ち上がったものであるので、加工精度誤差が少な
くモールドベース6の内方向、または外方向へ折れ曲が
りプリント基板1の搭載を阻害するという従来起きてい
た問題も発生しない。
【0018】また、図3は本発明に基づく電子部品用パ
ッケージの他の実施例を示すものであり、同図(a)は
図1で示したモールドベース3に関する他の実施形態
を、同図(b)は図2で示したモールドベース3−2に
関する他の実施形態を、同図(c)はこれらモールドベ
ースにケースを覆ったときのそれぞれ特徴となる部分の
みを示した斜視構成図を示すものである。先ず、同図
(a)に示したモールドベース3−3の特徴は、図1に
示した環状枠の上面に備えられた逆「レ」の字形状に加
工された端子7の先端部を例えば湾曲加工し凸出部14
を形成したところにある。また、同図(b)に示したモ
ールドベース3−4の特徴は、図2に示した環状枠の外
周部に備えられた端子7を例えば湾曲加工し凸出部15
を形成したところにある。
【0019】そしてこれらのような構成のモールドベー
スは、同図(c)に示したようにケース10として凸出
部14または15と当接する側壁部11の部分に孔16
を備えたものを用いることにより、このケース10をモ
ールドベース3−3、3−4に被せた際、凸出部14ま
たは15が孔16にはめ込まれ、ケース10とモールド
ベース3−3、3−4とが半田接続のみの固定の場合と
比較して強固に固定された状態を得ることができる。
【0020】図4は本発明に基づく電子部品用パッケー
ジの他の実施例を示すものであり、同図(a)はモール
ドベースの斜視構成図を、同図(b)は電子デバイスの
断面構成図を示すものである。尚、プリント基板及びケ
ースの構造に付いては、上述した構造とほぼ等しいので
モールドベースのみの構造を説明する。同図(a)に示
すようにモールドベース3−5が特徴とする点は、図2
に示すモールドベース3−2の構造に対して端子7の形
状にある。即ち、端子7は、モールドベースの環状枠外
縁よりリードフレームが所要の長さ水平状態で突出した
ものであり、図(b)に示すようにケース10を当接し
てケース10のストッパーとして機能する。
【0021】図5は、本発明に基づく電子部品用パッケ
ージの他の実施例を示すものであり、同図(a)は、分
解図を同図(b)は該電子部品用パッケージを用いた電
子デバイスの斜視構成図を示したものである。同図
(a)に示すように、電子部品用パッケージは、プリン
ト基板17及び、プリント基板17の上下主面上に搭載
された電子部品18を収納する為、モールドベース19
及びケース20とを備えたものである。先ず、プリント
基板17は、その上下主面上に搭載された電子部品18
と、これらを回路接続する為の回路配線パターンを備
え、更に、基板の四隅に設けられたスルーホール21を
介して回路配線を導出できるように構成されている。更
に、プリント基板17の外周縁には後述するモールドベ
ース19の接地端子22が挿入されるスルーホール23
と、その周辺部に接地パターン24とを備えたものであ
る。
【0022】モールドベース19は、プリント基板17
の下側主面上に搭載された電子部品18を収納する為の
凹陥部25を有し、該凹陥部25を形作る環状枠26の
上面にスルーホール21に挿入されるピン端子27と、
スルーホール23に挿入されるピン形状の接地端子22
とを上方に向けて立ち並べるようリードフレームを加工
し、更に、モールドベース19の最下面には表面実装用
端子28を備えたものである。金属製のケース20は、
プリント基板17及びモールドベース19を覆う為の凹
陥部を有する箱型であり、その側壁部29の開口部付近
に位置する部分を内側へ湾曲加工して凹部30を形成
し、該凹部30の上面は後述するように接地端子22が
刺し込めるよう貫通孔31を設けたものである。尚、こ
の場合、凹部30の外周縁は、この部分以外の側壁部2
9の外周縁よりも長さHだけオフセットされており、こ
の長さHを少なくともプリント基板17の厚み分に設定
することにより、後述するように組み立てた際にプリン
ト基板17の外周縁をも完全にケース20内に収納する
ことができ、更にこれによりケース10は、例えば環状
枠29の全周モールドベース19に当接するので安定し
た搭載姿勢を保つことができる。
【0023】そして、このような電子部品用パッケージ
を用いた電子デバイスの組み立ては、先ず、スルーホー
ル21にピン端子27を挿入し、且つ、スルーホール2
3に接地端子22を挿入するようプリント基板17をモ
ールドベース19に搭載し、その後、先のスルーホール
21とピン端子27とを半田接続し、図4(b)に示す
ように孔31に接地端子22が挿入されるようケース2
0をプリント基板17上及びモールドベース19上に搭
載し、更にその後、凹部30に半田を充填することによ
りケース20と接地端子22と接地パターン24とを接
地し、ケース20をモールドベース19に固定する。そ
してこのような構成の電子部品用パッケージは、ケース
20と接地端子22との間を容易、且つ、確実に半田付
けすることが可能であるので、効率良く電子デバイスを
組み立てることが可能である。
【0024】図6は本発明に基づく電子部品用パッケー
ジの他の実施例を示す分解斜視構成図である。尚、同図
に示すモールドベース3−6上にはプリント基板17が
搭載されていおり、搭載方法は図5を用いて説明したも
のと同じであるので説明を省略する。同図に示す電子部
品用パッケージが特徴する点は、ケース20の開口部に
ケース20と一体構成され内側方向へ突出するよう折り
曲げられた爪32を少なくとも2箇所設け、更に、モー
ルドベース3−6の側面にはケース20にてモールドベ
ース3−6を覆った際に、爪32がはまり込むよう溝3
3が設けられており、溝33の内部には接地端子と導通
したリードフレーム34を露出するよう構成したところ
にある。尚、爪32とリードフレーム34とは半田にて
固定され、これによりケース20はリードフレーム34
を介して接地端子と導通する。そしてこのような構成の
電子部品用パッケージであってもプリント基板17の搭
載及びケース20の搭載が容易であるので安定した生産
効率が得られる。
【発明の効果】以上説明したように本発明に基づく電子
部品用パッケージは、上方を開口とする凹陥部を有した
ベースと、前記ベースの凹陥部と側面を覆うべく下方を
開口とした箱型のケースとを備え、前記ベースの凹陥部
側壁を構成する環状枠の上面には板状またはピン状の突
片が植設されており、該突片はその一部が前記ベースの
側面より外側に位置するよう折り曲げて構成したので、
端子の立ち上がり角度のバラツキが小さく、回路基板の
搭載作業の高効率化に伴い、該電子部品用パッケージを
用いた電子デバイスの生産性を高めることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に基づく電子部品用パッケージの
一実施例を用いた電子デバイスの分解構成図を示すもの
である。 (b)本発明に基づく電子部品用パッケージの一実施例
を用いた電子デバイスの断面構成図を示すものである。
【図2】本発明に基づく電子部品用パッケージに於ける
モールドベースの他の実施例を示すものである
【図3】(a)本発明に基づく電子部品用パッケージに
於けるモールドベースの他の実施例を示すものである (b)本発明に基づく電子部品用パッケージに於けるモ
ールドベースの他の実施例を示すものである (c)同図(a)(b)のモールドベースにケースをは
め込んだ状態のモールドベースとケースとの接合部を説
明する為のものである。
【図4】(a)本発明に基づく電子部品用パッケージに
於けるモールドベースの他の実施例を示すものである (b)本発明に基づく電子部品用パッケージを用いた電
子デバイスの断面構成図を示すものである。
【図5】(a)本発明に基づく電子部品用パッケージの
他の実施例を用いた電子デバイスの分解構成図を示すも
のである。 (b)本発明に基づく電子部品用パッケージの他の実施
例を用いた電子デバイスのケースとモールドベースとの
接合部を説明する為の断面構成図を示すものである。
【図6】本発明に基づく電子部品用パッケージの他の実
施例を用いた電子デバイスの分解構成図を示すものであ
る。
【図7】(a)従来の電子部品用パッケージを用いた電
子デバイスの分解構成図を示すものである。 (b)従来の電子部品用パッケージを用いた電子デバイ
スの断面構成図を示すものである。
【符号の説明】
1プリント基板、2電子部品、3、3−2、3−3、3
−4、3−5モールドベース、4スルーホール、5凹陥
部、6環状枠、7端子、8ピン端子、9実装端子、10
ケース、11側壁部、12切り欠き部、13接地端子、
14、15凸出部、16孔、17プリント基板、18電
子部品、19モールドベース、20ケース、21スルー
ホール、22接地端子、23スルーホール、24接地パ
ターン、25凹陥部、26環状枠、27ピン端子、28
実装端子、29側壁部、30凹部、31貫通孔、32
爪、33溝、34リードフレーム、100プリント基
板、101電子部品、102スルーホール、103モー
ルドベース、104凹陥部、105リード端子、106
ピン端子、107実装端子、108ケース、109切り
欠き部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方を開口とする凹陥部を有したベース
    と、前記ベースの凹陥部と側面とを覆うべく下方を開口
    とした箱型のケースとを備え、前記ベースの凹陥部側壁
    を構成する環状枠の上面には板状またはピン状の突片が
    植設されており、該突片はその一部が前記ベースの側面
    より外側に位置するよう折り曲げたものであることを特
    徴とする電子部品用パッケージ。
  2. 【請求項2】上方を開口とする凹陥部を有したベース
    と、前記ベースの凹陥部と側面を覆うべく下方を開口と
    した箱型のケースとを備え、前記ベースの側面には板状
    またはピン状の突片が植設されており、該突片の一部が
    下方に屈曲したものであることを特徴とする電子部品用
    パッケージ。
  3. 【請求項3】前記ケースの前記突片に対応する位置には
    孔が設けられており、前記ベースに前記ケースを被せた
    際、前記突片の一部が前記ケースの孔にはまり込むこと
    により前記ケースの搭載位置が固定されることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の電子部品用パッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】上方を開口とする凹陥部を有したベース
    と、前記ベースの凹陥部と側面を覆うべく下方を開口と
    した箱型のケースとを備え、前記ベースの側面から水平
    方向に板状またはピン状の突片が植設されており、該突
    片とケース開口下端部が当接することによりケースの位
    置決めがなされていることを特徴とする電子部品用パッ
    ケージ。
  5. 【請求項5】回路基板の一主面上に搭載された電子部品
    を覆う為の凹陥部を有したベースと、前記回路基板の他
    の主面上に搭載された電子部品及び前記ベースの凹陥部
    を形成する為の環状枠とを覆う為の凹形状ケースとを備
    え、前記ベースが前記環状枠の上面からほぼ垂直に突出
    した端子を有し、前記ケースの前記突片に対応する位置
    の側壁にスリットが設けられており、該スリットと開口
    下端部との間をケース内側または外側に湾曲させた湾曲
    部に前記突片を挿入することにより、前記ベースと前記
    ケースとを固定したことを特徴とする電子部品用パッケ
    ージ。
  6. 【請求項6】上方を開口とする凹陥部を有したベース
    と、前記ベースの凹陥部と側面を覆うべく下方を開口と
    した箱型のケースとを備え、該ケースの開口下端部には
    ケースと一体形成された爪を有しており、該爪はケース
    内方向へ折り曲げられたものであり、前記ベース側面の
    前記爪と対応する位置に溝が設けられ、前記ケースを前
    記ベースに被せた際に前記爪が前記溝にはまり込むこと
    により該ケースと該ベースとが固定されることを特徴と
    する電子部品用パッケージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014003553A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装型デバイス

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